留学中に英語力が伸びず悩む女性

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留学中に英語力が伸びない人の特徴|ペラペラにならない原因と対策

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タカリン

大学外国語学部卒|オーストラリアの語学学校Greenwich College卒|オーストラリア短期留学経験|海外ドラマ好き|TOEIC 2025年3月620点→6月715点→9月740点→12月830点|ワーホリ・留学・海外旅行英語について発信中

「留学すれば、自然に英語がペラペラになる」と考えていたものの、数か月たっても英語力の伸びを実感できず、焦っている方もいるのではないでしょうか。

海外で生活しているだけでは、英語力が自動的に上がるとは限りません。単語や文法の不足、会話量の少なさ、復習不足、英語を使う環境など、さまざまな原因が考えられます。

しかし、英語が伸びない原因を正しく見つけ、覚えた表現を使い、間違いを修正する学習サイクルを作れば、留学中でも英語学習を立て直すことは可能です。

この記事では、留学中に英語が伸びない主な原因やタイプ別の診断方法、30日間の学習プラン、英語を話す機会の増やし方を解説します。自分に合った改善策を見つけ、今日からできることを一つずつ始めていきましょう。

留学しても英語が伸びないと感じるのは珍しくない

留学中に英語が伸びないと感じても、すぐに「留学が失敗だった」「自分には英語の才能がない」と決めつける必要はありません。

留学先で生活しているだけで、英語のすべての技能が同じように伸びるわけではないからです。

まずは、留学中に英語力が上がらないと感じやすい理由と、自分が目指す英語力を整理しましょう。

留学すれば、毎日英語を聞くので自然にペラペラになると思っていました。数か月たっても思うように話せなかったら、留学した意味がないのでしょうか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
留学中に伸び悩みを感じるのは珍しくありません。僕もオーストラリア留学中、知っている単語が会話では聞き取れなかったり、伝えたいことをすぐに英語にできなかったりしました。大切なのは、伸びていないと感覚だけで判断せず、できるようになったことを具体的に確認することです。

海外にいるだけでは英語がペラペラにならない

結論からいうと、海外で生活しているだけで英語が自動的にペラペラになるとは限りません。

留学先には英語を使う機会がありますが、その機会をどのように活用するかは人によって異なるからです。

語学学校へ通っていても、授業中にほとんど発言せず、休み時間は日本人と日本語で話し、帰宅後も日本語の動画を見ている場合があります。

この生活では海外に滞在していても、実際に英語を話したり、新しい表現を覚えたりする時間は多くありません。

一方で、授業で覚えた表現をホームステイ先で使い、間違いを直してもらい、夜に復習している人は、同じ留学期間でも英語を使う回数が増えます。

留学の成果には、学習者の英語力、生活環境、交流する相手、授業外での言語使用などが関係するため、同じプログラムに参加しても結果には個人差があります。

参考資料:Cambridge University Press「Study Abroad and Immersion」

  • 授業で覚えた英語をその日のうちに使う
  • 分からない表現を聞き流さずに質問する
  • 会話で伝えられなかった内容を夜に調べる
  • 直してもらった英文を翌日もう一度使う

留学中に英語が伸びないと感じたら、滞在期間だけでなく「1日に何分英語を話したか」「何個の新しい表現を使ったか」を確認してみましょう。

授業や会話についていけず悩んでいる方は、留学で英語についていけない原因と対策も参考にしてください。

英語力が伸びていても自分では気づきにくい

留学中は英語力が少しずつ伸びていても、自分では変化に気づけないことがあります。

毎日英語を使っていると、昨日と今日の違いが小さく、成長を実感しにくいからです。

たとえば、留学当初はカフェで注文するだけで緊張していた人が、1か月後には店員へおすすめを質問できるようになっていても、本人は「まだ雑談ができない」と考えてしまうことがあります。

できるようになったことよりも、聞き取れなかった会話や言えなかった英文の方が記憶に残りやすいためです。

また、英語力が上がるにつれて、自分が理解できていない部分にも気づきやすくなります。

以前は会話の内容をほとんど理解できなかったため、自分が何を聞き取れていないかも分からなかった人が、成長後は知らない単語や細かい文法の間違いに気づくようになります。

これは英語力が下がったのではなく、英語に対する理解が深まり、自分の課題を細かく把握できるようになった状態です。

筆者の体験

僕も留学中は、先生やクラスメイトの会話を完全に理解できず、自分の英語力に自信を持てないことがありました。

しかし、留学初日と比べると、自己紹介だけでなく、学校生活や日本との違いについて説明できる内容が増えていました。

「まだできないこと」だけでなく、「以前よりできるようになったこと」を確認することで、成長を実感しやすくなります。

英語力を判断するときは、今日の失敗だけを見るのではなく、1か月前の自分と比べてください。

一人でできるようになったことや、会話を続けられた時間を記録すると、小さな成長を見逃しにくくなります。

「英語がペラペラ」の基準は人によって異なる

英語が伸びないと感じる原因の一つは、「ペラペラになりたい」という目標が曖昧なことです。

英語がペラペラな状態には共通した明確な基準がなく、求めるレベルは留学の目的によって変わります。

買い物やレストランで困らずに話せれば十分な人もいれば、大学の授業で意見を述べたり、海外企業で働いたりできる状態を目指す人もいます。

目標が曖昧なままだと、日常会話ができるようになっても、ネイティブの速い雑談を理解できないだけで「自分は話せない」と判断してしまいます。

ACTFLの外国語能力ガイドラインでも、言語能力は話す・聞く・読む・書くなどの技能に分け、実際の場面で何ができるかという視点で説明されています。

参考資料:ACTFL「ACTFL Proficiency Guidelines Overview」

目標の段階 できることの例
生活英語 買い物や注文、道案内などを英語でこなせる
日常会話 友達と週末の予定や趣味について話せる
意見交換 自分の考えと理由を英語で説明できる
学業・仕事 授業や会議で質問や提案ができる

最初からすべての段階を目指す必要はありません。

まずは「カフェで店員へ質問する」「授業で1日1回発言する」など、行動で確認できる目標を決めましょう。

留学の目的別に必要なレベルを知りたい方は、留学に必要な英語力の目安と初心者向けの勉強法もあわせて確認してみてください。

本当に留学中の英語力が上がっていないか確認しよう

留学中に英語力が上がっていないと感じたら、感覚だけで判断せず、具体的な記録を使って確認することが大切です。

話せる内容、聞き取れる場面、録音した音声、テスト結果などを比較すると、自分の成長と今後の課題が見えやすくなります。

ここでは、英語力の変化を確認する5つの方法を紹介します。

毎日英語を使っていますが、成長している実感がありません。どのように確認すればいいですか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
英語力は感覚だけでは判断しにくいです。同じテーマで定期的に録音したり、できるようになったことを書き出したりすると、以前との違いが分かりやすくなります。

1か月前より話せる内容が増えたか確認する

英語力の変化を確認するときは、単語数や勉強時間だけでなく、1か月前より英語で伝えられる内容が増えたかを振り返りましょう。

実際に使える英語力は、知っている単語の数だけでは判断できないからです。

留学初日は名前、出身地、留学目的だけで会話が終わっていた人でも、1か月後には日本での仕事、休日の過ごし方、好きな映画などを説明できるようになっている可能性があります。

文法に間違いがあっても、話せるテーマが増えているなら、英語を組み立てる力は伸びています。

毎週末に「今週英語で話せたこと」を3つ書き出すと、成長を確認しやすくなります。

英語で話せるようになったか確認する項目

  • 自己紹介を途中で止まらずに言える
  • 週末にしたことを順番に説明できる
  • 自分の意見と理由を一文ずつ伝えられる
  • 分からないことを英語で質問できる
  • 相手の回答に追加の質問ができる

すぐに英文を作れない場合は、留学中によく使う表現をまとめた学校・ホームステイ・日常生活で使える英語フレーズ100選から、毎日3〜5個ずつ選んで使ってみてください。

聞き取れる場面と聞き取れない場面を分ける

「英語がまったく聞き取れない」とまとめて考えるのではなく、聞き取れる場面と聞き取れない場面を分けることが重要です。

同じリスニングでも、先生の説明、友達との雑談、店内放送、電話では、難しさが大きく異なるからです。

先生と一対一なら理解できるのに、クラスメイトが複数人で話すと分からない場合は、基礎的なリスニング力よりも、会話の速さや話者の切り替わりに慣れていない可能性があります。

対面では分かるのに電話では聞き取れない場合は、表情や口元、身ぶりなどの視覚情報に助けられていると考えられます。

聞き取りにくい場面 考えられる原因 最初に行う対策
友達との雑談 スピードや省略表現 短い会話動画を繰り返し聞く
複数人の会話 話者の切り替わり 話題とキーワードを意識する
電話 視覚情報がない 確認フレーズを準備する
授業の説明 語彙や背景知識の不足 授業前にテーマを予習する

一つでも聞き取れる場面があるなら、英語力がまったく上がっていないわけではありません。

聞き取りの悩みを詳しく整理したい方は、留学中に英語が聞き取れない原因と勉強法も参考にしてください。

録音やテストで英語力の変化を確認する

英語力の変化を客観的に確認するには、定期的な録音とテストが役立ちます。

特にスピーキングは、自分が話している最中に語彙、文法、発音、話す速さをすべて確認することが難しいため、音声を残して後から比較する方法がおすすめです。

毎月同じテーマで1〜2分間話し、スマートフォンへ録音してみましょう。

テーマは「自己紹介」「留学先で驚いたこと」「先週末にしたこと」など、何度でも話せる内容で問題ありません。

1か月前の録音と比較し、止まる回数、同じ単語の繰り返し、文章の長さ、伝えられた内容を確認してください。

TOEIC Listening & Reading Testはリスニングとリーディングを測定する試験であり、スピーキングの変化を直接確認する試験ではありません。

会話力を客観的に測定したい場合は、録音に加えてTOEIC Speaking Testなどを活用する方法もあります。

参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」

参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Speaking & Writing Tests」

  • 同じテーマで1〜2分間話す
  • 毎月同じ場所と条件で録音する
  • 沈黙や言い直しの回数を確認する
  • 使えた単語や文章の長さを比較する
  • 次回改善したい点を一つだけ決める

録音では、発音や文法の間違いだけを探さないことも大切です。

前回より長く話せた、新しい表現を使えた、言い直して会話を続けられたなど、改善した部分も必ず記録しましょう。

語学学校の先生に成長した点を聞く

自分だけでは英語力の変化を判断できない場合は、語学学校の先生に具体的なフィードバックを求めましょう。

先生は授業中の発言、課題、テスト結果を継続して見ているため、自分では気づきにくい成長や課題を教えてくれる可能性があります。

ただし、「私の英語はどうですか」と広く質問すると、「良くなっていますよ」という抽象的な回答で終わる場合があります。

スピーキング、リスニング、文法、発音など、確認したい技能を絞って質問することがポイントです。

先生へ質問するときに使える英語フレーズ

  • What has improved the most in my English?(私の英語で最も伸びた部分は何ですか?)
  • What should I focus on next?(次は何を重点的に学ぶべきですか?)
  • Do I make the same grammar mistakes often?(同じ文法ミスをよくしていますか?)
  • Has my speaking improved since last month?(先月からスピーキングは伸びていますか?)

先生から指摘を受けたら、改善点を一度にすべて直そうとせず、1週間に一つずつ取り組んでください。

たとえば、過去形の間違いが多いと言われた場合は、その週の英語日記や会話で過去形を意識します。

次回の面談で同じ部分を再確認すれば、改善できたか判断しやすくなります。

周囲の留学生ではなく過去の自分と比較する

留学中は、周囲の留学生ではなく過去の自分と英語力を比較することが大切です。

同じクラスにいても、英語を学んだ年数、母語、海外経験、性格、授業外で英語を使う時間は異なります。

自分より積極的に話すクラスメイトを見て「自分だけ伸びていない」と感じても、その人が以前から英会話を練習していた可能性があります。

反対に、文法の正確さやリスニングでは自分の方が成長していても、発言量だけを見ていると気づけません。

他人との比較は目標を見つける参考にはなりますが、自分の成長を判断する基準には向いていません。

比較するときのポイント

留学初日の録音、1か月前の英語日記、以前のテスト結果など、自分の過去の記録と比較しましょう。

「話せなかった」ではなく、「以前は一文だったが、今回は三文話せた」のように数字や行動で確認すると、成長が分かりやすくなります。

毎週、できるようになったことを一つ、次に改善したいことを一つ記録してください。

成長した部分と課題の両方を確認することで、必要以上に落ち込まず、次に取るべき行動を決めやすくなります。

英語が伸びないと感じる時期は、学習方法を見直すきっかけにもなります。

焦って教材や学校を次々に変える前に、まずは1か月前の自分と比べ、伸びた技能と伸びにくい技能を分けてみましょう。

留学しても英語が伸びない主な原因

留学中に英語力が伸びない原因は、才能や留学期間だけでは決まりません。

目標の立て方、基礎英語、復習方法、英語を使う環境など、日々の行動が複数重なっているケースが多いです。

自分に当てはまる原因を見つけ、必要な部分から改善することが英語力を伸ばす第一歩です。

毎日語学学校へ通っているのに、英語力が上がっている感じがしません。もっと長時間勉強しないといけないのでしょうか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
勉強時間を増やす前に、英語が伸びにくくなっている原因を確認しましょう。授業を受けるだけになっていないか、覚えた表現を会話で使っているかを見直すと、改善点が見つかりやすくなります。
主な原因 よくある状態 改善の方向性
目標が曖昧 何を勉強するか毎日迷う 行動で確認できる目標を決める
基礎英語が不足 英文を組み立てられない 単語と中学英文法を復習する
復習が不足 授業で習った内容を忘れる 当日中に短時間でも復習する
会話量が不足 分かっても口から英語が出ない 覚えた表現を実際に使う
記録が不足 成長しているか分からない 録音や学習記録を残す

当てはまる原因が複数あっても、すべてを一度に直す必要はありません。

最も影響が大きいと感じる原因を一つ選び、1〜2週間かけて行動を変えてみましょう。

留学の目的や英語力の目標が曖昧になっている

留学中に英語が伸びない原因として、留学の目的や達成したい英語力が曖昧になっていることが挙げられます。

「英語を話せるようになりたい」「ペラペラになりたい」という目標だけでは、毎日何をすればよいか判断できません。

その結果、語学学校へ通うこと自体が目的になり、授業後は特に復習や会話練習をせずに一日が終わりやすくなります。

目標は「1か月後にカフェで店員へ質問できる」「授業で毎日1回は自分の意見を伝える」など、行動で確認できる内容にしましょう。

長期目標だけでなく、1週間単位の小さな目標を決めることも大切です。

たとえば、今週は自己紹介を練習し、翌週は週末の出来事を説明する練習に取り組みます。

目標が具体的になると、必要な単語やフレーズが明確になり、勉強内容を選びやすくなります。

  • 留学終了時に英語でできるようになりたいことを決める
  • 1か月後の目標を一つに絞る
  • 1週間ごとに練習する会話テーマを決める
  • 達成できたか行動や回数で確認する

単語や文法などの基礎英語が不足している

単語や文法の基礎が不足していると、英語を話す機会が多くても、伝えられる内容がなかなか増えません。

言いたいことがあっても必要な単語が分からず、単語を知っていても語順が分からないため、会話の途中で止まりやすくなるからです。

特に、過去の出来事を話すための過去形、予定を伝える未来表現、希望や依頼を伝える助動詞は日常会話でもよく使います。

難しい英文法をすべて覚える必要はありませんが、中学英語の基本的な文法は優先して復習しましょう。

単語学習では、意味だけを暗記するより、留学生活で使う短い例文と一緒に覚える方法がおすすめです。

たとえば「available」を覚える場合は、単語の意味だけでなく「Is this seat available?」のように、そのまま使える文章で練習します。

基礎英語は会話を避けるために勉強するのではなく、実際の会話で使うために補強するものです。

教材で覚えた後は、授業や買い物、ホームステイ先で使うところまでを一つの学習として考えましょう。

語学学校の授業を受けるだけで復習していない

語学学校の授業を毎日受けていても、復習しなければ習った内容が定着しにくくなります。

授業中は説明を理解できたつもりでも、数日後には新しい単語や文法を思い出せなくなることがあるからです。

特に語学学校では、毎日のように新しい表現を学ぶため、復習をしないまま次の単元へ進むと、理解が曖昧な内容が積み重なります。

復習に長い時間をかける必要はありません。

授業後にノートを見返し、重要な表現を3〜5個選び、それぞれ自分の生活に合った例文を作るだけでも効果的です。

たとえば、授業で「used to」を習った場合は、「I used to play soccer in high school.」のように自分の経験へ置き換えます。

その例文をホームステイ先やクラスメイトとの会話で使えば、授業で学んだ知識が実際に使える英語へ変わります。

留学中の具体的な復習方法は、留学中に英語力を伸ばす勉強法でも詳しく解説しています。

インプットとアウトプットのバランスが偏っている

英語力を伸ばすには、単語や文法を覚えるインプットと、話したり書いたりするアウトプットの両方が必要です。

インプットだけに偏ると、英文を読めても会話では言葉が出てきません。

反対に、会話だけを続けていると、知っている単語や文法の範囲から抜け出せず、同じ表現を繰り返しやすくなります。

おすすめは、覚えた内容を24時間以内に一度使うことです。

朝に新しいフレーズを3個覚え、授業や放課後の会話で使い、夜に伝わったかを振り返ります。

うまく伝わらなかった場合は、正しい表現を調べて翌日にもう一度使いましょう。

この「覚える、使う、修正する、再び使う」という流れを繰り返すと、知識が会話で使える状態へ変わっていきます。

英語を定着させる基本サイクル

  • 新しい単語やフレーズを覚える
  • 授業や日常会話で実際に使う
  • 伝わらなかった原因を確認する
  • 正しい表現へ修正する
  • 翌日以降の会話でもう一度使う

同じ単語や定型フレーズだけで会話している

留学生活に慣れると、知っている単語や定型フレーズだけでも日常生活をこなせるようになります。

買い物では「This one, please.」、返事では「Yes」「Good」「I think so」など、短い表現だけでも会話が成立するためです。

しかし、同じ英語だけを繰り返していると、新しい語彙や文章の組み立て方を使う機会が増えません。

会話が通じているのに英語力が伸びないと感じる場合は、自分が安全に使える表現だけに頼っていないか確認しましょう。

対策として、毎日一つだけ新しい言い方を会話へ加えてみてください。

「Good」だけで終わらせず、「It was better than I expected.」と理由や感想を追加するだけでも、表現の幅が広がります。

また、相手の質問に答えた後は「How about you?」や「Why do you think so?」と聞き返すことで、会話を続ける練習もできます。

難しい単語を無理に使うより、知っている単語を組み合わせて一文長く話すことから始めましょう。

日本語を使う時間が長くなっている

留学先で日本語を使う時間が長いと、英語を実際に使う回数が少なくなります。

日本人の友達と過ごすこと自体が悪いわけではありませんが、授業以外の時間をほとんど日本語で過ごしている場合は注意が必要です。

困ったときに相談できる日本人の友達は、留学生活を支えてくれる大切な存在です。

そのため、日本人との交流を完全に避けるのではなく、日本語を使う時間と英語を使う時間を意識的に分けましょう。

たとえば、生活や手続きの相談は日本語で行い、学校の昼休みは他国籍のクラスメイトと過ごす方法があります。

日本人同士で出かける場合も、最初の30分は英語で話すなど、無理のないルールを決められます。

一日の終わりに「今日は授業以外で英語を何分話したか」を記録すると、自分の英語使用時間を客観的に確認できます。

日本人を避けることよりも、英語を使う時間を毎日の予定へ意識的に組み込むことが重要です。

間違いを恐れて自分から英語を話していない

英語を間違えることが怖くて自分から話さない状態が続くと、留学中でもスピーキング力は伸びにくくなります。

単語や文法を知っていても、実際の会話で使わなければ、必要な場面ですぐに英語を組み立てる練習ができないからです。

特に日本語では言いたい内容が思い浮かぶ人ほど、正確な英文を作ろうとして黙ってしまうことがあります。

しかし、日常会話では、最初から完璧な文章を話す必要はありません。

長い文章が難しい場合は、「I went to the beach.」「It was crowded.」「But I enjoyed it.」のように、短い文へ分けて伝えましょう。

相手に伝わらなければ、別の単語へ言い換えたり、身ぶりを加えたりしても問題ありません。

英語を話せるようになるには、間違えずに話す練習ではなく、間違えても会話を続ける経験が必要です。

毎日「授業で一度発言する」「店員へ一つ質問する」など、小さな会話目標から始めてください。

文法を間違えて笑われたらと思うと、知っている表現でも話せなくなります。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
僕も留学中、正しい文章を考えている間に会話が進んでしまうことがありました。短い文を一つずつ伝えるようにすると、会話へ入りやすくなります。間違いは、次に使える表現を増やすための材料として残しておきましょう。

英語の間違いを修正してもらう機会がない

英語をたくさん話していても、間違いを修正してもらう機会がなければ、同じミスが習慣になる場合があります。

日常会話では、文法や発音が少し間違っていても意味が伝われば、友達や店員が毎回訂正してくれるとは限りません。

そのため、会話量は増えているのに、使う英文の正確さが変わらないことがあります。

語学学校の先生やホームステイ先の家族へ、間違いがあれば直してほしいと事前に伝えておきましょう。

「Please correct me if I make a mistake.」と伝えれば、訂正をお願いできます。

ただし、会話中にすべての間違いを直してもらうと、話すことが怖くなる可能性もあります。

「今日は過去形を確認してほしい」など、修正してもらう項目を一つに絞る方法がおすすめです。

個別に英語を直してもらう時間が不足している場合は、留学中にオンライン英会話を補助的に利用する選択肢もあります。

留学前・留学中におすすめのオンライン英会話を参考に、自分の弱点を指摘してもらえるサービスを選びましょう。

スマホや動画を日本語で見る時間が長い

授業外の時間にスマートフォンや動画を日本語で見続けていると、英語へ触れる時間が思っているより少なくなります。

留学中は慣れない環境で疲れやすく、日本語のSNSや動画を見て休みたくなることもあるでしょう。

日本語を完全に禁止する必要はありませんが、通学時間や就寝前の時間をすべて日本語で過ごすと、英語の音や表現に触れる機会を逃してしまいます。

まずはスマートフォンの一部だけを英語環境へ変えてみてください。

地図アプリの表示を英語にする、英語圏の天気予報を見る、短い英語動画を字幕付きで視聴するなど、生活に近い内容から始めると続けやすくなります。

動画は長時間見るより、1〜3分程度の短い素材を選び、聞き取れなかった部分を字幕で確認する方が復習しやすいです。

視聴後に気になった表現を一つだけメモし、その日の会話で使えば、受け身の視聴を英語学習へ変えられます。

英語学習アプリを活用したい方は、留学前・留学中におすすめの英語学習アプリも参考にしてください。

英語力の変化を記録していない

英語力の変化を記録していないと、実際には成長していても「何も変わっていない」と感じやすくなります。

英語学習の成果は、体重や貯金額のように毎日分かりやすく増えるものではありません。

少しずつ聞き取れる表現が増えたり、会話中の沈黙が減ったりしても、記録がなければ以前との違いを比較できないからです。

毎日詳しい学習日記を書く必要はありません。

その日に使った新しい表現、英語を話した時間、伝えられなかった内容を一つずつ記録するだけでも十分です。

週末には、1分間のスピーキングを録音し、前回より話せた内容が増えたか確認しましょう。

語学学校のテスト結果だけでなく、「一人で電話予約ができた」「クラスメイトへ質問できた」など、生活の中でできるようになったことも残してください。

記録を続けると、自分の弱点だけでなく、効果があった勉強法も分かるようになります。

毎日記録したい3つの項目

  • 新しく覚えて会話で使った表現
  • 授業外で英語を話した時間
  • 英語で伝えられなかった内容

留学中に英語が伸びない原因は、一つだけとは限りません。

目標、基礎英語、復習、会話量、フィードバック、英語環境、記録の中から、自分が最も改善しやすい項目を一つ選びましょう。

小さな行動を継続し、1〜2週間後に変化を確認することで、次に取り組むべき課題も見えやすくなります。

留学中に英語力が伸びない原因をタイプ別に診断しよう

留学中に英語が伸びないと感じたら、勉強時間を増やす前に、自分がどのタイプに当てはまるか確認しましょう。

英語力が上がらない原因は、知識不足だけではありません。

インプット・アウトプット・フィードバック・環境・測定のどこに課題があるかを分けて考えると、今の自分に必要な対策が見つかりやすくなります。

単語帳も使っていますし、語学学校にも通っています。それでも英語が伸びない場合は、何から見直せばよいですか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
まずは「理解できないのか」「理解できるけれど話せないのか」を分けてみましょう。原因によって、増やすべき勉強や行動が変わります。
タイプ 主な悩み 優先する対策
インプット不足 単語や英文を理解できない 単語・文法・リスニングの基礎を補う
アウトプット不足 分かるのに英語が出てこない 短い英文を実際の会話で使う
フィードバック不足 同じ間違いを繰り返す 先生に修正を依頼して復習する
環境不足 授業以外で英語を使わない 英語を話す予定を生活に入れる
測定不足 成長しているか分からない 録音や学習記録で変化を比べる

複数のタイプに当てはまる場合もあります。

最も強く当てはまるものを一つ選び、1〜2週間は対策を集中して続けてみてください。

英語を理解できない人はインプット不足タイプ

先生の説明やクラスメイトの会話をほとんど理解できない場合は、インプットが不足している可能性があります。

知らない単語が多い状態では、音を聞き取れても意味を理解できません。

文法の知識が不足していると、単語を一つずつ理解できても、文章全体の意味を正しくつかめないことがあります。

まずは、授業や留学生活で頻繁に出てくる単語と中学レベルの英文法を優先して復習しましょう。

単語帳を最初からすべて覚え直すのではなく、学校、買い物、交通機関、ホームステイなど、毎日使う場面から取り組むと実践につなげやすくなります。

聞き取れなかった英語は、音声を繰り返すだけで終わらせず、スクリプトを見て知らない単語や音のつながりを確認してください。

インプット不足タイプの確認ポイント

知っている単語が少なくて文章の意味を推測できない場合や、スクリプトを読んでも内容を理解できない場合は、基礎的なインプットを増やす必要があります。

反対に、スクリプトを見れば簡単に理解できる場合は、語彙不足ではなく、英語の発音や音声変化に慣れていない可能性があります。

リスニングに不安がある方は、留学中に英語が聞き取れない原因と勉強法も参考にしてください。

理解できても話せない人はアウトプット不足タイプ

先生の説明や英文は理解できるのに、自分の意見を話そうとすると英語が出てこない場合は、アウトプットが不足している可能性があります。

英語を見聞きして理解する力と、必要な表現を自分で選んで文章を作る力は同じではありません。

単語帳や文法問題で正解できても、実際に使う練習をしていなければ、会話中に必要な英語をすぐに取り出せないことがあります。

このタイプの人は、難しい教材を追加するより、すでに知っている単語や文法を使って話す回数を増やしましょう。

最初は長い文章を作ろうとせず、「I think so.」「The reason is that...」「In my experience...」など、会話を始める短い表現を準備します。

毎日一つのテーマを決めて1分間話したり、授業で最低1回発言したりすると、知識を使える英語へ変えやすくなります。

  • 授業で1日1回以上発言する
  • 覚えたフレーズを当日中に使う
  • 1分間の独り言を録音する
  • 答えた後に相手へ質問を返す

英語を話す量が不足している方は、留学前・留学中におすすめのオンライン英会話を補助的に利用する方法もあります。

同じ間違いを繰り返す人はフィードバック不足タイプ

会話の機会は多いのに、文法や発音の間違いがなかなか減らない場合は、フィードバックが不足している可能性があります。

日常会話では意味が伝われば会話を続けられるため、友達や店員が細かな間違いを毎回直してくれるとは限りません。

その結果、間違った表現でも通じることに慣れ、同じ英語を繰り返してしまうことがあります。

改善するには、語学学校の先生や英語を教えられる相手へ、具体的に修正をお願いしましょう。

ただし、すべての間違いを一度に指摘してもらうと、会話の流れが止まり、話すこと自体が怖くなる場合があります。

「今日は過去形を確認してほしい」「発音が伝わらない単語だけ教えてほしい」など、確認項目を一つに絞るのがおすすめです。

修正してもらった表現はノートに書くだけで終わらせず、正しい例文を作り、翌日の会話でもう一度使いましょう。

修正をお願いする英語フレーズ

Please correct me if I make a mistake.(間違えたら直してください)

Could you tell me a more natural way to say this?(もっと自然な言い方を教えてもらえますか?)

Was my pronunciation clear?(私の発音は分かりやすかったですか?)

英語を使う場面が少ない人は環境不足タイプ

語学学校には通っているものの、授業以外で英語をほとんど使っていない場合は、環境不足タイプに当てはまります。

留学先にいるだけでは、自動的に英語を話す予定が増えるわけではありません。

授業が終わった後に日本人の友達と過ごし、帰宅後は一人でスマートフォンを見ていると、英語を話す時間は日本にいるときと大きく変わらない可能性があります。

このタイプは、英語を使える場所を探すだけでなく、予定表へ具体的な行動を入れることが重要です。

たとえば、月曜日は学校のアクティビティへ参加し、水曜日はクラスメイトと昼食を取り、金曜日はホストファミリーと夕食を食べるなど、先に予定を決めます。

英語環境は「誰かが用意してくれるもの」ではなく、自分から少しずつ作るものだと考えましょう。

英語を使う環境を増やす方法

  • 語学学校の放課後イベントへ参加する
  • 他国籍のクラスメイトを昼食へ誘う
  • ホストファミリーと話す時間を決める
  • 地域のスポーツや交流イベントへ参加する
  • オンライン英会話で発話時間を補う

無理に毎日知らない人へ話しかける必要はありません。

週に一つずつ英語を使う予定を増やし、続けられる環境を作ってください。

勉強しても成果が分からない人は測定不足タイプ

毎日勉強しているのに成長を感じられない場合は、英語力を測る方法が不足している可能性があります。

英語力は短期間で急に変化するとは限らず、日々の小さな成長は感覚だけでは見逃しやすいからです。

以前より会話中の沈黙が減っていても、ネイティブの雑談を完全に理解できないことばかり気にしていると、「何も伸びていない」と感じてしまいます。

このタイプは、勉強内容と結果を簡単に記録しましょう。

毎日使えた新しい表現、授業外で英語を話した時間、聞き取れた場面を書き残します。

さらに、週に1回同じテーマで1分間話して録音すると、文章の長さや止まる回数を比較できます。

テスト結果だけでなく、「電話で予約できた」「先生へ質問できた」など、留学生活でできるようになったことも英語力の成長です。

感覚ではなく記録を基準にすることで、伸びた部分と次に改善する部分を冷静に判断できます。

留学中の英語力を伸ばすための7ステップ

英語が伸びない原因を確認したら、次は日々の学習方法を具体的に変えていきましょう。

大切なのは、勉強量だけを増やすのではなく、覚えた英語を実際に使い、修正し、もう一度使うことです。

ここでは、留学中でも無理なく続けられる英語力向上の7ステップを順番に解説します。

ステップ 取り組むこと
1 現在の英語力と伸ばす技能を確認する
2 1か月後の目標を数字で決める
3 毎日使う表現を5個覚える
4 覚えた英語を実際の会話で使う
5 間違いを修正してもらう
6 使えなかった英語を復習する
7 録音やテストで変化を測る

すべてを完璧に行う必要はありません。

まずは一つずつ生活へ取り入れ、覚えるだけで終わらない学習サイクルを作りましょう。

現在の英語力と伸ばしたいスキルを確認する

最初に、現在の英語力と優先して伸ばしたいスキルを確認しましょう。

「英語ができない」と全体をまとめて考えると、どの勉強から始めるべきか分からなくなります。

スピーキング、リスニング、単語、文法、発音などに分け、それぞれで困っている場面を書き出してください。

たとえば、授業の説明は理解できるけれど友達との雑談が聞き取れない場合は、リスニング全体が苦手なのではなく、速い会話や省略表現への対応が課題だと考えられます。

単語は分かるのに英文を作れない場合は、新しい単語帳を始めるより、知っている表現を口に出す練習が必要です。

最も困っているスキルを一つ選び、最初の1か月はその改善を優先しましょう。

  • どの場面で英語に困っているか書き出す
  • 話す・聞く・読む・書くに分ける
  • 最も困っているスキルを一つ選ぶ
  • 原因に合った勉強法を決める

詳しい勉強方法は、留学中に英語力を伸ばす勉強法も参考にしてください。

1か月後に達成したい目標を数字で決める

伸ばしたいスキルが決まったら、1か月後の目標を数字や行動で設定しましょう。

「英語をペラペラにする」「リスニングを伸ばす」という目標では、達成できたかを判断できません。

たとえば、スピーキングを伸ばしたい場合は、「毎日授業で1回発言する」「1分間止まらずに自己紹介する」「週に2回クラスメイトと昼食を取る」と決めます。

リスニングなら、「毎日5分の英語音声を聞く」「週に3本、字幕を確認しながら短い動画を復習する」などが具体的です。

目標を大きくしすぎると、数日できなかっただけで挫折しやすくなります。

現在の生活に少し努力を加えれば達成できる程度に設定してください。

曖昧な目標 行動で測れる目標
英語を話せるようになる 授業で毎日1回発言する
語彙力を増やす 毎日5個の表現を会話で使う
リスニングを伸ばす 毎日10分音声とスクリプトを確認する
友達を増やす 週に2人へ自分から話しかける

毎日使いたい英単語やフレーズを5個覚える

目標が決まったら、その日に使いたい英単語やフレーズを5個選びましょう。

大量の単語を一度に暗記するより、留学生活で実際に使える表現を少数覚える方が、会話へつなげやすくなります。

選ぶ表現は、授業のテーマやその日の予定に合わせるのがおすすめです。

友達と週末について話す日は、「I’m planning to...」「Have you ever been to...?」などを準備できます。

ホームステイ先でお願いしたいことがある日は、「Would it be possible to...?」や「Could you show me how to...?」を覚えます。

単語だけを覚えると会話中に使い方を迷いやすいため、必ず短い例文と一緒に声へ出してください。

5個すべて使えなくても問題ありません。

実際に使えた表現へ印を付け、使えなかったものは翌日へ回しましょう。

留学生活で使いやすい表現は、留学で使える英語フレーズ100選から選ぶ方法もあります。

覚えた英語を授業や日常会話ですぐに使う

覚えた単語やフレーズは、できるだけその日のうちに授業や日常会話で使いましょう。

英語は意味を理解しただけでは、必要な場面ですぐに口から出るようになりません。

どのような状況で使うのかを考え、実際に発音して相手へ伝えることで、使える表現として定着しやすくなります。

授業で覚えた表現なら、その日の休み時間にクラスメイトへ使ってみてください。

言いたい内容と完全に一致しない場合は、自分の経験に合わせて主語や単語を入れ替えます。

会話の機会がなかった日は、独り言や英語日記で使っても構いません。

大切なのは、ノートの中だけで終わらせず、自分で文章を作ることです。

覚えたフレーズを使おうと思っても、会話の流れに合うタイミングが見つかりません。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
最初は自然なタイミングを待たず、自分から使える質問文を準備するのがおすすめです。「What are you planning to do this weekend?」のような表現なら、自分から会話を始められます。

先生や友達に間違いを直してもらう

英語を使った後は、先生や友達に不自然な表現や伝わりにくい発音を直してもらいましょう。

自分では正しいと思っている英語ほど、間違いに気づきにくいからです。

ただし、相手が英語教師ではない場合は、細かな文法説明を求めるより、「この言い方は自然ですか」と簡単に確認する方が負担をかけません。

語学学校の先生には、授業後や面談の時間を利用し、繰り返している間違いを教えてもらいましょう。

指摘された内容は、その場で理解して終わらせず、正しい文をスマートフォンやノートへ記録します。

一度に多くの修正を受けると覚えきれないため、その日は一つか二つに絞ってください。

間違いを指摘されることは、英語ができない証拠ではなく、次に使える表現を増やす機会です。

個別のフィードバックが不足している場合は、オンライン英会話で特定の課題を練習する方法もあります。

その日に使えなかった英語を夜に復習する

一日の終わりには、言いたかったのに英語で伝えられなかった内容を復習しましょう。

会話で困った表現は、自分の生活と直接関係しているため、一般的な単語帳よりも使う可能性が高い英語です。

たとえば、友達へ「昨日は寝不足だった」と言えなかった場合は、「I didn’t get enough sleep last night.」のような表現を調べます。

正しい英文が分かったら、目で読むだけでなく、会話を思い出しながら数回声に出してください。

翌日に同じ相手へ話す必要はありません。

別の会話や独り言で使い直せば、必要なときに取り出しやすくなります。

復習時間は15〜30分程度でも十分です。

大量の宿題をこなすより、その日に困った英語を一つずつ解決する方が、留学生活に必要な表現を効率よく増やせます。

夜の復習で行うこと

  • 言えなかった内容を日本語で書く
  • 短く自然な英文へ直す
  • 英文を3〜5回声に出す
  • 翌日に使う場面を決める

週に1回録音やテストで変化を確認する

学習を続けたら、週に1回は録音や簡単なテストで変化を確認しましょう。

毎日の感覚だけで英語力を判断すると、うまく話せなかった日の印象に引っ張られ、成長を見失いやすくなります。

スピーキングは、毎週同じテーマで1分間話して録音する方法がおすすめです。

先週の音声と比べ、止まる回数、使えた表現、文章の長さ、話せた内容を確認します。

単語や文法は、授業で習った内容から10問程度の確認問題を作るとよいでしょう。

リスニングは、以前聞き取れなかった短い音声をもう一度聞き、理解できる部分が増えたか比べます。

結果が思うように変わらなくても、すぐに勉強法をすべて変更する必要はありません。

2〜4週間続けたうえで改善が見られない場合に、教材や学習時間、練習方法を見直してください。

1週間の振り返り

「できなかったこと」だけでなく、「新しく使えた表現」「以前より聞き取れた場面」「自分から話しかけられた回数」も記録しましょう。

英語力の成長を見える形にすることで、次の1週間に取り組む課題を一つに絞りやすくなります。

7つのステップは、覚える、使う、直す、復習する、測定するという流れでつながっています。

一度で完璧にできなくても、毎日小さく繰り返すことで、留学中に触れた英語を自分で使える表現へ変えやすくなります。

英語が伸びない状態を30日で立て直す学習プラン

留学中に英語が伸びないと感じたら、勉強方法を次々に変えるのではなく、30日間だけ取り組み方を整理してみましょう。

最初の1週間で現状を把握し、基礎学習、会話練習、成果確認の順番で進めることがポイントです。

30日間で急にペラペラになることが目的ではなく、英語力が伸びる学習サイクルを作ることを目指します。

留学期間が残り少なくなってきました。今から勉強方法を変えても間に合いますか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
残りの期間が短くても、英語の使い方は見直せます。まずは1週間記録し、基礎を補い、後半で会話量を増やすと、何を改善すべきか分かりやすくなります。
期間 主な目的 取り組むこと
1〜7日目 現状を把握する 英語使用時間と学習内容を記録する
8〜14日目 基礎を補強する 必要な単語と文法を復習する
15〜21日目 会話量を増やす 覚えた表現を生活の中で使う
22〜30日目 変化を確認する 録音やテストで開始前と比較する

1〜7日目は英語を使った時間と学習内容を記録する

最初の7日間は、勉強方法を大きく変えず、現在の生活を記録することから始めましょう。

英語を毎日使っているつもりでも、記録してみると、授業以外ではほとんど話していないことがあります。

授業時間、復習時間、英語を話した時間、日本語を使った時間を簡単に書き出してください。

あわせて、英語で伝えられなかった内容や、聞き取れなかった場面も記録します。

たとえば、「授業は3時間受けたが、自分が発言したのは合計5分程度だった」「放課後は日本語だけで過ごした」など、行動を具体的に振り返ります。

この段階では、自分を責めたり、急に日本語を禁止したりする必要はありません。

英語が伸びない原因を感覚ではなく事実から見つけることが、最初の1週間の目的です。

1〜7日目に記録する項目

  • 語学学校の授業を受けた時間
  • 授業外で英語を話した時間
  • 単語や文法を復習した時間
  • 英語で伝えられなかった内容
  • 聞き取れなかった場面
  • その日に新しく使えた表現

7日目には、記録を見ながら最も大きな課題を一つ選びます。

単語不足、会話量不足、復習不足など、原因を絞ることで、翌週に取り組む内容を決めやすくなります。

8〜14日目は単語や文法などの基礎を補強する

8〜14日目は、最初の1週間で見つかった弱点をもとに、単語や文法などの基礎を補強します。

ただし、参考書を最初からすべてやり直す必要はありません。

留学生活で言えなかったことや、授業で理解できなかった内容に関係する部分を優先しましょう。

たとえば、昨日したことを説明できなかった場合は過去形を復習し、予定をうまく伝えられなかった場合は未来表現を確認します。

単語は、意味だけを暗記するのではなく、自分が使う短い英文とセットで覚えてください。

毎日5個程度に絞り、声に出して練習すると、次の会話で使いやすくなります。

基礎学習だけで一日を終わらせず、覚えた表現を独り言や英語日記でも使用しましょう。

知識を増やすことと、実際に使う準備を同時に進めることが大切です。

基礎学習の優先順位

難しい文法や珍しい英単語よりも、留学生活で繰り返し使う表現を優先しましょう。

自己紹介、過去の経験、今後の予定、依頼、質問、聞き返しに必要な単語や文法から補強すると、会話へつなげやすくなります。

留学中に必要な基礎を整理したい方は、留学前に取り組みたい英語の勉強法も参考にしてください。

15〜21日目は覚えた英語を会話で使う量を増やす

15〜21日目は、前の週に覚えた単語や文法を、授業や日常生活で使う期間です。

知識を増やすだけでは、会話中に英語が自然に出てくるようにはなりません。

毎朝、その日に使いたいフレーズを3〜5個選び、使う場面まで決めましょう。

授業で意見を述べる表現、クラスメイトへ質問する表現、ホームステイ先でお願いする表現など、予定に合った英語を選びます。

放課後は他国籍の友達と昼食を取る、学校のアクティビティへ参加するなど、英語を使う予定も先に入れてください。

使えなかった表現は失敗ではありません。

夜に短い会話を想定して練習し、翌日にもう一度使えば、少しずつ口から出やすくなります。

会話量を増やすときは、流暢さよりも、自分から一言目を出した回数を記録しましょう。

  • 授業で毎日1回以上発言する
  • クラスメイトへ自分から質問する
  • 覚えたフレーズを当日中に使う
  • 回答した後に相手へ質問を返す
  • 使えなかった表現を翌日もう一度試す

英語を話すこと自体に不安がある方は、英語が話せなくても留学できるのかを解説した記事もあわせて確認してみてください。

22〜30日目は録音やテストで変化を確認する

22〜30日目は、30日プランを始める前と比べて、英語力や行動がどのように変化したかを確認します。

スピーキングは、開始前と同じテーマで1〜2分間話し、スマートフォンへ録音しましょう。

話せた時間だけでなく、沈黙の回数、使えた表現、説明できた内容を比較します。

リスニングは、以前聞き取れなかった短い音声をもう一度聞き、理解できる部分が増えたか確認してください。

単語や文法は、学習した範囲から小さな確認テストを行います。

また、「授業で発言した回数」「自分から会話を始めた回数」など、行動の変化も重要です。

テスト結果が大きく変わっていなくても、英語を使う回数が増えていれば、学習方法を立て直せていると考えられます。

最後に、次の30日で改善したい課題を一つ選び、同じ流れを繰り返しましょう。

確認する項目 比較する内容
スピーキング 話せた時間・沈黙・使えた表現
リスニング 聞き取れた単語・理解できた内容
単語・文法 覚えた内容・正答できた問題
行動 発言・質問・会話を始めた回数

悩み別に実践したい留学中の英語勉強法

留学中の英語学習は、周囲と同じ教材や勉強法を選べばよいわけではありません。

話せない、聞き取れない、単語が出ないなど、悩みによって優先すべき練習が異なります。

ここでは、留学中によくある6つの悩みに分けて、毎日の生活へ取り入れやすい勉強法を紹介します。

英語が話せない人は短い文章を繰り返し使う

英語が話せない人は、最初から長くて正確な文章を作ろうとせず、短い英文を繰り返し使いましょう。

言いたい内容を一文にまとめようとすると、単語や文法を考える時間が長くなり、会話へ入れなくなるからです。

たとえば、「週末に友達と海へ行き、とても混んでいたけれど楽しかった」と一度に話す必要はありません。

「I went to the beach with my friends.」「It was crowded.」「But I had a good time.」のように、短い文へ分ければ伝えやすくなります。

同じ文章を独り言、授業、友達との会話で繰り返すと、次第に考えなくても口から出るようになります。

毎日一つのテーマを選び、5文程度の英文を作って声に出しましょう。

表現に慣れたら、理由や感想を一文ずつ加えることで、少しずつ会話を広げられます。

頭の中では言いたいことがあるのに、英文を考えている間に会話が進んでしまいます。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
長い日本語をそのまま英語にしようとすると時間がかかります。まずは一つの内容を短い英文へ分けて、知っている単語で伝えることを優先しましょう。

英語が聞き取れない人はスクリプトと音声変化を確認する

英語が聞き取れない人は、同じ音声を何度も流すだけでなく、スクリプトを使って聞こえなかった原因を確認しましょう。

英文を読んでも意味が分からない場合は、単語や文法の知識が不足しています。

一方、スクリプトを見れば簡単に理解できる場合は、単語同士のつながりや音の脱落など、実際の発音に慣れていない可能性があります。

最初に字幕やスクリプトを見ずに聞き、理解できた内容を確認します。

次に英文を読み、知らない単語と音声変化へ印を付けてください。

その後、音声を一文ずつ止め、聞こえた通りに真似して発音します。

最後にスクリプトを閉じてもう一度聞けば、どの音が以前より聞こえるようになったか確認できます。

長い動画よりも、30秒から1分程度の短い音声を丁寧に復習する方が、原因を見つけやすくなります。

聞き返し方や詳しい練習方法は、留学中に英語が聞き取れないときの対処法でも解説しています。

単語が出てこない人は生活で使う英単語を優先する

会話中に単語が出てこない人は、一般的な単語帳を最初から暗記するより、留学生活で実際に使う英単語を優先しましょう。

買い物、授業、交通機関、シェアハウスなど、自分が毎日経験する場面の単語は、覚えた直後に使える可能性が高いからです。

その日に言えなかった内容を日本語でメモし、夜に必要な単語と例文を調べてください。

たとえば、「洗濯機が空いているか聞けなかった」場合は、「available」だけでなく「Is the washing machine available now?」という一文で覚えます。

単語だけを暗記すると、意味を知っていても会話で使い方を迷いやすくなります。

毎日5個程度の表現を選び、翌日までに最低1回使うことを目標にしましょう。

使えた表現には印を付け、使えなかったものは翌日のリストへ残します。

生活に必要な語彙から覚えることで、自分の言いたいことを少しずつ英語に変えられるようになります。

文法を間違える人は中学英文法を復習する

会話中に語順や時制を何度も間違える人は、中学英文法の基本から必要な部分を復習しましょう。

留学中の日常会話では、難しい構文よりも、現在形、過去形、未来表現、疑問文、助動詞などを繰り返し使います。

文法教材を読むだけでは、会話中に正しく使えるようになるとは限りません。

一つの文法を確認したら、自分の留学生活に関する例文を3つ作って声に出してください。

過去形を復習する場合は、前日にしたことを英語で説明します。

疑問文を復習した場合は、その日のうちにクラスメイトや先生へ実際に質問しましょう。

文法の間違いをすべて同時に直そうとすると、話すこと自体が怖くなります。

今週は過去形、翌週は疑問文というように、一度に意識する項目を絞ることがポイントです。

文法学習は問題を解いて終わりではなく、会話で使うところまで続けることが大切です。

発音が伝わらない人は音読と録音を繰り返す

英語を話しても相手に聞き返されることが多い場合は、音読と録音を使って発音を確認しましょう。

発音は、自分で話しているときの感覚と、実際に録音された音が異なることがあります。

最初に、音声付き教材から短い一文を選び、英語音声を数回聞いてください。

次に、単語の発音だけでなく、文章全体の強弱、リズム、音のつながりを真似して音読します。

自分の音声を録音し、教材の音声と交互に聞くと、違いを見つけやすくなります。

すべての音をネイティブと同じにする必要はありません。

特に伝わりにくい単語や、何度も聞き返される音を優先して練習しましょう。

先生や友達には「Was my pronunciation clear?」と尋ね、どの単語が分かりにくかったかを確認します。

発音を改善する目的は、きれいに話すことではなく、相手へ伝わりやすくすることです。

TOEICの点数が上がらない人はパート別に弱点を分析する

留学中にTOEICの点数が上がらない場合は、総合スコアだけを見るのではなく、リスニングとリーディングのどこで失点しているかを分析しましょう。

TOEIC Listening & Reading Testは、リスニング100問とリーディング100問で構成されています。

留学中に会話へ慣れても、Part 5の文法問題やPart 7の長文読解などを練習していなければ、リーディングスコアが思うように上がらないことがあります。

反対に、単語や文法の勉強を続けていても、音声問題を解く機会が少なければ、リスニングで伸び悩む可能性があります。

公式問題集などを時間を測って解き、間違えた問題をPart別に記録してください。

正解数だけでなく、語彙不足、文法知識、聞き逃し、時間不足など、間違えた原因も分けます。

弱点が分かったら、次の2〜4週間は最も失点が多いPartを優先しましょう。

参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」

伸び悩んでいる部分 確認したい原因 主な対策
リスニング 語彙・音声変化・先読み 音声とスクリプトを復習する
Part 5 文法・語彙の知識 間違えた問題を分類する
Part 6 文脈・文章構成 前後関係を確認して解く
Part 7 読解速度・時間配分 根拠を確認して精読する

TOEIC L&Rは聞く力と読む力を測る試験であり、留学中のスピーキング力を直接測定するものではありません。

会話力の変化は録音や授業での発言記録でも確認し、TOEICスコアだけで留学の成果を判断しないようにしましょう。

留学で英語が伸びる人と伸びない人の違い

留学で英語が伸びる人は、特別な才能を持っているとは限りません。

授業で学んだ内容を生活の中で使い、分からなかったことや間違えたことを次の学習へつなげています。

ここでは、英語が伸びる人に共通する5つの行動を紹介します。

場面 伸びにくい行動 伸びやすい行動
授業 受けただけで終わる 習った表現を当日中に使う
会話 分かったふりをする 聞き返して意味を確認する
間違い 気にせず繰り返す 記録して翌日に使い直す
人間関係 日本語だけで過ごす 英語を使う時間も確保する
成長確認 感覚だけで判断する 録音や記録で比較する

英語が伸びる人は授業で覚えた表現を生活の中で使っている

英語が伸びる人は、語学学校の授業を知識を得る場所だけでなく、日常生活で使う表現を集める場所として活用しています。

授業で新しい文法やフレーズを学んだら、その日の休み時間やホームステイ先で実際に使います。

たとえば、授業で経験を尋ねる「Have you ever...?」を習った場合は、クラスメイトへ旅行や食べ物について質問します。

一度使っただけで自然に話せるようになるとは限りません。

別の相手や話題でも繰り返し使用することで、必要な場面ですぐに取り出せる表現へ変わります。

反対に、授業でノートを丁寧に取っても、一度も声に出さなければ、知識が会話につながりにくくなります。

授業で覚えることと生活で使うことを一つの学習として考えるのが、英語を伸ばすポイントです。

毎日、授業で習った表現から一つだけ選び、その日のうちに使ってみましょう。

英語が伸びる人は分からないまま会話を終わらせない

英語が伸びる人は、相手の話を理解できなかったときに、分かったふりをせず確認しています。

聞き取れないまま「Yes」や「I see」と答えると、その場の会話は終えられますが、分からなかった単語や表現を学ぶ機会を失います。

すべてを何度も聞き返す必要はありません。

重要な部分だけもう一度言ってもらう、ゆっくり話してもらう、別の言葉で説明してもらうなど、状況に合った方法を選びましょう。

「Could you say that again?」「What does that mean?」「Could you say it in a different way?」などを準備しておくと安心です。

確認した表現は、その場で終わらせず、スマートフォンへメモして夜に復習します。

翌日に同じ表現を自分で使うと、聞き取れなかった経験を新しい知識へ変えられます。

分からないことを質問する行動は、会話を止めるものではなく、理解を深めて会話を続けるための方法です。

英語が伸びる人は間違いを記録して復習している

英語が伸びる人は、間違いを恥ずかしい失敗として終わらせず、次に使える表現を増やす材料として記録しています。

会話中に伝わらなかった英文や、先生から修正された文法は、自分が実際に必要とした英語です。

一般的な教材に載っている表現よりも、今後の生活で再び使う可能性があります。

たとえば、「昨日から体調が悪い」と言えなかった場合は、自然な英文を調べ、数回音読して翌日に使い直します。

記録するときは、間違った英文だけでなく、修正後の英文と使う場面も一緒に書きましょう。

同じ間違いが複数回出てきた場合は、関連する文法や発音をまとめて復習します。

一度の間違いを完全になくそうとせず、以前より早く言い直せるようになったかも確認してください。

間違えない人ではなく、間違いを放置せず次の会話へ生かせる人が英語を伸ばしやすくなります。

間違いノートに残す内容

間違えた英文、自然な英文、間違えた理由、次に使う場面の4つを記録しましょう。

毎日すべてを書き残すのではなく、何度も繰り返している間違いや、生活で再び使いそうな表現を優先してください。

英語が伸びる人は日本人との付き合い方を調整している

英語が伸びる人は、日本人の友達を完全に避けるのではなく、日本語と英語を使う時間のバランスを調整しています。

留学生活では、手続きや住まいの悩みを日本語で相談できる相手がいることも大切です。

日本人と関わること自体が、英語力が伸びない直接的な原因ではありません。

問題になるのは、授業後や休日をほとんど日本語だけで過ごし、英語を話す機会がなくなることです。

たとえば、困ったときの相談は日本語で行い、昼休みは他国籍の友達と過ごす方法があります。

日本人の友達と出かける日でも、店員への注文や質問は各自が英語で行うなど、現地でしかできない経験を大切にしましょう。

無理に日本人を避けて孤立すると、留学生活そのものが苦しくなる可能性があります。

人間関係を制限するより、英語を使う予定を意識的に増やすことが重要です。

英語が伸びる人は小さな成長を定期的に確認している

英語が伸びる人は、ネイティブのように話せるかだけで自分を評価せず、以前よりできるようになったことを定期的に確認しています。

英語力は毎日大きく変化するものではないため、日々の感覚だけでは成長を見逃しやすいからです。

留学初日はカフェで注文するだけで緊張していた人でも、1か月後には商品の違いを質問できるようになっている可能性があります。

小さな変化でも、以前できなかった行動ができたなら成長です。

毎週末に、英語でできるようになったことを3つ書き出しましょう。

あわせて1分間のスピーキングを録音し、話せた内容や沈黙の回数を前回と比較します。

テスト結果が変わらない週でも、自分から話しかけた回数や、聞き返せた場面が増えていることがあります。

成長を確認すると、効果があった行動を続けやすくなり、次に改善すべき課題も明確になります。

留学後も英語力を保ちたい方は、留学後の英語力を維持する勉強法も確認しておきましょう。

留学中に英語を話す機会を増やす方法

留学中に英語力を伸ばすには、授業を受けるだけでなく、自分が英語を話す時間を意識的に増やす必要があります。

ただし、知らない人へ毎日話しかけたり、日本語を完全に禁止したりする必要はありません。

語学学校や滞在先など、すでにある環境の中で小さな会話を増やすことから始めましょう。

英語を話した方がよいのは分かっていますが、留学先でも自分から話しかける勇気が出ません。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
最初から長い会話を続けようとしなくても大丈夫です。授業で1回発言する、友達へ一つ質問するなど、毎日達成できる小さな目標を決めると動きやすくなります。
英語を話せる場所 最初にできる行動
語学学校 授業で毎回1回発言する
放課後 学校のイベントへ週1回参加する
ホームステイ 食事中に一つ質問する
シェアハウス 共有スペースで短い会話を始める
オンライン 講師と苦手な場面を練習する

語学学校の授業で毎回1回以上発言する

英語を話す機会を増やすために、まずは語学学校の授業で毎回1回以上発言することを目標にしましょう。

授業中は正しい答えを言わなければならないと考えやすいですが、質問への短い回答や先生への確認も立派な発言です。

たとえば、先生から意見を求められたときは、「I agree.」だけで終わらせず、「I agree because it is convenient.」のように理由を一つ加えます。

内容が分からなかったときは、「Could you explain that again?」と質問するだけでも英語を使う練習になります。

毎回発言すると決めておけば、授業を受け身で聞くだけになりにくくなります。

最初は授業の前に使いたいフレーズを一つ準備し、発言できたらノートやスマートフォンへ印を付けてください。

発言の質よりも、自分から英語を口に出した回数を増やすことを優先しましょう。

放課後のアクティビティに参加する

語学学校が開催する放課後のアクティビティは、授業以外で英語を話す機会を作りやすい場所です。

市内観光、スポーツ、映画鑑賞、会話クラブなどでは、授業よりもリラックスした雰囲気でクラスメイトと交流できます。

参加するだけで英語力が伸びるわけではないため、当日は自分から二人以上へ質問するなど、簡単な目標を決めておきましょう。

たとえば、「How long have you been studying here?」「What do you usually do on weekends?」など、答えやすい質問を準備しておくと会話を始めやすくなります。

一人で参加するのが不安な場合は、同じクラスの友達を誘っても問題ありません。

ただし、知っている友達とだけ話し続けず、活動中に一度は別の参加者へ話しかけてみてください。

毎回参加する必要はなく、週に1回程度から始めると、留学生活とのバランスも取りやすくなります。

ホームステイ先で自分から会話を始める

ホームステイをしている場合は、ホストファミリーとの生活を英語の実践機会として活用しましょう。

同じ家に住んでいても、部屋で過ごす時間が長ければ、自然に会話が増えるとは限りません。

夕食の時間や帰宅後に、「How was your day?」「What are you doing this weekend?」など、自分から質問してみてください。

相手から質問されるのを待つのではなく、自分がその日に学校で経験したことを一つ話す方法もあります。

会話が長く続かなかったとしても、毎日数分話す習慣ができれば、同じ表現を繰り返し使う練習になります。

分からない言葉が出てきたときは、その場で意味を聞き、あとでメモへ残しましょう。

ホストファミリーが忙しい場合もあるため、話したいときは相手の様子を確認し、無理に長い会話を求めないことも大切です。

留学生活で使う表現に不安がある方は、学校・ホームステイ・日常生活で使える英語フレーズも参考にしてください。

シェアメイトと英語で話す時間を作る

シェアハウスに住んでいる場合は、共有スペースでシェアメイトと話す時間を意識的に作りましょう。

同じ家に住んでいても、生活時間が異なったり、各自が部屋で過ごしたりすると、英語を話す機会は意外と少なくなります。

キッチンで会ったときに料理について質問する、週末の予定を聞くなど、短い会話から始めてください。

共通の話題が見つからない場合は、住んでいる地域のお店、学校、仕事、食べ物など、日常生活に近いテーマが話しやすいです。

ときどき一緒に夕食を作る、週に一度リビングで話すなど、自然に交流できる予定を提案する方法もあります。

ただし、シェアメイトは英語教師ではなく、家は休む場所でもあります。

相手の生活を尊重しながら、会ったときの数分間を英語の実践機会に変えることを意識しましょう。

現地の交流イベントやコミュニティに参加する

学校の外でも英語を使いたい場合は、現地の交流イベントや趣味のコミュニティへ参加する方法があります。

スポーツ、読書、ボードゲーム、料理、ボランティアなど、自分が興味を持てる活動を選ぶと、共通の話題があるため会話を始めやすくなります。

英語学習だけを目的にすると、話せなかったときに参加すること自体が苦しくなる場合があります。

まずは活動を楽しみ、その中で簡単な質問や自己紹介をすることを目標にしましょう。

初回は会場の雰囲気を確認するだけでも問題ありません。

継続して同じ活動へ参加すると、顔を覚えてもらいやすくなり、2回目以降の会話も始めやすくなります。

参加前には、活動に関係する単語や質問を5個程度準備しておくと安心です。

夜間のイベントや初めて訪れる場所では、帰宅方法や周辺環境を確認し、安全を優先して参加してください。

オンライン英会話を留学中の補助として利用する

語学学校や日常生活で十分に話せない場合は、オンライン英会話を補助的に利用する方法もあります。

留学中にオンライン英会話を使うことへ違和感を持つ人もいますが、現地で不足している個別練習を補える点がメリットです。

グループ授業では発言時間が限られますが、マンツーマンレッスンなら、自分が苦手な場面を繰り返し練習できます。

たとえば、ホームステイ先へのお願い、学校での質問、電話予約など、実際に困った会話を講師と再現してみましょう。

レッスンでは自由な雑談だけをするのではなく、現地で伝わらなかった英文を直してもらうと、留学生活へ成果を戻しやすくなります。

毎日受講する必要はなく、週に1〜2回でもフィードバックを受ける機会を作れます。

留学中の発話量を補いたい方は、留学前・留学中に活用したいオンライン英会話も確認してみてください。

留学中に日本人と過ごすと英語力は伸びない?

留学中に日本人と過ごしたからといって、必ず英語力が伸びなくなるわけではありません。

大切なのは、日本人の友達がいるかどうかではなく、留学生活の中で英語を使う時間を確保できているかどうかです。

日本人とのつながりを保ちながら、英語を使う場面も意識的に作ることが現実的な方法です。

日本人と一緒にいると英語が伸びないと聞きました。日本人の友達とは距離を置いた方がよいのでしょうか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
無理に距離を置く必要はありません。僕も留学中、日本語で相談できる相手がいることに助けられました。重要なのは、日本語だけで一日が終わらないように時間の使い方を調整することです。

日本人と過ごすこと自体が悪いわけではない

留学中に日本人と過ごすこと自体は、英語学習にとって悪いことではありません。

住まい、学校、仕事、人間関係など、慣れない海外生活では、日本語で悩みを相談できる相手が心の支えになることがあります。

現地の手続きや生活情報を共有できれば、留学中のトラブルを避けられる場合もあります。

問題になるのは、日本人の友達がいることではなく、授業外の時間をほとんど日本語で過ごし、英語を使う機会がなくなることです。

日本人同士で行動するときでも、店員への注文や質問は自分で英語を使うなど、現地にいる利点を生かせます。

英語学習のために人間関係を極端に制限すると、孤独やストレスが強くなり、勉強を続けられなくなる可能性もあります。

日本人の友達を避けるのではなく、一日の中で日本語と英語をどの程度使ったかを確認しましょう。

日本語を使う時間と場面を決める

日本語を使いすぎていると感じる場合は、完全に禁止するのではなく、時間と場面を決めましょう。

禁止すると一時的には英語の使用量が増えても、疲れたときに続けられなくなる可能性があります。

たとえば、学校や外出中はできるだけ英語を使い、夜の30分だけ日本の家族や友達と日本語で話す方法があります。

生活上の重要な相談は日本語で行い、雑談や食事では英語も使うなど、目的によって分けてもよいでしょう。

スマートフォンを見る時間も、通学中は英語の音声や記事を選び、就寝前は日本語で休むといった調整ができます。

重要なのは、英語を使わなかったことを責めるのではなく、日本語を使った時間を把握することです。

1週間記録し、授業外の英語が少ないと分かったら、翌週は1日15分だけ英語の会話時間を増やしてみてください。

日本人同士でも英語を使うルールを作る

一緒に過ごす日本人の友達も英語力を伸ばしたいと考えている場合は、無理のない範囲で英語を使うルールを作れます。

一日中英語だけで話すルールは負担が大きく、不自然な会話になりやすいためおすすめできません。

カフェで注文するときは各自が英語を使う、食事の最初の15分だけ英語で話すなど、場面や時間を限定しましょう。

今日習ったフレーズをお互いに一つ使う方法なら、授業内容の復習にもなります。

分からない表現が出たときは、すぐに日本語へ戻るのではなく、簡単な英語へ言い換える練習もできます。

ただし、日本人同士では不自然な英語や間違いに気づけない場合もあります。

英語を使う習慣づくりとして活用し、正確な表現は先生や教材で確認してください。

続けやすい英語ルール

「毎日英語だけで話す」のではなく、「カフェでは英語で注文する」「今日習った表現を一つ使う」など、小さなルールにしましょう。

相手が疲れている日や重要な相談があるときは、日本語を使っても問題ありません。

日本人以外の友達とも交流する機会を増やす

日本人の友達と過ごす時間を減らすことだけを考えるより、日本人以外の友達と交流する予定を増やす方が行動へつなげやすくなります。

クラスメイトを昼食へ誘う、放課後の活動へ一緒に参加するなど、学校内のつながりから始めましょう。

急に二人きりで出かけるのが不安な場合は、日本人の友達を含めて複数人で集まる方法もあります。

多国籍のグループなら、全員が理解できる英語を使いやすくなり、日本語だけの会話になりにくいです。

相手の英語力が自分より高くても、すべてを理解しようとする必要はありません。

分からないときは聞き返し、短い返事や質問から会話へ参加してください。

毎週一度でも日本人以外の人と過ごす予定を入れると、英語を使う時間を安定して確保できます。

友達の人数を増やすことより、同じ人と何度も会話して関係を深めることを大切にしましょう。

無理に日本人を避けて孤立しないようにする

英語力を伸ばしたいからといって、日本人を無理に避けて孤立しないようにしましょう。

慣れない海外生活では、授業、住まい、食事、文化の違いなど、さまざまな場面でストレスを感じます。

相談相手がいない状態が続くと、外出や交流そのものを避けるようになり、結果として英語を使う機会も減る可能性があります。

日本語で安心して話せる時間を持つことは、英語学習を続けるための休息にもなります。

重要なのは、日本人と関わった時間を後悔することではなく、翌日に英語を使う行動を一つ入れることです。

たとえば、週末に日本人の友達と過ごしたら、翌日は学校の交流イベントへ参加するなど、バランスを調整します。

英語力のために人間関係を犠牲にするのではなく、心身の安定と英語環境を両立させることを目指してください。

留学中の英語学習でやってはいけないNG行動

留学中に英語が伸びないと感じると、焦って勉強量を増やしたり、自分を厳しく追い込んだりしやすくなります。

しかし、間違った学習方法を続けると、時間を使っても英語が定着せず、留学生活そのものが苦しくなる場合があります。

ここでは、英語力の伸びを妨げやすい7つのNG行動を紹介します。

留学すれば自然に英語が話せると思い込む

留学先で生活すれば、自然に英語が話せるようになると思い込むのは避けましょう。

海外では英語を目や耳にする機会が増えますが、自分から話したり、分からない表現を復習したりしなければ、使える英語は増えにくいからです。

語学学校へ通っていても、授業中に発言せず、放課後を日本語だけで過ごしていれば、英語を話す時間は限られます。

留学は英語を伸ばしてくれる仕組みではなく、英語を使える機会が多い環境です。

その環境を生かすには、毎日一つ新しい表現を使う、週に一度交流イベントへ参加するなど、自分から行動する必要があります。

「留学しているのに伸びない」と落ち込む前に、一日の中で実際に英語を使った時間を記録してみてください。

滞在期間ではなく、覚えた英語を使って修正した回数に注目しましょう。

授業を受けるだけで満足する

語学学校の授業を受けるだけで英語学習を終えると、習った内容が使える英語として定着しにくくなります。

授業中に説明を理解できても、数日後には単語や文法を思い出せなくなることがあります。

大切なのは、授業で覚えた内容を当日中に復習し、生活の中で一度でも使うことです。

授業後にノートをすべて見直す必要はありません。

重要な表現を3個選び、自分の経験に置き換えた例文を作ってください。

その後、クラスメイトやホストファミリーとの会話で一つ使います。

使う機会がなければ、英語日記や独り言で声に出しても構いません。

授業は新しい知識を得る場所であり、授業外はその知識を自分のものにする時間です。

具体的な復習方法は、留学中に英語力を伸ばす勉強法でも詳しく確認できます。

分からなくても分かったふりをする

相手の英語を理解できなかったときに、分かったふりをして会話を終える習慣は避けましょう。

その場の気まずさは減らせますが、聞き取れなかった単語や表現を学ぶ機会を失うからです。

また、重要な説明や約束を誤解すると、学校生活や住まいでトラブルにつながる可能性もあります。

すべてを理解するまで何度も聞き返す必要はありません。

重要な部分だけもう一度言ってもらう、ゆっくり話してもらう、簡単な表現へ言い換えてもらう方法があります。

「Could you say that again?」「Could you speak more slowly?」「Do you mean...?」などの表現を準備しておきましょう。

聞き返した後は、相手の内容を自分の言葉で確認すると、認識の違いを防ぎやすくなります。

分からないことを伝えるのは失敗ではなく、会話を正確に続けるために必要な行動です。

難しすぎる教材を選ぶ

英語力を早く伸ばそうとして、自分のレベルより難しすぎる教材を選ぶのは避けましょう。

知らない単語や文法が多すぎる教材では、内容を理解するだけで時間がかかり、音読や会話練習まで進めないからです。

ネイティブ向けのニュースやドラマも学習に使えますが、ほとんど理解できない状態で長時間見るだけでは、効率的な勉強になりにくいです。

教材は、全体の内容をある程度理解でき、少し調べれば分かる程度の難易度を選びましょう。

留学中は、実際に授業や生活で使える短い例文が含まれている教材がおすすめです。

難しい教材を途中で諦めるより、基本的な教材を繰り返し、覚えた表現を会話で使う方が成果につながります。

教材を選ぶときは、有名かどうかよりも、今の課題と使用場面に合っているかを確認してください。

完璧な英文を作ろうとして黙ってしまう

文法や発音を完璧にしてから話そうとすると、会話中に言葉が出ず、発言する機会を逃しやすくなります。

日常会話では、複雑で長い一文を作る必要はありません。

言いたい内容を短い文章に分ければ、知っている単語や基本文法でも十分に伝えられます。

たとえば、理由を含む長い英文が作れない場合は、「I couldn’t sleep well.」「It was noisy.」「So I’m tired today.」のように一文ずつ話します。

単語が分からなければ、簡単な言葉へ言い換えたり、具体例を出したりしても問題ありません。

会話後に正しい表現を調べれば、次回はより自然に話せるようになります。

正確さを意識することは大切ですが、最初から完璧を求める必要はありません。

まず伝え、修正し、もう一度使うという流れを繰り返しましょう。

周囲の留学生と英語力を比較しすぎる

周囲の留学生と英語力を比較しすぎると、自分の成長を正しく判断できなくなります。

同じクラスにいても、英語を学んだ期間、母語、留学経験、性格、授業外の学習時間は異なります。

積極的に話している人が、文法やリスニングでも自分より優れているとは限りません。

自分より流暢な人を見ることは、表現や行動を学ぶ参考になります。

しかし、「あの人より話せないから伸びていない」と判断すると、せっかくの小さな成長を見逃してしまいます。

比較する相手は、1か月前や留学初日の自分にしましょう。

以前より話せるテーマが増えたか、聞き返せるようになったか、授業で発言する回数が増えたかを確認してください。

他人を目標として見ることはあっても、自分の価値や留学の成果を決める基準にはしないことが大切です。

無理な学習計画を立てて挫折する

英語が伸びない焦りから、毎日何時間も勉強する無理な計画を立てるのは避けましょう。

留学中は授業だけでなく、移動、家事、人間関係、慣れない環境への対応にも体力を使います。

最初の数日は計画通りに勉強できても、疲れがたまると継続できず、できなかった自分を責めやすくなります。

学習計画は、忙しい日でも続けられる量を基準にしてください。

たとえば、単語5個、音読10分、授業の復習15分など、小さな内容に分けます。

時間に余裕がある日は学習量を追加し、疲れている日は最低限の内容だけでも構いません。

休息を取ることも、留学生活と英語学習を長く続けるために必要です。

無理なく続ける目安

毎日完璧にこなす計画ではなく、忙しい日でも実行できる最低ラインを決めましょう。

学習を休んだ日があっても、翌日に急いで取り戻そうとせず、通常の計画へ戻ることが継続のポイントです。

留学中の英語学習は、短期間だけ頑張るよりも、小さな行動を毎日続ける方が大切です。

自分に合わない計画や教材を見直し、授業、生活、休息のバランスを取りながら英語を使う機会を増やしていきましょう。

留学中の英語学習におすすめの教材・サービス

留学中に使う教材やサービスは、人気だけで選ぶのではなく、自分の弱点に合わせて選ぶことが大切です。

単語や文法が不足している人と、英語を話す機会が不足している人では、必要な学習方法が異なります。

教材を増やしすぎず、今の課題を補えるものを1〜2個に絞って使い切りましょう。

留学中なのに教材を使って勉強する必要はありますか?できるだけ現地の人と話した方がよい気がします。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
現地で英語を使うことは大切ですが、会話だけでは単語や文法の間違いに気づけない場合があります。教材で不足している知識を補い、覚えた表現を現地で使う流れがおすすめです。
伸ばしたい力 向いている教材・サービス 主な使い方
単語・文法 中学英語教材・音声付き単語帳 毎日少量を復習して会話で使う
発音・リスニング 発音教材・音声変化教材 音声を聞いて録音と比較する
学習習慣 英語学習アプリ 移動中や待ち時間に復習する
スピーキング オンライン英会話 会話練習と修正を受ける
英語力の確認 TOEIC公式教材 時間を測って弱点を分析する

教材やサービスを利用するときは、学習しただけで満足しないことも重要です。

その日に覚えた内容を語学学校や日常会話で使い、留学生活へ戻すところまでを一つの学習として考えましょう。

単語や文法を復習したい人向けの英語教材

単語や文法が不足している人は、難しい上級者向け教材よりも、中学英語を短時間で復習できる教材から始めましょう。

留学中の日常会話では、現在形、過去形、未来表現、疑問文、助動詞など、基本的な文法を繰り返し使います。

基礎文法が曖昧なままだと、単語を知っていても英文の語順が分からず、会話中に言葉が止まりやすくなります。

教材の例としては、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」のような解説中心の教材や、「キク英文法」のように基本文法を整理できる教材があります。

単語帳は、留学先の学校や生活で使う語彙が音声と例文で確認できるものを選んでください。

ただし、教材を最初から最後まで終わらせることだけを目標にする必要はありません。

その日に間違えた文法や、会話で言えなかった内容に関係するページから復習すると、実践につながりやすくなります。

  • 解説が初心者にも分かりやすい教材を選ぶ
  • 音声と短い例文が付いた教材を選ぶ
  • 一日に学習する範囲を絞る
  • 自分の留学生活に合った例文を作る
  • 覚えた表現を翌日までに一度使う

教材を使った独学の進め方は、留学前の英語勉強法ロードマップでも詳しく解説しています。

発音と音声変化を学びたい人向けの教材

英文を読めば理解できるのに、英語の音声になると聞き取れない人は、発音と音声変化を学べる教材がおすすめです。

英語では、単語を一つずつ発音するときと、文章の中で続けて話すときで音が変わることがあります。

単語同士の音がつながる連結や、一部の音が弱くなる脱落に慣れていないと、知っている単語でも別の音に聞こえます。

発音教材では、口や舌の位置を確認でき、音声を聞きながら練習できるものを選びましょう。

「英語耳」のような発音の仕組みを学べる教材や、音声変化を短いフレーズで練習できる教材が選択肢になります。

最初に教材の音声を聞き、スクリプトを確認してから、同じリズムや強弱を意識して音読してください。

最後に自分の声を録音し、教材の音声と交互に聞くと、伝わりにくい音やリズムの違いを見つけやすくなります。

一度に多くの発音を直そうとせず、何度も聞き返される単語や、自分が聞き取れない音から練習しましょう。

詳しいリスニング学習は、留学中に英語が聞き取れない原因と勉強法も参考にしてください。

隙間時間に復習したい人向けの英語学習アプリ

語学学校の宿題や留学生活で忙しい人には、短時間で復習できる英語学習アプリが向いています。

通学時間や授業の待ち時間を使えば、机へ向かう時間を新しく作らなくても、単語やリスニングの復習を続けられます。

単語を増やしたい場合は、復習機能がある単語学習アプリを選びましょう。

発音を改善したい場合は、自分の音声を録音し、発音を確認できるアプリが便利です。

英会話の反応速度を上げたい人には、AIとの会話練習や瞬間英作文に取り組めるアプリも選択肢になります。

ただし、複数のアプリを同時に使うと、毎日の学習内容が分散しやすくなります。

最初は「単語用」と「会話・発音用」の2種類程度に絞り、それぞれを使う時間と目的を決めてください。

アプリで覚えた表現は、メモへ保存するだけで終わらせず、その日の授業や滞在先で一度使ってみましょう。

英語学習アプリの使い方

朝は新しい表現を5個確認し、移動中は音声を聞き、夜は覚えた表現を復習する流れがおすすめです。

アプリの連続学習日数を増やすことより、留学生活で使える英語が増えたかを確認しましょう。

目的別のアプリを比較したい方は、留学前・留学中におすすめの英語学習アプリも確認してみてください。

英語を話す量を増やしたい人向けのオンライン英会話

語学学校へ通っていても英語を話す時間が少ない人には、オンライン英会話を補助的に利用する方法があります。

グループ授業では複数の生徒が発言するため、自分が英語を話せる時間は限られます。

オンライン英会話のマンツーマンレッスンなら、授業や生活で困った場面を講師と繰り返し練習できます。

たとえば、ホストファミリーへのお願い、語学学校での質問、電話予約、友達との雑談などを想定して練習しましょう。

フリートークだけで終わらせず、現地で伝わらなかった英文を講師に見せ、より自然な言い方へ直してもらうと効果的です。

レッスン後は修正された英文を保存し、翌日の留学生活で使ってください。

留学中に毎日受講する必要はありません。

発話量やフィードバックが不足していると感じる週に1〜2回利用するだけでも、苦手な会話を個別に練習できます。

せっかく海外にいるのに、オンライン英会話を使うのはもったいなくありませんか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
現地で十分に話せているなら必須ではありません。ただし、グループ授業で発言できない場合や、間違いを直してもらえない場合は、個別練習を補う手段として役立ちます。

自分に合うサービスを探したい方は、留学前・留学中におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。

TOEICで英語力を測定したい人向けの教材

留学中の英語力を数値で確認したい人は、TOEIC公式教材を使ってリスニングとリーディングの変化を測る方法があります。

特に「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」は、本番形式の問題を使って、現在の弱点や時間配分を確認するのに役立ちます。

最初に時間を測って一度解き、間違えた問題をリスニング、文法、語彙、読解、時間不足などに分けてください。

リスニング問題は、正解を確認するだけでなく、スクリプトを読み、聞き取れなかった単語や音声変化を確認します。

リーディング問題は、正解の根拠を本文や文法ルールから説明できる状態まで復習しましょう。

ただし、TOEIC Listening & Reading Testでは、会話で英語を話す力を直接測定するわけではありません。

TOEICは英語力の一部を確認する指標として使い、会話力は録音や授業での発言記録も組み合わせて測定しましょう。

参考資料:IIBC TOEIC Program「公式教材・問題集」

TOEIC教材を使った確認方法

  • 最初は時間を測って本番形式で解く
  • Part別の正答率を確認する
  • 間違えた原因を分類する
  • 音声とスクリプトを使って復習する
  • 数週間後に同じ問題をもう一度解く

努力しても留学中の英語力が上がらないときの対処法

勉強方法を見直しても英語力が上がらない場合は、自分の努力だけで解決しようとせず、授業や滞在環境も確認しましょう。

クラスのレベルが合っていない、英語を使える環境が少ない、疲労がたまっているなど、学習者本人だけでは変えにくい原因もあります。

今の環境で改善できることと、周囲へ相談すべきことを分けて考えることが大切です。

現在の悩み 最初の相談先
勉強方法が分からない 語学学校の先生
授業が難しすぎる・簡単すぎる 担任・学校スタッフ
コース内容が目的と合わない 学校のカウンセラー
滞在先で英語を使えない 滞在先担当者・留学エージェント
個別の修正を受けられない 先生・オンライン英会話講師
疲れて勉強を続けられない 休息を取り学習量を調整する

語学学校の先生に学習方法を相談する

何を勉強しても英語が伸びないと感じたら、まずは語学学校の先生へ学習方法を相談しましょう。

先生は授業中の発言、課題、テスト結果を見ているため、自分では気づいていない強みや弱点を把握している可能性があります。

ただし、「英語が伸びません」と伝えるだけでは、具体的な助言を受けにくいことがあります。

「友達の会話が聞き取れない」「過去の出来事を説明するときに文法を間違える」など、困っている場面を具体的に説明してください。

可能であれば、最近書いた英文やスピーキングの録音を見せると、より詳しいフィードバックを受けられます。

先生から改善点を複数指摘された場合は、一度にすべて直そうとせず、最初に取り組む項目を一つ決めましょう。

1〜2週間後に再び相談し、以前より改善したか確認すると、学習方法を調整しやすくなります。

先生へ相談するときに使える英語フレーズ

  • What should I focus on to improve my English?(英語力を伸ばすために何を重点的に勉強すべきですか?)
  • What is my biggest weakness at the moment?(今の私の一番の弱点は何ですか?)
  • Could you recommend a study method for me?(私に合う勉強法を教えてもらえますか?)
  • How can I improve my speaking outside class?(授業外でスピーキングを伸ばすにはどうすればよいですか?)

クラスのレベルや授業内容が合っているか確認する

努力しても授業をほとんど理解できない場合や、反対に簡単すぎて新しい学びがない場合は、クラスのレベルが合っていない可能性があります。

難しすぎるクラスでは、先生の説明を理解するだけで精いっぱいになり、自分から発言したり復習したりする余裕がなくなります。

簡単すぎるクラスでは、知っている単語や文法だけを繰り返し、新しい表現を使う機会が増えません。

授業の難易度は、周囲の生徒と比較するのではなく、自分が授業内容をどの程度理解し、課題へ取り組めているかで判断しましょう。

毎回の授業をほとんど理解できない場合は、担当の先生や学校スタッフへ相談してください。

一部が難しいだけなら、授業前の予習や授業後の質問で対応できることもあります。

クラス変更を希望する前に、現在のテスト結果、授業で困っていること、変更後に伸ばしたい力を整理して伝えると、学校側も判断しやすくなります。

授業についていけない原因は、留学先の授業や英会話についていけないときの対策でも詳しく解説しています。

語学学校のコース変更を検討する

クラスの難易度には問題がなくても、授業内容が留学の目的と合っていない場合は、コース変更を検討しましょう。

たとえば、日常会話を伸ばしたいのに試験対策中心の授業を受けている場合や、大学進学を目指しているのに会話中心のコースだけを受けている場合があります。

コースを変更する前に、自分が伸ばしたい英語力と、現在の授業で不足している内容を整理してください。

スピーキングを増やしたいのか、TOEICやIELTSなどの試験対策をしたいのかによって、適したコースは異なります。

学校スタッフへ、コースの授業内容、変更条件、追加費用、受講できる期間を確認しましょう。

短期間で何度もコースを変更すると、一つの学習方法を十分に試せない可能性もあります。

現在のコースで予習や復習、授業中の発言を2〜4週間続けても改善しない場合に、変更を検討するのがおすすめです。

コースを変えること自体を目的にせず、変更後にどのような行動を増やすかまで決めておきましょう。

ホームステイやシェアハウスの環境を見直す

授業外で英語を話す機会が少ない場合は、ホームステイやシェアハウスの環境も見直しましょう。

ホームステイをしていても、ホストファミリーが忙しく、食事や会話の時間がほとんどないケースがあります。

シェアハウスでも、住人が各自の部屋で過ごしていたり、日本語を話す住人が多かったりすると、英語を使う機会は増えません。

まずは、現在の滞在先でできる改善を試してください。

ホストファミリーへ一緒に夕食を取れる日を確認する、シェアメイトを食事へ誘うなど、小さな交流から始めます。

それでも会話の機会がなく、留学前に説明された環境と大きく異なる場合は、学校の滞在先担当者や留学エージェントへ相談しましょう。

ただし、滞在先は英会話レッスンを受ける場所ではありません。

住人にも仕事や生活があるため、英語を教えてもらうことを当然と考えず、お互いの時間やルールを尊重することが大切です。

オンライン英会話で個別にフィードバックを受ける

語学学校のグループ授業では個別に間違いを直してもらえない場合、オンライン英会話でフィードバックを受ける方法があります。

特に、会話量はあるのに同じ文法ミスを繰り返す人や、特定の発音が伝わらない人に向いています。

レッスンの最初に、「過去形の間違いを確認してほしい」「発音が不明瞭な単語を教えてほしい」など、確認してほしい項目を伝えましょう。

目的を決めずにフリートークだけをすると、会話は楽しめても、弱点を修正できないことがあります。

留学先で実際に困った会話を講師へ説明し、ロールプレイで練習する方法も効果的です。

修正された表現は、レッスン後に声へ出して復習し、翌日の授業や生活で使ってください。

オンライン英会話は現地交流の代わりではなく、現地で得た課題を個別に練習し、再び留学生活で試すための補助として活用しましょう。

留学エージェントに学校や生活環境を相談する

学校や滞在先へ直接相談しても解決しない場合は、利用している留学エージェントへ相談しましょう。

留学エージェントによって対応範囲は異なりますが、学校との連絡、コース変更、滞在先の問題などを相談できることがあります。

相談するときは、「英語が伸びない」という感覚だけでなく、現在困っている状況を具体的に伝えてください。

たとえば、クラスの授業をほとんど理解できない、ホームステイ先で食事や会話がない、学校へ相談したが改善されなかったなど、事実を時系列で整理します。

可能であれば、学校とのやり取りや滞在先のルールなど、状況を確認できる情報も用意しましょう。

ただし、環境を変えれば自動的に英語力が伸びるわけではありません。

変更後に授業で発言する、放課後のイベントへ参加するなど、自分が行うことも一緒に決めてください。

オーストラリア留学のサポートを比較したい方は、オーストラリア留学エージェントの選び方も参考にしてください。

疲れているときは休息を取って学習量を調整する

留学中に英語が頭へ入らないと感じるときは、努力不足ではなく、心身の疲れがたまっている可能性もあります。

海外では授業だけでなく、買い物、交通機関、家事、人間関係など、日常生活のさまざまな場面で英語を使います。

日本で過ごすより情報量が多く、気づかないうちに疲れていることがあります。

疲労が強い状態で学習量を増やすと、集中できず、勉強が続かない自分を責めやすくなります。

眠気や疲れを感じる日は、新しい内容を大量に覚えるのではなく、単語を5個確認する、音声を10分聞くなど、最低限の内容に調整しましょう。

一日休んだ場合も、翌日に学習量を倍にして取り戻す必要はありません。

通常の計画へ戻り、小さな習慣を再開することが大切です。

休息も留学生活の一部

休むことは英語学習を諦めることではありません。

睡眠、食事、一人で落ち着く時間を確保し、集中できる状態を整えることが継続につながります。

疲れや不調が長く続き、日常生活や授業へ影響している場合は、学校の相談窓口や現地の適切な専門機関へ相談してください。

努力しても英語力が上がらないときは、さらに自分を追い込むのではなく、学習方法、授業、コース、滞在環境、休息の順に見直してみましょう。

原因に合った対処法を一つずつ試すことで、留学中の英語学習を無理なく立て直しやすくなります。

これから留学する人が英語の伸び悩みを防ぐ方法

留学してから英語が伸びないと悩まないためには、渡航前の準備が重要です。

留学前に基礎英語を復習し、英語を話す習慣を作っておけば、現地で授業や会話へ参加しやすくなります。

留学先で英語を使うための土台と行動習慣を、日本にいる間から作っておきましょう。

留学すれば英語を学べるので、出発前は準備や手続きだけでよいと思っていました。英語も勉強しておいた方がよいですか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
留学前に基礎を復習しておくと、現地で覚えた表現をすぐに使いやすくなります。僕も留学前に、日常会話で使う単語や聞き返し方をもっと練習しておけばよかったと感じました。
留学前に行うこと 留学後に期待できる変化
単語と文法を復習する 授業や会話を理解しやすくなる
英会話を練習する 英語を話す緊張を減らしやすい
目標を決める 毎日の行動を選びやすくなる
学校と滞在先を比較する 英語を使える環境を作りやすい
学習を習慣化する 留学後も勉強を継続しやすい

留学前に中学英語の単語と文法を復習する

留学前は、難しい英語へ進むよりも、中学レベルの単語と文法を優先して復習しましょう。

語学学校の授業や日常会話では、現在形、過去形、未来表現、疑問文、助動詞などの基本文法を繰り返し使います。

基礎が曖昧なまま留学すると、相手の話を理解するだけで精いっぱいになり、自分から発言する余裕を持ちにくくなります。

文法教材を最初からすべて暗記する必要はありません。

自己紹介、過去の経験、今後の予定、依頼、質問など、留学生活でよく使う内容から復習してください。

単語も意味だけで覚えず、「Could you explain that again?」のように短い例文とセットで声に出しましょう。

基礎英語を知識として覚えるだけでなく、口から出せる状態に近づけることが留学前学習の目的です。

  • 現在形・過去形・未来表現を復習する
  • 疑問文と否定文の語順を確認する
  • 依頼や許可に使う助動詞を覚える
  • 生活で使う単語を短い例文で覚える
  • 覚えた英文を毎日声に出す

留学前に取り組む順番を整理したい方は、留学前の英語勉強法ロードマップも参考にしてください。

オンライン英会話で英語を話すことに慣れる

英語の知識はあるものの話すことに自信がない人は、留学前からオンライン英会話で発話に慣れておきましょう。

留学先で初めて英会話へ挑戦すると、英文を考えることに加えて、緊張や聞き取りへの不安にも対応しなければなりません。

日本にいる間から英語で自己紹介や質問をする経験を重ねておけば、現地で最初の一言を出しやすくなります。

最初から自由な会話を長く続ける必要はありません。

自己紹介、聞き返し、学校での質問、ホームステイ先へのお願いなど、留学後に使う場面を決めて練習してください。

レッスン後は、言えなかった内容と講師に修正された英文を記録し、次回のレッスンでもう一度使いましょう。

週に2〜3回程度でも、継続して英語を話す時間を作ることで、間違えながら会話を続ける感覚を身につけやすくなります。

留学準備として英会話を始めたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話も確認してみてください。

留学後に達成したい目標を具体的に決める

留学前に「英語をペラペラにする」と決めるだけでは、現地で毎日何をすればよいか分かりません。

目標は、行動や回数で達成したか確認できる内容にしましょう。

たとえば、「授業で毎日1回発言する」「1か月後に英語で3分間自己紹介する」「週に1回は他国籍の友達と出かける」などが具体例です。

長期目標だけでなく、1か月、1週間、1日単位の目標へ分けることも大切です。

留学終了時に友達と日常会話を続けたいなら、最初の1か月は質問と聞き返しを身につけ、次の1か月は自分の意見を説明する練習へ進めます。

目標が具体的になれば、選ぶ教材や参加する活動も決めやすくなります。

大きすぎる目標ではなく、現在の英語力から少し努力すれば達成できる内容を設定してください。

曖昧な目標 具体的な目標
英語を話せるようになる 毎日一人へ英語で質問する
リスニングを伸ばす 毎日10分音声とスクリプトを確認する
友達を作る 週に一度学校の活動へ参加する
語彙力を増やす 毎日5個の表現を覚えて一つ使う

英語を使いやすい語学学校を選ぶ

語学学校は、料金や立地だけでなく、英語を話す機会を作りやすいかという視点でも選びましょう。

同じ一般英語コースでも、クラスの人数、授業方法、放課後活動、国籍バランス、選択授業などは学校によって異なります。

スピーキングを伸ばしたい人は、講師の説明を聞く時間だけでなく、ペアワークやグループディスカッションがあるかを確認してください。

放課後のアクティビティや会話クラブが用意されていれば、授業外でも他国籍の生徒と交流しやすくなります。

ただし、日本人比率が低ければ必ず英語が伸びるわけではありません。

多国籍な学校を選んでも、自分から発言や交流をしなければ英語を使う時間は増えないからです。

学校の環境と自分の行動をセットで考え、留学後にどのように授業や活動を活用するかまで決めておきましょう。

学校選びに迷う場合は、複数校の時間割やクラス構成、サポート内容を比較することが大切です。

英語を話す機会が多い滞在先を選ぶ

留学中の英語環境は、語学学校だけでなく、ホームステイや学生寮、シェアハウスなどの滞在先にも左右されます。

ホームステイは現地の家庭で英語を使える可能性がありますが、家族の生活時間や受け入れ方によって会話量は異なります。

学生寮やシェアハウスも、多国籍な住人と交流できる一方で、全員が自室で過ごしていれば自然に会話が増えるとは限りません。

滞在先を選ぶときは、住人の構成、食事の有無、共有スペース、生活ルール、学校までの距離を確認しましょう。

英語環境だけを優先して、安心して休めない住まいを選ぶのもおすすめできません。

英語を使えることに加えて、安全性、生活のしやすさ、プライバシーのバランスを確認することが重要です。

滞在方法ごとの特徴は、留学の滞在先の選び方で詳しく解説しています。

留学前から英語学習を習慣化する

留学後に英語学習を継続するためには、出発前から短時間でも毎日取り組む習慣を作っておきましょう。

現地へ到着すると、学校の手続き、買い物、移動、友達作りなど、英語学習以外にもやることが増えます。

日本で勉強する習慣がない状態では、留学後も授業を受けるだけになり、復習を後回しにしやすくなります。

最初から毎日2〜3時間勉強する必要はありません。

朝に単語を10分、通勤や通学中にリスニングを10分、夜に音読を10分など、生活に組み込みやすい内容から始めましょう。

忙しい日でも継続できる最低ラインを決めておくこともポイントです。

単語を5個確認する、英語を5分聞くなど、小さな内容でも続ければ、留学後に学習を再開しやすくなります。

出発前の段階で「いつ・どこで・何をするか」を決め、教材を増やしすぎず一つずつ使い切りましょう。

留学中に英語が伸びないときによくある質問

留学中に英語が伸びないと感じると、留学期間や日本人との交流、クラス選びについてさまざまな疑問が生まれます。

しかし、留学期間が長ければ必ずペラペラになるわけではなく、英語力の伸び方は学習方法や環境によって変わります。

ここでは、留学中の英語学習について特に多い疑問に答えます。

留学して何か月で英語を話せるようになりますか?

英語を話せるようになるまでの期間を、すべての人に共通する月数で示すことはできません。

留学前の英語力、1日に英語を使う時間、授業外の交流、復習方法、目標とする会話レベルによって変わるからです。

留学開始から数か月たっても、自分の意見を自由に話せない人は珍しくありません。

一方で、買い物、注文、道案内などの決まった場面では、短期間でも使える表現を増やせる可能性があります。

「何か月でペラペラになるか」を考えるより、「1か月後に何ができるようになりたいか」を決めましょう。

たとえば、授業で一度発言する、カフェで質問する、週末の出来事を1分間説明するなど、行動で測れる目標が適しています。

留学初日の録音や学習記録を残し、1か月ごとに過去の自分と比較すると、期間だけでは分からない成長を確認できます。

1年間留学すれば英語がペラペラになりますか?

1年間留学しても、何もしなくても自動的に英語がペラペラになるわけではありません。

長く滞在すれば英語へ触れる機会は増えますが、日本語中心の生活を続けたり、授業を受けるだけで復習しなかったりすると、英語力が伸びにくいことがあります。

また、「ペラペラ」が日常生活で困らない状態を指すのか、学校や仕事で専門的な議論ができる状態を指すのかによっても必要な力は異なります。

1年間という期間だけで成果を判断せず、3か月ごとに目標を分けましょう。

最初は生活英語、次に友達との雑談、その後は意見説明や試験対策など、段階的に取り組むと学習内容が明確になります。

留学期間の長さより、英語を使い、修正し、復習した回数を増やすことが重要です。

長期留学でも定期的に録音やテストを行い、伸びにくい技能があれば学習方法や環境を見直してください。

短期留学でも英語力を伸ばせますか?

短期留学でも、目標を絞って行動すれば英語力を伸ばすきっかけを作れます。

ただし、短期間ですべての技能を大幅に伸ばそうとすると、学習内容が分散しやすくなります。

出発前に単語や文法を復習し、現地ではスピーキングやリスニングなど、留学環境を生かせる練習を優先しましょう。

たとえば、毎日授業で発言する、クラスメイトへ質問する、ホームステイ先でその日の出来事を話すといった目標が考えられます。

短期留学では、最初の数日を準備だけで終わらせないことも大切です。

学校の活動や生活ルールを早めに確認し、英語を使う予定を最初の週から入れてください。

帰国後も、留学中に作った単語メモ、録音、友達との交流などを英語学習へつなげましょう。

短期留学の成果は、帰国時点だけでなく、留学後に学習を継続できるかによっても変わります。

日本人の友達とは距離を置くべきですか?

英語力を伸ばすために、日本人の友達と無理に距離を置く必要はありません。

海外生活では、日本語で相談できる相手がいることで、住まいや学校の悩みを解決しやすくなる場合があります。

問題になるのは、日本人の友達がいることではなく、授業外の時間をすべて日本語で過ごし、英語を使う機会がなくなることです。

日本人の友達との交流を続けながら、昼休みは他国籍の生徒と過ごす、週に一度学校の活動へ参加するなど、英語を使う予定も入れましょう。

日本人同士で外出するときも、店員への注文や質問は各自が英語で行えます。

無理に日本人を避けて孤立すると、留学生活へのストレスが増え、外出や交流そのものを避ける可能性があります。

人間関係を制限するのではなく、日本語と英語を使う時間のバランスを調整することが大切です。

語学学校のクラスを変更した方がいいですか?

授業をほとんど理解できない場合や、簡単すぎて新しい学びがない場合は、クラス変更を検討してもよいでしょう。

ただし、一度授業が難しかっただけで、すぐに変更する必要はありません。

最初に担当の先生へ相談し、予習や復習、授業中の質問で改善できるかを確認してください。

クラス変更を検討する目安は、授業内容を継続してほとんど理解できない、課題へ取り組めない、反対にすでに知っている内容が多く発言や学習の機会が少ない場合です。

学校スタッフへ相談するときは、「難しい」「簡単」という感想だけでなく、理解できない内容や現在のテスト結果を伝えましょう。

クラスを変えた後も、授業中に発言せず復習もしなければ、英語を使う量は増えません。

変更の目的と、変更後に増やしたい行動をセットで決めることが重要です。

TOEICの点数が上がれば英会話力も伸びていますか?

TOEIC Listening & Reading Testの点数が上がっても、英会話力が同じ割合で伸びているとは限りません。

TOEIC L&Rは、英語を聞く力と読む力を測定する試験であり、スピーキングを直接測定する試験ではないからです。

リスニングスコアの向上は、英語の音声理解が伸びた一つの指標になります。

しかし、会話では自分で単語や文法を選び、相手の反応に合わせて英語を組み立てる力も必要です。

TOEICの勉強だけでなく、授業での発言、オンライン英会話、1分間スピーキングなども組み合わせましょう。

スピーキング力を確認したい場合は、録音を比較する方法や、話す力を測る試験を利用する選択肢があります。

TOEICスコアは英語力の一部を測る指標として使い、英会話力は別の方法でも確認することが大切です。

参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」

留学中にオンライン英会話を利用する意味はありますか?

語学学校や日常生活で英語を話す時間が不足している場合は、留学中でもオンライン英会話を利用する意味があります。

特にグループ授業では一人あたりの発言時間が限られ、文法や発音の間違いを個別に修正してもらえないことがあります。

オンライン英会話なら、留学先で実際に困った会話を講師と再現し、自然な表現へ修正してもらえます。

たとえば、ホームステイ先へのお願い、電話予約、授業での質問などをロールプレイで練習しましょう。

ただし、現地の友達やコミュニティとの交流をすべてオンライン英会話へ置き換える必要はありません。

オンラインでは弱点を練習し、覚えた表現を翌日の留学生活で使うという流れがおすすめです。

現地で十分に英語を話し、先生から個別のフィードバックも受けられている場合は、無理に追加しなくてもよいでしょう。

自分に不足している発話量や修正機会を補う目的で活用してください。

留学中に英語が伸びないときは原因に合った対策を始めよう

留学中に英語が伸びないと感じても、すぐに留学が失敗だったと判断する必要はありません。

英語力が上がらない原因には、単語や文法の不足、会話量の少なさ、フィードバック不足、生活環境、成長の測定不足などがあります。

まずは、自分が「理解できない」のか、「理解できても話せない」のかを分けて考えましょう。

原因が分かったら、毎日使うフレーズを5個選ぶ、授業で1回発言する、夜に言えなかった英語を復習するなど、小さな行動へ落とし込みます。

英語が伸びないときに始めたい行動

  • 英語を使った時間と学習内容を1週間記録する
  • 最も伸ばしたいスキルを一つに絞る
  • 覚えた表現を当日中に会話で使う
  • 先生や講師から間違いの修正を受ける
  • 週に1回録音して過去の自分と比べる

周囲の留学生やネイティブと比べるのではなく、1か月前の自分よりできることが増えたかを確認してください。

それでも改善しない場合は、語学学校の先生、学校スタッフ、留学エージェントへ相談し、クラスやコース、滞在環境を見直しましょう。

最初の一歩

今日からすべてを変える必要はありません。

まずは「授業で一度発言する」「新しい表現を一つ使う」「言えなかった英文を夜に調べる」の中から、一つだけ選んで始めましょう。

留学中の英語力は、海外に滞在した日数だけでなく、英語を覚え、使い、修正し、もう一度使った経験によって伸ばしやすくなります。

焦って学習量だけを増やすのではなく、自分の原因に合った方法を継続してください。

留学中に英語を話す量や個別のフィードバックが不足している方は、留学前・留学中におすすめのオンライン英会話を比較し、自分に必要なサポートから取り入れてみましょう。

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