英単語アプリで勉強していると、「1周では足りない?」「5周すれば覚えられる?」と周回数が気になる方も多いのではないでしょうか。
英単語は、1回見ただけですべて覚える必要はありません。
まず3周、必要に応じて4〜5周を目安にしながら、覚えた単語を外して苦手な単語へ復習を集中させるのがおすすめです。
大切なのは「何周したか」ではなく、英単語を見たときに意味をすぐ思い出せる状態になっているかです。
この記事では、英単語アプリの1周目・2周目・3周目以降の進め方から、おすすめの復習タイミング、何周しても覚えられない原因、覚えたと判断する基準まで詳しく解説します。
「何周すればいいか分からない」と迷っている方は、自分に合った効率的な周回方法を見つけていきましょう。
英単語アプリは何周すればいい?目安は3〜5周
英単語アプリは、まず3周を目標にして、必要に応じて4〜5周目へ進むのがおすすめです。
ただし、「5周すれば必ず覚えられる」という意味ではありません。
英単語の難易度や現在の語彙力によって必要な回数は変わるため、周回数だけではなく「単語を見た瞬間に意味を思い出せるか」を基準にしましょう。
| 周回 | 主な目的 | 取り組み方 |
|---|---|---|
| 1周目 | 全体を知る | テンポよく全単語に触れる |
| 2周目 | 苦手語を見つける | 分からない単語をチェックする |
| 3周目 | 定着させる | 苦手語を中心に思い出す |
| 4〜5周目 | 弱点を減らす | 覚えていない単語だけ復習する |
大切なのは、周回するたびに同じ勉強を繰り返さないことです。
覚えた英単語を少しずつ外しながら、苦手な英単語へ学習時間を集中させていきましょう。
1周ですべて覚えようとしなくていい
英単語アプリの1周目では、すべての単語を完璧に暗記しようとする必要はありません。
1周目の目的は「覚えること」より「全体に一度触れること」と考えると進めやすくなります。
例えば1,000語収録されている教材で、1語ずつ例文や派生語まで完璧に覚えようとすると、最後まで進む前に最初の単語を忘れてしまうことがあります。
学習量が多く感じて、途中で挫折する原因にもなります。
1周目では、英単語を見て意味を確認し、分からなければ答えを見て次へ進んで構いません。
知っている単語と知らない単語を大まかに分けるだけでも十分です。
- 知っている単語はテンポよく進める
- 知らない単語はチェックを付ける
- 発音が分からない場合は音声を一度聞く
- 1語に長時間かけない
- まず最後まで1周することを優先する
最初から100%を目指すより、60%、70%と少しずつ理解できる単語を増やしていくイメージで取り組みましょう。
何周したかより「すぐ意味が出るか」で判断する
英単語アプリを卒業する基準は、「5周したから終わり」のように回数だけで決めない方がよいです。
英単語を見たときに、1〜2秒程度で意味を思い出せるかを一つの判断材料にしましょう。
例えば「available」を見て、選択肢を確認してから「利用できる」という意味を選べる状態では、まだ知識があいまいな可能性があります。
TOEICの長文や実際の英会話では、一つひとつの単語を長時間考えている余裕はありません。
そこで、単語を「○・△・×」の3段階に分ける方法がおすすめです。
英単語の定着度を判断する基準
- ○:見た瞬間に意味が分かる
- △:少し考えれば意味が分かる
- ×:意味を思い出せない
○の単語が増えてきたら、全単語を最初から繰り返す必要はありません。
△と×だけを復習すれば、同じ学習時間でも苦手な英単語に集中できます。
記憶から答えを取り出す「検索練習」は、単に教材を読み直すだけではなく、自分で思い出そうとする学習方法です。
研究でも、学んだ情報を繰り返し思い出す練習が、その後の記憶保持に役立つことが報告されています。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
参考資料:National Library of Medicine「Practicing Retrieval Facilitates Learning」
英単語学習だけでなく、留学に向けてどのように単語や英会話を勉強すればよいか迷っている方は、留学前の英語学習は何をするべき?初心者向けに勉強法と優先順位を解説も参考にしてください。
英単語アプリの周回は1周目・2周目・3周目でやり方を変えよう
英単語アプリを効率よく使うなら、毎回同じ方法で周回するのではなく、周回するごとに学習の目的を変えることがポイントです。
1周目は全体を確認し、2周目は苦手語を探し、3周目以降は苦手語を重点的に復習します。
周回するほど学習対象を絞ることで、時間をかけるべき単語が見えやすくなります。
1周目|覚えるより全単語に触れる
1周目は、知らない単語が多くても気にせず、収録されている英単語を最後まで確認しましょう。
この段階では、単語を完璧に暗記することよりも「知っている・知らない」を仕分けることが重要です。
例えば100語学習するときは、一つの単語を長時間眺めるのではなく、「意味が分かる」「あいまい」「分からない」とテンポよく判断します。
分からなければすぐに答えを確認して構いません。
発音音声があるアプリなら、一度音声も聞いておきましょう。
文字だけで覚えると、リーディングでは分かるのにリスニングでは聞き取れない単語が生まれることがあります。
1周目で「全然覚えられなかった」と落ち込む必要はありません。
最初の周回は暗記テストではなく、これから覚える単語の全体像を把握するための準備と考えましょう。
2周目|覚えていない単語を見つける
2周目では、1周目に見た単語をもう一度確認しながら、覚えている単語と覚えていない単語を明確に分けます。
ここでは答えを見る前に一度、自分で意味を思い出してみることが重要です。
例えば単語が表示されたら、すぐ選択肢を見るのではなく、頭の中で日本語の意味を答えてから正解を確認します。
意味がすぐ出れば次へ進み、少し迷った単語や間違えた単語にはチェックを付けます。
「見れば分かる」と「何もヒントがなくても思い出せる」は同じではありません。
選択問題では正解できても、英文の中で意味を思い出せないことがあります。
2周目が終わった時点で、500語中200語が苦手なら、3周目からはその200語を中心に復習しましょう。
周回するほど対象を減らすことが、アプリ学習を効率化するポイントです。
3周目|苦手な英単語を定着させる
3周目は、1〜2周目で残った苦手単語を「見たことがある状態」から「自力で思い出せる状態」へ変えていきます。
単語を見るだけではなく、一度答えを隠して記憶から取り出す練習を増やしましょう。
例えば「purchase」が苦手なら、単語を見て意味を思い出す、音声だけで意味を考える、短い例文の中で確認するというように、少しずつ問題の出し方を変えます。
同じ画面を何度も眺めるだけより、自分で答えようとする場面を作ることが大切です。
3周目でも覚えられない単語は、例文や音声と一緒に確認して記憶の手がかりを増やしましょう。
4〜5周目|覚えていない単語だけを繰り返す
4〜5周目まで進んだら、全単語を最初から復習するより、覚えていない単語だけに絞る方法がおすすめです。
例えば1,000語の教材なら、「1,000語→500語→200語→100語」のように、周回するたびに復習対象を減らすイメージです。
すでに瞬時に意味が分かる単語へ何度も時間を使うと、本当に覚える必要がある単語へ使える時間が減ってしまいます。
アプリに「苦手」「お気に入り」「間違えた問題だけ復習」などの機能があれば積極的に活用しましょう。
メモ
5周しても覚えられない単語が残っていても問題ありません。
周回数を増やすこと自体を目標にせず、苦手単語が少しずつ減っているかを確認しましょう。
また、同じ日に5回連続で確認するだけではなく、時間を空けて再び思い出す練習も取り入れましょう。
英単語を使った研究でも、繰り返し思い出す練習を時間的に分散させることが長期的な記憶保持に役立つと報告されています。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
英単語アプリを効率よく周回する7つのコツ
英単語アプリは、ただ周回数を増やすだけでは効率的な学習になりません。
大切なのは、覚えている単語と苦手な単語を分けながら、思い出す回数を増やすことです。
ここでは、英単語アプリを何周しても覚えられない状態を防ぐために、初心者でも実践しやすい7つのコツを紹介します。
1周目から完璧に覚えようとしない
英単語アプリを効率よく周回するためには、最初から100%暗記しようとしないことが大切です。
1周目で一つひとつ完璧に覚えようとすると、学習速度が落ちてしまい、教材を最後まで終える前に挫折しやすくなります。
例えば100語勉強する予定なのに、最初の10語だけで30分使ってしまうと、残り90語に触れられません。
それよりも、最初は意味を確認しながら100語すべてに触れ、2周目で覚えていない単語を確認した方が周回しやすくなります。
英単語学習では、「一度で覚える」より「忘れたらまた思い出す」という考え方を持ちましょう。
間違えたこと自体を失敗と考える必要はありません。
間違えた単語が分かれば、次にどこを復習すればよいかが明確になります。
分からない英単語には印をつける
英単語アプリを周回するときは、分からなかった単語をそのまま流さず、苦手単語として記録しましょう。
アプリにお気に入り、チェック、苦手登録などの機能があれば、積極的に利用してください。
例えば500語学習して200語を間違えた場合、次回も500語すべてを復習する必要はありません。
まず200語を重点的に確認し、その中で再び間違えた80語を次の復習対象にします。
- 意味を完全に忘れていた単語
- 意味を勘違いしていた単語
- 意味が出るまで時間がかかった単語
- 似た単語と混同した単語
- 発音を聞いて分からなかった単語
単純な不正解だけでなく、「正解したけれど自信がなかった単語」もチェックしましょう。
苦手語を見える化することで、復習の優先順位を決めやすくなります。
覚えた単語は周回対象から外す
周回を効率化するには、すでに覚えた英単語を毎回すべて復習しないことも重要です。
見た瞬間に意味が分かり、何度確認しても正解できる単語は、一度通常の周回対象から外して構いません。
例えば1,000語中800語をすぐ理解できる状態なら、毎日1,000語を見るより、残り200語へ時間を使った方が苦手を減らしやすくなります。
アプリの正答率や習熟度が表示される場合は、それらも参考にしましょう。
ただし、一度覚えた単語を二度と見なくてよいわけではありません。
数週間後に確認すると忘れていることもあるため、ときどき全体をチェックしてください。
「覚えた単語は頻度を下げる、苦手単語は頻度を上げる」という考え方で、復習する量を調整しましょう。
英単語を見てから意味を思い出す
英単語アプリでは、答えや選択肢を見る前に、自分の頭で意味を思い出す時間を作りましょう。
選択肢を見て「これだった気がする」と答えるだけでは、本当に単語を覚えているのか判断しにくいためです。
例えば「determine」が表示されたら、すぐ選択肢をタップせず、「決定する、明らかにする」などの意味を自分で思い出してから答え合わせをします。
数秒考えても出てこなければ、不正解として復習対象に入れて構いません。
このように記憶から答えを取り出す練習は「retrieval practice」と呼ばれ、学習後の記憶保持を高める方法として研究されています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
参考資料:National Library of Medicine「Practicing Retrieval Facilitates Learning」
単語を眺めるだけの学習から、「思い出してから確認する学習」へ変えることがポイントです。
発音・音声も一緒に確認する
英単語は日本語の意味だけでなく、発音も一緒に確認しましょう。
文字だけで単語を覚えていると、TOEICのリスニングや海外での英会話で聞いたときに、知っている単語なのに気づけないことがあります。
例えば「comfortable」の意味を知っていても、自分が想像している発音と実際の音が大きく違えば、会話中に聞き取れない可能性があります。
アプリに音声再生機能があるなら、新しい単語を覚えるときに一度聞き、苦手語では自分でも声に出してみましょう。
毎回すべての単語で長時間発音練習する必要はありません。
「文字を見れば分かるけれど、音では分からない単語」を優先して確認すれば十分です。
留学や海外旅行で使える英語を身につけたい場合は、単語の意味だけで終わらず「聞いて分かる状態」まで目指しましょう。
例文は苦手な単語を中心に確認する
例文は英単語の使い方を理解するのに役立ちますが、1周目から全単語の例文を細かく読み込む必要はありません。
すべて確認すると周回速度が大きく落ちるため、意味を覚えにくい単語や使い方が分からない単語を中心に例文を見るのがおすすめです。
例えば「apply」を「申し込む」とだけ覚えるより、「apply for a job」のようなまとまりで確認すると、どのような場面で使われるのか理解しやすくなります。
一つの単語に複数の意味がある場合も、例文を見ることで意味を区別しやすくなります。
また、留学や英会話を目的にしている方は、自分が実際に使えそうな例文を優先しましょう。
学校、仕事、旅行、買い物など、自分の経験と結びつけると復習するときの手がかりを作れます。
単語単体で覚えにくいと感じたら、「例文を見る」という一段階を追加してみてください。
スキマ時間を使って毎日少しずつ復習する
英単語アプリの強みは、通勤や休憩時間などの短い時間でも復習できることです。
まとまった時間が取れる日だけ勉強するより、数分でも英単語を思い出す機会を複数の日に作る方が周回しやすくなります。
例えば朝に新しい単語を20語確認し、通勤中に苦手語を復習し、夜にもう一度チェックする方法があります。
毎回30分以上確保する必要はなく、5〜10分程度でも「アプリを開いて復習する」という習慣を作ることが大切です。
研究でも、思い出す練習を一度にまとめるだけでなく、時間を空けて繰り返す方法が長期的な記憶保持に役立つことが示されています。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
英単語アプリは「何周したか」を競うものではありません。
苦手な単語を少しずつ減らし、必要なときに意味を思い出せる状態を作ることを目標にしましょう。
単語アプリはいつ復習する?おすすめの復習タイミング
単語アプリの復習は、1回だけまとめて行うのではなく、覚えた直後から少しずつ間隔を空けて繰り返すのがおすすめです。
「翌日」「数日後」「1週間後」「2〜4週間後」を目安に確認すると、忘れている単語を効率よく見つけられます。
ただし、すべての単語を毎回復習する必要はなく、覚えていない単語ほど高い頻度で確認することがポイントです。
| タイミング | 目的 | 復習する内容 |
|---|---|---|
| 直後〜翌日 | 忘れかけた単語を確認する | 新しく覚えた単語 |
| 数日後 | 自力で思い出せるか確認する | 間違えた単語・迷った単語 |
| 1週間後 | 記憶の定着を確認する | 苦手単語を中心に復習する |
| 2〜4週間後 | 長期間覚えているか確認する | 以前苦手だった単語を再確認する |
このスケジュールを厳密に守る必要はありません。
単語アプリに復習機能や苦手語の管理機能がある場合は、それらも活用しながら自分が忘れやすい単語を優先しましょう。
覚えた直後〜翌日にもう一度確認する
新しく覚えた英単語は、覚えた直後から翌日までに一度確認しておきましょう。
一度意味を確認しただけでは、「分かったつもり」になっていても、時間が経つと意味を思い出せないことがあるからです。
例えば朝に50語を学習した場合、夜にもう一度すべて暗記し直す必要はありません。
英単語を見て意味を思い出し、すぐ答えられなかったものだけチェックします。
翌日には、そのチェックした単語を優先して復習しましょう。
「新しい単語だけを増やす」のではなく、「昨日の復習+今日の新規単語」という形にすると学習を続けやすくなります。
数日後にもう一度復習する
翌日に正解できた英単語も、数日後にもう一度確認してみましょう。
大切なのは、答えを覚えている直後ではなく、少し時間が経った状態でも自力で意味を思い出せるかを確認することです。
例えば月曜日に覚えた単語なら、火曜日に一度復習したあと、木曜日や金曜日にもう一度確認する方法があります。
そのときにすぐ意味が出てくれば、学習頻度を少し下げてもよいでしょう。
反対に、数日前に勉強したはずなのに意味を忘れていた単語は、まだ定着していない可能性があります。
苦手単語として登録し、翌日や数日後にもう一度復習してください。
同じ内容を一度に何度も見るだけではなく、時間を空けながら学習する「分散学習」は、長期的な記憶を支える学習方法として研究されています。
1週間後に覚えているかチェックする
英単語を覚えてから1週間ほど経ったら、答えを見ずに意味を思い出せるか確認してみましょう。
翌日には覚えていても、数日から1週間経つと意味があいまいになる単語は少なくありません。
例えば100語を学習し、1週間後に80語をすぐ答えられた場合は、残り20語を重点的に復習します。
100語すべてを同じ頻度で繰り返すより、忘れていた単語へ学習時間を集中させる方が効率的です。
- すぐ意味が出た単語は復習頻度を下げる
- 少し迷った単語は再確認する
- 完全に忘れていた単語は苦手語に戻す
- 発音を忘れた単語は音声も確認する
1週間後の確認は「テスト」と考えすぎる必要はありません。
忘れていた英単語を見つけるためのチェックと考えると、間違えても焦らず復習できます。
2〜4週間後に定着度を確認する
一度覚えた英単語は、2〜4週間ほど経ったあとにも確認すると、長期間覚えているか判断しやすくなります。
ここでは毎日のように復習していた単語ではなく、しばらく見ていない状態でも意味を思い出せるかをチェックしましょう。
例えば以前苦手だった50語を数週間後にテストし、45語をすぐ答えられたなら、残り5語だけを再び重点復習に戻します。
このように、「覚える→間隔を空ける→確認する→忘れていた単語だけ戻す」という流れを繰り返すと、復習する単語を徐々に減らせます。
メモ
復習日は厳密に「1日後・3日後・7日後」と固定する必要はありません。
重要なのは、一度に何度も見るだけではなく、時間を空けても自力で思い出せるか確認することです。
英単語を長期間覚えておきたいなら、周回数だけではなく復習する間隔にも目を向けてみましょう。
英単語アプリを何周しても覚えられない5つの原因
英単語アプリを3周、5周と繰り返しているのに覚えられない場合は、周回数が足りないのではなく、学習方法そのものに改善できる部分がある可能性があります。
よくある原因は、単語を眺めるだけになっていることや、選択肢に頼っていること、復習量を増やしすぎていることです。
「もっと周回しなければ」と考える前に、まず現在のやり方を確認してみましょう。
英単語を眺めているだけになっている
何周しても英単語を覚えられない原因の一つは、画面に表示された単語と意味を眺めるだけになっていることです。
何度も見ている単語は見覚えがあるため、「覚えた」と感じやすくなります。
しかし、実際の英文では日本語訳が横に表示されるわけではありません。
そのため、単語を見るだけではなく、自分で意味を思い出す練習を取り入れる必要があります。
例えば「increase 増加する」とセットで眺めるのではなく、「increase」だけを見て意味を答えてから正解を確認します。
思い出せなければ、その単語を次の復習対象にしてください。
学習した情報を自分の記憶から取り出す「retrieval practice」は、学習内容の保持を促す方法として研究されています。
参考資料:National Library of Medicine「Practicing Retrieval Facilitates Learning」
アプリを何回開いたかではなく、自力で答えられた回数を増やしていきましょう。
選択肢を見て答えているだけ
4択などの問題形式だけで学習している場合、「英単語を覚えている」のではなく「選択肢を見れば正解を選べる」状態になっていることがあります。
例えば「purchase」の意味を聞かれて、選択肢に「購入する」「訪問する」「説明する」「比較する」と並んでいれば、消去法で答えられるかもしれません。
しかし、英文中に「purchase」が突然出てきたときに意味を思い出せなければ、十分に定着しているとはいえません。
改善するには、選択肢を見る前に自分の頭の中で答える習慣を作りましょう。
3秒程度考えて意味が出てこなければ、苦手単語として扱います。
正解率だけを見るのではなく、「ヒントなしで答えられたか」まで確認してください。
1日に覚える英単語が多すぎる
英単語を早く増やしたいからといって、1日に大量の新規単語を詰め込みすぎると、復習する量も急激に増えてしまいます。
結果として、新しい単語を進めるだけで精いっぱいになり、前日に覚えた単語を復習できなくなることがあります。
例えば毎日200語ずつ新しく覚えようとすると、数日後には新規単語に加えて数百語の復習が発生する可能性があります。
学習時間が限られている初心者ほど負担になりやすいでしょう。
大切なのは「1日何語やったか」ではなく、翌日以降も復習できる量に調整することです。
1日50語が多いなら30語でも構いません。
通勤時間しか取れない日は10〜20語に減らしても大丈夫です。
メモ
新規単語を増やしすぎて復習できなくなっている場合は、新しい範囲を一時的に止めて苦手語の復習を優先しましょう。
「進む日」と「復習する日」を分ける方法もあります。
自分が毎日継続できる量を見つけることが、結果的に周回を速くすることにつながります。
覚えた単語まで毎回復習している
すでに覚えた英単語を毎回すべて復習していると、学習時間が足りなくなることがあります。
英単語アプリを何周もする場合は、周回するたびに対象を絞っていきましょう。
例えば1,000語のうち700語を迷わず答えられるなら、次の周回では残り300語を優先します。
さらに300語のうち200語を覚えたら、残り100語を重点的に復習します。
| 段階 | 復習する単語 |
|---|---|
| 1周目 | 1,000語を確認 |
| 2周目 | 苦手な500語を中心に確認 |
| 3周目 | 残った200語を重点的に確認 |
| 4周目以降 | まだ覚えていない単語を反復 |
数字はあくまで一例ですが、考え方は同じです。
周回数が増えるほど、復習する単語数は減らすと覚えておきましょう。
一度覚えた単語も時間が経つと忘れる可能性があるため、完全に削除する必要はありません。
数週間後などに全体をチェックし、忘れていたものだけ再び苦手語へ戻す方法がおすすめです。
復習するまでの期間が空きすぎている
新しい英単語を勉強したあと、次に同じ単語を見るまで何週間も空いてしまうと、ほとんど忘れた状態から覚え直すことになりやすいです。
英単語学習では、完全に忘れるまで放置するのではなく、翌日や数日後にも確認することを意識しましょう。
例えば月曜日に100語勉強して、次に確認するのが1か月後では、初めて見るように感じる単語が増える可能性があります。
一方で、火曜日に一度確認し、数日後、1週間後と少しずつ間隔を空ければ、忘れている単語を途中で見つけられます。
ただし、すべての単語を毎日復習する必要もありません。
正解できる単語は間隔を広げ、何度も間違える単語は短い間隔で確認してください。
英単語アプリの通知や復習リストを活用し、学習を始めたら「新しい単語」だけではなく「前回の苦手語」も確認する習慣を作りましょう。
英単語を覚えたと判断する3つの基準
英単語を何周すればよいか迷ったときは、周回数ではなく「何ができるようになったか」で判断しましょう。
特に確認したいのが、文字を見て意味が分かる・音声を聞いて意味が分かる・英文の中でも意味を理解できるという3段階です。
すべての単語で最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは「英単語を見た瞬間に意味が分かる状態」を増やし、目的に合わせて音声や例文まで広げていきましょう。
| 基準 | 確認方法 | 目指す状態 |
|---|---|---|
| 文字 | 英単語だけを見る | 1〜2秒程度で意味が出る |
| 音声 | 文字を見ずに聞く | 音から意味を理解できる |
| 例文 | 英文の中で確認する | 文脈の中でも意味が分かる |
TOEICだけでなく英会話や留学にもつなげたい方は、日本語訳を暗記して終わりにせず、「読める・聞ける・文中で分かる」状態を目標にしてください。
英単語を見て1〜2秒で意味が出てくる
英単語を覚えたか判断する最初の基準は、単語を見てから短い時間で意味を思い出せるかです。
厳密に1秒や2秒を計測する必要はありませんが、長時間考えなくても意味が自然に出てくる状態を一つの目安にしましょう。
例えば「require」を見た瞬間に「必要とする」が出てくれば、少なくとも英語から意味を理解する力は身についています。
反対に、「見たことはあるけれど何だったかな」と10秒以上考えるなら、まだ復習対象として残しておく方がよいでしょう。
TOEICのリーディングや海外で英語を読む場面では、単語一つごとに立ち止まっていると英文全体を理解するスピードが落ちます。
そのため、単語帳で正解できるだけではなく、瞬時に意味へアクセスできる状態を増やすことが大切です。
3〜5周したあとも迷う単語だけを残し、重点的に繰り返してみてください。
音声を聞いて意味が分かる
英単語を「使える知識」に近づけるためには、文字だけでなく音声を聞いたときにも意味が分かるか確認しましょう。
特にTOEICリスニング、海外旅行、留学、ワーホリを考えている方には重要なポイントです。
例えば単語帳では「environment=環境」と分かっていても、音声で聞いた瞬間に意味が結びつかなければ、実際の会話では理解できない可能性があります。
文字で知っている単語と、音で認識できる単語には差が生まれることがあるためです。
おすすめは、苦手単語の復習時に音声を再生し、画面を見ずに意味を考える方法です。
意味が分からなければ文字を確認し、もう一度音声を聞きます。
将来的に英語を話せるようになりたいなら、単語アプリの音声機能も積極的に活用しましょう。
例文の中でも意味を理解できる
単語単体で意味を答えられるようになったら、最後に例文や長文の中でも意味を理解できるか確認しましょう。
実際の英語では単語が一語だけで登場することは少なく、前後の単語との組み合わせや文脈の中で使われるからです。
例えば「available」を「利用できる」と覚えていても、「Are you available tomorrow?」では「明日は時間がありますか?」というニュアンスで使われます。
単語帳の日本語訳だけを暗記していると、英文によっては意味を取りにくいことがあります。
そこで、苦手単語は短い例文まで確認し、実際にどのように使われるかを見るようにしましょう。
TOEICを勉強している方なら、単語アプリで覚えた語彙が公式問題集や長文問題に出てきたときも復習のチャンスです。
英会話や留学を目指している場合は、さらに自分が使いそうな文章へ置き換えて声に出すと、単語を「意味が分かる知識」から「使える知識」へつなげやすくなります。
英単語を増やした先に留学で使える英語力も身につけたい方は、留学前の英語学習で何をするべきかを解説した記事も参考にしてください。
目的別|英単語アプリのおすすめ周回方法
英単語アプリの周回方法は、学習目的によって変えるのがおすすめです。
TOEIC対策なら試験でよく使う語彙を素早く理解できる状態を目指し、英会話や留学が目的なら発音や例文まで確認する必要があります。
「何周するか」だけでなく、「何のために単語を覚えるのか」から逆算して周回方法を決めると、学習内容に無駄が生まれにくくなります。
| 目的 | おすすめの周回方法 | 重視するポイント |
|---|---|---|
| TOEIC500〜600点 | 頻出単語を3周する | 基礎語彙を増やす |
| TOEIC700〜800点 | 知らない単語を重点的に周回する | 苦手語を減らす |
| 英会話 | 意味・発音・例文を確認する | 実際に使える状態を目指す |
| 留学・ワーホリ | 生活で使う単語を優先する | 現地で必要な語彙を増やす |
自分の目的に合わない方法で何周もするより、必要な英単語を必要な方法で繰り返した方が効率的です。
ここからは、目的別に具体的な周回方法を解説します。
TOEIC500〜600点|まず頻出単語を3周する
TOEIC500〜600点程度で語彙力に不安がある方は、まずTOEICで学習する基本的な頻出単語を3周することから始めてみましょう。
1周目からすべてを完璧に覚えるのではなく、短期間で同じ単語に何度も触れることを意識します。
1周目は意味を確認しながら最後まで進み、2周目では意味が出てこない単語にチェックを付けます。
3周目では、チェックした苦手単語を中心に復習してください。
例えば1,000語の教材を使う場合、1周目は1,000語すべてを確認しても、2周目以降は覚えた単語を少しずつ外して構いません。
3周目終了後も意味が出てこない単語だけ、4周目以降へ残します。
TOEIC対策では、単語だけに学習時間を使い切らないことも大切です。
ある程度語彙を増やしたら、リスニングや文法、長文問題にも取り組み、実際の英文の中で覚えた単語に触れていきましょう。
TOEIC700〜800点|知らない単語だけを重点的に周回する
TOEIC700〜800点程度まで学習が進んでいる方は、単語アプリに収録されているすべての単語を毎回周回する必要はありません。
すでに瞬時に意味が分かる基本単語を繰り返すより、意味があいまいな単語や知らない単語へ時間を集中させる方法がおすすめです。
例えば1,000語中700語を迷わず答えられるなら、次の周回では残り300語を中心に学習します。
その300語からさらに覚えたものを外し、200語、100語、50語と苦手語を減らしていきましょう。
このスコア帯では、「意味を完全に知らない単語」だけではなく、「見たことはあるけれど即答できない単語」にも注意してください。
TOEICの英文を読むときに数秒考えなければ意味が出ない状態では、読むスピードを落とす原因になります。
メモ
正解した単語でも、意味を思い出すまでに時間がかかった場合は苦手語として残しておくのがおすすめです。
「正解したか」だけではなく、「すぐ答えられたか」も確認しましょう。
単語アプリだけを何周もするのではなく、公式問題集や長文問題で同じ単語を見つけたときにも意味を確認すると、実際の文脈と結びつけやすくなります。
英会話目的|意味だけでなく発音と例文も覚える
英会話を目的に英単語アプリを使う場合は、日本語の意味だけを暗記して終わらないことが大切です。
意味・発音・使い方をセットで確認し、実際の会話で使える状態を目指しましょう。
例えば「reservation=予約」と覚えるだけではなく、音声で発音を確認し、「I have a reservation.」のような短い例文まで声に出します。
ホテルやレストランなど、自分が実際に使う場面を想像すると覚えやすくなります。
英会話目的なら、1周目は意味を中心に確認し、2周目は発音、3周目は短い例文まで広げる方法もおすすめです。
最初からすべてを同時に覚えようとすると負担が大きくなるため、周回ごとに学習内容を増やします。
- 英単語を見て意味を答える
- 音声を聞いて意味を思い出す
- 発音をまねして声に出す
- 短い例文の中で使い方を確認する
- 自分が使いそうな文章に置き換える
単語の知識を増やすだけでなく、実際に口から出す練習も組み合わせることで、英語を「知っている状態」から「使える状態」へ近づけていきましょう。
留学・ワーホリ目的|生活で使う英単語を優先する
留学やワーキングホリデーを予定している方は、難しい英単語を大量に覚えるより、現地生活で何度も使う単語を優先するのがおすすめです。
学校・住居・買い物・仕事・交通・病院など、実際に遭遇する場面から逆算して語彙を増やすと実用性が高くなります。
例えば留学なら「assignment」「classmate」「deadline」、住居なら「rent」「deposit」「roommate」など、生活に直結する単語を優先できます。
単語だけでなく、「pay the rent」「submit an assignment」のような短いまとまりで覚えるのもおすすめです。
留学前は単語だけでなく、自己紹介や買い物、授業、聞き返しなどの英会話も準備しておきましょう。
何から取り組めばよいか迷っている方は、留学前の英語学習でやるべきことを解説した記事も参考にしてください。
英単語アプリで効率よく復習するなら周回・復習機能を活用しよう
英単語アプリを何周もするなら、紙の単語帳と同じように最初から最後まで毎回繰り返す必要はありません。
アプリには、間違えた単語の記録や苦手語の登録、復習問題など、学習対象を絞るための機能が用意されていることがあります。
周回する回数を増やすより、苦手な単語が再び出てくる仕組みを活用することが効率化のポイントです。
間違えた単語だけ復習できる機能を使う
英単語アプリに「間違えた問題」「苦手単語」「お気に入り」などの復習機能がある場合は積極的に使いましょう。
覚えた単語まで毎回すべて解き直す必要がなくなり、自分が覚えられていない英単語へ学習時間を集中できるからです。
例えば500語を学習して150語を間違えた場合、次回はその150語を優先します。
150語のうち100語を答えられたら、残った50語をさらに繰り返します。
| 学習段階 | 復習対象の例 |
|---|---|
| 最初 | 500語 |
| 1回目の絞り込み | 間違えた150語 |
| 2回目の絞り込み | まだ苦手な50語 |
| 定着後 | ときどき全体を確認する |
この方法なら「5周した」という回数ではなく、「500語あった復習対象が50語まで減った」という形で成長を確認できます。
英単語アプリを選ぶ際も、収録単語数だけを見るのではなく、間違えた単語を簡単に復習できるか確認してみてください。
英語学習サービスをまとめて確認したい方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較も参考にしてください。
苦手単語や復習タイミングを自動管理できるアプリを選ぶ
毎日自分で「今日はどの単語を復習するべきか」と考えるのが面倒な方は、学習履歴に応じて復習対象を管理できるアプリが便利です。
特に仕事や学校で忙しい方は、アプリを開いたら復習すべき単語が分かる状態を作ると学習を始めるハードルを下げられます。
選ぶ際は、正解・不正解の記録だけではなく、苦手語の一覧、復習問題、習熟度などが確認できるかチェックしましょう。
発音も学びたい場合は音声再生、TOEIC対策ならレベルや目的別に単語を学べる機能もあると便利です。
復習しやすい英単語アプリのチェックポイント
- 間違えた単語だけを復習できる
- 苦手単語を登録できる
- 学習履歴や正答状況を確認できる
- 復習する単語を絞り込める
- 英単語の音声を聞ける
- 例文で使い方を確認できる
機能が多いアプリを選ぶこと自体が目的ではありません。
自分が苦手な単語を見つけて、繰り返し復習しやすいかを基準に選びましょう。
英単語アプリの周回に関するよくある質問
英単語アプリを使っていると、「10周すれば覚えられる?」「1日に何単語やればいい?」「同じ日に何周しても大丈夫?」など、周回方法について迷うことがあります。
ここでは、英単語アプリの周回や復習で初心者が疑問に感じやすいポイントをまとめます。
一律の回数や単語数に合わせるのではなく、自分の定着度と学習時間を基準に調整することが基本です。
英単語アプリは10周すれば完璧に覚えられる?
英単語アプリを10周したからといって、すべての単語を完璧に覚えられるとは限りません。
必要な周回数は、現在の語彙力や教材の難易度、復習方法によって変わります。
例えば答えを見ながら10周するより、英単語だけを見て意味を思い出す練習を3〜5周行う方が、自分が本当に覚えているか確認しやすくなります。
「何周したか」ではなく、「ヒントなしでも意味が出てくるか」を判断基準にしましょう。
また、10周する場合でも毎回1,000語すべてを見る必要はありません。
1周目は1,000語、2周目は苦手な500語、3周目は200語というように、定着した単語を少しずつ外していく方が効率的です。
3〜5周はあくまで最初の目安として使い、その後は苦手単語だけ復習してください。
1日に何単語くらい勉強すればいい?
1日に覚える英単語数に絶対的な正解はありません。
初心者の場合は、翌日以降も無理なく復習できる量から始めることが大切です。
例えば1日100語を新しく進めても翌日にほとんど復習できないなら、50語や30語まで減らして構いません。
反対に、すでに知っている単語が多く、テンポよく確認できるなら100語以上進める日があってもよいでしょう。
重要なのは「新しく見る単語数」と「復習する単語数」を分けて考えることです。
今日は新規50語、昨日までの苦手語30語というように組み合わせると、復習を後回しにしにくくなります。
メモ
「毎日100語」のような数字にこだわりすぎる必要はありません。
仕事や学校が忙しい日は10語だけ確認するなど、継続できる量へ調整しましょう。
学習量を増やした結果、復習できなくなるのであれば、新規単語を減らして苦手語の定着を優先する方がおすすめです。
同じ日に何周してもいい?
同じ日に英単語アプリを何周しても問題ありませんが、同じ単語を短時間に何度も見るだけで学習を終わらせないようにしましょう。
直前に見た答えを覚えているため、本当に長期的に覚えられたのか判断しにくくなるからです。
例えば朝に50語を学習し、昼や夜にもう一度確認する方法は取り入れやすいでしょう。
ただし、その日のうちに5回連続で正解したとしても、翌日や数日後に忘れている可能性はあります。
同日の反復と、日を空けた復習を組み合わせることがポイントです。
「朝→夜→翌日→数日後」のように少しずつ間隔を広げ、自力で意味を思い出せるか確認してください。
同じ日に何周するかを増やすより、数日後にも正解できる状態を目指しましょう。
学習時間が限られている場合は、同じ単語を何度も確認するより、苦手語を一度復習して翌日にもう一度確認する方法でも十分です。
英単語を覚えたらアプリをやめてもいい?
一通り英単語を覚えたら、毎日同じ単語アプリを最初から最後まで周回し続ける必要はありません。
ただし、覚えた英単語を実際の英文や音声の中で使う学習へ移行することをおすすめします。
TOEIC対策なら公式問題集や長文問題、リスニング音声へ進みます。
英会話目的なら、覚えた単語を使って短い英文を作ったり、AI英会話やオンライン英会話で話したりする方法があります。
例えば「reservation」を覚えたなら、単語の意味を答えるだけでなく「I'd like to make a reservation.」のように実際の場面で使える形へ広げます。
英単語アプリは語彙を増やすための入口として便利ですが、単語だけを暗記しても会話や長文ですぐ使えるとは限りません。
覚えた後は「読む・聞く・話す」の中で何度も再会することが大切です。
メモ
アプリを完全に削除する必要はありません。
普段は実践学習を中心にして、ときどき苦手単語だけ復習する使い方に切り替えるのもおすすめです。
紙の単語帳と英単語アプリはどちらがいい?
紙の単語帳と英単語アプリは、どちらか一方が必ず優れているわけではありません。
スキマ時間や反復を重視するならアプリ、書き込みや一覧性を重視するなら紙というように、自分の学習スタイルに合わせて選びましょう。
| 項目 | 英単語アプリ | 紙の単語帳 |
|---|---|---|
| 持ち運び | スマホ1台で使いやすい | 教材を持ち歩く必要がある |
| 苦手語の管理 | 機能があれば絞り込みやすい | 印や付箋で管理できる |
| 音声 | その場で聞きやすい | 別途音源を使う場合がある |
| 書き込み | 制限される場合がある | 自由にメモしやすい |
| スキマ時間 | 取り組みやすい | 場所によって使いにくい |
通勤中はアプリ、自宅では紙の単語帳というように併用しても構いません。
大切なのは教材を増やしすぎることではなく、一つの教材を繰り返して苦手語を減らすことです。
どちらを使っても、「見るだけ」ではなく答えを思い出してから確認する方法を取り入れましょう。
まとめ|英単語アプリは3〜5周を目安に苦手単語を減らそう
英単語アプリは、まず3周、必要に応じて4〜5周を一つの目安にして取り組んでみましょう。
ただし、「5周したから終了」と考える必要はありません。
1周目は全単語に触れ、2周目は苦手語を見つけ、3周目以降は覚えていない単語を重点的に復習します。
周回を重ねるほど対象を絞り、「見た瞬間に意味が分かる単語」を増やしていくことがポイントです。
- まず3周を目標にして全体を確認する
- 1周目ですべて覚えようとしない
- 2周目以降は苦手な単語を絞り込む
- 答えを見る前に意味を思い出す
- 翌日・数日後・1週間後にも確認する
- 英会話目的なら発音と例文も確認する
- 周回数より「すぐ意味が出るか」を重視する
単語を覚えることはゴールではなく、英語を読んだり、聞いたり、話したりするための土台です。
語彙が増えてきたら、TOEIC問題演習や英会話などにも学習を広げ、覚えた英単語を実際の英語の中で使っていきましょう。
留学や海外生活を目標に英語を学んでいる方は、留学前におすすめの英語学習と優先順位もあわせて参考にしてください。