語学学校の費用を調べても、学校によって料金の表示方法が異なり、「結局いくら準備すればよいのか分からない」と悩む方は少なくありません。
授業料が安く見えても、入学金や教材費、滞在先の手配料などを加えると、別の学校より高くなることがあります。
また、同じ国への留学でも、1週間と1年間では1週間あたりの授業料や必要な追加費用が異なります。
この記事では、語学学校の費用を期間別・国別に比較し、授業料・入学金・教材費などの内訳を初心者向けに解説します。
見積もりで確認したい項目や、語学学校の費用を安くする方法、学校選びでよくある失敗も紹介します。
記事を読めば、留学の目的と予算に合う語学学校を比較し、追加費用まで考えた留学プランを立てられるようになります。
語学学校の費用はいくら?学費の目安を解説
語学学校の費用は、授業料だけで決まるわけではありません。
入学金・教材費・施設費などが加わるため、学校の公式サイトに掲載された授業料だけで予算を決めると、想定より支払いが増える可能性があります。
結論として、語学学校の費用は「学校へ支払う費用」と「留学生活にかかる費用」を分けて計算することが大切です。
語学学校の学費は授業料・入学金・教材費などで決まる
語学学校へ支払う費用は、主に授業料・入学金・教材費・施設費で構成されます。
さらに、学校を通じてホームステイや学生寮を申し込む場合は、滞在先の手配料や空港送迎費が加わることもあります。
そのため、公式サイトに「授業料は週300ドル」と書かれていても、週300ドルだけを支払えば入学できるとは限りません。
語学学校の学費は、以下のように考えると分かりやすくなります。
語学学校の費用の考え方
語学学校の費用=授業料+入学金+教材費+施設費+必要なオプション料金+支払い手数料
| 費用項目 | 主な内容 | 支払う時期 |
|---|---|---|
| 授業料 | 英語レッスンを受けるための費用 | 申し込み時または入学前 |
| 入学金 | 登録や入学手続きにかかる費用 | 初回のみ |
| 教材費 | 教科書・ワークブック・学習システムの利用料 | 入学時またはレベル変更時 |
| 施設費 | 校内設備や学生向けサービスの利用料 | 入学時または学期ごと |
| オプション料金 | 滞在先手配・空港送迎・課外活動など | 利用時 |
費用項目や名称は学校によって異なります。
「登録料」「出願料」「学生サービス費」など、別の名称が使われる場合もあるため、名称だけで判断せず、何のために支払うお金なのかを確認しましょう。
オーストラリア政府の留学情報サイトでも、教育機関・学習レベル・留学する地域によって授業料が異なり、教材などの追加費用が発生する場合があると案内されています。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「Living and education costs」
語学学校の費用と留学全体の費用は分けて考える
留学の予算を立てるときは、語学学校へ支払う費用と、渡航・滞在にかかる費用を分けて考えましょう。
語学学校の費用には、授業料・入学金・教材費などが含まれます。
一方、留学全体の費用には、航空券・ビザ・海外保険・滞在費・食費・交通費・通信費なども含まれます。
例えば、語学学校の費用が3か月で50万円だったとしても、留学全体を50万円で実現できるわけではありません。
| 分類 | 主な費用 |
|---|---|
| 語学学校へ支払う費用 | 授業料・入学金・教材費・施設費 |
| 渡航前にかかる費用 | 航空券・ビザ・海外保険・パスポート |
| 現地生活にかかる費用 | 滞在費・食費・交通費・通信費・日用品費 |
| 必要に応じてかかる費用 | 空港送迎・アクティビティ・試験受験料 |
よくある失敗は、語学学校の授業料だけを見て「予算内に収まりそう」と判断してしまうことです。
授業料が安い学校を選んでも、都市部で滞在費が高かったり、学校までの交通費が毎日かかったりすると、留学総額は高くなります。
反対に、授業料が少し高くても、滞在先から徒歩で通える学校や教材費込みの学校を選ぶことで、全体の支出を抑えられる場合があります。
学校の安さではなく、留学終了までに必要な総額で比較することが重要です。
国による学費や生活環境の違いを知りたい方は、オーストラリア留学とカナダ留学の費用・生活環境の比較も参考にしてください。
カナダ政府も、留学準備では授業料だけでなく、出願費用・健康保険・家賃などを学校へ確認するよう案内しています。
参考資料:カナダ政府「Prepare to study as an international student in Canada」
国・期間・授業時間によって必要な費用が変わる
語学学校の費用は、留学する国だけでなく、受講期間や1週間あたりの授業時間によって変わります。
一般的には、受講期間が長く、授業時間が多いコースほど総額は高くなります。
ただし、長期コースには割引料金が設定されることもあり、1週間あたりの授業料は短期コースより安くなる場合があります。
一般英語のグループレッスンを受講する場合、学校へ支払う授業料の目安は次のとおりです。
| 受講期間 | 授業料の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約3万〜8万円 | 入学金の割合が大きくなりやすい |
| 1か月 | 約12万〜30万円 | 教材費や施設費が別途かかる場合がある |
| 3か月 | 約35万〜85万円 | 長期割引が適用される場合がある |
| 6か月 | 約65万〜160万円 | ビザや保険の条件も確認する |
| 1年間 | 約120万〜300万円 | 学校の休暇期間や返金条件を確認する |
上記は、2026年8月時点で確認できる公的なコース検索や語学教育団体の掲載情報を参考にした概算です。
入学金・教材費・滞在費・航空券などは含んでいません。
実際の料金は、為替レート・学校・都市・コース内容によって大きく異なります。
特に、マンツーマンレッスンが中心のコース、IELTSやケンブリッジ英検などの試験対策コース、ビジネス英語コースは、一般英語のグループレッスンより高くなる傾向があります。
フィリピン留学では、授業料・学生寮・食事が一つのプランに含まれる学校が多く、欧米の語学学校とは料金の見せ方が異なります。
国ごとの費用を比べる場合は、授業料だけを並べるのではなく、含まれているサービスをそろえて比較してください。
フィリピンとオーストラリアの違いは、オーストラリア留学とフィリピン留学の費用・英語環境の比較で詳しく解説しています。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「Search Courses」
参考資料:English UK「Course Finder」
語学学校に支払う費用の内訳
語学学校の見積もりを正しく比較するには、それぞれの費用が何に使われるのかを理解しておく必要があります。
授業料が安く見える学校でも、入学金・教材費・施設費を加えると、別の学校より高くなることがあります。
ここからは、語学学校へ支払う可能性がある7つの費用を具体的に解説します。
授業料|授業時間と受講期間によって変わる
授業料は、語学学校の費用の中で最も大きな割合を占めます。
金額は、1週間あたりのレッスン数、1回の授業時間、受講期間、コースの種類などによって変わります。
同じ学校でも、午前中だけの一般英語コースと、午後まで授業が続く集中コースでは授業料が異なります。
マンツーマンレッスンや試験対策、ビジネス英語などが加わると、さらに高くなることがあります。
| コース | 授業時間の特徴 | 費用の傾向 |
|---|---|---|
| 一般英語コース | 会話・文法・読解・リスニングを学ぶ | 標準的 |
| 集中英語コース | 一般英語より授業数が多い | 高くなりやすい |
| 試験対策コース | IELTSやケンブリッジ英検などを学ぶ | やや高くなりやすい |
| マンツーマンコース | 講師と1対1で学ぶ | 高くなりやすい |
授業料を比較するときは、「週20レッスン」などのレッスン数だけを見ないようにしましょう。
1レッスンが45分の学校と60分の学校では、同じ週20レッスンでも実際に学ぶ時間が異なります。
例えば、45分授業を週20回受ける場合は週15時間ですが、60分授業なら週20時間です。
料金差が小さい場合は、1週間の授業料を実際の授業時間で割り、1時間あたりの費用を比べると判断しやすくなります。
また、長期割引があっても、最初から必要以上に長い期間を申し込むのは注意が必要です。
学校や授業が自分に合わなかった場合に、コース変更や返金が難しくなる可能性があります。
入学金・出願料|入学時に一度だけ支払う
入学金や出願料は、語学学校へ申し込むときに一度だけ支払う費用です。
学校によっては「登録料」「申込料」「事務手数料」と表記されることもあります。
主に、申し込み内容の確認、学生情報の登録、クラス分け、入学案内などの事務手続きに使われます。
授業料とは別に請求されることが多く、短期留学では費用全体に占める割合が大きくなります。
例えば、入学金が2万円の学校に1週間だけ通う場合と、6か月通う場合では、同じ2万円でも1週間あたりの負担が異なります。
そのため、短期留学の学校を比較するときは、授業料だけでなく入学金を含めた合計金額を確認してください。
- 入学金は授業料に含まれているか
- 申し込み後にキャンセルした場合は返金されるか
- 入学日を変更した場合に再度支払う必要があるか
- コースを延長するときに追加の登録料がかかるか
入学金無料キャンペーンが実施されることもありますが、キャンペーンだけで学校を決めるのはおすすめできません。
授業の内容やクラス人数、学校の立地、返金条件まで確認したうえで判断しましょう。
また、出願料や登録料は、申し込み後に返金されないケースがあります。
支払い前に、学校または留学エージェントからキャンセル規定を書面で受け取っておくと安心です。
カナダ政府の留学案内でも、出願にかかる費用や授業料は、入学を希望する学校へ直接確認するよう案内されています。
参考資料:カナダ政府「Prepare to study as an international student in Canada」
教材費|教科書代が授業料に含まれる場合もある
教材費は、授業で使う教科書・ワークブック・プリント・オンライン学習システムなどにかかる費用です。
授業料に含まれている学校もあれば、入学時に別途支払う学校もあります。
教材費が別料金の場合は、受講期間ではなく、使用する教科書やレベルの数に応じて請求されることがあります。
長期留学では、英語力が上がってクラスのレベルが変わるたびに、新しい教材の購入が必要になる場合もあります。
例えば、初級クラスから中級クラスへ上がったときに教科書が変更されると、入学時に支払った教材費とは別に追加費用が発生します。
一方、学校から教材を借り、コース終了時に返却する形式もあります。
紛失や書き込みがあった場合に、保証金が返金されないこともあるため、利用条件を確認しましょう。
教材費の確認ポイント
教材費を見るときは、金額だけでなく「何冊分の料金なのか」「レベル変更時に追加購入が必要か」「オンライン教材の利用期限はいつまでか」まで確認しましょう。
教材を現地で初めて確認してから購入しようと考える方もいますが、指定教材は学校を通じて購入しなければならないケースがあります。
自分で中古教材を用意できるとは限りません。
見積書に教材費の記載がない場合は、授業料に含まれているのか、現地で別途支払うのかを質問してください。
オーストラリア政府も、コースによって学習教材などの追加費用が発生する場合があると案内しています。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「Living and education costs」
施設費・学生サービス費|設備やサポートにかかる
施設費や学生サービス費は、校内設備や学生向けサポートを利用するための費用です。
学校によっては「管理費」「学生サポート費」「キャンパス利用料」などと表記されます。
授業料に含まれる場合もあれば、入学時や学期ごとに別途請求される場合もあります。
対象となるサービスには、校内Wi-Fi、自習室、パソコン、図書スペース、学習相談、進路相談、オリエンテーションなどがあります。
学校によっては、放課後の会話クラブや就職支援、履歴書の添削などが学生サービス費に含まれることもあります。
ただし、施設費を支払えばすべてのアクティビティへ無料で参加できるとは限りません。
観光ツアーやスポーツ観戦、週末旅行などは、参加費や交通費が別途必要になることがあります。
語学学校を比較するときは、施設費の安さだけでなく、自分が実際に利用するサービスが含まれているかを確認してください。
例えば、短期留学で授業だけを受けたい方にとっては、充実した就職支援があっても利用する機会が少ない可能性があります。
一方、ワーキングホリデー前に通う方には、履歴書作成や仕事探しのサポートが役立つことがあります。
費用項目の名称ではなく、受けられるサポートの内容で判断することが大切です。
滞在先の手配料|学校を通じて申し込む場合にかかる
語学学校を通じてホームステイや学生寮を申し込む場合は、滞在費とは別に手配料がかかることがあります。
手配料は、滞在先の希望確認、受け入れ先との調整、入居案内などに使われる費用です。
「滞在先手配料」「宿泊手配費」「アコモデーション登録料」などと表記されます。
注意したいのは、手配料と実際の滞在費は別の費用だという点です。
例えば、ホームステイ手配料が3万円、滞在費が週4万円の場合、4週間では手配料3万円と滞在費16万円の合計19万円が必要です。
さらに、食事回数、個室・相部屋、学校までの距離、繁忙期などによって滞在費が変わります。
滞在先を自分で探せば手配料を節約できる可能性があります。
しかし、現地の賃貸契約や治安、詐欺への不安がある場合は、学校や留学エージェントを通じて手配するほうが安心です。
特に初めて海外で生活する方は、最初の4週間だけホームステイを申し込み、現地に慣れてからシェアハウスを探す方法もあります。
イギリスの語学教育団体English UKも、語学学校を通じてホームステイや学生寮などを手配できると案内しています。
参考資料:English UK「Student accommodation in the UK」
空港送迎費|送迎サービスを利用する場合にかかる
空港送迎費は、到着空港からホームステイ先や学生寮まで送ってもらうための費用です。
語学学校や留学エージェントが手配する場合もありますが、基本的には授業料や滞在費とは別のオプション料金です。
専用車を利用する個別送迎は高くなりやすく、複数の留学生が同乗する乗り合い送迎は比較的安くなる傾向があります。
また、深夜・早朝・祝日の到着では、追加料金がかかる場合があります。
公共交通機関を使えば送迎費を抑えられますが、大きなスーツケースを持ちながら、初めての土地で乗り換える必要があります。
通信環境が整っていなかったり、飛行機が遅れたりすると、到着直後に困る可能性もあります。
そのため、初めて海外へ行く方、英語で道を尋ねる自信がない方、夜遅く到着する方は、空港送迎を利用すると安心です。
一方、海外旅行に慣れていて、空港から滞在先までの交通手段を事前に確認できる方は、鉄道や空港バスを利用して費用を抑える方法もあります。
送迎を申し込む前の注意点
送迎料金だけでなく、飛行機が遅延した場合の待機時間、到着便の変更方法、緊急連絡先、キャンセル料まで確認しておきましょう。
送迎費を節約するかどうかは、金額だけでなく、安全性・到着時間・荷物の量を含めて判断してください。
送金手数料・カード決済手数料|支払い方法によって異なる
海外の語学学校へ費用を支払う場合は、授業料とは別に送金手数料やカード決済手数料がかかることがあります。
銀行の海外送金では、日本側の送金手数料だけでなく、中継銀行や受取銀行の手数料が差し引かれる場合があります。
送金額が不足すると、学校から追加の支払いを求められる可能性があるため注意が必要です。
クレジットカードで支払う場合も、学校側の決済手数料、カード会社の海外事務手数料、為替換算による差額が発生することがあります。
見積書が日本円で表示されていても、支払い時の為替レートによって最終金額が変わるケースがあります。
支払い前に確認する項目
- 学校が指定している支払い通貨
- 送金手数料を誰が負担するのか
- 受取銀行で差し引かれる手数料の有無
- クレジットカード決済の追加手数料
- 返金時に使われる為替レート
- 支払い期限と入金確認までの日数
複数の支払い方法から選べる場合は、画面に表示された手数料だけでなく、学校へ必要額が着金するまでの総支払額を比較しましょう。
また、支払い後は送金記録や決済完了画面を保存し、学校から入金確認書や領収書を受け取ってください。
留学エージェントを利用する場合は、日本円で支払えるか、海外送金手数料が見積もりに含まれているかを確認すると安心です。
語学学校の費用を期間別に比較
語学学校の費用は、受講期間が長くなるほど総額も高くなります。
ただし、長期コースでは割引が適用され、1週間あたりの授業料が安くなることもあります。
ここでは、一般英語コースを週15〜20時間ほど受講した場合を想定し、期間別の学校関連費用を比較します。
料金表を見るときの注意点
以下の金額は、2026年8月時点で確認できる各国の語学学校の公開料金をもとにした目安です。
授業料・入学金・教材費などを想定していますが、滞在費・航空券・保険・ビザ申請費・現地生活費は含まれていません。
| 受講期間 | 学校関連費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1週間 | 約3万〜10万円 | 休暇を利用して体験したい人 |
| 1か月 | 約12万〜40万円 | 短期間で英語環境を経験したい人 |
| 3か月 | 約35万〜110万円 | 基礎から会話力を伸ばしたい人 |
| 6か月 | 約65万〜210万円 | 英語力を段階的に伸ばしたい人 |
| 1年間 | 約120万〜380万円 | 進学や海外就職も視野に入れる人 |
料金の幅が大きいのは、国・都市・学校・コース・授業時間によって条件が異なるためです。
フィリピンのように授業料・学生寮・食事がセットになっている国もあるため、表の金額だけでなく、含まれるサービスまで確認してください。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「Search Courses」
参考資料:English UK「Course Finder」
1週間の語学学校費用
1週間の語学学校費用は、授業料・入学金・教材費を合わせて約3万〜10万円が目安です。
短期コースは、ゴールデンウィークや夏休みなどを利用して参加しやすく、初めての海外留学を体験したい方に向いています。
ただし、受講期間が短くても入学金は通常どおり必要です。
例えば、授業料が4万円、入学金が2万円、教材費が5,000円の場合、学校へ支払う費用は合計6万5,000円になります。
1週間だけの受講では、入学金や教材費が総額に占める割合が大きくなりやすい点に注意しましょう。
また、学校によっては最短受講期間を2週間以上に設定している場合があります。
1週間から申し込めても、入学日が毎週月曜日に限定されていたり、祝日は授業が休みになったりすることもあります。
祝日の授業が振り替えられない学校では、同じ授業料を払っても受講できる授業数が少なくなります。
1週間の留学では、授業料だけでなく、入学日・祝日・実際の授業時間まで確認することが大切です。
1か月の語学学校費用
1か月の語学学校費用は、約12万〜40万円が目安です。
4週間あれば、現地の生活や授業にも少しずつ慣れ、英語を話す機会を増やせます。
一方で、英語力を大幅に伸ばすには短い期間でもあるため、留学前の準備が重要です。
中学英文法や基本英単語を復習しておけば、授業中に文法を一から理解する時間を減らし、会話練習に集中しやすくなります。
1か月のコースでは、授業料が週単位で計算されるケースが一般的です。
週5万円のコースを4週間受講する場合は、授業料だけで20万円になります。
ここに入学金2万円、教材費1万円、施設費5,000円が加わると、学校関連費用は合計23万5,000円です。
1か月留学では、授業を受けるだけでなく、放課後や休日にも英語を使う環境を作りましょう。
3か月の語学学校費用
3か月の語学学校費用は、約35万〜110万円が目安です。
12週間ほど継続して通うため、授業の進め方に慣れ、英語の基礎から会話まで段階的に学びやすくなります。
学生時代の長期休暇を利用する方や、退職後に本格的な語学留学を始めたい社会人にも選ばれやすい期間です。
3か月コースでは、短期コースよりも1週間あたりの授業料が安くなる場合があります。
例えば、1〜4週間では週5万円、5〜12週間では週4万5,000円に設定されている学校なら、12週間の授業料は54万円です。
入学金・教材費・施設費を加えると、学校関連費用は60万円前後になる可能性があります。
ただし、3か月になると、途中で教科書やクラスのレベルが変わることもあります。
入学時に支払った教材費とは別に、新しい教科書代が必要になるケースも想定しておきましょう。
また、90日を超える滞在では、国や留学条件によって必要なビザや手続きが変わることがあります。
受講期間だけでなく、入国日から帰国日までの滞在日数を確認してください。
6か月の語学学校費用
6か月の語学学校費用は、約65万〜210万円が目安です。
半年間あれば、一般英語コースで基礎を学んだあと、試験対策・ビジネス英語・進学準備などへコースを変更する選択肢も出てきます。
留学の目的が明確な方にとっては、英語力を段階的に伸ばしやすい期間です。
一方で、授業料の総額が大きくなるため、学校選びに失敗したときの負担も増えます。
長期割引を利用するために6か月分をまとめて申し込む場合は、途中解約・返金・休学・コース変更の条件を確認しましょう。
学校が合わなかった場合でも、支払った授業料が全額返金されるとは限りません。
- 途中でコースを変更できるか
- 休学期間を設定できるか
- 途中解約した場合に返金されるか
- 長期休暇中も授業料が発生するか
- 教材費が途中で追加されるか
6か月分を一括で申し込むことに不安がある場合は、最初に3か月を申し込み、学校との相性を確認してから延長する方法もあります。
割引額だけでなく、契約の柔軟性も含めて判断してください。
1年間の語学学校費用
1年間の語学学校費用は、約120万〜380万円が目安です。
長期間英語環境で生活できるため、日常英会話だけでなく、進学・資格試験・海外就職に必要な英語力を目指しやすくなります。
ただし、1年間のすべてを一般英語コースだけで過ごす必要があるとは限りません。
最初の数か月は一般英語を学び、その後はIELTSやケンブリッジ英検などの試験対策へ移る方法があります。
ワーキングホリデーの場合は、語学学校へ通ったあとに仕事や旅行へ移るプランも考えられます。
1年間申し込む前に、どの時期に何を学びたいのかを整理しておきましょう。
また、1年間の留学では、学校のクリスマス休暇や年末年始休暇を挟む可能性があります。
休校期間中の授業料の扱いや、受講終了日が休暇分だけ延長されるのかも確認が必要です。
授業料を一括で支払う場合は、返金制度だけでなく、学校が閉校した場合に受けられる学生保護制度も調べておくと安心です。
長期コースは1週間あたりの授業料が安くなりやすい
語学学校では、受講期間が長くなるほど1週間あたりの授業料が安くなる料金体系がよく採用されています。
例えば、1〜4週間は週5万円、5〜12週間は週4万7,000円、13週間以上は週4万3,000円というように、段階的に料金が下がります。
学校側にとっても、長期間在籍する学生はクラス運営の見通しを立てやすいため、長期割引を設定しやすくなります。
| 受講期間 | 週あたりの授業料 | 授業料の合計例 |
|---|---|---|
| 4週間 | 5万円 | 20万円 |
| 12週間 | 4万7,000円 | 56万4,000円 |
| 24週間 | 4万3,000円 | 103万2,000円 |
ただし、長期割引があるからといって、最初から最長期間を選ぶ必要はありません。
学校や講師、クラスの雰囲気が合わなければ、安く申し込めても満足できない可能性があります。
割引で安くなる金額と、途中で変更できなくなるリスクを両方比較することが大切です。
複数の学校や留学エージェントから見積もりを取り、延長した場合の料金も確認しておきましょう。
語学学校の費用を国別に比較
語学学校の費用は、留学する国によって大きく異なります。
ただし、授業料が安い国でも、滞在費や航空券が高ければ留学総額は高くなる可能性があります。
ここでは、一般英語コースを約1か月受講した場合の学校関連費用を比較します。
| 国 | 1か月の学校関連費用 | 料金の特徴 |
|---|---|---|
| フィリピン | 約15万〜35万円 | 学生寮・食事込みが多い |
| カナダ | 約16万〜30万円 | 都市や授業時間で変わる |
| オーストラリア | 約14万〜28万円 | 長期コースの選択肢が多い |
| アメリカ | 約18万〜45万円 | 学校による料金差が大きい |
| イギリス | 約15万〜36万円 | ロンドンは高くなりやすい |
| ニュージーランド | 約14万〜26万円 | 都市部と地方で差がある |
| マルタ | 約10万〜24万円 | 午後コースが安い場合がある |
| アイルランド | 約9万〜23万円 | 長期コースの割引が大きい |
上記は、2026年8月時点の一般英語コースを想定した概算です。
入学金・教材費などの扱いや為替レートによって、日本円での支払額は変わります。
フィリピンのみ、授業料・学生寮・食事を含むパッケージが一般的なため、ほかの国との単純比較には注意してください。
フィリピンの語学学校費用
フィリピンの語学学校費用は、授業料・学生寮・食事を含めて、1か月約15万〜35万円が目安です。
欧米の語学学校と異なり、学校と滞在施設が同じ敷地内にあり、食事までセットになったプランが多く見られます。
そのため、授業料だけを切り離して比較するより、パッケージに含まれる内容を確認することが大切です。
フィリピン留学では、グループレッスンだけでなく、1日に4〜6回ほどマンツーマンレッスンを受けられるコースがあります。
講師と話す時間を多く確保できるため、英語を話すことに自信がない初心者にも向いています。
一方で、授業数が多いコースほど料金が高くなり、復習時間も必要になります。
洗濯・清掃・光熱費・管理費・ビザ関連費用などが現地払いになる学校もあります。
参考資料:フィリピン入国管理局「Special Study Permit」
参考資料:フィリピン技術教育技能開発庁 TESDA「TVI with Registered Program」
カナダの語学学校費用
カナダの語学学校費用は、1か月約16万〜30万円が目安です。
一般英語コースの授業料は、週350〜600カナダドル前後で設定されることが多く、授業時間や受講期間によって変わります。
トロントやバンクーバーには多くの語学学校があり、一般英語・進学英語・IELTS対策・ビジネス英語など、コースの選択肢が豊富です。
午前中だけのコースより、午後まで授業がある集中コースのほうが高くなります。
また、バンクーバーやトロントなどの大都市は語学学校の選択肢が多い一方で、滞在費が高くなりやすい傾向があります。
授業料を抑えたい場合は、地方都市や午後のコースも比較しましょう。
長期コースでは週あたりの授業料が下がることがありますが、入学金・教材費・学生サービス費は別途必要になる場合があります。
学校選びでは、カナダの語学教育団体に加盟しているか、授業時間や返金条件が明確かも確認してください。
参考資料:Languages Canada「Find a Language Program」
オーストラリアの語学学校費用
オーストラリアの語学学校費用は、1か月約14万〜28万円が目安です。
一般英語コースの授業料は、週350〜550オーストラリアドル前後が一つの目安になります。
シドニー・メルボルン・ブリスベン・ゴールドコースト・パースなど、複数の都市から留学先を選べる点が特徴です。
私がシドニーの語学学校へ留学したときも、授業料だけでなく、学校の立地や通学のしやすさを含めて考える必要があると感じました。
都市中心部の学校は通いやすい一方で、ホームステイ先から離れていると交通費がかかります。
また、オーストラリアには一般英語だけでなく、IELTS対策・ケンブリッジ英検対策・進学英語などのコースもあります。
コースを途中で変更したい方は、同じ学校内で複数のコースを選べるか確認しましょう。
学生ビザで受講する場合は、政府に登録された教育機関・コースであるかを確認することも重要です。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「English courses」
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「Search Courses」
アメリカの語学学校費用
アメリカの語学学校費用は、1か月約18万〜45万円が目安です。
大学付属の英語プログラム、私立の語学学校、地域の教育機関など、学校の種類によって料金差が大きい点が特徴です。
大学付属コースでは、大学の施設を利用できたり、進学に必要なアカデミック英語を学べたりする一方で、私立語学学校より授業料が高くなる場合があります。
反対に、午後コースや授業時間が少ないプログラムでは、費用を抑えられることがあります。
アメリカ留学では、授業料のほかに出願料や授業料のデポジットを求められる場合があります。
出願料は申し込み後に返金されないこともあるため、複数校へ出願する場合は合計額を計算しておきましょう。
また、ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコなどの大都市は、授業料だけでなく家賃や交通費も高くなりやすいです。
都市名だけで決めず、学校費用と生活費の両方を比較しましょう。
参考資料:米国国務省 EducationUSA「English Language」
イギリスの語学学校費用
イギリスの語学学校費用は、1か月約15万〜36万円が目安です。
一般英語コースの授業料は、週200〜450ポンド前後と幅があります。
ロンドンやオックスフォード、ケンブリッジなどの人気都市は料金が高くなりやすく、地方都市では比較的費用を抑えられる場合があります。
学校によっては、午前コース・午後コース・集中コースで料金が分かれています。
午後のコースは需要が低いため、午前コースより安く設定されることがあります。
授業を受ける時間帯にこだわりがなければ、午後コースも比較してみましょう。
イギリスには短期コースから1年間の長期コースまで多くの選択肢があります。
ただし、夏季は授業料や滞在費に追加料金が設定される学校もあります。
見積もりでは通常料金だけでなく、受講時期に適用される繁忙期料金も確認してください。
English UKのコース検索では、授業時間や週あたりの授業料などの条件から認定校を探せます。
参考資料:English UK「Course Finder」
ニュージーランドの語学学校費用
ニュージーランドの語学学校費用は、1か月約14万〜26万円が目安です。
一般英語コースの授業料は、週390〜550ニュージーランドドル前後で設定されることがあります。
オークランドには語学学校が多く、コースを比較しやすい一方で、地方都市より滞在費が高くなる可能性があります。
クライストチャーチ・ウェリントン・クイーンズタウンなども含め、生活環境と予算を比較しましょう。
ニュージーランドでは、一般英語のほかに、試験対策・進学英語・英語と仕事体験を組み合わせたプログラムなどがあります。
同じ週20時間のコースでも、選択授業や自習サポートが含まれるかによって内容が異なります。
費用を比較するときは、授業料だけでなく、1クラスの人数やサポート内容も確認してください。
長期留学を予定している方は、コースの開始日・休校日・進級のタイミングも確認しておくと、学習計画を立てやすくなります。
参考資料:ニュージーランド政府 Study with New Zealand「Learn English」
マルタの語学学校費用
マルタの語学学校費用は、1か月約10万〜24万円が目安です。
一般英語コースの授業料は、週180〜350ユーロ前後が一つの目安です。
ヨーロッパの英語留学先としては比較的授業料を抑えやすく、地中海の環境や多国籍な学生との交流を楽しみたい方に向いています。
ただし、夏はヨーロッパから多くの留学生や観光客が集まるため、授業料や滞在費に夏季追加料金が発生することがあります。
通常料金では安く見えても、渡航時期によっては総額が高くなるため注意しましょう。
マルタでは、午前コースより午後コースが安く設定される学校もあります。
午前中に観光や自習をして、午後から授業を受けるスケジュールでも問題なければ、費用を抑えられる可能性があります。
学校を選ぶ際は、料金だけでなく、マルタのELT Councilから認可を受けた学校であるかも確認してください。
参考資料:マルタ政府 ELT Council「List of Licensed ELT Schools in Malta」
アイルランドの語学学校費用
アイルランドの語学学校費用は、1か月約9万〜23万円が目安です。
一般英語コースの授業料は、週130〜305ユーロ前後で設定されることがあります。
午前コースと午後コースで料金が異なり、午後の授業を選ぶことで学費を抑えられる学校もあります。
長期コースでは、週あたりの授業料が短期コースより大きく下がる場合があります。
そのため、半年以上の留学や、英語学習と現地生活を組み合わせたい方にも検討しやすい国です。
ただし、ダブリンでは住宅不足の影響もあり、滞在先を確保しにくいケースがあります。
授業料が安い学校を見つけても、滞在費や通学費を含めると予算を超える可能性があります。
90日を超えて英語を学ぶ場合は、受講するコースがアイルランド政府の対象リストに掲載されているかなど、留学期間に応じた条件も確認してください。
学校へ費用を支払う前に、学生保護制度や返金条件も確認しておくと安心です。
参考資料:アイルランド政府 Immigration Service Delivery「A third-level course or a language course」
参考資料:アイルランド政府 Immigration Service Delivery「Interim List of Eligible Programmes」
語学学校の学費が安くても留学総額が安いとは限らない
語学学校を選ぶときは、授業料だけでなく、留学終了までに必要な総額を比較しましょう。
学費が安い学校でも、滞在先から遠ければ毎日の交通費がかかります。
大都市では家賃や食費が高く、学校費用を節約しても、生活費によって予算を超える可能性があります。
反対に、フィリピンのように授業料・学生寮・食事がセットになっている場合は、学校へ支払う金額が高く見えても、留学総額を計算すると割安になることがあります。
| 確認する費用 | 主な内容 |
|---|---|
| 学校関連費用 | 授業料・入学金・教材費・施設費 |
| 渡航費用 | 航空券・ビザ・海外保険 |
| 滞在費用 | ホームステイ・学生寮・シェアハウス |
| 生活費用 | 食費・交通費・通信費・日用品費 |
| 予備費 | 病院・延泊・為替変動・予定外の出費 |
国を比較するときは「授業料の安さ」ではなく「学校費用+渡航費+滞在費+生活費」の合計で判断することが重要です。
また、海外で高額な支払いをする予定がある方は、為替手数料や海外利用時の条件も確認しておきましょう。
留学費用の支払い方法を検討している方は、留学におすすめのクレジットカードと選び方も参考にしてください。
語学学校の授業料が変わる6つの要素
語学学校の授業料は、同じ国や受講期間でも一定ではありません。
留学する都市、英語コースの内容、授業時間、レッスン形式などによって金額が変わります。
安い学校を探す前に、授業料が変わる理由を理解し、同じ条件で比較することが大切です。
留学する国・都市・為替レート
語学学校の授業料は、留学する国と都市によって変わります。
国ごとに物価や人件費、校舎の賃料が異なるためです。
同じ国でも、シドニー・ロンドン・トロントなどの大都市は、地方都市より授業料や施設費が高く設定される場合があります。
一方、地方都市では学費を抑えやすいだけでなく、滞在費や交通費も安くなる可能性があります。
また、日本円で支払う金額は為替レートの影響を受けます。
例えば、授業料が5,000米ドルの場合、1米ドル150円なら75万円ですが、160円になると80万円です。
学校の現地通貨での料金が変わっていなくても、円安が進むと日本円での支払額は増えます。
見積もりを比較するときは、学校が設定した現地通貨の金額と、日本円への換算レートを分けて確認しましょう。
日本銀行が公表する外国為替相場を見ても、通貨ごとの円換算額は時期によって変わります。
見積もりを受け取ったら、適用レートの有効期限も確認してください。
参考資料:日本銀行「基準外国為替相場及び裁定外国為替相場(令和8年8月中において適用)」
一般英語・試験対策・ビジネス英語などのコース
語学学校の授業料は、選ぶ英語コースによって異なります。
基本的な文法・会話・リスニング・読解を学ぶ一般英語コースは、多くの学校で標準的な料金に設定されています。
一方、IELTSやケンブリッジ英検などの試験対策、大学進学準備、ビジネス英語などは、専門的な教材や講師が必要になるため、料金が高くなる場合があります。
| コース | 主な目的 | 授業料の傾向 |
|---|---|---|
| 一般英語 | 日常会話と英語の基礎を学ぶ | 標準的 |
| 試験対策 | IELTSなどの目標スコアを目指す | やや高い場合がある |
| 進学英語 | 大学や専門学校への進学を目指す | やや高い場合がある |
| ビジネス英語 | 仕事で使う会話や文書を学ぶ | 高くなる場合がある |
| 個別レッスン | 目的に合わせて1対1で学ぶ | 高くなりやすい |
最初から専門コースを選べるとは限らない点にも注意が必要です。
試験対策やビジネス英語には、一定以上の英語レベルが求められることがあります。
入学時のクラス分けテストで条件を満たさない場合は、一般英語コースから始める可能性があります。
語学学校のクラス分けが気になる方は、語学学校の英語レベルとクラス分けテストの目安も参考にしてください。
オーストラリア政府の留学情報でも、一般英語、進学英語、試験対策など、目的に応じた複数の英語コースが紹介されています。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「English courses」
午前・午後・フルタイムなどの授業時間
語学学校の授業料は、1週間に受ける授業時間が多いほど高くなるのが一般的です。
同じ一般英語コースでも、午前中だけ受講するコースと、午後まで学ぶ集中コースでは料金が異なります。
学校によっては、午後のクラスを午前のクラスより安く設定していることもあります。
ただし、授業料だけで選ぶのではなく、自分の留学目的と生活リズムに合うかを考えましょう。
午前コースなら、午後に自習・仕事探し・観光などの時間を確保できます。
午後コースは午前中を自由に使えますが、放課後の学校行事や友達との予定に参加しにくい場合があります。
フルタイムコースでは学習量を増やせる反面、授業の予習と復習まで含めると自由時間が少なくなります。
授業数が多ければ必ず早く話せるようになるわけではありません。
授業を詰め込みすぎて復習できなければ、習った表現が定着しにくくなります。
自分が継続できる授業時間を選び、放課後に英語を使う時間も残しておくことが大切です。
グループレッスンとマンツーマンレッスンの割合
語学学校の授業料は、グループレッスンとマンツーマンレッスンの割合によっても変わります。
グループレッスンは、1人の講師が複数の学生を教えるため、1人あたりの料金を抑えやすい形式です。
一方、マンツーマンレッスンは講師を1人で利用するため、授業料が高くなる傾向があります。
| 授業形式 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| グループ | 他国の学生と交流しやすい | 発言時間が限られやすい |
| マンツーマン | 自分の弱点を集中的に学べる | 授業料が高くなりやすい |
| 組み合わせ | 交流と個別指導を両立できる | 時間割と料金の確認が必要 |
英語を話すことに慣れていない方には、マンツーマンレッスンを一部取り入れる方法が向いています。
質問や言い間違いを気にせず、自分のペースで話す練習ができるためです。
ただし、マンツーマンだけでは、複数人の会話に入る練習や、さまざまな英語を聞く機会が少なくなります。
会話量を増やしたい方は、グループ授業と個別授業を組み合わせ、費用と学習効果のバランスを取りましょう。
語学学校の規模・設備・立地
語学学校の規模や設備、校舎の立地も授業料に影響します。
都市中心部の新しい校舎には、自習室、パソコン、図書スペース、学生ラウンジなどが整っていることがあります。
利用できる設備や学生サポートが充実している分、授業料や施設費が高くなる場合があります。
大規模校はクラス数やコースが多く、自分の英語レベルに近いクラスへ入りやすい点がメリットです。
ただし、学生数が多いため、スタッフや講師との距離が遠く感じられる可能性があります。
小規模校は学生同士や講師と交流しやすい一方で、レベル分けや選択コースが少ないこともあります。
立地についても、中心部の学校が必ずお得とは限りません。
交通の便がよく、放課後に仕事や観光へ行きやすい反面、授業料や周辺の滞在費が高くなりやすいからです。
郊外や地方都市の学校は費用を抑えやすい場合がありますが、通学時間や交通費も確認しましょう。
申し込む期間と割引キャンペーン
語学学校では、受講期間が長くなるほど1週間あたりの授業料が安くなることがあります。
長期間在籍する学生には、長期割引や複数週割引が適用されるためです。
また、時期によっては、授業料割引、入学金無料、教材費無料などのキャンペーンが実施されることもあります。
ただし、キャンペーンの割引率だけで学校を決めるのはおすすめできません。
割引対象が授業料だけで、入学金・教材費・施設費・滞在費は対象外となる場合があるためです。
また、キャンペーンを利用すると、日程変更や返金に特別な条件が付く可能性があります。
キャンペーンを利用する前の確認事項
- 割引の対象となる費用
- 申し込み期限と入学期限
- 対象となるコースと受講期間
- 日程変更やキャンセルの条件
- 通常料金との差額
キャンペーン料金と通常料金の両方を確認し、割引後の合計金額で比較しましょう。
語学学校の見積もりで確認したい項目
語学学校の見積もりは、合計金額だけを見ても正しく比較できません。
学校や留学エージェントによって、見積もりに含まれる項目や日本円への換算方法が異なるためです。
同じ条件にそろえ、追加で支払う可能性がある費用まで確認しましょう。
授業料に入学金と教材費が含まれているか確認する
見積もりを受け取ったら、最初に授業料・入学金・教材費がそれぞれ記載されているか確認しましょう。
学校によっては授業料に教材費が含まれていますが、別途請求されるケースもあります。
入学金も、「登録料」「出願料」「事務手数料」など、異なる名称で表示されることがあります。
例えば、学校Aの授業料が40万円、学校Bが42万円であれば、学校Aのほうが安く見えます。
しかし、学校Aに入学金3万円と教材費2万円が追加され、学校Bはすべて込みであれば、学校Bのほうが総額は安くなります。
- 授業料に含まれる費用
- 入学時に一度だけ支払う費用
- 現地で追加される教材費
- レベル変更時の教材購入費
- 税金や施設利用料の有無
アメリカ国務省の留学情報でも、英語プログラムでは授業料だけでなく、各種手数料や生活費を含む総費用を確認するよう案内されています。
参考資料:米国国務省 EducationUSA「English Language」
必須費用と任意のオプション費用を分けて確認する
見積もりに記載された費用は、必ず支払うものと、自分で選べるオプションに分けましょう。
授業料・入学金・必須教材費などは、語学学校へ通うために必要です。
一方、空港送迎、海外保険、観光ツアー、個別レッスンなどは、利用するかどうかを選べる場合があります。
| 分類 | 主な費用 |
|---|---|
| 必須費用 | 授業料・入学金・必須教材費 |
| 条件によって必要 | 施設費・ビザ関連費・滞在先手配料 |
| 任意の費用 | 空港送迎・課外活動・個別レッスン |
見積もりの合計金額が高くても、空港送迎や保険などが含まれている場合があります。
反対に、安い見積もりでも、必要なサービスがすべて別料金になっている可能性があります。
「この項目は外せますか」「自分で手配できますか」と確認し、自分に必要なサービスだけを残しましょう。
ただし、初めての留学では、費用を抑えるために必要なサポートまで外すと、現地到着後に困る可能性があります。
安さと安心のバランスを考えることが大切です。
現地通貨と日本円の両方で金額を確認する
語学学校の見積もりでは、現地通貨と日本円の両方を確認しましょう。
授業料がオーストラリアドルやカナダドルで設定されている場合、日本円の金額は為替レートによって変わります。
見積もり作成時と支払日が離れていると、同じ現地通貨額でも日本円での支払額が増減する可能性があります。
確認したいのは、学校が設定している現地通貨の金額、換算に使用したレート、レートの有効期限、為替手数料の4点です。
留学エージェントによっては、独自の社内レートや送金手数料を含めて日本円へ換算していることがあります。
市場の為替レートと完全に同じになるとは限りません。
為替変動に備えて、学校関連費用の5〜10%程度を予備費として考えると、急な円安にも対応しやすくなります。
参考資料:日本銀行「基準外国為替相場及び裁定外国為替相場(令和8年8月中において適用)」
レッスン数だけでなく1回あたりの授業時間を確認する
語学学校の授業量を比較するときは、週あたりのレッスン数だけで判断しないようにしましょう。
1レッスンの長さは、学校によって45分・50分・60分など異なるためです。
同じ「週20レッスン」でも、45分授業なら週15時間、60分授業なら週20時間になります。
| 学校 | 授業数 | 1回の時間 | 週の授業時間 |
|---|---|---|---|
| 学校A | 週20回 | 45分 | 15時間 |
| 学校B | 週20回 | 60分 | 20時間 |
学校Aの授業料が少し安くても、実際の授業時間で比較すると学校Bのほうが割安になる可能性があります。
授業料を総授業時間で割り、1時間あたりの費用を計算してみましょう。
また、休憩時間や自習時間が授業時間に含まれていないかも確認が必要です。
English UKのコース検索でも、授業料だけでなく、週あたりの授業時間や最大クラス人数などを条件に学校を比較できます。
参考資料:English UK「Course Finder」
繁忙期の追加料金や学校の長期休暇を確認する
夏休みや年末年始などの繁忙期は、通常より費用が高くなる場合があります。
語学学校によっては夏季追加料金が設定され、授業料や滞在費に週単位の費用が加算されます。
特にヨーロッパの語学学校では、夏に留学生が集中しやすいため注意が必要です。
また、クリスマスや年末年始には学校が休校になることがあります。
休校日があっても授業料が割り引かれない場合や、別の日に振り替えられる場合など、学校によって対応が異なります。
短期留学では、祝日が1日あるだけでも受けられる授業数に大きな差が出ます。
見積もりを依頼するときは、受講期間中の祝日、休校日、振り替え授業の有無を確認しましょう。
航空券や滞在費も繁忙期に高くなりやすいため、学校費用だけでなく、留学総額で渡航時期を比較することが大切です。
キャンセル・返金・コース変更の条件を確認する
語学学校へ費用を支払う前に、キャンセルと返金の条件を必ず確認してください。
入学金や出願料は返金されず、授業料も入学日までの日数に応じてキャンセル料が変わる場合があります。
入学後に辞める場合は、未受講分がすべて返金されるとは限りません。
確認したいのは、入学前のキャンセル、入学後の退学、ビザが却下された場合、病気で渡航できない場合、学校を変更する場合の扱いです。
口頭で説明を受けるだけでなく、学校の規約や契約書に書かれた内容を確認しましょう。
英語の規約が分からない場合は、留学エージェントへ日本語で説明してもらう方法があります。
オーストラリアでは、教育機関がコースを提供できなくなった場合に、別の教育機関で学習を継続したり、未提供分の授業料の返金支援を受けたりできる制度があります。
ただし、自分の都合で辞める場合の返金条件とは異なります。
参考資料:オーストラリア政府 Department of Education「International Students」
同じ条件で複数の語学学校から見積もりを取る
語学学校を比較するときは、2〜3校から同じ条件で見積もりを取りましょう。
受講する国・都市・期間・週の授業時間・滞在方法が異なると、金額だけを並べても正しく比較できません。
例えば、学校Aは週15時間、学校Bは週25時間であれば、学校Bのほうが高くて当然です。
見積もりを依頼するときに伝える条件
- 希望する国と都市
- 入学予定日と受講期間
- 希望する英語コース
- 1週間あたりの授業時間
- 滞在先と食事の条件
- 空港送迎や保険の必要性
見積もりを受け取ったら、授業料だけでなく、総授業時間・入学金・教材費・返金条件・サポート内容を表にして比較しましょう。
複数の提案を見ることで、自分の予算では何を優先し、何を削れるのか判断しやすくなります。
語学学校の費用を安くする方法
語学学校の費用は、学校の質や必要なサポートを落とさなくても抑えられる場合があります。
受講期間、授業時間、都市、渡航時期などを調整することがポイントです。
ただし、料金だけを優先せず、学習目的を達成できる範囲で節約しましょう。
長期割引や入学金無料キャンペーンを利用する
3か月以上の留学を予定している方は、長期割引があるか確認しましょう。
語学学校によっては、受講週数が増えるほど1週間あたりの授業料が安くなります。
入学金無料や教材費無料などのキャンペーンを利用できれば、初期費用をさらに抑えられる可能性があります。
ただし、キャンペーンの適用条件は細かく設定されていることがあります。
申し込み期限内でも、対象となる入学日や受講期間が決められている場合があります。
また、割引プランでは日程変更や返金が制限される可能性もあります。
通常料金と割引料金の差だけでなく、契約条件まで確認してください。
すでに留学期間が決まっている方には長期割引が向いています。
学校との相性が分からない方は、短期間から始めて延長する方法も検討しましょう。
午後のコースや授業数が少ないプランを選ぶ
授業料を抑えたい場合は、午後のコースや授業数が少ないプランを比較しましょう。
学校によっては、午前クラスより午後クラスの授業料を安く設定しています。
また、週25時間の集中コースから週15〜20時間の一般コースへ変更すると、学費を抑えられる場合があります。
ただし、単純に授業数を減らせばよいわけではありません。
進学や試験対策など、短期間で目標を達成する必要がある方には、集中コースが必要なこともあります。
一方、ワーキングホリデー前に日常会話へ慣れたい方や、放課後に現地で英語を使いたい方には、授業数が少ないコースでも十分な場合があります。
授業時間を減らすときは、空いた時間を自習や会話練習に使う計画を立てましょう。
授業を減らした結果、英語に触れる時間まで減ってしまうと、節約できても留学の目的を達成しにくくなります。
大都市だけでなく地方都市の語学学校も比較する
語学学校の費用を抑えたい方は、人気の大都市だけでなく地方都市も比較しましょう。
中心部の学校は交通の便がよく、学校やコースの選択肢も豊富です。
一方で、校舎の賃料や人件費の影響を受け、授業料や施設費が高くなる場合があります。
地方都市では、学費だけでなく滞在費や交通費も抑えられる可能性があります。
日本人留学生が少ない環境を選べば、英語を使う機会が増えることも期待できます。
ただし、地方都市は語学学校の数が少なく、希望するコースや英語レベルのクラスが見つからない可能性があります。
仕事探しや公共交通機関の利便性も都市によって異なります。
国だけで決めず、授業料・家賃・交通費・学校の選択肢を都市別に比較しましょう。
オーストラリアの都市選びで迷っている方は、オーストラリア留学・ワーホリにおすすめの都市比較も参考にしてください。
学費が高くなりやすい繁忙期を避ける
渡航時期を調整できる方は、夏休みや年末年始などの繁忙期を避けると費用を抑えやすくなります。
繁忙期には語学学校の追加料金だけでなく、航空券や滞在先の料金も高くなる可能性があります。
特に短期留学では、学校費用より航空券の値上がりが総額へ大きく影響することがあります。
また、学生が集中する時期はクラスの人数が増えたり、希望する滞在先を選べなかったりする可能性もあります。
春・秋など比較的留学生が少ない時期であれば、通常料金で申し込めるほか、落ち着いた環境で学びやすくなることもあります。
ただし、国によって気候や観光シーズンが異なります。
日本の夏がすべての国で繁忙期になるわけではありません。
希望する国の学校カレンダーと航空券の料金を確認し、留学総額が安くなる時期を選びましょう。
必要以上に長いコースを最初から申し込まない
長期割引が魅力的でも、必要以上に長いコースを最初から申し込むのは避けましょう。
授業料が安くなっても、学校や講師、クラスの雰囲気が自分に合わなければ、通い続けることが負担になります。
途中で辞めても未受講分がすべて返金されるとは限りません。
例えば、6か月留学する予定でも、最初に3か月のコースを申し込み、現地で延長する方法があります。
1週間あたりの料金は少し高くなる可能性がありますが、学校を変更できる柔軟性を残せます。
一方、学生ビザの条件や入学許可書の発行には、一定期間の申し込みが必要になる場合があります。
自由に短縮できるとは限らないため、ビザ条件も確認してください。
学校へ直接申し込む場合と留学エージェントを比較する
語学学校へ直接申し込めば、必ず最も安くなるとは限りません。
直接申し込みでは、自分で学校を選び、英語で手続きや質問を行います。
サポート手数料を抑えられる可能性がある一方、料金の比較、送金、滞在先手配、トラブル対応なども自分で進める必要があります。
留学エージェントを利用すると、学校選びや申し込みを日本語で相談できます。
エージェントによっては相談料や手続き手数料が無料ですが、サポート内容や日本円への換算方法は異なります。
| 申し込み方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 学校へ直接 | 学校と直接やり取りできる | 英語での手続きが必要 |
| エージェント | 日本語で比較・相談できる | 手数料とサポート範囲の確認が必要 |
直接申し込みとエージェント経由で、同じ学校・コース・期間の見積もりを取り、最終的な支払額とサポート内容を比較しましょう。
留学エージェントの料金体系は、留学エージェントの手数料と追加費用で詳しく解説しています。
複数の留学エージェントから見積もりを取る
留学エージェントを利用する場合は、最初から1社だけに決めず、2〜3社へ相談するのがおすすめです。
同じ国への留学でも、提案される語学学校、利用できる割引、サポート内容、見積もりの為替レートが異なることがあります。
比較するときは、単に一番安い会社を選ぶのではなく、同じ条件で総額をそろえましょう。
学校Aを提案する会社と学校Bを提案する会社では、料金差がエージェントによるものか、学校によるものか判断できません。
希望する学校が決まっている場合は、同じ学校・コース・期間で見積もりを依頼すると比較しやすくなります。
また、カウンセラーが費用の内訳やデメリットまで説明してくれるかも確認してください。
安いプランだけを強く勧め、返金条件や追加費用の説明が少ない場合は、すぐに契約せず検討しましょう。
オーストラリア政府の留学情報でも、教育エージェントを選ぶ際は、実績や評判、提供されるサービスなどを確認するよう案内しています。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「How to choose the right education agent for you」
留学エージェントへ相談する時期や比較方法は、留学エージェントへ相談する時期と準備の流れも参考にしてください。
費用が安い語学学校を選ぶときの注意点
語学学校の費用を抑えることは大切ですが、表示された授業料だけで学校を決めるのはおすすめできません。
授業時間・クラス人数・学校の立地・返金条件などを確認しないと、入学後に追加費用や学習環境の違いに気づく可能性があります。
安い学校を探すのではなく、支払う費用に対して必要な授業やサポートを受けられる学校を選びましょう。
授業料の安さだけで語学学校を決めない
語学学校を比較するときは、授業料の安さだけで決めないようにしましょう。
授業料が安く見えても、入学金・教材費・施設費・滞在先手配料などが別料金になっている場合があります。
反対に、授業料が少し高い学校でも、教材費や学生サポートが含まれていれば、合計金額では安くなる可能性があります。
| 比較項目 | 学校A | 学校B |
|---|---|---|
| 授業料 | 40万円 | 44万円 |
| 入学金・教材費 | 6万円 | 料金に含む |
| 学校関連費用の合計 | 46万円 | 44万円 |
上記の例では、授業料だけを見ると学校Aが安く見えます。
しかし、入学金と教材費を加えると、学校Bのほうが2万円安くなります。
さらに、授業時間・クラス人数・学校の立地・返金条件まで含めると、費用対効果の判断が変わることもあります。
授業料ではなく、留学終了までに必要な合計金額と受けられるサービスを比較することが重要です。
1クラスあたりの人数と日本人比率を確認する
授業料が安い語学学校では、1クラスあたりの学生数が多く設定されている場合があります。
学生数が多いクラスでは、さまざまな国の留学生と交流できる一方で、1人あたりの発言時間が少なくなりやすい点に注意が必要です。
英語を話す練習を重視する方は、平均クラス人数と最大クラス人数の両方を確認しましょう。
例えば、平均10人と案内されていても、繁忙期には15人以上になる可能性があります。
また、日本人比率が低ければ、必ず英語力が伸びるとは限りません。
日本人が少なくても、授業外で一人で過ごしていれば、英語を話す機会は増えません。
反対に、日本人が一定数いても、授業中や放課後に英語を使うルールを決めれば、会話量を確保できます。
- 平均クラス人数と最大クラス人数
- 自分が入る英語レベルの学生数
- 入学予定時期の日本人比率
- 国籍が偏った場合のクラス編成
- 授業中に発言できる機会
日本人比率は時期や英語レベルによって変わるため、学校全体の数字だけで判断しないことが大切です。
クラス分けの仕組みを知りたい方は、語学学校の英語レベルとクラス分けテストの目安も参考にしてください。
講師の質・学校の認定・口コミを確認する
費用が安い語学学校を選ぶときは、講師の経歴、学校の認定、実際に通った学生の口コミを確認しましょう。
講師の質は授業料だけでは判断できませんが、採用条件や研修制度、英語教育に関する資格の有無などは確認材料になります。
学校の公式サイトだけで判断せず、公的機関や業界団体の学校検索も活用してください。
例えば、カナダのLanguages Canadaでは、加盟校に対して講師・施設・学生サービスなどの基準を設けています。
イギリスでも、British CouncilとEnglish UKが運営するAccreditation UKによって、授業・運営・施設・学生ケアなどが確認されています。
オーストラリアへ学生ビザで留学する場合は、受講する学校とコースが政府の登録対象になっているかも確認が必要です。
参考資料:Languages Canada「Quality Assurance」
参考資料:English UK「British Council accreditation」
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「Find a course」
口コミを見るときは、良い評価だけでなく、クラス変更・日本人スタッフ・返金対応など、自分が気になる項目を具体的に確認しましょう。
学校の立地によって交通費や滞在費が変わる
語学学校の立地は、授業料以外の留学費用に大きく影響します。
都市中心部の学校は、駅から近く、放課後の買い物や仕事探しに便利です。
一方で、周辺のホームステイや学生寮、シェアハウスの家賃が高くなる可能性があります。
郊外の学校は授業料や滞在費を抑えやすい場合がありますが、通学に時間と交通費がかかることもあります。
例えば、中心部の学校より授業料が月1万円安くても、電車やバスの定期代が月1万5,000円かかれば、総額では高くなります。
毎日往復2時間の通学が必要になれば、自習や友達と交流する時間も減ってしまいます。
立地を確認するときのポイント
学校の住所だけでなく、候補となる滞在先からの平均通学時間、公共交通機関の運賃、最終便の時間、徒歩や自転車で通える範囲も確認しましょう。
学校の費用と交通費、滞在費を合計し、毎日の通いやすさまで含めて判断することが大切です。
欠席時の振り替えや返金に対応しているか確認する
授業を欠席した場合の振り替えや返金対応は、語学学校によって異なります。
グループレッスンでは、学生の都合で欠席しても振り替えや返金を受けられないのが一般的です。
マンツーマンレッスンでも、一定時間前までに連絡しなければ授業を消化した扱いになる場合があります。
病気・けが・家族の事情などで長期間通えなくなった場合に、コースを一時停止できるかも確認しておきましょう。
特に、6か月や1年などの長期コースを一括で支払う場合は、休学・延期・途中解約の条件が重要です。
学校側の事情でコースが提供されなくなった場合と、学生側の事情で辞める場合では、適用される制度や返金条件が異なります。
オーストラリアのTuition Protection Serviceは、対象となる教育機関がコースを提供できなくなった場合に、学生の学習継続や未提供分の授業料を保護する制度です。
参考資料:オーストラリア政府 Department of Education「International Students」
申し込み前に契約書を読み、欠席・休学・キャンセルをそれぞれ分けて確認しましょう。
1週間ではなく1時間あたりの授業料で比較する
語学学校の授業料は、1週間の料金だけでなく、実際に受けられる授業時間で比較しましょう。
学校によって1レッスンの長さが45分・50分・60分と異なるためです。
同じ週20レッスンでも、1週間の総授業時間には5時間以上の差が出ることがあります。
| 項目 | 学校A | 学校B |
|---|---|---|
| 週の授業料 | 4万5,000円 | 5万円 |
| 授業数 | 週20回 | 週20回 |
| 1回の時間 | 45分 | 60分 |
| 週の総授業時間 | 15時間 | 20時間 |
| 1時間あたり | 3,000円 | 2,500円 |
学校Aは週の授業料が5,000円安いものの、1時間あたりでは学校Bのほうが500円安くなります。
授業料を比較するときは、次の計算方法を使いましょう。
1時間あたりの授業料
1時間あたりの授業料=授業料÷実際に受けられる総授業時間
祝日や学校の休暇で授業が減る場合は、その時間も差し引いて計算してください。
語学学校の費用を比較するシミュレーション
語学学校の見積もりは、授業料だけを並べるのではなく、入学金・教材費・施設費を加えた合計金額で比較します。
さらに、授業時間やサポート内容まで整理すると、自分に合う学校を判断しやすくなります。
ここでは、カナダへ3か月、オーストラリアへ6か月留学するモデルケースを紹介します。
シミュレーションについて
以下は比較方法を分かりやすくするための架空のモデルケースです。
特定の語学学校の料金ではありません。
実際の金額は学校・コース・都市・為替レートによって異なるため、申し込み前に最新の見積もりを確認してください。
3か月のカナダ留学にかかる語学学校費用
カナダの語学学校へ3か月間通う場合を想定して、学校関連費用を計算します。
ここでは、トロントまたはバンクーバーにある語学学校で、一般英語コースを12週間受講するモデルケースです。
週20レッスン、1回50分のグループ授業を受ける条件とします。
| 費用項目 | モデル金額 |
|---|---|
| 授業料 | 60万円 |
| 入学金 | 2万5,000円 |
| 教材費 | 2万円 |
| 学生サービス費 | 1万5,000円 |
| 学校関連費用の合計 | 66万円 |
このモデルでは、授業料以外に6万円が必要です。
さらに、学校を通じてホームステイを申し込む場合は、滞在先手配料や滞在費が加わります。
空港送迎を利用する場合も別料金になる可能性があります。
12週間で週20回、1回50分の授業を受けると、総授業時間は200時間です。
学校関連費用66万円を200時間で割ると、1時間あたりの費用は約3,300円になります。
カナダとオーストラリアの費用や生活環境を比べたい方は、オーストラリア留学とカナダ留学の違いも参考にしてください。
6か月のオーストラリア留学にかかる語学学校費用
オーストラリアの語学学校へ6か月間通う場合を想定して、学校関連費用を計算します。
ここでは、一般英語コースを24週間受講し、週20時間のフルタイム授業を受けるモデルケースです。
長期割引によって、短期コースより週あたりの授業料が安くなっている条件とします。
| 費用項目 | モデル金額 |
|---|---|
| 授業料 | 105万6,000円 |
| 入学金 | 2万5,000円 |
| 教材費 | 3万5,000円 |
| 施設費 | 2万円 |
| 学校関連費用の合計 | 113万6,000円 |
このモデルでは、授業料以外に8万円が必要です。
24週間で週20時間受講すると、総授業時間は480時間になります。
学校関連費用113万6,000円を480時間で割ると、1時間あたりの費用は約2,367円です。
カナダの3か月モデルより合計金額は高いものの、長期割引と授業時間の多さによって、1時間あたりの費用は低くなります。
オーストラリアで半年間生活する場合は、学校費用のほかに滞在費・食費・交通費・海外保険なども必要です。
総額の目安は、オーストラリア留学半年にかかる費用の内訳で確認できます。
授業料が安い学校とサポートが充実した学校を比較する
授業料が安い学校とサポートが充実した学校では、料金だけでなく、含まれるサービスを比較しましょう。
ここでは、同じ都市で12週間の一般英語コースを受講する学校Aと学校Bを比べます。
学校Aは必要最低限の授業を提供し、学校Bは学習相談や会話クラブなどが充実しているモデルです。
| 比較項目 | 学校A | 学校B |
|---|---|---|
| 学校関連費用 | 58万円 | 66万円 |
| 週の授業時間 | 15時間 | 20時間 |
| クラス人数 | 最大18人 | 最大12人 |
| 学習相談 | 入学時のみ | 月1回 |
| 会話クラブ | なし | 週2回 |
| 日本語サポート | なし | あり |
学校Aは8万円安いため、自分で学習計画を立てられ、サポートを必要としない方には向いています。
一方、英語に自信がなく、授業外でも学習相談や会話練習を利用したい方には学校Bが向いています。
サポートの数ではなく、自分が実際に利用するサービスがあるかで判断することがポイントです。
入学金・教材費を含めた合計金額で比較する
語学学校の見積もりを比較するときは、授業料に入学金・教材費・施設費などを加えた合計金額を計算しましょう。
項目の名称は学校によって異なるため、「授業料以外」という大きな分類ではなく、費用を一つずつ表にすると見落としを防げます。
| 費用項目 | 学校A | 学校B | 学校C |
|---|---|---|---|
| 授業料 | 55万円 | 58万円 | 60万円 |
| 入学金 | 3万円 | 2万円 | 無料 |
| 教材費 | 3万円 | 1万円 | 料金に含む |
| 施設費 | 2万円 | 1万円 | 料金に含む |
| 合計 | 63万円 | 62万円 | 60万円 |
授業料だけを見ると学校Aが最も安いですが、合計金額では学校Cが最も安くなります。
ただし、合計金額が同じでも、授業時間や返金条件が異なれば、費用対効果も変わります。
見積もりを表にしたあとは、総授業時間・1時間あたりの授業料・クラス人数・サポート内容を追加しましょう。
留学エージェントの見積もりに含まれる手数料や追加費用については、留学エージェントの手数料と費用の仕組みで詳しく解説しています。
語学学校選びでよくある失敗
語学学校選びで後悔する原因は、情報不足よりも、比較する条件がそろっていないことにあります。
授業料だけを見たり、割引だけで長期契約を決めたりすると、入学後に想定外の費用や学習環境の違いに気づく可能性があります。
よくある失敗を知り、申し込み前の確認に役立てましょう。
授業料だけを見て学校を選んでしまう
最も多い失敗は、公式サイトに大きく表示された授業料だけを見て学校を選ぶことです。
実際には、授業料のほかに入学金・教材費・施設費・滞在先手配料・送金手数料などがかかる場合があります。
授業料が安い学校でも、追加費用を合計すると別の学校より高くなる可能性があります。
また、授業料には学校の立地やサポート内容も反映されています。
中心部から離れた学校を選んで授業料を節約できても、通学交通費や移動時間が増えれば、留学生活の負担が大きくなります。
改善するには、見積もりの項目を「学校関連費用」「渡航費用」「滞在費用」「現地生活費」に分けてください。
学校を比較するときは、同じ受講期間・授業時間・滞在条件で合計金額をそろえましょう。
最初に表示された金額ではなく、留学を終えるまでの総額を見ることが失敗を防ぐ基本です。
教材費や施設費を予算に入れていない
教材費や施設費を予算に含めず、現地到着後に支払いが増えるケースがあります。
教材費は入学時の一度だけとは限りません。
英語レベルが上がって使用する教科書が変わるたびに、追加購入が必要になる学校もあります。
施設費や学生サービス費も、入学時に一括で支払う場合と、学期ごとに請求される場合があります。
見積書に教材費が記載されていないときは、無料だと判断せず、授業料に含まれているか確認しましょう。
施設費についても、校内Wi-Fi・自習室・学生ラウンジ・学習相談など、対象となるサービスを確認してください。
- 教材費は何冊分か
- レベル変更時に追加費用がかかるか
- 施設費は一度だけか
- オンライン教材に利用期限があるか
- 現地払いの費用が残っていないか
費用項目が不明な場合は、申し込み前に学校または留学エージェントへ質問しましょう。
レッスン数と実際の授業時間を混同する
週20レッスンと書かれているのを見て、週20時間の授業を受けられると思い込む失敗があります。
レッスンは授業の回数であり、時間を意味するとは限りません。
1レッスンが45分なら、週20回でも実際の授業時間は週15時間です。
さらに、時間割に自習・休憩・学校行事が含まれている場合、講師から直接指導を受ける時間は短くなることがあります。
学校を比較するときは、レッスン数、1回の時間、週の総授業時間をセットで確認してください。
例えば、週25レッスンの学校が週20レッスンの学校より授業時間が長いとは限りません。
1回40分と60分では、総時間が逆転する可能性があります。
改善するには、見積書や時間割をもとに実際の授業時間を計算し、授業料を総時間で割りましょう。
レッスン数ではなく、講師から授業を受けられる合計時間で比較することが大切です。
割引につられて長期間のコースを申し込む
長期割引の金額だけを見て、学校との相性を確認せずに6か月や1年のコースを申し込む失敗があります。
長期コースは1週間あたりの授業料を抑えやすい反面、途中で学校を変更しにくくなる点がデメリットです。
講師の教え方、クラスの雰囲気、通学時間が自分に合わなくても、支払った授業料が全額返金されるとは限りません。
特に、キャンペーン価格で申し込んだコースには、通常料金とは異なる変更・返金条件が設定されることがあります。
改善するには、割引によって節約できる金額と、途中変更できないリスクを比較しましょう。
留学制度やビザの条件に問題がなければ、最初は短めに申し込み、現地で延長する方法もあります。
ただし、延長時に料金が上がったり、希望クラスに空きがなかったりする可能性もあります。
最初から長期で申し込む場合は、休学・コース変更・校舎変更の可否まで確認してください。
キャンセルや返金の条件を確認していない
申し込み後に予定が変わり、キャンセル料や返金額を初めて知るケースがあります。
語学学校では、入学日までの日数によってキャンセル料が変わることがあります。
入学金・出願料・滞在先手配料などは、授業開始前でも返金されない場合があります。
ビザが取得できなかった場合も、必要書類や申請時期などの条件を満たさなければ、全額返金の対象にならない可能性があります。
契約前に確認したいのは、入学前のキャンセル、入学後の途中退学、病気による延期、ビザ却下、学校側によるコース中止の5つです。
説明を口頭で受けるだけでなく、契約書や返金規定を保存しておきましょう。
英語の規約を理解するのが難しい場合は、留学エージェントへ日本語で説明してもらう方法があります。
オーストラリアへの留学を検討している方は、対象となる教育機関や学生保護制度についても確認してください。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「Legal rights and protections」
留学の目的に合わないコースを選んでしまう
料金や知名度だけで学校を決めると、留学の目的に合わないコースを選ぶ可能性があります。
日常英会話を身につけたい方が試験問題中心のコースを選んだり、大学進学を目指す方が会話中心の短時間コースを選んだりすると、必要な力を伸ばしにくくなります。
最初に「留学後に何ができるようになりたいか」を具体的に決めましょう。
例えば、「旅行で困らない会話力を身につけたい」「IELTSで6.0を取りたい」「ワーホリの仕事探しに備えたい」などです。
目標を決めたら、授業内容・受講条件・宿題の量・修了時の目標レベルを確認します。
一番安いコースではなく、自分の目標に必要な授業を受けられるコースを選ぶことが、留学費用を無駄にしない方法です。
留学前に必要な英語力や学習方法を知りたい方は、留学前に取り組みたい英語学習と勉強の優先順位も参考にしてください。
自分に合う語学学校を選ぶまでの手順
自分に合う語学学校を選ぶには、料金表を眺める前に留学の目的と条件を整理することが大切です。
目的が曖昧なまま探し始めると、授業料の安さや知名度だけで学校を選び、必要のないコースやサポートへお金を払う可能性があります。
目的・期間・授業内容・費用・契約条件の順番で比較すると、自分に必要な学校を絞りやすくなります。
STEP1 留学の目的・国・期間を決める
最初に、語学学校へ通う目的を具体的に決めましょう。
「英語を話せるようになりたい」だけでは、必要な授業や留学期間を判断しにくいためです。
「海外旅行で簡単な会話ができるようになりたい」「ワーホリの仕事探しに備えたい」「IELTSで目標スコアを取りたい」など、留学後にできるようになりたいことまで言葉にします。
目的が決まったら、候補となる国と受講期間を考えます。
短期留学は海外生活を体験しやすく、3か月以上の留学では英語環境に慣れながら段階的に学びやすくなります。
国を選ぶときは授業料だけでなく、航空券・滞在費・生活費・ビザ条件も含めて比較してください。
- 留学後にできるようになりたいこと
- 渡航できる時期と受講期間
- 学校関連費用を含めた予算
- 希望する国や都市の生活環境
- 進学・就職・ワーホリなどの予定
留学の目的と期間を先に決めておけば、学校から必要以上に高額なコースを提案されたときも、自分に必要か判断しやすくなります。
STEP2 希望する授業時間とコースを決める
次に、1週間あたりの授業時間と受講する英語コースを決めます。
日常英会話を身につけたい方は一般英語、進学に必要なスコアを取りたい方は試験対策、仕事で使う英語を学びたい方はビジネス英語が候補です。
ただし、試験対策やビジネス英語には受講条件が設けられ、英語力によっては一般英語から始める場合があります。
授業時間は、週15時間前後のパートタイムと、週20〜30時間ほど学ぶフルタイムに分けて考えると分かりやすくなります。
授業を増やせば学習量は増えますが、予習や復習の時間も必要です。
放課後に現地の人と話したい方は、授業を詰め込みすぎないほうが英語を実際に使う時間を作りやすくなります。
授業数の多さではなく、留学の目的と毎日の生活に合う時間割を選びましょう。
STEP3 条件に合う語学学校を3校ほど選ぶ
国・期間・コースが決まったら、条件に合う語学学校を3校ほど選びます。
1校だけでは、授業料やサポート内容が一般的な水準なのか判断しにくいためです。
候補が多すぎると比較が複雑になるため、最初は3校程度まで絞ると進めやすくなります。
学校を探すときは、授業料だけでなく、クラス人数・英語レベル・立地・国籍比率・選択授業・学生サポートも確認してください。
また、各国の公的機関や語学教育団体が提供する学校検索を利用し、認定や登録の状況を確かめることも大切です。
カナダではLanguages Canada、イギリスではEnglish UKなどの検索サービスを活用できます。
オーストラリアへ学生ビザで留学する場合は、対象となる教育機関やコースの登録状況も確認しましょう。
参考資料:Languages Canada「Find a Language Program」
参考資料:English UK「Course Finder」
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「Find a course」
STEP4 同じ条件で見積もりを依頼する
候補となる学校が決まったら、同じ条件で見積もりを依頼します。
受講期間や授業時間、滞在方法が違う見積もりを並べても、料金差の原因を正しく判断できないためです。
例えば、学校Aは週15時間、学校Bは週25時間のコースであれば、学校Bの授業料が高くなるのは自然です。
見積もりを依頼するときは、入学希望日・受講期間・英語コース・週の授業時間・滞在方法・空港送迎の有無までそろえてください。
ホームステイを希望する場合は、個室か相部屋か、食事が何回付くかも伝えます。
同じ条件で依頼すれば、学校や留学エージェントによる料金とサポートの違いを比較しやすくなります。
見積もり依頼時に伝える条件
- 希望する国・都市・学校
- 入学予定日と受講期間
- 希望コースと週の授業時間
- ホームステイや学生寮の条件
- 空港送迎や海外保険の必要性
- 日本で支払う費用と現地払いの費用
STEP5 授業料・入学金・教材費を比較する
見積もりが届いたら、合計金額だけでなく、費用項目を一つずつ比較しましょう。
授業料が安い学校でも、入学金・教材費・施設費が別に加算され、最終的には別の学校より高くなることがあります。
反対に、授業料が高く見えても、教材費や学生サポートが含まれていれば、追加支払いを抑えられる可能性があります。
比較表には、授業料・入学金・教材費・施設費・送金手数料・現地払い費用を記入してください。
授業時間が異なる場合は、総授業時間を計算し、1時間あたりの費用も比べます。
長期コースでは教材が途中で変わり、追加購入が必要になることもあります。
入学時の支払額だけでなく、コース修了までに必要な金額を確認することが重要です。
STEP6 授業内容・立地・返金条件を確認する
費用を比較したあとは、授業内容・学校の立地・契約条件を確認します。
料金が安くても、留学の目的に合う授業を受けられなければ、費用を有効に使えません。
時間割の例、選択授業、クラス人数、レベル分け、講師への質問方法などを確認しましょう。
立地については、学校の住所だけでなく、滞在先からの平均通学時間や交通費も重要です。
授業料を月1万円節約できても、交通費が月1万5,000円増えれば、総額では高くなります。
契約前には、キャンセル・延期・休学・途中退学・コース変更の条件も確認してください。
オーストラリアには、対象となる教育機関がコースを提供できなくなった場合に、学習継続や未提供分の授業料を支援する制度があります。
ただし、学生側の都合による解約とは条件が異なるため、学校独自の返金規定も読む必要があります。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「Education governance and delivery」
STEP7 納得できる語学学校へ申し込む
費用・授業内容・立地・契約条件を比較したら、納得できる語学学校へ申し込みます。
一番安い学校を選ぶのではなく、自分の目的に必要な授業とサポートを予算内で受けられる学校を選びましょう。
申し込み前には、学校名・コース名・入学日・受講期間・支払通貨・キャンセル規定をもう一度確認してください。
支払い後は、領収書・入学許可書・契約書・送金記録を保存します。
留学エージェントを利用する場合は、学校へ直接支払う費用とエージェントへ支払う費用を分けて確認しましょう。
担当者から説明された内容も、メールや書面で残してもらうと安心です。
複数の留学サービスを比較したい方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較も参考にしてください。
オーストラリア留学を検討している方は、オーストラリア留学エージェントの比較から相談先を探せます。
語学学校へ行く前に英語を勉強しておこう
語学学校へ行けば英語を一から教えてもらえますが、渡航前に基礎を勉強しておくほど、現地で会話や実践練習に時間を使いやすくなります。
単語や文法がまったく分からない状態では、授業の説明を理解するだけで時間がかかるためです。
中学英語の復習と、簡単な英語を口に出す練習を組み合わせて準備しましょう。
中学英文法と基本英単語を復習する
留学前の英語学習では、難しい文法よりも、中学英文法と日常生活で使う基本英単語を優先しましょう。
語学学校の初級・中級クラスでも、現在形・過去形・助動詞・疑問文・比較などの基礎文法を使って会話します。
基礎が曖昧なままだと、授業で説明された内容を理解することに時間を使い、会話練習へ集中しにくくなります。
文法書は何冊も用意せず、自分が読みやすい教材を1冊選んで繰り返してください。
単語も試験向けの難しい語彙だけではなく、食事・買い物・交通・学校・体調など、留学生活で使うものを覚えましょう。
覚えた単語は日本語訳を見るだけでなく、短い英文にして声に出します。
留学前の教材選びで迷う方は、留学前におすすめの英語教材と勉強法も参考にしてください。
オンライン英会話で英語を話すことに慣れる
単語や文法を覚えていても、英語を話した経験が少ないと、語学学校の初日に言葉が出てこないことがあります。
オンライン英会話を利用し、出発前から英語で受け答えすることに慣れておきましょう。
最初から自由な会話を続ける必要はありません。
自己紹介、趣味、仕事、留学の目的、週末の予定など、同じテーマを何度も練習するだけでも効果があります。
聞き取れなかったときに「もう一度お願いします」と伝える表現や、分からない単語の意味を尋ねる練習もしておくと、語学学校の授業で役立ちます。
週1回だけ長く話すより、短時間でも週2〜3回ほど継続するほうが、英語を口に出す習慣を作りやすくなります。
オンライン英会話を比較したい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選を確認してみてください。
英語学習アプリでリスニングと発音を練習する
英語学習アプリは、通勤時間や休憩時間を使ってリスニングと発音を練習したい方に向いています。
留学先では、講師だけでなく、さまざまな国から来た留学生の英語を聞くことになります。
最初からすべてを聞き取るのは難しいため、出発前から英語の音へ慣れておきましょう。
短い音声を聞き、内容を確認したあと、音声をまねして声に出す練習がおすすめです。
発音判定機能があるアプリを使えば、自分では気づきにくい音の違いも確認できます。
ただし、評価点を上げることだけを目的にせず、相手へ伝わる発音を身につけることが大切です。
1日10分でも継続し、聞く練習と声に出す練習をセットにしましょう。
アプリ選びで迷う方は、留学前におすすめの英語学習アプリ10選も参考にしてください。
語学学校やホームステイ先で使う英語表現を覚える
留学前には、語学学校とホームステイ先で使う可能性が高い表現を優先して覚えましょう。
現地で必要になる英語は、難しい単語を使った長文より、短くて具体的な表現が中心です。
語学学校では、質問をする、欠席を伝える、教室の場所を尋ねる、課題を確認するなどの場面があります。
ホームステイでは、食事の時間、シャワーや洗濯のルール、帰宅時間、体調について伝える必要があります。
フレーズを丸暗記するだけでなく、自分の生活に合わせて単語を入れ替え、実際に声に出してください。
留学前に練習したい場面
- 自己紹介と留学の目的を伝える
- 授業で質問や聞き返しをする
- 欠席や遅刻について説明する
- ホームステイ先の生活ルールを確認する
- 食べられないものや体調を伝える
完全な英文を作ることにこだわらず、短くても自分から伝える練習を続けましょう。
留学前に基礎を固めて授業料を無駄にしない
語学学校では初心者から学べますが、渡航前に基礎を固めておくことで、授業料をより有効に使えます。
現在形や過去形などを日本語で理解するところから始めるより、すでに知っている文法を使って会話や発音を練習できるほうが、現地でしか得にくい経験へ時間を使えるためです。
私もオーストラリアの語学学校へ通った経験がありますが、授業以外で友人と話したり、分からないことを自分から質問したりする時間が英語を使う練習につながりました。
留学前は完璧を目指す必要はありません。
自分のことを簡単な英語で話せる状態と、聞き取れないときに質問できる状態を目標にしましょう。
基礎学習を日本で進め、留学先では会話・交流・実践に時間を使うことが、授業料を無駄にしない方法です。
具体的な学習順序は、留学前の英語勉強法ロードマップで詳しく解説しています。
語学学校の費用に関するよくある質問
語学学校の費用は、国や学校によって表示方法が異なるため、申し込み前に疑問を残さないことが大切です。
特に、学費に含まれる項目、追加の教材費、支払い時期、返金条件は確認しておきましょう。
ここでは、語学学校の料金を調べている方から出やすい質問へ回答します。
語学学校の学費には何が含まれますか?
語学学校の学費には、一般的に授業料・入学金・教材費・施設費などが含まれます。
ただし、どこまで含むかは学校によって異なります。
授業料だけを学費として表示し、入学金・教材費・学生サービス費を別に請求する学校もあります。
ホームステイや学生寮の料金、滞在先手配料、空港送迎、海外保険、ビザ申請費などは、通常は授業料とは別です。
見積もりでは、「含まれている費用」と「現地で追加支払いが必要な費用」を分けて確認しましょう。
アメリカ国務省の留学情報でも、英語プログラムの予算を立てる際は、授業料だけでなく各種手数料と生活費を含む総額を確認するよう案内されています。
参考資料:米国国務省 EducationUSA「English Language」
語学学校の入学金は毎月支払いますか?
語学学校の入学金は、基本的に申し込み時または入学時に一度だけ支払います。
毎月支払う授業料とは役割が異なり、学生情報の登録、申し込み処理、クラス分けなどの事務手続きに使われる費用です。
学校によっては「登録料」「出願料」「申込料」と表記されます。
同じ学校でコースを延長する場合は、入学金を再度支払わなくてよいケースが一般的ですが、長期間空けて再入学する場合や別の校舎へ変更する場合は、追加料金が発生する可能性があります。
また、入学金は申し込み後にキャンセルしても返金されないことがあります。
支払う前に、返金の可否と有効期間を確認してください。
留学中に教材費が追加されることはありますか?
留学中に教材費が追加されることはあります。
特に3か月以上の長期コースでは、英語力が上がってクラスのレベルが変わると、新しい教科書やワークブックの購入が必要になる場合があります。
最初に支払う教材費が、受講期間中のすべての教材を含むとは限りません。
オンライン教材を利用する学校では、一定期間ごとに利用料がかかることもあります。
見積もりを確認するときは、教材費が何冊分なのか、レベル変更時に追加購入が必要か、デジタル教材の利用期限はいつまでかを質問しましょう。
中古教材を持ち込める学校もありますが、書き込み式のワークブックや学校専用教材は指定された方法で購入する必要があります。
語学学校の授業料はいつ支払いますか?
語学学校の授業料は、一般的に申し込み後から入学前までに支払います。
支払い期限は学校や受講期間によって異なり、入学許可書やビザ申請に必要な書類が、入金確認後に発行される場合があります。
短期コースでは全額を一括で支払い、長期コースではデポジットを先に払い、残額を指定日までに支払うこともあります。
支払いが遅れると、入学日や滞在先の手配に影響する可能性があります。
請求書に記載された支払通貨、期限、送金先、手数料の負担者を確認してください。
支払い後は、振込記録や決済画面を保存し、学校または留学エージェントから領収書や入金確認書を受け取りましょう。
語学学校の費用は分割払いできますか?
語学学校の費用を分割払いできるかどうかは、学校や申し込み方法によって異なります。
短期コースでは、入学前に全額を支払うケースが一般的です。
長期コースでは、学期ごとや一定期間ごとの支払いを認める学校もありますが、分割手数料や支払い条件が設定される可能性があります。
クレジットカードの分割払いを利用する場合は、学校ではなくカード会社との契約になり、カード会社所定の手数料がかかります。
また、ビザ申請や入学許可書の発行に必要な金額は、先に支払わなければならないことがあります。
分割を希望する場合は、申し込み前に支払い回数・期限・手数料・支払いが遅れた場合の扱いを確認しましょう。
自己手配と留学エージェントではどちらが安いですか?
自己手配と留学エージェントのどちらが安いかは、学校・為替レート・手数料・サポート内容によって異なります。
自分で学校へ直接申し込めば、手続き手数料を抑えられる可能性があります。
一方で、英語で学校と連絡し、料金・滞在先・返金条件・海外送金を自分で確認する必要があります。
留学エージェントは、相談や申し込みを無料で受け付ける場合もありますが、日本円への換算方法や有料サポートの範囲は会社ごとに異なります。
同じ学校・コース・期間で、自己手配とエージェント経由の総支払額を比較することが大切です。
オーストラリア政府も、留学エージェントを選ぶ際は、評判や経験、提供されるサービスを確認するよう案内しています。
参考資料:オーストラリア政府 Study Australia「How to choose the right education agent for you」
語学学校を途中で辞めた場合は返金されますか?
語学学校を途中で辞めた場合に返金されるかどうかは、学校の返金規定と退学理由によって異なります。
未受講分があっても、すべて返金されるとは限りません。
入学金・出願料・滞在先手配料などは返金対象外になることがあり、授業開始後は一定期間分の授業料が差し引かれる場合もあります。
病気や家族の事情、ビザの問題など、理由によって必要書類と扱いが変わります。
また、学校側がコースを提供できなくなった場合と、学生の都合で辞める場合では、利用できる学生保護制度が異なります。
申し込み前に、入学前のキャンセル、入学後の退学、延期、休学、ビザ却下の条件をそれぞれ確認してください。
口頭の説明だけでなく、契約書や返金規定を書面で保存しておきましょう。
語学学校の費用が安い国はどこですか?
語学学校の費用を抑えやすい留学先として、フィリピン・マルタ・アイルランドなどが候補になります。
フィリピンは、授業料・学生寮・食事がセットになった学校が多く、マンツーマン授業を受けながら留学総額を管理しやすい点が特徴です。
マルタやアイルランドでは、午後コースや長期コースを選ぶことで、授業料を抑えられる場合があります。
ただし、授業料が安い国が、必ず留学総額も安いとは限りません。
航空券・滞在費・食費・交通費・為替レートによって、最終的な予算は変わります。
国を比べるときは、学校関連費用だけでなく、渡航から帰国までに必要な総額を同じ期間で比較しましょう。
語学学校の費用を比較して自分に合う留学プランを選ぼう
語学学校の費用は、授業料だけでなく、入学金・教材費・施設費・手配料などを含めて比較する必要があります。
さらに、国・都市・受講期間・授業時間・コース内容によっても金額が変わります。
料金が安い学校を見つけても、授業時間が短かったり、交通費や追加費用が高かったりすれば、結果的に割高になる可能性があります。
まずは留学の目的・国・期間・予算を整理し、同じ条件で2〜3校の見積もりを取りましょう。
見積もりが届いたら、合計金額だけでなく、総授業時間・クラス人数・立地・サポート内容・返金条件まで確認します。
留学前には中学英文法や基本英単語を復習し、オンライン英会話や英語学習アプリで簡単な会話を練習しておくことも大切です。
日本で学べる基礎を先に固め、留学先では会話・交流・実践に時間を使うことで、支払った授業料をより有効に活用できます。
一人で学校や見積もりを比較するのが難しい場合は、複数の留学エージェントへ同じ条件で相談し、料金とサポート内容を比べてみましょう。
留学の期間や目的に合うサービスを探したい方は、WJEの留学・英語学習サービス比較も参考にしてください。