「1週間の短期留学なら、少ない予算でも参加できるのでは」と考えている方も多いでしょう。
しかし、短期留学では授業料や滞在費のほかに、往復航空券、海外保険、教材費、通信費、現地交通費なども必要です。学校のWebサイトに掲載されている料金だけで予算を組むと、申し込み後に追加費用が発生する可能性があります。
短期留学の費用は、1週間で約20〜45万円、1ヶ月で約45〜90万円がひとつの目安です。ただし、費用を抑えやすいフィリピンと、物価の高いアメリカやイギリスでは、同じ期間でも必要な総額が異なります。
この記事では、短期留学にかかる費用を1週間・2週間・1ヶ月・3ヶ月の期間別、フィリピン・カナダ・オーストラリアなどの国別に比較します。
費用の内訳や予算別の留学プラン、安く抑える方法、申し込みまでの流れも解説します。自分の予算と目的に合う短期留学を見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。
短期留学の費用はいくら?期間別の総額早見表
短期留学の費用は、1週間で約20〜45万円、1ヶ月で約45〜90万円がひとつの目安です。
ただし、語学学校が提示する料金だけでは留学できません。授業料、滞在費、航空券、海外保険、生活費などを含めた実際に支払う総額で比較することが大切です。
| 留学期間 | 費用総額の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約20〜45万円 | 海外生活を体験したい人 |
| 2週間 | 約30〜65万円 | 学校生活にも慣れたい人 |
| 1ヶ月 | 約45〜90万円 | 英語を話す習慣を作りたい人 |
| 3ヶ月 | 約90〜200万円 | 英語環境にしっかり浸かりたい人 |
上記は、日本から出発する場合を想定し、授業料、入学金、教材費、滞在費、食費、往復航空券、海外保険、通信費、現地交通費などを含めた目安です。
フィリピンなど比較的費用を抑えやすい国は下限に近く、カナダ、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどの大都市は上限に近くなる傾向があります。
費用を見るときの注意点
短期留学の費用は、渡航時期、為替レート、出発空港、授業数、部屋の種類によって変わります。
費用表は予算を決めるための目安として利用し、申し込む前には必ず最新の見積もりを確認してください。
短期留学1週間の費用
短期留学1週間の費用は、総額で約20〜45万円が目安です。
内訳としては、語学学校の授業料と入学金に5〜10万円、滞在費に3〜8万円、往復航空券に5〜20万円、そのほかに海外保険、食費、交通費、通信費などが必要になります。
1週間は滞在費や生活費を抑えやすい一方、航空券や入学金などの固定費は2週間や1ヶ月の場合と大きく変わりません。そのため、留学期間が短いほど、1日あたりの費用は高くなりやすいです。
| 費用項目 | 1週間の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約5〜10万円 |
| 滞在費 | 約3〜8万円 |
| 往復航空券 | 約5〜20万円 |
| 保険・生活費・通信費など | 約3〜7万円 |
1週間の留学は、英語力を大きく伸ばすことよりも、海外生活や語学学校を体験する目的に向いています。
長期留学に興味はあるものの不安が大きい方や、仕事の休みを長く取れない社会人にも選びやすい期間です。
ただし、授業を受けられるのは実質5日程度になることがあります。到着日や帰国日、学校の休校日も確認したうえで、授業日数を比較しましょう。
- 初めての海外生活を体験したい
- 本格的な留学前に語学学校を試したい
- 有給休暇や長期休暇を利用したい
- 英語学習のモチベーションを高めたい
短期留学2週間の費用
短期留学2週間の費用は、総額で約30〜65万円が目安です。
授業料や滞在費は1週間より増えますが、往復航空券や入学金の金額はほとんど変わりません。そのため、1週間留学よりも1日あたりの費用を抑えやすくなります。
最初の数日は、時差や学校のルール、通学経路、ホームステイ先での生活に慣れるだけで終わることがあります。2週間あれば、生活に慣れたあとにも授業や交流の時間を確保しやすいでしょう。
| 費用項目 | 2週間の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約8〜18万円 |
| 滞在費 | 約6〜15万円 |
| 往復航空券 | 約5〜20万円 |
| 保険・生活費・通信費など | 約5〜12万円 |
2週間留学は、海外生活を体験するだけでなく、英語で自己紹介をしたり、クラスメートと食事に行ったりする時間も作りやすい期間です。
一方で、週末の観光や外食を増やすと、生活費が想定以上に高くなる可能性があります。平日の予算と休日の予算を分けておくと、お金を使いすぎにくくなります。
学校選びや留学費用について相談したい方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較も参考にしてください。
短期留学1ヶ月の費用
短期留学1ヶ月の費用は、総額で約45〜90万円が目安です。
1ヶ月になると、授業料や滞在費だけでなく、食費、通学費、日用品、週末の観光費などが総額に大きく影響します。物価が高い都市で外食を続けると、生活費だけで予算を超える可能性もあります。
| 費用項目 | 1ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約10〜30万円 |
| 滞在費 | 約8〜25万円 |
| 往復航空券 | 約5〜20万円 |
| 保険・生活費・通信費など | 約8〜20万円 |
1ヶ月あれば、授業の進め方や海外生活に慣れたうえで、英語を話す経験を積みやすくなります。留学前に覚えた単語や文法を、授業や日常生活で実際に使う機会も増えるでしょう。
ただし、海外にいるだけで自然に英語が話せるようになるわけではありません。日本人同士で過ごす時間が長いと、英語を話す機会は減ってしまいます。
「授業で毎日1回は質問する」「クラスメートを自分から食事に誘う」など、現地で実践する行動を決めておくことが重要です。
留学前に英語を話す練習を始めたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話も確認してみてください。
短期留学3ヶ月の費用
短期留学3ヶ月の費用は、総額で約90〜200万円が目安です。
航空券や入学金などの固定費は1ヶ月留学と大きく変わらないため、1週間あたりの費用は短期間の留学よりも抑えやすくなります。一方で、授業料、家賃、食費、交通費が3ヶ月分必要になるため、支払う総額は大きくなります。
| 費用項目 | 3ヶ月の目安 |
|---|---|
| 授業料・入学金・教材費 | 約30〜80万円 |
| 滞在費 | 約25〜60万円 |
| 往復航空券 | 約5〜20万円 |
| 保険・生活費・通信費など | 約25〜50万円 |
3ヶ月留学では、語学学校や海外生活に慣れたあとも学習期間を確保できます。英語を聞くことへの緊張が減ったり、自分から話しかけられる場面が増えたりする可能性があります。
筆者もオーストラリアのシドニーへ約3ヶ月留学しました。最初は授業中に発言するだけでも緊張しましたが、学校生活に慣れるにつれて、クラスメートと話す機会を増やせるようになりました。
筆者の体験談
3ヶ月留学では、授業料と滞在費だけでなく、外食、交通費、日用品、休日の観光にもお金がかかりました。
現地で使う生活費を一括で考えるのではなく、1週間ごとの予算に分けて管理した方が使いすぎを防ぎやすいです。
3ヶ月の留学では、渡航先や国籍によって必要なビザや電子渡航認証が異なります。
例えば、カナダでは6ヶ月以下のプログラムは原則として就学許可が不要ですが、eTAや訪問者ビザなどの有効な渡航書類が必要です。オーストラリアのETAでは、合計3ヶ月までの就学や研修が認められています。
参考資料:オーストラリア内務省「Electronic Travel Authority」
イギリスも国籍や滞在目的によって、ビザまたは電子渡航認証が必要になる場合があります。出発前には、必ず渡航先政府の公式サイトで最新条件を確認してください。
参考資料:英国政府「Check if you need a UK visa」
短期留学費用の内訳
短期留学の費用は、語学学校へ支払う料金だけではありません。
入学金、教材費、滞在費、航空券、保険、通信費などをすべて加えると、広告やパンフレットに掲載された金額より高くなることがあります。ここでは、予算を組む際に確認したい費用を項目別に解説します。
| 費用項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 学校関連費 | 入学金・授業料・教材費 |
| 滞在費 | 家賃・手配料・食事・保証金 |
| 生活費 | 食費・交通費・日用品・交際費 |
| 渡航費 | 航空券・手荷物・空港送迎 |
| 渡航手続き | パスポート・ビザ・保険 |
| 通信費 | eSIM・SIMカード・Wi-Fi |
| サポート費 | 学校手配・相談・現地対応 |
語学学校の入学金・授業料・教材費
語学学校へ支払う費用には、授業料だけでなく、入学金や教材費が含まれます。
授業料は週単位で設定されることが多いですが、入学金は留学期間に関係なく一度支払う固定費です。そのため、1週間留学は1ヶ月留学より総額が安くても、1週間あたりの学校費用は高くなりやすいです。
授業料は、一般英語、ビジネス英語、試験対策などのコースによって変わります。グループレッスンよりマンツーマンレッスンが多いプラン、午後まで授業があるプラン、専門科目を学べるプランは高くなる傾向があります。
学校費用で確認する項目
- 入学金が別途必要か
- 授業は1週間に何時間あるか
- 教材費が授業料に含まれているか
- 祝日や休校日の振替授業があるか
- レベル変更で教材の追加購入が必要か
- アクティビティ参加費が含まれているか
安いプランでも、授業時間が短ければ十分に英語を話せない可能性があります。総額だけでなく、授業時間やクラス人数まで確認しましょう。
ホームステイ・学生寮などの滞在費
短期留学の滞在費は、ホームステイ、学生寮、シェアハウス、ホテルなど、選ぶ方法によって大きく変わります。
一般的に、相部屋は個室より費用を抑えやすいです。しかし、安さだけで選ぶと、学校までの通学時間が長くなったり、生活リズムが合わなかったりする可能性があります。
ホームステイでは、朝食と夕食が付いていても、平日の昼食は自分で用意するケースがあります。学生寮でも、光熱費、清掃費、寝具代、保証金が別に設定されていることがあります。
| 滞在方法 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| ホームステイ | 現地の生活を体験しやすい | 食事回数と通学時間を確認する |
| 学生寮 | 留学生と交流しやすい | 清掃費や保証金を確認する |
| シェアハウス | 長めの滞在では節約しやすい | 短期契約できるか確認する |
| ホテル | 設備や立地を選びやすい | 費用が高くなりやすい |
滞在費を比較するときは、家賃だけを見るのではなく、食事、光熱費、通学費、手配料を含めた生活全体の費用で判断しましょう。
食費・交通費・日用品などの生活費
現地で使う生活費には、食費、交通費、日用品、洗濯代、交際費、観光費などが含まれます。
特に外食が多くなると、短期留学でも支出が増えます。ホームステイで食事が付いている場合でも、学校の友達とのランチや週末の外出には別の予算が必要です。
生活費の使いすぎを防ぐには、滞在期間全体の金額だけでなく、1週間単位で予算を決める方法がおすすめです。
生活費の分け方
- 毎日の食事と飲み物に使う費用
- 学校までのバスや電車に使う費用
- 洗剤やシャンプーなどの日用品費
- 友達との外食や交流に使う費用
- 週末の観光やアクティビティ費
- 病気や予定変更に備える予備費
例えば、観光に使うお金と日常生活に使うお金を同じ財布で管理すると、残りの生活費が分かりにくくなります。
生活費用、観光費用、緊急時の予備費を分けておくと、留学後半にお金が足りなくなる失敗を防ぎやすいです。
往復航空券と空港関連費用
往復航空券は、短期留学の総額に大きく影響する費用です。
留学期間が1週間でも3ヶ月でも、基本的には日本と渡航先を往復する必要があります。そのため、短期間ほど総額に占める航空券の割合が高くなります。
航空券の金額は、渡航先だけでなく、出発時期、曜日、乗り継ぎ回数、受託手荷物の有無によって変わります。夏休み、年末年始、ゴールデンウィークなどは高くなりやすいため、学校の日程とあわせて確認しましょう。
- 航空券本体の料金
- 燃油サーチャージと空港税
- 受託手荷物の追加料金
- 座席指定や機内食の料金
- 日本国内の空港までの交通費
- 現地空港から滞在先までの送迎費
- 乗り継ぎに必要な宿泊費
格安航空券でも、荷物を追加すると大手航空会社と金額が変わらない場合があります。スーツケースを預ける予定がある方は、手荷物料金を加えた総額で比較してください。
キャンセルや日程変更の条件も重要です。授業開始日や滞在先の入居日が確定してから予約し、氏名やパスポート番号を間違えないように確認しましょう。
パスポート・ビザ・海外保険の費用
短期留学では、パスポート、ビザや電子渡航認証、海外保険の費用も必要です。
パスポートをすでに持っている場合でも、渡航先が求める残存有効期間を満たしているか確認してください。航空券を予約したあとにパスポートを更新すると、旅券番号の変更手続きが必要になることもあります。
2026年7月1日以降に日本国内で10年有効旅券を申請する場合、18歳以上の手数料は電子申請で8,900円、窓口申請で9,300円です。年齢、有効期間、申請方法によって金額が異なるため、申請前に最新情報を確認しましょう。
参考資料:外務省「旅券手数料改定 関連情報」
ビザや電子渡航認証の要否は、国籍、渡航先、留学期間、受講するコースによって異なります。「3ヶ月以内だから何も必要ない」と自己判断せず、各国政府の公式サイトで確認してください。
海外では、環境の変化による体調不良、事故、盗難などが起こる可能性があります。外務省も、予期できないトラブルに備えて海外旅行保険への加入を案内しています。
参考資料:外務省 海外安全ホームページ「海外旅行保険加入のおすすめ」
保険料だけで選ばず、治療費、救援者費用、個人賠償責任、携行品損害、航空機遅延などの補償内容を比較しましょう。
留学期間に合う保険を選びたい方は、留学保険の必要性と選び方も参考にしてください。
海外SIM・eSIM・Wi-Fiの通信費
短期留学中にスマートフォンを使うには、eSIM、現地SIMカード、Wi-Fiルーター、携帯電話会社の海外プランなどを準備します。
1週間程度の留学では、日本にいるうちに設定できるeSIMや海外プランが手軽です。1ヶ月以上滞在する場合は、長期間用のeSIMや現地SIMカードを選んだ方が費用を抑えられる可能性があります。
| 通信方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| eSIM | 到着後すぐに通信したい人 | 対応機種か確認する |
| 現地SIMカード | 長めに滞在する人 | 現地での購入や設定が必要 |
| Wi-Fiルーター | 複数端末を接続したい人 | 持ち運びと充電が必要 |
| 海外ローミング | 設定を簡単に済ませたい人 | 利用料金と上限を確認する |
通信サービスを選ぶときは、料金だけでなく、利用できるデータ容量、通信速度、テザリング、音声通話、SMS受信の可否を確認してください。
語学学校や滞在先にWi-Fiがあっても、空港から滞在先へ移動するときや、外出先で地図を確認するときにはモバイル通信が必要です。
留学先で利用する通信手段を比較したい方は、留学におすすめのeSIMと選び方も確認してみてください。
留学エージェントのサポート費用
留学エージェントのサポート費用は、会社やプランによって異なります。
相談料や学校手配料を無料としているエージェントもありますが、すべてのサービスが無料とは限りません。ビザ申請の補助、空港送迎、現地サポート、英語学習サポートなどが有料オプションになっていることがあります。
「手数料無料」という表示だけで決めず、最終的に支払う総額とサポート内容を比較しましょう。
留学エージェントへ確認したいこと
- 相談料や学校手配料は必要か
- 見積もりに含まれていない費用は何か
- 学校へ直接申し込む場合との料金差はあるか
- 独自の為替レートや海外送金手数料があるか
- 現地サポートは料金に含まれているか
- キャンセル時の返金条件はどうなっているか
- 帰国後にもサポートを受けられるか
留学エージェントを比較するときは、同じ国、都市、学校、コース、期間、部屋タイプを伝えて見積もりを依頼することが大切です。条件が異なる見積もりを比べても、料金差の理由を正しく判断できません。
2〜3社に同じ条件を伝え、総額、サポート内容、担当者の対応を比較しましょう。
費用の安さだけではなく、質問に対して具体的に答えてくれるか、不要なプランを強く勧めてこないかも確認してください。
短期留学の費用を国別・期間別に比較
短期留学の費用は、留学期間が同じでも渡航する国によって大きく変わります。
費用を抑えやすいフィリピンと、物価の高いアメリカやイギリスでは、授業料だけでなく航空券や滞在費にも差があります。ここでは、授業料、滞在費、航空券、保険、生活費を含む留学総額の目安を国別に比較します。
| 留学先 | 1週間 | 2週間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 |
|---|---|---|---|---|
| フィリピン | 約18〜28万円 | 約25〜38万円 | 約35〜55万円 | 約80〜125万円 |
| マルタ | 約25〜40万円 | 約35〜55万円 | 約50〜80万円 | 約110〜170万円 |
| カナダ | 約25〜45万円 | 約35〜60万円 | 約50〜90万円 | 約110〜190万円 |
| オーストラリア | 約25〜45万円 | 約35〜65万円 | 約55〜90万円 | 約120〜200万円 |
| ニュージーランド | 約25〜45万円 | 約35〜60万円 | 約50〜85万円 | 約110〜180万円 |
| アメリカ | 約30〜45万円 | 約40〜65万円 | 約60〜90万円 | 約140〜200万円 |
| イギリス | 約30〜45万円 | 約40〜65万円 | 約60〜90万円 | 約135〜200万円 |
国別費用表の算出条件
上記は2026年8月時点を想定したWJE編集部による概算です。
語学学校の授業料、入学金、教材費、一般的な滞在費、往復航空券、海外保険、食費、交通費、通信費を含めています。
出発時期、出発空港、為替レート、部屋タイプ、授業数によっては、目安を上回る場合があります。
フィリピン短期留学の費用
フィリピン短期留学の費用は、1週間で約18〜28万円、1ヶ月で約35〜55万円が目安です。
欧米やオセアニアと比べて授業料や滞在費を抑えやすく、マンツーマン授業を多く受けられることが特徴です。学生寮、食事、清掃、洗濯などがセットになったプランも多いため、現地生活の予算を立てやすいでしょう。
| 期間 | 費用総額の目安 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約18〜28万円 | お試し留学・英会話体験 |
| 2週間 | 約25〜38万円 | 短期集中の英会話練習 |
| 1ヶ月 | 約35〜55万円 | マンツーマン授業を継続 |
| 3ヶ月 | 約80〜125万円 | 基礎から会話力を伸ばす |
フィリピン留学では、学校のプラン料金とは別に、教材費、光熱費、管理費、空港送迎費、現地で必要な手続きの費用などを支払う場合があります。
費用を比較するときは、日本で支払う金額と現地到着後に支払う金額を分けて確認してください。
また、1週間留学では授業を受けられる日数が限られます。英語を話す時間を確保したい場合は、1日の授業数が多いコースや、2週間以上のプランも検討しましょう。
フィリピンとオーストラリアで迷っている方は、オーストラリア留学とフィリピン留学の費用や特徴の違いも参考にしてください。
マルタ短期留学の費用
マルタ短期留学の費用は、1週間で約25〜40万円、1ヶ月で約50〜80万円が目安です。
ヨーロッパの雰囲気を楽しみながら英語を学べることが魅力で、さまざまな国から集まる留学生と交流しやすい環境があります。授業料は欧米の主要都市より抑えられる場合がありますが、日本からの航空券代と乗り継ぎ費用が総額に影響します。
| 期間 | 費用総額の目安 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約25〜40万円 | 欧州文化と語学学校を体験 |
| 2週間 | 約35〜55万円 | 英語学習と観光を両立 |
| 1ヶ月 | 約50〜80万円 | 多国籍な環境で英語を使う |
| 3ヶ月 | 約110〜170万円 | 欧州生活に慣れながら学ぶ |
マルタでは、夏の観光シーズンに滞在費が上がりやすく、語学学校によっては夏季追加料金が設定されます。海に近いエリアや学校の近くにある個室を選ぶと、滞在費が高くなる可能性があります。
費用を抑えるなら、夏の繁忙期を避け、相部屋や自炊できる学生寮を検討しましょう。
週末にヨーロッパのほかの国へ旅行する場合は、航空券、宿泊費、食費を留学費用とは別に確保する必要があります。観光も楽しみたい方は、学習費と旅行費を分けて予算を組んでください。
カナダ短期留学の費用
カナダ短期留学の費用は、1週間で約25〜45万円、1ヶ月で約50〜90万円が目安です。
バンクーバーやトロントには語学学校が多く、一般英語、ビジネス英語、試験対策などから目的に合ったコースを選びやすいです。一方で、滞在費や外食費が高くなりやすいため、授業料以外の生活費も十分に準備しましょう。
| 期間 | 費用総額の目安 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約25〜45万円 | 北米生活を短期間で体験 |
| 2週間 | 約35〜60万円 | 語学学校と観光を体験 |
| 1ヶ月 | 約50〜90万円 | 多国籍な環境で会話を練習 |
| 3ヶ月 | 約110〜190万円 | 英語環境で学習習慣を作る |
カナダでは、ホームステイ先が学校の中心地から離れていることもあります。家賃が安くても、毎日の交通費が加わると総額が高くなる可能性があります。
また、レストランでの外食には税金やチップが加わるため、日本と同じ感覚で利用すると食費が増えやすいです。昼食を持参するなど、外食回数を調整すると節約しやすくなります。
6ヶ月以下で完了するコースは、原則として就学許可が不要です。ただし、eTAや訪問者ビザなど、渡航に必要な書類は別途確認する必要があります。
参考資料:カナダ政府「Study permit: Who can study without a permit」
オーストラリア短期留学の費用
オーストラリア短期留学の費用は、1週間で約25〜45万円、1ヶ月で約55〜90万円が目安です。
シドニーやメルボルンは語学学校の選択肢が多い一方、滞在費や外食費が高くなりやすい都市です。ブリスベン、アデレード、パースなども含めて比較すると、希望する環境や予算に合う都市を見つけやすくなります。
| 期間 | 費用総額の目安 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約25〜45万円 | 海外生活を体験する |
| 2週間 | 約35〜65万円 | 学校生活と観光を楽しむ |
| 1ヶ月 | 約55〜90万円 | 英語を使う習慣を作る |
| 3ヶ月 | 約120〜200万円 | 英語環境にしっかり浸かる |
筆者はシドニーの語学学校へ約3ヶ月留学しました。授業料やホームステイ費用だけでなく、通学交通費、昼食、友達との外食、休日の観光にもお金がかかりました。
特にシドニーのような大都市では、毎日の小さな支出が積み重なります。滞在期間全体の生活費を一括で管理するより、1週間ごとに使える金額を決める方が予算を管理しやすいです。
筆者の体験談
短期留学では、観光や友達との交流も大切な経験になります。
ただし、誘われるたびに外食や観光へ参加すると、想定より早く生活費が減ります。「日常生活費」「交流費」「観光費」を分けて管理する方法がおすすめです。
オーストラリアのETAでは、合計3ヶ月まで就学や研修が認められています。渡航目的や滞在期間によって必要なビザが変わるため、申し込み前に最新条件を確認してください。
参考資料:オーストラリア内務省「Electronic Travel Authority」
ニュージーランド短期留学の費用
ニュージーランド短期留学の費用は、1週間で約25〜45万円、1ヶ月で約50〜85万円が目安です。
オークランドは語学学校の選択肢が多く便利ですが、地方都市より滞在費が高くなる場合があります。クライストチャーチ、ウェリントン、クイーンズタウンなども含めて比較すると、都市の規模や自然環境に合った留学先を選べます。
| 期間 | 費用総額の目安 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約25〜45万円 | 自然と海外生活を体験 |
| 2週間 | 約35〜60万円 | 落ち着いた環境で学ぶ |
| 1ヶ月 | 約50〜85万円 | 英語学習と交流を続ける |
| 3ヶ月 | 約110〜180万円 | 現地生活に慣れながら学ぶ |
ニュージーランドでは、ホームステイを選ぶ留学生が多く、食事付きプランを利用すれば生活費を管理しやすくなります。ただし、学校までの距離によってはバス代が必要です。
都市の中心部から離れた滞在先は家賃を抑えやすい一方で、通学時間が長くなる場合があります。費用だけでなく、毎日の移動時間も確認しましょう。
ビジタービザやNZeTAなどの条件を満たす場合、12ヶ月のうち合計3ヶ月まで就学できます。3ヶ月を超えて学ぶ場合は、学生ビザなどの条件を確認する必要があります。
参考資料:ニュージーランド移民局「Visas for studying in New Zealand」
アメリカ短期留学の費用
アメリカ短期留学の費用は、1週間で約30〜45万円、1ヶ月で約60〜90万円が目安です。
ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市は、授業料、滞在費、外食費が高くなりやすいです。比較的費用を抑えたい場合は、地方都市や大学付属のプログラムも含めて検討しましょう。
| 期間 | 費用総額の目安 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約30〜45万円 | アメリカ文化を体験する |
| 2週間 | 約40〜65万円 | 英語学習と都市観光を行う |
| 1ヶ月 | 約60〜90万円 | 多様な英語に触れる |
| 3ヶ月 | 約140〜200万円 | 北米の生活環境で学ぶ |
アメリカ留学では、授業料のほかに登録料、教材費、滞在先手配料などが加わる場合があります。ホームステイに食事が含まれていない場合は、外食や自炊の費用も多めに準備してください。
レストランでのチップ、移動に使う配車サービス、週末の観光なども予算を押し上げやすい項目です。
また、受講するコースの内容や授業時間によって必要なビザが異なります。短期間だから観光目的の渡航手続きだけで受講できるとは限りません。入学する学校へ必要な書類を確認し、在日米国大使館などの公式情報で条件を確認しましょう。
イギリス短期留学の費用
イギリス短期留学の費用は、1週間で約30〜45万円、1ヶ月で約60〜90万円が目安です。
ロンドンは語学学校の数が多く、観光や文化体験も楽しめますが、滞在費と交通費が高くなりやすいです。費用を抑えたい場合は、マンチェスター、リバプール、ブライトン、ボーンマスなどの都市も比較しましょう。
| 期間 | 費用総額の目安 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約30〜45万円 | イギリス文化を体験する |
| 2週間 | 約40〜65万円 | 語学学校と観光を楽しむ |
| 1ヶ月 | 約60〜90万円 | イギリス英語に触れる |
| 3ヶ月 | 約135〜200万円 | 現地生活を続けながら学ぶ |
ロンドンでは、学校から離れたエリアを選ぶと滞在費を抑えられる可能性があります。しかし、通学に利用する電車や地下鉄の費用が増えるため、家賃と交通費を合計して比較することが大切です。
また、カフェやレストランでの外食、ミュージカル、美術館以外の観光施設、週末旅行などを楽しむ場合は、別の予算を準備しましょう。
イギリスでは、Standard Visitorの条件で最長6ヶ月のコースを受講できます。日本国籍であっても電子渡航認証などが必要になる場合があるため、渡航前に最新情報を確認してください。
参考資料:英国政府「Visit the UK as a Standard Visitor」
国別の金額を見ても、自分の希望条件で実際にいくらかかるかは分かりません。候補となる国を2〜3カ国に絞ったら、同じ期間、授業数、部屋タイプで見積もりを取りましょう。
複数社から費用を確認したい方は、留学エージェントの見積もりを無料で取る方法も参考にしてください。
短期留学の費用が変わる6つのポイント
短期留学の費用は、留学期間だけで決まるわけではありません。
国や都市、出発時期、授業数、滞在方法、為替、現地での過ごし方によって、同じ1ヶ月留学でも総額に数十万円の差が出る場合があります。予算を立てる前に、費用が変わる6つの原因を確認しましょう。
| ポイント | 費用への主な影響 |
|---|---|
| 国と都市 | 物価・家賃・交通費が変わる |
| 出発時期 | 航空券・滞在費が変わる |
| 学校と授業数 | 授業料・教材費が変わる |
| 滞在方法 | 家賃・食費・手配料が変わる |
| 為替レート | 日本円での支払総額が変わる |
| 現地での過ごし方 | 外食・観光・交際費が変わる |
留学する国と都市
短期留学の費用に最も大きな影響を与えるのが、留学する国と都市です。
フィリピンは授業料、滞在費、食費をまとめたプランが多く、欧米より総額を抑えやすい傾向があります。一方、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの大都市では、家賃や外食費が高くなりやすいです。
同じ国の中でも、都市によって費用は異なります。例えば、オーストラリアではシドニーと地方都市、カナダではバンクーバーと郊外の都市で、滞在費や交通費に差が出る可能性があります。
国と都市を比較するポイント
- 語学学校の授業料
- ホームステイや学生寮の料金
- 日本からの航空券代
- 学校までの交通費
- 食料品や外食の価格
- 現地で参加したい観光や体験
費用だけで国を選ぶと、授業形式や生活環境が目的に合わない場合があります。英語を話す量を増やしたいならフィリピン、英語圏での生活体験を重視するならカナダやオーストラリアなど、目的と予算をセットで考えましょう。
出発する時期
短期留学の費用を抑えるには、出発する時期を調整する方法が効果的です。
夏休み、春休み、ゴールデンウィーク、年末年始などは、日本から出発する人が増えるため航空券が高くなりやすいです。現地の観光シーズンと重なると、学生寮やホームステイにも追加料金が発生する場合があります。
特にマルタやイギリスなどでは、夏季に語学学校の授業料や滞在費へ追加料金が設定されることがあります。航空券が安くても、学校側の季節料金を含めると総額が高くなる可能性があるため注意しましょう。
- 大型連休や長期休暇のピークを避ける
- 出発日と帰国日を平日にずらして比較する
- 複数の航空会社や乗り継ぎ便を確認する
- 語学学校の夏季追加料金を確認する
- 滞在先の繁忙期料金を確認する
出発時期を自由に選べる方は、候補日を1日に固定せず、前後数日間の航空券を比較してください。
ただし、料金だけを理由に気候の合わない時期を選ぶと、希望していた観光やアクティビティを楽しめない可能性があります。現地の季節と費用の両方を確認しましょう。
語学学校と授業数
語学学校の授業料は、学校の立地、コース内容、1週間の授業数、クラス人数によって変わります。
午前中だけの一般英語コースは費用を抑えやすい一方、午後まで授業を受ける集中コースや、マンツーマン授業が多いコースは高くなりやすいです。ビジネス英語や試験対策などの専門コースにも追加料金が必要な場合があります。
| コース | 費用 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 半日コース | 比較的安い | 観光も楽しみたい人 |
| 一般英語コース | 標準的 | 基礎から英語を学びたい人 |
| 集中コース | 高くなりやすい | 短期間で授業量を増やしたい人 |
| マンツーマン中心 | 学校により異なる | 英語を話す量を増やしたい人 |
短期留学では授業日数が限られるため、単純に最も安いコースを選ぶと、英語を話す時間が不足する可能性があります。
学校を比較するときは、授業料を週の授業時間で割り、1時間あたりの費用も確認しましょう。入学金、教材費、アクティビティ費などが授業料に含まれているかも重要です。
留学の目的に必要な授業量を確保したうえで、料金を比較することが失敗を防ぐポイントです。
滞在方法と食事条件
短期留学の滞在費は、ホームステイ、学生寮、シェアハウス、ホテルのどれを選ぶかによって変わります。
個室はプライバシーを確保しやすい一方で、相部屋より費用が高くなります。学校まで徒歩で通える滞在先は便利ですが、中心地に近いほど家賃が上がる場合があります。
| 滞在方法 | 費用の傾向 | 確認すること |
|---|---|---|
| ホームステイ | 食事条件で変わる | 食事回数・通学時間 |
| 学生寮の相部屋 | 抑えやすい | 光熱費・清掃費 |
| 学生寮の個室 | 高くなりやすい | 専用設備の有無 |
| ホテル | 比較的高い | 朝食・税金・立地 |
ホームステイの食事付きプランでも、平日の昼食は含まれないことがあります。学生寮では食事が付かず、自炊や外食が必要になる場合もあります。
家賃が安くても、毎日の交通費と食費を加えると、食事付きホームステイより総額が高くなる可能性があります。
滞在費を比較するときは、部屋代だけで判断せず、食事、光熱費、通学交通費、保証金、清掃費、手配料を含めて計算しましょう。
為替レート
海外留学の費用は現地通貨で設定されるため、為替レートによって日本円で支払う金額が変わります。
例えば、語学学校と滞在先の合計が同じ現地通貨額でも、見積もりを取った日より支払日の円相場が変動すると、必要な日本円が増える場合があります。
為替で確認したいポイント
- 見積書に使われている為替レート
- 日本円と現地通貨のどちらで支払うか
- 支払日のレートが適用されるか
- 海外送金手数料が必要か
- クレジットカードの海外事務手数料
- 見積もりの有効期限
為替の動きを正確に予測することは難しいため、予算をぎりぎりに設定しないことが大切です。見積もりより円安になった場合に備えて、学校費用や生活費とは別に予備費を確保しましょう。
留学中の支払い方法を準備したい方は、留学におすすめのクレジットカードと選び方も参考にしてください。
現地での過ごし方
短期留学の生活費は、現地でどのように過ごすかによって大きく変わります。
平日は自炊やホームステイ先の食事を利用し、休日だけ外出する人と、毎日外食やカフェを利用する人では、同じ留学期間でも必要な費用が異なります。
観光、週末旅行、アクティビティ、買い物、友達との交流も留学の大切な経験です。しかし、予算を決めずに参加すると、留学後半の生活費が不足する可能性があります。
| 過ごし方 | 費用の傾向 |
|---|---|
| 自炊を中心にする | 食費を抑えやすい |
| 外食を中心にする | 食費が高くなりやすい |
| 無料イベントを活用する | 交流費を抑えやすい |
| 毎週旅行する | 交通費と宿泊費が増える |
現地で使うお金は、「日常生活費」「友達との交流費」「観光費」「緊急時の予備費」に分けて管理しましょう。
1ヶ月留学の場合は、生活費を4週間分に分け、1週間に使える上限を決めると残額を把握しやすくなります。
スマートフォンの通信費も現地支出のひとつです。到着後すぐに地図や連絡アプリを使えるよう、留学におすすめのeSIMと通信手段の選び方も出発前に確認しておきましょう。
短期留学費用を抑える基本
最も安い国や学校を探すだけでは、留学総額を抑えられるとは限りません。
航空券、滞在先、食事、交通費、為替、現地生活費まで含め、同じ条件で比較することが重要です。
候補を2〜3パターン作り、それぞれの総額と得られる経験を比較しましょう。
短期留学は何週間がおすすめ?目的別の選び方
短期留学のおすすめ期間は、英語力だけでなく、留学の目的や確保できる休み、支払える予算によって異なります。
海外生活を体験したい方は1週間、学校生活にも慣れたい方は2週間、英語を話す習慣を作りたい方は1ヶ月が目安です。期間ごとの特徴を理解し、留学中に何を達成したいかを基準に選びましょう。
| 期間 | 向いている目的 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1週間 | 海外生活のお試し | 授業日数が少ない |
| 2週間 | 学校生活と交流を体験 | 慣れた頃に帰国となりやすい |
| 1ヶ月 | 英語を使う習慣を作る | 生活費の管理が必要 |
| 3ヶ月 | 英語環境に深く浸かる | 総額と日本の固定費が増える |
海外生活を体験したいなら1週間
1週間の短期留学は、英語力を大幅に伸ばすことより、海外で生活する最初の一歩を踏み出したい方におすすめです。
語学学校の授業、ホームステイ、現地での買い物や移動をひと通り体験できます。長期留学へ行く自信がない方や、仕事を長く休めない社会人にも選びやすい期間です。
ただし、到着日と帰国日を除くと、授業を受けられるのは平日の5日程度になることがあります。時差や環境に慣れるだけで数日かかる場合もあるため、英語力の急激な変化を期待しすぎないことが大切です。
1週間留学で設定したい目標
- 英語で入国審査を受ける
- 授業中に毎日1回は発言する
- ホームステイ先で自分から質問する
- 現地のカフェやレストランで注文する
- 長期留学へ進みたいか判断する
1週間でも、目的を絞れば価値のある経験になります。「英語を流暢に話せるようになる」ではなく、「英語を使う怖さを減らす」など、短期間で達成できる目標を設定しましょう。
学校生活にも慣れたいなら2週間
2週間の短期留学は、海外生活を体験するだけでなく、語学学校の授業やクラスメートとの交流にも慣れたい方におすすめです。
最初の1週間で学校のルールや通学方法に慣れ、2週目から授業中の発言や友達との会話を増やしやすくなります。1週間留学と比べて授業数を確保できるため、英語を使った成功体験も作りやすいでしょう。
一方で、生活に慣れて英語を話せるようになり始めた頃に帰国日を迎える可能性があります。留学前に自己紹介や質問フレーズを準備し、現地へ到着した初日から話せる状態を作っておくことが重要です。
留学前に何を勉強すればよいか迷っている方は、留学前に取り組みたい英語学習と優先順位も参考にしてください。
英語を話す習慣を作りたいなら1ヶ月
1ヶ月の短期留学は、海外生活に慣れながら、英語を話す習慣を作りたい方におすすめです。
授業の進め方を理解したあとも学習期間が残るため、発言回数を増やしたり、クラスメートと出かけたりする余裕が生まれます。留学前に学んだ単語や文法を、授業と日常生活の両方で試しやすい期間です。
ただし、海外に1ヶ月いるだけで、自動的に話せるようになるわけではありません。日本人同士で過ごす時間が長かったり、授業外で英語を使わなかったりすると、会話量は増えません。
- 授業中に分からないことを英語で質問する
- 毎日1人以上に自分から話しかける
- 新しく覚えた表現をその日のうちに使う
- 英語で日記を書いて先生に確認してもらう
- 週末も英語を使う予定を作る
「英語を話せるようになる」という曖昧な目標ではなく、「毎日10分以上会話する」など、行動で確認できる目標を設定しましょう。
英語環境にしっかり浸かりたいなら3ヶ月
3ヶ月の短期留学は、学校生活に慣れたあとも英語環境で学び続けたい方におすすめです。
最初の数週間は聞き取りや会話に苦労しても、生活で繰り返し使う表現が少しずつ身につきます。先生や友達との関係も深まりやすく、授業以外で英語を話す機会も作りやすくなるでしょう。
筆者もオーストラリアのシドニーへ約3ヶ月留学しました。最初は授業で発言するだけでも緊張しましたが、生活に慣れるにつれて、クラスメートと話したり出かけたりする機会を増やせました。
3ヶ月留学で感じたこと
留学期間が長くても、自分から話しかけなければ会話量は増えません。
英語力を伸ばすには、学校へ通うだけでなく、授業中に発言する、友達を誘う、分からない表現を調べて使うなど、毎日の行動が重要です。
3ヶ月留学では、現地費用に加えて、日本で契約している家賃、携帯電話、保険、サブスクリプションなども発生する場合があります。渡航前に休止や解約ができるものを確認し、留学中の支出を整理しましょう。
予算別に選ぶ短期留学プラン
短期留学は、先に予算の上限を決めると、国や期間、滞在方法を絞り込みやすくなります。
予算30万円以内では1週間を中心に検討し、50万円以内なら2週間から1ヶ月、100万円以内なら国によって1〜3ヶ月が候補です。ただし、学校へ支払う料金だけでなく、渡航費や生活費を含む総額で考えましょう。
| 予算 | 検討しやすい期間 | 候補となるプラン |
|---|---|---|
| 30万円以内 | 1週間前後 | フィリピン・近距離・相部屋 |
| 50万円以内 | 1週間〜1ヶ月 | フィリピン長め・欧米短め |
| 100万円以内 | 1〜3ヶ月 | 国・都市・授業数を比較 |
予算30万円以内で検討する短期留学
予算30万円以内で短期留学する場合は、フィリピンなど日本から比較的近い国への1週間留学が現実的な候補です。
航空券が安い時期を選び、学生寮の相部屋や食事付きプランを利用すれば、現地で発生する支出も管理しやすくなります。欧米やオセアニアでも、航空券や学校のキャンペーンによっては検討できますが、予算に余裕は少なくなります。
30万円以内に抑えるポイント
- 繁忙期を避けて航空券を探す
- 個室ではなく相部屋を検討する
- 食事付きの学校や滞在先を選ぶ
- 空港送迎や教材費を含むプランを比較する
- 観光費とお土産代に上限を決める
予算を30万円ちょうどまで使うのではなく、病気、交通トラブル、追加手荷物などに備えて数万円の予備費を残しましょう。
費用を優先しすぎて授業数を減らすと、留学の目的を達成できない可能性があります。最低限受けたい授業数を決めたうえで、国や滞在方法を調整することが大切です。
予算50万円以内で検討する短期留学
予算50万円以内なら、フィリピンの2週間から1ヶ月、またはカナダやオーストラリアなどの1〜2週間留学を検討できます。
英語を話す量を重視するなら、マンツーマン授業が多いフィリピン留学が候補です。英語圏での生活や多国籍なクラスを体験したい場合は、欧米やオセアニアの短期プランを比較しましょう。
同じ50万円でも、国や都市によって留学できる期間は異なります。大都市の個室を選ぶと滞在費が高くなりますが、地方都市や相部屋を選ぶことで授業期間を延ばせる場合があります。
| 重視すること | 検討しやすいプラン |
|---|---|
| 授業量 | フィリピン2週間〜1ヶ月 |
| 英語圏の生活 | カナダ・オーストラリア1〜2週間 |
| ヨーロッパ文化 | マルタ1〜2週間 |
| 滞在環境 | 地方都市・相部屋・食事付き |
見積もりでは、授業料と滞在費だけでなく、航空券、海外保険、空港送迎、教材費、通信費まで含めて比較してください。
予算100万円以内で検討する短期留学
予算100万円以内なら、フィリピンでは2〜3ヶ月、欧米やオセアニアでは1ヶ月前後の短期留学を検討しやすくなります。
授業時間を増やす、ホームステイの個室を選ぶ、現地アクティビティへ参加するなど、費用だけでなく留学内容にもこだわれます。ただし、国や都市によっては3ヶ月留学の総額が100万円を超える可能性があります。
3ヶ月の格安プランより、1ヶ月の集中コースの方が目的に合う場合もあります。反対に、英語環境へ長く浸かりたい方は、都市や部屋条件を調整して滞在期間を延ばす方法があります。
留学後の生活費まで使い切らないよう、帰国後に必要な家賃や交通費、英語学習費も残しておきましょう。大学生で留学方法や資金計画に迷っている方は、大学生が留学エージェントを利用するメリットと費用も参考にしてください。
短期留学の費用をシミュレーションする手順
短期留学の費用は、目的、期間、予算、国、学校の順番で整理するとシミュレーションしやすくなります。
最初から語学学校を選ぶのではなく、自分が留学で実現したいことを明確にしたうえで、同じ条件の見積もりを比較しましょう。ここでは、申し込み前に実践したい7つの手順を解説します。
| 手順 | 決めること |
|---|---|
| STEP1 | 留学の目的 |
| STEP2 | 留学できる期間 |
| STEP3 | 予算の上限 |
| STEP4 | 国・都市・学校 |
| STEP5 | 同条件の見積もり |
| STEP6 | 見積もり外の費用 |
| STEP7 | 予備費 |
STEP1 留学の目的を決める
短期留学の費用を計算する前に、まずは留学の目的を具体的に決めましょう。
目的が曖昧なまま学校を選ぶと、必要以上に授業数が多い高額なプランを選んだり、反対に授業が少なく英語を話せなかったりする可能性があります。
「英語を話せるようになりたい」だけでは、学校や期間を判断しにくいため、留学後にできるようになりたい行動まで決めることが重要です。
留学目的の具体例
- 英語で自己紹介と簡単な会話ができるようになる
- 英語を話すことへの抵抗を減らす
- 海外生活が自分に合うか確かめる
- 長期留学やワーホリ前に学校を体験する
- TOEIC学習で身につけた英語を実際に使う
目的が英会話なら授業量を重視し、海外生活の体験が中心なら半日コースも候補になります。最初に目的を決めることで、不要な費用を減らしやすくなります。
STEP2 留学できる期間を決める
次に、学校や仕事を休める日数から、実際に留学できる期間を決めます。
語学学校の授業は月曜日から金曜日までが基本となるため、7日間の旅行日程でも授業を受けられるのは5日程度です。到着日、入寮日、オリエンテーション、帰国日を含めて考えましょう。
社会人の場合は、有給休暇の日数だけでなく、帰国後に仕事へ戻るまでの休息日も必要です。時差や長時間の移動で疲れることがあるため、帰国日の翌日から出勤する日程は負担が大きくなります。
学生の場合は、授業開始日、試験、就職活動、アルバイトなどの予定も確認してください。渡航可能な期間を明確にすると、航空券と語学学校の日程を現実的に比較できます。
期間が決まっていない段階でも相談できます。準備を始める時期に迷う方は、留学エージェントへ相談する時期と準備の流れも参考にしてください。
STEP3 支払える予算の上限を決める
留学期間を決めたら、支払える予算の上限を設定します。
現在の貯金をすべて留学へ使うのではなく、帰国後の生活費や緊急時の支出を残すことが大切です。航空券や学校費用を支払ったあとも、現地生活費と予備費を確保できる金額を上限にしましょう。
予算は「絶対に超えられない上限」と「できれば収めたい目標額」の2段階に分けると判断しやすくなります。
| 予算区分 | 内容 |
|---|---|
| 目標予算 | できれば収めたい金額 |
| 上限予算 | これ以上は支払わない金額 |
| 現地生活費 | 食費・交通費・通信費 |
| 予備費 | 病気・変更・追加費用への備え |
クレジットカードの利用可能額を予算として考えるのではなく、自分の収入や貯金から無理なく支払える金額を基準にしてください。
STEP4 国・都市・語学学校を絞る
目的、期間、予算が決まったら、条件に合う国、都市、語学学校を2〜3パターンに絞ります。
最初から1校に決めると、費用や授業内容が適正か判断できません。国ごとの物価や航空券、都市ごとの滞在費、学校ごとの授業数を比較しましょう。
候補を絞る比較項目
- 日本からの移動時間と航空券代
- 授業形式と1週間の授業時間
- 日本人留学生の割合
- ホームステイや学生寮の費用
- 学校までの通学時間
- 現地で体験したい観光や文化
- 日本との時差や気候
費用を抑えながら英語を話す量を増やしたい方はフィリピン、英語圏での生活を重視する方はカナダやオーストラリアなどが候補になります。
有名な学校という理由だけで選ばず、自分の目的に合う授業と環境があるか確認しましょう。
STEP5 同じ条件で2〜3社から見積もりを取る
候補を絞ったら、留学エージェントや語学学校から2〜3件の見積もりを取りましょう。
比較するときは、国、都市、学校、コース、期間、授業数、滞在方法、部屋タイプ、食事条件を統一することが重要です。条件が違う見積もりでは、料金差の理由を正しく判断できません。
担当者には「ほかの会社とも比較している」と伝えて問題ありません。質問への回答が具体的か、不要なプランを強く勧めないか、料金の説明が分かりやすいかも確認しましょう。
手数料や追加費用の仕組みを知りたい方は、留学エージェントの手数料と追加費用も確認してみてください。
STEP6 見積もりに含まれない費用を追加する
見積もりを受け取ったら、掲載された合計金額だけで判断せず、含まれていない費用を追加します。
語学学校と滞在先の料金だけが記載され、航空券、海外保険、ビザ、教材費、空港送迎、通信費、現地交通費などが含まれていない場合があります。
- 往復航空券と受託手荷物料金
- パスポートや渡航手続きの費用
- 海外旅行保険や留学保険
- 教材費と学校の登録費
- 空港送迎と現地交通費
- eSIMやSIMカードの通信費
- 食費、日用品、外食、観光費
- 海外送金やカード決済の手数料
すべての費用を表計算ソフトやメモに入力し、実際に必要な総額を計算しましょう。
海外送金にかかる手数料も確認したい方は、留学におすすめの海外送金サービスと手数料の比較も参考にしてください。
STEP7 予備費を別に確保する
最後に、計算した留学総額とは別に予備費を確保します。
為替の変動、体調不良、交通トラブル、航空券の変更、荷物の追加、滞在先で必要になった日用品など、出発前には予測できない支出が発生する可能性があります。
予備費を使う可能性がある場面
飛行機や交通機関の遅延で宿泊が必要になる場合があります。
病院を受診した際に、保険金が支払われるまで一時的な立て替えが必要になることもあります。
予備費は観光や買い物の予算とは分けて管理しましょう。
予算をぎりぎりまで学校費用へ使うと、現地での交流や必要な支払いを我慢することになります。留学費用の5〜10%程度を参考にしながら、自分が安心できる金額を別に確保してください。
予備費は現金だけで持たず、クレジットカードや別口座など複数の方法に分けると、紛失や利用停止にも備えられます。
短期留学の費用を安く抑える方法
短期留学の費用は、渡航する国や期間を大きく変えなくても、予約方法や滞在条件の選び方によって抑えられます。
ただし、安さだけを優先して授業数や安全性を下げると、留学の目的を達成できない可能性があります。必要な学習環境を残しながら、不要な支出を減らすことが基本です。
| 節約方法 | 期待できる効果 | 注意点 |
|---|---|---|
| 渡航時期をずらす | 航空券や滞在費を抑えやすい | 学校の休校日を確認する |
| 地方都市を選ぶ | 家賃や生活費を抑えやすい | 交通の利便性を確認する |
| 相部屋を利用する | 滞在費を抑えやすい | 生活ルールを確認する |
| 複数社を比較する | 総額とサポートを比較できる | 同じ条件で見積もる |
航空券が高い時期を避ける
短期留学の費用を抑えるなら、航空券が高くなりやすい時期を避ける方法が効果的です。
ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始、春休みなどは、日本から海外へ渡航する人が増えます。現地の観光シーズンと重なると、航空券だけでなくホームステイや学生寮にも追加料金が設定される場合があります。
出発日を自由に選べる方は、候補日を1日に限定せず、前後数日間の料金を比較しましょう。土日出発より平日出発が安いケースもあります。
- 大型連休と長期休暇を避ける
- 出発日と帰国日を前後にずらして検索する
- 直行便と乗り継ぎ便の総額を比較する
- 語学学校の繁忙期追加料金を確認する
- 現地の祝日と休校日を確認する
安い航空券を見つけても、授業日数が減ってしまっては費用対効果が下がります。学校の開始日や休校日を確認したうえで、渡航日程を決めてください。
出発日が決まったら早めに予約する
留学する国と出発日が決まったら、航空券や滞在先を早めに比較しましょう。
出発直前になるほど選べる便や部屋が少なくなり、希望する価格帯の航空券や学生寮が埋まる可能性があります。特に個室や学校から近い滞在先は、早い段階で満室になることがあります。
ただし、早く予約すれば必ず最安になるわけではありません。キャンセル料や変更手数料を確認せずに購入すると、予定が変わったときの負担が大きくなります。
予約前に確認すること
航空券を予約する前に、語学学校の入学許可、コース開始日、滞在先の入居日を確認しましょう。
氏名はパスポートと同じ表記で入力し、受託手荷物、変更条件、キャンセル条件を含めた総額で比較してください。
留学エージェントを利用する場合は、航空券を自分で予約してよいタイミングも確認します。学校や滞在先が確定する前に購入すると、日程変更が必要になることがあります。
物価の安い国や地方都市を選ぶ
費用を大きく抑えたい場合は、物価の安い国や地方都市を候補に入れましょう。
フィリピンのように授業料、学生寮、食事がセットになったプランを選びやすい国では、欧米の大都市より総額を抑えられる場合があります。カナダやオーストラリアでも、中心都市以外を選ぶことで滞在費を抑えられる可能性があります。
ただし、地方都市なら必ず安いとは限りません。航空便が少ない地域では移動費が増え、学校から遠い滞在先では毎日の交通費が必要です。
都市選びで比較する費用
- 語学学校の授業料
- ホームステイや学生寮の料金
- 日本から現地までの移動費
- 学校までの通学交通費
- スーパーや外食の価格
- 参加したい観光やアクティビティの料金
費用だけでなく、授業形式、気候、治安、生活の利便性も確認してください。自分に合う環境を選ぶことが、留学中の学習継続にもつながります。
食事付きの学生寮やホームステイを選ぶ
食事付きの学生寮やホームステイを選ぶと、現地の食費を管理しやすくなります。
短期留学では、慣れない土地で毎日自炊することが負担になる場合があります。外食が増えると予算を超えやすいため、朝食や夕食が含まれるプランは、結果的に総額を抑えられる可能性があります。
ただし、「食事付き」と書かれていても、1日3食とは限りません。平日の昼食、休日の食事、到着日や退去日の食事が含まれないケースもあります。
| 食事条件 | 確認する内容 |
|---|---|
| 朝食のみ | 昼食と夕食の予算が必要 |
| 朝食・夕食付き | 平日の昼食代を確認する |
| 1日3食付き | 休日や休校日の提供を確認する |
| 食事なし | 自炊設備と周辺の物価を確認する |
食事の回数だけでなく、学校までの交通費やキッチンの利用条件も含めて比較しましょう。
個室ではなく相部屋を検討する
滞在費を抑えたい方は、学生寮やシェアハウスの相部屋を検討しましょう。
個室よりも料金を抑えやすく、ほかの留学生と英語で話す機会を作れることもメリットです。授業外でも会話する環境が欲しい方には、費用と英語学習の両面で相性があります。
一方で、生活時間、室温、照明、音、片付けなどの感覚がルームメイトと合わない可能性があります。睡眠不足になれば、授業への集中にも影響します。
相部屋を選ぶ前に確認したいこと
- 同室になる人数
- 性別や年齢の条件
- 机や収納スペースの有無
- シャワーやトイレの共有人数
- 門限や消灯などの生活ルール
- 個室へ変更する場合の追加料金
相部屋が大きなストレスになりそうな方は、無理に選ぶ必要はありません。授業料や航空券など、ほかの項目で節約できないか検討しましょう。
複数の留学エージェントを比較する
短期留学の費用を抑えるには、複数の留学エージェントから見積もりを取ることが重要です。
同じ語学学校でも、サポート内容、適用される為替レート、送金手数料、キャンペーンによって支払総額が異なる場合があります。1社だけに相談すると、その料金が高いのか安いのか判断できません。
比較するときは、国、都市、学校、コース、期間、部屋タイプ、食事条件を統一してください。
- 授業料と入学金
- 滞在費と食事条件
- 空港送迎と現地サポート
- 海外送金手数料
- 独自の為替レート
- キャンセルや変更の条件
最も安い会社を選ぶのではなく、必要なサポートを含めた総額で比較しましょう。料金の説明が分かりやすく、質問へ具体的に答えてくれる担当者かどうかも判断材料になります。
海外送金・カード決済の手数料を確認する
語学学校への支払いでは、海外送金手数料やクレジットカードの海外事務手数料が発生する場合があります。
授業料と滞在費が同じでも、支払い方法によって最終的な日本円の金額が変わります。送金時の為替レート、中継銀行の手数料、受取側の手数料まで確認しましょう。
クレジットカードで支払う場合は、利用可能額にも注意が必要です。航空券や保険の決済と重なると、限度額を超える可能性があります。
支払い前の確認項目
- 日本円と現地通貨のどちらで支払うか
- 適用される為替レート
- 海外送金とカード決済の手数料
- 分割払いが可能か
- キャンセル時の返金方法
- カードの利用可能額
留学中の支払い方法も準備したい方は、海外留学におすすめのクレジットカードと選び方も参考にしてください。
奨学金や語学学校のキャンペーンを確認する
条件に合う制度があれば、奨学金や語学学校のキャンペーンを利用できる可能性があります。
大学や自治体、民間団体などが、海外留学を対象とした支援制度を募集していることがあります。語学学校や留学エージェントでも、入学金無料、授業料割引、長期申込割引などが実施される場合があります。
ただし、キャンペーンだけを理由に学校を決めるのはおすすめできません。授業内容や滞在環境が目的に合わなければ、安くても満足できない可能性があります。
申請前の注意点
奨学金には、年齢、在籍状況、成績、留学期間、申請期限などの条件があります。
キャンペーンにも対象コースや申込期限が設定されているため、通常料金、適用条件、キャンセル規定を確認してください。
割引後の料金だけでなく、航空券、滞在費、生活費を加えた総額で判断しましょう。
短期留学で予算オーバーしやすい失敗例
短期留学で予算を超える主な原因は、最初の見積もりに含まれない支出を計算していないことです。
授業料が予算内でも、航空券、保険、教材費、外食、観光費などを加えると総額が大きくなる場合があります。ここでは、短期留学で起こりやすい6つの失敗と改善方法を解説します。
| 失敗例 | 改善方法 |
|---|---|
| 学校費用だけで計算する | 渡航費と生活費を追加する |
| 見積もりの内訳を見ない | 含まれない項目を質問する |
| 航空券を直前に取る | 日程確定後に早めに比較する |
| 現地で使いすぎる | 週単位で予算を管理する |
| カードを1枚だけ持つ | 支払い方法を分散する |
| 英語を準備しない | 出発前から会話を練習する |
授業料と滞在費だけで予算を組む
短期留学で多い失敗は、語学学校の授業料と滞在費だけを留学総額だと考えることです。
実際には、往復航空券、海外保険、パスポート、渡航手続き、教材費、交通費、通信費、生活費なども必要です。学校の料金が30万円でも、すべてを加えると50万円以上になる可能性があります。
留学総額に含める費用
- 語学学校の入学金・授業料・教材費
- ホームステイや学生寮の費用
- 往復航空券と空港までの交通費
- 海外保険と渡航手続き費用
- 食費・現地交通費・通信費
- 観光費・交際費・予備費
予算を立てるときは、学校へ支払う費用と、自分で手配する費用を分けて一覧にしましょう。最後に両方を合計すると、実際に必要な総額を把握できます。
見積もりに含まれる項目を確認しない
見積書に合計金額が書かれていても、必要な費用がすべて含まれているとは限りません。
教材費、滞在先手配料、空港送迎、保証金、光熱費、清掃費などが別料金になる場合があります。「留学費用一式」という表現だけでは、具体的な内容を判断できません。
見積もりを受け取ったら、各項目の内訳と現地で追加支払いが必要なものを質問しましょう。
複数社を比較する場合も、料金に含まれる内容が異なれば正しく比較できません。同じ条件での支払総額を確認してください。
繁忙期の航空券を直前に予約する
学校の申し込みを優先し、航空券を出発直前まで予約しないことも予算オーバーの原因になります。
夏休みや年末年始などの繁忙期は、安い座席から埋まりやすくなります。直前になると高額な便しか残っていなかったり、乗り継ぎが多い不便な便を選ぶことになったりします。
ただし、学校や滞在先が確定する前に予約するのも危険です。開始日が変更されると、航空券の変更手数料が必要になります。
航空券予約の失敗を防ぐ方法
語学学校の入学許可と滞在先の入居日を確認してから予約しましょう。
航空券本体だけでなく、受託手荷物、座席指定、変更手数料を加えた金額で比較することが大切です。
旅行日程が決まったら価格を定期的に確認し、予算内で条件のよい便を選びましょう。
外食や週末旅行にお金を使いすぎる
短期留学では、クラスメートとの外食や週末旅行も大切な経験です。
しかし、誘われるたびに参加すると、想定より早く生活費が減ります。特に物価の高い都市では、カフェ、レストラン、交通費、入場料などの小さな支出が積み重なります。
「短期間だから大丈夫」と考えず、出発前に交流費と観光費の上限を決めましょう。
- 生活費を1週間単位に分ける
- 外食する回数を決める
- 週末旅行の予算を別にする
- 無料イベントや学校行事を活用する
- 予備費を観光や買い物に使わない
すべての誘いを断る必要はありません。自分が特に参加したい体験へ優先的にお金を使うことで、予算と留学経験のバランスを取りやすくなります。
海外で利用するカードを1枚しか用意しない
海外で使うクレジットカードを1枚しか用意しないと、紛失や利用停止が起きた際に支払いができなくなる可能性があります。
カード会社の不正利用検知によって、海外での決済が一時的に止まることもあります。また、店舗やATMによっては、持っている国際ブランドへ対応していない場合があります。
現金を多く持ち歩くのも、盗難や紛失のリスクがあります。カード、現金、別口座などへ支払い方法を分散しましょう。
留学中の支払い方法
- 異なる国際ブランドのカードを用意する
- 予備カードは別の場所で管理する
- 少額の現地通貨を準備する
- カード会社の連絡先を控える
- 海外利用とキャッシングの設定を確認する
カードを選ぶときは、年会費だけでなく、海外事務手数料、利用可能額、付帯保険の条件も確認してください。
詳しい準備方法は、海外留学におすすめのクレジットカードで解説しています。
英語を全く勉強せずに出発する
英語を全く準備せずに短期留学へ出発すると、授業や生活に慣れた頃に帰国日を迎える可能性があります。
最初の数日を自己紹介や基本表現の練習だけに使うと、現地で新しいことへ挑戦する時間が減ります。短期留学では期間が限られるため、出発前から簡単な会話に慣れておくことが重要です。
必要なのは、難しい文法や専門的な表現ではありません。学校やホームステイで繰り返し使うフレーズを優先しましょう。
留学前に練習したい英語
- 名前・出身・仕事・趣味の自己紹介
- 聞き取れなかったときの聞き返し
- 授業中に質問するフレーズ
- ホームステイ先で希望を伝える表現
- 空港やレストランで使う英会話
留学前の準備も短期留学費用の一部と考え、オンライン英会話や英語学習アプリを無理のない範囲で活用しましょう。
短期留学を成功させる費用の使い方
短期留学を成功させるには、単に支払額を安くするのではなく、目的を達成するために必要な部分へお金を使うことが大切です。
授業数、滞在環境、現地での交流、帰国後の学習まで考え、留学経験を英語力の向上につなげられる予算配分を意識しましょう。
| 費用項目 | 優先したい考え方 |
|---|---|
| 授業料 | 英語を話せる時間で比較する |
| 滞在費 | 睡眠・通学・安全性も確認する |
| 交流費 | 英語を使う経験へ優先的に使う |
| 観光費 | 上限を決めて管理する |
| 帰国後の学習費 | 留学前から別に残しておく |
最安値だけで語学学校を選ばない
語学学校を選ぶときは、最も安いプランが自分にとって最もよいとは限りません。
授業料が安くても、授業時間が短い、クラスの人数が多い、学校まで遠いなどの条件が重なると、英語を話す時間が不足する可能性があります。短期留学は授業日数が限られるため、料金だけでなく学習内容まで確認しましょう。
例えば、午前中だけのコースは観光時間を確保しやすい一方、英会話を集中的に練習したい方には授業量が足りない場合があります。反対に、朝から夕方まで授業があるコースは、観光や現地交流の時間を取りにくくなります。
語学学校を比較するポイント
- 1週間に受けられる授業時間
- グループ授業の平均人数
- マンツーマン授業の有無
- 授業中に発言できる機会
- 学校から滞在先までの通学時間
- 放課後の交流イベントや学習サポート
学校費用は、総額だけでなく1時間あたりの授業料でも比較できます。自分が伸ばしたい英語力に必要な授業を受けられるかを確認したうえで、無理なく支払える学校を選びましょう。
短期間ほど授業と交流の目的を明確にする
留学期間が短いほど、授業と現地交流で何を達成したいのかを明確にする必要があります。
1週間や2週間の短期留学では、現地生活に慣れるだけで数日が過ぎることがあります。目的を決めずに参加すると、授業を受けて観光をしただけで帰国日を迎えてしまう可能性があります。
「英語を話せるようになる」という大きな目標だけでは、毎日の行動が決まりません。「授業中に毎日質問する」「クラスメートを1回は食事に誘う」など、行動で確認できる目標を設定しましょう。
- 初日に3人へ英語で自己紹介する
- 授業中に分からない部分を質問する
- 新しく学んだ表現をその日のうちに使う
- 日本人以外の留学生と昼食を取る
- ホームステイ先で毎日1つ質問する
現地の交流イベントへ参加する費用も、単なる娯楽費ではありません。英語を使う機会を増やせる活動であれば、学習費の一部として考えられます。
すべてのイベントへ参加するのではなく、英語を使えるか、興味のある体験かという基準で選びましょう。
観光費と英語学習費を分けて管理する
短期留学では、観光費と英語学習に使う費用を分けて管理しましょう。
海外へ行くと、観光地、レストラン、買い物、週末旅行などへお金を使いたくなります。どれも留学の楽しみですが、予算を分けていないと、授業や教材に必要なお金まで使ってしまう可能性があります。
出発前に「学習へ使う費用」「日常生活費」「観光・交流費」「予備費」の4つに分けると、残額を把握しやすくなります。
| 予算区分 | 主な使い道 |
|---|---|
| 英語学習費 | 授業・教材・英会話イベント |
| 日常生活費 | 食費・交通費・日用品 |
| 観光・交流費 | 外食・観光・週末旅行 |
| 予備費 | 病気・変更・緊急時の支払い |
例えば、観光費を使い切った場合でも、予備費から補充しないルールを決めておきます。無料の観光地や学校の交流イベントを利用すれば、費用を抑えながら現地での経験を増やせます。
筆者の体験談
筆者がシドニーへ留学した際も、友達との外食や休日の観光には想像以上にお金がかかりました。
交流をすべて断る必要はありませんが、本当に参加したい予定へ優先的に予算を使うことが大切です。
帰国後の英語学習費も残しておく
短期留学の効果を長く残すには、帰国後の英語学習費も事前に確保しておきましょう。
現地では毎日英語を聞いていても、日本へ帰ると英語を話す機会が急に減ります。留学中に身につけた会話への慣れも、英語を使わない期間が続けば少しずつ失われます。
授業料や観光費へ予算を使い切らず、帰国後のオンライン英会話、英語学習アプリ、教材、TOEIC受験などに使う費用を残しておくことが大切です。
帰国後の学習に残したい費用
- オンライン英会話の受講料
- 発音やリスニングアプリの利用料
- 英単語・英文法教材の購入費
- TOEICなどの試験受験料
- 英会話イベントへの参加費
帰国後に新しい学習方法を探すのではなく、留学前から続けているサービスへ戻ると、学習を再開しやすくなります。
留学を英語学習のゴールではなく、継続するきっかけとして活用することが、費用を無駄にしない考え方です。
短期留学前に取り組みたい英語学習
短期留学の限られた時間を有効に使うには、出発前から基礎英語と会話練習に取り組むことが重要です。
現地へ到着してから自己紹介や基本文法を学び始めると、実際に英語を使う時間が減ってしまいます。留学前に基礎を整え、現地ではアウトプットへ集中する流れを作りましょう。
| 学習内容 | 留学中に役立つ場面 |
|---|---|
| 中学英文法 | 質問や説明を組み立てる |
| 自己紹介 | 初対面の会話を始める |
| 場面別英会話 | 空港・学校・滞在先で使う |
| オンライン英会話 | 英語を話す緊張を減らす |
| 発音・リスニング | 相手の英語を聞き取りやすくする |
中学英文法を1冊で復習する
短期留学前の英文法は、難しい参考書を何冊も勉強するより、中学英文法を1冊に絞って復習する方法がおすすめです。
日常英会話では、現在形、過去形、未来表現、疑問文、助動詞、比較などの基本文法を繰り返し使います。文法が分かっていても、会話中にすぐ文章を作れなければ、知識を十分に活用できません。
教材を読むだけで終わらず、例文の主語や動詞を変えて声に出しましょう。
留学前に優先したい英文法
- 現在形・過去形・未来表現
- 疑問文と否定文
- can・could・shouldなどの助動詞
- 現在完了形
- 比較級と最上級
- 接続詞と不定詞
例えば、「昨日は何をしましたか」「明日はどこへ行きますか」「もう一度説明してもらえますか」など、自分が現地で使いそうな文章へ置き換えます。
1日20〜30分でも、1冊を繰り返す方が知識を定着させやすくなります。すべてを完璧にするのではなく、基本文法を使って短い文章を作れる状態を目指しましょう。
英語での自己紹介と質問フレーズを練習する
留学前には、英語での自己紹介と質問フレーズを声に出して練習しましょう。
語学学校では、先生やクラスメート、ホームステイ先の家族など、初対面の人と何度も話します。自己紹介ができれば会話を始めやすくなり、相手への質問を準備しておけば会話を続けられます。
自己紹介は丸暗記した長い文章ではなく、相手の反応に合わせて短く伝えられる形がおすすめです。
- 名前と出身地
- 仕事や学校について
- 趣味や好きなこと
- 留学した理由
- 英語を使って挑戦したいこと
質問は「Where are you from?」だけで終わらせず、好きな食べ物、休日の過ごし方、母国の文化など、会話を広げられる内容も準備します。
スマートフォンへ文章を保存するだけでなく、何も見ずに声に出せるまで繰り返しましょう。録音して聞き直すと、言いにくい部分や話す速度も確認できます。
空港・ホームステイ・語学学校で使う英語を覚える
短期留学前には、現地で必ず遭遇する場面から英語表現を覚えましょう。
空港、入国審査、ホームステイ、語学学校では、使われる質問や表現がある程度決まっています。場面を想像しながら練習すれば、実際に英語を聞いたときも慌てにくくなります。
単語だけを覚えるのではなく、質問と回答をセットで練習してください。
| 場面 | 練習する内容 |
|---|---|
| 空港 | 目的・滞在期間・荷物の確認 |
| ホームステイ | 食事・シャワー・門限の質問 |
| 語学学校 | 聞き返し・質問・意見の伝え方 |
| 買い物 | 料金・サイズ・支払いの確認 |
| レストラン | 注文・変更・会計の依頼 |
特に覚えておきたいのは、聞き取れなかったときの対応です。「もう一度お願いします」「ゆっくり話してください」「この言葉はどういう意味ですか」と伝えられれば、会話を途中で諦めずに済みます。
大切な考え方
すべての英語を聞き取る必要はありません。
分からないことを英語で質問し、会話を続けられる表現を身につけることが、留学中の安心につながります。
オンライン英会話で英語を話すことに慣れる
英語を話すことに不安がある方は、留学前からオンライン英会話を利用して会話に慣れておきましょう。
単語や文法を理解していても、実際の会話では相手の質問を聞き、その場で文章を作る必要があります。留学初日に初めて外国人と話すより、事前に何度か会話を経験しておく方が緊張を減らせます。
レッスンでは、自己紹介、空港、ホームステイ、語学学校など、留学中に使う場面を講師へ伝えて練習しましょう。
オンライン英会話で練習する内容
- 自己紹介と留学目的の説明
- 聞き返しや確認のフレーズ
- ホームステイ先での会話
- 授業中に質問する練習
- 自分の意見を短く伝える練習
毎日受講できなくても、週2〜3回を1〜2ヶ月続けるだけで、英語を話すことへの抵抗を減らせます。疲れている日は25分のレッスンを短時間に変更するなど、継続しやすい方法を選びましょう。
留学前に間違える経験を積んでおくことで、現地でも完璧な英語にこだわらず話しやすくなります。
英語学習アプリで発音とリスニングを強化する
英語学習アプリは、留学前の発音とリスニングを隙間時間に強化したい方に向いています。
現地では、先生だけでなく、さまざまな国や地域の留学生と英語で話します。教材の音声より速く感じたり、慣れていない発音を聞き取りにくかったりすることがあります。
アプリを利用するときは、問題を解くだけでなく、音声を繰り返し聞き、自分でも同じように発音しましょう。
アプリ学習の進め方
- 短い英語音声を聞く
- スクリプトを見て意味を確認する
- 音声をまねして声に出す
- 録音機能で自分の発音を確認する
- 翌日に同じ内容を復習する
複数のアプリを同時に契約すると、どれも中途半端になる可能性があります。発音、リスニング、英単語など、現在の課題に合うアプリを1つ選びましょう。
通勤時間にリスニング、帰宅後に発音練習など、利用する時間を決めると継続しやすくなります。
TOEIC学習と英会話練習を使い分ける
TOEIC学習を続けている方は、試験対策をやめるのではなく、英会話練習と目的を分けて取り組みましょう。
TOEIC学習で身につけた語彙、文法、リスニング力は、留学中の授業や会話でも役立ちます。しかし、問題を解くだけでは、自分の考えを英語で組み立てて話す練習が不足しやすいです。
TOEIC対策は基礎力を高める時間、英会話は知識を実際に使う時間として分けると、両方を活かせます。
| 学習方法 | 主な目的 | 留学での活用 |
|---|---|---|
| TOEIC単語 | 語彙力を増やす | 授業や説明を理解する |
| 英文法 | 文章の仕組みを理解する | 質問や回答を作る |
| TOEICリスニング | 英語音声に慣れる | 先生の説明を聞き取る |
| オンライン英会話 | 自分の言葉で話す | 現地で会話を始める |
例えば、平日はTOEICの単語とリスニングを学び、週2回はオンライン英会話で覚えた表現を使います。学習内容を分断せず、TOEICで覚えた単語を会話で使うことがポイントです。
留学前はスコアだけを追いかけるのではなく、知っている英語を使える英語へ変える練習も取り入れましょう。
短期留学を申し込むまでの流れ
短期留学は、留学エージェントへ相談する前に、目的・期間・予算を大まかに整理しておくとスムーズに準備できます。
すべてを自分だけで決める必要はありません。候補を比較しながら条件を具体化し、留学総額とサポート内容に納得してから申し込むことが大切です。
| 手順 | 主な内容 |
|---|---|
| STEP1 | 目的・期間・予算を整理する |
| STEP2 | 国と都市を2〜3カ所選ぶ |
| STEP3 | 留学エージェントへ相談する |
| STEP4 | 同じ条件で見積もりを取る |
| STEP5 | 学校・滞在先・サポートを比較する |
| STEP6 | 渡航に必要なものを準備する |
| STEP7 | 出発前の英語学習を始める |
留学の目的・期間・予算を整理する
短期留学を考え始めたら、最初に目的・期間・予算の3つを整理しましょう。
「英語を話せるようになりたい」だけでは、必要な期間や授業数を決めにくいです。「海外生活を体験したい」「英語を話す怖さを減らしたい」「長期留学前に語学学校を試したい」など、行動レベルまで具体化してください。
期間は、仕事や学校を休める日数だけでなく、移動日と帰国後の休息日も含めて考えます。予算は学校費用だけでなく、航空券、海外保険、生活費、通信費、観光費まで含む総額で設定しましょう。
無料相談前に整理する内容
- 短期留学へ行きたい理由
- 英語でできるようになりたいこと
- 出発できる時期と滞在期間
- 支払える費用の上限
- 希望する授業や滞在方法
- 現在の英語力と苦手なこと
この段階で細かい都市や学校まで決める必要はありません。迷っている内容も含めて相談すれば、自分の条件に合う選択肢を提案してもらいやすくなります。
候補となる国と都市を2〜3カ所選ぶ
目的と予算を整理したら、候補となる国と都市を2〜3カ所選びましょう。
最初から1カ国に絞ると、費用や授業内容を比較できません。例えば、英語を話す量と費用を重視するならフィリピン、英語圏での生活を重視するならカナダやオーストラリアなどが候補になります。
同じ国でも、都市によって滞在費、交通費、学校数、気候、生活環境が異なります。有名な都市だからという理由だけで選ばず、予算と留学目的に合っているかを確認してください。
| 比較項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 費用 | 授業料・航空券・家賃・生活費 |
| 授業 | クラス人数・授業時間・コース |
| 生活 | 治安・交通・気候・物価 |
| 英語環境 | 留学生の国籍・交流機会 |
| 移動 | 飛行時間・乗り継ぎ・時差 |
候補を増やしすぎると比較が難しくなります。第一候補、第二候補、費用を抑える候補の3つ程度に分けると、無料相談でも希望を伝えやすくなります。
留学エージェントの無料相談を利用する
国や期間の候補が決まったら、留学エージェントの無料相談を利用しましょう。
留学エージェントには、語学学校選び、滞在先、必要な渡航手続き、費用、現地サポートなどを相談できます。申し込むと決めていない段階でも、希望条件でどの程度の費用がかかるか確認できます。
無料相談では、予算を曖昧にせず、支払える上限を正直に伝えることが大切です。高額なプランを提案された場合は、相部屋や地方都市、授業数を調整した場合の料金も質問しましょう。
- 希望する国と留学期間
- 予算内で紹介できる語学学校
- 授業料以外に必要な費用
- 滞在先から学校までの通学時間
- 無料サポートと有料サポートの範囲
- 申し込み後のキャンセル条件
相談したからといって、その場で申し込む必要はありません。担当者の説明や対応も比較し、自分が質問しやすい留学エージェントを選びましょう。
候補を探している方は、語学留学エージェントおすすめ比較も参考にしてください。
同じ条件で見積もりを依頼する
留学エージェントを比較するときは、2〜3社へ同じ条件で見積もりを依頼しましょう。
学校、コース、授業数、期間、部屋タイプ、食事条件が異なる見積もりでは、どの会社が本当に安いのか判断できません。第一希望の学校が決まっていない場合も、できるだけ近い条件で提案してもらってください。
見積もり条件の伝え方
「2027年2月から4週間、一般英語コース、週20時間以上、ホームステイ個室、朝夕食付き」のように具体的に伝えましょう。
条件をそろえることで、学校料金、サポート費用、為替レートなどの違いを判断しやすくなります。
見積書を受け取ったら、合計金額だけではなく、含まれていない費用と現地支払いの項目も確認してください。見積もりの有効期限や、支払い時に適用される為替レートも重要です。
語学学校・滞在先・サポート内容を比較する
見積もりがそろったら、語学学校、滞在先、留学エージェントのサポート内容を比較します。
費用が安いプランでも、授業時間が短かったり、学校までの通学に時間がかかったりすると、満足度が下がる可能性があります。短期留学では利用できる日数が限られるため、通学時間や授業外の交流環境も重要です。
申し込み前の比較項目
- 1週間の授業時間とクラス人数
- 日本人留学生の割合
- ホームステイや学生寮の設備
- 食事回数と学校までの通学時間
- 渡航前の手続きサポート
- 現地でトラブルが起きた場合の対応
- キャンセルや日程変更の条件
「サポートが充実している」という説明だけで判断せず、誰が、どの時間帯に、どのような方法で対応するのかを確認しましょう。
料金、学習環境、生活環境、サポートの4つを比較し、目的に合うプランを選んでください。
航空券・海外保険・通信手段・カードを準備する
留学プランを申し込んだら、航空券、海外保険、現地で使う通信手段、支払い方法を準備します。
航空券は、語学学校の開始日と滞在先の入居日を確認してから予約してください。受託手荷物、変更手数料、空港から滞在先までの移動時間も含めて比較しましょう。
海外保険は、治療費だけでなく、救援者費用、個人賠償責任、携行品損害、航空機遅延などの補償も確認します。クレジットカード付帯保険を利用する場合は、適用条件と補償期間を確認してください。
出発前に準備するもの
- 往復航空券とeチケット
- 海外旅行保険または留学保険
- eSIM・現地SIM・Wi-Fi
- クレジットカードと予備カード
- 少額の現地通貨
- パスポートと必要な渡航書類
- 学校と滞在先の住所・連絡先
3ヶ月未満の渡航では、外務省の「たびレジ」に日程や連絡先を登録すると、渡航先の安全情報や緊急時の情報を受け取れます。
参考資料:外務省 海外安全ホームページ「海外旅行」
通信方法を比較したい方は、留学におすすめのeSIMも確認してみてください。
出発前の英語学習を始める
留学の申し込みが完了したら、出発日までの期間を使って英語学習を始めましょう。
短期留学では、現地に到着してから英語へ慣れ始めると、話せるようになった頃に帰国日を迎えることがあります。中学英文法、自己紹介、聞き返し表現、空港やホームステイで使う英語を優先してください。
英語学習は教材を読むだけでなく、実際に声に出すことが重要です。オンライン英会話を利用できる場合は、留学中に想定される場面を講師と練習しましょう。
- 英語で1分程度の自己紹介をする
- 授業中に使う質問を声に出す
- 聞き取れないときの表現を覚える
- ホームステイ先で伝えたい内容を整理する
- 空港・買い物・レストラン英語を練習する
完璧な英語を身につけてから出発する必要はありません。間違えても会話を続ける練習を重ね、現地で最初の一言を出しやすい状態を目指しましょう。
詳しい学習手順は、留学前の英語勉強法ロードマップで解説しています。
短期留学の費用に関するよくある質問
短期留学を検討している方からは、1週間でも意味があるのか、アルバイトができるのか、保険は必要なのかといった質問が多くあります。
費用だけで判断せず、留学の目的や渡航資格、現地での安全まで含めて準備することが大切です。ここでは、短期留学の申し込み前に確認したい疑問へ回答します。
1週間の短期留学でも意味はありますか?
1週間の短期留学でも、目的を明確にすれば意味のある経験にできます。
英語力を大幅に伸ばすには短い期間ですが、海外生活を体験する、英語を話す怖さを減らす、長期留学が自分に合うか確認するといった目的には向いています。
授業を受けられるのは平日の5日程度になることが多いため、現地で何を実践するかを事前に決めましょう。「毎日1回質問する」「クラスメート3人と話す」などの行動目標がおすすめです。
出発前から自己紹介や質問フレーズを練習しておけば、現地へ到着した初日から会話へ挑戦できます。
社会人向けの具体的なプランは、社会人のオーストラリア短期留学も参考にしてください。
2週間と1ヶ月ではどちらがおすすめですか?
海外生活と語学学校を体験したい方には2週間、英語を話す習慣を作りたい方には1ヶ月がおすすめです。
2週間は、最初の1週間で生活に慣れ、2週目から授業や交流へ積極的に参加しやすくなります。仕事や学校を長く休めない方でも選びやすい期間です。
1ヶ月あれば、授業形式や現地生活に慣れたあとにも学習期間が残ります。クラスメートとの関係を作りやすく、日常生活で英語を使う機会も増やせます。
| 比較項目 | 2週間 | 1ヶ月 |
|---|---|---|
| 費用 | 抑えやすい | 高くなりやすい |
| 生活への慣れ | 慣れた頃に帰国しやすい | 慣れたあとも滞在できる |
| 会話量 | 事前準備が重要 | 増やしやすい |
| 向いている人 | 休みが限られる人 | 学習習慣を作りたい人 |
費用や休暇に無理がない範囲で、目的を達成しやすい期間を選びましょう。
短期留学の費用が安い国はどこですか?
短期留学の費用を抑えやすい国としては、フィリピンが候補になります。
語学学校によっては、授業料、学生寮、食事、清掃などがセットになっており、欧米やオセアニアより予算を管理しやすいです。マンツーマン授業を多く受けられる学校もあるため、短期間で英語を話す量を増やしたい方にも向いています。
ただし、学校の表示料金だけで安いと判断しないようにしましょう。航空券、教材費、光熱費、空港送迎、現地支払い費用まで含める必要があります。
マルタや地方都市も、渡航時期や滞在条件によっては費用を抑えられます。最も安い国ではなく、自分の目的を予算内で達成できる国を選ぶことが大切です。
短期留学中にアルバイトはできますか?
短期留学中のアルバイトは、渡航先とビザや滞在資格の条件によって異なります。
観光や短期就学を目的とした訪問者資格では、原則として働けない国が多いです。短期留学へ行けば自動的にアルバイトが認められるわけではありません。
例えば、カナダでは6ヶ月以下のコースは就学許可が不要な場合がありますが、就学許可を持たずに学ぶ場合は就労できません。ニュージーランドのVisitor Visaも、3ヶ月まで就学できますが、就労は認められていません。
参考資料:カナダ政府「Who can study without a permit」
参考資料:ニュージーランド移民局「Visitor Visa」
学生ビザやワーキングホリデービザで働ける場合も、就労時間や受講コースなどの条件があります。現地で働く収入を前提に留学費用を組まず、渡航前に自分のビザ条件を確認してください。
留学エージェントを利用すると費用は高くなりますか?
留学エージェントを利用しても、必ず費用が高くなるとは限りません。
相談料や学校手配料を無料としている留学エージェントもあります。一方で、ビザサポート、空港送迎、現地サポート、英語学習などが有料オプションになっている場合があります。
「手数料無料」という表示だけでは、最終的な支払総額を判断できません。学校料金、適用される為替レート、海外送金手数料、追加サポートまで確認しましょう。
料金比較で確認すること
- 相談料と学校手配料
- 見積もりに含まれない費用
- 現地サポートの料金
- 海外送金手数料と為替レート
- キャンセルや変更時の手数料
自分で手配する場合も、学校との英語連絡やトラブル対応に時間がかかります。費用だけでなく、必要なサポートと手間を含めて判断しましょう。
詳しくは、留学エージェントの手数料と追加費用で解説しています。
短期留学には現金をいくら持っていくべきですか?
短期留学へ持っていく現金は、到着直後に必要な交通費、食費、少額の買い物に対応できる範囲にしましょう。
必要額は国や期間によって異なりますが、滞在中の全生活費を現金で持ち歩くのはおすすめできません。盗難や紛失が起きると、失ったお金が戻らない可能性があるためです。
留学中のお金の分け方
- 到着直後に使う少額の現地通貨
- 普段の支払いに使うクレジットカード
- 別の場所に保管する予備カード
- 緊急時に引き出せる日本の口座
カードは異なる国際ブランドを用意し、1枚は財布と別の場所で保管すると安心です。海外ATMを利用する場合は、手数料、暗証番号、利用上限も確認してください。
現金とカードの準備方法は、留学におすすめのクレジットカードも参考にしてください。
短期留学でも海外保険は必要ですか?
1週間や2週間の短期留学でも、海外保険への加入を検討しましょう。
滞在期間が短くても、病気、ケガ、交通事故、盗難、航空便の遅延などが起こる可能性はあります。外務省も、海外での予期できないトラブルに備えて、海外旅行保険への加入を推奨しています。
参考資料:外務省 海外安全ホームページ「海外旅行保険加入のおすすめ」
クレジットカード付帯保険を利用する場合は、カードを持っているだけで適用されるのか、航空券などの旅行代金をカードで支払う必要があるのかを確認してください。
| 補償項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 治療費用 | 病気・ケガの補償上限 |
| 救援者費用 | 家族の渡航や緊急移送 |
| 個人賠償責任 | 物を壊した場合などの補償 |
| 携行品損害 | 盗難・破損の対象と免責金額 |
| 航空機遅延 | 宿泊費や食事代の補償条件 |
保険料の安さだけではなく、渡航先の医療費、留学期間、持病、予定している活動に合う補償を選びましょう。
まとめ|短期留学の費用は期間と国だけでなく総額で比較しよう
短期留学の費用は、1週間・2週間・1ヶ月・3ヶ月という期間だけでなく、国、都市、学校、滞在方法、渡航時期によって変わります。
学校のパンフレットに掲載された料金だけで決めず、航空券、海外保険、生活費、通信費、交通費、観光費まで含めた留学総額で比較することが大切です。
- 1週間は海外生活のお試しに向いている
- 2週間は学校生活にも慣れやすい
- 1ヶ月は英語を話す習慣を作りやすい
- 3ヶ月は英語環境に慣れたあとも学べる
- 複数社へ同じ条件で見積もりを依頼する
- 見積もりに含まれない費用と予備費も計算する
最安値だけで選ぶのではなく、授業時間、滞在環境、現地サポートなど、自分の目的に必要な部分へ予算を使いましょう。
留学エージェントの無料相談では、希望する期間と予算を伝えることで、具体的な学校や滞在プランを提案してもらえます。
また、短期留学を英語力の向上につなげるには、出発前から英語を声に出して練習することが重要です。
無理のない予算を立て、留学中に挑戦したいことを明確にして、英語を実際に使う最初の一歩を踏み出しましょう。