英語学習アプリを使っているものの、「毎日やっているのに英語力が伸びている気がしない」と感じていませんか?
英語学習アプリは、ただ毎日開くだけでは十分ではありません。目的を決めて学習し、間違えた内容を復習し、覚えた英語を実際に使うところまで取り組むことが大切です。
この記事では、英語学習アプリの効果的な使い方を7ステップで解説します。英単語・英文法・リスニング・スピーキング・TOEICなど目的別の活用法や、1日10分・30分・60分の学習例、効果が出にくい使い方も紹介します。
「アプリで何をすればいいのかわからない」という方は、ぜひ自分の毎日の英語学習に取り入れてみてください。
英語学習アプリは使い方次第で効果が大きく変わる
英語学習アプリは、ただ毎日使えば英語力が伸びるわけではありません。大切なのは、何を伸ばしたいのかを決め、その目的に合った機能を繰り返し使うことです。
単語問題を解く、リスニング音声を聞く、AI英会話で話すなど、同じアプリでも使い方によって得られる効果は変わります。「アプリを使うこと」ではなく、「できなかった英語をできるようにすること」を目的にしましょう。
アプリを毎日開くことを学習目的にしない
英語学習アプリを使うときは、連続学習日数や問題数を増やすことだけを目標にしないようにしましょう。毎日アプリを開く習慣は大切ですが、学習記録を伸ばすこと自体が目的になると、簡単な問題ばかり選んだり、復習せず次のレッスンへ進んだりしやすくなります。
たとえば、英単語を20個学習したなら、「20個終わった」で終えるのではなく、翌日に意味を思い出せるか確認します。リスニングなら、一度聞いて正解するだけではなく、聞き取れなかった部分を確認してもう一度聞きましょう。
学習量よりも「昨日できなかったことが今日はできるか」を確認することが重要です。学習記録は継続の目安として使い、英語力の変化とは分けて考えてください。
メモ
「アプリを開く」は目標ではなく、英語を学ぶための行動です。毎日の学習後に「今日は何ができるようになったか」を一つ確認すると、ただ問題をこなすだけの学習を防ぎやすくなります。
まずは伸ばしたい英語力を1つ決める
英語アプリを効果的に使うには、最初に「今、一番伸ばしたい英語力」を一つ決めましょう。英語には単語・文法・リスニング・発音・スピーキングなど複数の学習分野があり、必要な練習方法も異なるからです。
たとえば、「TOEICのリスニングで聞き取れない」なら音声を繰り返し聞けるアプリが向いています。「単語や文法は分かるのに話せない」なら、AI英会話や瞬間英作文など声を出す機能を優先した方が目的に合います。
最初からすべてを同時に伸ばそうとすると、どの機能も中途半端になりやすくなります。まず「今できなくて一番困っていること」を一つ書き出し、その弱点を補えるアプリや機能を中心に使ってみてください。
英語を一から学び直したい方は、英語初心者向けアプリおすすめ7選も参考にすると、自分の目的に合うアプリを探しやすくなります。
インプットだけでなくアウトプットまで行う
英語を実際に使えるようになりたい場合は、アプリで覚えた単語や文法をインプットするだけで終わらせないことが大切です。特に「英文を読めば分かるのに、会話になると英語が出てこない」という人は、知っている英語を自分で使う練習を増やしてみましょう。
たとえば「I’m looking for ~」という表現を学んだら、意味を覚えるだけではなく「I’m looking for my hotel.」「I’m looking for a restaurant.」のように、自分で文章を作って声に出します。
さらにAI英会話やオンライン英会話で同じ表現を使えば、知識として覚えた英語を会話へつなげられます。「覚える→声に出す→自分の英文を作る→実際に使う」までを一つの学習として考えましょう。
| 段階 | 学習例 |
|---|---|
| インプット | 単語・文法・フレーズを覚える |
| 確認 | 問題を解いて理解度を確認する |
| 発話 | 例文を音読・リピートする |
| アウトプット | 自分で英文を作って会話で使う |
特に海外旅行や留学を目指している人は、空港・ホテル・レストランなど実際に英語を使う場面を想定して練習すると、学習内容と目的を結び付けやすくなります。
英語学習アプリの効果的な使い方7ステップ
英語学習アプリを効果的に活用するには、「良さそうなアプリをダウンロードして毎日使う」だけでは不十分です。目的を決め、現在地を確認し、教材を絞り、復習とアウトプットまで行う流れを作りましょう。
特に重要なのは、毎日の学習内容をその日の気分で決めないことです。あらかじめ学習する時間と内容を決めておけば、「今日は何をしよう」と考える負担を減らせます。
ここからは、初心者でも実践しやすい英語学習アプリの使い方を7ステップに分けて解説します。
| ステップ | やること |
|---|---|
| STEP1 | 英語を勉強する目的を決める |
| STEP2 | 英語レベルと苦手分野を確認する |
| STEP3 | メインアプリを1つ決める |
| STEP4 | 使う時間を固定する |
| STEP5 | 間違えた問題を復習する |
| STEP6 | 覚えた英語を声に出す |
| STEP7 | 1週間ごとに学習方法を見直す |
STEP1|英語を勉強する目的を決める
最初に「なぜ英語を勉強するのか」を具体的に決めましょう。目的が曖昧なままだと、単語・文法・リスニング・英会話など、どの機能を優先すればよいか判断しにくくなるからです。
「英語が話せるようになりたい」だけではなく、「海外旅行でホテルのチェックインを英語でできるようになる」「TOEIC800点を目指す」「留学先でクラスメートと会話できるようになる」のように、実際の場面まで決めてみてください。
目的が決まれば、必要な学習も絞れます。TOEICなら単語・文法・リスニング、海外旅行なら会話フレーズ・リスニング・スピーキングなど、優先順位が見えてきます。
- TOEICの目標スコアを取る
- 海外旅行で簡単な英会話をする
- 留学先で授業や日常会話についていく
- 外国人と英語で会話できるようになる
目的は複数あっても構いませんが、最初の1〜3か月で最も優先したいものを一つ決めると学習を進めやすくなります。
STEP2|現在の英語レベルと苦手分野を確認する
目的を決めたら、次は現在の英語力を確認します。「英語が苦手」「英会話ができない」とまとめて考えるのではなく、何ができないのかを細かく分けることがポイントです。
たとえば、英文を読めば意味は分かるのに会話では言葉が出ないなら、単語や文法の知識不足ではなく、スピーキング練習が足りていない可能性があります。一方、英文そのものを組み立てられないなら、中学英文法や基本単語から復習した方が進めやすいでしょう。
「単語・文法・リスニング・発音・スピーキング」の5項目について、自信があるものと苦手なものを書き出してみてください。
STEP3|メインで使う英語学習アプリを1つ決める
現在の課題が分かったら、普段使うメインアプリを1つ決めましょう。便利そうなアプリを何個もダウンロードすると、それぞれの学習が中途半端になり、「今日はどれを使おう」と迷う原因にもなります。
基本は「メイン1つ+必要なら補助1つ」から始めるのがおすすめです。たとえば、総合学習アプリをメインにして、発音だけ専門アプリで補うという使い方なら役割が明確になります。
1つのアプリですべてを学ぶ必要はありません。ただし、最初から単語・文法・リスニング・英会話を別々のアプリに分けるより、まず軸になる教材を決めた方が学習状況を把握しやすくなります。
どのアプリを軸にすればよいか迷っている方は、英語初心者向けアプリおすすめ7選から、現在の目的に合うものを比較してみてください。
STEP4|毎日使う時間とタイミングを固定する
英語アプリを継続するには、「時間が空いたら勉強する」よりも、使うタイミングをあらかじめ決めておく方が実践しやすくなります。忙しい日は、勉強する内容を考えているうちに後回しになってしまうことがあるからです。
たとえば「朝食後に単語を5分」「通勤中にリスニングを10分」「寝る前にAI英会話を10分」のように、普段の生活とセットにしてみましょう。
毎日同じ量をこなす必要もありません。時間がない日は5分だけ、余裕がある日は30分取り組むなど、最低ラインと通常ラインを分ける方法もあります。
僕自身も、毎日の学習内容を細かく決めすぎるより、「移動中はリスニング」のようにタイミングごとの学習をある程度固定した方が取り組みやすいと感じています。
継続しやすさを重視して選びたい方は、毎日続けやすい英語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
STEP5|間違えた問題を重点的に復習する
アプリ学習では、新しい問題を次々に進めるよりも、間違えた問題を復習する時間を確保しましょう。一度正解を確認しただけでは、次の日や実際の英会話で同じ知識を使えるとは限らないからです。
英単語なら、間違えた単語を当日・翌日・数日後にもう一度確認します。リスニングなら、聞き取れなかった英文をスクリプトで確認し、音声を聞き直してから自分でも発音します。文法問題も、正解だけではなく「なぜ自分は間違えたのか」まで確認しましょう。
アプリに復習機能や間違い問題だけを表示する機能がある場合は、積極的に活用してください。新しい問題を100問解くよりも、自分が繰り返し間違える部分を減らす方が、弱点を明確に改善できます。
復習するときのポイント
「正解を見たら分かる」状態で終わらせず、何も見ずに意味や英文を思い出せるか確認しましょう。英会話で使いたい表現なら、最後に必ず一度は声に出して復習するのがおすすめです。
STEP6|覚えた英語を声に出して使う
英語を話せるようになりたい人は、アプリで覚えた内容を必ず声に出してみましょう。選択肢から正解を選べても、自分で単語を選び、その場で英文を組み立てる練習をしていなければ、実際の会話では言葉が出てこないことがあります。
たとえば「Could you say that again?」を学んだら、画面を見ながら一度読むだけではなく、何も見ずに言えるまで数回発音します。その後、「Could you speak more slowly?」など似た場面で使える英文も自分で作ってみましょう。
AI英会話を使える場合は、その日に覚えた表現を会話の中で1回使うことを目標にすると実践的です。人との会話にまだ緊張する人でも、アプリなら同じ英文を繰り返し練習できます。
留学を考えている方は、留学前におすすめの英語学習アプリも参考にしながら、現地で実際に使う英語を優先して練習してみてください。
STEP7|1週間ごとに学習方法を見直す
英語学習アプリを使い始めたら、同じ方法を何か月も続ける前に、1週間ごとに簡単な振り返りを行いましょう。確認するのは「何時間勉強したか」だけではなく、「できることが増えたか」です。
たとえば、リスニングを1週間続けても同じ英文が聞き取れないなら、聞き流す時間を増やすのではなく、スクリプト確認や音読を追加します。単語は覚えられているのに英語が話せないなら、翌週は単語学習を少し減らし、スピーキングに時間を回す方法があります。
1週間ごとに確認したいこと
- 何日アプリを使えたか
- 苦手な問題が減ったか
- 覚えた英語を声に出したか
- 実際に使える表現が増えたか
- 今のアプリが学習目的に合っているか
TOEIC対策が目的なら、アプリ内の学習記録だけで判断せず、定期的に本番形式の問題も解いて苦手分野を確認しましょう。TOEIC向けのアプリを探している方は、TOEIC勉強アプリおすすめ7選も参考にしてください。
目的別|英語学習アプリのおすすめ活用法
英語学習アプリは、学習目的によって効果的な使い方が異なります。単語を覚えたい人と、英会話を伸ばしたい人が同じ方法で勉強する必要はありません。
「何を伸ばしたいのか」を明確にして、その能力を使う回数を増やすことが重要です。ここでは、英単語・英文法・リスニング・スピーキング・TOEIC・留学や海外旅行の6つに分けて、おすすめの活用法を紹介します。
英単語|新しい単語より苦手な単語の復習を優先する
英単語アプリでは、新しい単語を次々に覚えることよりも、間違えた単語を繰り返し復習することを優先しましょう。一度意味を確認しただけでは、数日後に忘れてしまったり、英文の中で見たときに意味が出てこなかったりするからです。
たとえば、1日に50語進める場合でも、50語すべてを毎日新しくする必要はありません。「新しい単語30語+前日に間違えた20語」のように、復習を学習メニューへ組み込む方法があります。
さらに、英会話で使いたい単語なら意味を覚えて終わりにせず、音声を聞いて発音し、短い例文まで確認してみてください。
- 最初に単語の意味を確認する
- 音声を聞いて正しい発音を確認する
- 間違えた単語を翌日もう一度解く
- 例文の中で単語の使い方を確認する
- 会話で使いたい単語は実際に声に出す
「何語勉強したか」より「何語を自力で思い出せるようになったか」を基準にすると、英単語アプリをより効果的に活用できます。
英文法|解説を読んだら自分で英文を作る
英文法アプリでは、問題に正解するだけで学習を終わらせず、学んだ文法を使って自分で英文を作ってみましょう。選択問題では正解できても、実際の英会話になると文章を作れないことがあるからです。
たとえば、現在完了の「have been」を勉強したら、解説を読んで問題を解いたあとに「I have been to Australia.」など、自分の経験について英文を作ります。さらに主語や場所を変えて2〜3文作れば、文法を使う練習になります。
「解説を読む→問題を解く→自分で英文を作る→声に出す」までを1セットにすると、知識として覚えた英文法を実際に使う練習へつなげられます。
リスニング|聞くだけで終わらずスクリプトまで確認する
リスニングアプリを使うときは、英語音声を何度も聞くだけで終わらせず、聞き取れなかった部分をスクリプトで確認しましょう。知らない単語や音の変化が原因で聞き取れていない場合、何度聞き流しても同じ場所でつまずく可能性があります。
おすすめは「何も見ずに聞く→英文を確認する→意味を確認する→音声を聞き直す→自分でも発音する」という流れです。最初から字幕を見るのではなく、まず自分がどこまで聞き取れるか確認するのがポイントです。
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | スクリプトを見ずに音声を聞く |
| 2 | 聞き取れなかった部分を確認する |
| 3 | 英文と意味を確認する |
| 4 | もう一度音声を聞く |
| 5 | 音声をまねして発音する |
「聞いた時間」を増やすだけでなく、「聞き取れなかった原因」を一つずつ減らしていくことを意識しましょう。
スピーキング|AI英会話で覚えた表現を何度も使う
スピーキングを伸ばしたい場合は、AI英会話で毎回新しい会話をするだけではなく、一度覚えた表現を何度も使う練習がおすすめです。実際の英会話では、知っている単語やフレーズを瞬時に組み合わせる必要があるからです。
たとえば「Could you recommend ~?」を覚えたら、「Could you recommend a restaurant?」「Could you recommend a good cafe?」のように、単語を入れ替えて何度も発話します。そのあとAIとの会話でも、覚えた表現を最低1回使うことを目標にしてみましょう。
フリートークで何を話せばいいか分からない初心者は、「今日は3つの表現を使う」と課題を決めるだけでも練習しやすくなります。
AIに英語を話してもらうことより、自分が英語を話す時間を増やすことが重要です。慣れてきたらオンライン英会話など、人との実践的な会話へ進む方法もあります。
TOEIC|苦手Partをアプリで反復して定期的に模試を解く
TOEIC対策では、アプリを苦手分野の反復練習に使い、定期的に本番形式の問題で実力を確認する方法がおすすめです。アプリは短時間で問題を解きやすい一方、実際の試験では長時間集中して多くの問題を処理する必要があります。
たとえばPart 5の文法問題が苦手なら、通勤中に毎日10問ずつ解き、間違えた問題を復習します。リスニングが苦手なら、聞き取れなかった英文をスクリプトで確認してから音読する方法があります。
一方、アプリ内の正答率だけで「TOEICで何点取れる」と判断するのは避けましょう。週末や数週間ごとに公式問題集などを使い、時間を計って問題を解くことで現在の課題を確認できます。
「アプリで弱点を反復する→模試で確認する→新しい弱点をアプリで練習する」というサイクルを作るのがポイントです。
TOEIC対策に使えるアプリを比較したい方は、TOEIC勉強アプリおすすめ7選も参考にしてください。
留学・海外旅行|実際に使う場面を想定して練習する
留学や海外旅行に向けて英語アプリを使うなら、難しい単語を大量に覚えるより、現地で使う可能性が高い場面から練習しましょう。空港・入国審査・ホテル・レストラン・買い物など、実際の状況を想像すると学んだ英語を使いやすくなります。
たとえばホテルなら「I have a reservation.」、レストランなら「Could I have the menu?」など、短くても自分が使う可能性のある表現を優先します。フレーズを眺めるだけではなく、店員やホテルスタッフと会話しているつもりで声に出してみてください。
留学予定がある方は、留学前におすすめの英語学習アプリも参考にしながら、自分の渡航目的に合った練習内容を選んでみてください。
英語学習アプリを使った1日の勉強法|時間別3パターン
英語学習アプリを始めても、「1日どのくらい勉強すればいいの?」と迷う方は多いでしょう。大切なのは、最初から長時間勉強することではなく、現在の生活の中で継続できる学習量を決めることです。
ここでは1日10分・30分・60分の3パターンを紹介します。そのまま真似する必要はなく、自分の目的や生活に合わせて学習内容を調整してください。
| 学習時間 | おすすめな人 | 学習の中心 |
|---|---|---|
| 10分 | 習慣化したい初心者 | 単語+リスニング |
| 30分 | 英会話を伸ばしたい人 | インプット+発話 |
| 60分 | TOEIC・留学を目指す人 | 4技能を目的別に学習 |
1日10分|英語学習を習慣化したい初心者
英語学習を始めたばかりの人や、これまで勉強が続かなかった人は、まず1日10分から始めても問題ありません。重要なのは10分で大きく英語力を伸ばそうとすることではなく、毎日の生活の中に英語を触る時間を作ることです。
たとえば前半5分で英単語を復習し、後半5分で短いリスニング音声を聞きます。リスニングでは、最後の1〜2分だけでも音声をまねして発音すると、聞くだけの学習から一歩進められます。
1日10分の学習例
- 5分:前日に間違えた英単語を復習する
- 3分:短い英語音声を聞く
- 2分:聞いた英文を声に出す
疲れている日に30分や1時間を目標にすると、勉強を始めること自体が負担になる場合があります。まずは「10分ならできる」という学習量から始め、習慣になってから少しずつ増やしましょう。
英語学習を無理なく続けたい方は、毎日続けやすい英語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
1日30分|英会話を伸ばしたい人
単語や文法をある程度勉強しているのに英語が話せない人は、1日30分の中にスピーキングを入れてみましょう。知識を増やす時間と、覚えた英語を実際に使う時間を分けるのがポイントです。
たとえば最初の10分で単語やフレーズを学び、次の10分でリスニングと音読を行います。最後の10分はAI英会話などを使い、その日に覚えた表現を実際に話してみましょう。
1日30分の学習例
- 10分:英単語・会話フレーズを学ぶ
- 10分:リスニング・音読を行う
- 10分:AI英会話で実際に話す
特に「読むと分かるのに話せない」という人は、インプットだけを30分続けるより、毎日少しでも自分から英文を作る時間を確保することを意識してください。
時間を一度に確保できない場合は、朝10分・通勤10分・夜10分のように分割しても構いません。
1日60分|TOEICや留学を目指している人
TOEICのスコアアップや留学準備など明確な目標がある人は、1日60分を複数の学習に分けて使う方法があります。ただし、4技能を毎日均等に15分ずつ勉強する必要はありません。現在の弱点や目標に合わせて時間配分を変えることが大切です。
たとえばTOEIC対策なら、単語15分・文法15分・リスニング15分・苦手問題の復習15分という組み方があります。留学準備なら、単語10分・リスニング15分・音読15分・AI英会話20分など、スピーキングの割合を増やしてもよいでしょう。
| 目的 | 60分の学習例 |
|---|---|
| TOEIC | 単語15分+文法15分+リスニング15分+復習15分 |
| 英会話 | 単語10分+リスニング15分+音読15分+会話20分 |
| 留学準備 | 生活英語10分+リスニング15分+音読15分+会話20分 |
重要なのは、毎日60分を完璧にこなすことではありません。忙しい日は10〜20分に短縮し、翌日に無理やり遅れを取り戻そうとしなくても大丈夫です。
「最低限やる内容」と「時間がある日に追加する内容」を分けると、目標に向けた学習量を確保しながら継続しやすくなります。
英語学習アプリで効果が出にくい7つの使い方
英語学習アプリを毎日使っていても、使い方によっては思うような効果を感じられないことがあります。原因はアプリそのものではなく、目的が曖昧だったり、復習やアウトプットが不足していたりするケースも少なくありません。
大切なのは、学習時間や問題数を増やすことではなく、自分の苦手な部分を少しずつ減らしていくことです。ここでは、英語学習アプリでありがちな7つの失敗と、それぞれの改善方法を解説します。
目的を決めず何となくアプリを使う
英語学習アプリで効果を感じにくい原因の一つが、「英語を勉強したい」という理由だけで何となく使い始めることです。目的が決まっていないと、単語・文法・リスニング・スピーキングなど、どの学習を優先すればよいのか判断できません。
たとえば、海外旅行で英語を話したい人が単語問題だけを毎日解いていても、実際に英文を口から出す練習が不足します。反対にTOEIC対策が目的なのに、フリートークばかりしていては試験対策として効率的とはいえません。
まずは「TOEIC800点を目指す」「海外旅行で簡単な会話をする」「留学先で日常会話に困らない」など、具体的なゴールを決めましょう。目的から逆算して必要な学習を選ぶことが、英語アプリを効果的に使う第一歩です。
改善ポイント
アプリを開く前に「今日は何のためにこの学習をするのか」を一言で説明できる状態にしておきましょう。「旅行英語のリスニングを伸ばす」など、できるだけ具体的にすると学習内容を選びやすくなります。
複数のアプリを次々に試す
気になる英語学習アプリを次々に試していると、勉強している感覚は得られても、一つの学習を十分に積み重ねられない場合があります。新しいアプリを探す時間が増え、教材選びそのものが目的になってしまうこともあります。
たとえば月曜日は単語アプリ、火曜日はAI英会話、水曜日は別の総合学習アプリという状態では、自分が何をどこまで学んだのか把握しにくくなります。アプリごとに同じ基礎内容を繰り返し、先へ進めないケースもあるでしょう。
基本は「メインアプリ1つ+弱点を補うサブアプリ1つ」程度から始めるのがおすすめです。英会話をメインにするならAI英会話を軸にし、単語だけ別アプリで補うなど、それぞれの役割を明確にしてください。
新しいアプリを試したくなったときも、現在使っているものでは何が不足しているのかを考えてから変更すると、無駄な乗り換えを減らせます。
問題をクリアすることが目的になる
英語学習アプリでは、レッスンを進めたり問題数を増やしたりすることに達成感を得やすい一方、「クリアすること」が目的になると学習効果を確認しなくなる場合があります。
たとえば選択問題を素早く100問解いても、翌日に同じ内容を説明できなければ、十分に身についているとはいえません。正解数や連続学習日数などの記録はモチベーション維持に役立ちますが、それだけで英語力を判断しないことが大切です。
問題を解いたあとに、「なぜこの答えになるのか」「同じ表現を自分でも使えるか」まで確認してみましょう。英会話表現なら、画面を閉じて何も見ずに一度発音するだけでも学習方法が変わります。
アプリ上の進捗ではなく、「以前できなかった英語ができるようになったか」を成長の基準にしてください。
簡単な問題ばかり解いて満足する
正解できる問題ばかり解いていると気持ちよく学習を続けられますが、苦手分野がそのまま残ってしまう可能性があります。英語力を伸ばしたいなら、少し考えなければ答えられない問題にも取り組む必要があります。
たとえばTOEICのPart 5が得意だからと毎日文法問題だけ解き、苦手なリスニングを避けていても、総合的なスコアアップにはつながりにくくなります。英会話でも、自己紹介など慣れた話題だけではなく、買い物や旅行、仕事など別の場面にも少しずつ広げてみましょう。
ただし、難しすぎる教材を選ぶ必要はありません。ほとんど理解できない内容では、調べる時間ばかり増えて学習が続きにくくなります。
「少し難しいけれど、解説を読めば理解できる」程度を目安にし、自分が避けている苦手分野にも学習時間を配分しましょう。
間違えた問題を復習しない
英語学習アプリで新しい問題ばかり進め、間違えた問題をそのままにするのも避けたい使い方です。間違いには、自分が次に学習すべきポイントが含まれています。
たとえば単語問題で「意味を知らなかった」のか、「似た単語と勘違いした」のかでは復習方法が変わります。リスニングでも「単語そのものを知らなかった」「英文を見れば分かるが音では聞き取れなかった」など、原因を分けて考えることが大切です。
間違えた直後に正解を見るだけではなく、翌日や数日後にもう一度確認してみましょう。アプリに復習機能がある場合は、苦手問題を優先して使う方法もあります。
- なぜ間違えたのかを確認する
- 正しい意味やルールを確認する
- 翌日にもう一度問題を解く
- 数日後に何も見ず答えられるか確認する
新しい問題を増やすだけでなく、同じ間違いを減らしていくことを意識してください。
英語を一度も声に出さない
英語を話せるようになりたいのに、アプリ上で問題をタップするだけの学習になっている場合は、声に出す時間を増やしてみましょう。単語や英文を見て理解することと、自分の口からすぐに英語を出すことは同じではありません。
たとえば「Could I check in early?」という表現を見て意味が分かっても、ホテルで突然聞かれたときに自然に言えるとは限りません。まず例文を音読し、次に画面を見ずに発音し、最後に単語を入れ替えて別の英文を作ってみましょう。
話せるようになることが目的なら、毎日のアプリ学習に数分でも発話時間を入れることをおすすめします。
完璧な学習計画を作って続かなくなる
「毎日単語30分、文法30分、リスニング30分、英会話30分」と細かく計画しても、仕事や学校が忙しい日に予定どおり進められず、そのまま学習自体をやめてしまうことがあります。
英語学習では、毎日同じ量を完璧にこなすことよりも、忙しい日でも学習を完全にゼロにしない仕組みを作る方が続けやすくなります。たとえば通常は30分勉強しながら、「忙しい日は単語5分だけ」という最低ラインを決める方法があります。
僕自身も「毎日長時間やらなければいけない」と考えるより、短時間でも英語に触れ、余裕がある日にしっかり取り組む方が学習を続けやすいと感じています。
また、予定どおりできなかった翌日に2日分を無理に取り戻す必要もありません。できなかった日はそのまま受け入れ、翌日から通常の学習へ戻る方が長期的には続けやすくなります。
英語学習アプリだけで英語を話せるようになる?
英語学習アプリだけでも単語・文法・リスニング・発音など幅広い練習ができます。ただし、「英語を話せるようになりたい」という目的なら、アプリ内の問題を解くだけではなく、自分で英文を作って話すアウトプットも必要です。
アプリを「英語を覚える場所」だけでなく、「実際に使うための準備をする場所」と考えると活用しやすくなります。ここでは、アプリが得意な学習と、実際の英会話につなげる方法を整理します。
単語・文法・リスニングはアプリと相性がいい
英語学習アプリは、単語・文法・リスニングなど、一人で繰り返し練習できる分野に活用しやすいです。スマホがあれば短時間でも勉強できるため、通勤・通学などのスキマ時間を学習に変えられます。
単語なら問題を解きながら苦手な語彙を確認し、文法なら解説を読んですぐ練習問題へ進めます。リスニングも同じ音声を何度も聞き、スクリプトを確認してから聞き直すという反復学習ができます。
ただし、アプリで正解できることと、実際の英会話で使えることは分けて考えましょう。単語を見れば意味が分かっても、自分から英文を作るときにその単語が出てこないこともあります。
英文法を基礎から学び直したい方は、英文法アプリおすすめ7選も参考にしながら、自分に不足している分野を補ってみてください。
アプリは基礎知識の習得と反復練習に使い、その知識をアウトプットへつなげるという役割分担がおすすめです。
実際の会話力を伸ばすならアウトプットも必要
英語で会話できるようになりたい場合は、覚えた単語や文法を自分で組み合わせて話す練習も取り入れましょう。実際の会話では選択肢が表示されないため、その場で相手の英語を理解し、自分が伝えたい内容を英文にする必要があります。
おすすめなのは、アプリで覚えた表現をその日のうちにアウトプットする方法です。たとえば「I’d like to ~」を学んだら、「I’d like to check in.」「I’d like to order this.」など、自分が実際に使いそうな英文を3つ作って声に出します。
次の段階では、AI英会話やオンライン英会話で同じ表現を使ってみましょう。海外旅行が目的なら、空港・ホテル・レストランなど具体的な場面を設定すると練習内容を実生活へつなげやすくなります。
旅行で使えるアプリを探している方は、旅行英語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
「知っている英語」を増やすだけでなく、「何も見ず自分から使える英語」を増やすことを目標にしましょう。
AI英会話からオンライン英会話へ進む方法もある
英語を話すことに慣れていない人は、最初から外国人講師とのオンライン英会話に挑戦すると緊張してしまうことがあります。その場合は、AI英会話で発話することに慣れてから、人との会話へ進む方法もあります。
AI英会話なら、自分のペースで同じ表現を繰り返したり、言い直したりしながら練習できます。まず「英語を声に出すこと」への抵抗を減らし、短い英文を自分から言える状態を目指しましょう。
その後、オンライン英会話を利用すれば、相手の発言をその場で理解し、自分の言葉で返す練習へ進めます。AIでは落ち着いて話せても、人との会話では予想していなかった質問が来ることもあるため、両方を段階的に使う方法があります。
留学前に実際の会話練習を増やしたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選も参考にしてください。
「アプリかオンライン英会話か」の二択ではなく、自分の現在地に合わせて段階的にアウトプット量を増やすことが大切です。
英語学習アプリと組み合わせたい勉強法・教材
英語学習アプリは便利ですが、すべての学習をスマホだけで完結させる必要はありません。目的によっては、問題集・単語帳・動画・オンライン英会話などを組み合わせた方が、アプリだけでは不足しやすい練習を補えます。
大切なのは教材を増やすことではなく、「アプリでは何を学び、別の教材では何を補うか」を決めることです。ここでは、TOEIC・英単語・リスニング・スピーキング・留学や海外旅行の目的別に、おすすめの組み合わせ方を紹介します。
TOEIC対策|公式問題集で本番形式の問題も解く
TOEIC対策では、アプリを日々の反復練習に使いながら、定期的に公式問題集で本番形式の問題を解く方法がおすすめです。アプリは通勤中などでも単語やPart別問題に取り組みやすい一方、TOEIC本番を想定した時間配分や集中力まで確認するには、まとまった問題を解く練習も必要です。
たとえば平日はアプリで英単語や苦手Partを15〜30分練習し、休日に公式問題集を時間を計って解きます。そこで間違えた問題を分析し、翌週は再びアプリで弱点を重点的に練習すると、学習内容を決めやすくなります。
「アプリで弱点対策→公式問題集で確認→新しく見つかった弱点をアプリで復習」という流れを作るのがポイントです。公式教材にはTOEIC Listening & Reading向けの問題集やトレーニング教材が用意されています。
参考資料:IIBC TOEIC Program「公式教材・問題集」
TOEIC向けのアプリを探している方は、TOEIC勉強アプリおすすめ7選も参考にしてください。
英単語|単語帳とアプリを併用する
英単語学習では、アプリと紙・電子の単語帳をどちらか一方に絞る必要はありません。それぞれの特徴を生かして役割を分けると、スキマ時間とまとまった勉強時間の両方を活用できます。
たとえば通勤中はアプリで問題をテンポよく解き、夜は単語帳で例文や関連語まで確認する方法があります。アプリで間違えた単語に印を付けられるなら、苦手語だけを繰り返すのも効果的です。一方、単語帳では前後の単語や例文をまとめて確認しやすいため、じっくり学びたいときに使えます。
注意したいのは、アプリ用と単語帳用でまったく異なる単語を大量に覚えようとすることです。教材を増やすほど復習量も増えるため、まずは「メインの単語教材を1つ決め、アプリを反復用に使う」くらいから始めましょう。
単語を見て意味を答えるだけでなく、音声を聞く、発音する、例文を読むところまで行うと、リスニングや英会話にもつながりやすくなります。
リスニング|PodcastやYouTubeも活用する
リスニング学習では、英語アプリの教材だけでなく、PodcastやYouTubeなども補助的に活用できます。アプリではレベルに合わせて繰り返し練習し、慣れてきたら興味のあるテーマの英語にも触れることで、さまざまな話し方や内容を聞く経験を増やせます。
ただし、英語音声を長時間流しているだけで満足しないようにしましょう。初心者から中級者の場合は、短い音声を選び、「最初に聞く→分からない部分を確認する→もう一度聞く→まねして発音する」という流れで使う方が、自分の苦手な音を把握しやすくなります。
たとえば平日はアプリで5〜10分の集中練習を行い、散歩や家事中にはPodcastを聞くなど、学習目的を分けても構いません。僕自身も、移動中や家事中などの「耳が空いている時間」に英語音声を聞くことで、机に向かう時間以外にもリスニング量を増やしています。
アプリは集中して分析する時間、PodcastやYouTubeは英語に触れる量を増やす時間と役割を決めると使い分けやすくなります。
スピーキング|AI英会話・オンライン英会話を利用する
スピーキングを伸ばしたい人は、単語・文法・リスニングのアプリに加えて、AI英会話やオンライン英会話を利用するとアウトプット量を増やせます。特に「英文を読めば分かるのに、自分から話そうとすると言葉が出てこない」という人は、知識を増やすだけでなく、英語を口から出す練習が必要です。
AI英会話は、一人で何度も言い直したり、同じ場面を繰り返したりしやすいのがメリットです。最初は「間違えるのが恥ずかしい」と感じる人でも、自分のペースで発話練習を始められます。
慣れてきたらオンライン英会話を利用し、相手の質問を聞いてその場で返す練習へ進みましょう。「アプリで覚える→AIで練習する→人との会話で使う」という段階を踏めば、いきなり外国人と話すことに不安がある人でも取り組みやすくなります。
留学前に人と話す練習を増やしたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選も参考にしてください。
留学・海外旅行|実際の場面で使うフレーズを優先する
留学や海外旅行が目的なら、難しい英語を幅広く覚えるよりも、現地で遭遇する可能性が高い場面から練習するのがおすすめです。空港・入国審査・ホテル・レストラン・買い物・道案内など、利用場面を具体的にすると、必要な単語やフレーズを絞れます。
たとえばホテルなら「I have a reservation.」、レストランなら「Could I have the menu?」のように、自分が実際に口にする可能性がある表現を優先します。アプリの例文をそのまま覚えるだけでなく、ホテル名や料理名などを入れ替えて自分用の英文にすると、実際の場面を想定した練習になります。
さらに「相手から何を聞かれるか」も一緒に練習しておくことが大切です。自分が話すフレーズだけ覚えても、返答を聞き取れなければ会話が止まってしまいます。
「自分が言う英語」と「相手から返ってくる英語」をセットで練習すると、海外で使える英語に近づけられます。留学を予定している方は、留学前におすすめの英語学習アプリも参考にしてください。
初心者が英語学習アプリを始めるときの3つのポイント
英語学習アプリを初めて利用する場合は、「人気があるから」「機能が多いから」という理由だけで選ばないことが大切です。どれだけ高機能なアプリでも、自分の目的や生活スタイルに合わなければ継続しにくくなります。
特に初心者は、最初から教材や契約を増やすより、「自分が毎日使えるか」を小さく試してから学習量を増やす方が失敗を減らせます。ここでは、英語アプリを始める前に確認したい3つのポイントを紹介します。
最初から有料アプリを何個も契約しない
英語学習を始めるときは、最初から複数の有料アプリを契約しないようにしましょう。単語・英文法・AI英会話・リスニングなど、それぞれ魅力的なサービスがありますが、契約数を増やしたからといって、その分だけ勉強時間が増えるわけではありません。
たとえば4つのアプリを契約しても、毎日30分しか勉強できないなら、1つあたりに使える時間は限られます。「せっかくお金を払ったから全部使わなければ」と考えることで、学習そのものが負担になる可能性もあります。
まずは現在最も伸ばしたい分野を決め、メインになるアプリを1つ選びましょう。必要になった段階で、発音や単語など特定の弱点を補うアプリを追加すれば十分です。
「契約してから使い方を考える」のではなく、「必要な学習が決まってから契約する」という順番にすると、使わないアプリへ料金を払い続ける失敗を避けやすくなります。
自分に合うサービスを比較したい方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較も参考にしてください。
無料体験で実際に1週間ほど使ってみる
気になる英語学習アプリに無料体験が用意されている場合は、すぐに長期契約せず、まず実際の生活の中で使ってみるのがおすすめです。公式サイトの機能一覧を読むだけでは、「毎日使いやすいか」「解説が自分に合うか」「学習量が負担にならないか」までは判断しにくいからです。
無料体験中は、1日だけ長時間使うのではなく、平日・休日を含めて数日試してみましょう。朝や通勤中、夜など、自分が今後使う予定の時間帯で実際に学習すると継続できるか判断しやすくなります。
無料体験で確認したいこと
- 自分の英語レベルに合っているか
- 伸ばしたい分野を学習できるか
- 解説を読んで理解できるか
- 毎日の操作が負担にならないか
- 実際に続けたいと思える内容か
「機能が多いか」ではなく、「自分が実際に使う機能が使いやすいか」を確認することが重要です。また、無料体験を利用するときは、体験期間や自動更新の有無、解約方法なども各サービスの公式情報で確認しておきましょう。
毎日続けられる学習量か確認してから継続する
英語アプリを選ぶときは、教材の質だけでなく、自分が無理なく続けられる学習量かどうかも確認しましょう。1回の学習に時間がかかりすぎたり、毎日の課題が多すぎたりすると、忙しくなったタイミングで利用しなくなる可能性があります。
たとえば平日に確保できる時間が15分程度なら、1日1時間の学習を前提にするより、10〜15分で区切って使えるものの方が生活に取り入れやすいでしょう。「朝5分+通勤10分」のように分割して使う方法もあります。
「理想の勉強時間」ではなく「忙しい日でも続けられる最低ライン」を決めることがポイントです。続けやすさを重視したい方は、毎日続けやすい英語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
英語学習アプリの使い方に関するよくある質問
最後に、英語学習アプリの使い方について初心者が疑問に感じやすいポイントをまとめます。「1日何分必要なのか」「複数使った方がいいのか」「無料でも学べるのか」などは、アプリ学習を始める前に気になりやすいところです。
英語アプリには全員に共通する唯一の正解があるわけではありません。目的・英語レベル・使える時間によって適した方法は変わるため、自分の状況と照らし合わせながら参考にしてください。
英語学習アプリは1日何分使えばいい?
英語学習アプリは「毎日必ず何分使えば効果が出る」と一律に決める必要はありません。学習目的や現在の英語力、アプリ以外に使っている教材によって必要な時間が変わるからです。
英語学習を習慣化する段階なら、まず1日5〜10分程度から始めても構いません。毎日続けられるようになったら、15分・30分と増やしていきます。TOEIC対策や留学準備など明確な目標がある場合は、アプリだけでなく問題集やスピーキング練習を含めて全体の勉強時間を考えましょう。
たとえば1日30分なら、「単語10分+リスニング10分+発話10分」のように分ける方法があります。重要なのは、30分間ただ画面を操作することではありません。
学習時間よりも「何をできるようにするための時間なのか」を明確にすることが大切です。最初は短時間から始め、物足りなくなってから増やす方が継続しやすくなります。
毎日使った方がいい?
英語学習アプリは、可能であれば日常的に使える仕組みを作るのがおすすめです。ただし、「1日休んだら意味がない」と考える必要はありません。仕事や学校、体調などによって勉強できない日があるのは自然なことです。
重要なのは、1日できなかったことをきっかけに、そのまま数週間やめてしまわないことです。たとえば通常は30分勉強し、忙しい日は単語を5分だけ確認するなど、学習量に幅を持たせておくと続けやすくなります。
また、前日の遅れを翌日にすべて取り戻そうとすると負担が大きくなります。予定どおりできなかった日はそのままにして、翌日は通常の学習へ戻る方法もあります。
毎日完璧に勉強することより、長期間にわたって英語との接点を持ち続けることを意識しましょう。
英語アプリは複数使った方が効果的?
英語アプリは、必ずしも複数使った方が効果的とは限りません。複数利用する場合は、それぞれの役割が重複していないかを確認しましょう。同じような単語アプリや総合学習アプリを何個も使うと、似た内容を繰り返すだけになる可能性があります。
初心者の場合は、まずメインアプリを1つ決めるのがおすすめです。そのうえで「スピーキングだけ不足している」「発音だけ重点的に練習したい」など明確な理由があれば、補助アプリを追加します。
たとえば「総合英語アプリ+AI英会話」「TOEICアプリ+英単語アプリ」のように役割を分ければ、複数利用する意味が明確になります。
反対に「どれが良いか分からないから全部使う」という状態なら、一度アプリを減らしてもよいでしょう。アプリの数ではなく、それぞれを何のために使っているか説明できることが重要です。
無料の英語アプリだけでも勉強できる?
無料で利用できる英語アプリでも、単語・文法・リスニングなど英語学習を始めることはできます。まず英語学習を習慣化したい人や、自分に必要な勉強法がまだ分からない人なら、無料で使える範囲から試す方法もあります。
ただし、無料版で利用できる機能や教材量はアプリごとに異なります。自分が必要としている復習機能、発音チェック、AI英会話、TOEIC対策などが有料プランに含まれている場合もあるため、「無料だから」という理由だけで選ばないことが大切です。
まず無料版で操作性や学習内容を確認し、「もっと問題を解きたい」「この機能を毎日使いたい」と感じた段階で有料版を検討しても遅くありません。
無料・有料の違いよりも、自分の学習目的を満たせるかを基準に判断しましょう。契約する場合は、料金だけでなく更新条件や解約方法も各サービスの公式情報で確認してください。
英語初心者は何から勉強すればいい?
英語初心者の場合は、まず中学レベルの基本単語と英文法を確認しながら、短い英語を聞いて声に出す練習から始めるのがおすすめです。基礎が曖昧なまま難しいAI英会話や長い英文に挑戦すると、分からない部分が多すぎて学習が進みにくくなることがあります。
最初は「基本単語→中学英文法→短いリスニング→音読」という流れで十分です。たとえば「I want to ~」「I’d like to ~」など簡単な文型を覚えたら、自分が言いたい内容に置き換えて声に出してみましょう。
一方、TOEIC500〜600点程度あり、単語や文法問題はある程度理解できるのに話せない場合は、基礎教材を最初からすべてやり直す必要はありません。スピーキングや瞬間英作文など、自分の弱点へ時間を増やしましょう。
「初心者だから全部勉強する」のではなく、現在できること・できないことを確認してから始めることが重要です。基礎から学べるサービスは、英語初心者向けアプリおすすめ7選でも紹介しています。
英語アプリだけでTOEIC対策できる?
英語アプリだけでも、TOEICに必要な単語・文法・リスニング・Part別問題などを練習できます。ただし、本番を想定した時間配分や長時間問題を解き続ける感覚まで身につけたい場合は、公式問題集などを組み合わせる方法がおすすめです。
日々の勉強ではアプリを使い、通勤中に英単語を覚えたり、苦手なPartを反復したりします。そのうえで定期的に本番形式の問題を解き、「時間が足りない」「Part 7で正答率が下がる」など、アプリ学習だけでは気付きにくい課題を確認します。
僕自身もTOEIC対策では、リスニング対策と公式問題集による模試演習を組み合わせて学習してきました。アプリは便利ですが、目的に応じて教材を使い分けることが大切だと感じています。
TOEICでは「アプリだけにするか」ではなく、「アプリを何のために使うか」を決めるのがおすすめです。
参考資料:IIBC TOEIC Program「公式教材・問題集」
英語アプリだけで英会話はできるようになる?
英語アプリだけでも、単語や文法を覚えたり、リスニングやAIとのスピーキングを練習したりできます。そのため、以前より言える表現を増やしたり、英語を口に出すことに慣れたりすることは可能です。
ただし、実際の人との会話では、相手が毎回想定どおりに質問してくれるとは限りません。聞き返したり、言い方を変えたり、自分から質問したりする場面もあります。そのようなやり取りまで練習したい場合は、AI英会話に加えてオンライン英会話や実際のコミュニケーションを取り入れる方法があります。
最初から人と話すのが怖いなら、まずAI英会話で短い英文を何度も練習し、自信がついてからオンライン英会話へ進んでも構いません。
英語アプリをゴールにするのではなく、実際の英語を使うための練習場所として活用すると、海外旅行・留学・仕事など次のステップにつなげやすくなります。
英語学習アプリは「続ける・復習する・実際に使う」の3つを意識しよう
英語学習アプリを効果的に使うために大切なのは、たくさんのアプリをインストールしたり、毎日長時間勉強したりすることではありません。「続ける」「復習する」「実際に使う」の3つを意識することが基本です。
まず自分が英語を学ぶ目的を決め、その目的に合うアプリをメインに使います。毎日の学習量は無理のない範囲にして、間違えた問題を繰り返し復習しましょう。そして、覚えた単語や英文を声に出し、自分で文章を作るところまで進めることが大切です。
- 目的に合ったアプリを選んで無理なく続ける
- 新しい問題だけでなく間違えた内容を復習する
- 覚えた英語を音読・AI英会話・オンライン英会話で使う
英語を話せるようになりたいなら、アプリの画面上で正解することを最終目標にしないようにしましょう。「海外旅行でホテルスタッフと話せた」「留学先で自分から質問できた」など、現実の場面で使える英語を少しずつ増やしていくことが本当のゴールです。
まだ自分に合う英語学習アプリが決まっていない方は、英語学習アプリのおすすめ・比較記事から、英会話・発音・リスニング・英単語・英文法・TOEICなど、伸ばしたい分野に合うアプリを探してみてください。