留学で英語についていけないと感じると、「自分には向いていないのかな」と不安になりますよね。
特に、TOEICの勉強をしてきた人ほど、現地で英語が聞き取れなかったり、思うように話せなかったりすると落ち込みやすいです。
しかし、留学で英語についていけないと感じるのは珍しいことではありません。
大切なのは、「英語力がないから無理」と決めつけるのではなく、ついていけない原因を分けて考え、今できる対策を一つずつ進めることです。
この記事では、留学で英語についていけないと感じる理由を、初心者にも分かりやすく整理します。
授業が聞き取れない、クラスメイトの会話に入れない、TOEICスコアはあるのに話せないという悩みを、具体的な原因まで分解して解説します。
留学で英語についていけないと感じる人は多い
留学で英語についていけないと感じる人は少なくありません。
むしろ、最初から授業も会話もすべて理解できる人の方が珍しいです。
特に語学留学やワーキングホリデーでは、教科書の英語だけでなく、先生の説明、友達との雑談、ホームステイ先での会話、現地の生活音の中で聞く英語に慣れる必要があります。
ここでは、まず「英語についていけない」と感じることがなぜ自然なのかを整理します。
最初の1〜3ヶ月は聞き取れなくても普通
留学直後の1〜3ヶ月は、英語が聞き取れなくても焦りすぎる必要はありません。
なぜなら、日本で学ぶ英語と現地で聞く英語には大きな違いがあるからです。
日本の教材では、発音がはっきりしていて、スピードも比較的ゆっくりな音声が多いです。
一方で、現地では先生の説明が速かったり、クラスメイトの英語にアクセントがあったり、カフェやバスの中では周囲の音が混ざったりします。
そのため、単語や文法を知っていても、実際の会話になると聞き取れないことがあります。
これは英語力がゼロだからではなく、現地の英語環境にまだ耳が慣れていない状態です。
たとえば、授業中に先生が「Open your textbook to page 24.」と言ったとします。
文章として見れば簡単でも、実際には「Open your」がつながって聞こえたり、周囲の音で一部が聞こえなかったりします。
さらに、先生が指示を出したあとすぐに次の説明へ進むと、頭の中で日本語に訳している間に置いていかれることもあります。
つまり、留学で英語についていけない原因は、単語力だけではありません。
スピード、音のつながり、場面理解、反応の速さなど、複数の要素が関係しています。
メモ
留学直後は「聞き取れない=英語力がない」と考えすぎないことが大切です。
まずは、現地のスピードやアクセントに慣れる期間だと考えましょう。
TOEICスコアがあっても話せないことはある
TOEICのスコアがある程度あっても、留学先で英語についていけないと感じることはあります。
これは、TOEICの勉強が無駄という意味ではありません。
TOEIC Listening & Reading Testは、英語を聞く力と読む力を測るテストです。
そのため、語彙力、文法力、リスニング力、英文処理力を伸ばすうえではとても役立ちます。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
一方で、留学中に必要になる英語力には、話す力、聞き返す力、相づちを打つ力、分からないことを質問する力も含まれます。
つまり、TOEIC500〜650点くらいの基礎力があっても、英会話の練習量が少ないと、現地で言葉が出てこないことがあります。
たとえば、TOEICのリスニングでは選択肢から答えを選べます。
しかし、実際の会話では、自分で返事を考えなければいけません。
「昨日何をしたの?」と聞かれたときに、文法を考えすぎて沈黙してしまうこともあります。
これは、英語を知らないのではなく、知っている英語を会話で使う練習が足りない状態です。
TOEICにはSpeakingやWritingを測るテストもあり、TOEIC Speaking Testでは英語で話す能力を測定できます。
話す力を客観的に確認したい場合は、L&Rだけでなくスピーキング系のテストも参考になります。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Speaking & Writing Tests」
| 項目 | TOEIC L&Rで伸びやすい力 | 留学中に必要な力 |
|---|---|---|
| リスニング | 音声を聞いて内容を理解する力 | 雑音やアクセントの中で聞き取る力 |
| リーディング | 英文を速く正確に読む力 | 授業資料や課題説明を理解する力 |
| スピーキング | 直接は測られにくい | 質問する、返答する、会話を続ける力 |
| 実践対応 | 問題形式に沿って答える力 | その場で反応する力 |
TOEICの勉強は、留学前の基礎作りとして有効です。
ただし、留学で英語についていけない不安を減らすなら、TOEIC教材だけでなく、音読、瞬間英作文、オンライン英会話なども組み合わせるのがおすすめです。
留学前の英語準備については、留学前の英語学習で何をするべきかを解説した記事も参考にしてください。
英語についていけない原因を分けて考えることが大切
留学で英語についていけないと感じたときは、「英語ができない」と大きくまとめないことが大切です。
なぜなら、原因によって対策が変わるからです。
たとえば、先生の説明が聞き取れない人は、リスニングや授業で使う表現を強化する必要があります。
友達との会話に入れない人は、相づちや質問フレーズを練習した方が効果的です。
課題の説明が分からない人は、学校でよく使う英単語や文法用語を覚える必要があります。
このように、ついていけない原因を分けると、今やるべきことが見えやすくなります。
たとえば、同じ「英語についていけない」でも、次のように原因は違います。
英語についていけない原因の分け方
- 先生の説明が速くて聞き取れない
- クラスメイトの発音やアクセントに慣れていない
- 授業で使う英語表現や文法用語が分からない
- 聞き取れても返事がすぐに出てこない
- 授業テーマの背景知識が足りない
- 間違えるのが怖くて発言できない
このように分けると、勉強法も変わります。
聞き取りが弱いなら短い音声を繰り返し聞く。
話す反応が遅いならオンライン英会話や瞬間英作文を使う。
授業の単語が分からないなら、ノートに出てきた表現を毎日復習する。
このように、原因を小さく分けることで、行動に変えやすくなります。
留学中に伸びる人は、落ち込まない人ではなく、原因を見つけて修正できる人です。
留学で英語についていけない主な原因
留学で英語についていけない原因は、一つだけではありません。
リスニング力、発音知識、語彙力、スピーキング練習量、授業内容への理解、メンタル面などが複雑に関係しています。
ここからは、留学中によくあるつまずきを具体的に分解します。
自分がどのタイプに当てはまるかを確認しながら読むと、対策が見つけやすくなります。
ネイティブや多国籍の英語スピードに慣れていない
留学で英語についていけない原因の一つは、現地の英語スピードに慣れていないことです。
日本の英語教材では、発音がきれいで聞き取りやすい音声が多いです。
しかし、留学先では、先生、ホストファミリー、店員、クラスメイトなど、さまざまな人の英語を聞くことになります。
特に語学学校では、ネイティブスピーカーだけでなく、ヨーロッパ、南米、アジア、中東など、いろいろな国の学生と一緒に学ぶことがあります。
そのため、英語の発音やリズムが人によって違い、最初は聞き取りにくく感じます。
これは「自分だけができない」のではなく、教材の英語からリアルな英語へ移行する時期に起きやすい壁です。
たとえば、先生の英語は聞き取れるのに、クラスメイト同士の会話になると急に分からなくなることがあります。
理由は、友達同士の会話では省略表現が多く、話題もどんどん変わるからです。
さらに、笑い声や周囲の雑音があると、聞き取る難易度は上がります。
対策としては、最初からすべてを聞き取ろうとしないことです。
まずは、話題、相手の表情、聞こえた単語から大まかな意味をつかむ練習をしましょう。
また、留学前から英語学習アプリや海外ドラマ、オンライン英会話などで、いろいろな発音に触れておくと現地での負担を減らせます。
ただし、初心者がいきなり速い海外ドラマだけで勉強すると挫折しやすいです。
最初は短い英会話音声や、字幕付きの動画から始めるのがおすすめです。
発音や音のつながりを知らない
知っている単語なのに聞き取れない場合は、発音や音のつながりを知らないことが原因かもしれません。
英語は単語が一つずつはっきり発音されるわけではありません。
実際の会話では、単語と単語がつながったり、音が弱くなったり、発音されない音が出てきたりします。
そのため、文字で見れば分かる英文でも、耳で聞くと別の音に感じることがあります。
たとえば、「What do you want to do?」は、ゆっくり読めば簡単です。
しかし、会話では「ワダユワナドゥ」のように聞こえることがあります。
また、「Can I」は「キャナイ」のようにつながって聞こえることがあります。
この音の変化を知らないままリスニングを続けると、知っている単語を聞き逃しやすくなります。
発音や音のつながりを学ぶと、リスニングだけでなくスピーキングにも効果があります。
自分で発音できる音は、聞き取れる可能性が高くなるからです。
留学前にやるなら、発音教材、音読、シャドーイングを組み合わせるのがおすすめです。
ただ聞き流すだけではなく、短い英文を見ながら音声を聞き、声に出してまねすることが大切です。
- 知っている単語が聞き取れない人は、単語力だけでなく発音も見直す
- 英語の音のつながりを知ると、現地の会話が聞き取りやすくなる
- 音読やシャドーイングは、留学前のリスニング対策に向いている
発音練習は地味ですが、留学後の伸び方に大きく関わります。
現地で英語を聞く量は増えますが、音のルールを知らないままだと、聞いているだけで疲れてしまいます。
留学前に少しでも発音の基礎を入れておくと、授業や日常会話の聞き取りが楽になります。
授業で使う英語表現や文法用語を知らない
語学学校の授業についていけない原因として、授業で使う英語表現や文法用語を知らないことがあります。
日常英会話の単語を知っていても、教室で使われる英語は少し違います。
たとえば、先生は「pair work」「assignment」「deadline」「underline」「pronunciation」「past tense」「present perfect」などの表現を使います。
これらの言葉を知らないと、授業内容以前に、先生が何を指示しているのか分からなくなります。
特に文法用語は、日本語では理解していても、英語で言われると反応できないことがあります。
「名詞」は分かっても「noun」と言われると止まる。
「動詞」は分かっても「verb」と言われると一瞬考えてしまう。
この小さな遅れが積み重なると、授業についていけない感覚につながります。
| 英語表現 | 意味 | 使われやすい場面 |
|---|---|---|
| assignment | 課題 | 宿題や提出物の説明 |
| deadline | 締め切り | 課題提出日の確認 |
| pair work | ペア練習 | 会話練習やディスカッション |
| underline | 下線を引く | 教科書やプリントの指示 |
| noun | 名詞 | 文法説明 |
| verb | 動詞 | 文法説明 |
| past tense | 過去形 | 時制の説明 |
表のような教室英語は、留学前に覚えておくと授業がかなり楽になります。
単語帳に出てくる難しい単語よりも、まずは授業で毎日使う表現を優先した方が実用的です。
対策としては、授業で出た単語をその日のうちにメモして復習することです。
すべての単語を完璧に覚える必要はありません。
よく出る表現から優先して覚えるだけで、先生の指示が理解しやすくなります。
また、留学前に中学英文法を復習しておくと、英語で説明されたときにも内容を推測しやすくなります。
中学英語のやり直しや留学前の基礎固めについては、留学前の英語学習ロードマップを解説した記事もあわせて確認してみてください。
英語で話す練習量が足りない
留学で英語についていけない大きな原因の一つが、英語で話す練習量の不足です。
日本で英語を勉強していると、単語を覚える、文法問題を解く、リスニング音声を聞く、長文を読むといった学習が中心になりやすいです。
もちろん、これらは英語の基礎力として大切です。
しかし、留学中は「分かる英語」だけでなく、「その場で使える英語」が必要になります。
たとえば、先生に質問されたとき、頭の中では答えがあるのに英語で出てこないことがあります。
友達に話しかけられても、「Yes」「No」「I see」だけで終わってしまうこともあります。
これは、英語力がまったくないからではなく、英語を口から出す練習が足りていない状態です。
英会話では、正しい文法を知っているだけでは足りません。
短い文でもいいので、反射的に返す練習が必要です。
話す練習が足りない人に多い状態
- 聞かれた内容は何となく分かるのに返事が出ない
- 文法ミスを気にして話し始められない
- 会話中に日本語で文を作ってから英語に訳そうとする
- 短い相づちや質問フレーズの引き出しが少ない
- 自己紹介や自分の意見を英語で言う練習をしていない
改善するには、留学前から「英語を話す時間」を作ることが大切です。
オンライン英会話を使うなら、いきなり難しい議論をする必要はありません。
自己紹介、趣味、週末の予定、好きな食べ物、旅行の話など、簡単なテーマから始めれば十分です。
大切なのは、完璧な英文を作ることではなく、英語で反応する経験を増やすことです。
また、瞬間英作文や音読も効果的です。
短い日本語を見て英語にする練習や、基本フレーズを声に出す練習を続けると、現地で言葉が出やすくなります。
留学前に話す練習を始めたい方は、留学前にオンライン英会話を活用する方法も参考になります。
授業内容そのものの背景知識が足りない
留学で授業についていけない原因は、英語だけとは限りません。
授業内容そのものの背景知識が足りない場合もあります。
たとえば、語学学校の授業でも、環境問題、教育、仕事、文化、ニュース、ジェンダー、健康、テクノロジーなどのテーマで話し合うことがあります。
英語力があっても、日本語でそのテーマについて考えたことがなければ、意見を出すのは難しくなります。
これは大学留学や専門学校留学ではさらに大きな問題になります。
ビジネス、マーケティング、心理学、看護、IT、デザインなどの専門的な内容になると、英語だけでなく、その分野の基礎知識も必要になります。
つまり、授業が分からないときは、「英語が聞き取れない」のか、「内容そのものが分からない」のかを分けて考える必要があります。
対策としては、授業前にテーマを日本語で軽く調べることです。
たとえば、翌日の授業テーマが「climate change」なら、日本語で「気候変動とは」「温暖化 原因」「環境問題 英語表現」などを確認しておきます。
背景知識があるだけで、英語の説明を聞いたときに内容を推測しやすくなります。
また、授業で出そうな単語を5〜10個だけ先に見ておくのも効果的です。
すべてを完璧に予習する必要はありません。
話題の全体像を知っておくだけでも、授業中の不安はかなり減ります。
メモ
授業についていけないときは、英語力だけを疑うのではなく、テーマの背景知識も確認しましょう。
日本語で先に理解してから英語に触れると、授業の内容を追いやすくなります。
完璧に話そうとして黙ってしまう
留学で英語についていけない人の中には、完璧に話そうとして黙ってしまう人も多いです。
特に日本人学習者は、文法ミスや発音ミスを気にしやすい傾向があります。
「間違えたら恥ずかしい」「変な英語だと思われたらどうしよう」と考えているうちに、会話のタイミングを逃してしまうことがあります。
しかし、留学中の英語は、試験の答案ではありません。
もちろん正確さも大切ですが、まずは相手に伝えることが優先です。
短い文でも、単語だけでも、ジェスチャーを使っても、コミュニケーションは成り立ちます。
たとえば、「I agree because...」のあとに完璧な理由が言えなくても、「I think it is useful.」だけで十分な場面もあります。
「Could you say that again?」と聞き返すだけでも、会話を続ける力になります。
完璧主義を少し緩めるには、事前に使えるフレーズを決めておくのがおすすめです。
会話のたびにゼロから英文を作ろうとすると疲れます。
しかし、よく使う型を持っておけば、反応しやすくなります。
留学中に使いやすい聞き返し・反応フレーズ
- Could you say that again?
- Could you speak more slowly?
- What does that mean?
- I’m not sure I understand.
- Can I ask a question?
- That sounds interesting.
- I think so, too.
最初から長い英文を話す必要はありません。
まずは、相づち、聞き返し、質問、短い意見から始めましょう。
英語を話す力は、頭の中で考えているだけでは伸びにくいです。
実際に口に出して、間違えて、直して、また使うことで少しずつ伸びていきます。
留学で英語についていけない不安がある人ほど、出発前から小さく話す練習を始めておくことが大切です。
留学中に英語についていけないときの対処法
留学中に英語についていけないと感じたら、まずは一人で抱え込まないことが大切です。
英語が聞き取れない、授業内容が分からない、会話に入れないという悩みは、原因を分けて対策すれば少しずつ改善できます。
ここでは、現地で今日からできる対処法を具体的に紹介します。
「もう無理かも」と感じる前に、先生への相談、復習方法、話す機会の作り方を見直していきましょう。
まずは先生や学校スタッフに相談する
留学中に授業の英語についていけないと感じたら、最初に先生や学校スタッフへ相談しましょう。
なぜなら、授業内容が難しいのか、クラスのレベルが合っていないのか、自分だけでは判断しにくいからです。
語学学校では、先生やスタッフが学生の英語力や学習状況を見ながら、勉強方法やクラスについてアドバイスしてくれることがあります。
「授業が速くて聞き取れない」「宿題の説明が分からない」「ペアワークで何をすればいいか不安」など、具体的に伝えることが大切です。
相談するときは、完璧な英語で話す必要はありません。
たとえば、「I have trouble understanding the class.」「The class is a little difficult for me.」「Could you give me some advice?」のような短い表現で十分です。
大切なのは、困っていることをそのまま放置しないことです。
留学中に伸びる人は、分からないことを隠す人ではなく、早めに相談して修正できる人です。
先生や学校スタッフに相談するときの英語フレーズ
- I have trouble understanding the class.
- The class is a little difficult for me.
- Could you speak more slowly?
- Could you explain it again?
- Could you give me some advice?
- I’m not sure if this class is the right level for me.
留学前から不安が強い人は、学校選びの段階でサポート体制を確認しておくと安心です。
英語力や学校選びに不安がある方は、留学エージェントの選び方を解説した記事も参考にしてください。
クラス変更は恥ずかしいことではない
授業についていけない状態が続く場合は、クラス変更を相談するのも一つの方法です。
クラスを下げることは、決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、自分に合わないレベルで無理を続ける方が、英語学習の効率は下がってしまいます。
難しすぎるクラスでは、先生の説明を理解するだけで精一杯になり、発言する余裕がなくなることがあります。
その結果、授業に参加しているのに話す練習ができず、英語力が伸びにくくなることもあります。
一方で、自分に合ったレベルのクラスなら、先生の説明を理解しやすくなり、質問や発言もしやすくなります。
クラス変更を考える目安は、授業の半分以上が理解できない状態が続いているときです。
一時的に難しい日があるだけなら復習で対応できますが、毎日ほとんど分からない場合は、レベルが合っていない可能性があります。
ただし、すぐにクラスを変えるのではなく、まずは先生やスタッフに相談しましょう。
先生から見て「少し慣れれば大丈夫」なのか、「レベル調整した方がよい」のかを判断してもらうと安心です。
メモ
クラス変更は「逃げ」ではありません。
自分が発言できるレベル、復習すれば理解できるレベルで学ぶことが、英語力を伸ばす近道になることもあります。
留学前に学校選びで失敗したくない方は、留学エージェント選びでよくある失敗を解説した記事もあわせて確認しておくと安心です。
授業内容を録音して復習する
授業中の英語が聞き取れない場合は、授業内容を録音して復習する方法があります。
ただし、録音してよいかどうかは、必ず先生や学校に確認しましょう。
学校によっては録音が禁止されていたり、クラスメイトのプライバシーに配慮が必要だったりします。
許可が取れた場合は、授業中に聞き取れなかった部分をあとで確認できるため、復習の質が上がります。
授業中は先生の話すスピードについていくのに必死で、ノートを取る余裕がないこともあります。
録音があれば、家に帰ってからゆっくり聞き直し、分からなかった表現をメモできます。
録音を使うときは、ただ聞き流すだけではなく、目的を決めて復習しましょう。
たとえば、最初は全体の内容を聞き、次に聞き取れなかった単語や表現を確認します。
最後に、先生が使っていた表現を声に出してまねすると、リスニングとスピーキングの両方に効果があります。
録音復習のおすすめ手順
- 先生に録音してよいか確認する
- 授業後に聞き取れなかった部分だけ聞き直す
- 分からない単語や表現をノートに書く
- 同じ表現を声に出してまねする
- 翌日の授業で同じ表現が出たら意識して聞く
録音復習は、すべてを完璧に聞き取るためではありません。
自分が聞き取れなかった音や表現を見つけるために使います。
聞き取れない部分を放置せず、翌日に少しでも理解できる状態にすることが大切です。
授業で出た単語をその日のうちに覚える
留学中に英語についていけないときは、授業で出た単語をその日のうちに復習しましょう。
授業で使われる単語は、翌日以降も繰り返し出てくることが多いからです。
特に、語学学校では同じ文法テーマや会話テーマを数日かけて学ぶことがあります。
その日に出た単語を放置すると、次の日の授業でも同じ部分でつまずいてしまいます。
反対に、授業で出た単語を少しずつ覚えていくと、先生の説明や教材の内容が理解しやすくなります。
単語帳を最初から順番に覚えるのも大切ですが、留学中は「今の授業で使う単語」を優先する方が実用的です。
たとえば、授業で「deadline」「assignment」「pronunciation」「discussion」という単語が出たら、その日のうちに意味と使い方を確認します。
そして、次の日に同じ単語が出たときに聞き取れるようにしておきます。
| 復習する単語 | 確認すること | 使い方の例 |
|---|---|---|
| assignment | 意味と提出内容 | I have an assignment. |
| deadline | 締め切り日 | When is the deadline? |
| discussion | 話し合い | We had a group discussion. |
| pronunciation | 発音 | I want to improve my pronunciation. |
単語を覚えるときは、日本語訳だけでなく、短い例文も一緒に確認しましょう。
意味だけを覚えても、会話で使えないことがあるからです。
たとえば、「deadline=締め切り」と覚えるだけでなく、「When is the deadline?」までセットで覚えると、実際の授業で使いやすくなります。
単語学習を習慣にしたい方は、留学前に使いやすい英語学習アプリを紹介した記事も参考になります。
分からなかった内容を日本語で先に調べる
授業内容についていけないときは、分からなかったテーマを日本語で先に調べるのも効果的です。
英語の授業だからといって、すべてを英語だけで理解しようとする必要はありません。
特に、環境問題、仕事、文化、健康、テクノロジー、社会問題などのテーマは、日本語で背景知識を入れておくと英語でも理解しやすくなります。
授業中に分からなかった理由が、英語力ではなく、テーマそのものへの理解不足であることもあります。
たとえば、「climate change」について授業で話しているとします。
このテーマを日本語でほとんど知らない状態だと、英語の単語をいくつか聞き取れても内容を理解しにくいです。
しかし、日本語で「気候変動の原因」「温暖化の影響」「再生可能エネルギー」などを軽く調べておけば、英語の説明を聞いたときに内容を推測しやすくなります。
おすすめの流れは、授業後に分からなかったテーマを日本語で10分だけ調べることです。
そのあと、授業で出た英単語を見直すと、単語がバラバラではなく内容としてつながります。
さらに余裕があれば、そのテーマについて英語で一文だけ自分の意見を書いてみましょう。
たとえば、「I think climate change is a serious problem.」のような短い文で十分です。
メモ
英語で理解できないときは、日本語を使っても問題ありません。
背景知識を日本語で補ってから英語に戻ることで、授業内容を理解しやすくなります。
これは逃げではなく、理解を深めるための工夫です。
留学中は「英語だけで頑張る」よりも、「理解できる方法を使って英語に戻る」方が続けやすくなります。
友達やクラスメイトに質問する
留学中に英語についていけないときは、友達やクラスメイトに質問することも大切です。
先生に聞くのが緊張する場合でも、隣の席の友達なら聞きやすいことがあります。
また、クラスメイトも同じように英語を学んでいる立場なので、分からない気持ちを理解してくれることが多いです。
分からないことを質問するのは、迷惑ではありません。
むしろ、質問をきっかけに会話が生まれ、友達作りにつながることもあります。
たとえば、授業中に先生の指示が分からなかったときは、「What should we do?」と聞くだけでも十分です。
課題の内容が分からなければ、「Do we have homework?」「When is the deadline?」と確認できます。
難しい英語を使う必要はありません。
短くても、目的が伝われば大丈夫です。
質問するときは、聞きたいことをあらかじめフレーズで持っておくと安心です。
毎回ゼロから英文を作ろうとすると、緊張して言葉が出にくくなります。
クラスメイトに質問するときの英語フレーズ
- What should we do?
- Do we have homework?
- When is the deadline?
- Can you explain this?
- What page are we on?
- Can I check your answer?
- What did the teacher say?
英語が完璧でなくても、質問することで授業への参加度が上がります。
また、質問に答えてもらったら「Thank you」「That helps a lot」と一言添えると、自然なコミュニケーションになります。
留学中の友達作りに不安がある方は、留学で友達を作る方法を解説した記事も参考にしてください。
1日10分でも英語で話す時間を作る
留学中に英語についていけない状態を抜け出すには、1日10分でも英語で話す時間を作ることが大切です。
英語は、聞いているだけでは話せるようになりにくいからです。
授業を受けているだけで英語が伸びると思いがちですが、実際には自分の口から英語を出す時間を増やす必要があります。
長時間話す必要はありません。
最初は、ホストファミリーに一言話す、カフェで自分で注文する、クラスメイトに質問する、先生に確認するなど、小さな行動で十分です。
大切なのは、毎日少しでも英語を使うことです。
たとえば、朝に「How was your weekend?」と聞く、授業後に「What did you think about today’s class?」と友達に聞く、店員さんに「Can I have this one?」と言う。
このような短い会話でも、積み重ねると英語で反応する力がついていきます。
英語で話す時間を作るには、予定に組み込むのがおすすめです。
「授業後に1回質問する」「帰宅後にホストファミリーへ一言話す」「寝る前に今日あったことを英語で言う」など、具体的な行動に落とし込みましょう。
- 英語は聞くだけでなく、実際に口から出すことで使えるようになる
- 最初は1日10分の短い会話でも十分
- 毎日同じタイミングで英語を話す習慣を作ると続けやすい
現地で話す練習が足りないと感じる場合は、オンライン英会話を併用するのも一つの方法です。
留学中でも、授業の復習や苦手な表現の練習に使えます。
留学前から会話に慣れておきたい方は、留学前にオンライン英会話を活用する方法も参考にしてください。
留学前にやるべき英語の勉強法
留学で英語についていけない不安を減らすには、出発前の準備がとても大切です。
留学すれば自然に英語が話せるようになると思われがちですが、実際には基礎力があるほど現地での吸収が早くなります。
ここでは、留学前に優先して取り組みたい英語の勉強法を紹介します。
英語初心者やTOEIC500〜650点前後の方でも始めやすいように、文法、会話、リスニング、発音、アプリ、TOEIC教材の使い方まで具体的に解説します。
中学英文法をやり直す
留学前にまずやるべきなのは、中学英文法のやり直しです。
なぜなら、日常英会話の多くは中学英文法を土台にしているからです。
難しい構文や大学受験レベルの文法を完璧にするよりも、まずは現在形、過去形、未来表現、疑問文、否定文、助動詞、比較、不定詞、動名詞などを使える状態にすることが大切です。
文法があいまいなままだと、聞き取った英文の構造が分からなかったり、自分で話すときに語順が崩れたりします。
たとえば、「昨日カフェに行きました」と言いたいだけでも、過去形が使えないと「I go cafe yesterday」のように不自然な英語になりやすいです。
もちろん、完璧な英語でなくても伝わることはあります。
しかし、基本文法が分かっていると、相手に伝わりやすくなり、自分の自信にもつながります。
中学英文法をやり直すときは、問題集を解くだけで終わらせないようにしましょう。
文法を見たあとに、実際に自分のことを英語で言う練習をすると効果的です。
たとえば、過去形を学んだら「I watched a movie yesterday.」、未来表現を学んだら「I’m going to study abroad next year.」のように、自分の生活に置き換えて声に出します。
文法は知識として覚えるだけでなく、話すための型として使うことが大切です。
基礎から英語をやり直したい方は、留学前の英語学習ロードマップを解説した記事もあわせて確認してみてください。
日常英会話フレーズを声に出して練習する
留学前には、日常英会話フレーズを声に出して練習しておきましょう。
英語のフレーズは、見て分かるだけでは現地で使えません。
実際に口から出す練習をしておかないと、留学先で急に話しかけられたときに言葉が出にくいからです。
特に、自己紹介、聞き返し、お願い、質問、相づち、感謝、謝罪のフレーズは優先して覚えておきたい表現です。
これらは授業中だけでなく、空港、ホームステイ、レストラン、カフェ、シェアハウスなどでもよく使います。
たとえば、「Could you say that again?」「Can I ask a question?」「I’m not sure.」「That sounds good.」のような短い表現を使えるだけでも、会話の不安はかなり減ります。
長い英文を暗記する必要はありません。
まずは、短くて使う場面が多いフレーズから練習しましょう。
留学前に覚えたい日常英会話フレーズ
- Could you say that again?
- Could you speak more slowly?
- Can I ask a question?
- I’m not sure.
- What does that mean?
- That sounds good.
- Thank you for helping me.
フレーズ練習では、必ず声に出すことが大切です。
黙読だけだと、頭では分かっていても口が動かないことがあります。
音声を聞いてまねする、何度も音読する、自分の状況に合わせて単語を入れ替えるという流れで練習しましょう。
旅行英語や海外生活で使う表現もあわせて練習すると、留学初日の不安を減らせます。
空港やホテル、レストランで使う英語に不安がある方は、WJE内の旅行英語カテゴリーもあわせて確認しておくと安心です。
リスニングは短い音声を何度も聞く
留学前のリスニング対策では、短い音声を何度も聞くことが大切です。
いきなり長い海外ドラマやネイティブ向けの動画だけで勉強すると、聞き取れない部分が多すぎて挫折しやすいからです。
初心者から中級者の場合は、30秒〜2分程度の短い音声を使い、内容を理解しながら繰り返し聞く方が効果的です。
短い音声なら、聞き取れなかった部分を確認しやすく、音読やシャドーイングにもつなげやすくなります。
たとえば、最初に音声だけを聞いて内容を予想します。
次にスクリプトを見て、聞き取れなかった単語や音のつながりを確認します。
最後に、音声をまねして声に出すと、リスニングとスピーキングを同時に鍛えられます。
短い音声を使ったリスニング手順
- 音声だけを聞いて大まかな内容をつかむ
- スクリプトを見て聞き取れなかった部分を確認する
- 分からない単語や表現を調べる
- 音声をまねして音読する
- 翌日に同じ音声をもう一度聞く
リスニングで大切なのは、たくさん聞き流すことではありません。
聞き取れなかった原因を確認し、次に同じ表現が出たときに分かるようにすることです。
英語学習アプリを使う場合も、短い音声を繰り返し聞けるものを選ぶと続けやすいです。
アプリでリスニングを習慣化したい方は、留学前におすすめの英語学習アプリを解説した記事も参考になります。
発音と音の変化を学ぶ
留学前にリスニング力を伸ばしたいなら、発音と音の変化を学ぶことも重要です。
英語が聞き取れない原因は、単語を知らないことだけではありません。
知っている単語でも、実際の会話では音がつながったり、弱く発音されたり、省略されたりするため、文字で見たときと違う音に聞こえることがあります。
この音の変化を知らないと、何度聞いても聞き取れない部分が残りやすくなります。
たとえば、「want to」は会話では「wanna」のように聞こえることがあります。
「going to」は「gonna」のように聞こえることもあります。
また、「Can I」は「キャナイ」のようにつながって聞こえることがあります。
このような音の変化を知っておくと、現地の英語を聞いたときに「あ、この表現か」と気づきやすくなります。
| 表現 | 聞こえ方の例 | 意味 |
|---|---|---|
| want to | wanna | 〜したい |
| going to | gonna | 〜する予定 |
| Can I | キャナイのように聞こえる | 〜してもいいですか |
| Did you | ディジュのように聞こえる | 〜しましたか |
発音学習では、ネイティブのように完璧に話すことを目指す必要はありません。
まずは、英語の音がどのように変化するのかを知ることが大切です。
音のルールを知ると、リスニングだけでなく、自分が話すときの通じやすさも上がります。
発音と音の変化は、独学でも学べます。
音声付き教材や英語学習アプリを使い、短い英文を聞いてまねする練習から始めましょう。
ポイントは、長時間やることよりも、毎日少しずつ口を動かすことです。
オンライン英会話で話す慣れを作る
留学前に英語を話す不安があるなら、オンライン英会話で話す慣れを作っておきましょう。
留学先では、授業、買い物、ホームステイ、友達作りなど、さまざまな場面で英語を使います。
しかし、日本にいる間に英語を話す機会が少ないと、現地で急に話そうとしても言葉が出にくいです。
オンライン英会話を使えば、出発前から英語で質問する、答える、聞き返す、自己紹介する練習ができます。
最初から難しいトピックを話す必要はありません。
むしろ、留学前の段階では、自己紹介、趣味、仕事、旅行、週末の予定、好きな食べ物など、簡単なテーマで十分です。
大切なのは、英語で話すことへの抵抗感を減らすことです。
オンライン英会話では、留学で使う場面を想定して練習するのがおすすめです。
たとえば、空港での質問、ホームステイ先での自己紹介、学校初日の挨拶、先生への質問などを練習できます。
留学前のオンライン英会話で練習したい内容
- 自己紹介をする練習
- 聞き返しフレーズを使う練習
- 学校初日の会話練習
- ホームステイ先での会話練習
- 空港や入国審査での受け答え練習
- 自分の意見を短く話す練習
オンライン英会話は、英語力を一気に伸ばす魔法ではありません。
しかし、留学前に英語を口から出す回数を増やすにはとても相性がよい方法です。
留学で英語についていけない不安がある人ほど、出発前に話す経験を積んでおくことが大切です。
具体的な活用方法は、留学前にオンライン英会話を活用する方法を解説した記事で詳しく紹介しています。
英語学習アプリで単語とリスニングを習慣化する
留学前の英語学習を続けるには、英語学習アプリを使って単語とリスニングを習慣化するのもおすすめです。
留学準備中は、ビザ、航空券、持ち物、住まい、学校手続きなどで忙しく、まとまった勉強時間を取りにくいことがあります。
そのようなときでも、アプリなら通勤時間、寝る前、休憩時間などに短時間で学習できます。
特に、単語、リスニング、フレーズ学習はアプリと相性がよいです。
毎日5〜10分でも英語に触れる時間を作ると、留学前の不安を少しずつ減らせます。
たとえば、朝に単語を10個確認し、昼休みに短いリスニングを聞き、夜にフレーズを音読するだけでも、英語に触れる回数は増えます。
英語は一度に長時間やるよりも、毎日少しずつ続ける方が習慣にしやすいです。
アプリを選ぶときは、自分の目的に合うものを選びましょう。
単語を増やしたいのか、リスニングを鍛えたいのか、英会話フレーズを覚えたいのかによって、向いているアプリは変わります。
| 目的 | アプリでやること | 留学で役立つ場面 |
|---|---|---|
| 単語力を伸ばす | 基本単語を毎日確認する | 授業や日常会話の理解 |
| リスニングを鍛える | 短い音声を繰り返し聞く | 先生や友達の英語を聞く場面 |
| フレーズを覚える | よく使う表現を音読する | 質問や聞き返しの場面 |
| 学習を続ける | 通知や記録機能を使う | 留学前の学習習慣作り |
英語学習アプリは、オンライン英会話や教材と組み合わせるとより効果的です。
アプリで単語や表現を覚え、オンライン英会話で実際に使う流れを作ると、知識が会話につながりやすくなります。
留学前に使いやすいアプリを探している方は、留学前におすすめの英語学習アプリを紹介した記事も参考にしてください。
TOEIC教材は基礎力作りに活用する
TOEIC教材は、留学前の英語の基礎力作りに活用できます。
特に、TOEIC Listening & Reading Testの教材は、単語、文法、リスニング、英文読解をバランスよく学びやすいです。
TOEIC L&Rは、英語の「聞く」「読む」力を測るテストとして実施されています。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
TOEIC500〜650点前後の方であれば、TOEIC教材を使って基礎語彙や文法を固めることは、留学準備としても役立ちます。
授業の資料を読む、先生の説明を聞く、メールや案内文を理解する場面で、TOEIC学習で身につけた力が助けになるからです。
ただし、TOEIC教材だけで留学中の会話力が十分に身につくわけではありません。
TOEIC L&Rでは、話す力そのものは直接測られにくいため、スピーキング練習も別で取り入れる必要があります。
| TOEIC教材で伸ばしやすい力 | 留学で役立つ場面 | 追加したい学習 |
|---|---|---|
| 単語力 | 授業や掲示物の理解 | 日常会話フレーズ |
| 文法力 | 英文メールや課題の理解 | 瞬間英作文 |
| リスニング力 | 先生の説明を聞く場面 | 音読・シャドーイング |
| 読解力 | 学校資料や案内文の確認 | 自分の意見を話す練習 |
TOEIC教材を使うなら、点数アップだけを目的にするのではなく、留学で使える基礎力として活用しましょう。
たとえば、TOEICのリスニング音声を聞いたあとに音読する、文法問題で出てきた表現を自分のことに置き換えて話す、単語を例文ごと覚えるといった使い方がおすすめです。
留学前の英語学習では、TOEIC教材、英語学習アプリ、オンライン英会話を目的別に使い分けるのがおすすめです。
基礎をTOEIC教材で固め、アプリで毎日触れ、オンライン英会話で実際に話す。
この流れを作ると、留学先で英語についていけない不安を減らしやすくなります。
留学中に英語についていけない人がやりがちな失敗例
留学中に英語についていけないと感じると、焦りや不安から間違った行動を取りやすくなります。
特に、「分からないけど我慢する」「日本語環境だけで安心する」「翻訳アプリに頼り切る」といった行動は、その場では楽でも英語力が伸びにくくなる原因になります。
ここでは、留学中につまずきやすい失敗例を具体的に紹介します。
自分に当てはまるものがあれば、責めるのではなく、今日から少しずつ改善していきましょう。
分からないまま授業を受け続ける
留学中に英語についていけない人がやりがちな失敗は、分からないまま授業を受け続けることです。
授業中に先生の説明が聞き取れなかったり、課題の内容が分からなかったりしても、「あとで何とかなる」と放置してしまうことがあります。
しかし、分からない部分をそのままにすると、次の授業でも同じ表現やテーマでつまずきやすくなります。
特に語学学校では、前日の内容をもとに次の授業が進むこともあるため、小さな分からないが積み重なると、授業全体についていけない感覚が強くなります。
大切なのは、授業中にすべてを理解しようとしすぎないことです。
聞き取れなかった単語や表現をメモし、授業後に先生やクラスメイトに確認するだけでも十分です。
たとえば、「What does this mean?」「Could you explain this again?」のような短いフレーズを用意しておくと、質問のハードルが下がります。
分からないことを放置しない習慣を作るだけで、留学中の不安はかなり減ります。
- 授業中に分からなかった単語をメモする
- 授業後に先生や友達へ質問する
- 同じ表現が次に出たときに理解できる状態にする
日本人だけで固まりすぎる
留学中に日本人の友達ができること自体は悪いことではありません。
同じ言語で悩みを共有できる相手がいると、慣れない海外生活の支えになります。
ただし、日本人だけで固まりすぎると、英語を使う時間が減ってしまう点には注意が必要です。
授業が終わったあとも日本語で話し、休日も日本人同士で過ごし、困ったときも日本語だけで解決していると、現地にいるのに英語を使う機会が少なくなります。
その結果、リスニングやスピーキングの伸びを実感しにくくなることがあります。
大切なのは、日本人を避けることではありません。
日本人の友達とも関わりながら、英語を使う時間も意識的に作ることです。
たとえば、昼休みは多国籍のクラスメイトと座る、週に1回は外国人の友達と出かける、学校のアクティビティに参加するなど、小さな行動から始められます。
留学中の友達作りに不安がある方は、留学で友達を作る方法を解説した記事も参考にしてください。
メモ
日本人の友達を作ることは悪いことではありません。
ただし、英語を伸ばしたいなら、日本語だけで過ごす時間が多くなりすぎないように意識しましょう。
翻訳アプリに頼りすぎる
留学中に翻訳アプリを使うことは便利です。
分からない単語を調べたり、病院や手続きなど大事な場面で意味を確認したりするのに役立ちます。
ただし、翻訳アプリに頼りすぎると、自分で英語を考える機会が減ってしまいます。
毎回アプリで日本語を英語に変換していると、会話のテンポが遅くなり、自分の頭で英文を作る力が育ちにくくなります。
特に日常会話では、完璧な英語よりも、その場で短く反応する力が大切です。
翻訳アプリは「答えを全部作ってもらうもの」ではなく、「確認するための補助」として使うのがおすすめです。
たとえば、カフェで注文するときは、翻訳アプリを使わずに「Can I have a latte?」と言ってみましょう。
先生に質問するときも、完璧な英文を作る前に「I don’t understand this part.」だけでも伝わります。
どうしても伝わらない場合に、アプリで補足すれば大丈夫です。
翻訳アプリとの上手な付き合い方
- まずは自分の英語で伝えてみる
- 分からない単語だけ調べる
- 重要な手続きや病院では確認用として使う
- アプリで出た表現をメモして次回は自分で使う
完璧な英語を話そうとする
留学中に英語についていけない人ほど、完璧な英語を話そうとして黙ってしまうことがあります。
文法ミスをしたくない、発音を笑われたくない、変な英語だと思われたくないという気持ちが強いと、会話のチャンスを逃しやすくなります。
しかし、留学中の英語はテストの答案ではありません。
大切なのは、最初から完璧に話すことではなく、相手に伝えようとすることです。
短い文でも、単語だけでも、聞き返しながらでも、会話に参加することが英語力アップにつながります。
たとえば、「I went to shopping yesterday.」のように少し不自然な英語でも、相手には意味が伝わることがあります。
もちろん正しくは「I went shopping yesterday.」ですが、最初から完璧に直そうとしすぎると、話す回数そのものが減ってしまいます。
まずは話す。
そのあとで直す。
この順番が大切です。
留学中は、正確さよりも会話に参加する回数を増やすことを意識しましょう。
- 最初から完璧な英文を作ろうとしない
- 短い文でもいいので会話に参加する
- 間違えた表現はあとで直せばよいと考える
授業後に復習しない
留学中に英語が伸びにくい人の失敗例として、授業後に復習しないことがあります。
授業を受けているだけで英語が自然に伸びると思われがちですが、実際には授業後の復習がとても大切です。
授業中に聞き取れなかった単語、分からなかった文法、うまく言えなかった表現をそのままにすると、同じ場面で何度もつまずきます。
反対に、その日のうちに復習すれば、翌日の授業で同じ表現に気づきやすくなります。
留学中は新しい情報が毎日入ってくるため、復習しないとどんどん流れていきます。
復習は完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
授業で出た単語を5個だけ見直す。
聞き取れなかったフレーズを1つだけ調べる。
今日言えなかった表現を一文だけ作る。
このくらいでも、毎日続けると大きな差になります。
| 復習内容 | 目安時間 | 効果 |
|---|---|---|
| 授業で出た単語を確認 | 5分 | 翌日の授業が分かりやすくなる |
| 聞き取れなかった表現を調べる | 5分 | リスニングの弱点が見える |
| 言えなかった英語を一文作る | 5分 | 次の会話で使いやすくなる |
留学中の復習は、長時間勉強するためではありません。
その日のつまずきを翌日に持ち越さないために行います。
英語学習を習慣化したい方は、留学前におすすめの英語学習アプリを紹介した記事も参考になります。
留学で英語についていけない状態から抜け出す成功パターン
留学で英語についていけない状態から抜け出すには、特別な才能よりも日々の行動が大切です。
最初から英語が得意でなくても、聞き返す、予習する、発言する、復習するという小さな行動を続けることで、少しずつ授業や会話についていきやすくなります。
ここでは、留学中に英語力を伸ばしやすい人の成功パターンを紹介します。
「自分にもできそう」と思える行動から、一つずつ取り入れてみましょう。
最初は聞き取れなくても毎日同じ表現に触れる
留学中に英語についていけない状態から抜け出す人は、最初に聞き取れなくても、毎日同じ表現に触れ続けています。
英語は一度聞いただけで完璧に理解できるものではありません。
特に留学直後は、先生の指示、友達の雑談、店員さんの接客、ホームステイ先での会話など、すべてが新しく感じます。
しかし、毎日生活していると、同じ表現に何度も出会います。
「How was your weekend?」「What do you mean?」「Can you repeat that?」「See you tomorrow.」のような表現は、授業や日常会話で繰り返し聞くことになります。
最初は聞き取れなくても、何度も聞くうちに少しずつ耳に残るようになります。
成功する人は、よく聞く表現をメモしています。
たとえば、先生が毎回使う指示表現、友達がよく使う相づち、ホストファミリーとの会話で出る生活表現などです。
同じ表現を見つけたら、その日のうちに意味を確認し、翌日もう一度聞く意識を持ちましょう。
留学中の英語は、毎日の繰り返しで少しずつ体に入っていくものです。
毎日意識したい頻出表現
- 先生が授業中によく使う指示表現
- 友達との雑談でよく出る相づち
- カフェやスーパーで聞く接客表現
- ホームステイ先で使う生活表現
聞き返しフレーズを使えるようにする
留学で英語についていけない状態を抜け出すには、聞き返しフレーズを使えるようにすることが重要です。
英語が聞き取れないときに黙ってしまうと、会話がそこで止まってしまいます。
しかし、聞き返すことができれば、もう一度説明してもらったり、ゆっくり話してもらったりできます。
つまり、聞き返しフレーズは、英語が苦手な人ほど先に覚えておきたい表現です。
聞き返すことは恥ずかしいことではありません。
日本語でも、相手の話が聞こえなかったら「もう一回言ってもらえますか?」と聞くのは自然です。
英語でも同じように、分からなければ聞き返して大丈夫です。
まずは、よく使う聞き返しフレーズを5つほど覚えておきましょう。
長い表現をたくさん覚える必要はありません。
短くても、すぐに口から出る表現を持っておくことが大切です。
留学中に使える聞き返しフレーズ
- Could you say that again?
- Could you speak more slowly?
- What does that mean?
- I’m not sure I understand.
- Could you explain it again?
- Can I check one thing?
聞き返しフレーズは、覚えるだけでなく声に出して練習しましょう。
実際の会話では緊張するため、頭で分かっているだけでは出てこないことがあります。
留学前から音読したり、オンライン英会話で使ってみたりすると、現地でも使いやすくなります。
会話練習を始めたい方は、留学前にオンライン英会話を活用する方法を解説した記事も参考にしてください。
授業前にテーマを予習する
留学中に英語についていけない状態から抜け出す人は、授業前にテーマを軽く予習しています。
予習といっても、何時間も勉強する必要はありません。
翌日の授業テーマを確認し、日本語で背景を調べたり、関連する英単語を5〜10個見ておいたりするだけでも効果があります。
なぜなら、授業内容の全体像が分かっていると、先生の英語を聞いたときに意味を推測しやすくなるからです。
たとえば、授業テーマが「job interview」なら、interview、resume、experience、strength、weaknessなどの単語を先に確認しておきます。
すると、授業中にすべての英語が聞き取れなくても、「仕事の面接について話している」と理解しやすくなります。
予習の目的は、授業内容を先に全部理解することではありません。
授業中に聞き取れる単語を増やし、内容を追いやすくすることです。
| 予習内容 | 目安時間 | 効果 |
|---|---|---|
| 授業テーマを確認する | 2分 | 話題を予測しやすくなる |
| 日本語で背景を調べる | 5分 | 内容理解が楽になる |
| 関連単語を確認する | 5分 | 聞き取れる単語が増える |
| 質問を1つ考える | 3分 | 授業中に発言しやすくなる |
予習をすると、授業中の不安が減ります。
さらに、あらかじめ質問を一つ考えておくと、発言のきっかけも作りやすくなります。
毎日少しでも発言する
留学中に英語力を伸ばす人は、毎日少しでも発言しています。
英語についていけないと感じると、黙って聞くだけになりやすいです。
しかし、授業中に発言しないままだと、英語を話す練習量が不足します。
最初から長く話す必要はありません。
一言でも、短い質問でも、相づちでも、英語を口から出す回数を増やすことが大切です。
たとえば、授業中に「I think so.」と言う。
ペアワークで「What do you think?」と聞く。
先生に「Can I ask a question?」と伝える。
このような短い発言でも、積み重ねると英語を話すことへの抵抗感が減っていきます。
おすすめは、1日1回だけ発言する目標を作ることです。
「授業中に1回質問する」「ペアワークで1回自分の意見を言う」「休み時間に友達へ1つ質問する」など、具体的な行動にします。
- 最初は短い一言でもよい
- 1日1回だけ発言する目標を作る
- 相づち、質問、短い意見から始める
毎日少しでも発言すると、「英語を話すのが怖い」という感覚が少しずつ薄れていきます。
留学前から発言の練習をしたい方は、オンライン英会話や英語学習アプリを活用して、短い英語を口に出す習慣を作っておきましょう。
英語力よりも行動量を増やす
留学で英語についていけない状態から抜け出すには、英語力そのものだけでなく行動量を増やすことが大切です。
もちろん、単語、文法、リスニング、発音の勉強は必要です。
しかし、留学中は「英語力が上がってから話す」のではなく、「話すから英語力が上がる」という考え方も重要になります。
英語に自信がないから黙る。
黙るから話す機会が減る。
話す機会が減るから、さらに自信がなくなる。
この流れに入ると、留学中に英語が伸びにくくなります。
反対に、英語が完璧でなくても行動する人は、失敗しながら少しずつ改善できます。
行動量を増やすといっても、大きな挑戦をする必要はありません。
カフェで自分で注文する。
先生に一つ質問する。
クラスメイトに週末の予定を聞く。
ホストファミリーに今日の出来事を一文で話す。
このような小さな行動で十分です。
| 行動 | 使える英語 | 得られる効果 |
|---|---|---|
| カフェで注文する | Can I have this one? | 生活英語に慣れる |
| 先生に質問する | Can I ask a question? | 授業への参加度が上がる |
| 友達に話しかける | What are you doing this weekend? | 会話のきっかけが増える |
| ホストファミリーに話す | I had a good day today. | 日常会話に慣れる |
留学中に英語を伸ばす人は、英語力が高い人ではなく、英語を使う場面を増やせる人です。
最初は不安でも、毎日少しずつ行動すれば、英語で反応する力は育っていきます。
留学前から行動量を増やす準備をしたい方は、留学前の英語学習ロードマップを解説した記事も参考にしてみてください。
留学タイプ別|英語についていけないと感じやすい場面
留学で英語についていけないと感じる場面は、留学タイプによって変わります。
語学留学、ワーホリ、大学・専門学校留学、ホームステイ、短期留学では、求められる英語力や困りやすい場面が違うからです。
ここでは、留学タイプ別にどのような英語の壁があるのかを整理します。
自分が予定している留学スタイルに近いものを確認し、出発前の準備や現地での対策に役立ててください。
語学留学の場合
語学留学で英語についていけないと感じやすいのは、授業中の説明、ペアワーク、グループディスカッション、宿題の指示などです。
語学学校は英語を学ぶ場所なので、初級者でも参加しやすい環境ではあります。
しかし、授業は基本的に英語で進むため、先生の指示や文法説明が聞き取れないと不安になりやすいです。
特に、最初の数週間は「教科書の英語は分かるのに、先生の説明が聞き取れない」という状態になりやすいです。
また、クラスメイトの国籍が多様な場合、発音や話すスピードに慣れるまで時間がかかります。
語学留学では、授業で使われる英語を先に覚えておくと楽になります。
たとえば、「Open your textbook.」「Work in pairs.」「Do we have homework?」「What does this mean?」などの表現です。
授業についていけないときは、先生に相談したり、クラス変更を検討したりすることもできます。
語学留学では、英語力そのものよりも、授業に参加するための表現を知っているかどうかが大きな差になります。
語学留学でつまずきやすい場面
- 先生の授業説明が聞き取れない
- ペアワークで何をすればいいか分からない
- 文法用語を英語で言われると理解できない
- クラスメイトの発音やスピードに慣れない
- 宿題や課題の指示が分からない
語学留学前の準備については、留学前の英語学習ロードマップを解説した記事も参考にしてください。
ワーホリの場合
ワーホリで英語についていけないと感じやすいのは、仕事探し、面接、職場での指示、シェアハウスでの会話です。
語学学校と違い、ワーホリでは英語を「学ぶ」だけでなく、生活や仕事の中で「使う」場面が増えます。
そのため、授業英語よりも実践的な英語に戸惑いやすいです。
たとえば、カフェやレストランで働く場合、注文を聞く、同僚の指示を理解する、お客さんに対応するなど、瞬時に英語で反応する力が必要になります。
また、求人に応募するときのメール、履歴書、面接での受け答えも英語で行う場合があります。
ワーホリでは、完璧な英語よりも、分からないことを確認する力が大切です。
「Could you show me how to do it?」「Could you say that again?」「I’m still learning.」のような表現を使えるだけでも、職場での不安を減らせます。
また、現地到着後すぐに仕事を探す予定なら、留学前からオンライン英会話で面接練習や接客英語を練習しておくとよいです。
| 場面 | つまずきやすい内容 | 準備したい英語 |
|---|---|---|
| 仕事探し | 求人内容や応募メールが分からない | 自己紹介、応募理由、経験の説明 |
| 面接 | 質問にすぐ答えられない | 長所、経験、勤務可能日 |
| 職場 | 指示や接客英語が聞き取れない | 聞き返し、確認、接客表現 |
| シェアハウス | 生活ルールや雑談が分からない | 家事、支払い、予定確認の表現 |
ワーホリに興味がある方は、英語学習だけでなく、現地生活の準備も同時に進めることが大切です。
英語での会話練習を始めたい方は、留学前にオンライン英会話を活用する方法を解説した記事も参考になります。
大学・専門学校留学の場合
大学・専門学校留学で英語についていけないと感じやすいのは、講義、課題、専門用語、ディスカッション、プレゼンテーションです。
語学学校と比べると、英語そのものを学ぶというより、英語を使って専門分野を学ぶ形になります。
そのため、日常会話だけでなく、アカデミックな英語や専門分野の背景知識も必要です。
たとえば、ビジネス、マーケティング、IT、デザイン、ホスピタリティ、看護などを学ぶ場合、その分野の基本用語を知らないと授業についていきにくくなります。
また、課題の提出、引用ルール、レポート作成、グループワークなど、日本の学校とは違う学習スタイルに戸惑うこともあります。
大学・専門学校留学では、授業前の予習がとても大切です。
講義テーマを事前に確認し、日本語で背景知識を入れてから英語の教材を読むと理解しやすくなります。
また、レポートやプレゼンが多い場合は、英語で自分の意見を整理する練習も必要です。
大学・専門学校留学では、「英語を聞く力」だけでなく「英語で学ぶ力」が求められます。
- 専門分野の基本単語を事前に覚える
- 授業テーマを日本語で先に調べる
- 英語で自分の意見を短くまとめる練習をする
- 課題や提出期限に関する表現を覚える
本格的な進学を考えている場合は、学校選びや必要な英語力を早めに確認することが大切です。
留学プランに不安がある方は、留学エージェントの選び方を解説した記事も参考にしてください。
ホームステイの場合
ホームステイで英語についていけないと感じやすいのは、食事中の雑談、生活ルールの確認、体調不良の相談、予定の共有です。
学校の授業とは違い、ホームステイでは日常生活の中で自然な英語を聞くことになります。
ホストファミリーの話すスピードが速かったり、家族同士の会話がカジュアルだったりすると、最初は聞き取れないことも多いです。
また、「シャワーは何時まで使っていいのか」「夕食はいらない日はどう伝えるのか」「洗濯はいつできるのか」など、生活に関わることを英語で確認する必要があります。
言いたいことが言えないと、遠慮して我慢してしまう人もいます。
ホームステイでは、難しい英語よりも生活に必要な表現を優先しましょう。
たとえば、「Can I use the washing machine?」「I don’t need dinner tonight.」「I’m not feeling well.」「What time should I come home?」などです。
また、会話を広げたいときは、相手に質問する表現を持っておくと便利です。
ホームステイで使いやすい英語フレーズ
- Can I use the washing machine?
- I don’t need dinner tonight.
- I’m not feeling well.
- What time should I come home?
- How was your day?
- I had a good day at school.
ホームステイは英語を使う機会が多い一方で、慣れない生活に疲れやすい面もあります。
最初からたくさん話そうとしなくて大丈夫です。
毎日一言でも自分から話すことを意識すると、少しずつ会話に慣れていきます。
留学中のホームシックや生活不安が気になる方は、留学中のホームシック対策を解説した記事も参考にしてください。
短期留学の場合
短期留学で英語についていけないと感じやすいのは、現地に慣れる前に留学期間が終わってしまうことです。
1週間〜1ヶ月程度の短期留学では、英語環境に耳が慣れ始めたころに帰国日が近づくことがあります。
そのため、「せっかく留学したのに、あまり話せなかった」と感じる人もいます。
短期留学では、現地でゼロから英語に慣れるよりも、出発前の準備が特に重要です。
自己紹介、聞き返し、授業で使う表現、空港やホームステイで使う英語を事前に練習しておくと、現地での行動量を増やしやすくなります。
短期留学では、目標を絞ることが大切です。
「英語を完璧に話せるようになる」ではなく、「毎日1回は自分から質問する」「ホームステイ先で一言話す」「授業中に聞き返しフレーズを使う」など、行動目標にすると達成しやすくなります。
| 短期留学前に準備すること | 理由 |
|---|---|
| 自己紹介を練習する | 初日に使う機会が多い |
| 聞き返しフレーズを覚える | 分からないときに会話を止めずに済む |
| 授業で使う表現を確認する | 語学学校の授業に入りやすくなる |
| 空港・ホームステイ英語を練習する | 到着直後の不安を減らせる |
短期留学は期間が短いからこそ、準備した人ほど現地で動きやすくなります。
留学準備の始め方に不安がある方は、留学準備をいつから始めるべきかを解説した記事も確認しておくと安心です。
英語についていけない人におすすめの学習サービス・教材
留学で英語についていけない不安がある人は、自分の弱点に合った学習サービスや教材を選ぶことが大切です。
話す練習が足りない人、単語やリスニングを習慣化したい人、留学前の準備を相談したい人では、選ぶべき対策が変わります。
ここでは、オンライン英会話、英語学習アプリ、留学エージェント、英語教材、TOEIC教材、海外生活に必要な準備アイテムを悩み別に紹介します。
売り込みではなく、読者が自分に合う対策を選べるように整理していきます。
話す練習を増やしたい人はオンライン英会話
留学で英語についていけない不安がある人にまずおすすめなのが、オンライン英会話です。
特に、「単語や文法は少し分かるのに、英語で話そうとすると言葉が出ない」という人に向いています。
留学先では、先生への質問、友達との雑談、ホームステイ先での会話、買い物や外食など、英語で反応する場面が多くあります。
日本にいる間に英語を話す経験が少ないと、現地で急に話しかけられたときに固まってしまいやすいです。
オンライン英会話を使えば、出発前から英語で答える、聞き返す、質問する練習ができます。
オンライン英会話では、難しい議論をする必要はありません。
まずは、自己紹介、趣味、旅行、週末の予定、学校生活、ホームステイで使う表現など、留学中に使いそうなテーマから始めましょう。
「Could you say that again?」「I don’t understand.」「Can I ask a question?」のような聞き返しフレーズを実際に使ってみるのも効果的です。
オンライン英会話は、英語力を一気に伸ばすものではなく、英語を話す抵抗感を減らすための練習場所として使うのがおすすめです。
オンライン英会話で練習したい内容
- 自己紹介をする
- 聞き返しフレーズを使う
- 先生に質問する練習をする
- ホームステイ先での会話を練習する
- 空港や入国審査の受け答えを練習する
留学前のオンライン英会話の活用法は、留学前にオンライン英会話を使うメリットを解説した記事で詳しく紹介しています。
スキマ時間で基礎を固めたい人は英語学習アプリ
単語やリスニングの基礎を毎日続けたい人には、英語学習アプリがおすすめです。
留学前は、学校選び、航空券、持ち物、ビザ、保険、滞在先など、準備することが多くなります。
そのため、毎日まとまった勉強時間を取るのが難しい人もいます。
英語学習アプリなら、通勤時間、休憩時間、寝る前などのスキマ時間に、単語やリスニング、フレーズ学習を進めやすいです。
特に、英語についていけない不安がある人は、毎日少しでも英語に触れる習慣を作ることが大切です。
1日5〜10分でも、継続すれば英語への抵抗感が少しずつ下がります。
アプリを選ぶときは、自分の弱点に合わせることが大切です。
単語が弱い人は単語アプリ、聞き取りが苦手な人は短い音声を聞けるアプリ、会話が不安な人はフレーズ学習ができるアプリを選びましょう。
| 悩み | アプリでやること | 留学で役立つ場面 |
|---|---|---|
| 単語が分からない | 基本単語を毎日覚える | 授業や日常会話の理解 |
| 聞き取りが苦手 | 短い音声を繰り返し聞く | 先生や友達の英語を聞く場面 |
| 会話が不安 | よく使うフレーズを音読する | 質問、相づち、聞き返し |
| 勉強が続かない | 通知や記録機能を使う | 留学前の習慣作り |
英語学習アプリは、オンライン英会話や英語教材と組み合わせると効果的です。
アプリで覚えた単語やフレーズを、オンライン英会話で実際に使うと、知識が会話につながりやすくなります。
留学前に使いやすいアプリを探している方は、留学前におすすめの英語学習アプリを紹介した記事も参考にしてください。
留学前の不安を相談したい人は留学エージェント
英語力や学校選び、滞在先、現地サポートに不安がある人は、留学エージェントに相談するのも一つの方法です。
留学で英語についていけない不安は、英語学習だけで解決できるとは限りません。
学校のレベル、クラス分け、日本語サポートの有無、滞在方法、留学期間などによって、現地で感じる負担は変わります。
自分に合わない学校やプランを選んでしまうと、英語以前に生活や授業のストレスが大きくなることもあります。
留学エージェントに相談すれば、自分の英語力や目的に合わせて、学校やプランを比較しやすくなります。
ただし、留学エージェントはどこでも同じではありません。
サポート内容、得意な国、提携校、費用、カウンセラーの対応などを比較することが大切です。
また、無料相談だけで決めるのではなく、複数の選択肢を見ながら、自分の目的に合っているかを確認しましょう。
留学エージェントは「任せきりにする場所」ではなく、自分に合う留学を選ぶために情報を整理する場所として活用するのがおすすめです。
- 英語力に合う学校を相談できる
- 現地サポートの有無を確認できる
- 滞在先や留学期間の相談ができる
- 留学前にやるべき準備を整理しやすい
留学エージェントを検討している方は、留学エージェントの選び方を解説した記事や、留学エージェントが必要ないケースを解説した記事も参考にしてください。
文法や単語を固めたい人は英語教材
文法や単語の基礎に不安がある人は、英語教材で土台を固めることが大切です。
留学前にオンライン英会話やアプリを使うのも効果的ですが、基本文法や基本単語があいまいなままだと、聞く・話す練習をしても伸びにくいことがあります。
特に、TOEIC500〜650点前後の人は、英語の知識はある程度あっても、会話で使うための基礎が抜けている場合があります。
その場合は、中学英文法、基本単語、日常英会話フレーズ、発音教材を使って、弱点を一つずつ補うのがおすすめです。
難しい教材に手を出すよりも、簡単な内容を声に出して使える状態にする方が、留学準備としては実用的です。
教材選びで大切なのは、自分の弱点に合っているかどうかです。
「有名だから」「難しそうだから」という理由だけで選ぶと、途中で挫折しやすくなります。
留学前は、実際に使う場面を想像しながら教材を選びましょう。
| 弱点 | おすすめ教材タイプ | 学習の目的 |
|---|---|---|
| 文法が不安 | 中学英文法のやり直し教材 | 英文の型を理解する |
| 話せない | 瞬間英作文、英会話フレーズ集 | 短い英文を口から出す |
| 聞き取れない | 音読、発音、シャドーイング教材 | 英語の音に慣れる |
| 単語が弱い | 基本単語帳、アプリ | 授業や日常会話の理解を増やす |
教材は買って終わりではなく、繰り返し使うことが大切です。
1冊を完璧にするというより、留学で使いそうな表現を選び、声に出して練習する意識を持ちましょう。
留学前の英語学習全体の進め方は、留学前の英語学習ロードマップを解説した記事でも詳しく紹介しています。
英語の基礎力を測りたい人はTOEIC教材
英語の基礎力を確認しながら勉強したい人には、TOEIC教材も役立ちます。
TOEIC Listening & Reading Testは、英語の聞く力と読む力を測るテストとして実施されています。
そのため、TOEIC教材を使うと、単語、文法、リスニング、読解の基礎をバランスよく学びやすいです。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
留学前にTOEIC教材を使うメリットは、自分の弱点を把握しやすいことです。
たとえば、リスニングの短い会話が聞き取れないなら、現地の授業や日常会話でも苦戦しやすい可能性があります。
文法問題でよく間違えるなら、英文を作るときにも語順や時制で迷いやすくなります。
ただし、TOEIC教材だけに偏るのは注意が必要です。
TOEIC L&Rは聞く力と読む力を中心に測るテストなので、留学中に必要なスピーキング力は別で練習する必要があります。
| TOEIC教材で伸ばせる力 | 留学で役立つ場面 | 追加したい学習 |
|---|---|---|
| 単語力 | 授業や案内文を理解する | 日常英会話フレーズ |
| 文法力 | 英文メールや課題を理解する | 瞬間英作文 |
| リスニング力 | 先生の説明を聞く | 音読、シャドーイング |
| 読解力 | 学校資料や掲示を読む | 自分の意見を話す練習 |
TOEIC教材は、留学前の基礎力チェックと土台作りに向いています。
ただし、留学で英語についていけない不安を減らすには、TOEIC学習に加えて、発音、音読、オンライン英会話、日常英会話フレーズの練習も取り入れましょう。
現地生活の不安を減らすなら海外SIM・クレジットカード・海外保険
留学で英語についていけない不安を減らすには、英語学習だけでなく現地生活の準備も大切です。
なぜなら、通信環境、お金、病気やケガへの備えが不十分だと、英語学習以前に生活面で不安が大きくなるからです。
たとえば、到着直後にスマホが使えないと、地図、翻訳、連絡、学校への行き方の確認ができず焦りやすくなります。
支払い手段が少ないと、買い物や緊急時に困ることがあります。
また、体調不良やケガのときに保険や相談先が分からないと、英語で対応する負担も大きくなります。
海外SIMやeSIMを準備しておくと、到着後すぐに地図や連絡アプリを使いやすくなります。
クレジットカードは、現地での支払い手段として役立ちます。
海外保険は、病気やケガ、トラブル時の備えとして確認しておきたい準備です。
英語以外で準備しておきたいもの
- 海外SIM・eSIM
- 海外利用に対応したクレジットカード
- 海外保険
- 緊急連絡先のメモ
- 学校や滞在先の住所情報
現地生活の不安を減らすことは、英語学習に集中するための準備でもあります。
英語に自信がない人ほど、通信環境や支払い手段、保険などを事前に整えておくと安心です。
海外生活の準備については、留学におすすめの海外SIM・eSIMを解説した記事、留学におすすめのクレジットカードを解説した記事、留学に必要な海外保険を解説した記事も参考にしてください。
留学で英語についていけない人によくある質問
留学で英語についていけないと感じる人は、「自分の英語力で本当に大丈夫なのか」「どのくらい勉強すればいいのか」と不安になりやすいです。
特に、英語が話せない状態で留学できるのか、TOEICの点数はどれくらい必要なのか、現地でつらくなったらどうすればいいのかは、多くの人が気になるポイントです。
ここでは、留学前・留学中によくある質問に答えます。
不安を一つずつ整理しながら、今できる行動につなげていきましょう。
英語が話せなくても留学できますか?
英語が話せなくても、語学留学や短期留学であれば留学すること自体は可能です。
語学学校にはレベル分けがあるため、初級者向けのクラスから学べるケースもあります。
ただし、「英語が話せなくても何も準備しなくて大丈夫」という意味ではありません。
留学先では、空港、学校、ホームステイ、買い物、病院、交通機関など、英語を使う場面が必ずあります。
そのため、出発前に最低限の英語表現を練習しておくと、現地での不安をかなり減らせます。
留学前に優先したいのは、難しい英語ではなく、よく使う基本フレーズです。
たとえば、「Could you say that again?」「Can I ask a question?」「I don’t understand.」「I need help.」のような表現です。
これらを声に出して練習しておくと、授業や生活で困ったときに使いやすくなります。
英語が話せない人ほど、留学前に「聞き返す力」と「助けを求める力」を準備しておくことが大切です。
留学前の英語準備については、留学前の英語学習ロードマップを解説した記事も参考にしてください。
TOEIC何点あれば留学についていけますか?
TOEICの点数だけで、留学についていけるかどうかは決まりません。
なぜなら、留学タイプによって必要な英語力が違うからです。
語学留学であれば、初級レベルから受け入れている学校もあります。
一方で、大学や専門学校への進学、英語環境での仕事を考えている場合は、より高いリスニング力、読解力、スピーキング力、ライティング力が必要になります。
TOEIC Listening & Reading Testは、英語の「聞く」「読む」力を測るテストです。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
そのため、TOEIC500〜650点程度の基礎力があっても、英語で話す練習が少ないと、留学先で会話についていけないと感じることがあります。
TOEICの点数は、あくまで英語の基礎力を確認する目安として考えましょう。
| 留学タイプ | TOEICスコアの考え方 | 追加で必要な力 |
|---|---|---|
| 語学留学 | 初級でも参加しやすい | 授業で質問する力 |
| 短期留学 | 点数より準備したフレーズが重要 | 自己紹介、聞き返し |
| ワーホリ | 生活や仕事で使える英語が必要 | 接客、面接、確認の表現 |
| 大学・専門学校留学 | より高い英語力が必要になりやすい | 読解、レポート、ディスカッション |
TOEIC教材は、留学前の基礎固めに役立ちます。
ただし、留学で英語についていけない不安を減らすなら、TOEIC学習に加えて、音読、発音、オンライン英会話、日常英会話フレーズの練習も取り入れましょう。
留学中にクラスを下げるのは恥ずかしいですか?
留学中にクラスを下げることは、恥ずかしいことではありません。
むしろ、自分に合わないレベルで無理を続ける方が、英語力が伸びにくくなることがあります。
難しすぎるクラスでは、先生の説明を理解するだけで精一杯になり、質問や発言をする余裕がなくなります。
その結果、授業に出ているのに、英語を使う時間が少なくなってしまうこともあります。
自分に合ったクラスで学ぶ方が、発言しやすくなり、復習もしやすくなります。
クラス変更を考える目安は、授業の半分以上が理解できない状態が続いているときです。
一時的に難しい日があるだけなら、復習や予習で対応できる場合もあります。
しかし、毎日ほとんど理解できず、授業中に発言できない状態が続くなら、先生や学校スタッフに相談しましょう。
メモ
クラスを下げることは「逃げ」ではありません。
自分が理解できて、発言できて、復習すれば伸びるレベルで学ぶことが大切です。
大切なのは、自己判断だけで決めないことです。
先生や学校スタッフに「I’m not sure if this class is the right level for me.」と相談し、今のレベルが合っているか確認しましょう。
留学エージェント経由で申し込んでいる場合は、現地サポートに相談できるかも確認しておくと安心です。
留学前にオンライン英会話はやるべきですか?
留学前に英語で話すことへ不安があるなら、オンライン英会話はやっておく価値があります。
特に、TOEICの勉強や文法学習はしているのに、英語で返事をするのが苦手な人におすすめです。
留学先では、先生から質問されたり、友達に話しかけられたり、ホームステイ先で生活のことを聞かれたりします。
そのときに、英語を話す経験が少ないと、簡単な内容でも言葉が出てこないことがあります。
オンライン英会話を使えば、日本にいる間から英語で聞かれて、英語で答える練習ができます。
オンライン英会話では、難しい教材を選ぶ必要はありません。
留学前なら、自己紹介、学校初日の会話、ホームステイ先での会話、空港や入国審査、聞き返しフレーズなどを練習すると実用的です。
留学前のオンライン英会話で練習したいこと
- 自己紹介をする
- 聞き返しフレーズを使う
- 先生に質問する練習をする
- ホームステイ先での会話を練習する
- 空港や入国審査の受け答えを練習する
オンライン英会話は、英語を完璧に話すためではなく、英語で反応する経験を増やすために使いましょう。
留学前のオンライン英会話の活用法は、留学前にオンライン英会話を使うメリットを解説した記事で詳しく紹介しています。
留学中に英語が伸びない人の特徴は?
留学中に英語が伸びにくい人には、いくつか共通点があります。
代表的なのは、分からないことを放置する、授業後に復習しない、英語を話す機会を避ける、日本語だけで過ごす時間が長い、完璧な英語を求めすぎて黙ってしまうことです。
留学すれば自然に英語が伸びると思われがちですが、実際には英語を使う行動量が大きく影響します。
同じ期間留学しても、毎日質問する人と、ほとんど話さない人では、英語への慣れ方が変わります。
英語が伸びにくい人は、失敗を避けようとして行動量が少なくなりがちです。
一方で、伸びる人は、間違えながらも会話に参加します。
先生に質問する、友達に話しかける、授業後に復習する、分からない表現をメモする。
このような地味な行動を続けることで、少しずつ聞き取れる英語や使える表現が増えていきます。
- 分からないことを放置しない
- 授業後に短時間でも復習する
- 毎日少しでも英語で話す
- 日本語だけで過ごす時間を増やしすぎない
- 完璧な英語よりも伝えることを優先する
英語が伸びないと感じたときは、才能ではなく行動を見直しましょう。
「今日は英語で何回話したか」「分からない表現を何個復習したか」を確認すると、改善点が見つかりやすくなります。
留学中に英語がつらくなったらどうすればいいですか?
留学中に英語がつらくなったら、一人で抱え込まないことが大切です。
英語が聞き取れない、授業についていけない、友達との会話に入れない状態が続くと、自信を失いやすくなります。
そのようなときに「自分の努力が足りない」と責めすぎると、さらに英語を使うのが怖くなってしまいます。
まずは、先生、学校スタッフ、友達、ホストファミリー、留学エージェントのサポート窓口など、相談できる相手に話しましょう。
つらいときは、いきなり大きな目標を立て直す必要はありません。
まずは、今日できる小さな行動に戻しましょう。
授業で出た単語を3つだけ復習する。
先生に一つ質問する。
友達に一言だけ話しかける。
日本語で授業テーマを調べてから、もう一度英語に戻る。
このように、負担を小さくすると行動しやすくなります。
メモ
留学中に英語がつらくなるのは、珍しいことではありません。
つらいときは「もっと頑張らなきゃ」と追い込むより、相談する、休む、学習方法を小さくすることも大切です。
ホームシックや孤独感も重なっている場合は、英語だけの問題ではないこともあります。
留学中の気持ちの落ち込みが心配な方は、留学中のホームシック対策を解説した記事も参考にしてください。
まとめ:留学で英語についていけないときは原因を分けて対策しよう
留学で英語についていけないと感じても、それだけで留学が失敗というわけではありません。
最初の1〜3ヶ月は、現地の英語スピード、アクセント、授業形式、生活環境に慣れるだけでも大変です。
大切なのは、「自分は英語ができない」と決めつけるのではなく、聞き取れないのか、単語が分からないのか、話す練習が足りないのか、授業内容そのものが難しいのかを分けて考えることです。
原因が分かれば、対策も具体的になります。
留学中に英語についていけないときは、先生や学校スタッフに相談する、クラス変更を検討する、授業で出た単語をその日のうちに復習する、聞き返しフレーズを使う、毎日少しでも英語で話すことが大切です。
留学前であれば、中学英文法、日常英会話フレーズ、短いリスニング、発音、オンライン英会話、英語学習アプリ、TOEIC教材を組み合わせて準備しましょう。
- 留学で英語についていけないと感じる人は多い
- 原因はリスニング、語彙、発音、会話量、授業内容、メンタル面に分けられる
- 現地では先生や学校スタッフに早めに相談する
- 授業後の復習と聞き返しフレーズが大切
- 留学前は文法、リスニング、発音、会話練習をバランスよく進める
英語についていけない不安がある人ほど、準備と行動で差が出ます。
留学前に話す練習を増やしたい方は、留学前にオンライン英会話を活用する方法を参考にしてみてください。
単語やリスニングを習慣化したい方は、留学前におすすめの英語学習アプリを紹介した記事も役立ちます。
学校選びや留学プランに不安がある方は、留学エージェントの選び方を解説した記事もあわせて確認しておきましょう。
留学は、最初から英語が完璧な人だけが行くものではありません。
英語に不安があっても、原因を分けて対策し、毎日少しずつ行動すれば、現地でできることは増えていきます。
焦らず、比べすぎず、今日できる一つの行動から始めていきましょう。