英語学習アプリを始めても、「最初の数日は頑張れるのに、いつの間にか開かなくなってしまう」と悩んでいませんか?
英語学習アプリを習慣化するために大切なのは、やる気に頼ることではなく、忙しい日でも自然に英語へ触れられる仕組みを作ることです。
この記事では、英語アプリを毎日続けられない原因から、習慣化する7つのコツ、30日間の実践プラン、目的別の1日ルーティンまで具体的に紹介します。
「また途中でやめてしまいそう」と不安な方も、まずは1日5分から、自分に合った英語学習の習慣を作っていきましょう。
英語学習アプリは1日何分?まずは10~15分から始めよう
英語学習アプリを始めるなら、最初から長時間取り組む必要はありません。
初心者や学習習慣がまだない人は、まず1日10~15分程度から始めるのがおすすめです。
大切なのは「長く勉強した日を作ること」よりも、無理のない時間で学習を繰り返すことです。10~15分なら通勤中や昼休み、寝る前にも取り入れやすく、毎日の生活に英語を組み込みやすくなります。
英語アプリの具体的な進め方まで知りたい方は、英語学習アプリの効果的な使い方7ステップも参考にしてください。
初心者は1日10~15分から始めればOK
英語学習をこれから習慣にしたい初心者は、まず1日10~15分を一つの目安にしてみましょう。
10~15分なら、英単語の復習、短いリスニング、英文法の問題演習など、一つの学習に集中できます。たとえば通勤電車で英単語を10分、寝る前にAI英会話を10分など、普段の生活にも組み込みやすい時間です。
最初から「毎日60分」と決めると、仕事や学校で疲れた日に達成できず、そのまま学習から離れてしまうことがあります。そのため、通常は10~15分、忙しい日は5分だけでも取り組むなど、最低ラインを作っておくと続けやすくなります。
- 英単語を10~20語復習する
- 短いリスニング教材を1本聞く
- 英文法の問題を5~10問解く
- AI英会話で5~10分話す
「10分しかできなかった」と考えるのではなく、「今日も英語に触れられた」と考えてください。学習が安定してきたら、その後に時間を増やせば十分です。
毎日無理なく使えるアプリを探している方は、毎日続けやすい英語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
慣れてきたら1日20~30分まで増やす
10~15分の学習を無理なく続けられるようになったら、次は1日20~30分程度まで少しずつ学習時間を増やしてみましょう。
20~30分あれば、一つの分野だけではなく「単語+リスニング」「英文法+スピーキング」のように複数の学習を組み合わせやすくなります。たとえば単語10分、リスニング10分、音読10分という使い方です。
ただし、いきなり毎日の最低ラインを30分に変更する必要はありません。平日は15分、時間がある日は30分でも問題ありません。
| 時間 | 学習例 |
|---|---|
| 10分 | 英単語の復習 |
| 20分 | 英単語10分+リスニング10分 |
| 30分 | 英単語10分+リスニング10分+音読・発話10分 |
僕自身も英語学習では、毎日まったく同じ量をこなすことより、移動中にリスニングをするなど、生活の中に英語を入れることを意識しています。
学習時間は「続けられているか」を見ながら少しずつ増やすのがポイントです。
大切なのは「アプリを何分使ったか」だけではない
英語アプリでは学習時間が記録されることもありますが、「30分使ったから30分成長した」と単純に考えないことが大切です。
同じ30分でも、新しい問題をなんとなく進める場合と、間違えた単語を思い出して復習したり、聞き取れなかった英文を繰り返し聞いたりする場合では学習内容が異なります。
特に意識したいのが「思い出す」「復習する」「声に出す」の3つです。外国語表現を学習した研究でも、練習を一度に集中させる方法より、複数回に分ける分散学習で高い学習成果が確認された例があります。
たとえば英単語を30分間で100語眺めるだけではなく、10分学習した内容を翌日もう一度確認する方法もあります。
メモ
アプリを使った時間だけで判断せず、「昨日覚えられなかった単語を思い出せた」「聞き取れなかった英文が聞こえた」「覚えた表現を自分で言えた」といった変化も確認してみましょう。
英語アプリで効果が出る人と出にくい人の違いについては、英語アプリで本当に上達するのかを解説した記事でも詳しく紹介しています。
5分・10分・30分・1時間では英語アプリの効果はどう違う?
英語学習アプリは、使う時間によって取り組める学習内容が変わります。ただし、「1日30分なら必ずこのくらい伸びる」という決まった効果があるわけではありません。
5分でも英語に触れるきっかけになりますし、30~60分を確保できれば復習やアウトプットまで取り組みやすくなります。自分の目的と生活スタイルに合わせて時間を決めることが大切です。
| 1日の学習時間 | 向いている人 | 学習例 |
|---|---|---|
| 5分 | まず習慣を作りたい人 | 単語・短い復習 |
| 10~15分 | 忙しくても毎日続けたい人 | 単語・文法・リスニング |
| 20~30分 | 英語力を伸ばしたい人 | インプット+発話 |
| 60分 | TOEIC・英会話を本格的に学びたい人 | 複数分野+復習・実践 |
時間が長いほど必ず効果が高くなるわけではありません。まずは継続できる時間を決め、その中で何をするかまで具体的に設定しましょう。
1日5分|英語に触れる習慣を作りたい人向け
1日5分は、英語力を短期間で大きく伸ばすには十分な学習量とは言い切れませんが、「毎日英語に触れる習慣を作る」という目的には活用できます。
仕事で疲れている日や予定が詰まっている日に、30分や1時間を確保するのは簡単ではありません。そのような日は「何もしない」より、英単語を5個復習する、短い英文を一つ音読するなど、5分だけでも英語に触れてみましょう。
ただし、毎日5分だけでTOEIC対策や英会話練習をすべて完結させようとすると、取り組める量は限られます。5分は「最低ライン」と考え、休日や時間がある日に20~30分へ増やす方法がおすすめです。
1日10~15分|忙しい人が毎日続けやすい
1日10~15分は、仕事や学校で忙しい人でも生活に取り入れやすく、継続と学習量のバランスを取りやすい時間です。
たとえば通勤電車で英単語を10分復習したり、昼休みにリスニングを1レッスン進めたりできます。AI英会話なら、短い会話練習を毎日のルーティンにする使い方もできます。
10~15分で重要なのは、一度にすべてを勉強しようとしないことです。「今日は単語」「明日は文法」と分けるよりも、現在の目的に必要な内容を優先して繰り返す方が迷いにくくなります。
たとえば海外旅行が目的なら、旅行で使うフレーズを覚えたあとに、音声を聞いて自分でも声に出してみましょう。TOEIC対策なら、単語やPart5など短時間で取り組める学習を日常に組み込めます。
英語学習の時間を確保しにくい社会人ほど、まとまった時間を待つのではなく、毎日の10~15分を先に予定へ組み込むことから始めてみてください。
1日20~30分|英語力を伸ばしたい人におすすめ
英語力の向上までしっかり目指したいなら、1日20~30分を確保できると、アプリ内で複数の練習を組み合わせやすくなります。
特におすすめなのが、インプットだけで終わらずアウトプットまで行う使い方です。
たとえば30分あるなら、最初の10分で単語や表現を覚え、次の10分で音声を聞き、最後の10分で音読やAI英会話に取り組めます。英語を見て意味が分かるだけでなく、自分で使う時間まで確保できるのがメリットです。
30分の学習例
- 10分:英単語・英文法を学ぶ
- 10分:英語音声を聞いて内容を確認する
- 10分:音読・シャドーイング・AI英会話で声に出す
特に「TOEIC問題なら解けるのに、会話では英語が出てこない」という人は、学習時間を増やすだけでなく、発話に使う時間を確保しましょう。
1日60分|TOEICや英会話を本格的に伸ばしたい人向け
TOEICの目標スコアがある人や、留学・ワーホリに向けて英会話を本格的に練習したい人は、1日60分程度確保できると学習内容の幅を広げやすくなります。
60分のメリットは、一つのアプリを長時間使うことではなく、インプット・復習・アウトプットを組み合わせられることです。
たとえばTOEICなら、単語15分、文法・問題演習20分、リスニング15分、復習10分という配分ができます。英会話なら、フレーズ学習15分、リスニング15分、発音・AI英会話30分という使い方もできます。
| 目的 | 60分の学習例 |
|---|---|
| TOEIC | 単語15分+問題演習20分+リスニング15分+復習10分 |
| 英会話 | 単語・フレーズ15分+リスニング15分+発話30分 |
| 留学・ワーホリ | 日常英語15分+リスニング15分+会話練習30分 |
ただし、毎日60分できなかったからといって失敗ではありません。忙しい日は10分に減らし、余裕のある日に60分取り組む方法でも学習は続けられます。
TOEIC対策をアプリ中心で進めたい方は、TOEIC勉強アプリおすすめ7選も参考にしてください。自分の目標スコアや苦手分野に合ったアプリを選び、確保できる時間の中で学習内容を組み立てていきましょう。
英語学習アプリを習慣化するなら「毎日頑張る」より仕組みを作ろう
英語学習アプリを習慣化したいなら、毎日のやる気に頼るのではなく、自然とアプリを開ける仕組みを作ることが大切です。
「今日は頑張ろう」と気合いを入れても、仕事や学校で疲れている日は続かないことがあります。一方で、通勤中や昼休み、寝る前など、英語を勉強するタイミングをあらかじめ決めておけば、迷わず学習を始めやすくなります。
たとえば「朝起きたら単語を5分」「通勤電車に乗ったらリスニングを1本」のように、すでにある生活習慣と英語学習を結びつけます。
毎日30分できなくても問題ありません。忙しい日は5分、時間がある日は30分など、その日の状況に合わせて調整できます。
メモ
英語学習を習慣化するときは、「毎日たくさん勉強する」ではなく「毎日始めやすい状態を作る」と考えてみましょう。
英語アプリを毎日続けるためには、意志の強さよりも「いつ・どこで・何をするか」を決めておくことがポイントです。
英語学習アプリを習慣化できない5つの原因
英語学習アプリが続かない場合は、「自分は飽きっぽいから」と考える前に、学習方法を見直してみましょう。
続かない原因は、意志の弱さではなく、目標設定やアプリの使い方にある場合があります。
特に、最初から高い目標を設定したり、毎日学習内容を考えたりすると、英語を始めるまでの負担が大きくなります。ここでは、英語学習アプリを習慣化できない代表的な5つの原因を紹介します。
最初から1日1時間など高すぎる目標を設定している
英語学習を始めた直後はやる気が高いため、「毎日1時間勉強する」「1か月で英単語を1,000語覚える」など、高い目標を設定しがちです。
しかし、普段の生活で無理なく確保できない学習時間を最低条件にすると、忙しい日に計画が崩れやすくなります。
たとえば月曜日から水曜日まで1時間勉強できても、木曜日に残業でできなかったとします。そのとき「昨日できなかったから今日は2時間やらないと」と考えると、さらに負担が増えてしまいます。
英語学習を習慣にする段階では、通常目標と最低ラインを分けておくのがおすすめです。
- 時間がある日:30分勉強する
- 普通の日:15分勉強する
- 忙しい日:5分だけ英語に触れる
毎日同じ時間を確保できなくても問題ありません。まずは「これなら忙しい日でもできる」と思える小さな目標から始めましょう。
毎日どの教材を使うか考えている
英語アプリを複数使っていると、「今日は単語にしようか」「リスニングにしようか」「AI英会話をやろうか」と、勉強を始める前に迷ってしまうことがあります。
選択肢が多いこと自体は悪くありませんが、毎日ゼロから学習内容を決める状態は、習慣化を難しくする原因の一つです。
おすすめは、時間帯ごとに使う教材をあらかじめ固定する方法です。
学習内容を固定する例
- 朝:英単語アプリを5分
- 通勤中:リスニングアプリを10分
- 夜:AI英会話を10分
このように決めておけば、「今日は何をしよう」と考える必要がありません。
僕自身も、移動中はリスニングなど、場面ごとにやることをある程度決めています。教材を選ぶ時間を減らし、アプリを開いたらすぐ学習できる状態を作ることが大切です。
自分の目的やレベルに合わないアプリを使っている
人気の英語アプリでも、自分の目的や現在の英語力に合っていなければ続けにくくなります。
たとえば海外旅行で簡単な会話ができるようになりたい人が、TOEICの難しい長文問題ばかり解いていても、「自分がやりたい英語と違う」と感じやすいでしょう。
反対に、TOEIC800点を目指している人が初級レベルの単語だけを繰り返していても、成長を実感しにくくなります。
英語アプリは「人気があるか」より、「自分の目的・レベル・学習スタイルに合っているか」で選ぶことが重要です。
| 目的 | 向いている学習 |
|---|---|
| 海外旅行 | 旅行英会話・リスニング・発音 |
| 英会話 | AI英会話・瞬間英作文・発話練習 |
| TOEIC | 英単語・文法・Part別問題演習 |
| 留学・ワーホリ | 日常英会話・リスニング・スピーキング |
「毎日使いたい」と思えるアプリを選ぶことも、英語学習を習慣化するための大切な条件です。
やる気やモチベーションに頼っている
「今日はやる気があるから30分勉強する」「疲れているから今日はやめる」という学習方法では、日によって勉強量が大きく変わります。
英語学習を長く続けたいなら、モチベーションが低い日でも始められるルールを作っておくことが大切です。
たとえば、「通勤電車に乗ったら英語アプリを開く」「昼休みに単語を10個復習する」と決めておけば、その日の気分に左右されにくくなります。
また、疲れている日に難しい文法問題を解く必要はありません。英語音声を聞く、単語を数個確認するなど、負担の小さい学習へ切り替えても大丈夫です。
やる気がない日でも実行できる学習メニューを用意しておくと、英語から完全に離れる日を減らしやすくなります。
1日できなかっただけで学習をやめてしまう
英語学習を習慣化するときに注意したいのが、「毎日絶対に続けなければならない」と考えすぎることです。
仕事や学校、旅行、体調などによって、どうしても勉強できない日はあります。
そのときに「連続記録が途切れたからもういいや」と考えてしまうと、1日の休みが長期間の中断につながりやすくなります。
大切なのは、休まないことではなく、休んだあとに戻ることです。
たとえば火曜日に勉強できなかった場合、水曜日に2日分を取り戻す必要はありません。水曜日は、いつもの10分や15分の学習に戻れば十分です。
メモ
「1日休んだら失敗」ではなく、「次の日に戻れれば継続できている」と考えましょう。英語学習では完璧な連続記録より、長い期間で学習を続けることを優先するのがおすすめです。
英語学習アプリを習慣化する7つのコツ
英語学習アプリを毎日続けたいなら、具体的な行動まで決めておきましょう。
「英語を頑張る」という目標だけではなく、「いつ・どこで・何を・どのくらいやるか」を決めることがポイントです。
ここからは、今日から実践できる7つの方法を紹介します。すべてを一度に取り入れる必要はありません。まずは自分が続けやすそうな方法を1~2個選び、生活の中に取り入れてみてください。
英語を学ぶ目的を1つ決める
最初に、「なぜ英語を勉強するのか」を明確にしましょう。
目的が曖昧なままだと、英単語、英文法、リスニング、英会話など、何を優先すればよいのかわからなくなります。
まずは現在もっとも達成したい目的を1つ決めるのがおすすめです。
- 海外旅行でホテルやレストランの英語を話せるようになりたい
- TOEIC800点を取りたい
- 留学までに日常英会話を身につけたい
- 海外ドラマを英語で楽しめるようになりたい
目的が決まれば、毎日使うアプリや学習内容も選びやすくなります。
たとえば海外旅行が目的なら、難しい資格試験の問題より、ホテル・空港・レストランで使う英会話を優先します。
複数の目標がある場合でも、まずは「今の最優先」を決めましょう。学習内容がシンプルになり、毎日取り組みやすくなります。
忙しい日でも達成できる「最低ライン」を決める
英語学習を習慣化するうえで、特におすすめしたいのが「最低ライン」を決める方法です。
毎日30分を目標にしていても、残業や予定がある日は時間を確保できないことがあります。そのような日に「30分できないなら今日はゼロ」と考えるのではなく、「最低5分だけやる」と決めておきます。
たとえば以下のように設定できます。
最低ラインの例
- 英単語を5個だけ復習する
- 英語アプリを5分だけ使う
- リスニング音声を1本だけ聞く
- 英文を3回だけ音読する
僕自身も、高い目標を毎日達成することより、「最低でも英語に触れる」という考え方の方が続けやすいと感じています。
通常目標は30分でも構いません。ただし、最低ラインは疲れている日でもできるくらい小さく設定するのがポイントです。
毎日使う英語アプリを1つに絞る
スマートフォンには無料・有料を含めて多くの英語学習アプリがありますが、習慣化を優先するなら、最初から何個も使う必要はありません。
まずは「毎日使うメインアプリ」を1つ決めると、学習を始めるまでの迷いを減らせます。
たとえば英会話を伸ばしたいならAI英会話アプリ、TOEICならTOEIC対策アプリ、語彙力を伸ばしたいなら英単語アプリをメインにします。
補助教材を使う場合でも、「メイン1つ+補助1つ」程度から始めると管理しやすいです。
アプリを増やしすぎると、それぞれの進捗が中途半端になり、「今日はどれを使おう」と迷う時間も増えてしまいます。
いろいろ試したい場合は無料体験などで比較し、最終的に「これなら毎日開けそう」と感じるアプリを残すとよいでしょう。
既存の生活習慣と英語アプリをセットにする
英語アプリを毎日の生活に定着させたいなら、新しく勉強時間を作ろうとするだけでなく、すでに毎日行っている行動とセットにする方法がおすすめです。
たとえば「朝7時に勉強する」と決めても、休日や予定によって時間は変わります。一方、「朝食を食べたら単語アプリを開く」のように行動と結びつければ、学習を始めるタイミングがわかりやすくなります。
| 生活習慣 | 英語学習 |
|---|---|
| 朝食後 | 英単語を5分 |
| 通勤電車 | リスニングを10分 |
| 昼休み | 英文法を5問 |
| お風呂の後 | AI英会話を10分 |
| 寝る前 | その日の復習を5分 |
特に通勤・散歩・家事などは、リスニングを取り入れやすい時間です。
「英語のためだけに時間を作る」のではなく、今の生活の中に英語を入れられる場所を探してみましょう。
ホーム画面や通知機能を使ってアプリを開きやすくする
英語アプリをインストールしていても、スマートフォンの奥に埋もれていると、存在そのものを忘れてしまうことがあります。
習慣化したいアプリは、ホーム画面の目につきやすい場所へ置いておくのがおすすめです。
たとえばSNSアプリの隣に英語アプリを置いたり、1ページ目に固定したりすると、スマートフォンを見るたびに英語学習を思い出しやすくなります。
アプリにリマインダー機能がある場合は、自分が学習しやすい時間に通知を設定してもよいでしょう。
ただし、通知が多すぎると見なくなることもあります。朝・通勤中・夜など、実際に学習できる時間帯に絞って設定してください。
メモ
英語学習を始めるまでの手間をできるだけ減らしましょう。「スマホを開く→英語アプリが見える→すぐ始める」という状態を作れると、忙しい日でも取り組みやすくなります。
学習記録を残して「続いていること」を見える化する
英語学習を続けていると、「本当に成長しているのかな」と不安になることがあります。
そのようなときは、毎日の学習記録を簡単に残しておくのがおすすめです。
記録といっても、細かい日記を書く必要はありません。
- 8月1日:単語10分
- 8月2日:リスニング15分
- 8月3日:AI英会話10分
カレンダーにチェックを入れたり、アプリの学習履歴を確認したりするだけでも十分です。
僕自身も英語学習の内容やTOEICの結果を記録・共有することで、「以前より続けられている」と確認しやすくなりました。
ただし、記録すること自体が目的にならないよう注意してください。記録は英語学習を続けるための補助として、1分程度で終わる方法を選びましょう。
できなかった日は取り戻さず翌日から通常運転に戻す
英語学習を長く続けるなら、「昨日できなかった分を今日取り戻そう」と考えすぎないことも大切です。
たとえば毎日30分を目標にしていて、昨日勉強できなかったからといって、今日は60分やる必要はありません。
できなかった翌日ほど、いつもの学習量にそのまま戻すのがおすすめです。
僕自身も、予定どおりにできなかった翌日に大量の勉強を入れるより、その日は通常の学習に戻すようにしています。
英語学習は、1日単位で完璧を目指す必要はありません。
メモ
「昨日できなかった」ではなく「今日は何をするか」に意識を向けましょう。途切れないことよりも、途切れたあとに戻れる仕組みを作ることが習慣化では重要です。
英語アプリを毎日続けるための30日習慣化プラン
英語アプリを習慣にしたいなら、最初から学習量を増やすのではなく、少しずつ生活の中に定着させていきましょう。
最初の30日間は「英語力を一気に伸ばす期間」ではなく、「英語を学ぶ行動を生活に組み込む期間」と考えるのがおすすめです。
ここでは、1週間前後ごとに目標を変えながら、無理なく英語アプリを続けるための実践プランを紹介します。30日で必ず習慣が完成するわけではありませんが、自分に合う学習ペースを見つけるきっかけになります。
| 期間 | 目標 | 学習時間の目安 |
|---|---|---|
| 1~7日目 | 毎日アプリを開く | 5分程度 |
| 8~14日目 | 時間と場所を固定する | 5~10分程度 |
| 15~21日目 | 学習量を少し増やす | 10~20分程度 |
| 22~30日目 | 自分に合う量へ調整する | 5~30分程度 |
1~7日目|毎日5分だけアプリを開く
最初の7日間は、英語をたくさん勉強することより、毎日アプリを開く行動を作ることを優先しましょう。
目標は1日5分程度で十分です。英単語を5個確認する、リスニングを1本聞く、英文を数回音読するなど、「これだけなら疲れていてもできる」と思える内容にします。
最初から30分や1時間を目標にすると、忙しい日にできなかったときの負担が大きくなります。余裕がある日に20分勉強しても構いませんが、翌日も20分やらなければならないとは考えないようにしましょう。
まずは7日間、「英語アプリを開いたら成功」というくらいシンプルなルールから始めてみてください。
8~14日目|学習する時間と場所を固定する
1週間ほどアプリを開けるようになったら、次は「いつ・どこで勉強するか」を固定していきましょう。
たとえば「通勤電車に乗ったら英単語」「昼休みにリスニング」「寝る前にAI英会話」のように、普段の生活と英語アプリをセットにします。
毎日まったく同じ時刻でなくても問題ありません。「朝食後」「電車に乗ったら」「お風呂から出たら」など、毎日行う行動をきっかけにすると始めやすくなります。
時間と場所を固定する例
- 朝食後に自宅で英単語を5分
- 通勤電車の中でリスニングを10分
- 昼休みに英文法を5問
- 寝る前にAI英会話を5分
この段階でも、学習時間を無理に増やす必要はありません。「この場面になったら英語をやる」という流れを作ることに集中しましょう。
15~21日目|10~20分程度まで学習量を増やす
英語アプリを開くタイミングがある程度決まってきたら、15日目以降は学習量を少し増やしてみましょう。
1日10~20分程度を目安にして、インプットと復習を組み合わせるのがおすすめです。
たとえば英単語を10分学習したあと、前日に間違えた単語を5分復習します。英会話が目的なら、フレーズを10分覚えたあとに、5~10分声に出す方法でもよいでしょう。
| 目的 | 20分の学習例 |
|---|---|
| 英単語 | 新しい単語10分+復習10分 |
| リスニング | 音声10分+聞き直し・音読10分 |
| 英会話 | 表現学習10分+発話練習10分 |
| TOEIC | 問題演習10分+復習10分 |
ただし、疲れている日は5分に戻しても問題ありません。学習量を増やすことより、増やしたことで翌日から続かなくならないかを確認することが大切です。
22~30日目|自分に合う学習量へ調整する
22日目以降は、「一般的に何分が正しいか」ではなく、自分ならどのくらいの学習量を続けられるかを確認する期間にします。
たとえば毎日20分が負担なら15分に減らしても構いません。逆に、通勤中などに自然と30分確保できるなら、その時間を継続してもよいでしょう。
この時期に確認したいのは、学習時間だけではありません。
- 無理なく続けられる時間か
- 使っているアプリが目的に合っているか
- 学習する時間帯に無理がないか
- 英単語やリスニングなど必要な内容を学べているか
- 忙しい日の最低ラインを守れているか
30日経った時点で完璧な習慣になっていなくても問題ありません。「平日は15分、休日は30分」など、自分なりの形が見えていれば十分です。
メモ
30日間を完璧に連続させる必要はありません。途中でできない日があっても、翌日から同じプランへ戻ればOKです。続けることより「戻れること」を意識しましょう。
目的別|英語学習アプリを習慣にする1日のルーティン例
英語アプリを毎日続けるには、自分の目的に合ったルーティンを作ることも重要です。
TOEIC、英会話、留学・ワーホリでは、優先すべき学習内容が異なります。
すべての英語を同時に勉強しようとすると、何をすればよいのかわからなくなりがちです。ここでは、目的別に1日の学習例を紹介します。自分の生活に合わせて、時間や内容を調整してみてください。
TOEICを伸ばしたい人|朝は単語・通勤中はリスニング
TOEICのスコアアップを目指すなら、まとまった時間だけに頼らず、短時間の学習を1日の中に分散させる方法がおすすめです。
たとえば朝に英単語を10分確認し、通勤中にリスニングを15分、帰宅後にPart5などの問題演習を10~20分行います。
TOEIC学習のルーティン例
- 朝:英単語を10分
- 通勤中:リスニングを15分
- 夜:問題演習を10~20分
僕自身もTOEIC学習では、移動時間などをリスニングに使っています。机に向かえる時間だけを学習時間と考えないことで、英語に触れる時間を増やしやすくなります。
ただし、本番対策ではアプリだけでなく、公式問題集などを使って長い問題をまとめて解く練習も必要です。普段はアプリ、休日は模試のように役割を分けると取り組みやすくなります。
英会話を伸ばしたい人|毎日5~15分は声に出す
英語を話せるようになりたい人は、単語や文法を見るだけで終わらず、毎日少しでも英語を声に出す時間を作りましょう。
TOEICの問題が解けても、実際の会話になると英語が出てこないことがあります。これは、知っている英語を自分で使う練習が不足している場合があります。
たとえば朝にフレーズを5分確認し、夜に10分だけAI英会話で使ってみる方法があります。覚えた英文を音読したり、日本語を見て英語に言い換えたりする方法でも構いません。
アプリだけでは実際の人との会話が不足すると感じる場合は、オンライン英会話を週1~2回組み合わせる方法もあります。
留学・ワーホリを考えている人|日常英会話を生活場面ごとに学ぶ
留学やワーキングホリデーを予定している人は、試験英語だけでなく、現地生活で実際に使う英語を場面別に学ぶのがおすすめです。
たとえば空港、ホームステイ、シェアハウス、買い物、レストラン、病院、アルバイトなど、海外生活ではさまざまな場面で英語を使います。
1日にすべて勉強するのではなく、「今日は空港」「明日はカフェ」のようにテーマを決めて、関連するフレーズを学んでみましょう。
- 朝:日常英単語を5~10分
- 移動中:現地で使う会話をリスニング
- 夜:その日のフレーズを声に出す
- 週末:オンライン英会話などで実践する
僕自身もオーストラリアへ留学した経験がありますが、実際の海外生活では教科書通りに進まない会話も多くあります。
「知っている」だけでなく「聞いて返せる」状態を目指すことを意識して、日常英会話を習慣にしていきましょう。
忙しい社会人|通勤・昼休み・寝る前のスキマ時間を使う
仕事が忙しい社会人は、毎日まとまった1時間を確保しようとするより、5~15分のスキマ時間を複数回使う方法が現実的です。
たとえば通勤中に10分、昼休みに5分、寝る前に10分なら、まとまった勉強時間を作らなくても合計25分になります。
| 時間帯 | 学習内容 | 時間 |
|---|---|---|
| 通勤中 | リスニング・英単語 | 10分 |
| 昼休み | 英文法・復習 | 5分 |
| 寝る前 | AI英会話・音読 | 10分 |
残業や予定がある日は、すべてできなくても問題ありません。通勤中の10分だけでも続けられれば十分です。
「時間ができたら英語をする」と考えると、忙しい日は後回しになりやすくなります。先に「この時間は英語」と決めておくことで、毎日の行動に取り入れやすくなります。
習慣化しやすい英語学習アプリを選ぶ5つのポイント
英語学習を続けるためには、勉強方法だけでなく、毎日使うアプリ選びも重要です。
機能が多いアプリより、自分が無理なく毎日開けるアプリを選ぶことを優先しましょう。
人気や料金だけで選ぶと、学習内容が目的に合わなかったり、1回のレッスンが長すぎたりして続かないことがあります。ここでは、習慣化という視点から確認したい5つのポイントを紹介します。
1回5~15分程度でも学習できる
習慣化しやすい英語アプリを選ぶなら、短時間でも1回の学習を完結できるかを確認しましょう。
1レッスンに30分以上必要なアプリは、時間に余裕がある日には使いやすくても、仕事や学校で忙しい日に続けにくくなる場合があります。
一方、英単語を5分、リスニングを10分、AI英会話を10分など、自分の空き時間に合わせて学べるアプリなら生活へ取り入れやすくなります。
特に初心者は、長時間学習できる機能より、「今日は5分だけでも進められる」と思えることを重視してみてください。
メモ
アプリを選ぶときは「最大で何ができるか」だけでなく、「忙しい日に最低何分から使えるか」も確認しておくと失敗を減らせます。
毎日やる内容が分かりやすい
英語アプリを開くたびに「今日は何を勉強しよう」と迷うと、学習を始めるまでの負担が増えます。
そのため、次にやるレッスンや復習内容が分かりやすいアプリを選ぶのがおすすめです。
たとえば、前回の続きから自動的に始められる、復習すべき単語が表示される、毎日の学習メニューが用意されているなどの機能があると、迷わず始めやすくなります。
反対に、教材やコースが多すぎて毎日自分で選ばなければならない場合は、最初に使うコースを1つ決めておきましょう。
「アプリを開く→考える→勉強する」ではなく、「アプリを開く→すぐ勉強する」状態を作れるかどうかが、習慣化では大切です。
学習履歴やリマインダー機能がある
英語学習を続けたい人は、学習履歴やリマインダーなどの機能も確認してみましょう。
どのくらい勉強したかを確認できると、自分が継続できていることを把握しやすくなります。
たとえば「今週は5日学習できた」「今月は合計300分勉強した」などが見えると、学習の振り返りにも使えます。
また、決まった時間に通知を出せるアプリなら、英語学習を忘れやすい人にも便利です。
ただし、連続学習日数を伸ばすことだけが目標にならないよう注意しましょう。学習記録はあくまで補助機能です。
「何日続いたか」に加えて「何ができるようになったか」も定期的に振り返ることが大切です。
自分の目的と英語レベルに合っている
どれだけ高機能な英語アプリでも、自分の目的や英語力と合っていなければ長く続けにくくなります。
まず「何のために英語を学ぶのか」を決めて、その目的に強いアプリを選びましょう。
| 目的 | 選びたいアプリ |
|---|---|
| 英会話 | AI英会話・スピーキング練習 |
| TOEIC | 単語・文法・Part別対策 |
| 海外旅行 | 旅行英会話・リスニング |
| 留学・ワーホリ | 日常英会話・発音・リスニング |
難易度も重要です。問題が簡単すぎると成長を実感しにくく、難しすぎると毎回学習することが苦痛になる場合があります。
初心者なら基礎英語から段階的に進められるもの、中級者なら自分の弱点を重点的に学べるものなど、今のレベルから少しずつ伸ばせるアプリを選んでみてください。
無料体験で「毎日開けそうか」を確認できる
有料の英語学習アプリを利用する場合は、無料体験や無料版があるなら、契約前に実際の使い心地を確認しましょう。
料金や機能表だけでは、「自分が毎日使いたいと思えるか」までは判断しにくいからです。
無料体験では、機能の多さだけでなく、毎日の続けやすさを確認してください。
無料体験で確認したいポイント
- 5~15分でも学習できるか
- 操作方法が分かりやすいか
- 自分のレベルに合っているか
- 次に何をすればよいか迷わないか
- 仕事や学校がある日でも続けられそうか
たとえば最初の2日だけ長時間使うのではなく、普段の生活と同じ条件で数日試すことがポイントです。
「通勤中でも使えた」「疲れている夜でも10分なら続けられた」と感じるなら、習慣化との相性も判断しやすくなります。
英語アプリを習慣化するときに避けたい5つの失敗
英語アプリを毎日続けるには、習慣化のコツだけでなく「続かなくなる行動」を避けることも大切です。
特に、最初から教材を増やしたり、毎日同じ学習量を求めたりすると、英語学習そのものが負担になりやすくなります。
英語学習では完璧な継続を目指すより、無理なく続けて、必要に応じて学習方法を調整できる状態を作りましょう。
最初から複数の英語アプリを使う
英語学習を始めると、単語・文法・リスニング・AI英会話など、気になるアプリを何個もダウンロードしたくなることがあります。
しかし、最初から複数のアプリを毎日使おうとすると、「今日はどれをやるか」を決めるだけでも負担になります。それぞれの進捗も分散するため、自分が何を学んでいるのか分かりにくくなることもあります。
まずは、現在もっとも伸ばしたい力に合わせてメインアプリを1つ決めましょう。たとえば英会話ならスピーキング系、TOEICなら試験対策系を中心にします。
補助教材が必要になった段階で、2つ目を追加すれば十分です。
アプリの使い方そのものを整理したい方は、英語学習アプリの効果的な使い方7ステップも参考にしてください。
毎日同じ学習量を絶対条件にする
「毎日30分」「毎日50問」のように目標を決めること自体は悪くありません。
ただし、毎日まったく同じ学習量を達成することを絶対条件にすると、仕事や学校が忙しい日に計画が崩れやすくなります。残業した日と休日では、英語に使える時間が違うのは自然なことです。
そこで、「通常ライン」と「最低ライン」を分けておきましょう。通常は20分勉強し、忙しい日は単語5個やアプリ5分だけでもOKとします。
重要なのは、予定より少なかった日を失敗扱いしないことです。
| 状況 | 学習量の例 |
|---|---|
| 余裕がある日 | 30分 |
| 普通の日 | 15~20分 |
| 忙しい日 | 5分 |
学習量を固定するのではなく、「英語から完全に離れないための最低ライン」を固定すると考えると続けやすくなります。
連続学習日数だけを目的にする
英語アプリには、学習日数や連続記録が表示されるものもあります。記録を見ることで、「今週も続けられた」と確認できるのはメリットです。
一方で、連続日数を伸ばすことだけが目的になると、簡単な問題を数問解いて記録だけ残したり、間違えた内容を復習せず先へ進んだりすることがあります。
本来確認したいのは、「何日アプリを開いたか」だけではありません。以前より覚えている単語が増えたか、聞き取れる英文が増えたか、英語を口から出せるようになったかも振り返りましょう。
たとえば毎週末に、今週覚えた単語を何も見ずに思い出したり、以前聞き取れなかった音声をもう一度聞いたりすると変化を確認できます。
学習日数はモチベーション維持の指標として使い、英語力そのものとは分けて考えることが大切です。
昨日の遅れを翌日に取り戻そうとする
英語学習を1日休んだあと、「昨日できなかった30分も合わせて、今日は60分やろう」と考える人もいるでしょう。
しかし、翌日に負担を上乗せすると、いつもの学習より始めるハードルが高くなります。2日分できなかった場合はさらに量が増え、「もう計画に戻れない」と感じる原因にもなります。
おすすめなのは、できなかった分を借金のように考えないことです。昨日できなかったとしても、今日は予定していた通常の10分や20分へ戻します。
「遅れを取り戻す」より「今日から再開する」ことを優先すると、途中で止まっても復帰しやすくなります。
アプリを開くことが目的になり英語力を確認しない
習慣化の最初の段階では、「毎日アプリを開く」を目標にしても問題ありません。ただし、数週間から数か月続けられるようになったら、学習時間だけではなく成果も確認しましょう。
たとえば単語アプリを毎日使っているなら、以前間違えた単語を何も見ずに答えられるか確認します。リスニングなら、一度聞き取れなかった英文を再生して理解できるか試してみましょう。
英会話が目的なら、その週に覚えた表現を自分の言葉として使えるかも重要です。
「20分使った」「30問終わった」だけで終わると、苦手な部分を放置したまま進んでしまうことがあります。
メモ
1週間に1回程度、「何時間勉強したか」だけでなく「先週より何ができるようになったか」を確認してみましょう。伸びを感じない場合は、学習時間を増やす前に復習方法やアプリの使い方を見直すことも大切です。
英語アプリで効果が出る人と出にくい人の違いは、英語アプリで本当に上達するのかを解説した記事でも詳しく紹介しています。
英語アプリだけでは足りないと感じたら他の学習方法も組み合わせよう
英語アプリはスキマ時間の学習に便利ですが、すべての英語学習をアプリだけで完結させる必要はありません。
英会話、TOEIC、留学など、目的によって必要な練習は異なります。
英語アプリを毎日の学習の土台にして、足りない部分だけオンライン英会話や問題集などで補うと、学習内容を広げやすくなります。
英会話を伸ばしたいならオンライン英会話を組み合わせる
単語や文法は分かるのに英語が話せない場合は、英語アプリに加えて、人と会話する時間を作ってみましょう。
AI英会話やスピーキングアプリなら、自分のペースで何度でも発話できます。一方、オンライン英会話では、相手が何を言うか分からない状況で聞き取り、その場で英語を考えて返す練習ができます。
たとえば平日はアプリで10~15分練習し、週末にオンライン英会話を1回受講する方法でも構いません。その週にアプリで覚えた表現を、実際のレッスンで1つ使うことを目標にすると、インプットとアウトプットをつなげやすくなります。
僕自身も複数のオンライン英会話を利用してきましたが、画面上では理解できる表現でも、人との会話ではすぐに出てこないことがあります。
「覚える場所」と「実際に使う場所」を分けて考えることがポイントです。
留学前に英語を話す練習を増やしたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選も参考にしてください。
TOEIC対策なら問題集・模試も取り入れる
TOEIC対策では、英語アプリを単語・文法・リスニングなどの日常学習に使いつつ、本番形式の問題演習も取り入れましょう。
アプリなら通勤中に単語を覚えたり、苦手なPartだけを短時間で練習したりできます。しかし、TOEIC L&Rでは決められた時間の中で多くの問題を解くため、本番を想定した時間配分にも慣れておく必要があります。
IIBCでは、ETSが制作・監修する公式教材や公式問題集を提供しています。公式問題集を使えば、本番形式の問題にまとめて取り組むことができます。
参考資料:IIBC TOEIC Program「公式教材・問題集」
たとえば平日はアプリで毎日20分、休日は公式問題集でまとまった問題演習を行う方法があります。
アプリは継続学習、問題集や模試は本番形式への対応というように役割を分けると使いやすくなります。
TOEIC向けのアプリを比較したい方は、TOEIC勉強アプリおすすめ7選も確認してみてください。
留学・ワーホリ予定なら実際に英語を使う練習を増やす
留学やワーキングホリデーを考えている場合は、アプリで英語を覚えるだけでなく、「現地だったらどう答えるか」を意識して練習しましょう。
海外生活では、空港やホテルだけでなく、語学学校での自己紹介、ホームステイ先での会話、買い物、友達との雑談、仕事探しなど、その場で英語を使う機会が増えます。
たとえばアプリで「Could you say that again?」を覚えたら、画面を見て読むだけではなく、何も見ずに言えるまで声に出します。その後、オンライン英会話などで実際に使ってみると実践につなげやすくなります。
僕自身、オーストラリアへ短期留学した経験がありますが、知っている単語でも会話の中ですぐに使えるとは限らないと感じました。
留学前は、難しい表現を増やすだけではなく、簡単な英語をすぐ口から出せる練習を増やしてみてください。
留学向けのアプリを探している方は、留学前におすすめの英語学習アプリも参考にしてください。
英語学習アプリの習慣化に関するよくある質問
ここでは、英語学習アプリを毎日続けたい人が疑問に感じやすいポイントをまとめます。
「毎日やらなければ意味がないのか」「何分やればいいのか」など、習慣化では正解を決めすぎないことも大切です。
自分の生活に無理なく組み込める方法を基準にして、長く続けられる形へ調整していきましょう。
英語アプリは毎日やった方がいい?
英語アプリは、できる範囲で定期的に使うのがおすすめです。ただし、「365日絶対に休んではいけない」と考える必要はありません。
英単語やリスニングなどは、一度取り組んで終わるより、繰り返し触れて復習することが重要です。そのため、週末だけ長時間勉強するよりも、平日に5~15分程度の短い学習を取り入れる方法もあります。
一方で、仕事や体調などによって勉強できない日は誰にでもあります。1日休んだからといって、それまでの学習がすべて無駄になるわけではありません。
「毎日必ず勉強する」ではなく、「基本的には毎日触れる。できなければ翌日戻る」というルールにしておくと負担を減らせます。
毎日という言葉を連続記録ではなく、英語を日常生活の中に置いておくための目安として考えてみてください。
1日何分くらい英語アプリを使えばいい?
英語アプリを使う時間に、すべての人へ当てはまる正解はありません。初心者や学習習慣がない人は、まず1日5~15分程度から始めると生活へ組み込みやすくなります。
慣れてきたら、目的に合わせて20~30分程度へ増やしてみましょう。TOEIC対策や留学準備など明確な目標がある場合は、アプリ以外の教材も含めて、さらに学習時間を確保することもあります。
ただし、時間が長ければ必ず効果が高くなるわけではありません。30分アプリを眺めるだけより、10分間で間違えた単語を集中して復習する方が目的に合う場合もあります。
まずは「毎日続けられる時間」を決め、その後に「その時間で何をするか」を具体化しましょう。
メモ
通常は15~30分、忙しい日は5分など、学習時間を2段階にしておく方法もおすすめです。時間を確保できない日にも完全にゼロになりにくくなります。
英語学習は何日くらいで習慣化する?
「21日続ければ習慣になる」「30日で習慣になる」と聞くことがありますが、習慣化に必要な日数を一律に決めることはできません。
Lallyらが日常生活における習慣形成を調べた研究では、行動が自動化するまでの期間には大きな個人差が確認されています。研究対象は食事・飲み物・運動などであり、英語学習そのものを調べた研究ではない点にも注意が必要です。
参考資料:University of Surrey「How are habits formed: Modelling habit formation in the real world」
そのため、「30日経ったのに自然に勉強できないから失敗」と考える必要はありません。
最初の30日は、習慣が完成する期限ではなく、時間帯・学習量・使うアプリなどを調整する期間として考えましょう。
何日続けたかより、以前より迷わず英語学習を始められるようになったかを見ることが大切です。
1日サボったら最初からやり直した方がいい?
英語アプリを1日使えなかったとしても、最初からやり直す必要はありません。翌日から普段の学習へ戻りましょう。
たとえば30日間続ける計画の12日目に勉強できなかった場合でも、13日目に通常どおり再開すれば問題ありません。「連続記録が途切れたから1日目へ戻る」というルールにすると、かえって心理的な負担が大きくなります。
また、前日の分を上乗せして2倍勉強する必要もありません。毎日20分が通常なら、翌日も20分に戻します。
習慣化では「休まない仕組み」だけではなく、「休んでも戻れる仕組み」を持っておくことが重要です。
無料の英語アプリでも習慣化できる?
無料の英語アプリでも、毎日の学習習慣を作ることはできます。習慣化で重要なのは、料金よりも「自分が続けやすいか」「目的に合う学習ができるか」です。
たとえば無料版でも英単語を毎日復習できたり、短いリスニング教材を利用できたりするなら、最初の習慣づくりには十分活用できます。
一方で、有料版にすると復習機能、AI英会話、学習プラン、詳細な分析などが追加されるアプリもあります。必要な機能はサービスによって異なるため、「有料なら必ず続く」と考えず、自分が本当に使う機能かを確認しましょう。
まず無料版や無料体験を普段の生活の中で使い、「通勤中でも開ける」「疲れた夜でも10分なら使える」と感じるか試す方法がおすすめです。
毎日続けやすさを重視して比較したい方は、毎日続けやすい英語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
英語アプリは複数使ってもいい?
英語アプリを複数使うこと自体は問題ありません。ただし、それぞれの役割を決めて使うことが大切です。
たとえばTOEICアプリをメインにして、発音だけ専用アプリで補う方法や、英単語アプリを毎日使いながら、AI英会話を週に数回利用する方法があります。
反対に、「評判が良さそうだから」という理由だけで5個、6個と増やすと、毎日どれを使えばよいか迷いやすくなります。それぞれのアプリで同じ単語や文法を繰り返し学び、学習時間が分散することもあります。
初心者はまず「メイン1つ+必要なら補助1つ」程度から始めましょう。
1~2か月使って、「発音練習が足りない」「会話する機会がない」など具体的な不足が見えてから追加すると、アプリごとの役割を明確にできます。
英語アプリだけで英語を話せるようになる?
英語アプリはスピーキング練習にも活用できますが、「アプリを毎日使えば必ず英語を話せるようになる」とは言い切れません。
英単語や文法を選択式の問題だけで学んでいる場合、知識は増えても、自分で英文を組み立てて口から出す練習が不足することがあります。
英語を話せるようになりたいなら、アプリ内でも音読、シャドーイング、瞬間英作文、AI英会話など、声を出す機能を積極的に使いましょう。
さらに、人との会話に慣れたい場合はオンライン英会話などを組み合わせる方法があります。
たとえばアプリで「Could I have ~?」を覚えたら、自分で単語を入れ替えて何度か発音し、その後の会話練習で実際に使います。
アプリを知識を覚える道具だけにせず、覚えた英語を使う練習までつなげることが大切です。
英語学習アプリを習慣化して毎日英語に触れる生活を作ろう
英語学習アプリを習慣化するために、毎日完璧な勉強をする必要はありません。
大切なのは、やる気がある日に頑張ることより、忙しい日でも始められて、できなかった翌日にも戻れる仕組みを作ることです。
まずは「いつ使うか」「何を使うか」「最低何分やるか」の3つを今日決めてみましょう。
- 毎日使うメインアプリを1つ決める
- 朝・通勤・昼休み・寝る前など使うタイミングを決める
- 忙しい日の最低ラインを5分程度に設定する
- できない日があっても翌日は通常の学習へ戻る
- 1週間ごとに「何ができるようになったか」を振り返る
僕自身も、毎日高い学習目標を達成しようとするより、「少しでも英語に触れる」という最低ラインを作った方が取り組みやすいと感じています。
英単語5個でも、リスニング1本でも構いません。その小さな学習を生活の中に残しながら、余裕がある日に少しずつ量を増やしていきましょう。
まだ毎日使うアプリが決まっていない方は、毎日続けやすい英語アプリおすすめ7選から、自分の目的や生活スタイルに合うサービスを比較してみてください。