「語学留学に行ってみたいけれど、全部でいくら必要なのだろう」
「1週間と1ヶ月では、費用や得られる経験がどれくらい違うのだろう」
語学留学を検討するとき、最初に気になるのが費用ではないでしょうか。
語学学校の公式サイトに掲載されている授業料だけを見ても、留学に必要な総額は分かりません。
実際には、入学金、教材費、滞在費、航空券、海外保険、ビザ、食費、交通費、通信費なども必要です。
結論からいうと、語学留学の費用は1週間なら約20万〜45万円、1ヶ月なら約40万〜90万円、半年なら約150万〜400万円が大まかな目安です。
ただし、同じ留学期間でも、国、都市、語学学校、授業時間、滞在方法、渡航時期によって総額は大きく変わります。
この記事では、語学留学にかかる費用を1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年の期間別に解説します。
学費や滞在費などの内訳も紹介するため、自分に必要な予算を具体的に考えられるようになります。
この記事で分かること
- 語学留学に必要な期間別の費用目安
- 授業料や滞在費などの費用内訳
- 見積もり以外に発生しやすい追加費用
- 1週間から1年までの留学期間の違い
- 自分に必要な留学予算を考える方法
費用を確認するときの注意点
この記事で紹介する金額は、2026年8月時点の一般的な語学留学を想定した概算です。
航空券、為替レート、学校の料金改定、滞在する都市、生活スタイルによって実際の費用は変わります。
具体的な予算を決めるときは、同じ国、期間、授業数、滞在条件で複数の見積もりを比較してください。
語学留学の費用はいくら?期間別の総額を比較
語学留学の費用は、短期なら数十万円、半年以上の長期留学では数百万円になるのが一般的です。
ただし、インターネット上に掲載されている金額には、航空券や海外保険が含まれていないことがあります。
語学学校へ支払う金額ではなく、渡航から帰国までに必要な総額で考えることが重要です。
まずは、期間別の費用目安と金額が変わる理由を確認しましょう。
語学留学の期間別費用一覧
語学留学に必要な総額は、留学期間が長くなるほど高くなります。
一方で、航空券やビザ申請などの固定費は、留学期間を延ばしても同じように増えるわけではありません。
そのため、1週間留学は総額を抑えやすいものの、1日あたりの費用は高くなる傾向があります。
以下は、語学学校の授業料、滞在費、航空券、海外保険、生活費などを含めた費用目安です。
| 留学期間 | 学校・滞在費 | 渡航・生活関連費 | 総額目安 |
|---|---|---|---|
| 1週間 | 約8万〜20万円 | 約12万〜25万円 | 約20万〜45万円 |
| 2週間 | 約15万〜30万円 | 約15万〜30万円 | 約30万〜60万円 |
| 1ヶ月 | 約25万〜55万円 | 約15万〜35万円 | 約40万〜90万円 |
| 3ヶ月 | 約60万〜140万円 | 約30万〜80万円 | 約90万〜220万円 |
| 半年 | 約100万〜250万円 | 約50万〜150万円 | 約150万〜400万円 |
| 1年 | 約180万〜480万円 | 約100万〜320万円 | 約280万〜800万円以上 |
費用の下限は、フィリピンなどの比較的費用を抑えやすい国や、地方都市、相部屋を選んだケースを含みます。
上限は、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの大都市で、個室や授業数の多いコースを選んだケースを想定しています。
同じ1ヶ月留学でも、国や都市が変われば数十万円の差が出る可能性があります。
タカリンの実感
僕はオーストラリアのシドニーへ3ヶ月間留学しました。
実際に現地で生活して感じたのは、語学学校の授業料だけで留学予算を判断してはいけないということです。
毎日の交通費や食費、友人との外出費など、少額の支出も3ヶ月積み重なると大きな金額になります。
日本学生支援機構では、留学費用を学費、生活費、渡航関係費に分けて調べることを案内しています。
語学学校の見積もりを見るときも、この3つがすべて含まれているかを確認しましょう。
参考資料:日本学生支援機構「はじめての留学」
自分に合う語学学校や留学プランを比較したい方は、語学留学エージェントおすすめ12社の比較も参考にしてください。
語学留学の費用が大きく変わる理由
語学留学の費用が大きく変わる主な理由は、国、都市、学校、授業数、滞在方法、渡航時期が人によって異なるためです。
たとえば、同じ国でも中心部と郊外では家賃や交通費が異なります。
同じ語学学校でも、一般英語コースと集中英語コースでは、1週間あたりの授業料が変わります。
留学期間だけを見て費用を比較するのではなく、見積もりの条件をそろえることが大切です。
- 留学する国と都市
- 語学学校と受講するコース
- 1週間あたりの授業時間
- ホームステイや学生寮などの滞在方法
- 個室または相部屋
- 食事が料金に含まれているか
- 渡航する季節と航空券の価格
- ビザや電子渡航認証の有無
- 為替レートと現地の物価
特に注意したいのが、授業数と滞在条件です。
料金が安いプランでも、授業時間が少なかったり、滞在先の食事が付いていなかったりすることがあります。
反対に、料金が高く見えるプランでも、教材費、空港送迎、食事、現地サポートまで含まれている場合があります。
留学エージェントの手数料が無料でも、授業料、滞在費、航空券、海外保険などは別に必要です。
見積もりを受け取ったら、「含まれる費用」と「自分で支払う費用」を分けて確認してください。
留学エージェントの料金の仕組みは、留学エージェントの手数料と追加費用で詳しく解説しています。
語学留学にかかる費用の内訳
語学留学の費用は、学校関連費、滞在費、生活費、渡航前費用、追加費用に分けると整理しやすくなります。
総額だけを見ていると、どこにお金がかかっているのか分からず、適切な節約方法も判断できません。
削減しやすい費用と、安全のために削りすぎない方がよい費用を分けて考えましょう。
ここでは、語学留学で発生する代表的な費用を項目別に解説します。
語学学校の授業料・入学金・教材費
語学学校へ支払う費用には、授業料だけでなく、入学金、教材費、設備費などが含まれます。
授業料は、留学する国、語学学校、コース、授業数、受講期間によって変わります。
一般英語コースよりも、IELTS対策、ビジネス英語、マンツーマンレッスンなどの専門コースの方が高くなることがあります。
| 費用項目 | 主な内容 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| 授業料 | 語学学校のレッスン代 | 週の授業数と1授業の長さ |
| 入学金 | 学校へ登録するための費用 | 初回のみ必要か確認する |
| 教材費 | 教科書やオンライン教材 | 授業料に含まれるか確認する |
| 設備費 | 校内設備やWi-Fiなど | 別途請求されるか確認する |
| 試験費用 | IELTSなどの受験料 | 希望者のみか必須か確認する |
語学学校を比較するときは、授業料の総額だけを見るのではなく、授業1時間あたりの料金も確認しましょう。
たとえば、週15時間の学校と週25時間の学校では、同じ4週間でも受けられる授業量が異なります。
料金が安くても授業時間が少なければ、留学目的に合わない可能性があります。
一方で、授業数を増やしすぎると、復習や現地交流の時間がなくなることもあります。
学校選びのポイント
英語を話す機会を増やしたい方は、授業料だけでなく、クラスの人数や会話練習の割合も確認しましょう。
グループ授業では、クラスの人数が多いほど一人あたりの発話時間が短くなる可能性があります。
ホームステイ・学生寮・シェアハウスの滞在費
語学留学の滞在費は、学費と並んで総額に大きく影響する項目です。
主な滞在方法には、ホームステイ、学生寮、シェアハウスがあります。
短期留学では、食事や生活サポートが付いたホームステイを選びやすく、長期留学では、生活に慣れてからシェアハウスへ移る方法もあります。
| 滞在方法 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| ホームステイ | 現地家庭で生活できる | 食事回数や通学時間を確認する |
| 学生寮 | 留学生と交流しやすい | 光熱費や食事の有無を確認する |
| シェアハウス | 長期滞在では費用を抑えやすい | 保証金や契約条件を確認する |
ホームステイでは、朝食と夕食が料金に含まれる場合があります。
食事付きなら自炊の負担を減らせますが、平日の昼食や休日の食事が含まれないこともあります。
学生寮は学校に近いことがある一方で、個室か相部屋かによって料金が変わります。
シェアハウスは月々の家賃を抑えられる可能性がありますが、入居時に保証金、前払い家賃、生活用品の購入費が必要です。
滞在先が学校から遠い場合、毎日の交通費だけでなく、通学時間も増えます。
費用を抑えるために郊外を選ぶ場合は、家賃と交通費の合計を計算してください。
食費・交通費・通信費などの生活費
現地生活に必要な費用には、食費、交通費、通信費、日用品、交際費、観光費などがあります。
短期留学では生活費の総額は抑えやすいものの、外食や観光の回数が多くなりやすいです。
半年や1年の留学では、毎月の小さな支出が積み重なるため、1ヶ月単位で予算を管理する必要があります。
現地生活で発生する主な費用
- スーパーで購入する食料品
- レストランやカフェでの外食費
- 電車やバスなどの交通費
- スマートフォンやeSIMの通信費
- 洗剤やシャンプーなどの日用品
- 友人との外出やアクティビティ代
- 週末旅行や観光にかかる費用
生活費を抑えたい場合は、外食を減らして自炊を増やす方法が効果的です。
ただし、現地の友人との交流や観光をすべて我慢すると、留学で得られる経験が少なくなる可能性があります。
生活費と娯楽費を最初から分け、無理なく使える金額を決めておきましょう。
たとえば、1週間ごとの上限を設定すると、使いすぎに早く気づけます。
通信費については、日本の携帯電話会社の海外ローミング、現地SIM、eSIMなどを比較できます。
短期留学では渡航前に設定できるeSIMが便利ですが、長期留学では現地の月額プランが安くなる場合もあります。
詳しい選び方は、留学におすすめのeSIMとSIMカードの比較を参考にしてください。
航空券・ビザ・海外保険などの渡航前費用
語学留学では、出発前にも航空券、パスポート、ビザ、海外保険などの費用が発生します。
特に短期留学は、総額に占める航空券の割合が大きくなりやすいです。
学校の見積もりが安くても、渡航前費用を加えると予算を超えることがあるため、早い段階で確認しましょう。
| 費用項目 | 主な内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 航空券 | 日本と留学先の往復運賃 | 繁忙期や荷物料金を確認する |
| パスポート | 新規発行や更新の手数料 | 必要な残存有効期間を確認する |
| ビザ | 学生ビザや渡航認証の申請費 | 国と留学期間で条件が異なる |
| 海外保険 | 病気、けが、盗難などへの備え | 学校指定の条件も確認する |
| 健康関連 | 健康診断や予防接種 | 学校やビザの要件を確認する |
| 空港送迎 | 空港から滞在先までの移動 | 深夜到着の追加料金に注意する |
ビザや電子渡航認証の条件は、渡航先と滞在期間によって異なります。
たとえば、短期の語学留学では学生ビザが不要でも、事前の電子渡航認証が必要になる国があります。
古いブログ記事だけで判断せず、渡航先の大使館や政府機関の最新情報を確認してください。
参考資料:外務省 海外安全ホームページ「査証(ビザ)について」
海外では、病気やけがによる医療費だけでなく、携行品の盗難や他人への賠償が発生する可能性もあります。
クレジットカード付帯保険には、適用条件や補償期間が設けられていることがあるため、長期留学では別の留学保険も比較しましょう。
参考資料:日本学生支援機構「お金の管理」
留学保険の補償内容や選び方は、留学保険は必要かを解説した記事で詳しく紹介しています。
見積もりに含まれない追加費用
語学留学で予算オーバーが起きやすい原因は、見積もりに含まれない追加費用を確認していないことです。
留学エージェントから提示された金額には、学校関連費と滞在費だけが含まれ、航空券、海外保険、食費などは含まれていない場合があります。
見積もりの合計金額だけでなく、項目ごとの内訳を確認してください。
- 教材の追加購入費
- 滞在先の保証金や清掃費
- ホームステイの手配料
- 空港送迎や深夜到着の追加料金
- ビザ申請の代行費用
- 現地で支払う登録料
- アクティビティや学校行事の参加費
- 航空会社の受託手荷物料金
- 海外送金やクレジットカードの手数料
- 帰国前後のホテルや交通費
フィリピン留学では、寮費や食事がパッケージ料金に含まれる学校があります。
一方で、現地で教材費、光熱費、ビザ延長費、学生証発行費などを支払う場合があります。
欧米の語学留学でも、滞在先の保証金や教材費が現地払いになることがあります。
予備費も準備する
留学費用を計算するときは、見積もった総額とは別に予備費を用意しておきましょう。
目安として、短期留学では5万〜10万円、長期留学では総予算の10%程度を確保すると、急な出費に対応しやすくなります。
ただし、必要な金額は渡航先や生活スタイルによって異なります。
追加費用を把握するには、留学エージェントへ「この見積もり以外に日本と現地で支払う費用はありますか」と質問するのが効果的です。
自分で海外の学校へ送金する場合は、送金手数料だけでなく、為替レートと受取額も確認しましょう。
留学中のお金の送り方は、留学におすすめの海外送金サービスでも解説しています。
語学留学の費用を期間別に解説
語学留学は、1週間から1年まで幅広い期間から選べます。
必要な費用だけでなく、留学の目的や帰国後に得たい変化によって、適した期間は異なります。
短期間だから意味がないわけではなく、長期間なら自動的に英語を話せるようになるわけでもありません。
ここでは、それぞれの費用目安と向いている人、予算を考えるときの注意点を解説します。
語学留学の1週間の費用
1週間の語学留学に必要な総額は、約20万〜45万円が目安です。
内訳は、授業料と滞在費が約8万〜20万円、航空券、海外保険、食費などが約12万〜25万円です。
フィリピンやアジア圏では費用を抑えやすく、欧米やオセアニアでは航空券と滞在費が高くなる傾向があります。
| 費用項目 | 1週間の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約4万〜10万円 |
| 滞在費 | 約4万〜10万円 |
| 航空券 | 約5万〜20万円 |
| 海外保険 | 約5,000円〜2万円 |
| 食費・交通費・通信費 | 約2万〜5万円 |
| 総額 | 約20万〜45万円 |
1週間留学は、長期休暇を取りにくい社会人や、海外生活を初めて体験する大学生に向いています。
英語力を大幅に伸ばすには短い期間ですが、英語を話すことへの抵抗を減らしたり、将来の長期留学の下見をしたりする目的には活用できます。
到着日と帰国日を除くと、実際に授業を受けられる日数は5日前後になる場合があります。
そのため、現地でゼロから英語を勉強するのではなく、渡航前に自己紹介や質問フレーズを練習しておくことが重要です。
語学留学の2週間の費用
2週間の語学留学に必要な総額は、約30万〜60万円が目安です。
授業料と滞在費は1週間留学より増えますが、往復航空券の料金は基本的に2倍にはなりません。
そのため、1週間よりも1日あたりの留学費用を抑えやすく、短期留学の中では授業と現地生活の両方を経験しやすい期間です。
| 費用項目 | 2週間の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約8万〜16万円 |
| 滞在費 | 約7万〜14万円 |
| 航空券 | 約5万〜20万円 |
| 海外保険 | 約1万〜3万円 |
| 食費・交通費・通信費 | 約3万〜7万円 |
| 総額 | 約30万〜60万円 |
2週間あれば、最初の数日で学校や滞在先に慣れ、2週目から積極的に会話へ参加しやすくなります。
週末を1回以上過ごせるため、現地の観光や友人との交流も経験できます。
一方で、到着後に時差や環境の変化で体調を崩すと、授業を受けられる日数が少なくなる可能性があります。
渡航直前に予定を詰め込みすぎず、睡眠や体調管理にも気を配りましょう。
社会人の短期留学を検討している方は、短期留学エージェントおすすめ10社の比較も参考にしてください。
語学留学の1ヶ月の費用
1ヶ月の語学留学に必要な総額は、約40万〜90万円が目安です。
授業料と滞在費が約25万〜55万円、航空券や海外保険、生活費が約15万〜35万円かかります。
夏休みや春休みを利用する大学生、長期休暇や休職制度を利用する社会人が選びやすい期間です。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約12万〜30万円 |
| 滞在費 | 約13万〜25万円 |
| 航空券 | 約5万〜20万円 |
| 海外保険 | 約2万〜5万円 |
| 食費・交通費・通信費 | 約7万〜15万円 |
| 総額 | 約40万〜90万円 |
1ヶ月留学では、学校生活に慣れ、クラスメートとの関係を築く時間を確保できます。
毎日英語を聞いて話す環境に入ることで、英語への抵抗が減りやすくなるでしょう。
ただし、1ヶ月間海外にいるだけで、自然に英語を話せるようになるわけではありません。
授業後も日本人だけで過ごしていると、英語を使う時間が少なくなります。
ホームステイ先で会話する、学校のアクティビティに参加する、英語で買い物をするなど、毎日一つ行動目標を決めることが大切です。
1ヶ月留学を充実させるコツ
渡航前にオンライン英会話で自己紹介や質問の練習をしておくと、現地で会話を始めやすくなります。
現地の授業で初めて英語を話すのではなく、出発前から英語を口に出す習慣を作っておきましょう。
語学留学の3ヶ月の費用
3ヶ月の語学留学に必要な総額は、約90万〜220万円が目安です。
授業料と滞在費が約60万〜140万円、航空券、海外保険、生活費などが約30万〜80万円かかります。
国や都市による費用差が大きくなり、欧米の大都市で個室を選ぶと200万円を超える可能性があります。
| 費用項目 | 3ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約30万〜75万円 |
| 滞在費 | 約30万〜65万円 |
| 航空券 | 約5万〜20万円 |
| 海外保険 | 約5万〜12万円 |
| 食費・交通費・通信費 | 約20万〜50万円 |
| 総額 | 約90万〜220万円 |
3ヶ月留学では、最初の1ヶ月で学校や生活に慣れ、2ヶ月目以降から英語を使った交流を広げやすくなります。
短期留学よりも失敗と改善を繰り返せるため、「聞き取れなかった表現を復習し、翌日に使う」といった学習が可能です。
僕自身もシドニーへ3ヶ月留学し、授業以外の場面で英語を使う重要性を感じました。
最初からすべて聞き取れたわけではありませんが、分からないときに聞き返したり、自分から話しかけたりする経験を積めたことは、その後の英語学習にもつながっています。
半年の語学留学にかかる費用
半年の語学留学に必要な総額は、約150万〜400万円が目安です。
授業料と滞在費が約100万〜250万円、航空券、ビザ、海外保険、生活費などが約50万〜150万円かかります。
半年留学では、短期留学よりも毎月の家賃や生活費が総額へ大きく影響します。
| 費用項目 | 半年の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約50万〜140万円 |
| 滞在費 | 約50万〜110万円 |
| 航空券 | 約5万〜25万円 |
| ビザ・海外保険 | 約10万〜35万円 |
| 食費・交通費・通信費 | 約35万〜90万円 |
| 総額 | 約150万〜400万円 |
半年間ホームステイや学生寮を利用すると、滞在費が高くなることがあります。
最初の1ヶ月だけホームステイを利用し、現地生活に慣れてからシェアハウスへ移る方法も選択肢です。
ただし、シェアハウスを探すときは、家賃だけでなく保証金、最低契約期間、光熱費、家具、学校までの交通費を確認しましょう。
学生ビザで働ける国でも、アルバイトがすぐに見つかるとは限りません。
英語力、職歴、地域、時期によって仕事の見つけやすさが変わるため、現地収入がなくても数ヶ月生活できる資金を準備することが大切です。
長期留学を計画するときは、入学直前ではなく、余裕を持って情報収集を始めましょう。
日本学生支援機構では、語学留学でも約半年前から準備を始めることを勧めています。
1年の語学留学にかかる費用
1年の語学留学に必要な総額は、約280万〜800万円以上が目安です。
授業料と滞在費が約180万〜480万円、航空券、ビザ、海外保険、生活費などが約100万〜320万円かかります。
大都市の語学学校へ1年間通い、個室で生活する場合は、800万円を超える可能性もあります。
| 費用項目 | 1年の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約90万〜270万円 |
| 滞在費 | 約90万〜210万円 |
| 航空券 | 約5万〜30万円 |
| ビザ・海外保険 | 約20万〜60万円 |
| 食費・交通費・通信費 | 約75万〜230万円 |
| 総額 | 約280万〜800万円以上 |
1年間留学する場合は、最初から最後まで同じ語学コースへ通う必要があるかも考えましょう。
前半は一般英語、後半はIELTSやビジネス英語へ変更する方法があります。
語学学校で基礎力を身につけた後、専門学校、インターンシップ、ワーキングホリデーなどへ移行する選択肢もあります。
また、留学中の費用だけでなく、日本で発生する税金、保険、年金、住居費、荷物の保管費も確認が必要です。
社会人が退職して留学する場合は、帰国後の就職活動費や生活費も別に残しておきましょう。
1年間の留学費用をすべて使い切る予算では、急な帰国や学校変更に対応できません。
1年留学で準備したい資金
語学学校から提示された留学費用とは別に、緊急時の帰国費用と帰国後の生活費を確保しておきましょう。
現地で働く予定があっても、アルバイト収入を最初から満額で予算へ組み込まない方が安全です。
期間ごとの費用を確認したら、次は候補となる国と語学学校を2〜3つに絞りましょう。
同じ条件で複数の見積もりを取ると、授業料、滞在費、サポート費の違いを判断しやすくなります。
オーストラリアを検討している方は、オーストラリア留学の1ヶ月・3ヶ月・半年・1年の費用も参考にしてください。
語学留学の費用を国別に比較
語学留学の費用は、同じ期間でも国によって大きく異なります。
授業料だけでなく、滞在費、航空券、現地の物価、ビザ、海外保険まで含めて比較することが重要です。
1ヶ月の費用を抑えやすいのはフィリピンやマルタですが、英語環境や授業形式、渡航目的も異なります。
まずは、主要8カ国の語学留学費用を同じ条件で比較しましょう。
| 国 | 1ヶ月の総額目安 | 3ヶ月の総額目安 | 費用の特徴 |
|---|---|---|---|
| アメリカ | 約55万〜100万円 | 約120万〜250万円 | 学費・滞在費ともに高め |
| カナダ | 約45万〜85万円 | 約100万〜200万円 | 都市による家賃差が大きい |
| オーストラリア | 約40万〜80万円 | 約100万〜180万円 | 都市と滞在方法で調整しやすい |
| ニュージーランド | 約40万〜75万円 | 約90万〜170万円 | 地方都市も検討しやすい |
| イギリス | 約50万〜95万円 | 約120万〜230万円 | ロンドンは生活費が高い |
| アイルランド | 約45万〜85万円 | 約100万〜200万円 | 家賃と滞在先の確保に注意 |
| マルタ | 約35万〜70万円 | 約80万〜160万円 | 欧州圏では比較的抑えやすい |
| フィリピン | 約25万〜50万円 | 約60万〜120万円 | 授業・寮・食事込みが多い |
上記は、一般英語コース、滞在費、往復航空券、海外保険、食費、交通費などを含めた概算です。
航空券の予約時期、為替レート、学校のコース、個室または相部屋によって実際の費用は変わります。
複数の国で迷っている場合は、留学期間と滞在方法をそろえて見積もりを比較してください。
アメリカの語学留学費用
アメリカの語学留学費用は、1ヶ月で約55万〜100万円、3ヶ月で約120万〜250万円が目安です。
ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市は、語学学校の選択肢が多い一方で、家賃や外食費が高くなりやすいです。
費用を抑えたい場合は、南部、中西部、郊外にある語学学校も比較しましょう。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約18万〜40万円 |
| 滞在費 | 約15万〜30万円 |
| 航空券 | 約10万〜25万円 |
| 保険・生活費・交通費 | 約12万〜25万円 |
| 総額 | 約55万〜100万円 |
アメリカ留学は、北米英語に触れながら、さまざまな文化や価値観を経験したい方に向いています。
ただし、料金が安い学校でも、滞在先が遠ければ交通費と通学時間が増える可能性があります。
語学学校を比較するときは、授業料だけでなく、滞在先から学校までの距離も確認してください。
アメリカ国務省の留学情報では、英語プログラムの予算に授業料、各種手数料、生活費を含め、申し込み前にプログラム全体の費用を確認するよう案内しています。
参考資料:EducationUSA「English Language」
カナダの語学留学費用
カナダの語学留学費用は、1ヶ月で約45万〜85万円、3ヶ月で約100万〜200万円が目安です。
バンクーバーやトロントは語学学校が多く、多国籍な環境で北米英語を学べます。
一方で、人気都市は家賃が高くなりやすいため、ビクトリア、カルガリー、モントリオールなども候補に入れると費用を調整しやすくなります。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約14万〜28万円 |
| 滞在費 | 約12万〜25万円 |
| 航空券 | 約8万〜20万円 |
| 保険・生活費・交通費 | 約11万〜20万円 |
| 総額 | 約45万〜85万円 |
カナダ政府の留学情報では、住居費は月500〜2,000カナダドル、食料品は月240〜480カナダドルなど、都市や生活スタイルによって費用に幅があると案内しています。
特に住居費の差が大きいため、ホームステイ、学生寮、シェアハウスを同じ条件で比較しましょう。
参考資料:Government of Canada EduCanada「Prepare your budget to study in Canada」
カナダとオーストラリアで迷っている方は、オーストラリア留学とカナダ留学の違いを比較した記事も参考にしてください。
オーストラリアの語学留学費用
オーストラリアの語学留学費用は、1ヶ月で約40万〜80万円、3ヶ月で約100万〜180万円が目安です。
シドニーやメルボルンは語学学校や仕事の選択肢が多い一方で、家賃や外食費が高くなりやすいです。
ブリスベン、アデレード、パースなども比較すると、希望する生活環境に近い都市を見つけやすくなります。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約13万〜27万円 |
| 滞在費 | 約12万〜25万円 |
| 航空券 | 約8万〜18万円 |
| 保険・生活費・交通費 | 約7万〜18万円 |
| 総額 | 約40万〜80万円 |
僕はオーストラリアのシドニーへ3ヶ月間留学しました。
シドニーは交通機関や学校が充実していましたが、食費や交通費などの小さな支出も積み重なりました。
学校の授業料だけで判断せず、毎日の通学費や友人との外出費も予算に入れておくことが大切です。
タカリンの体験談
留学前は授業料や航空券などの大きな金額に目が向きやすいです。
しかし、現地では昼食、飲み物、交通費、週末の外出など、小さな出費が続きます。
生活費を1ヶ月単位だけでなく、1週間単位でも管理すると使いすぎに気づきやすくなります。
オーストラリア政府の留学情報でも、生活費は滞在方法、交通手段、生活スタイルによって変わるため、専用の計算ツールで確認するよう案内しています。
参考資料:Australian Government Study Australia「Living and education costs」
オーストラリアの学校やサポートを比較したい方は、オーストラリア留学エージェントのおすすめ比較も確認してみてください。
ニュージーランドの語学留学費用
ニュージーランドの語学留学費用は、1ヶ月で約40万〜75万円、3ヶ月で約90万〜170万円が目安です。
オークランドは学校や生活サービスが充実していますが、家賃が高くなる可能性があります。
クライストチャーチ、ウェリントン、クイーンズタウンなども比較すると、都市の規模や自然環境を含めて選びやすくなります。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約13万〜25万円 |
| 滞在費 | 約10万〜20万円 |
| 航空券 | 約8万〜18万円 |
| 保険・生活費・交通費 | 約9万〜17万円 |
| 総額 | 約40万〜75万円 |
ニュージーランドは、落ち着いた環境で英語学習と自然の両方を楽しみたい方に向いています。
ただし、地方都市は学校や公共交通機関の選択肢が限られる場合があります。
費用が安いという理由だけで都市を決めず、語学学校のコース、滞在先、通学方法まで確認してください。
ニュージーランドの学生ビザでは、英語コースなどへ通う場合、1年以上なら年間2万ニュージーランドドル、1年未満なら月1,667ニュージーランドドルの生活資金が基準として示されています。
実際の生活費は都市や生活スタイルで変わるため、必要最低額ではなく余裕を持った資金計画が必要です。
参考資料:Immigration New Zealand「Student fund requirements」
イギリスの語学留学費用
イギリスの語学留学費用は、1ヶ月で約50万〜95万円、3ヶ月で約120万〜230万円が目安です。
ロンドンには語学学校や文化施設が多い一方で、滞在費や交通費が高くなりやすいです。
費用を抑えたい場合は、マンチェスター、リバプール、リーズ、ブライトン、ボーンマスなども比較しましょう。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約15万〜32万円 |
| 滞在費 | 約13万〜28万円 |
| 航空券 | 約10万〜22万円 |
| 保険・生活費・交通費 | 約12万〜23万円 |
| 総額 | 約50万〜95万円 |
イギリスは、イギリス英語や歴史、文化に興味がある方に向いています。
学校によっては、一般英語だけでなく、IELTS対策やビジネス英語などのコースも選べます。
ただし、専門コースは一般英語コースより授業料が高くなる場合があるため、受講目的を明確にしましょう。
イギリスのStudent visaでは、授業料とは別に、ロンドンなら月1,529ポンド、ロンドン以外なら月1,171ポンドの生活資金が基準として示されています。
ビザの種類や必要資金は留学期間とコースによって異なるため、申し込み前に最新条件を確認してください。
参考資料:GOV.UK「Student visa: Money you need」
ビザ申請の準備時期が分からない方は、留学ビザを申請する時期と必要書類も参考にしてください。
アイルランドの語学留学費用
アイルランドの語学留学費用は、1ヶ月で約45万〜85万円、3ヶ月で約100万〜200万円が目安です。
ダブリンには語学学校や求人が集まっていますが、滞在先の家賃が高くなりやすいです。
コーク、ゴールウェイ、リムリックなども候補に入れると、都市の雰囲気と費用を比較できます。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約13万〜27万円 |
| 滞在費 | 約12万〜25万円 |
| 航空券 | 約10万〜22万円 |
| 保険・生活費・交通費 | 約10万〜20万円 |
| 総額 | 約45万〜85万円 |
アイルランドは、ヨーロッパで英語を学びながら、現地文化や周辺国への旅行も楽しみたい方に向いています。
一方で、休日の旅行を増やすと、航空券や宿泊費が予算を圧迫します。
ヨーロッパ旅行を予定している場合は、通常の生活費と旅行費を分けて準備しましょう。
長期留学では、学生として滞在するための資金証明、医療保険、学校の条件なども確認が必要です。
現地でアルバイトを考えている場合でも、偶発的な就労収入に頼らず生活できる資金を用意してください。
参考資料:Immigration Service Delivery「Frequently asked questions for students」
マルタの語学留学費用
マルタの語学留学費用は、1ヶ月で約35万〜70万円、3ヶ月で約80万〜160万円が目安です。
ヨーロッパ圏の留学先としては、イギリスより授業料や滞在費を抑えられる場合があります。
一方で、日本から直行便がない場合は乗り継ぎが必要になり、航空券代と移動時間が増えやすいです。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約10万〜22万円 |
| 滞在費 | 約8万〜18万円 |
| 航空券 | 約10万〜22万円 |
| 保険・生活費・交通費 | 約7万〜15万円 |
| 総額 | 約35万〜70万円 |
マルタは、英語学習とヨーロッパの文化、海辺の生活を組み合わせたい方に向いています。
ただし、夏の繁忙期は学校や滞在先の料金が上がりやすく、観光客も増えます。
費用を抑えたい場合は、繁忙期を避けた日程と、相部屋の学生寮などを比較しましょう。
マルタでは、英語学校がELT Councilの許可を受けて運営する仕組みがあります。
学校を選ぶときは、料金だけでなく、認可状況、授業内容、クラス人数、滞在先の条件も確認してください。
参考資料:ELT Council Malta「ELT Council」
オーストラリアとマルタで迷っている方は、オーストラリア留学とマルタ留学の費用・英語環境比較も参考にしてください。
フィリピンの語学留学費用
フィリピンの語学留学費用は、1ヶ月で約25万〜50万円、3ヶ月で約60万〜120万円が目安です。
多くの学校では、授業料、学生寮、食事が一つのプランに含まれています。
欧米留学より費用を抑えながら、マンツーマンレッスンを多く受けたい方に向いています。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・寮費・食費 | 約15万〜30万円 |
| 入学金・教材費・現地費用 | 約3万〜8万円 |
| 航空券 | 約4万〜10万円 |
| 保険・生活費・通信費 | 約3万〜7万円 |
| 総額 | 約25万〜50万円 |
フィリピン留学では、授業数が多く、平日のスケジュールが厳しく設定されている学校もあります。
短期間で集中的に英語を話したい方には向いていますが、自由時間や観光も重視したい方は、授業数を確認しましょう。
また、表示料金とは別に、現地で教材費、光熱費、管理費、ビザ延長費、特別就学許可に関する費用などを支払う場合があります。
フィリピン留学の見積もりで確認すること
授業料、寮費、食事が含まれていても、現地支払い費用が別に設定されていることがあります。
日本で支払う金額と、現地到着後に支払う金額を分けて確認してください。
フィリピンでは、語学コースなどの非学位課程で学ぶ外国人にSpecial Study Permitが必要になる場合があります。
手続きは学校が案内することが多いですが、費用と必要書類を申し込み前に確認しましょう。
参考資料:Bureau of Immigration Philippines「Special Study Permit」
語学留学の費用が安い国はどこ?
語学留学の費用を抑えたい方には、フィリピンやマルタが有力な選択肢です。
ただし、国別の総額だけで「一番安い留学先」を決めることはできません。
留学期間、授業時間、滞在方法、航空券、現地で得たい経験まで含めて比較することが重要です。
ここでは、短期・授業時間・長期留学の3つの視点から費用を比較します。
短期の語学留学費用を抑えやすい国
1週間から1ヶ月の短期語学留学で費用を抑えやすい国は、フィリピンです。
日本から比較的近く、欧米より航空券を抑えやすいほか、授業料、寮費、食事が一つのプランに含まれる学校が多いためです。
次の候補として、マルタやオーストラリアの地方都市などが挙げられます。
| 国 | 1ヶ月の総額目安 | 短期留学での特徴 |
|---|---|---|
| フィリピン | 約25万〜50万円 | 寮・食事込みのプランが多い |
| マルタ | 約35万〜70万円 | 欧州圏では比較的抑えやすい |
| ニュージーランド | 約40万〜75万円 | 地方都市も比較しやすい |
| オーストラリア | 約40万〜80万円 | 日本からの渡航方法を選びやすい |
短期留学では、学費や滞在費よりも航空券が総額へ与える影響が大きくなります。
マルタの学校料金が安くても、航空券が高ければ、フィリピンやオーストラリアより総額が高くなる可能性があります。
また、繁忙期は航空券と滞在費が同時に上がりやすいため、出発日を前後にずらした料金も確認してください。
短期留学では、固定費の割合が大きいため、1週間から2週間へ延ばしても総額が2倍になるとは限りません。
休暇と予算に余裕がある場合は、1週間、2週間、1ヶ月の3パターンで見積もりを依頼すると判断しやすくなります。
授業1時間あたりの費用が安い国
授業1時間あたりの費用を抑えやすい国は、マンツーマンレッスンが多いフィリピンです。
欧米の語学学校では、1クラス10人以上のグループレッスンが中心になる場合があります。
フィリピンでは、1日に複数のマンツーマン授業を受けられる学校があり、自分が英語を話す時間を確保しやすいです。
| 留学スタイル | 1週間の授業時間例 | 特徴 |
|---|---|---|
| フィリピン留学 | 約30〜45時間 | マンツーマン授業が多い |
| 欧米の一般英語 | 約15〜25時間 | グループ授業が中心 |
| 欧米の集中コース | 約25〜35時間 | 授業数を増やせる |
ただし、授業時間が長ければ必ず英語力が伸びるわけではありません。
1日8時間の授業を受けても、復習する時間や体力が不足すると、学んだ内容が定着しにくくなります。
英語初心者は、授業数だけでなく、復習時間、講師との相性、カリキュラムの内容も確認しましょう。
費用対効果を比較する計算方法
学校料金だけで比較せず、「留学総額÷総授業時間」で授業1時間あたりの費用を計算してみましょう。
さらに、マンツーマンかグループ授業かを確認すると、自分が英語を話せる時間を比較しやすくなります。
会話量を増やしたい方にはフィリピン留学が向いています。
さまざまな国籍の留学生と交流しながら英語を使いたい方には、カナダ、オーストラリア、マルタなども候補になります。
授業時間の多さではなく、自分が求める英語環境に対して費用が見合うかで判断しましょう。
半年・1年の長期留学費用を抑えやすい国
半年や1年の長期語学留学では、学費よりも滞在費と生活費の差が総額へ大きく影響します。
フィリピンは学校と寮がセットになったプランで費用を管理しやすく、マルタはヨーロッパ圏の中では費用を抑えられる場合があります。
ニュージーランドやオーストラリアでは、大都市以外も比較すると家賃を抑えられる可能性があります。
| 国 | 半年の総額目安 | 長期留学での節約ポイント |
|---|---|---|
| フィリピン | 約110万〜220万円 | 相部屋や長期割引を比較する |
| マルタ | 約140万〜280万円 | 繁忙期を避けて滞在する |
| ニュージーランド | 約150万〜300万円 | 地方都市やシェアハウスを選ぶ |
| オーストラリア | 約150万〜300万円 | 途中からシェアハウスへ移る |
長期留学では、最初の数週間だけホームステイを利用し、現地生活に慣れてからシェアハウスへ移る方法があります。
ただし、シェアハウスでは保証金、前払い家賃、家具、寝具、日用品などの初期費用が必要です。
家賃の月額だけでなく、入居時に必要な総額を確認してください。
また、学生ビザで働ける国でも、アルバイト収入を最初から予算へ入れすぎないことが大切です。
仕事がすぐに見つからなかったり、希望する時間数を働けなかったりする可能性があります。
現地収入がなくても、最低3ヶ月程度は生活できる資金を用意しておくと安心です。
長期留学の見積もりでは、最初の学費と滞在費だけでなく、ビザ更新、保険、引っ越し、帰国費用、日本で発生する支払いも確認しましょう。
費用の安さだけで留学先を選ぶときの注意点
語学留学先を費用の安さだけで決めると、授業や生活環境が自分に合わず、後悔する可能性があります。
授業料が安くても、クラス人数が多くて発言できない、滞在先が学校から遠い、希望するコースがないといったケースがあります。
安い留学ではなく、自分の目的を達成できる留学を選ぶことが重要です。
費用以外に比較したいポイント
- グループ授業とマンツーマン授業の割合
- 1クラスあたりの人数
- 学校全体とクラス内の国籍比率
- ホームステイや学生寮の設備
- 学校までの通学時間と交通費
- 日本語サポートの範囲
- 現地の治安と医療環境
- ビザや就労に関する条件
- 帰国後の進学や仕事へのつながり
たとえば、英語をたくさん話したい方が、授業料の安さだけで大人数のグループコースを選ぶと、期待したほど発言できない可能性があります。
反対に、海外生活や多国籍交流を重視する方が、授業中心の厳しい寮生活を選ぶと、自由時間が足りないと感じるかもしれません。
留学エージェントから見積もりを取るときは、最安プランだけでなく、希望条件を満たすプランも出してもらいましょう。
複数社へ同じ条件を伝えると、料金だけでなく、提案される学校やサポート内容の違いも比較できます。
留学エージェントの料金や見積もりで確認すべき項目は、留学エージェントの手数料・追加費用を解説した記事も参考にしてください。
予算別に選ぶおすすめの語学留学プラン
語学留学は、先に使える予算を決めると、現実的な国と期間を選びやすくなります。
ただし、語学学校の授業料だけで予算を使い切ると、航空券や海外保険、現地生活費が不足する可能性があります。
留学費用の10%程度を予備費として残し、残りの金額で学校と滞在先を選ぶことが重要です。
ここでは、30万円から300万円以上までの予算別に、検討しやすい語学留学プランを紹介します。
| 予算 | 検討しやすい期間 | 主な候補国 | おすすめの目的 |
|---|---|---|---|
| 30万円以内 | 1週間〜2週間 | フィリピン | 海外生活の体験 |
| 50万円以内 | 2週間〜1ヶ月 | フィリピン・アジア圏 | 短期集中の英会話 |
| 100万円以内 | 1ヶ月〜3ヶ月 | フィリピン・カナダ・オーストラリアなど | 英語環境への適応 |
| 200万円以内 | 3ヶ月〜半年 | フィリピン・カナダ・オーストラリアなど | 英語学習と海外生活 |
| 300万円以上 | 半年〜1年 | 主要英語圏・2カ国留学 | 進学・仕事・ワーホリ準備 |
上記は、授業料、滞在費、航空券、海外保険、生活費などを含めた目安です。
同じ予算でも、渡航時期、為替レート、部屋タイプ、授業時間によって選べるプランは変わります。
予算30万円以内の語学留学プラン
予算30万円以内では、フィリピンへの1週間から2週間程度の語学留学が現実的な選択肢です。
日本からの航空券を比較的抑えやすく、授業料、学生寮、食事が一つのプランに含まれている学校もあります。
欧米への留学は航空券だけで予算の多くを使う可能性があるため、30万円以内に収めるのは難しい場合があります。
| 費用項目 | 予算例 |
|---|---|
| 授業料・学生寮・食事 | 約13万円 |
| 入学金・教材費・現地費用 | 約3万円 |
| 往復航空券 | 約6万円 |
| 海外保険 | 約1万円 |
| 通信費・交通費・娯楽費 | 約4万円 |
| 予備費 | 約3万円 |
| 合計 | 約30万円 |
30万円以内に収めるには、繁忙期を避け、相部屋を選び、航空券を早めに比較する必要があります。
授業数が多いコースや1人部屋を選ぶと、予算を超える可能性があります。
また、フィリピン留学では、日本で支払う学校料金とは別に、教材費、光熱費、管理費、就学許可に関する費用などを現地で支払う場合があります。
短期間だからこそ、渡航前に自己紹介や質問表現を練習しておきましょう。
現地で初めて英語を話す状態では、環境に慣れたころに帰国日を迎えてしまいます。
予算50万円以内の語学留学プラン
予算50万円以内では、フィリピンへの3週間から1ヶ月程度の留学を検討できます。
航空券が安い時期であれば、オーストラリアやニュージーランドなどへの1週間から2週間留学が候補になることもあります。
ただし、欧米やオセアニアでは、授業料と滞在費に加えて航空券が高くなりやすいため、余裕のある予算配分が必要です。
予算50万円で検討しやすいプラン
- フィリピンへ3週間から1ヶ月留学する
- フィリピンでマンツーマン授業を中心に受ける
- オーストラリアやニュージーランドへ1週間留学する
- 語学留学と観光を組み合わせた短期プランを選ぶ
フィリピンへ1ヶ月留学する場合は、学校関連費と滞在費に25万〜35万円程度を使い、残りを航空券、海外保険、現地費用、予備費に分ける方法があります。
航空券を購入する前に、受託手荷物が料金へ含まれているかも確認してください。
格安航空券は安く見えても、荷物、座席指定、機内食などを追加すると料金が上がることがあります。
50万円を使い切らない
予算が50万円ある場合でも、学校や航空券に50万円すべてを使わないようにしましょう。
現地での急な通院、航空便の変更、追加教材の購入などに備え、最低でも3万〜5万円程度の予備費を残しておくと安心です。
フィリピン留学に対応するサービスを比較したい方は、フィリピン留学エージェントおすすめ12社も参考にしてください。
予算100万円以内の語学留学プラン
予算100万円以内では、国と滞在条件によって、1ヶ月から3ヶ月程度の語学留学を検討できます。
フィリピンなら2ヶ月から3ヶ月、カナダやオーストラリアなどの主要英語圏なら1ヶ月前後が目安です。
地方都市、相部屋、授業数が少なめのコースを選べば、主要英語圏でも滞在期間を延ばせる可能性があります。
| 留学プラン | 期間目安 | 費用の特徴 |
|---|---|---|
| フィリピン留学 | 約2〜3ヶ月 | 寮と食事込みで管理しやすい |
| カナダ留学 | 約1ヶ月 | 都市による滞在費の差が大きい |
| オーストラリア留学 | 約1〜2ヶ月 | 航空券と都市選びで調整しやすい |
| マルタ留学 | 約1〜2ヶ月 | 繁忙期は滞在費が上がりやすい |
100万円の予算があれば、単に滞在期間を長くするだけでなく、留学目的に合わせて授業内容を選べます。
英会話に自信がない方は、マンツーマン授業が多いフィリピンを選ぶ方法があります。
多国籍なクラスや海外生活を重視する方は、カナダやオーストラリアなども候補です。
予算100万円では、国よりも「留学で何を身につけたいか」を先に決めることが重要です。
たとえば、フィリピンで3ヶ月過ごす場合と、オーストラリアで1ヶ月過ごす場合では、授業形式や現地生活の経験が大きく異なります。
両国の違いは、オーストラリア留学とフィリピン留学の比較でも詳しく解説しています。
予算200万円以内の語学留学プラン
予算200万円以内では、主要英語圏への約3ヶ月留学や、フィリピンへの半年留学を検討できます。
語学学校で英語を学ぶだけでなく、現地で生活に慣れ、友人関係を築く時間も確保しやすくなります。
ただし、アメリカ、イギリス、カナダの大都市などでは、3ヶ月でも200万円を超える可能性があります。
| 留学プラン | 期間目安 | 予算調整のポイント |
|---|---|---|
| フィリピン留学 | 約4〜6ヶ月 | 長期割引と部屋タイプを比較する |
| カナダ留学 | 約2〜3ヶ月 | ホームステイの食事条件を確認する |
| オーストラリア留学 | 約3ヶ月 | シドニー以外の都市も比較する |
| ニュージーランド留学 | 約3〜4ヶ月 | 地方都市と滞在方法を比較する |
| フィリピン+英語圏 | 合計約3〜4ヶ月 | 2カ国間の航空券も計算する |
200万円の予算では、フィリピンで英会話の基礎を固めた後、オーストラリアやカナダへ移動する2カ国留学も候補になります。
最初の国でマンツーマン授業を受け、2カ国目で多国籍な環境や海外生活を経験する流れです。
ただし、入学金、航空券、海外保険などを2カ国分支払うため、1カ国へ留学するより固定費が増えます。
2カ国留学を検討している方は、2カ国留学に強いエージェントの比較も参考にしてください。
予算300万円以上の語学留学プラン
予算300万円以上では、半年から1年程度の語学留学を検討できます。
フィリピンや比較的生活費を抑えやすい都市なら、1年近く滞在できる可能性があります。
カナダやオーストラリアなどでは、半年留学を基本にしながら、コース、滞在方法、ビザ、生活費を調整する方法が現実的です。
予算300万円以上で検討できる留学
- フィリピンで半年から1年学ぶ
- カナダやオーストラリアへ半年留学する
- 語学コースから試験対策コースへ進む
- フィリピンと英語圏を組み合わせる
- 語学留学からワーキングホリデーへ移行する
予算が増えると選択肢は広がりますが、すべてを語学学校の授業料へ使う必要はありません。
一般英語コースで基礎を固めた後、IELTS対策、ビジネス英語、専門コースなどへ変更する方法があります。
ワーキングホリデーへ進む場合は、仕事探しや引っ越しに備えた生活資金も残しておきましょう。
帰国後の資金も残す
社会人が長期留学する場合は、帰国後の家賃、生活費、就職活動費も必要です。
留学資金を現地ですべて使い切らず、帰国後に3ヶ月程度生活できる資金を別に確保しておくと安心です。
300万円以上の予算では、最長期間ではなく、帰国後の目標から逆算してプランを組むことが大切です。
無料相談で何を確認すればよいか分からない方は、留学エージェントの無料相談で聞くことも確認してみてください。
語学留学の費用をモデルケースでシミュレーション
語学留学の費用は、国と期間だけでは正確に計算できません。
同じ国でも、都市、学校、授業数、滞在方法、食事、生活スタイルによって総額が変わります。
ここでは、授業料から予備費までを含めたモデルケースを使い、実際の予算の組み方を紹介します。
いずれも2026年8月時点を想定した概算であり、申し込み前には最新の見積もりを確認してください。
フィリピンへ1ヶ月語学留学する場合
フィリピンへ1ヶ月語学留学する場合のモデル費用は、約45万5,000円です。
授業料、学生寮、食事が一つのプランに含まれる学校を想定しています。
相部屋を選び、娯楽費を抑えれば40万円前後に収まる可能性がありますが、1人部屋や授業数の多いコースでは50万円を超えることがあります。
| 費用項目 | モデル費用 | 内容 |
|---|---|---|
| 授業料・寮費・食事 | 25万円 | 4週間・相部屋を想定 |
| 入学金・教材費 | 4万円 | 学校登録と教材 |
| 現地支払い費用 | 3万円 | 光熱費や管理費など |
| 往復航空券 | 7万円 | 受託手荷物込みを想定 |
| 海外保険 | 1万5,000円 | 1ヶ月分を想定 |
| 通信費・交通費 | 2万円 | SIMや移動費 |
| 娯楽費・日用品 | 3万円 | 外出や買い物 |
| 予備費 | 3万円 | 急な追加費用 |
| 合計 | 45万5,000円 | 概算 |
フィリピン留学では、学校料金に食事が含まれていても、週末や外出時の食費は別に必要です。
教材費、電気代、洗濯代、学生証、就学許可などが現地払いになるケースもあります。
申し込み前に、日本で支払う金額と現地で支払う金額を分けて提示してもらいましょう。
フィリピン入国管理局では、1年未満の非学位課程などを対象としたSpecial Study Permitの手続きを案内しています。
必要な手続きは学校や受講内容によって異なるため、学校または留学エージェントへ確認してください。
参考資料:Bureau of Immigration Philippines「Special Study Permit」
カナダへ3ヶ月語学留学する場合
カナダへ3ヶ月語学留学する場合のモデル費用は、約180万円です。
バンクーバーまたはトロントの語学学校へ通い、食事付きホームステイを利用するケースを想定しています。
地方都市や相部屋を選べば費用を抑えられる可能性がありますが、繁忙期や中心部の個室では200万円を超えることもあります。
| 費用項目 | モデル費用 | 内容 |
|---|---|---|
| 授業料 | 60万円 | 一般英語コース12週間 |
| 入学金・教材費 | 5万円 | 学校登録と教材 |
| ホームステイ費 | 45万円 | 個室・食事付きを想定 |
| 往復航空券 | 16万円 | 日本からの往復 |
| 海外保険 | 5万円 | 3ヶ月分を想定 |
| 交通費・通信費 | 9万円 | 通学とスマートフォン |
| 食費・日用品 | 15万円 | 昼食や生活用品 |
| 交際費・観光費 | 12万円 | 週末の外出など |
| 予備費 | 12万円 | 追加費用や緊急時 |
| 渡航手続きなど | 1万円 | 電子渡航認証などを想定 |
| 合計 | 180万円 | 概算 |
カナダでは、滞在費が予算へ大きく影響します。
ホームステイ料金に朝食と夕食が含まれていても、平日の昼食や休日の食事は自分で支払う場合があります。
また、学校までの距離によって毎月の交通費も変わります。
カナダ政府の留学情報では、食料品、住居、交通、通信などを分けて予算を作成するよう案内しています。
たとえば、食料品は月240〜480カナダドル、交通定期券は月80〜156カナダドルが目安として紹介されています。
実際の金額は都市や生活スタイルによって異なるため、自分が滞在する地域の料金を確認してください。
参考資料:Government of Canada EduCanada「Prepare your budget to study in Canada」
カナダとオーストラリアで迷っている方は、オーストラリア留学とカナダ留学の比較も参考にしてください。
オーストラリアへ半年語学留学する場合
オーストラリアへ半年語学留学する場合のモデル費用は、約377万円です。
24週間の一般英語コースへ通い、最初はホームステイ、その後はシェアハウスへ移るケースを想定しています。
シドニーやメルボルンの中心部で個室を借りる場合や、授業数の多いコースを選ぶ場合は、400万円を超える可能性があります。
| 費用項目 | モデル費用 | 内容 |
|---|---|---|
| 授業料・教材費 | 120万円 | 一般英語コース24週間 |
| 滞在費 | 100万円 | ホームステイとシェアハウス |
| 学生ビザ・海外保険 | 17万円 | 申請費用などを想定 |
| 往復航空券 | 15万円 | 日本からの往復 |
| 食費 | 36万円 | 自炊中心を想定 |
| 交通費・通信費 | 18万円 | 通学とスマートフォン |
| 日用品・初期費用 | 10万円 | 保証金や生活用品 |
| 交際費・観光費 | 20万円 | 外出や国内旅行 |
| 予備費 | 25万円 | 緊急時や料金変動 |
| その他 | 16万円 | 空港送迎や追加費用など |
| 合計 | 377万円 | 概算 |
半年留学では、滞在方法を途中で変えることで費用を調整できます。
最初の1ヶ月はホームステイで生活に慣れ、その後はシェアハウスへ移る方法です。
ただし、シェアハウスでは保証金、前払い家賃、家具、寝具、調理器具などの初期費用が必要になることがあります。
オーストラリア政府は、住居、交通、食事などの条件によって生活費が変わることを案内し、生活費計算ツールも提供しています。
都市名だけで判断せず、自分が希望する滞在方法や生活スタイルで試算してください。
参考資料:Australian Government Study Australia「Living and education costs」
海外へ1年間語学留学する場合
海外へ1年間語学留学する場合は、国によって約250万〜700万円以上の費用が必要です。
フィリピンなら比較的費用を抑えやすい一方で、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの大都市では、学費と家賃だけで高額になる可能性があります。
1年間の学費だけでなく、生活費、ビザ、保険、帰国後の資金まで計算することが重要です。
| モデルプラン | 年間費用の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| フィリピン中心 | 約250万〜350万円 | 寮と食事込みで管理しやすい |
| オーストラリア・ニュージーランド | 約400万〜550万円 | 都市と滞在方法で差が出やすい |
| カナダ・イギリス | 約450万〜650万円 | 大都市では家賃が高くなりやすい |
| アメリカ | 約500万〜700万円以上 | 学校と都市による差が大きい |
1年間すべて同じ一般英語コースへ通う必要があるかも検討しましょう。
最初の3ヶ月から6ヶ月は一般英語を学び、その後にIELTS、ケンブリッジ英検、ビジネス英語などへ変更する方法があります。
語学力が上がった後は、専門学校、インターンシップ、ワーキングホリデーなどへ進む選択肢もあります。
1年間の費用に入れたい項目
- 語学学校の授業料と教材費
- 12ヶ月分の家賃と生活費
- ビザや海外保険の費用
- 航空券と一時帰国の可能性
- 引っ越しや保証金などの初期費用
- 学校変更やコース延長の費用
- 緊急帰国に備えた予備費
- 帰国後の家賃と生活費
長期留学では、為替レートや家賃の変化によって、当初の予算より支出が増える可能性があります。
学費を一括で支払う場合でも、現地生活費は毎月必要です。
1年間の予算を月ごとに分け、生活費用の口座と緊急時用の資金を分けて管理すると使いすぎを防ぎやすくなります。
1年留学は帰国後から逆算する
「1年間海外に住むこと」だけを目的にせず、帰国後に英語をどのように使いたいかを考えましょう。
TOEICやIELTSのスコア、海外就職、進学、ワーキングホリデーなど、帰国後の目標によって選ぶコースや国が変わります。
複数の国を組み合わせたい方は、2カ国留学エージェントの費用・サポート比較も確認してみてください。
語学留学の費用を安く抑える方法
語学留学の費用は、国、都市、渡航時期、滞在方法を工夫することで抑えられます。
ただし、授業の質や安全性まで削ってしまうと、留学の目的を達成できない可能性があります。
単純に最安値を探すのではなく、必要な学習環境を残しながら無駄な支出を減らすことが大切です。
ここでは、初心者でも実践しやすい9つの節約方法を紹介します。
- 物価が安い国や地方都市を選ぶ
- 航空券が高くなりやすい時期を避ける
- 複数の見積もりを同じ条件で比較する
- 滞在方法や食生活を途中で見直す
- 海外送金やカード決済の手数料を確認する
- 留学前から英語を話す練習を始める
物価が安い国や地方都市を選ぶ
語学留学の費用を大きく抑えたい場合は、物価が比較的安い国や地方都市を選ぶ方法が効果的です。
フィリピンは、授業料、学生寮、食事をまとめたプランが多く、欧米の主要都市より総額を管理しやすい傾向があります。
欧米やオセアニアへ留学したい場合も、首都や有名都市だけでなく地方都市を比較しましょう。
| 比較項目 | 大都市 | 地方都市 |
|---|---|---|
| 家賃 | 高くなりやすい | 抑えられる場合がある |
| 交通費 | 公共交通機関が充実 | 通学方法の確認が必要 |
| 語学学校 | 選択肢が多い | 学校数が限られる場合がある |
| 仕事 | 求人を探しやすい場合がある | 求人の種類が少ない可能性がある |
| 日本人留学生 | 多くなりやすい | 少ない場合がある |
たとえば、オーストラリアならシドニーやメルボルンだけでなく、アデレード、パース、タスマニアなども候補になります。
カナダならバンクーバーやトロント以外の都市を比較することで、滞在費を調整できる場合があります。
ただし、地方都市では家賃が安くても、公共交通機関が少なく、学校までの移動に時間や費用がかかることがあります。
地方都市を選ぶときは、語学学校のコース、クラス人数、滞在先、通学時間、生活環境まで確認してください。
オーストラリアの都市別情報を探している方は、オーストラリア留学エージェントのおすすめ比較も参考にしてください。
航空券が高くなる時期を避ける
語学留学の航空券代を抑えるには、出発日と帰国日を柔軟に設定することが重要です。
航空券の価格は、予約時期、曜日、乗り継ぎ回数、受託手荷物、キャンセル条件などによって変わります。
夏休み、年末年始、大型連休などは旅行需要が高まりやすいため、前後の日程も比較しましょう。
航空券を比較するときの確認項目
- 往復航空券と片道航空券の合計金額
- 受託手荷物が料金に含まれているか
- 乗り継ぎに必要な時間
- 日付変更やキャンセルの条件
- 深夜到着時の空港送迎費
- 留学期間を延長した場合の変更手数料
航空券の表示価格が安くても、預け荷物、座席指定、機内食などを追加すると、最終的な料金が高くなることがあります。
留学では荷物が多くなりやすいため、受託手荷物を含めた総額で比較してください。
また、極端に乗り継ぎ時間が短い便や、別々に予約する航空券は、遅延時の対応条件も確認する必要があります。
費用だけを優先して深夜便を選ぶと、公共交通機関が終了しており、タクシーや追加の宿泊費が必要になる可能性があります。
出発日を1日から3日ずらすだけでも料金が変わる場合があるため、複数の日程を検索してみましょう。
留学先への航空券を購入する前に、語学学校の入寮可能日、授業開始日、空港送迎の対応時間を確認しておくことも大切です。
複数の留学エージェントから見積もりを取る
留学費用を適切に比較するには、2〜3社の留学エージェントから同じ条件で見積もりを取る方法が有効です。
同じ国と期間でも、紹介される語学学校、滞在先、為替レート、サポート費用などが異なることがあります。
金額だけでなく、見積もりに含まれている項目をそろえて比較することが重要です。
| 比較項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 語学学校 | 同じ学校・コース・授業数か |
| 滞在先 | 個室・相部屋・食事条件が同じか |
| 学校関連費 | 入学金や教材費を含むか |
| サポート費 | 有料・無料の範囲はどこまでか |
| 現地支払い | 到着後に支払う費用があるか |
| キャンセル条件 | 返金の範囲と手数料はいくらか |
たとえば、A社の見積もりが安く見えても、教材費、海外保険、空港送迎、現地サポートが含まれていない場合があります。
B社の見積もりが高くても、必要な費用が最初からまとめられている可能性があります。
見積もりを依頼するときは、「この金額以外に、日本と現地で支払う費用はありますか」と質問してください。
1社目で契約せず、持ち帰って比較すると、不要なオプションや見落としていた費用に気づきやすくなります。
留学エージェントを探している方は、語学留学エージェントおすすめ12社の比較を参考にしてください。
手数料の仕組みについては、留学エージェントの手数料と追加費用でも詳しく解説しています。
語学学校の長期割引やキャンペーンを利用する
3ヶ月以上の語学留学を検討している場合は、長期割引や期間限定キャンペーンを確認しましょう。
語学学校によっては、受講期間が長くなるほど1週間あたりの授業料が安くなることがあります。
入学金無料、授業料割引、滞在費割引などが適用されれば、合計で数万円以上変わる可能性もあります。
ただし、割引率だけを見て申し込むのは避けましょう。
- 通常料金と割引後料金の差
- 割引が適用される申込期限
- 対象となるコースと留学期間
- 授業料以外に必要な費用
- 途中解約時の返金条件
- 日程変更時に割引が無効にならないか
たとえば、24週間のコースが割引されていても、途中で帰国した場合に未受講分が返金されないことがあります。
自分に合わない学校へ長期間申し込むと、安く契約できても満足度が下がる可能性があります。
初めての留学で不安がある方は、最初から最長期間を申し込まず、延長できるかどうかも確認しましょう。
キャンペーンを利用するときは、語学学校の授業内容、国籍比率、クラス人数、滞在先の条件を通常どおり比較してください。
割引は学校選びの決め手ではなく、希望条件を満たした学校を安く申し込む手段として活用しましょう。
ホームステイからシェアハウスへ移る
半年や1年の長期留学では、途中からホームステイをシェアハウスへ変更することで滞在費を抑えられる場合があります。
最初の数週間はホームステイで現地生活に慣れ、その後に自分で住居を探す方法です。
食事や生活サポートが付いたホームステイは初心者に安心ですが、長期間利用すると費用が高くなることがあります。
| 比較項目 | ホームステイ | シェアハウス |
|---|---|---|
| 食事 | 含まれる場合がある | 基本的に自分で用意する |
| 初期費用 | 手配料が必要な場合がある | 保証金や前払い家賃が必要 |
| 生活サポート | ホストへ相談しやすい | 自分で対応する場面が多い |
| 自由度 | 家庭のルールがある | 比較的自由に生活できる |
| 英語環境 | ホストと話せる可能性がある | 同居人の国籍によって変わる |
シェアハウスへ移るときは、月額家賃だけでなく、保証金、光熱費、Wi-Fi、家具、寝具、日用品も確認してください。
家賃が安くても学校から遠ければ、交通費と通学時間が増えます。
また、日本人だけが暮らすシェアハウスを選ぶと、生活は安心でも英語を使う機会が減る可能性があります。
住居を探す際は、写真だけで契約せず、可能であれば内見を行いましょう。
契約期間、退去通知、保証金の返金条件を書面で確認することも重要です。
自炊を増やして食費を抑える
留学中の食費を抑えるには、外食の回数を減らし、自炊を増やす方法が効果的です。
海外では、日本より外食費が高く感じられる都市があります。
毎日の昼食や飲み物を外で購入していると、1回あたりの金額は小さくても、1ヶ月では大きな支出になります。
自炊で実践しやすい節約方法
- 学校へ昼食と飲み物を持参する
- 食材を1週間分まとめて購入する
- 同じ食材を複数の料理に使う
- 冷凍食品や作り置きを活用する
- シェアメイトと調味料や日用品を共有する
- 外食用の予算を月初に決めておく
ただし、食費を削りすぎて健康を崩すと、通院費や授業を欠席する損失につながります。
安い食品だけで済ませず、野菜、肉、魚、卵などを組み合わせ、体調を維持できる食生活を意識しましょう。
留学中の友人との食事は、英語を使ったり文化を知ったりする機会にもなります。
外食をすべて断るのではなく、「平日は自炊し、週末は友人と外食する」など、自分なりのルールを決めると続けやすいです。
ホームステイの場合は、料金に含まれる食事の回数も確認してください。
夕食付きでも、遅く帰宅する日は食事を用意してもらえるのか、キッチンを使えるのかなど、生活ルールを事前に聞いておきましょう。
海外送金やクレジットカードの手数料を比較する
留学費用を支払うときは、表示される手数料だけでなく、為替レートと受取額まで比較しましょう。
海外送金では、送金手数料、中継銀行手数料、受取手数料などが発生する場合があります。
クレジットカードで決済する場合も、海外事務手数料や学校側のカード決済手数料が加算されることがあります。
| 支払い方法 | 確認するポイント |
|---|---|
| 銀行の海外送金 | 送金・中継・受取手数料 |
| 海外送金サービス | 手数料・為替レート・受取額 |
| クレジットカード | 海外事務手数料・決済手数料 |
| 現地ATM | ATM手数料・引き出し上限 |
| 現金両替 | 適用レート・持ち歩くリスク |
たとえば、「送金手数料無料」と表示されていても、適用される為替レートによって受取額が少なくなる可能性があります。
複数のサービスを比べるときは、日本円でいくら支払い、現地通貨でいくら届くのかを確認してください。
また、海外で利用するクレジットカードは、異なる国際ブランドで2枚以上用意すると、利用できないときの備えになります。
海外送金の比較方法は、留学におすすめの海外送金サービスで詳しく解説しています。
カードの選び方を知りたい方は、留学におすすめのクレジットカード比較も参考にしてください。
奨学金や学校の割引制度を確認する
語学留学の費用を抑える方法として、奨学金や学校独自の割引制度も確認しましょう。
奨学金には、返済が不要な給付型と、卒業後などに返済する貸与型があります。
ただし、語学留学を対象とする制度は、大学や大学院への留学より少ない傾向があります。
応募資格や募集時期も制度ごとに異なるため、早めの情報収集が必要です。
日本学生支援機構の海外留学情報サイトでは、留学の種類として「語学」を選び、利用できる奨学金を検索できます。
奨学金の中には、留学開始の1年以上前に募集を締め切る制度もあるため、留学先が完全に決まる前から探しておきましょう。
参考資料:日本学生支援機構「給付型(もらう)・貸与型(借りる)で調べる」
- 日本学生支援機構や自治体の奨学金
- 在籍している大学の留学支援制度
- 外国政府や公的機関の奨学金
- 語学学校が実施する授業料割引
- 留学エージェント独自のキャンペーン
- 早期申込や長期申込による割引
大学生は、在籍大学の国際交流センターや留学担当窓口にも相談しましょう。
大学を通じた派遣留学や協定校への留学では、個人で申し込むより費用を抑えられる場合があります。
社会人でも応募できる民間団体や自治体の制度が見つかる可能性はありますが、対象年齢や居住地、留学目的などの条件を確認してください。
奨学金を利用できる前提で申し込まず、不採用だった場合でも留学できる資金計画を立てることが大切です。
留学前に英語力を高めて費用対効果を上げる
語学留学の費用対効果を高めるには、渡航前に基礎的な英語力を身につけておくことが重要です。
英語がほとんど分からない状態で渡航すると、授業の説明を理解できず、生活に必要な手続きにも時間がかかります。
日本で学べる単語や文法は出発前に復習し、現地では英語を使うことへ時間を使いましょう。
留学前に優先したい英語学習
- 中学英文法を一通り復習する
- 自己紹介を英語で言えるようにする
- 質問と聞き返しの表現を覚える
- ホームステイで使うフレーズを練習する
- オンライン英会話で発話に慣れる
- 英語学習アプリで発音とリスニングを練習する
僕がオーストラリアへ留学したときも、授業以外で自分から話しかけることが大切だと感じました。
文法や単語を知っていても、英語を声に出した経験が少ないと、最初の一言がなかなか出てきません。
留学前からオンライン英会話で自己紹介、聞き返し、質問の練習をしておけば、現地で会話を始めやすくなります。
英語力が高ければ、留学期間を短くしても積極的に会話へ参加しやすくなります。
現地で初級文法だけを学ぶ時間を減らせるため、同じ留学費用でも得られる経験を増やせるでしょう。
具体的な勉強内容は、留学前の英語学習で取り組むことで詳しく紹介しています。
英会話を練習したい方は、留学前におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。
語学留学の費用でよくある失敗
語学留学では、事前の見積もりより実際の支出が多くなり、途中で節約を強いられるケースがあります。
主な原因は、学費以外の費用を見落とすことや、現地収入を過大に見積もることです。
留学前に起こりやすい失敗を知り、予算へ余裕を持たせることが大切です。
ここでは、特に注意したい6つの失敗と改善策を解説します。
語学学校へ支払う金額だけで予算を組む
語学留学でよくある失敗は、語学学校や留学エージェントへ支払う金額だけを留学費用だと考えることです。
学校の見積もりには、授業料、入学金、教材費、滞在費が含まれていても、航空券、海外保険、ビザ、生活費などが含まれていない場合があります。
そのため、見積もりが予算内でも、渡航準備を進める段階でお金が足りなくなる可能性があります。
| 学校以外に発生する費用 | 具体例 |
|---|---|
| 渡航費 | 航空券・荷物・空港送迎 |
| 手続き費 | ビザ・渡航認証・パスポート |
| 保険・医療 | 海外保険・健康診断 |
| 生活費 | 食費・交通費・通信費 |
| 現地支払い | 教材費・保証金・管理費 |
| 帰国関連 | 空港移動・荷物・帰国後の生活費 |
改善するには、留学費用を「学校関連費」「渡航前費用」「現地生活費」「予備費」の4つに分けて計算しましょう。
見積もりを受け取ったら、含まれない項目に印を付け、自分で金額を追加してください。
留学エージェントの見積もりで確認する項目は、留学エージェントの手数料と追加費用でも解説しています。
最安値だけで語学学校を選ぶ
授業料の最安値だけで語学学校を選ぶと、授業内容や滞在環境が目的に合わず、後悔する可能性があります。
料金が安いプランは、授業時間が短い、クラス人数が多い、教材費が別料金、滞在先が学校から遠いなどの理由があるかもしれません。
安いこと自体が問題なのではなく、安い理由を確認せずに申し込むことが問題です。
最安値の学校で確認したいこと
- 1週間あたりの授業数と授業時間
- 1クラスあたりの人数
- マンツーマン授業の有無
- 入学金や教材費を含むか
- 滞在先から学校までの距離
- 食事や光熱費を含むか
- 日本語サポートの範囲
- 返金や学校変更の条件
たとえば、英語を話す量を増やしたい方が、大人数のグループ授業だけの学校を選ぶと、授業中にほとんど発言できない可能性があります。
費用を少し追加しても、少人数クラスやマンツーマン授業を選ぶ方が、目的に合うことがあります。
反対に、海外生活や友人との交流を重視する方は、授業数の多い厳しいコースを選ぶと自由時間が足りないかもしれません。
総額の安さではなく、目的達成に必要な授業と環境が含まれているかを確認しましょう。
候補を絞りたい方は、語学留学エージェントおすすめ12社の比較も参考にしてください。
現地アルバイトの収入を当てにする
半年や1年の語学留学で特に注意したいのが、現地アルバイトの収入を前提に予算を組むことです。
学生ビザで働ける国でも、入国してすぐに仕事が見つかるとは限りません。
英語力、職歴、都市、時期、求人状況によっては、仕事探しに数ヶ月かかる可能性があります。
また、語学留学生が働けるかどうかは、国、ビザ、学校、コース期間によって異なります。
オーストラリアの学生ビザでは、授業期間中は原則として2週間で最大48時間まで働けますが、個別のビザ条件を確認する必要があります。
参考資料:Australian Government Study Australia「Work in Australia」
一方、カナダでは、英語またはフランス語の第二言語プログラムだけに在籍する学生は、原則として学外就労の対象になりません。
参考資料:Government of Canada「Work off campus as an international student」
ニュージーランドでは、一部の英語コースで週25時間まで働ける場合がありますが、コース期間や学校などの条件があります。
参考資料:Immigration New Zealand「Working on a student visa」
アルバイト収入がゼロでも、最低3ヶ月程度は生活できる資金を準備しておくと安心です。
仕事探しに必要な交通費、履歴書の印刷、制服、資格取得などの費用も考えておきましょう。
観光費や交際費を少なく見積もる
語学留学では、授業と生活に必要な費用だけでなく、友人との外食、学校行事、観光、週末旅行などにもお金がかかります。
出発前は「現地では節約する」と考えていても、友人に誘われると参加したくなるものです。
交際費を予算へ入れていないと、生活費や予備費を取り崩すことになります。
| 支出の場面 | 具体例 |
|---|---|
| 学校の交流 | 歓迎会・卒業会・アクティビティ |
| 友人との外出 | カフェ・外食・映画 |
| 観光 | 入場料・交通費・ツアー |
| 週末旅行 | 航空券・ホテル・食事 |
| イベント | スポーツ観戦・音楽・季節行事 |
観光や交流をすべて避けると、留学先の文化を知ったり、英語で友人と話したりする機会が減ってしまいます。
そのため、交際費をゼロにするのではなく、1週間または1ヶ月の上限を決めましょう。
たとえば、「外食は週1回」「週末旅行は3ヶ月に1回」など、使う場面を決めると管理しやすくなります。
現地で使った金額は、毎日細かく記録できなくても、1週間ごとに確認してください。
予算を超えた週があれば、翌週の外食を減らすなど、早めに調整しましょう。
為替変動や料金の値上げを考慮しない
海外の語学学校や滞在先の料金は、現地通貨で設定されていることがあります。
見積もりを受け取った時点から支払日までに為替レートが変わると、日本円での支払額も変わります。
また、学校の授業料、ホームステイ費、学生寮費、ビザ申請料などが年度途中で改定される可能性もあります。
| 変動する項目 | 対策 |
|---|---|
| 為替レート | 円換算額に余裕を持たせる |
| 学校料金 | 料金の適用年度を確認する |
| 滞在費 | 繁忙期の追加料金を確認する |
| ビザ申請料 | 申請前に政府サイトを確認する |
| 航空券 | 複数の日程と条件を比較する |
たとえば、見積もりが200万円だった場合、200万円ちょうどしか準備していないと、為替変動や値上げだけで予算を超える可能性があります。
改善するには、外貨建ての費用に5〜10%程度の余裕を持たせ、支払期限と適用レートを確認しましょう。
留学エージェントによって、見積もり作成時のレート、支払日のレート、独自の為替レートなど、換算方法が異なることがあります。
見積もりの有効期限と、円換算額が確定するタイミングを必ず確認してください。
長期留学では、1年分の生活費を固定の円換算額で考えず、毎月の変動に対応できる予備費を準備しましょう。
帰国後の生活費を残していない
長期留学で見落としやすいのが、帰国後の生活費です。
特に仕事を辞めて留学する社会人は、帰国後すぐに収入を得られるとは限りません。
賃貸住宅の契約、引っ越し、就職活動、交通費、スマートフォン、健康保険など、日本で生活を再開するためのお金が必要です。
帰国後に必要になりやすい費用
- 家賃や住居の初期費用
- 食費や日用品などの生活費
- 就職活動の交通費や服装代
- 健康保険や年金などの支払い
- スマートフォンやインターネットの費用
- 留学先から荷物を送る費用
留学資金と帰国後の資金は、同じ口座で管理すると使い込んでしまう可能性があります。
出発前に別の口座へ移し、留学中には使わないお金として分けておきましょう。
目安として、帰国後に3ヶ月程度生活できる資金を確保しておくと、焦って仕事や住居を決めるリスクを減らせます。
帰国後に英語を使う仕事を探す場合でも、すぐに希望する求人が見つかるとは限りません。
留学は帰国したら終わりではなく、その後の英語学習やキャリアまで含めた計画として考えましょう。
語学留学の期間を費用だけで決めないための考え方
語学留学の期間は、費用の安さや休める日数だけで決めないことが大切です。
同じ1ヶ月でも、海外生活を体験したい人と、英語力を本格的に伸ばしたい人では、必要な授業や過ごし方が異なります。
留学後にどのような状態になりたいのかを決め、目的から期間を逆算しましょう。
| 留学期間 | 向いている目的 | 意識したいこと |
|---|---|---|
| 1週間〜2週間 | 海外生活の体験 | 渡航前の準備を充実させる |
| 1ヶ月 | 短期集中の英語学習 | 毎日英語を使う目標を決める |
| 3ヶ月 | 英語環境への適応 | 授業外の交流を増やす |
| 半年 | 英語力と海外生活の両立 | 学習方法を途中で見直す |
| 1年 | 進学やキャリアへの活用 | 帰国後の目標から逆算する |
期間が長ければ、自動的に英語を話せるようになるわけではありません。
短期留学でも、目的を明確にして準備すれば、英語を使うことへの抵抗を減らせます。
それぞれの期間で得やすい経験と注意点を確認しましょう。
海外生活を体験したいなら1週間〜2週間
初めて海外で生活する方や、将来の長期留学を検討している方には、1週間から2週間の語学留学が向いています。
短期間でも、英語で授業を受ける、ホームステイ先で会話する、海外の交通機関を利用するなど、日本では得にくい経験ができます。
英語力を大幅に伸ばすことよりも、海外生活を体験し、次の行動を考える期間として活用しましょう。
1週間〜2週間の留学に向いている人
- 海外へ一人で行くことに不安がある人
- 長期留学やワーホリの下見をしたい人
- 仕事や学校を長期間休めない人
- 英語を使うきっかけが欲しい人
- 海外生活が自分に合うか確かめたい人
1週間留学では、到着日と帰国日を除くと、授業を受けられる日数が5日前後になる場合があります。
現地に到着してから自己紹介や基本表現を覚え始めると、環境に慣れたころに帰国日を迎えてしまいます。
渡航前に、自己紹介、聞き返し、買い物、学校での質問などを英語で言えるようにしておきましょう。
短期留学では、語学学校の授業だけで終わらせないことも大切です。
授業後にクラスメートへ話しかける、カフェで自分から注文する、ホームステイ先で一つ質問するなど、小さな行動目標を毎日設定してください。
オーストラリアへの短期留学を検討している方は、社会人のオーストラリア短期留学にかかる費用やおすすめプランも参考にしてください。
短期集中で英語を学びたいなら1ヶ月
夏休みや春休み、有給休暇などを利用して集中的に英語を学びたい方には、1ヶ月の語学留学が向いています。
1週間から2週間よりも授業日数を確保でき、学校生活や滞在先の環境にも少しずつ慣れられます。
英語力を大きく変えるには限られた期間ですが、英語を毎日聞いて話す習慣を作るには取り組みやすい長さです。
| 週 | 起こりやすい変化 | 取り組みたい行動 |
|---|---|---|
| 1週目 | 生活や授業に戸惑いやすい | 分からないことを質問する |
| 2週目 | 学校の流れに慣れ始める | クラスメートへ話しかける |
| 3週目 | 使える表現が増えてくる | 授業外でも英語を使う |
| 4週目 | 帰国後の課題が見えてくる | 学習の継続方法を決める |
1ヶ月留学で注意したいのは、現地にいるだけで満足しないことです。
授業後に日本人だけで過ごし、日本語で会話する時間が多くなると、期待していたほど英語を使えない可能性があります。
日本人の友人を避ける必要はありませんが、学校では英語で話す、昼食は異なる国籍の学生と食べるなど、自分なりのルールを決めましょう。
1ヶ月で学習効果を高めるには、授業前の予習と当日の復習も必要です。
授業で覚えた表現をノートへ書くだけで終わらせず、その日のうちにホームステイ先やクラスメートとの会話で使ってみてください。
実際の会話で一度使うと、教科書を読むだけより記憶に残りやすくなります。
英語環境や海外生活に慣れたいなら3ヶ月
語学学校の授業だけでなく、現地での人間関係や日常生活にも慣れたい方には、3ヶ月の留学が向いています。
最初の1ヶ月は生活への適応に時間を使い、2ヶ月目以降から授業外の交流や自分に合った学習方法を広げやすくなります。
英語が通じなかった経験を振り返り、改善して再び試せることが3ヶ月留学のメリットです。
3ヶ月留学で取り組みたいこと
- 授業中に毎日1回以上発言する
- 異なる国籍の友人を作る
- ホームステイ先や寮で英語を使う
- 聞き取れなかった表現をその日に復習する
- 月ごとに学習目標を見直す
- 帰国後も続ける勉強法を見つける
僕もオーストラリアのシドニーへ3ヶ月間留学しました。
最初からすべての英語を聞き取れたわけではなく、会話へ入るタイミングが分からないこともありました。
それでも、分からないときに聞き返す、自分から質問する、授業以外でも英語を使う経験を重ねることで、英語を話すことへの抵抗が少しずつ減りました。
タカリンの体験談
3ヶ月留学で感じたのは、英語力だけでなく「分からなくても会話を続ける力」が大切だということです。
完璧な英文を考えて黙るより、短い英語でも自分から伝える方が、会話と学習の機会を増やせました。
3ヶ月あれば、クラスのレベルが合っているか、授業以外で十分に英語を使えているかを途中で見直せます。
伸び悩んでいる場合は、授業数を増やすだけでなく、同じ国籍の友人と日本語で過ごす時間や、復習の方法を確認してみましょう。
留学先で会話が続かないことに不安がある方は、留学中に英語の会話を続けるコツも確認してみてください。
英語力と海外生活の両方を重視するなら半年
英語学習と海外生活の両方を本格的に経験したい方には、半年の語学留学が向いています。
半年あれば、一般英語コースで基礎を学んだ後に、試験対策やビジネス英語などへコースを変更することも検討できます。
生活面でも、ホームステイからシェアハウスへ移るなど、自分に合った環境を探す時間を確保できます。
| 時期 | 学習面の目標 | 生活面の目標 |
|---|---|---|
| 1〜2ヶ月目 | 授業と英語環境に慣れる | 生活の流れを覚える |
| 3〜4ヶ月目 | 弱点を見つけて改善する | 交流や行動範囲を広げる |
| 5〜6ヶ月目 | 帰国後につながる成果を作る | 経験を振り返り次の目標を決める |
半年留学で注意したいのは、生活に慣れた後に英語学習が停滞することです。
最初は毎日新しい経験があっても、数ヶ月たつと同じ友人や同じ表現だけで生活できるようになります。
語学学校へ通っているだけで安心せず、月ごとにスピーキング、リスニング、語彙、資格試験などの目標を決めましょう。
長期留学では、日本人同士で助け合うことも必要です。
しかし、日本語だけで生活できる環境に落ち着くと、英語を使う機会が減ってしまいます。
学校外のコミュニティへ参加する、現地のイベントへ行く、異なる国籍の人と暮らすなど、英語を使う場所を複数持ちましょう。
半年という長さを生かすには、慣れる期間と挑戦する期間を分けて考えることがポイントです。
進学・就職・キャリアにつなげるなら1年
留学経験を進学、就職、海外での仕事などにつなげたい方は、1年間の計画を検討できます。
1年あれば一般英語だけでなく、IELTS対策、ビジネス英語、専門分野の基礎など、目的に合わせて学習内容を変更しやすくなります。
ただし、1年間海外に滞在した事実だけでは、帰国後の成果として十分とは限りません。
1年留学で形にしたい成果
- TOEICやIELTSなどの英語スコア
- 英語で発表や面接をした経験
- 多国籍な環境で学んだ経験
- 専門コースや資格の修了
- インターンシップやボランティア経験
- 帰国後も続けられる英語学習習慣
1年間の語学留学を考えるときは、最初から最後まで一般英語だけを受講する必要があるかを確認しましょう。
前半に基礎英語を学び、後半はIELTSやビジネス英語へ進む方法があります。
語学力やビザの条件を満たせる場合は、専門学校、大学進学、インターンシップ、ワーキングホリデーなどへ移行する選択肢もあります。
留学中は、月ごとの目標と達成したことを記録しておくと、帰国後に経験を言語化しやすくなります。
授業の成績、英語試験のスコア、参加した活動、失敗から改善したことなどを残しましょう。
帰国後の進路を考える時間も必要なため、留学終了の数ヶ月前から就職や進学の情報収集を始めることがおすすめです。
語学留学前に取り組みたい英語学習
語学留学は英語を学ぶために行くものですが、出発前の勉強が不要というわけではありません。
日本で基礎を身につけておけば、現地では英文法の暗記ではなく、会話や交流に多くの時間を使えます。
留学前は、完璧な英語を目指すのではなく、知っている英語を実際に使える状態へ変えることが大切です。
| 学習内容 | 留学前の目標 | 練習方法 |
|---|---|---|
| 英文法 | 基本的な文を自分で作る | 中学英文法を復習する |
| 英単語・フレーズ | 生活に必要なことを伝える | 場面別に覚えて声に出す |
| スピーキング | 英語を話す抵抗を減らす | オンライン英会話を利用する |
| 発音・リスニング | 英語の音に慣れる | アプリや音声教材を使う |
| 英語試験 | 現在地と弱点を把握する | TOEICやIELTSを受験する |
留学前の英語学習全体の進め方は、留学前に取り組むべき英語学習と優先順位でも詳しく解説しています。
中学英文法を一通り復習する
留学前の英文法は、難しい構文をたくさん覚えるよりも、中学で学ぶ基本文法を使えるようにすることが大切です。
現在形、過去形、未来表現、疑問文、助動詞、比較、現在完了などを理解していれば、日常生活で必要な多くの内容を表現できます。
文法問題に正解するだけでなく、自分のことを英文で言える状態を目指しましょう。
- 自分の出身地や仕事について話す
- 昨日したことを説明する
- 週末の予定を伝える
- 分からないことを質問する
- 相手へお願いや許可を求める
- 自分の意見と理由を短く伝える
たとえば、現在完了の形を暗記していても、「オーストラリアへ行ったことがあります」と会話で言えなければ、知識を十分に使えていません。
文法を1項目復習したら、自分に関係する英文を3つ作り、声に出して練習してください。
正確さを意識しすぎると話せなくなるため、最初は短い文で構いません。
文法教材は何冊も購入せず、中学英語を一通り復習できる教材を1冊選びましょう。
最初からすべてを完璧にしようとせず、学校生活、ホームステイ、買い物など、現地で使う場面を優先してください。
復習した文法をオンライン英会話で使うと、知識を会話へつなげやすくなります。
留学生活で使う英単語とフレーズを覚える
留学前の英単語学習では、難しい単語よりも、現地生活で繰り返し使う単語とフレーズを優先しましょう。
空港、入国審査、語学学校、ホームステイ、買い物、飲食店、病院など、利用する場面ごとに整理すると覚えやすくなります。
単語だけで暗記せず、短い英文の形で声に出すことがポイントです。
| 場面 | 覚えたい内容 | フレーズ例 |
|---|---|---|
| 語学学校 | 質問・聞き返し | Could you explain that again? |
| ホームステイ | 予定・生活ルール | What time is dinner? |
| 買い物 | 場所・料金・支払い | Can I pay by card? |
| 友人との会話 | 自己紹介・誘い方 | Do you want to have lunch? |
| 体調不良 | 症状・助けを求める表現 | I have a headache. |
フレーズ集を最初から最後まで暗記する必要はありません。
自分が使う可能性の高い表現を選び、日本語を見ずに言えるまで繰り返しましょう。
同じ意味でも複数の言い方がありますが、留学前は最も短く使いやすい表現を一つ覚えれば十分です。
覚えたフレーズは、自分の情報に置き換えて練習してください。
自己紹介なら、出身地、仕事、趣味、留学の目的について30秒から1分で話せるようにします。
質問されたときの答えだけでなく、相手へ質問を返す表現も用意しておくと、会話を続けやすくなります。
留学先で友人を作りたい方は、留学中の友達作りに使える英語フレーズも参考にしてください。
オンライン英会話で英語を話すことに慣れる
英単語や英文法を勉強していても、英語を口に出す経験が少ないと、留学先ですぐに会話へ参加するのは難しいことがあります。
オンライン英会話を利用すれば、日本にいながら外国人講師と話す練習ができます。
留学前の目的は流暢になることではなく、分からなくても英語で会話を続ける経験を積むことです。
オンライン英会話で練習したい内容
- 30秒から1分程度の自己紹介
- 聞き取れなかったときの聞き返し
- 自分の意見と簡単な理由
- ホームステイでの会話
- 語学学校での質問
- 買い物やレストランでの会話
週に1回だけ長時間受講するよりも、週2回から3回程度、継続して英語を話す方が習慣を作りやすいです。
毎回異なる教材を使うのではなく、自己紹介や留学生活の会話を繰り返し練習しましょう。
同じ内容でも講師が変われば、質問の仕方や返答も変わるため、実際の会話に近い練習になります。
僕もこれまで20社以上のオンライン英会話を利用しましたが、最初からスムーズに話せたわけではありません。
何度も同じ自己紹介を行い、言えなかった表現をレッスン後に調べることで、少しずつ使える英語が増えました。
無料体験を利用するときは、料金だけでなく、講師の話す速さ、教材の使いやすさ、予約方法、継続しやすさを確認してください。
留学前に利用するサービスを比較したい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選も参考にしてください。
英語学習アプリで発音とリスニングを強化する
通勤や通学などの隙間時間を使いたい方には、英語学習アプリが向いています。
発音、リスニング、英単語、AI英会話など、目的に合わせて短時間から練習できます。
ただし、アプリを複数入れるだけでは学習が続きにくいため、自分が留学前に改善したい力を一つ決めて選ぶことが重要です。
| 伸ばしたい力 | アプリで行う練習 | 意識したいこと |
|---|---|---|
| 発音 | 音声認識・発音判定 | 口の動きも確認する |
| リスニング | 短い会話の聞き取り | 聞いた後に音読する |
| スピーキング | AIとの会話練習 | 文章を見ずに答える |
| 英単語 | 場面別の単語学習 | 例文と一緒に覚える |
リスニングでは、音声を流し続けるだけでなく、聞き取れなかった部分を確認し、音読やシャドーイングを行いましょう。
自分で正しく発音できない音は、聞き分けにくいことがあります。
短い英文を使い、音声を聞く、英文を確認する、声に出す、もう一度聞くという順番で練習してください。
アプリはオンライン英会話の代わりではなく、会話に必要な基礎を補う道具として使うと効果的です。
アプリで覚えた表現をオンライン英会話で使い、言えなかった内容を再びアプリやノートで復習しましょう。
目的に合うサービスを選びたい方は、留学前におすすめの英語学習アプリ10選も確認してみてください。
TOEICやIELTSで留学前の英語力を確認する
留学前にTOEICやIELTSを受験すると、現在の英語力と弱点を客観的に確認できます。
スコアを取得すること自体が留学の目的ではありませんが、出発前と帰国後に同じ試験を受ければ、学習成果を比較しやすくなります。
留学目的や進路に合った試験を選び、結果を学習計画へ反映させましょう。
| 試験 | 主な特徴 | 活用しやすい人 |
|---|---|---|
| TOEIC L&R | リスニングとリーディングを測る | 基礎力や就職での活用を考える人 |
| TOEIC S&W | スピーキングとライティングを測る | 発信力も確認したい人 |
| IELTS | 聞く・読む・書く・話すを測る | 海外進学や長期留学を考える人 |
TOEIC Listening & Reading Testは、リスニング100問とリーディング100問で構成され、10点から990点のスコアで結果が示されます。
会話力そのものを直接測る試験ではないため、留学前はオンライン英会話やスピーキング練習も組み合わせましょう。
参考資料:IIBC「TOEIC Listening & Reading Testとは」
IELTSは、Listening、Reading、Writing、Speakingの4技能を測る試験です。
海外の大学や大学院などへの進学を考えている場合は、志望校が求める試験の種類とスコアを確認してください。
参考資料:IELTS「IELTS Academic test」
試験を受けた後は、合計スコアだけでなく、分野別の結果を確認しましょう。
リスニングが弱ければ短い会話音声を毎日聞き、語彙が不足しているなら留学生活で使う単語を優先します。
語学学校のクラス分けと英語レベルの考え方を知りたい方は、語学学校の英語レベルとクラス分けテストの目安も参考にしてください。
留学エージェントと自己手配はどちらが安い?
留学エージェントと自己手配のどちらが安いかは、手数料だけでは判断できません。
自己手配では代行手数料を省ける可能性がありますが、学校への海外送金やビザ申請、滞在先の手配を自分で行う必要があります。
一方、手数料無料の留学エージェントでも、学校紹介や入学手続きをサポートしてもらえる場合があります。
最終的な支払総額と必要なサポートの両方を比較することが大切です。
| 手配方法 | 費用の特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 留学エージェント | 無料と有料のサービスがある | 手続きや学校選びに不安がある人 |
| 自己手配 | 代行手数料を省ける可能性がある | 英語で手続きや交渉ができる人 |
留学エージェントを利用する場合の費用
留学エージェントを利用する場合は、語学学校の授業料や滞在費とは別に、手続きやサポートの費用が発生することがあります。
ただし、すべてのエージェントが有料ではありません。
学校選び、見積もり、入学手続きなどを無料で行うエージェントもあれば、ビザ申請、航空券、現地サポートなどを有料で提供するエージェントもあります。
エージェント利用時に確認したい費用
- 留学相談やカウンセリングの料金
- 語学学校の入学手続き代行料
- ビザ申請のサポート料金
- ホームステイや学生寮の手配料
- 航空券や海外保険の手配料
- 出発前オリエンテーションの料金
- 現地サポートや緊急対応の料金
- キャンセルや変更時の手数料
「手数料無料」と書かれていても、留学に必要なすべての費用が無料になるわけではありません。
授業料、入学金、教材費、滞在費、航空券、ビザ、海外保険などは別に必要です。
また、無料の範囲が学校手続きだけで、ビザ申請や現地サポートは有料になっていることもあります。
契約前には、見積もりだけでなく、申込規約、返金条件、変更手数料も確認してください。
日本学生支援機構は、留学エージェントについて、知名度や支払金額だけで判断せず、料金明細とサービス内容を確認するよう案内しています。
契約書、領収書、メール、面談内容の記録も残しておきましょう。
参考資料:日本学生支援機構「留学あっせん業者(留学エージェント)の利用について」
留学エージェントの料金の仕組みは、留学エージェントの手数料・追加費用・注意点で詳しく解説しています。
語学留学を自己手配する場合の費用
語学留学を自己手配する場合は、留学エージェントへ支払う代行手数料を省ける可能性があります。
しかし、語学学校の授業料や滞在費そのものが必ず安くなるとは限りません。
学校への出願、海外送金、ビザ、航空券、保険、滞在先などを自分で比較し、手続きを進める必要があります。
- 語学学校の入学申請と必要書類の提出
- 授業料や滞在費の海外送金
- ビザや電子渡航認証の申請
- ホームステイや学生寮の手配
- 航空券や海外保険の比較
- 学校との日程変更やキャンセル交渉
- 現地でトラブルが起きたときの連絡
自己手配では、希望する学校へ直接質問できるため、コースや滞在先を自由に選びやすいことがメリットです。
学校とのやり取りを通じて、出発前から英語を使う経験もできます。
一方で、支払い条件やキャンセル規定を正しく理解できていないと、返金や変更をめぐって困る可能性があります。
海外送金では、送金手数料だけでなく、為替レート、中継銀行手数料、受取額も確認しましょう。
学校へ直接支払う方が安く見えても、エージェント限定の割引やキャンペーンが適用されない場合があります。
自己手配とエージェント経由で、同じ学校・コース・滞在条件の総額を比較することが大切です。
日本学生支援機構は、自己手配には選択肢を自由に選べることや、判断力、行動力、語学力の向上につながるメリットがあると案内しています。
ただし、トラブルが起きた場合も、自分で学校へ状況を説明し、解決を求める必要があります。
参考資料:日本学生支援機構「留学あっせん業者(留学エージェント)の利用について」
海外送金の方法は、留学におすすめの海外送金サービスと手数料の比較も参考にしてください。
留学エージェントと自己手配のメリット・デメリット
留学エージェントと自己手配には、それぞれメリットとデメリットがあります。
手数料を抑えたいから自己手配、英語に自信がないからエージェントと単純に決めるのではなく、自分が対応できる手続きと必要なサポートを整理しましょう。
費用だけでなく、準備に使える時間やトラブル対応力も比較することが重要です。
| 比較項目 | 留学エージェント | 自己手配 |
|---|---|---|
| 学校選び | 希望に合う学校を提案してもらえる | 自分で自由に探せる |
| 手続き | 日本語でサポートを受けやすい | 自分で学校と連絡する |
| 費用 | 無料と有料のサービスがある | 代行手数料を省ける可能性がある |
| 選択肢 | 取扱校から選ぶ場合がある | 学校を自由に選びやすい |
| トラブル対応 | 相談できる場合がある | 自分で学校と交渉する |
| 準備時間 | 手続きの負担を減らしやすい | 情報収集に時間がかかる |
初めて留学する方、ビザ申請が必要な方、仕事をしながら準備する方には、留学エージェントが向いています。
すでに留学した経験があり、希望する学校が決まっていて、英語で契約内容を確認できる方には自己手配も選択肢です。
すべてをエージェントへ依頼するか、すべてを自己手配するかの二択にする必要はありません。
学校選びや出願は自分で行い、ビザや海外保険だけ専門家へ相談する方法もあります。
反対に、最初はエージェントから情報を集め、提案された学校を自分でも調べたうえで契約する方法もあります。
自分でも情報を確認する
留学エージェントを利用しても、ビザや学校の入学許可が保証されるわけではありません。
提案をすべて任せきりにせず、学校の公式情報、政府のビザ条件、契約内容を自分でも確認しましょう。
複数の見積もりを比較するときのチェック項目
複数の見積もりを比較するときは、合計金額だけを見ないようにしましょう。
同じ1ヶ月留学でも、学校、授業数、部屋タイプ、食事、サポートの範囲が違えば、料金を公平に比較できません。
2〜3社へ同じ希望条件を伝え、含まれる費用と含まれない費用を項目ごとに並べることがポイントです。
見積もり比較チェックリスト
- 語学学校と受講コースが同じか
- 受講期間と週の授業数が同じか
- 入学金や教材費を含んでいるか
- 個室と相部屋のどちらになっているか
- 滞在費に食事や光熱費を含んでいるか
- 空港送迎や現地サポートを含んでいるか
- 航空券、ビザ、海外保険を含んでいるか
- 現地で支払う費用が別にあるか
- 使用している為替レートはいつのものか
- キャンセルや日程変更の条件は同じか
見積もりには、「参考料金」と「確定料金」が混在していることがあります。
航空券や為替レートによって変動する金額なのか、支払い後に確定する金額なのかを確認してください。
また、見積もりの有効期限が短いこともあります。
期限が迫っていても、その場で契約せず、変更や返金の条件まで確認しましょう。
比較表を自分で作り、「必須費用」「任意費用」「見積もり外の費用」に分けると違いが分かりやすくなります。
留学先や期間がまだ決まっていない方は、語学留学エージェントおすすめ12社の比較から相談先を絞ってみてください。
留学エージェントの無料相談で聞くべき質問
留学エージェントの無料相談では、国や学校のおすすめを聞くだけでなく、費用の総額と追加料金を具体的に確認しましょう。
相談前に、留学目的、希望する国、期間、予算、英語力を整理しておくと、自分に合った提案を受けやすくなります。
複数社へ同じ質問をして、回答の分かりやすさや担当者の対応も比較してください。
無料相談で聞いておきたい質問
- 私の予算で渡航から帰国まで何ヶ月留学できますか?
- 見積もりに含まれていない費用はありますか?
- 現地到着後に支払う費用はいくらですか?
- 同じ条件で比較できる学校を2〜3校提案できますか?
- 授業数やクラス人数はどれくらいですか?
- ホームステイや学生寮に食事は含まれますか?
- ビザ申請はどこまでサポートしてもらえますか?
- 留学中に相談できる窓口はありますか?
- 学校変更やキャンセル時の返金条件はどうなりますか?
- 今日申し込まずに見積もりを持ち帰れますか?
担当者が特定の学校だけを強く勧める場合は、その学校がおすすめである具体的な理由を質問しましょう。
「人気がある」「多くの人が選んでいる」という説明だけでは、自分に合うか判断できません。
費用、授業内容、国籍比率、立地、滞在先、サポートのどの条件が希望に合っているかを確認してください。
無料相談の使い方や注意点は、留学エージェントの無料相談で聞くべきことでも詳しく紹介しています。
相談する時期に迷っている方は、留学エージェントへ相談するおすすめの時期も参考にしてください。
語学留学の費用に関するよくある質問
語学留学の費用は、留学期間や国だけでなく、ビザ、就労条件、支払い方法、保険によっても変わります。
申し込みを急ぐ前に、必要な総額と支払いの時期を確認しておくことが大切です。
ここでは、語学留学の費用について特に多い疑問へ回答します。
語学留学は最低いくらあれば行けますか?
語学留学へ行くために必要な最低費用は、国や時期によって異なります。
本記事のモデルケースでは、フィリピンへの1週間程度の語学留学なら、約20万〜30万円から検討できます。
ただし、授業料と寮費だけでなく、航空券、海外保険、現地支払い費用、通信費、予備費まで含める必要があります。
- 授業料・入学金・教材費
- ホームステイや学生寮の費用
- 往復航空券と受託手荷物料金
- 海外保険や渡航手続き費用
- 食費・交通費・通信費
- 現地支払い費用と予備費
欧米やオセアニアへの留学では、航空券や滞在費が高くなるため、1週間でも30万〜50万円以上になる可能性があります。
「最低いくらで行けるか」だけでなく、現地で安全に生活し、授業へ参加できる金額を準備しましょう。
予算が少ない場合は、期間を短くしすぎる前に、渡航時期や国、部屋タイプを見直すことがおすすめです。
1週間の語学留学は意味がありますか?
1週間の語学留学にも意味はあります。
ただし、1週間で英語力を大幅に伸ばすことを目標にすると、期待との差を感じる可能性があります。
海外生活を体験する、英語を話す抵抗を減らす、長期留学やワーホリの下見をするなど、短期間で達成できる目的を設定しましょう。
到着日と帰国日を除くと、授業を受けられるのは5日前後になる場合があります。
そのため、現地に到着してから中学英文法や自己紹介を勉強し始めるのではなく、出発前に準備することが重要です。
現地では、毎日一つだけでも英語を使う行動を決めましょう。
授業で質問する、クラスメートを昼食へ誘う、ホームステイ先で会話するなど、行動を具体化すると短い期間を有効に使えます。
1ヶ月と3ヶ月の語学留学はどちらがおすすめですか?
短期集中で英語を使う経験をしたい方には1ヶ月、英語環境や海外生活に慣れたい方には3ヶ月がおすすめです。
1ヶ月は、大学の長期休暇や社会人の休職、有給休暇などを利用しやすいことがメリットです。
3ヶ月は、生活に慣れた後も授業や交流を続けられるため、失敗と改善を繰り返す時間を確保できます。
| 比較項目 | 1ヶ月 | 3ヶ月 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 短期集中・海外体験 | 英語環境への適応 |
| 費用 | 約40万〜90万円 | 約90万〜220万円 |
| 生活への慣れ | 慣れ始めたころに帰国 | 慣れた後も行動できる |
| 向いている人 | 休める期間が限られる人 | 英語生活を継続したい人 |
どちらが優れているかではなく、目的と予算によって適した期間が変わります。
英語学習のきっかけが欲しい方は1ヶ月、授業外でも友人関係や現地生活を経験したい方は3ヶ月を検討しましょう。
留学期間を延ばすために生活費や予備費を削るのは避けてください。
半年留学すれば英語を話せるようになりますか?
半年留学しても、海外で生活しているだけで自動的に英語を話せるようになるわけではありません。
留学前の英語力、授業内容、学習時間、英語を使う頻度、友人関係などによって結果は変わります。
一方で、半年あれば、授業や生活へ慣れた後に弱点を見直し、学習方法を改善する時間を確保できます。
日本人の友人だけと過ごし、授業外では日本語を使っていると、海外にいても英語を話す時間は増えません。
授業中に発言する、異なる国籍の人と暮らす、現地の活動へ参加するなど、英語を使う環境を自分で作りましょう。
日本学生支援機構も、留学先で授業を受け、生活するためには、基本的な語学力が必要だと案内しています。
留学前から中学英文法や日常会話を復習し、現地では実践する時間を増やしましょう。
参考資料:日本学生支援機構「留学に必要な条件」
1年間の語学留学は何歳まで可能ですか?
1年間の語学留学は、「〇歳まで」と一律に決められているわけではありません。
社会人やシニアでも、学校の入学条件やビザの要件を満たせば、語学留学を検討できます。
ただし、語学学校やコースによっては最低年齢が設定され、未成年者には保護者の同意や指定の滞在先が必要になる場合があります。
日本学生支援機構では、留学全体に一般的な年齢制限はないものの、学校、コース、奨学金などに上限または下限が設けられる場合があると案内しています。
参考資料:日本学生支援機構「留学準備を始める前に」
年齢よりも大切なのは、留学の目的と帰国後の計画です。
社会人であれば、退職や休職、帰国後の転職活動、家族との調整も必要になります。
年齢だけで諦めず、学校の受入条件、ビザ、保険、資金計画を確認しましょう。
語学留学中にアルバイトはできますか?
語学留学中にアルバイトができるかは、国、ビザ、語学コース、学校、留学期間によって異なります。
同じ国でも、観光目的の滞在と学生ビザでは条件が違います。
アルバイトを希望する場合は、学校やエージェントの説明だけでなく、渡航先政府の最新情報を確認してください。
| 国 | 語学留学生の就労例 | 注意点 |
|---|---|---|
| オーストラリア | 学生ビザは原則2週間で48時間まで | コース開始後・ビザ条件の確認が必要 |
| ニュージーランド | 条件を満たす英語コースは週25時間まで | 期間や学校カテゴリーなどの条件がある |
| カナダ | 語学コースのみでは学外就労できない | 学位・資格につながる課程とは条件が異なる |
オーストラリアの学生ビザでは、原則として授業期間中に2週間で48時間まで働けます。
ただし、実際の就労条件は保有するビザで確認してください。
参考資料:Australian Government Study Australia「Work in Australia」
ニュージーランドでは、一定の条件を満たす英語コースの学生に、週25時間までの就労が認められる場合があります。
参考資料:Immigration New Zealand「Working on a student visa」
カナダでは、英語またはフランス語の第二言語プログラムだけを受講する学生は、原則として学外就労の対象になりません。
参考資料:Government of Canada「Work off campus as an international student」
アルバイト収入がなくても生活できる資金を準備し、現地収入は予算を補うものとして考えましょう。
語学留学の費用はいつまでに支払いますか?
語学留学費用の支払期限は、語学学校や留学エージェントによって異なります。
申し込み時に申込金や入学金を支払い、その後に授業料や滞在費の残額を支払うケースがあります。
航空券、海外保険、ビザなどは、それぞれ別の期限で支払うため、全体のスケジュールを整理しましょう。
支払う前に確認したい内容
- 申込金と残金の支払期限
- 支払い後に入学許可書が発行される時期
- ビザ申請までに必要な支払い
- 海外送金やカード決済の手数料
- キャンセル時に返金される金額
- 為替レートが確定するタイミング
請求書に記載された期限を過ぎると、授業枠や滞在先を確保できない可能性があります。
一方で、契約内容を確認しないまま急いで全額を支払うことも避けましょう。
J-CROSSの認証を受ける事業者には、一定の費用を出発日の90日より前に請求しないことなど、所定の認証条件があります。
ただし、すべての留学エージェントに同じ条件が適用されるわけではありません。
参考資料:日本学生支援機構「留学あっせん業者(留学エージェント)の利用について」
語学留学の費用は分割払いできますか?
語学留学の費用を分割払いできるかは、語学学校、留学エージェント、決済方法によって異なります。
長期コースでは学期や期間ごとに支払える場合がありますが、すべての学校が対応しているわけではありません。
ビザ申請前に一定額以上の支払いが必要になる場合もあるため、契約前に確認しましょう。
クレジットカードを利用する場合は、学校側の一括決済と、カード会社の分割払いを混同しないことが大切です。
カード会社で支払い方法を変更できても、手数料や利息が発生する可能性があります。
海外送金を複数回に分ける場合も、その都度手数料が発生し、合計費用が高くなることがあります。
分割払いを利用する前に、支払い回数、手数料、返金時の処理、途中解約の条件を必ず確認してください。
奨学金や貯金を含めても資金が不足する場合は、留学期間や国を見直すことも選択肢です。
留学エージェントの相談は無料ですか?
留学エージェントには、無料相談を提供している会社が多くあります。
無料相談では、国や都市、語学学校、留学期間、費用、滞在方法、ビザ、保険などを相談できます。
ただし、相談が無料でも、申込後の手続き代行や現地サポートがすべて無料とは限りません。
無料相談を予約するときは、相談後に料金が発生するタイミングを確認しましょう。
「契約前の相談は無料」「学校手続きも無料」「ビザサポートは有料」など、サービスごとに料金が分かれている場合があります。
強く申し込みを勧められても、その場で契約する必要はありません。
無料相談の質問例や注意点は、留学エージェントの無料相談は使っていい?相談内容と注意点を参考にしてください。
海外保険やクレジットカードは必要ですか?
語学留学では、海外保険への加入と、複数の支払い手段を準備することをおすすめします。
海外では病気やけがの治療費だけでなく、盗難、賠償責任、航空便のトラブルなどで大きな出費が発生する可能性があります。
国やビザによっては、指定された保険への加入が求められる場合もあります。
日本学生支援機構は、留学保険について、治療費用、救援費用、賠償責任、住居への損害などの補償内容を比較するよう案内しています。
参考資料:日本学生支援機構「留学中の保険」
クレジットカードは、航空券やホテルの予約、現地での買い物、緊急時の支払いに利用できます。
ただし、カード付帯保険には適用条件や補償期間があるため、長期留学の保険として過信しないようにしましょう。
参考資料:日本学生支援機構「お金の管理」
カードは紛失、磁気不良、利用停止に備え、異なる国際ブランドで2枚以上用意すると安心です。
カードと現金を同じ財布へまとめず、複数の場所へ分けて保管してください。
カード選びは、留学におすすめのクレジットカード7選も参考にしてください。
語学留学の予備費はいくら必要ですか?
語学留学では、見積もりとは別に予備費を準備しましょう。
短期留学なら5万〜10万円程度、半年以上の長期留学なら総予算の10%程度を一つの目安にできます。
ただし、必要な金額は国、滞在期間、生活スタイル、保険の補償内容によって異なります。
予備費が必要になる場面
- 航空便の変更や欠航で宿泊が必要になった
- 病気やけがで一時的な支払いが発生した
- 滞在先を変更して保証金が必要になった
- 教材やビザ関連の追加費用が発生した
- 為替変動で学費や生活費が増えた
- 緊急帰国や荷物の追加発送が必要になった
予備費を通常の生活費と同じ口座で管理すると、外食や観光で使ってしまう可能性があります。
緊急時用として別の口座へ分け、日常生活では使用しないようにしましょう。
また、予備費とは別に、帰国後の生活費も残す必要があります。
予算に余裕がない場合は、予備費を削るのではなく、留学期間、都市、授業数、部屋タイプを見直してください。
まとめ|語学留学の費用は国・期間・滞在方法をそろえて比較しよう
語学留学の費用は、1週間なら約20万〜45万円、1ヶ月なら約40万〜90万円、半年なら約150万〜400万円が大まかな目安です。
ただし、同じ期間でも、国、都市、語学学校、授業数、滞在方法、航空券、為替レートによって総額は変わります。
語学学校へ支払う金額だけでなく、渡航から帰国までに必要な費用を計算することが重要です。
語学留学の費用を決める手順
- 留学の目的と帰国後の目標を決める
- 使える予算と残しておく予備費を決める
- 希望する国と期間を2〜3パターン考える
- 同じ学校・授業数・滞在条件で見積もりを取る
- 航空券や保険など見積もり外の費用を加える
- 料金だけでなく授業内容とサポートを比較する
- 契約内容とキャンセル条件を確認して申し込む
費用を抑えたい方には、フィリピンや地方都市、相部屋、長期割引などが選択肢になります。
しかし、最安値だけで決めると、授業時間が少ない、学校が遠い、必要なサポートがないといった失敗につながる可能性があります。
留学期間も、長ければよいわけではありません。
海外生活を体験したいなら1週間から2週間、短期集中なら1ヶ月、英語環境に慣れたいなら3ヶ月など、目的から逆算して選びましょう。
具体的な費用を知りたい場合は、複数の留学エージェントへ無料相談し、学校、滞在先、渡航前費用、現地生活費を含めた見積もりを依頼してみてください。
相談先を選ぶときは、語学留学エージェントおすすめ12社の料金・サポート比較を参考にできます。
また、留学費用を有効に使うには、出発前から英語を話す練習を始めることも大切です。
留学前に取り組みたい英語学習と勉強法を確認し、現地初日から英語を使える準備を進めましょう。