語学学校への入学前に、「クラス分けテストでは、どのような英語の問題が出るのだろう」と不安に感じる人は少なくありません。
特に英語を話すことに慣れていないと、スピーキングテストで何も答えられないのではないかと心配になりますよね。
語学学校のクラス分けテストは、基本的に合格や不合格を決めるための試験ではありません。
現在の文法・語彙・リスニング・スピーキングなどを確認し、自分に合うレベルのクラスを決めるために行われます。
この記事では、語学学校のクラス分けテストの目的や受験時期、実際に出やすい英語の内容を初心者向けに解説します。
この記事で分かること
- 語学学校でクラス分けテストを行う理由
- クラス分けテストを受ける時期と方法
- 文法・語彙・リーディングなどの出題内容
- スピーキングや面接で確認されるポイント
- 問題が分からなかったときの考え方
語学学校のクラス分けテストとは
語学学校のクラス分けテストとは、受講者の現在の英語力を確認し、適切なレベルのクラスへ振り分けるためのテストです。
難しい問題に正解して高い評価を得ることよりも、今の自分に合った授業レベルを正確に把握することが重要です。
まずは、クラス分けテストの目的や受験するタイミング、合格・不合格の考え方を確認しておきましょう。
現在の英語力に合ったクラスを決めるテスト
語学学校のクラス分けテストは、受講者が無理なく授業へ参加できるクラスを決めるために行われます。
英語では「Placement Test」や「Level Test」などと呼ばれることがあります。
語学学校には、英語を学び始めたばかりの人から、大学進学や仕事で英語を使いたい人まで、さまざまなレベルの学生が集まります。
全員が同じ授業を受けると、初心者には難しすぎたり、上級者には簡単すぎたりするため、事前に英語力を確認する必要があります。
テストでは、文法や単語の知識だけでなく、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングなどを組み合わせて評価する場合があります。
ただし、実施する技能や問題数、制限時間は語学学校によって異なります。
文法と語彙のオンラインテストだけで決める学校もあれば、筆記テストに加えて先生との面接を行う学校もあります。
また、テスト結果は「Beginner」「Elementary」「Intermediate」「Advanced」などの学校独自のレベルで示される場合があります。
国際的な言語能力の指標であるCEFRに基づき、A1からC2までの段階で示されるケースもあります。
CEFRでは、A1・A2が基礎段階、B1・B2が自立して英語を使う段階、C1・C2が熟達した段階として整理されています。
参考資料:Council of Europe「The CEFR Levels」
メモ
クラス分けテストの目的は、高いレベルに入ることではありません。
実力以上のクラスに入ると、先生の説明を理解できず、宿題やグループワークについていけなくなる可能性があります。
現在の実力を正しく判定してもらうことが、留学中の英語力を伸ばす近道です。
入学前または語学学校の初日に受ける
クラス分けテストを受けるタイミングは、渡航前または語学学校の初日が一般的です。
渡航前に受ける場合は、学校から送られてくるメールに記載されたURLへアクセスし、パソコンやスマートフォンでオンラインテストを受験します。
オンライン形式では、文法・語彙・リーディング・リスニングなどの選択問題が中心になることがあります。
スピーキングテストだけは入学初日に実施し、先生との短い面接で会話力を確認する学校もあります。
一方、入学初日に受ける場合は、オリエンテーションの一環としてクラス分けテストが行われます。
指定された教室やパソコンルームへ移動し、学校スタッフから英語で説明を受けた後に受験する流れです。
| 受験時期 | 主な形式 | 確認すること |
|---|---|---|
| 渡航前 | オンラインテスト | 受験期限・通信環境・ログイン情報 |
| 入学初日 | 筆記・パソコン・面接 | 集合時間・教室・必要な持ち物 |
| 別の日程 | スピーキング面接 | 予約時間・面接方法 |
オンラインテストを受ける場合は、受験期限を日本時間だけで判断しないように注意しましょう。
学校がある国との時差や、メールに記載されているタイムゾーンを確認する必要があります。
また、リスニングやスピーキングが含まれる場合は、イヤホンやマイクを事前に確認しておくと安心です。
- 受験期限と現地との時差を確認する
- 辞書や翻訳アプリを使用できるか確認する
- イヤホン・マイク・インターネット環境を確認する
- スピーキング面接の予約が必要か確認する
- パスポートや学生証が必要か確認する
留学初日に英語で説明を受けることが不安な人は、留学前に準備しておきたい英語の勉強法も参考にしてください。
基本的に合格・不合格はない
一般英語コースのクラス分けテストでは、基本的に合格や不合格を心配する必要はありません。
入学を断るための試験ではなく、現在の英語力を確認して適切なクラスを案内するための試験だからです。
そのため、分からない問題が多かったとしても、すぐに語学学校へ通えなくなるわけではありません。
英語初心者の場合は、基礎的な文法や日常会話から学べるクラスに案内されます。
一方で、中級者や上級者の場合は、ディスカッションやプレゼンテーションを取り入れたクラスに案内されることがあります。
ただし、試験対策コース、ビジネス英語コース、大学進学準備コースなどでは、一定の英語力が参加条件として設定されている場合があります。
希望する専門コースの基準に届かなかった場合は、最初に一般英語コースを受講し、必要なレベルへ到達してから移動することもあります。
クラス分けテストでは、分からない問題を翻訳アプリで調べたり、ほかの人に答えを聞いたりしないことが大切です。
実力より高い結果が出ると、授業開始後に先生の説明やクラスメイトの発言を理解できず、かえって英語を話しにくくなる可能性があります。
反対に、低いクラスに入りたいからといって適当に回答すると、すでに理解している内容を繰り返すことになりかねません。
分からない問題は無理に正解しようとせず、自分の力で回答することが、適切なクラスに入るためのポイントです。
語学学校のクラス分けテストで出る英語の内容
語学学校のクラス分けテストでは、文法・語彙・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングなどが出題されます。
ただし、すべての語学学校で同じ問題が出るわけではありません。
ここからは、クラス分けテストで確認されやすい5つの分野と、問題の具体例を紹介します。
| 分野 | 主な内容 | 確認される力 |
|---|---|---|
| 文法・語彙 | 空欄補充・単語選択 | 英語の基礎知識 |
| リーディング | 短文・長文読解 | 英文を正確に読む力 |
| リスニング | 会話・アナウンス | 英語を聞いて理解する力 |
| ライティング | 自己紹介・意見文 | 英文を組み立てる力 |
| スピーキング | 自己紹介・面接 | 英語で受け答えする力 |
テスト形式を知っておくだけでも、当日に問題を見て慌てにくくなります。
ただし、例題を丸暗記するのではなく、どのような力を確認されるのかを理解しておきましょう。
文法・語彙問題
文法・語彙問題では、英文の空欄に入る単語を選んだり、正しい語順へ並べ替えたりします。
最初は中学英語で学ぶ基本問題から始まり、正解数に応じて少しずつ難しくなる形式もあります。
出題範囲には、be動詞と一般動詞、時制、助動詞、前置詞、比較、不定詞、関係代名詞などが含まれる可能性があります。
語彙問題では、単語の意味だけでなく、英文の流れに合う表現を選べるかどうかも確認されます。
文法・語彙問題の例
- I( )to the library yesterday.
- She has lived here( )three years.
- This bag is( )than that one.
- Could you tell me how( )to the station?
例えば、「I( )to the library yesterday.」という問題では、「yesterday」が過去を表しているため、「went」を選びます。
「She has lived here( )three years.」では、期間を表しているため、「for」が適切です。
文法問題で大切なのは、難しい文法用語を覚えることではありません。
時を表す単語や、主語と動詞の関係など、英文の中にあるヒントを確認することが重要です。
また、問題の指示文も英語で表示されることがあります。
「Choose the best answer.」は「最も適切な答えを選んでください」、「Complete the sentence.」は「文章を完成させてください」という意味です。
初心者がつまずきやすいポイント
問題そのものではなく、英語で書かれた指示文が分からず、何をすればよいか迷うことがあります。
受験前に「choose」「complete」「correct」「sentence」「answer」など、テストで使われやすい基本単語を確認しておくと安心です。
リーディング問題
リーディング問題では、短い英文や長文を読み、内容に合う答えを選びます。
初級レベルでは、メール、案内文、自己紹介、日常会話など、身近な題材が使われることがあります。
レベルが上がると、複数の段落から必要な情報を探したり、筆者の意見や文章の目的を読み取ったりする問題が加わります。
例えば、次のような英文が出題されたとします。
リーディング問題の例
Tom usually goes to school by bus. However, the bus did not arrive this morning, so he walked to school.
- How does Tom usually go to school?
- Why did Tom walk to school this morning?
1つ目の質問の答えは「By bus.」です。
2つ目の質問には「Because the bus did not arrive.」と答えます。
リーディング問題では、すべての単語を日本語に訳そうとすると時間が足りなくなることがあります。
最初に質問を確認し、「誰が」「いつ」「どこで」「なぜ」といった必要な情報を探すと、効率よく回答できます。
ただし、単語だけを拾って答えると、否定表現や時間の違いを見落とす可能性があります。
「usually」「however」「not」「before」「after」など、文章の意味を変える単語にも注意しましょう。
分からない単語が出ても、その前後の文章から意味を推測し、1問に時間をかけすぎないことが大切です。
リスニング問題
リスニング問題では、短い会話やアナウンスを聞き、質問に合う答えを選びます。
自己紹介、買い物、学校生活、週末の予定など、日常的な場面が使われることがあります。
初級問題では短い会話が中心ですが、レベルが上がると、会話の目的や話し手の意図を判断する問題も出題されます。
例えば、「What time does the class start?」という質問に対して、音声の中から授業の開始時間を聞き取ります。
音声では「The class starts at nine, but please arrive fifteen minutes early.」のように、複数の時間が含まれることがあります。
この場合、授業が始まる時間は午前9時であり、午前8時45分は到着を求められている時間です。
このように、聞こえた数字をそのまま選ぶのではなく、質問が何を尋ねているのかを確認する必要があります。
リスニングでは、1つの単語を聞き逃しただけで焦ってしまう人もいます。
しかし、すべての単語を聞き取れなくても、「誰が何をするのか」「どこへ行くのか」「何時なのか」といった重要な情報が分かれば回答できます。
英国の公的な国際文化交流機関であるBritish Councilが提供する英語テストでも、文法・語彙・リーディング・リスニングが英語力を確認する要素として扱われています。
参考資料:British Council「EnglishScore – take a free English test」
留学前に英語の音へ慣れておきたい人は、留学前後の学習におすすめの英語アプリも参考にしてください。
ライティング問題
ライティング問題では、指定されたテーマについて英語で文章を書きます。
初級レベルでは、自己紹介、趣味、家族、週末の予定、英語を学ぶ理由など、身近なテーマが中心です。
中級以上では、留学のメリットや社会的なテーマについて、自分の意見と理由を書く問題が出る場合があります。
例えば、「Why do you want to study English?」と聞かれた場合は、次のように回答できます。
初心者向けの回答例
I want to study English because I want to communicate with people from different countries.
I also want to use English when I travel abroad.
難しい単語や長い英文を使う必要はありません。
まずは、主語と動詞がある英文を正確に書くことが大切です。
「I want to study English.」だけで終わらず、「because」を使って理由を加えると、自分の考えが伝わりやすくなります。
中級者は「結論・理由・具体例」の順番を意識すると、文章を組み立てやすくなります。
例えば、「I think studying abroad is useful.」と結論を述べた後に、「This is because students can use English in daily life.」と理由を加えます。
最後に、自分の経験や想定される場面を具体例として書くと、内容にまとまりが生まれます。
スペルや文法の間違いを恐れて何も書かないよりも、知っている単語を使って最後まで書くことを優先しましょう。
スピーキング・面接
スピーキングテストでは、先生や学校スタッフと英語で会話し、質問を理解して答えられるかを確認します。
面接時間や質問数は語学学校によって異なりますが、自己紹介や留学の目的など、身近な質問から始まることがあります。
よくある質問には、次のようなものがあります。
スピーキングで聞かれやすい質問例
- Could you introduce yourself?
- Why do you want to study English?
- What do you usually do on weekends?
- What did you do yesterday?
- What are your goals for this course?
- Which English skill do you want to improve?
「Could you introduce yourself?」と聞かれたら、出身国、趣味、英語を学ぶ理由などを2〜4文程度で答えます。
例えば、「I’m from Japan. I enjoy watching movies and traveling. I want to improve my speaking skills during this course.」のように回答できます。
スピーキングテストでは、発音や文法の正確さだけが見られるわけではありません。
質問を理解できるか、知っている表現を使って自分の考えを伝えられるか、会話を続けようとしているかなども重要です。
質問が聞き取れない場合は、分かったふりをせず、「Could you say that again, please?」と聞き返しましょう。
考える時間が必要な場合は、「Let me think for a moment.」と言えば、無言の時間を減らせます。
筆者の体験
留学前は、英文を読めても、突然英語で質問されると答えが出てこないことがありました。
実際の会話では、難しい文法を使うよりも、簡単な英文をすぐに口に出すことが大切です。
自己紹介や留学の目的だけでも声に出して練習しておくと、面接で最初の一言を話しやすくなります。
スピーキングに不安がある人は、自己紹介を丸暗記するだけでなく、回答に対して追加の質問をされることも想定しておきましょう。
例えば、「I like traveling.」と答えた後には、「Which countries have you visited?」や「Where do you want to go next?」と聞かれる可能性があります。
自分の趣味、過去の経験、留学の目的について、それぞれ2〜3文で答える練習をしておくと安心です。
一人で練習するのが難しい場合は、オンライン英会話の講師にクラス分けテストの面接役を依頼する方法があります。
留学前の会話練習におすすめのオンライン英会話も参考にしながら、英語で質問されて答える流れに慣れておきましょう。
クラス分けテストのスピーキングで聞かれる英語の質問例
クラス分けテストのスピーキングでは、自己紹介や留学の目的、趣味、日常生活などについて質問されることがあります。
難しい英語を話すことよりも、質問を理解し、知っている単語や文法を使って自分のことを伝えることが大切です。
ここでは、聞かれやすい英語の質問と、初心者でも使いやすい回答例を紹介します。
自己紹介に関する質問
スピーキングテストでは、最初に自己紹介を求められることがあります。
出身国、趣味、英語を学んでいる理由、留学中に伸ばしたい力などを簡潔に話せるようにしておきましょう。
代表的な質問は「Could you introduce yourself?」です。
日本語では「自己紹介をしていただけますか?」という意味になります。
自己紹介に関する質問例
- Could you introduce yourself?「自己紹介をしてください」
- Where are you from?「どこの出身ですか?」
- What are your hobbies?「趣味は何ですか?」
- How long have you been studying English?「どのくらい英語を勉強していますか?」
- What do you want to improve?「何を伸ばしたいですか?」
回答するときは、すべての個人情報を詳しく話す必要はありません。
次のように、3〜4文程度にまとめると話しやすくなります。
自己紹介の回答例
I’m from Japan.
I enjoy watching movies and traveling.
I have studied English for several years, but I do not have many chances to speak it.
I want to improve my speaking skills during this course.
「日本出身です。映画を見ることと旅行が好きです。数年間英語を勉強していますが、話す機会はあまりありません。今回のコースではスピーキング力を伸ばしたいです」という内容です。
全文を一字一句丸暗記すると、途中の単語を忘れたときに話せなくなる可能性があります。
「出身国・趣味・英語学習・目標」の4項目だけを覚え、自分の言葉でつなげる練習をしましょう。
留学の目的に関する質問
留学の目的に関する質問では、なぜ英語を学びたいのか、語学学校で何を身につけたいのかを確認されます。
「英語を話せるようになりたい」だけでも意味は伝わりますが、理由や英語を使いたい場面を加えると、より具体的な回答になります。
留学の目的に関する質問例
- Why are you studying English?「なぜ英語を勉強していますか?」
- Why did you choose this school?「なぜこの学校を選びましたか?」
- What are your goals for this course?「このコースでの目標は何ですか?」
- Which English skill do you want to improve?「どの英語技能を伸ばしたいですか?」
- How will you use English in the future?「将来どのように英語を使いますか?」
「Why are you studying English?」と聞かれた場合は、次のように答えられます。
留学目的の回答例
I’m studying English because I want to communicate with people from different countries.
I also want to use English when I travel abroad.
「さまざまな国の人と交流したいので英語を勉強しています。また、海外旅行でも英語を使いたいです」という意味です。
英語を学ぶ理由に正解はありません。
旅行、仕事、海外生活、外国人との交流など、自分が実際に英語を使いたい場面を伝えましょう。
自分の目的を英語にするのが難しい場合は、最初に日本語で理由を書き出し、簡単な単語へ置き換えると英文を作りやすくなります。
日常生活に関する質問
日常生活に関する質問では、過去形や現在形を使って身近な出来事を説明できるか確認されることがあります。
趣味、休日の過ごし方、好きな食べ物、前日にしたことなど、自分について答えやすいテーマが中心です。
日常生活に関する質問例
- What do you usually do on weekends?「普段、週末は何をしますか?」
- What did you do yesterday?「昨日は何をしましたか?」
- What kind of food do you like?「どのような食べ物が好きですか?」
- What is your favorite season?「好きな季節は何ですか?」
- Have you traveled abroad before?「海外旅行をしたことがありますか?」
例えば、「What do you usually do on weekends?」には、次のように回答できます。
週末の過ごし方を答える例
I usually go to a café or watch movies at home.
When the weather is nice, I sometimes go for a walk.
最初の1文で質問に答え、2文目で頻度や具体例を加えています。
「Yes.」「Movies.」のように1語だけで答えるよりも、主語と動詞を含む文章にすることが大切です。
ただし、長い英文を作ろうとして沈黙する必要はありません。
「I usually watch movies.」のような短い英文から答え、余裕があれば「because」「and」「sometimes」などを使って内容を追加しましょう。
自分の意見を聞かれる質問
中級以上のクラスを判定するときは、身近なテーマについて自分の意見を求められる場合があります。
このような質問では、意見の内容そのものよりも、結論と理由を英語で説明できるかが重要です。
難しい社会問題だけでなく、勉強方法や旅行、生活習慣などについて聞かれることもあります。
自分の意見を聞かれる質問例
- Do you think learning English is important?「英語を学ぶことは重要だと思いますか?」
- What are the advantages of studying abroad?「留学の利点は何ですか?」
- Do you prefer studying alone or in a group?「一人とグループでは、どちらで勉強する方が好きですか?」
- Is it better to live in a city or the countryside?「都会と田舎では、どちらに住む方がよいですか?」
回答は「結論・理由・具体例」の順番にすると整理しやすくなります。
自分の意見を伝える回答例
I think studying abroad is useful.
This is because students can use English in their daily lives.
For example, they can speak English at school, in shops and at their accommodation.
考えを伝えるときは、「I think」「I prefer」「In my opinion」などから始めると話しやすくなります。
正しい意見を探すのではなく、簡単な英語で説明しやすい立場を選びましょう。
スピーキングテストの練習相手が必要な人は、留学前の会話練習におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。
テストの説明や質問を聞き取れないときの英語フレーズ
クラス分けテストで質問を聞き取れなくても、焦って適当な回答をする必要はありません。
もう一度言ってもらったり、別の表現で説明してもらったりすることも、英語によるコミュニケーションの一つです。
ここでは、質問が分からないときや回答を考えたいときに使える英語フレーズを紹介します。
もう一度言ってもらう英語フレーズ
質問を聞き逃したときは、分かったふりをせず、もう一度言ってもらいましょう。
聞き返しただけで、すぐに評価が大きく下がると考える必要はありません。
質問と関係のない回答をするよりも、内容を確認してから答える方が自然です。
もう一度言ってもらうフレーズ
- Could you say that again, please?「もう一度言っていただけますか?」
- Could you repeat the question, please?「質問を繰り返していただけますか?」
- Sorry, I didn’t catch that.「すみません、聞き取れませんでした」
- Could you speak more slowly, please?「もう少しゆっくり話していただけますか?」
初心者が使いやすいのは、「Could you say that again, please?」です。
質問だけでなく、説明や指示を聞き逃したときにも使えます。
話す速度が速くて理解できない場合は、「Could you speak more slowly, please?」と伝えましょう。
何度も聞き返すことが不安な場合でも、笑ってごまかしたり、聞こえた単語だけで答えたりしないことが大切です。
質問の意味を確認する英語フレーズ
質問の音は聞き取れたものの、何について答えればよいか分からない場合は、質問の意味を確認しましょう。
特に「experience」「goal」「advantage」などの抽象的な言葉が含まれると、質問の範囲を判断しにくいことがあります。
質問の意味を確認するフレーズ
- What does this word mean?「この単語はどういう意味ですか?」
- Could you explain the question in a different way?「別の言い方で質問を説明していただけますか?」
- Do you mean my experience in Japan?「日本での経験について、という意味ですか?」
- Are you asking about my future goals?「将来の目標について聞いていますか?」
「Do you mean~?」は、自分の理解が合っているか確認するときに便利です。
例えば、先生から「What was your experience like?」と聞かれ、どの経験を指しているか分からない場合は、「Do you mean my travel experience?」と確認できます。
すべての単語を日本語に訳せなくても、質問の対象が分かれば回答できる場合があります。
単語の意味が分からないときは、「What does “advantage” mean?」のように、分からない単語を入れて尋ねましょう。
考える時間が欲しいときの英語フレーズ
質問を理解できても、すぐに回答が思い浮かばないことがあります。
その場合は、無言のまま考え続けるのではなく、少し時間が必要だと英語で伝えましょう。
短いフレーズを挟むことで、焦りを抑えながら回答を組み立てられます。
考える時間を作るフレーズ
- Let me think for a moment.「少し考えさせてください」
- That’s an interesting question.「興味深い質問ですね」
- I’ve never thought about that before.「それについて今まで考えたことがありませんでした」
- Let me see.「そうですね」
最も使いやすいのは、「Let me think for a moment.」です。
このフレーズを言ってから、質問に含まれる単語を使って回答を始めると、英文を作りやすくなります。
例えば、「What are the advantages of studying abroad?」と聞かれたら、「Let me think for a moment. I think one advantage is that students can use English every day.」と答えられます。
ただし、時間を作るフレーズを何度も繰り返すと、かえって話しにくくなることがあります。
数秒考えたら、短い英文から回答を始めましょう。
答えが分からないときの英語フレーズ
質問の内容によっては、英語力の問題ではなく、自分の意見や経験が思い浮かばないこともあります。
その場合も「I don’t know.」だけで終わらせず、分からない理由や近い考えを伝えてみましょう。
答えが分からないときのフレーズ
- I’m not sure, but I think~.「よく分かりませんが、私は~だと思います」
- I don’t have much experience with that.「それについては、あまり経験がありません」
- I’ve never experienced that before.「これまでにそれを経験したことがありません」
- It’s difficult to answer, but~.「答えるのが難しいですが、~」
例えば、海外生活の経験について聞かれたものの、海外に住んだことがない場合は、次のように答えられます。
経験がないときの回答例
I’ve never lived abroad before.
However, I’m interested in learning about different cultures.
「海外に住んだことはありません。しかし、異なる文化について学ぶことに興味があります」という意味です。
分からないことや経験がないことを認めたうえで、関連する情報を加えれば会話を続けられます。
完璧な答えを作るより、知っている英語で反応することを意識しましょう。
留学前に聞き返し表現や基本会話を練習したい人は、留学前に準備しておきたい英語の勉強法も参考にしてください。
語学学校のクラスレベルはどのように分けられる?
語学学校のクラスレベルは、学校独自の名称やCEFRなどの基準を使って分けられます。
同じ「Intermediate」でも、授業内容や求められる英語力が学校によって異なる場合があります。
ここでは、代表的なレベル名とCEFRの考え方、TOEICスコアだけではクラスを判断できない理由を解説します。
BeginnerからAdvancedまでのレベルに分けられる
語学学校では、BeginnerからAdvancedまで、複数のクラスレベルが用意されていることがあります。
学校によっては4段階程度ですが、より細かく6〜10段階ほどに分けている場合もあります。
代表的な名称と英語力の目安は次のとおりです。
| レベル名 | 日本語の目安 | できることの例 |
|---|---|---|
| Beginner | 入門 | 基本的な単語やあいさつを学ぶ |
| Elementary | 初級 | 簡単な自己紹介や日常会話ができる |
| Pre-Intermediate | 初中級 | 身近な出来事を短い英文で説明できる |
| Intermediate | 中級 | 日常的な話題について会話を続けられる |
| Upper-Intermediate | 中上級 | 自分の意見や理由を詳しく説明できる |
| Advanced | 上級 | 複雑な話題について自然に議論できる |
ただし、この表は一般的なイメージであり、すべての語学学校に共通する基準ではありません。
例えば、ある学校のIntermediateと、別の学校のIntermediateでは、使用する教材や授業の難易度が異なる可能性があります。
クラス名だけで自分の英語力を判断せず、授業で求められるスピーキング量や教材の内容も確認しましょう。
また、クラス分けテストの結果だけでなく、入学後の授業参加状況や定期テストによってレベルが変更される学校もあります。
メモ
高いクラスに入るほど、必ず英語力が早く伸びるわけではありません。
授業内容を理解でき、間違いを恐れずに発言できるクラスの方が、英語を使う回数を増やしやすくなります。
CEFRのA1からC2が使われる場合もある
語学学校によっては、クラスレベルを示すためにCEFRが使われる場合があります。
CEFRとは、言語を使って何ができるかを示す国際的な枠組みです。
A1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階に分かれており、A1からC2へ進むほど、より複雑な内容を理解して表現できるようになります。
| CEFR | 区分 | 英語力のイメージ |
|---|---|---|
| A1 | 基礎段階 | 簡単なあいさつや自己紹介ができる |
| A2 | 基礎段階 | 買い物や学校など身近な場面でやり取りできる |
| B1 | 自立段階 | 日常的な話題について要点を伝えられる |
| B2 | 自立段階 | 幅広い話題で理由を含めて意見を伝えられる |
| C1 | 熟達段階 | 複雑な内容を理解し、流暢に表現できる |
| C2 | 熟達段階 | 高度な内容を正確かつ自然に理解・表現できる |
欧州評議会では、CEFRをA1からC2までの6段階に整理し、A1・A2をBasic User、B1・B2をIndependent User、C1・C2をProficient Userとして示しています。
参考資料:Council of Europe「The CEFR Levels」
CEFRは単なる筆記テストの点数ではなく、「簡単な自己紹介ができる」「身近な話題について意見を説明できる」など、実際に言語を使ってできることを基準にしています。
そのため、語学学校では文法問題だけでなく、スピーキングやライティングを含めて総合的にレベルを判断する場合があります。
TOEICの点数だけではクラスを判断できない
TOEICの点数を持っていても、語学学校でどのクラスに入るかを正確に予測することは困難です。
日本で広く受験されているTOEIC Listening & Reading Testは、主に英語を聞く力と読む力を測定するテストです。
一方、語学学校のクラス分けでは、スピーキングやライティングを含めて判断される場合があります。
参考資料:IIBC「TOEIC Listening & Reading Test」
例えば、TOEICで700点を取得していても、英語を話す機会が少なければ、面接で質問にすぐ答えられないことがあります。
反対に、TOEICを受けた経験がなくても、海外生活や英会話の経験が豊富であれば、スピーキングで高く評価される可能性があります。
| 英語力の特徴 | クラス分けで起こりやすいこと |
|---|---|
| 文法や読解は得意だが会話経験が少ない | 筆記テストよりスピーキングの評価が低くなる場合がある |
| 会話は得意だが文法の正確さに課題がある | 面接より筆記テストで苦戦する場合がある |
| リスニングは得意だが文章を書く機会が少ない | ライティングで適切なクラスを判定される場合がある |
| 4技能をバランスよく学習している | 総合評価と授業レベルが一致しやすい |
TOEICのスコアは、リスニングとリーディングの学習状況を確認する目安として役立ちます。
しかし、語学学校ではクラスメイトと話したり、自分の意見を書いたりする機会もあります。
テスト名や点数だけでなく、4技能の得意・不得意を把握することが大切です。
スピーキングに不安がある場合は、留学前にオンライン英会話で質問へ答える練習を取り入れると、自分の知識を実際の会話で使う準備ができます。
語学学校のクラス分けテスト前にできる対策
語学学校のクラス分けテストでは、短期間で難しい英語を詰め込む必要はありません。
大切なのは、テストの形式を確認し、現在持っている英語力を落ち着いて出せる状態に整えることです。
ここでは、受験案内の確認から英語の自己紹介、オンライン面接の練習まで、留学前に取り組める対策を順番に紹介します。
学校から届いた受験案内を確認する
最初に、語学学校から届いたメールや入学案内を確認しましょう。
学校によって、クラス分けテストを受ける日時、実施方法、制限時間、使用できる端末などが異なるためです。
渡航前にオンラインで受験する場合は、メールに記載されたURLへアクセスし、指定された期限までにテストを完了させます。
入学初日に受ける場合は、集合時間やテスト会場、必要な持ち物を確認しておきましょう。
受験前に確認したい項目
- クラス分けテストを受ける日時
- オンラインまたは対面のどちらで受けるか
- テストの制限時間と受験期限
- イヤホンやマイクが必要か
- 辞書や翻訳アプリを使用できるか
- スピーキング面接の予約が必要か
特に注意したいのが、受験期限と時差です。
海外の語学学校から届く案内には、現地時間で期限が書かれている場合があります。
「日本時間では何時までなのか」を確認し、締め切り直前ではなく、余裕を持って受験しましょう。
案内の英語が分からない場合は、翻訳ツールで内容を確認したり、学校や留学エージェントへ質問したりしても問題ありません。
ただし、テスト本番で翻訳ツールを使えるとは限らないため、受験ルールと問題への回答は分けて考えることが大切です。
中学英語の文法と基本単語を復習する
クラス分けテスト前は、中学英語の文法と基本単語を中心に復習しましょう。
難しい英文法を新しく覚えるよりも、時制や疑問文など、会話やテストで頻繁に使う基礎を正確に使えるようにする方が効果的です。
文法問題だけでなく、スピーキングやライティングでも、中学英語の知識が土台になります。
- be動詞と一般動詞の使い分け
- 現在形・過去形・未来を表す表現
- 疑問文と否定文の作り方
- 現在完了や助動詞の基本
- 比較級・最上級・不定詞・動名詞
- 学校生活や日常会話で使う基本単語
例えば、「昨日何をしましたか?」と聞かれたときは、過去形を使って「I watched a movie yesterday.」と答えます。
「英語を学びたい理由」を伝えるときは、「I want to study English because~.」という基本表現が使えます。
テスト直前に複数の教材へ手を広げると、どれも中途半端になりやすいため注意が必要です。
手元にある中学英文法の教材や英語学習アプリを1つ選び、間違えやすい単元だけを復習しましょう。
留学前に取り組む内容を整理したい人は、留学前に準備しておきたい英語の勉強法も参考にしてください。
30秒で話せる英語の自己紹介を準備する
スピーキングテストに備えて、30秒程度で話せる英語の自己紹介を準備しておきましょう。
自己紹介は、面接の最初に聞かれやすく、その後の会話を始めるきっかけにもなります。
長い内容を丸暗記するのではなく、出身国、趣味、英語を学ぶ理由、留学中の目標を2〜4文でまとめるのがおすすめです。
30秒の自己紹介例
I’m from Japan.
I enjoy watching movies and traveling.
I’m studying English because I want to communicate with people from different countries.
During this course, I want to improve my speaking and listening skills.
「日本出身です。映画を見ることと旅行が好きです。さまざまな国の人と交流したいので英語を勉強しています。このコースでは、スピーキングとリスニングを伸ばしたいです」という意味です。
自己紹介を作ったら、英文を見ずに声に出してみましょう。
途中で言葉に詰まる場合は、文章が長すぎるか、普段使わない単語が含まれている可能性があります。
自分が無理なく発音できる単語へ置き換え、少し内容を忘れても別の言い方で続けられる状態を目指しましょう。
よくある質問に2〜3文で答える練習をする
スピーキングテストで聞かれやすい質問に対して、2〜3文で答える練習をしておきましょう。
1語だけで答えるよりも、最初の文で結論を伝え、次の文で理由や具体例を加えると、会話を続けやすくなります。
難しい英文を作る必要はなく、知っている文法や単語を組み合わせることが大切です。
| 質問 | 回答の組み立て方 |
|---|---|
| What do you do on weekends? | 普段すること+具体例 |
| Why are you studying English? | 学ぶ目的+使いたい場面 |
| What did you do yesterday? | 昨日したこと+感想 |
| What do you want to improve? | 伸ばしたい技能+理由 |
例えば、「What do you do on weekends?」と聞かれたら、「I usually watch movies at home. I sometimes go to a café with my friends.」と答えられます。
「Why are you studying English?」には、「I want to communicate with people from different countries. I also want to use English when I travel.」と答えられます。
練習するときは、英文を紙に書くだけで終わらせず、スマートフォンで自分の声を録音しましょう。
回答までの沈黙が長くないか、声が小さくないか、主語と動詞を含む文章になっているかを確認できます。
オンライン英会話で模擬面接を受ける
一人での練習に慣れてきたら、オンライン英会話で模擬面接を受ける方法がおすすめです。
クラス分けテストでは、質問の内容を聞き取り、その場で英語を組み立てる必要があります。
実際に講師と会話することで、暗記した英文を読むだけでは気づけない課題を確認できます。
講師には、レッスンの最初に次のように伝えましょう。
講師への依頼に使える英語
I’m going to take a placement test at a language school.
Could you ask me some common interview questions?
Please correct my answers after the interview.
「語学学校のクラス分けテストを受ける予定です。よくある面接の質問をしてもらえますか?面接後に回答を修正してください」という意味です。
模擬面接では、自己紹介、趣味、留学の目的、前日にしたことなどを質問してもらいましょう。
間違いをすべて直してもらうだけでなく、「もっと簡単に言う方法」も聞くと、本番で使いやすい表現が増えます。
留学前に利用するサービスを探している人は、留学前の会話練習におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。
オンライン受験では通信環境を確認する
オンラインでクラス分けテストを受ける場合は、受験前にインターネット環境や使用する端末を確認しましょう。
英語力とは関係のない通信トラブルによって、リスニング音声を聞き逃したり、途中で回答が送信できなくなったりする可能性があるためです。
パソコンを使用するよう指定されている場合は、スマートフォンだけで受けないようにしましょう。
オンライン受験前のチェックリスト
- 安定したWi-Fiへ接続できているか
- パソコンやスマートフォンの充電は十分か
- イヤホンから音声が聞こえるか
- マイクへ自分の声が入っているか
- 指定されたブラウザを使用しているか
- ログインIDとパスワードを確認したか
- 静かに受験できる場所を確保したか
特にリスニングテストでは、受験開始後に音量を調整しようとすると、最初の問題を聞き逃すことがあります。
本番前に動画や音声を再生し、イヤホンと音量を確認しておきましょう。
スピーキングを録音する形式では、マイクの使用許可をブラウザ上で求められる場合があります。
家族や同居人がいる場合は、テスト中に話しかけられないよう、受験時間をあらかじめ伝えておくと安心です。
受験直前のポイント
テスト直前に新しい文法や単語を大量に覚えようとすると、かえって不安が強くなることがあります。
前日は、自己紹介と聞き返しフレーズを軽く確認し、十分な睡眠を取って本番に備えましょう。
クラス分けテストで避けたい失敗例
クラス分けテストでは、高い点数を取ろうとするあまり、実際の英語力と異なる結果を出してしまうことがあります。
その結果、授業が難しすぎたり、反対に簡単すぎたりすると、留学中の学習効率が下がりかねません。
ここでは、適切なクラスへ入るために避けたい5つの失敗を解説します。
辞書や翻訳ツールを無断で使う
クラス分けテストでは、学校から許可されていない辞書や翻訳ツールを使わないようにしましょう。
分からない単語を調べれば一時的に正解数を増やせますが、本来の英語力より高い結果が出る可能性があります。
そのまま実力以上のクラスへ入ると、授業中は辞書を使う時間もなく、先生の説明やクラスメイトとの会話についていけなくなるかもしれません。
特にオンラインテストでは、周囲に監督する人がいないため、翻訳アプリを使いたくなることがあります。
しかし、クラス分けテストの目的は、点数を競うことではなく、今の実力に合った授業を選ぶことです。
分からない問題があった場合は、推測できる範囲で回答するか、そのまま次の問題へ進みましょう。
ただし、受験案内の英語やログイン方法を確認するために翻訳ツールを使うことまで避ける必要はありません。
「受験方法を理解するための翻訳」と「問題へ回答するための翻訳」を分けて考えましょう。
高いクラスに入るために回答を丸暗記する
スピーキングテストで高い評価を得るために、長い回答を丸暗記するのはおすすめできません。
準備した質問がそのまま出れば流暢に話せますが、先生から追加の質問をされた瞬間に答えられなくなる可能性があるためです。
暗記した文章と普段の会話力に大きな差があると、正確なクラス判定も難しくなります。
例えば、「What are your hobbies?」への回答を長く暗記しても、「Why do you like it?」「When did you start?」と聞かれることがあります。
このとき、最初の回答だけを覚えていると、会話を続けられません。
対策としては、全文ではなく、話したい内容のキーワードを覚える方法が有効です。
丸暗記を避ける準備方法
自己紹介の場合
・Japan
・movies
・travel
・improve speaking
・meet new people
上記のキーワードを見ながら、自分の言葉で英文を作ります。
毎回少し違う表現で答える練習をすると、単語を忘れたときにも別の言い方へ切り替えやすくなります。
低いクラスに入りたいから適当に答える
授業についていけるか不安だからといって、クラス分けテストへ適当に回答するのは避けましょう。
意図的に低い結果を出すと、すでに理解している文法や単語を繰り返し学ぶことになり、限られた留学期間を十分に生かせない可能性があります。
クラスメイトとの会話やグループ活動も簡単すぎると、英語を伸ばす機会が少なくなることがあります。
「難しいクラスより、簡単なクラスの方が安心」と考える気持ちは自然です。
しかし、適切なレベルのクラスであれば、すべての内容を最初から完璧に理解できなくても問題ありません。
少し難しいと感じながらも、先生の説明をおおむね理解でき、授業へ参加できる状態が学習につながります。
適切なクラスの目安
授業内容がすべて簡単に感じる場合は、クラスのレベルが低い可能性があります。
反対に、説明をほとんど理解できず、発言する余裕もない場合は、レベルが高すぎる可能性があります。
最初の授業を受けて合わないと感じたら、先生や学校スタッフへ相談しましょう。
テストでは、分かる問題にきちんと回答し、分からない問題だけ無理に正解しようとしない姿勢が大切です。
完璧な英文を作ろうとして沈黙する
スピーキングテストでは、完璧な英文を作ろうとして長く沈黙しないようにしましょう。
難しい単語や正確な文法を探している間に、回答できる時間がなくなることがあるためです。
多少の間違いがあっても、簡単な英文で自分の考えを伝える方が、現在のコミュニケーション力を示せます。
例えば、「海外旅行が好きです」と答えたいときに、複雑な表現を考える必要はありません。
「I like traveling abroad.」と短く答えた後で、「I enjoy visiting new places and learning about different cultures.」と情報を加えれば十分です。
沈黙を減らすためのフレーズ
- Let me think for a moment.「少し考えさせてください」
- I think~.「私は~だと思います」
- For example,~.「例えば、~」
- I’m not sure, but~.「よく分かりませんが、~」
最初の1文がすぐに出ない場合は、質問の一部を使って回答を始める方法もあります。
「What do you want to improve?」と聞かれたら、「I want to improve my speaking skills.」のように、質問に含まれる単語を利用できます。
正確さだけでなく、会話を続けようとすることも意識しましょう。
TOEICの点数だけで自分のレベルを決めつける
TOEICの点数だけを基準に、自分は必ず中級や上級クラスへ入れると決めつけないようにしましょう。
TOEIC Listening & Reading Testの点数が高くても、英語を話したり書いたりする経験が少なければ、スピーキングやライティングで苦戦することがあります。
反対に、TOEICを受験していなくても、日常会話に慣れている人は面接で力を発揮できる場合があります。
クラス分けテストでは、文法や語彙の知識だけでなく、質問へ反応する速さ、発音、文章を組み立てる力などを確認されることがあります。
そのため、想定より低いクラスになっても、TOEICの点数が無意味だったわけではありません。
測定している技能や評価方法が異なると考えましょう。
| 得意な力 | テストで起こりやすいこと |
|---|---|
| リスニング・リーディング | 筆記問題は解けても面接で言葉が出にくい |
| スピーキング | 会話は続けられても文法問題で迷いやすい |
| ライティング | 文章は書けても質問へ即座に答えにくい |
| 4技能をバランスよく学習 | テスト結果と授業レベルが一致しやすい |
クラス分けの結果は、英語力に優劣をつけるためのものではなく、これから伸ばすべき技能を把握する機会でもあります。
自分の弱点がスピーキングにあると分かった場合は、留学前から短時間でも会話練習を取り入れましょう。
クラス分けテストの結果が低くても心配しなくてよい理由
クラス分けテストで想像より低いレベルになっても、過度に落ち込む必要はありません。
結果は英語力の優劣を決める評価ではなく、現在の自分が無理なく学べる授業を見つけるための目安だからです。
基礎クラスから始めるメリットや、入学後にレベルアップできる可能性について解説します。
低いクラスは英語力を否定するものではない
低いクラスへ案内されたからといって、これまでの英語学習が無駄だったわけではありません。
クラス分けテストでは、文法や単語だけでなく、リスニング、ライティング、スピーキングなどを含めて判断される場合があります。
TOEICの問題は解けても、英語で質問されるとすぐに言葉が出ない人もいます。
反対に、文法問題は苦手でも、日常会話を自然に続けられる人もいます。
英語力には技能ごとのばらつきがあるため、結果が自分の予想と異なることは珍しくありません。
語学学校には、年齢、国籍、学習経験が異なる学生が集まります。
同じクラスの学生も、それぞれ得意な技能や苦手な技能が異なります。
周囲と比べるのではなく、授業開始後に何ができるようになったかを確認することが大切です。
結果を見るときの考え方
クラス分けテストは、これまでの努力を評価する試験ではありません。
現在の課題を見つけ、今後の授業内容を決めるための確認です。
低い結果を失敗と捉えず、英語力を伸ばすための出発点として活用しましょう。
基礎クラスから始めることで土台を固められる
基礎クラスから始めると、英語を話すために必要な文法や単語を整理できます。
簡単な内容に見えても、知識として理解していることと、会話で正確に使えることは同じではありません。
例えば、過去形の作り方を知っていても、昨日の出来事を英語で聞かれたときに、現在形で答えてしまうことがあります。
基礎クラスでは、時制や疑問文などを実際の会話やグループワークの中で繰り返し使えるため、知識を実践力へ変えやすくなります。
基礎クラスで身につけたい力
- 主語と動詞を使って文章を作る力
- 現在・過去・未来を使い分ける力
- 質問を聞いて短く答える力
- 分からないときに聞き返す力
- 間違いを恐れずに発言する習慣
難しいクラスでは、先生の説明を理解することに集中しすぎて、自分から発言する余裕がなくなる場合があります。
一方、自分に合うクラスなら、内容を理解しながら発言や質問を増やせます。
授業で英語を使う回数を増やせるレベルから始めることが、結果的にスピーキング力の向上につながります。
定期テストで上のクラスに進める学校もある
語学学校によっては、入学後に定期的なレベルチェックや進級テストが行われます。
入学時のクラスが留学期間中ずっと固定されるとは限りません。
授業への参加状況、宿題、出席率、先生からの評価、定期テストなどを基に、上のクラスへ進める場合があります。
進級の時期や条件は学校によって異なるため、オリエンテーションや受付で確認しておきましょう。
- レベルチェックが行われる頻度
- 進級に必要なテスト結果
- 出席率や宿題が評価に含まれるか
- 先生の推薦が必要か
- 自分から再テストを申請できるか
早く上のクラスへ進みたい場合でも、テスト対策だけに集中するのはおすすめできません。
授業中に積極的に発言し、間違えた表現を復習し、次の会話で使い直すことが重要です。
毎日の小さな改善を積み重ねることで、次回のテストでも本来の力を発揮しやすくなります。
授業のレベルが合わないときの対処法
クラス分けテストの結果に基づいて配属されても、実際に授業を受けると難しすぎたり、簡単すぎたりする場合があります。
そのまま我慢するのではなく、授業内容を確認したうえで、先生や学校スタッフへ相談しましょう。
ここでは、クラスのレベルが合わないと感じたときの具体的な行動を紹介します。
最初の授業を受けて難易度を確認する
クラス名や教材を見ただけで判断せず、まずは実際の授業を受けて難易度を確認しましょう。
初日は先生の話す速度やクラスメイトの発言に慣れていないため、普段より難しく感じることがあります。
1回の授業だけで決めるのではなく、可能であれば数回参加して、説明の理解度や活動への参加状況を確認してください。
授業レベルを判断するポイント
- 先生の説明をおおむね理解できるか
- 教材の文章を時間内に読めるか
- 質問されたときに短くても答えられるか
- グループワークへ参加できるか
- 宿題へ無理なく取り組めるか
授業の半分以上を理解できず、発言する余裕もない状態が続く場合は、レベルが高すぎる可能性があります。
反対に、新しく学ぶ内容がほとんどなく、課題も簡単に終わる場合は、レベルが低い可能性があります。
少し難しい部分がありながらも、授業の流れを理解して参加できる状態が一つの目安です。
先生や受付スタッフに相談する
授業のレベルが合わないと感じたら、担任の先生や受付スタッフへ早めに相談しましょう。
英語で詳しく説明できなくても、難しすぎるのか、簡単すぎるのかを伝えれば相談を始められます。
先生は授業中の様子を見ているため、現在のクラスが適切かどうかについて意見をもらえることもあります。
クラスについて相談するときの英語フレーズ
- I feel that this class is a little too difficult for me.「このクラスは私には少し難しすぎると感じます」
- I find it difficult to understand the lessons.「授業を理解するのが難しいです」
- I feel that this class may be too easy for me.「このクラスは私には簡単すぎるかもしれません」
- Could I talk to you about my class level?「クラスのレベルについて相談できますか?」
- Would it be possible to try another class?「別のクラスを試すことはできますか?」
「難しいです」とだけ伝えるより、リスニング、文法、教材、グループワークなど、困っている部分を具体的に説明しましょう。
例えば、「I can understand the textbook, but it is difficult to follow group discussions.」と伝えると、教材は理解できるものの、グループでの会話が難しいことを説明できます。
クラス変更の条件を確認する
クラスを変更できる条件や手続きは、語学学校によって異なります。
受付で相談すればすぐに変更できる学校もあれば、再テスト、担任の推薦、一定期間の受講などが必要な学校もあります。
上のクラスに空席がなければ、英語力が基準に達していても、すぐに移動できない可能性があります。
| 確認する項目 | 主な内容 |
|---|---|
| 申請期限 | 入学後何日以内に相談する必要があるか |
| 再テスト | 筆記や面接を再度受ける必要があるか |
| 先生の承認 | 現在の担任や移動先の先生の確認が必要か |
| 空席状況 | 希望するクラスに参加できる人数の余裕があるか |
| 体験受講 | 変更前に別のクラスを試せるか |
クラス変更を希望する場合は、「上のクラスへ行きたい」という希望だけでなく、その理由も伝えましょう。
授業が簡単すぎる場合は、具体的にどの内容をすでに理解しているのか説明します。
難しすぎる場合は、授業中に理解できない部分や学習への影響を伝えると、適切な提案を受けやすくなります。
次回のレベルアップテストに向けて勉強する
すぐにクラスを変更できない場合は、次回のレベルアップテストに向けて学習計画を立てましょう。
やみくもに単語や文法を勉強するのではなく、現在の授業やテストで不足していた技能を優先することが大切です。
先生に「上のクラスへ進むために何を改善すべきか」を聞くと、学習内容を絞りやすくなります。
- 授業で間違えた文法をその日のうちに復習する
- 新しく覚えた単語を会話で使う
- 先生から修正された英文を声に出す
- クラスメイトと英語で話す時間を増やす
- 次回テストの形式と評価項目を確認する
スピーキングが課題の場合は、一人で教材を読むだけでなく、実際に英語を話す練習が必要です。
授業後にクラスメイトと会話したり、オンライン英会話を利用したりして、質問へすぐ答える経験を増やしましょう。
留学中の授業以外で取り組む内容は、留学中に英語力を伸ばす勉強法も参考にしてください。
語学学校のクラス分けテストに関するよくある質問
語学学校のクラス分けテストについては、英語初心者でも受験できるのか、辞書を使ってよいのかなど、さまざまな疑問が生まれます。
ここでは、受験前に知っておきたい質問へ分かりやすく回答します。
学校によってルールが異なる内容については、必ず受験案内や学校スタッフの説明も確認してください。
英語初心者でもクラス分けテストを受けられますか?
英語初心者でも、基本的にはクラス分けテストを受けられます。
テストは上級者だけを対象にしたものではなく、初心者を含めた受講者の英語力を確認するために行われるからです。
簡単なあいさつしかできない場合や、質問の意味が分からない場合も、その状況を含めて適切なクラスが判断されます。
初級者向けのクラスがある語学学校では、アルファベット、基本単語、簡単な自己紹介などから授業を始めることがあります。
ただし、すべての学校やコースが完全な初心者へ対応しているとは限りません。
申し込み前に「Beginner class」や「Elementary class」があるか確認しておくと安心です。
クラス分けテストに落ちることはありますか?
一般英語コースのクラス分けテストは、合格や不合格を決める目的ではないことが一般的です。
テスト結果に応じて、初心者から上級者までの適切なクラスへ振り分けられます。
問題がほとんど解けなかったとしても、それだけを理由に語学学校へ通えなくなるとは限りません。
ただし、IELTSなどの試験対策、ビジネス英語、大学進学準備といった専門コースでは、参加に必要な英語レベルが設定されている場合があります。
基準へ届かなければ、希望する専門コースへすぐに参加できず、一般英語コースから始める可能性があります。
申し込むコースに受講条件があるかどうかは、学校の案内や留学エージェントへ事前に確認しましょう。
テストはすべて英語で行われますか?
クラス分けテストの問題や指示は、英語で表示されることがあります。
スピーキング面接も、先生や学校スタッフと英語で行われる可能性が高いでしょう。
ただし、受験方法や注意事項については、日本語の案内が用意されていたり、留学エージェントから説明を受けられたりする場合があります。
英語の指示文が不安な人は、受験前に次の表現を確認しておきましょう。
テストで使われやすい英語の指示
- Choose the best answer.「最も適切な答えを選んでください」
- Complete the sentence.「文章を完成させてください」
- Listen and answer the question.「音声を聞いて質問に答えてください」
- Write about the following topic.「次のテーマについて書いてください」
- Click “Next” to continue.「続けるには『Next』をクリックしてください」
説明が分からないまま受験を始めると、本来の英語力を出せない可能性があります。
不明点があれば、開始前に学校スタッフへ確認しましょう。
辞書や翻訳アプリを使ってもよいですか?
辞書や翻訳アプリを使用できるかどうかは、語学学校の受験ルールによって異なります。
使用禁止と書かれている場合や、特に許可されていない場合は、問題を解くために使わない方がよいでしょう。
翻訳ツールを使って正解すると、実際より高いレベルと判定され、授業についていけなくなる可能性があります。
一方で、学校から届いた受験案内やログイン方法を理解するために翻訳ツールを使うことまで禁止されているとは限りません。
重要なのは、案内の確認とテスト問題への回答を分けることです。
判断に迷った場合
辞書や翻訳アプリの使用について記載がない場合は、自分で判断せず、学校へ確認しましょう。
「Can I use a dictionary during the test?」と聞けば、「テスト中に辞書を使えますか?」と確認できます。
希望より低いクラスになったら変更できますか?
希望より低いクラスになった場合でも、学校によっては変更を相談できます。
ただし、本人の希望だけで変更できるとは限らず、再テスト、先生の確認、数日間の授業参加などが必要になる場合があります。
まずは配属されたクラスの授業を受け、実際に簡単すぎるのかを確認しましょう。
授業内容をすべて理解でき、新しく学ぶことが少ない状態が続く場合は、先生や受付へ相談します。
相談するときは、「I feel that this class may be too easy for me.」と伝えたうえで、別のレベルを試せるか尋ねましょう。
上のクラスへ変更した後に難しすぎると感じる可能性もあるため、体験受講ができるか確認することも大切です。
テスト前に勉強しすぎない方がよいですか?
クラス分けテスト前に勉強すること自体は問題ありません。
中学英文法を復習したり、英語の自己紹介を練習したりすることは、緊張を減らし、現在の実力を出すために役立ちます。
ただし、出題されそうな問題や回答を短期間で丸暗記し、普段以上の結果を狙う勉強はおすすめできません。
実力より高いクラスに入ると、授業についていくことが難しくなるからです。
テスト前は、新しい知識を大量に詰め込むより、次の内容を確認しましょう。
- 基本的な時制と疑問文
- 30秒程度の自己紹介
- 留学の目的や英語学習の目標
- 質問を聞き返すフレーズ
- オンライン受験の通信環境
高得点を取るためではなく、落ち着いて受験するために準備するという考え方が大切です。
まとめ|語学学校のクラス分けテストは普段の英語力を出すことが大切
語学学校のクラス分けテストは、合格や不合格を競う試験ではなく、現在の英語力に合った授業を見つけるためのテストです。
実力より高いクラスを目指したり、不安だからと意図的に低い結果を出したりする必要はありません。
分からない問題は無理に正解しようとせず、質問が聞き取れない場合は英語で聞き返しましょう。
- 受験方法と期限を事前に確認する
- 中学英語と基本単語を軽く復習する
- 英語の自己紹介を声に出して練習する
- 聞き返しや考えるためのフレーズを覚える
- 辞書や翻訳アプリは学校のルールに従う
- クラスが合わなければ先生や受付へ相談する
クラス分けの結果が想像より低くても、それは英語学習の失敗を意味するものではありません。
自分の弱点を確認し、基礎から英語を使う経験を積むことで、次のレベルを目指せます。
留学前にスピーキングへの不安を減らしたい人は、留学前の会話練習におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。
短い期間でも、英語で質問を聞き、その場で答える練習をしておくと、クラス分けテストだけでなく、留学初日の自己紹介や授業にも落ち着いて参加しやすくなります。