英語学習アプリを始めたものの、「毎日何を勉強すればいいの?」「アプリを使っているだけで本当に英語が上達する?」と悩んでいませんか。
英語学習アプリは、スキマ時間でも単語・文法・リスニング・スピーキングなどを勉強できる便利なツールです。
しかし、目的を決めずに何となく使っていると、毎日勉強しているのになかなか成長を実感できないこともあります。
この記事では、英語学習アプリを使った効果的な勉強法を7ステップで解説します。
分野別の学習方法や目的別の1日30分メニュー、アプリ学習でよくある失敗も紹介するので、自分に合った英語の勉強法を作りたい方はぜひ参考にしてください。
英語学習アプリの勉強法は「目的・反復・アウトプット」が基本
英語学習アプリで成果を出すには、ただ毎日アプリを開くだけではなく、目的に合った学習を繰り返し、覚えた英語を実際に使うことが大切です。
特に「問題には正解できるのに英語を話せない」という人は、インプット中心の勉強になっている可能性があります。
ここでは、英語アプリを使って勉強するときに最初に押さえておきたい3つの基本を解説します。
まず「何のために英語を勉強するのか」を決める
英語学習アプリを使い始める前に、まず「英語を使って何ができるようになりたいのか」を決めましょう。
目的が違えば、優先して勉強する内容も変わるからです。
たとえば、海外旅行で簡単な会話をしたい人が、TOEICの難しい文法問題ばかり解いても、空港やホテルで必要な会話力を効率よく伸ばせるとは限りません。
反対に、TOEICのスコアアップが目標なら、日常英会話だけでは試験対策として不足することがあります。
| 目的 | 優先したい学習 | アプリで取り組む内容 |
|---|---|---|
| 英会話 | リスニング・スピーキング | 会話フレーズ・発話練習 |
| TOEIC | 単語・文法・リスニング・読解 | 問題演習・復習 |
| 海外旅行 | 旅行英語・リスニング | 場面別フレーズ・音声練習 |
| 留学・ワーホリ | 日常英会話・スピーキング | 会話練習・語彙・リスニング |
「英語を話せるようになりたい」という目標も悪くありませんが、少し曖昧です。
「3か月後に海外旅行でホテルのチェックインを英語でできるようになる」「半年後までにTOEIC800点を目指す」など、具体的にすると毎日の学習内容を決めやすくなります。
メモ
アプリを選ぶ前に「何を勉強するか」を決めるのがポイントです。
「人気だから使う」のではなく、「自分の目標達成に必要だから使う」という順番で考えましょう。
英語学習アプリだけですべて勉強しようとしない
英語学習アプリは便利ですが、すべての英語学習を1つのアプリだけで完結させる必要はありません。
アプリには、短時間で問題を解いたり、単語を反復したり、音声を繰り返し聞いたりしやすいというメリットがあります。
一方で、詳しい文法をじっくり理解したい場合は参考書が使いやすく、実際の人との会話に慣れたい場合はオンライン英会話などを組み合わせる方法もあります。
つまり、教材ごとに得意な役割が違います。
- 英単語の反復はアプリを使う
- 英文法の詳しい理解は参考書も活用する
- リスニングはアプリの音声を繰り返し聞く
- スピーキングはAI英会話やオンライン英会話で実践する
- TOEIC対策では本番形式の問題演習も取り入れる
初心者ほど「このアプリだけを使えば英語が話せるようになる」と考えてしまいがちですが、重要なのは教材を増やすことではありません。
自分が伸ばしたい英語力に合わせて、アプリの役割を決めることが大切です。
僕自身も英語アプリだけではなく、TOEIC教材や問題集、オンライン英会話などを目的に応じて使い分けてきました。
アプリを「英語学習のすべて」ではなく、「毎日の勉強を効率化してくれる道具」と考えると使いやすくなります。
インプットした英語を自分で使うところまでセットにする
英語アプリで単語や英文を覚えたら、そこで学習を終わらせず、自分で英語を使う練習まで行いましょう。
特に「単語や文法はある程度分かるのに、英語を話そうとすると言葉が出てこない」という人は、覚える学習に対して、使う練習が不足している可能性があります。
たとえば「I'd like to ~」という表現をアプリで覚えた場合、意味を確認するだけではなく、「I'd like to check in.」「I'd like to order this.」など、自分で文章を作って声に出してみます。
ホテルやレストランなど、実際に海外で使う場面を想像すると練習しやすくなります。
英語アプリでは「見る→聞く→問題を解く」までになりやすいため、最後に「声に出す」を追加してみてください。
特別な教材を増やさなくても、アプリに表示された英文を音読したり、一部の単語を入れ替えて自分の文章を作ったりするだけで実践できます。
英語学習アプリを使った効果的な勉強法7ステップ
英語学習アプリを使うときは、その日の気分で勉強内容を決めるより、毎回同じ流れで取り組める仕組みを作る方が続けやすくなります。
ここからは、英語学習の目的を決めるところから、復習して学習方法を見直すところまでを7ステップで解説します。
すべてを一度に完璧にする必要はありません。まずは自分ができていないステップから取り入れてみてください。
STEP1|英語学習の目的と目標を決める
最初のステップは、英語を勉強する目的と具体的な目標を決めることです。
「英語ができるようになりたい」だけでは、単語・文法・リスニング・スピーキングのどれを優先すればよいか判断しにくくなります。
そこで、「海外旅行で簡単な英会話をする」「TOEIC800点を取る」「ワーホリ前に日常英会話を身につける」のように、英語を使う場面まで具体化しましょう。
さらに、目標には期限を設定すると毎日の行動へ落とし込みやすくなります。
目標設定の具体例
- 3か月後の海外旅行でホテルのチェックインを英語でする
- 6か月後までにTOEIC800点を目指す
- 留学までに日常英会話の基本フレーズを身につける
- 毎日10分は英語を声に出す習慣を作る
「TOEIC800点」のような結果目標だけではなく、「毎日10分アプリを使う」という行動目標も決めておくのがおすすめです。
結果はすぐに変えられませんが、その日の行動は自分で決められます。
「最終目標」と「毎日やること」をセットにすると、英語アプリを開いたあとに何をすればよいか迷いにくくなります。
STEP2|現在の英語レベルと苦手分野を確認する
目標を決めたら、次は現在の英語力と苦手分野を確認します。
英語学習では、得意な問題ばかり繰り返しても、伸ばしたい能力と学習内容がズレてしまうことがあります。
たとえばTOEIC600点前後でも、「単語はある程度分かるけれどリスニングが苦手な人」と「音声は聞けるけれど文法問題で失点する人」では、優先すべき学習が違います。
英会話でも同じです。
相手の英語は聞き取れるのに返答できないなら、スピーキングや瞬間的に英文を作る練習を増やす必要があります。
| 困っていること | 優先したい学習 |
|---|---|
| 英単語の意味が分からない | 語彙 |
| 英文の構造が分からない | 英文法 |
| 音声になると聞き取れない | リスニング |
| 英語が口から出てこない | スピーキング |
すべてを同時に改善しようとすると、毎日の学習メニューが増えすぎてしまいます。
まずは「今、一番困っていること」を1つ決め、その弱点を優先して勉強しましょう。
数週間ごとに苦手分野を確認し直せば、英語力の変化に合わせて学習内容も調整できます。
STEP3|目的に合ったメインアプリを1つ決める
英語学習アプリは、最初から何個も使うのではなく、まずメインで使うアプリを1つ決めるのがおすすめです。
アプリを増やしすぎると、「今日はどれを使おう」と選ぶだけで迷ったり、それぞれの学習が中途半端になったりすることがあります。
単語を伸ばしたいなら単語学習を中心にできるアプリ、英会話を伸ばしたいなら発話練習ができるアプリ、TOEIC対策なら問題演習や復習ができるアプリというように、STEP1とSTEP2で確認した目的から選びましょう。
メインアプリを決めたあと、「リスニングだけ別のアプリを使う」など、明確な理由がある場合は補助教材を追加しても問題ありません。
ポイントはアプリの数ではなく、それぞれの教材に役割を持たせることです。
新しいアプリが気になっても、まずは今使っているアプリで一定期間学習してから変更するか判断しましょう。
STEP4|毎日アプリを開く時間を固定する
英語学習を習慣化したいなら、「時間があれば勉強する」ではなく、アプリを使うタイミングをあらかじめ決めておきましょう。
毎日の予定は変わるため、必ずしも「20時から30分」のように正確な時刻を固定する必要はありません。
「朝食後に単語を5分」「通勤中にリスニング」「寝る前に10分だけ復習」のように、すでに毎日行っている行動とセットにすると取り組みやすくなります。
- 朝起きたら英単語を5分復習する
- 通勤電車ではリスニング問題を1つ解く
- 昼休みに前日の間違いを確認する
- 夜はAI英会話で10分話す
僕自身、最初から「毎日2時間勉強する」と決めるより、「忙しくても少し英語に触れる」という最低ラインを作った方が続けやすいと感じています。
仕事で疲れた日に30分できなくても、5分だけ単語を復習できれば学習は途切れません。
余裕がある日に学習量を増やせばよいので、まずは毎日実行できる小さな習慣から作りましょう。
STEP5|インプットした直後に問題を解く
英単語や英文法をアプリで学習するときは、解説を読んだだけで「覚えた」と判断せず、自分で答えを思い出す時間を作りましょう。
たとえば英単語なら、日本語訳を確認したあとに画面を隠して意味を答えます。
英文法なら、ルールを読んだ直後に練習問題を解き、「なぜその答えになるのか」まで説明できるか確認します。
見るだけの学習では、その場では理解できたように感じても、翌日に思い出せないことがあります。
英単語を覚えるときの流れ
- 単語と意味を確認する
- 音声を聞いて発音を確認する
- 意味を隠して自分で思い出す
- 間違えた単語だけもう一度確認する
- 翌日にも同じ単語を復習する
正解した問題を何度も解くより、間違えた問題を優先的に復習すると学習時間を使いやすくなります。
アプリに復習機能や間違い問題の記録機能がある場合は積極的に活用しましょう。
「勉強した時間」ではなく、「昨日できなかった問題が今日はできたか」を確認することが重要です。
STEP6|覚えた英語を声に出してアウトプットする
単語や文法を覚えたあとは、実際に声に出して使う練習を取り入れます。
英語アプリで正解できても、会話になるとすぐに英文を作れないことは珍しくありません。
そこで、アプリに表示された例文を音読するだけではなく、単語の一部を変えて自分の文章を作ってみましょう。
たとえば「I went to Sydney last year.」という例文なら、「I went to Australia last year.」「I went to Tokyo last week.」のように変えて練習できます。
旅行英語を勉強している人なら、実際の場面を想定するのも効果的です。
「Could I check in?」「Can I have the menu, please?」など、ホテルやレストランで使いたい表現を自分の声で練習します。
一人で話すことに慣れてきたら、AI英会話やオンライン英会話を利用して、相手から予想していなかった返答が来る環境で練習するのも一つの方法です。
インプットとアウトプットを別々に考えず、「今日覚えた英語を今日使う」ところまでを1セットにしましょう。
STEP7|間違えた問題を復習して週1回学習方法を見直す
最後のステップは、間違えた内容を復習しながら、現在の勉強法が自分の目標に合っているか定期的に見直すことです。
英語学習では、新しい教材へ進むことばかり意識しがちですが、以前できなかったことができるようになっているか確認することも重要です。
週に1回程度、「今週は何を勉強したか」「どこで間違えたか」「来週は何を優先するか」を振り返ってみましょう。
週1回確認したいこと
- 今週も予定した日数だけアプリを使えたか
- 繰り返し間違えている単語や文法はないか
- リスニングで聞き取れる部分が増えたか
- 覚えた表現を自分で声に出せたか
- 現在の学習内容が目標につながっているか
たとえばTOEIC対策をしているのに単語学習ばかりになっているなら、翌週はリスニングや問題演習を増やします。
英会話が目標なのに問題を解くだけになっているなら、発話練習の時間を増やします。
学習計画は一度決めたら変えてはいけないものではありません。
自分の弱点や生活リズムに合わせて修正しながら、無理なく続けられる形へ近づけていきましょう。
分野別|英語アプリを使ったおすすめの勉強法
英語学習アプリの効果的な使い方は、伸ばしたい分野によって異なります。
英単語なら反復、英文法なら理解と問題演習、リスニングなら聞き取れなかった原因の確認が重要です。
ここでは、英単語・英文法・リスニング・スピーキング・TOEICの5分野に分けて、アプリを使った具体的な勉強法を紹介します。
英単語|少ない単語を何度も思い出す
英単語アプリでは、一度に大量の単語を完璧に覚えようとするより、少ない単語を何度も思い出す学習を繰り返すことが大切です。
たとえば、1日に100語を一度だけ確認するより、20〜30語程度を朝・昼・夜に繰り返し確認する方法があります。
単語を見てすぐ日本語訳を表示するのではなく、まず自分で意味を思い出してから答えを確認しましょう。
さらに、音声がある場合は発音も一緒に確認します。
英単語アプリを使った勉強の流れ
- 英単語を見て意味を思い出す
- 答えを確認して間違いをチェックする
- 音声を聞いて発音を確認する
- 間違えた単語を優先して復習する
- 翌日にも同じ単語を確認する
僕自身もTOEIC対策では、単語帳やアプリを一度終わらせることより、忘れた単語へ何度も戻ることを意識しています。
「1周したから次の教材へ進む」のではなく、間違えた単語を減らすことを目標にすると学習内容が明確になります。
英単語学習に使えるアプリを比較したい方は、英単語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
英文法|解説を読んだ直後に問題を解く
英文法アプリでは、解説を読むだけで終わらず、理解した直後に問題を解いて確認しましょう。
英文法は「説明を読めば分かる」と「自分で正しく英文を作れる」の間に差が出やすい分野です。
たとえば現在完了の解説を読んだら、そのまま選択問題や穴埋め問題を解きます。
間違えた場合は正解だけを見るのではなく、「なぜ自分の答えでは間違いなのか」まで確認することが重要です。
さらに余裕があれば、学んだ文法を使って短い英文を1つ作ってみましょう。
英文法を最初からすべて暗記する必要はありません。
「理解する→問題を解く→間違いを確認する→自分で英文を作る」という流れを繰り返すことで、会話や読解でも使いやすくなります。
文法学習向けのアプリを探している方は、英文法アプリおすすめ7選も参考にしてください。
リスニング|聞く→英文確認→もう一度聞く
リスニングアプリでは、英語音声を何度も流すだけではなく、聞き取れなかった部分を確認することが重要です。
おすすめは、「まず聞く→英文を確認する→もう一度聞く」という流れです。
最初はスクリプトを見ずに音声を聞き、何を話しているのか確認します。
分からなかった部分があれば英文を見て、知らない単語だったのか、知っている単語なのに音として認識できなかったのかを確認しましょう。
そのあとに同じ音声をもう一度聞きます。
- 最初は英文を見ずに音声を聞く
- 聞き取れなかった部分を確認する
- 英文と日本語訳を確認する
- 音声を聞きながら英文を目で追う
- 最後に英文を見ずにもう一度聞く
僕自身、移動中や家事中などにも英語音声を聞いてリスニング時間を増やしています。
ただし、聞き流しだけですべてを理解しようとはしていません。
集中して勉強できる時間には、聞き取れなかった原因を確認し、スキマ時間には一度学習した音声を復習用として聞くなど、使い分ける方法がおすすめです。
スピーキング|覚えた英文を自分の言葉に変えて話す
スピーキングを伸ばしたい場合は、アプリで覚えた例文をそのまま読むだけでなく、自分が実際に使いそうな英文へ変えてみましょう。
たとえば「I went to London last year.」という例文を覚えたなら、「I went to Sydney last year.」「I went to Osaka last weekend.」のように、自分の経験に置き換えて話します。
英文の一部を変えるだけなので、ゼロから英文を作るより初心者でも取り組みやすい方法です。
海外旅行を目標にしているなら、空港・ホテル・レストランなど実際の場面を想定するとさらに実践的です。
「I'd like to check in.」などの表現を覚えたら、画面を見なくても言えるまで声に出します。
一人での練習に慣れたら、AI英会話やオンライン英会話を利用して、予想していなかった質問にも答える練習へ進むとよいでしょう。
旅行で使えるアプリを探している方は、旅行英語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
TOEIC|苦手Partを特定してアプリで反復する
TOEIC対策で英語学習アプリを使う場合は、すべてのPartを均等に勉強するのではなく、自分が失点している分野を確認して優先順位を決めましょう。
たとえば語彙不足で問題文を理解できないなら単語学習を増やし、Part 5の正答率が低いなら文法問題を重点的に解きます。
Part 3・4が苦手なら、問題を解くだけでなく、スクリプト確認や音読まで行うことが大切です。
| 苦手な内容 | アプリで取り組むこと |
|---|---|
| 単語が分からない | 頻出語彙の反復 |
| Part 5で間違える | 文法・語彙問題の復習 |
| Part 3・4が聞き取れない | スクリプト確認・音読 |
| Part 7で時間が足りない | 英文を読む練習・問題演習 |
僕自身もTOEICを620点から830点まで伸ばす過程で、毎回すべてを同じ量だけ勉強していたわけではありません。
その時点で弱い部分を確認し、リスニング対策や公式問題集などの比重を調整してきました。
アプリは苦手分野を短時間で繰り返す道具として使うと、TOEIC学習へ取り入れやすくなります。
目的別|英語学習アプリを使った1日30分の勉強法
英語アプリを使って勉強したくても、「毎日どのくらい何をすればいいの?」と迷う人も多いでしょう。
そこで、1日30分を目安に、英会話・TOEIC・留学やワーホリの3つの目的別に学習例を紹介します。
30分できない日は10分でも構いません。重要なのは、自分の目的に必要な学習を優先して継続することです。
英会話を上達させたい人の30分学習例
英会話を上達させたい人は、単語や文法のインプットだけに30分を使うのではなく、リスニングとスピーキングまで含めましょう。
特に「TOEICの問題は解けるのに英語を話せない」という人は、自分から英語を作って声に出す時間を確保することが大切です。
30分なら、最初の5分で単語やフレーズを確認し、10分でリスニング、残り15分を発話練習に使う方法があります。
| 時間 | 勉強内容 | やること |
|---|---|---|
| 5分 | 単語・フレーズ | 前日に覚えた表現を復習する |
| 10分 | リスニング | 短い会話を聞いて英文を確認する |
| 15分 | スピーキング | 音読・AI英会話・発話練習をする |
ポイントは、最初に覚えた表現を最後のスピーキングで実際に使うことです。
たとえば「Could you tell me how to get to ~?」を覚えたなら、最後に自分が行きたい場所を入れて何度も話してみます。
30分を3つの学習に分けることで、インプットだけで終わらず実際の英会話へつなげやすくなります。
TOEICのスコアを伸ばしたい人の30分学習例
TOEICのスコアアップが目的なら、30分すべてを何となく問題演習に使うのではなく、「語彙」「苦手分野」「復習」に分ける方法があります。
たとえば10分で頻出単語を復習し、15分で苦手なPartを解き、最後の5分で間違いを確認します。
重要なのは、問題数を増やすことだけではなく、間違えた理由を確認して次回は正解できる状態にすることです。
| 時間 | 勉強内容 | やること |
|---|---|---|
| 10分 | 英単語 | 新出語より復習を優先する |
| 15分 | 苦手Part | 問題を解いて弱点を確認する |
| 5分 | 復習 | 間違えた理由を確認する |
ただし、アプリで30分勉強するだけでTOEIC対策をすべて完結させる必要はありません。
休日など時間を確保できる日は、まとまった問題演習を行い、時間配分や集中力も確認しましょう。
平日はアプリで弱点を反復し、休日はまとまった演習をするなど、生活リズムに合わせて役割を分けると続けやすくなります。
留学・ワーホリを目指す人の30分学習例
留学やワーホリを目指している人は、試験問題だけではなく、現地生活で実際に使う英語を優先して勉強しましょう。
語学学校だけでなく、空港、ホームステイ、シェアハウス、買い物、レストランなど、英語を使う場面は幅広くあります。
30分なら、10分で日常英会話の単語やフレーズを覚え、10分でリスニング、残り10分で声に出す練習をする方法があります。
| 時間 | 勉強内容 | やること |
|---|---|---|
| 10分 | 日常英語 | 生活で使う単語・フレーズを覚える |
| 10分 | リスニング | 日常会話の音声を聞く |
| 10分 | スピーキング | 覚えた表現を自分で話す |
僕もオーストラリアへ短期留学した経験がありますが、英語は知識として知っているだけでは、実際の場面ですぐに出てこないことがあります。
そのため、出発前から「現地で使う場面を想像して声に出す」ことを意識しておくのがおすすめです。
留学前の学習をさらに詳しく知りたい方は、留学前の英語勉強法ロードマップを参考にしてください。
アプリを比較したい方は、留学前におすすめの英語学習アプリもあわせて確認してみてください。
英語学習アプリで勉強しても伸びない5つの失敗
英語学習アプリを毎日使っていても、使い方によっては「勉強しているのに伸びている実感がない」と感じることがあります。
原因はアプリそのものではなく、教材を頻繁に変えたり、インプットだけで終わったりする学習方法にあるかもしれません。
ここでは、英語アプリ学習で起こりやすい5つの失敗と、それぞれの改善方法を解説します。
アプリを次々と変えてしまう
英語学習でよくある失敗の一つが、新しいアプリを見つけるたびに乗り換えてしまうことです。
最初の数日は楽しく勉強できても、別のアプリが気になり、また最初からやり直す状態を繰り返すと、学習内容が積み上がりにくくなります。
英語アプリにはそれぞれ特徴がありますが、アプリ探しそのものが英語学習にならないよう注意しましょう。
改善するには、メインアプリを1つ決め、まず一定期間使ってみます。
そのうえで「スピーキング練習が不足している」など明確な理由が出てきた場合にだけ、別のアプリを追加しましょう。
新しい教材へ移る前に「今のアプリでは何が足りないのか」を言葉にすると、不要な乗り換えを減らせます。
正解数や連続学習日数だけを追ってしまう
アプリの正解数や連続学習日数は、学習を続ける目安にはなりますが、それだけを目標にしないようにしましょう。
毎日アプリを開くことが目的になり、「簡単な問題だけ解いて記録を残す」という状態になると、本来伸ばしたかった英語力とのズレが生まれます。
確認したいのは、アプリ内の数字だけではなく「以前できなかったことができるようになったか」です。
たとえば、リスニングなら以前聞き取れなかった英文を聞き取れるようになったか確認します。
スピーキングなら、先週覚えたフレーズを画面を見ずに言えるか試してみましょう。
TOEICなら、同じ種類の問題で繰り返し間違えていないか振り返ります。
学習記録を見るときのポイント
「何日続けたか」だけではなく、「何ができるようになったか」も一緒に記録してみましょう。
「ホテルのチェックイン表現を5つ言えるようになった」など、行動レベルで確認すると成長を実感しやすくなります。
単語や文法のインプットだけで終わる
単語や文法を勉強することは英語の基礎として大切ですが、それだけで英会話まで自然にできるようになるとは限りません。
特に、単語を見れば意味が分かり、文法問題にもある程度答えられるのに、会話になると言葉が出てこない人はアウトプット練習を追加しましょう。
知識を覚える時間と、覚えた知識を自分で取り出して使う時間をセットにすることがポイントです。
たとえば、英単語を10個覚えたら、そのうち3個を使って自分の英文を作ります。
英文法を勉強したら、その文法を使って今日あったことを1文話します。
難しい英文を作る必要はありません。
「I was tired today.」「I'm going to work tomorrow.」のような短い英文から始めても十分です。
「覚える→問題を解く」で終わらず、「声に出す」まで追加するだけでも、アプリの使い方を英会話につなげやすくなります。
音声を聞くだけで自分では声を出さない
リスニング音声を何度も聞いているのに英会話で言葉が出ない場合は、自分で英語を発音する練習も取り入れてみましょう。
移動中など、声を出せない場所では聞くだけでも構いません。
ただし、自宅などで練習できるときは、聞いた英文をまねして音読したり、音声のあとについて発音したりする時間を作るのがおすすめです。
- 音声を一度聞く
- 英文を確認する
- 音声を聞きながら英文を読む
- お手本をまねして声に出す
- 最後に英文を見ずに言ってみる
僕自身も移動中や散歩中などは英語音声を聞くことがありますが、それだけですべての学習を済ませるわけではありません。
声を出せる環境では、音読や発話練習も組み合わせています。
聞く時間と話す時間を分けて確保すると、スキマ時間も活用しながら英語を実際に使う練習につなげられます。
最初から毎日1〜2時間勉強しようとする
英語学習を始めた直後はやる気が高く、「毎日2時間勉強する」と大きな目標を設定したくなるかもしれません。
しかし、仕事や学校、家事がある中で毎日長時間の学習を続けようとすると、予定どおりできなかった日に「今日は失敗した」と感じやすくなります。
その結果、1日できなかっただけで学習そのものをやめてしまうのはもったいありません。
たとえば通常日は30分勉強し、忙しい日は単語5個やアプリ5分だけでも構いません。
余裕のある休日に長く勉強すればよく、毎日同じ学習量にする必要もありません。
大切なのは「毎日2時間できたか」ではなく、生活の中で無理なく英語学習を続けられる仕組みを作ることです。
最初は小さく始め、習慣になってから必要に応じて学習時間を増やしましょう。
英語学習アプリは教材・オンライン英会話と組み合わせると効果を高めやすい
英語学習アプリは便利ですが、すべての勉強をアプリだけで完結させる必要はありません。
参考書で理解する、アプリで反復する、オンライン英会話で使うというように、それぞれの教材へ役割を持たせると学習しやすくなります。
ここでは、英語アプリと参考書・オンライン英会話・模試を組み合わせる具体的な方法を紹介します。
アプリ×参考書|基礎を理解してから反復練習する
英単語や英文法などの基礎を勉強するときは、参考書と英語学習アプリを使い分ける方法があります。
参考書は一つのテーマをじっくり理解したいときに使いやすく、アプリは短時間で問題を繰り返したいときに便利です。
たとえば英文法が苦手なら、最初に参考書で現在完了や関係代名詞などのルールを理解し、そのあとアプリで練習問題を解きます。
| 教材 | 向いている学習 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| 参考書 | 基礎の理解 | 解説を読んで仕組みを理解する |
| 英語アプリ | 反復練習 | 問題を繰り返して定着を確認する |
僕自身もTOEIC学習では、アプリだけに絞らず、単語帳や文法問題集などを組み合わせてきました。
「理解する教材」と「反復する教材」を分けると、それぞれの良さを活かしやすくなります。
特に英文法の基礎に不安がある方は、まず参考書で理解してからアプリで問題を解く流れを試してみてください。
アプリを使って英文法も勉強したい方は、英文法アプリおすすめ7選も参考にしてください。
アプリ×オンライン英会話|覚えた英語を実際に使う
英語を話せるようになりたい人には、アプリとオンライン英会話を組み合わせる方法がおすすめです。
アプリでは単語・文法・フレーズを自分のペースで練習できますが、人との会話では相手が何を言うのか事前には分かりません。
そこで、アプリで覚えた表現をオンライン英会話で実際に使うという流れを作ります。
たとえばアプリで「Could you say that again?」を覚えたなら、次のオンライン英会話で実際に使ってみます。
レッスン中に言えなかった英文はメモしておき、終了後にアプリやノートで復習します。
「アプリで覚える→会話で使う→言えなかった英語を復習する」という循環を作れば、知識を増やすだけの勉強から一歩進めます。
メモ
オンライン英会話では、毎回新しい表現を大量に使う必要はありません。
「今日はこの3フレーズを使う」と決めてレッスンを受けると、アプリ学習と英会話をつなげやすくなります。
留学やワーホリに向けて話す練習を増やしたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選も参考にしてください。
アプリ×模試|TOEIC対策では本番形式にも慣れる
TOEIC対策では、英語学習アプリで短時間の問題演習を繰り返すだけでなく、定期的に本番を想定した模試にも取り組みましょう。
アプリは通勤時間や休憩時間にも使いやすいため、英単語や苦手問題の復習に向いています。
一方で、本番を想定した問題演習では、まとまった時間を使って問題を解く順番や時間配分まで確認することができます。
TOEIC学習の使い分け例
- 平日の通勤時間はアプリで英単語を復習する
- 休憩時間は苦手な問題を短時間で解く
- 帰宅後は間違えた問題を復習する
- 休日はまとまった時間を確保して模試を解く
僕自身、TOEIC620点から830点まで伸ばす過程では、アプリや単語帳だけではなく、公式問題集を使った演習も続けてきました。
特にスコアが伸び悩んだときは、問題を解くだけで終わらず、間違えた原因を確認することを意識しています。
アプリは日々の反復、模試は実戦練習と役割を分けると、学習計画を作りやすくなります。
自分に合う英語学習アプリを選ぶ5つのポイント
効果的な勉強法を理解しても、自分の目的や英語レベルに合わないアプリを選ぶと続けにくくなります。
英語学習アプリは人気ランキングだけで決めるのではなく、目的・レベル・続けやすさ・復習のしやすさを確認することが大切です。
ここでは、初心者から中級者がアプリ選びで失敗しないための5つのポイントを解説します。
英会話・TOEIC・留学など学習目的から選ぶ
英語学習アプリを選ぶときに最初に確認したいのが、自分の学習目的です。
同じ英語アプリでも、英単語に強いもの、TOEIC対策に向いているもの、AIとスピーキングを練習できるものなど、得意な学習内容は異なります。
そのため「有名だから」「ランキング上位だから」という理由だけで選ばず、自分ができるようになりたいことから逆算して選ぶことが重要です。
| 学習目的 | 確認したい機能・内容 |
|---|---|
| 英会話 | 発話練習・会話フレーズ |
| TOEIC | 単語・文法・問題演習 |
| 海外旅行 | 旅行英語・場面別会話 |
| 留学・ワーホリ | 日常英会話・リスニング・発話 |
たとえば「海外旅行で簡単な英語を話したい」という人なら、TOEIC問題だけを大量に解けるアプリより、空港やホテルなどの英会話を練習できるものを優先します。
留学を考えている方なら、日常会話やリスニング、スピーキングまで練習できるか確認するとよいでしょう。
留学目的でアプリを探している方は、留学前におすすめの英語学習アプリ10選も参考にしてください。
現在の英語レベルに合っているか確認する
英語アプリは、自分の現在の英語レベルから大きく離れていないものを選びましょう。
難しい教材を使えば早く上達できるとは限りません。
知らない単語や文法ばかりで問題の意味すら理解できない状態では、毎回調べる時間が増え、英語学習そのものが負担になりやすいからです。
一方で、ほとんど考えなくても正解できる内容だけを続けても、新しく学べることが少なくなります。
中学英文法に不安があるなら基礎から解説されるアプリ、単語や文法は分かるのに話せないならスピーキング練習ができるアプリというように選びます。
自分の「できないこと」を補えるアプリかどうかを確認することがポイントです。
中学英語から学び直したい方は、英語初心者向けアプリおすすめ7選も参考にしてください。
毎日続けやすい学習量か確認する
英語学習アプリを選ぶときは、内容の充実度だけではなく、忙しい日でも続けられるか確認しましょう。
1回の学習にまとまった時間が必要なアプリは、休日には使えても、仕事や学校がある日に負担になることがあります。
反対に、短いレッスンへ分かれていれば、朝・通勤・昼休み・寝る前などのスキマ時間にも取り組みやすくなります。
- 1回の学習を短時間でも終えられるか
- 途中で中断しても再開しやすいか
- 通勤や休憩時間にも使えるか
- 毎日何を勉強するか迷わないか
- 忙しい日は学習量を減らせるか
僕自身も英語学習では、「毎日必ず長時間勉強する」という設定より、忙しい日は短時間でも英語に触れる方が続けやすいと感じています。
理想的な休日ではなく、忙しい平日に使えるかを基準にすると、生活に合うアプリを選びやすくなります。
最初から1時間使う前提ではなく、「今日は5分だけ」という日でも継続できるか確認してみましょう。
復習機能や学習記録を確認する
英語学習アプリを選ぶときは、新しい問題の多さだけではなく、復習しやすい仕組みがあるかも確認しましょう。
英単語や英文法は、一度正解しただけですべて覚えられるわけではありません。
特に、間違えた問題を自動で残せる、苦手な内容をまとめて確認できるなど、自分ができなかった問題へ戻りやすいアプリなら反復学習に活用しやすくなります。
確認したいポイント
新しい問題をどんどん進められることより、「間違えた問題へ簡単に戻れるか」を確認してみましょう。
復習する問題を自分で毎回探す必要がないだけでも、学習の負担を減らせます。
学習記録についても、連続日数を見るだけではなく、自分がどの分野を勉強してきたか確認するために活用すると便利です。
たとえば「今週は単語ばかりでスピーキングをしていない」と分かれば、翌週の学習内容を調整できます。
アプリの記録は成果そのものではなく、勉強法を見直す材料として使いましょう。
無料体験で自分に合うか確認する
有料の英語学習アプリを検討している場合は、無料版や無料体験が用意されていれば、契約前に実際の使い心地を確認しましょう。
公式サイトの機能一覧を見ただけでは、「説明が分かりやすいか」「音声を聞きやすいか」「毎日続けられそうか」までは判断しにくいためです。
無料体験は機能をたくさん試す期間ではなく、自分との相性を確認する期間として使うのがおすすめです。
無料体験で確認したいこと
- 自分の英語レベルに合っているか
- 学びたい分野を練習できるか
- 操作方法が分かりやすいか
- 忙しい日でも続けられそうか
- 復習しやすい仕組みがあるか
- 有料で継続する価値を感じるか
また、無料体験を利用する場合は、申し込み前に料金や体験終了後の扱い、解約方法などを各サービスの公式情報で確認してください。
最初から長期間使うと決める必要はありません。
実際に数日使い、「このアプリなら毎日の英語学習に取り入れられそう」と感じてから継続を判断すると、契約後のミスマッチを避けやすくなります。
初心者向け|英語学習アプリを使った7日間の始め方
英語学習アプリを始めるときは、最初から完璧な勉強計画を作る必要はありません。
まずは7日間を使って、目的を決めるところから復習まで一通り経験してみましょう。
「何を勉強するか迷わず、毎日アプリを開ける状態を作ること」が最初の1週間の目標です。以下の流れなら、初心者でも無理なく始められます。
| 日 | 取り組むこと |
|---|---|
| 1日目 | 英語学習の目的を決める |
| 2日目 | 現在の苦手分野を確認する |
| 3日目 | メインアプリを決める |
| 4日目 | 15〜30分勉強する |
| 5日目 | 覚えた英語を声に出す |
| 6日目 | 間違えた内容を復習する |
| 7日目 | 1週間を振り返る |
1日目|英語学習の目的を決める
1日目は、アプリを選ぶ前に「英語を勉強して何ができるようになりたいのか」を決めましょう。
英会話、TOEIC、海外旅行、留学、ワーホリなど、目的によって優先すべき学習内容は変わります。
たとえば海外旅行が目的なら、難しい英文法を最初から網羅するより、空港・ホテル・レストランで使う基本表現やリスニングを優先する方が実践的です。
TOEICなら目標スコアを決め、単語・文法・リスニング・読解のどこを伸ばす必要があるか考えます。
最初の日は長時間勉強する必要はありません。「半年後にTOEIC800点」「次の海外旅行で簡単な受け答えをする」など、1つの目標を決めるだけでも十分です。
2日目|現在の苦手分野を確認する
2日目は、自分が英語のどこでつまずいているのか確認します。
「英語が苦手」とまとめて考えるのではなく、単語・文法・リスニング・スピーキングなどに分けることがポイントです。
英文を読めば意味は分かるのに音声では理解できないなら、リスニングを優先します。
相手の英語は聞き取れるのに返答が出てこないなら、スピーキングや瞬間的に英文を作る練習を増やした方がよいでしょう。
苦手分野が分からない場合は、簡単な問題を解いたり、英語音声を聞いたり、自分で30秒程度話してみたりして確認しましょう。
3日目|メインで使う英語学習アプリを決める
3日目は、1日目に決めた目的と2日目に確認した苦手分野をもとに、メインで使う英語学習アプリを1つ決めます。
最初から複数のアプリを使い分けようとすると、「今日は何を使えばいいのか」と迷いやすくなります。
英単語を増やしたいなら単語学習が中心のアプリ、英会話なら発話練習ができるアプリ、TOEICなら問題演習や復習がしやすいアプリというように選びましょう。
重要なのは、人気や機能数だけで判断しないことです。
3日目のポイント
「このアプリで何を伸ばすのか」を一言で説明できるものを選びましょう。
不足する学習が見つかった場合だけ、あとから補助アプリや参考書を追加すれば十分です。
アプリ選びそのものに何日も使わず、候補を絞ったら実際に勉強を始めることを優先しましょう。
4日目|15〜30分のアプリ学習を始める
4日目から実際のアプリ学習を始めます。
最初から1〜2時間勉強するより、15〜30分程度の無理なく続けられる学習量から始めるのがおすすめです。
たとえば30分なら、10分で英単語、10分でリスニング、10分でスピーキングという形に分けられます。
TOEICが目的なら、10分で単語を復習し、15分で苦手Partの問題を解き、最後の5分で間違いを確認してもよいでしょう。
大切なのは、「30分やらなければ意味がない」と考えないことです。
仕事や学校で忙しい日は5分だけでも構いません。
毎日同じ時間にできない人は、「通勤電車に乗ったらアプリを開く」「寝る前に単語を復習する」のように、普段の行動とセットにしてみてください。
5日目|覚えた英語を声に出して使う
5日目は、それまでアプリで覚えた単語や英文を自分の声で使ってみましょう。
アプリの選択問題で正解できても、実際の会話では自分から英文を作らなければなりません。
そこで、例文を音読したあと、一部を自分の情報へ変えて話してみます。
たとえば「I'd like to order a coffee.」を覚えたなら、「I'd like to order a sandwich.」など、単語を入れ替えて練習できます。
海外旅行を考えている人なら、空港・ホテル・レストランなど、自分が実際に英語を使いそうな場面を想像すると取り組みやすくなります。
最初から長く話そうとせず、1日3〜5文でも声に出す習慣を作りましょう。
6日目|間違えた内容を復習する
6日目は新しい内容を増やすより、この1週間で間違えた単語・英文法・リスニング問題などを復習します。
英語学習では、新しい問題をたくさん進めることに達成感を感じやすいですが、一度間違えた内容を正解できる状態へ変えることも重要です。
アプリに間違い問題や苦手問題を保存する機能がある場合は、復習に活用しましょう。
英単語なら日本語訳を見ずに意味を言えるか確認し、リスニングなら以前聞き取れなかった英文をもう一度聞きます。
英文法なら正解を覚えるだけではなく、「なぜこの選択肢になるのか」まで説明できるか確認してください。
復習する内容が多い場合でも、すべて完璧にする必要はありません。
特に何度も間違えているものから優先すると、限られた時間を使いやすくなります。
7日目|1週間を振り返って翌週の学習方法を決める
7日目は、勉強時間を増やすのではなく、1週間の学習方法が自分に合っていたか確認します。
「何日勉強できたか」だけでなく、「何ができるようになったか」「何が続けにくかったか」まで振り返りましょう。
たとえば毎日30分の予定がほとんど守れなかったなら、翌週は15分へ減らしても構いません。
反対に単語学習は続いたものの、スピーキングをほとんどしていなかったなら、翌週は発話練習を5〜10分追加します。
- 無理なく続けられた学習は何か
- 続けにくかった学習は何か
- 何度も間違えている内容は何か
- 声に出す練習までできたか
- 翌週に優先する分野は何か
学習計画は最初から完成させるものではありません。
1週間ごとに少しずつ自分向けへ修正することで、長く続けやすい英語アプリの勉強法を作っていきましょう。
英語学習アプリの勉強法に関するよくある質問
英語学習アプリを使い始めると、「アプリだけで話せるの?」「何分くらい勉強すればいい?」など、さまざまな疑問が出てきます。
ここでは、英語アプリを使った勉強法について初心者が迷いやすいポイントをまとめました。
自分に合った学習方法を判断するための目安として参考にしてください。
英語学習アプリだけでも英語は話せるようになる?
英語学習アプリでもスピーキング練習はできますが、アプリを使っているだけで必ず英語を話せるようになるとは断言できません。
大切なのは、どのような機能を使い、どこまでアウトプットするかです。
単語や文法の選択問題だけを続けている場合は、「英語を理解する力」は伸ばせても、自分から英文を作って話す練習が不足することがあります。
英会話が目的なら、音読・瞬間英作文・AIとの会話など実際に声を出す学習を取り入れましょう。
さらに、人との会話に慣れたい場合はオンライン英会話を組み合わせる方法もあります。
アプリをインプットや自主練習、人との会話を実戦練習として使い分けると、それぞれの特徴を活かしやすくなります。
無料の英語学習アプリだけでも勉強できる?
英語学習を始める段階なら、無料アプリや無料で利用できる範囲だけでも勉強を始められます。
英単語の復習、基本的な英文法、リスニング、簡単な発話練習などは、無料で試せるサービスもあります。
ただし、無料版では利用できる教材数、復習機能、AI英会話、学習分析などに制限が設けられている場合があります。
重要なのは、無料か有料かではなく、自分が必要としている学習を継続できるかです。
まず無料版で英語学習そのものを習慣化し、「もっと問題を解きたい」「スピーキング練習を増やしたい」と感じてから有料版を検討しても遅くありません。
有料アプリを契約するときは、料金だけでなく利用できる機能や解約条件も公式情報で確認しましょう。
英語学習アプリは1日何分くらい使えばいい?
英語学習アプリを使う時間に、すべての人へ共通する正解はありません。
初心者なら、まず1日15〜30分程度を無理なく継続することから始める方法があります。
ただし、忙しい日に30分確保できないからといって、学習をゼロにする必要はありません。
5分だけ単語を復習したり、通勤中にリスニングをしたりするだけでも学習を続けられます。
反対にTOEICの試験直前など、明確な期限がある場合は、アプリ学習に加えてまとまった問題演習の時間が必要になることもあります。
「毎日何分やったか」だけではなく、「その時間で何を勉強したか」を確認しましょう。
30分確保できるなら、インプットとアウトプットを分けて使うと学習内容の偏りを防ぎやすくなります。
英語学習アプリは複数使った方がいい?
英語学習アプリは、必ずしも複数使う必要はありません。
初心者の場合は、まずメインアプリを1つ決め、不足する部分だけ別のアプリで補う方法がおすすめです。
たとえばTOEIC対策の総合アプリを使いながら、単語だけ別のアプリで復習するという使い方なら、それぞれの役割が明確です。
一方で、似たような単語アプリを3つ入れて毎日違うものを使うと、どこまで学習したのか分かりにくくなることがあります。
アプリを追加するときは、「現在のアプリで何が足りないのか」を説明できる場合だけ追加すると管理しやすくなります。
英語学習アプリと参考書はどちらがおすすめ?
英語学習アプリと参考書は、どちらか一方に決める必要はありません。
短時間の反復にはアプリ、詳しい理解には参考書というように、目的によって使い分ける方法があります。
たとえば英文法の仕組みがよく分からない場合は、参考書で解説を読み、そのあとアプリで練習問題を繰り返します。
英単語なら、自宅では単語帳を使い、通勤中は同じ範囲をアプリで復習してもよいでしょう。
一方で、アプリだけでも解説が十分に理解でき、問題演習や復習までできているなら、無理に参考書を増やす必要はありません。
教材を増やすことより、「理解→練習→復習」という流れを作れるかが重要です。
現在の教材で不足している部分が見つかってから、必要な参考書やアプリを追加しましょう。
英語学習アプリとオンライン英会話は併用した方がいい?
英語を実際に話せるようになりたい人は、英語学習アプリとオンライン英会話を併用する方法があります。
アプリでは、自分のペースで単語・文法・フレーズを覚えたり、何度でも同じ音声を聞いたりできます。
一方でオンライン英会話では、相手の質問を聞き、その場で自分の考えを英語にして答える必要があります。
そのため、「アプリで準備する→レッスンで使う→言えなかった表現を復習する」という流れを作ると学習をつなげやすくなります。
僕自身も複数の英語学習アプリに加えて、これまで20社以上のオンライン英会話を利用してきました。
最初から完璧に話そうとせず、「今日は覚えたフレーズを3つ使う」と決めてレッスンを受けるだけでも実践的な練習になります。
英語学習アプリの勉強法まとめ|毎日続けられる学習方法から始めよう
英語学習アプリを効果的に使うために重要なのは、最も人気のあるアプリを探し続けることではありません。
自分の目的を決め、必要な学習を繰り返し、覚えた英語を実際に使うことが基本です。
英単語なら反復、リスニングなら聞き取れなかった原因の確認、スピーキングなら声に出す練習まで行いましょう。
最初から毎日1〜2時間続けようとせず、15〜30分、忙しい日は5分でも構いません。
- 英語を勉強する目的を1つ決める
- 現在の苦手分野を確認する
- メインアプリを1つ決める
- インプットした直後に問題を解く
- 覚えた英語を声に出して使う
- 間違えた内容を繰り返し復習する
- 週1回は学習方法を見直す
まずは7日間、同じアプリを使って学習を続けてみてください。
そのうえで「リスニングを増やしたい」「もっと英語を話したい」など不足している部分が見えてきたら、別の教材やオンライン英会話を追加しましょう。
自分に合う勉強法を少しずつ作っていくことが、英語学習を長く続け、実際に使える英語へつなげる第一歩です。