「留学エージェントを利用したいけれど、費用はいくらかかるの?」
「手数料無料と書いてあるけれど、本当に追加料金はかからない?」
留学エージェントを調べると、無料のサービスから有料のサポートまであり、結局いくら必要なのか分かりにくいですよね。
留学エージェントの費用は、会社や利用するサポートによって異なります。
手数料が無料でも、ビザ申請や滞在先の手配、空港送迎などで別途費用がかかる場合があるため、エージェント費用だけではなく留学全体の総額で比較することが重要です。
この記事では、留学エージェントの費用やサポート料金、無料・有料エージェントの違い、追加費用、見積もりを比較するときのポイントまで初心者向けに解説します。
読み終えるころには、自分に必要なサポートを整理して、費用とサービスのバランスから留学エージェントを選べるようになります。
留学エージェントの費用はいくら?まず相場を確認
留学エージェントの費用は、利用する会社やサポート内容によって異なります。
手数料無料のエージェントもあれば、有料のサポートプランを用意している会社もあるため、単純に金額だけで比較するのはおすすめできません。
まずは「エージェントへ支払う費用」と「留学そのものにかかる費用」を分けて考えることが大切です。
留学エージェントの費用は無料〜数十万円まで幅がある
留学エージェントの費用は、手数料無料の会社から有料のサポートプランを提供している会社まで幅があります。
有料の場合も料金体系は一律ではなく、留学する国や期間、依頼するサポート内容などによって変わります。
たとえば、学校選びや入学手続きのみを依頼するケースと、ビザ申請のサポート、滞在先手配、渡航前オリエンテーション、現地生活のサポートまで利用するケースでは必要な費用が異なります。
そのため、「無料だから安い」「有料だから高い」と料金だけで判断しないことが重要です。
A社は基本的な学校手配が無料でも、現地サポートなどが別料金になっている場合があります。
一方、B社はサポート料金が必要でも、自分が必要としているサービスが最初から料金に含まれているかもしれません。
最終的には、料金とサポート内容の両方を確認しましょう。
- カウンセリングや相談に料金がかかるか
- 学校紹介・入学手続きは無料か
- ビザ申請のサポートに料金がかかるか
- 滞在先の手配料が必要か
- 現地サポートは料金に含まれているか
- 契約後に追加料金が発生する可能性があるか
初めて留学エージェントを利用する場合は、最初から1社に絞らず、同じ留学条件で2〜3社程度に相談すると違いを確認しやすくなります。
エージェント費用と留学費用の総額は別に考える
留学費用を調べるときに混同しやすいのが、エージェントへ支払う費用と留学全体に必要な費用です。
留学エージェントの手数料が0円でも、留学そのものが無料になるわけではありません。
語学学校へ通う場合は授業料や入学金などが必要です。
さらに、ホームステイや学生寮などの滞在費、航空券、海外保険、ビザ関連費用、現地での食費や交通費、通信費なども考えておかなければなりません。
| 費用 | 主な内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| エージェント費用 | 相談・学校手配・各種サポート | 無料になる範囲 |
| 学校費用 | 授業料・入学金・教材費など | 学校やコースによる違い |
| 滞在費 | ホームステイ・学生寮など | 食事や光熱費の有無 |
| 渡航費 | 航空券・ビザ関連費用など | 国や渡航時期による違い |
| 海外保険 | 病気・けが・盗難などへの備え | 補償内容と保険料 |
| 生活費 | 食費・交通費・通信費など | 滞在期間や都市による違い |
たとえば、エージェントの手数料が無料でも、学費や滞在費などでまとまった金額が必要になります。
そのため、留学エージェントへ相談するときは「手数料はいくらですか?」だけではなく、「出発から帰国までに必要な費用を総額で知りたいです」と伝えるのがおすすめです。
僕自身もオーストラリアへ留学した経験がありますが、海外生活では学校以外にも食事や移動などさまざまな費用が発生します。
学校の授業料だけで予算を考えるのではなく、現地生活まで含めて余裕のある資金計画を立てておくと安心です。
日本学生支援機構(JASSO)でも、留学エージェントを利用するときは、手数料だけでなく学費や宿泊費、渡航費、保険料など、支払う経費に含まれるものと含まれないものを確認するよう案内しています。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「留学あっせん業者(留学エージェント)の利用について」
留学エージェントが無料で利用できるのはなぜ?
無料の留学エージェントを見ると、「なぜ無料でサポートできるの?」「あとから高い料金を請求されない?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
無料で利用できる背景には、提携する学校などから紹介料を受け取るビジネスモデルがあります。
仕組みを理解したうえで、何が無料で何が有料なのかを確認することがポイントです。
学校から紹介料を受け取る仕組みがある
無料の留学エージェントがサービスを提供できる理由のひとつに、提携する学校などから紹介料を受け取る仕組みがあります。
たとえば、エージェントが留学生へ語学学校を紹介し、その学校への入学につながった場合、学校側からエージェントへ紹介に対する報酬が支払われることがあります。
そのため、利用者から学校紹介や入学手続きの手数料を受け取らなくても運営できる場合があります。
ここで注意したいのは、エージェントによって提携している学校や得意な留学先が異なる点です。
オーストラリアに強い会社もあれば、カナダやフィリピンなどを得意としている会社もあります。
紹介された学校だけですぐに決めず、「なぜこの学校がおすすめなのか」「同じ条件でほかに候補はあるのか」と確認すると、自分に合った学校を選びやすくなります。
無料なのは留学生が支払うサポート費用の一部
「留学エージェント無料」という表現を見たときは、すべてのサービスが無料だと思い込まないようにしましょう。
無料になるサービスの範囲は、留学エージェントによって異なります。
たとえば、カウンセリング、学校紹介、入学手続きなどは無料でも、滞在先の手配や空港送迎、現地サポートなどは有料オプションになっている場合があります。
反対に、幅広いサポートを無料で提供している会社もあります。
無料エージェントで確認したいこと
- 無料なのはカウンセリングだけではないか
- 学校紹介や入学手続きまで無料か
- ビザ関連のサポートに料金がかかるか
- 滞在先の手配料が必要か
- 現地サポートに追加料金が必要か
初心者がつまずきやすいのは、「手数料無料と書かれていたので、必要なサポートはすべて無料だと思っていた」というケースです。
申し込み前に見積もりを確認し、「この料金に含まれていないサービスはありますか?」と質問しておきましょう。
また、学校へ支払う費用が外貨建ての場合は、為替レートによって日本円での負担額が変わる可能性があります。
表示された金額だけを見るのではなく、支払方法や追加費用まで確認することが大切です。
無料エージェントだから怪しいとは限らない
無料エージェントだからといって、それだけで「怪しい」「サービスが悪い」と判断する必要はありません。
反対に、有料エージェントだから必ず安心できるとも限りません。
大切なのは、料金が無料か有料かではなく、料金体系や契約内容、サポート範囲が分かりやすく説明されているかです。
たとえば、無料エージェントでも、学費や滞在費、任意のサポート費用などを見積書で分けて説明してくれる会社なら、費用を比較しやすくなります。
一方で、「今申し込まないと損をする」などと契約を急かされたり、追加料金について質問しても説明が曖昧だったりする場合は、すぐに契約せず一度検討した方がよいでしょう。
- 料金の内訳を説明してもらえるか
- 無料・有料サポートの範囲が明確か
- キャンセルや返金条件を確認できるか
- 質問に対して具体的に回答してもらえるか
- 契約を必要以上に急かされないか
留学サービス審査機構(J-CROSS)では、一定の基準を満たした留学サービス事業者を認証しています。
認証の有無だけでエージェントの良し悪しを決めることはできませんが、会社を比較するときの判断材料のひとつとして確認しておくのもよいでしょう。
参考資料:留学サービス審査機構(J-CROSS)「留学サービス認証基準『ガイドライン』」
無料エージェントと有料エージェントの違い
無料エージェントと有料エージェントでは、利用者が負担するサポート費用やサービス内容などに違いがあります。
ただし、「無料はサポートが少ない」「有料なら手厚い」と単純に分けることはできません。
自分に必要なサポートを整理してから、それぞれの料金やサービス内容を比較することが大切です。
| 比較項目 | 無料エージェント | 有料エージェント |
|---|---|---|
| サポート費用 | 無料の範囲がある | 有料プランが中心 |
| 学校紹介 | 提携校中心の場合がある | 会社によって異なる |
| 手続きサポート | 無料範囲を確認 | プラン内容を確認 |
| 現地サポート | 会社によって異なる | 会社・プランによって異なる |
| 向いている人 | 費用を抑えたい人 | 必要な支援に費用をかけたい人 |
上記はあくまで一般的な違いです。
実際の料金やサービス範囲はエージェントごとに異なるため、最終的には各社の見積もりを確認して判断しましょう。
無料エージェントのメリット・デメリット
無料エージェントの大きなメリットは、留学準備にかかるサポート費用を抑えやすいことです。
初めて留学する場合は、国や都市、学校、滞在方法など分からないことが多いため、無料で相談できれば情報収集の負担を減らせます。
まだ留学するか決めていない段階でも、予算や留学期間について相談しやすいでしょう。
一方で、無料という理由だけでエージェントを選ぶのはおすすめできません。
会社によって紹介できる学校や無料サポートの範囲が異なるからです。
無料エージェントのメリット・デメリット
- メリット:留学生が負担するサポート費用を抑えやすい
- メリット:留学前の情報収集に利用しやすい
- メリット:複数社へ相談して比較しやすい
- デメリット:紹介できる学校が限られる場合がある
- デメリット:一部のサポートが有料の場合がある
- デメリット:サービス内容が会社によって異なる
たとえば、短期の語学留学で「学校選びと入学手続きをサポートしてもらえれば十分」という方なら、無料エージェントでも希望を満たせる可能性があります。
一方、渡航後にも日本語で相談したい場合は、現地オフィスの有無や緊急時に対応してもらえる範囲まで確認しましょう。
有料エージェントのメリット・デメリット
有料エージェントのメリットは、自分では対応が難しい手続きや留学準備について、必要なサポートを受けられる場合があることです。
大学や大学院への進学、高校留学などでは、学校選びだけでなく出願条件や提出書類など確認する項目が多くなることがあります。
また、仕事や学業が忙しく、留学準備に十分な時間を取れない方にとっても、手続きをサポートしてもらえることはメリットになります。
ただし、有料だから自分に必要なサービスがすべて含まれているとは限りません。
自分でできる手続きまで含まれたプランを選ぶと、必要以上に費用がかかる可能性があります。
たとえば、航空券や海外保険を自分で比較できるのであれば、その手配まで依頼する必要があるのか考えてみましょう。
料金ではなく、サポートを利用することで自分の負担がどれくらい減るのかを基準に判断すると選びやすくなります。
無料と有料のどちらを選ぶべき?
無料エージェントと有料エージェントのどちらを選ぶべきかは、留学の目的や自分で準備できる範囲によって変わります。
費用をできるだけ抑えたい方は、まず無料エージェントを含む2〜3社へ相談し、見積もりとサポート内容を比較する方法がおすすめです。
語学留学やワーホリで、学校選びや基本的な手続きが中心であれば、無料エージェントでも十分なサポートを受けられる場合があります。
一方、進学手続きが複雑な留学や、準備する時間を確保しにくい場合は、有料サポートも候補に入れて比較しましょう。
- 留学サポート費用を抑えたいなら無料エージェントから比較する
- 学校選びや基本手続き中心なら無料サポートの範囲を確認する
- 複雑な手続きが必要なら有料サポートも検討する
- 渡航後にどこまでサポートしてほしいか整理する
- 同じ留学条件で複数社から見積もりを取る
僕なら、最初から無料か有料かを決めるのではなく、同じ条件を2〜3社へ伝えて比較します。
たとえば、「オーストラリアで3ヶ月の語学留学」「ホームステイ希望」「現地で日本語サポートも利用したい」のように条件をそろえれば、料金だけでなくサポート内容の違いも見えやすくなります。
無料相談を利用したからといって、必ずその場で申し込む必要はありません。
複数の選択肢を見たうえで、「留学全体の総額」「必要なサポート」「追加料金」の3点を比較して決めることが、後悔しにくいエージェント選びにつながります。
留学前に英語を話す練習も始めておきたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選|英語を話す練習で留学生活を充実させようも参考にしてください。
留学エージェントのサポート費用には何が含まれる?
留学エージェントのサポート費用には、カウンセリングや学校選び、入学手続き、ビザ申請のサポート、滞在先の手配などが含まれる場合があります。
ただし、どこまで無料で対応してもらえるかはエージェントによって異なります。
料金を比較するときは、金額だけでなく「具体的に何をしてもらえるのか」まで確認しましょう。
カウンセリング・留学プランの作成
留学エージェントでは、最初にカウンセリングを行い、希望する国や都市、留学期間、予算などを整理するのが一般的です。
「オーストラリアとカナダで迷っている」「3ヶ月ならどのくらい費用が必要?」といった段階でも相談できます。
留学経験がない方にとっては、自分だけで国や学校を比較するのは簡単ではありません。
そのため、希望条件を整理しながら留学プランを具体化できることは、エージェントを利用するメリットのひとつです。
ただし、相談したエージェントが扱っている学校の中から提案される場合もあります。
紹介されたプランをそのまま選ぶのではなく、「ほかに候補はありますか?」「この学校をすすめる理由は何ですか?」と質問しましょう。
語学学校や大学などの入学手続き
語学学校や大学などへの入学手続きも、留学エージェントの代表的なサポートです。
学校によって申込方法や必要書類が異なるため、初めて留学する方は「何をいつまでに用意すればいいのか分からない」と迷うことがあります。
エージェントを利用すれば、申込書類の準備や学校との連絡などをサポートしてもらえる場合があります。
特に英語での手続きに不安がある方にとって、準備漏れを防ぎやすい点はメリットです。
ただし、エージェントがすべての作業を代行してくれるとは限りません。
パスポートなど本人しか準備できない書類もあるため、「自分で行う手続き」と「エージェントが対応する手続き」を最初に確認しておきましょう。
大学や専門学校などへの進学では、語学学校より必要書類が増える場合もあります。
留学先が決まったら、必要な手続きを一覧にして期限と一緒に管理すると準備を進めやすくなります。
ビザ申請のサポート
留学する国や滞在期間によっては、ビザの申請が必要になります。
ビザ申請では、必要書類を確認したりオンラインで情報を入力したりする必要があるため、初めて手続きをする方は不安を感じやすい部分です。
留学エージェントでは、必要書類や申請手順の案内、入力内容の確認などをサポートしてもらえる場合があります。
ただし、ビザの取得をエージェントが保証できるわけではありません。
また、ビザ申請そのものに必要な費用と、エージェントへ支払う申請サポート料は別に設定されている場合があります。
「ビザサポート無料」と書かれている場合も、申請機関へ支払う費用まで無料になるとは限りません。
申し込み前に、どこまでがサポート対象なのかを確認しましょう。
ビザ制度や申請条件は変更される可能性があるため、最終的な手続きについては渡航先の政府・大使館などが案内する最新情報を確認することも大切です。
ホームステイ・学生寮などの滞在先手配
留学中の滞在先として、ホームステイや学生寮などをエージェント経由で手配できる場合があります。
初めて海外で生活する方にとって、自分で安全性や契約条件を確認しながら滞在先を探すのは負担になりやすいため、手配を依頼できると準備を進めやすくなります。
ただし、滞在費とは別に「滞在先手配料」が設定されているケースもあります。
ホームステイ料金だけを見て予算を立てるのではなく、手配料やデポジット、食事の有無なども確認しましょう。
学生寮の場合も、光熱費やインターネット料金などが含まれているかは施設によって異なります。
- 滞在費はいくらか
- 滞在先手配料が必要か
- デポジットが必要か
- 食事は料金に含まれているか
- 光熱費やインターネット料金は含まれているか
滞在費だけでなく、入居時に必要な費用まで確認しておくと予算との差が出にくくなります。
渡航前オリエンテーション
留学エージェントによっては、出発前にオリエンテーションを実施しています。
現地到着後の流れ、学校初日の手続き、公共交通機関の使い方、海外生活で気をつけることなどを事前に確認できる場合があります。
初めて海外で長期間生活する方は、学校へ申し込んだあとも「到着してから何をすればいいの?」という不安が残りやすいでしょう。
渡航前に現地生活の流れを把握しておけば、到着後に慌てる場面を減らせます。
一方で、オリエンテーションの内容はエージェントによって異なります。
動画を見るだけの場合もあれば、担当者と個別に確認できる場合もあります。
航空券や持ち物について案内してもらえるか、緊急時の連絡先まで説明があるかなど、事前に内容を確認しておくと安心です。
現地生活やトラブルのサポート
現地サポートは、留学エージェントを比較するときに確認しておきたいポイントです。
海外生活では、学校での悩みだけでなく、滞在先とのトラブルや体調不良、スマートフォンや交通機関の使い方など、渡航前には想定していなかった問題が起こることがあります。
現地でも日本語で相談できる環境があれば、初めて海外生活をする方にとって安心材料になります。
ただし、「現地サポートあり」と書かれていても、具体的な内容は会社によって異なります。
現地オフィスで直接相談できるのか、日本からオンラインで対応するのか、緊急時にも連絡できるのかを確認しましょう。
サポート期間についても、留学期間中すべて利用できるとは限りません。
必要性が高い方は、料金だけでなく対応時間や相談できる範囲まで比較することが大切です。
無料の留学エージェントでも追加費用がかかることがある
「手数料無料」の留学エージェントでも、留学に必要なすべての費用が無料になるわけではありません。
ビザ申請や滞在先、航空券、海外保険など、エージェントの基本サポートとは別に費用が発生する場合があります。
申し込み後に予算を超えないためにも、見積もりに含まれていない費用を先に確認しておきましょう。
ビザ申請・申請代行の費用
ビザが必要な留学では、申請に関する費用も予算に入れておく必要があります。
ここで分けて考えたいのが、渡航先の政府などへ支払う「ビザ申請に必要な費用」と、エージェントへ支払う「申請サポート・代行に関する費用」です。
留学エージェントが「ビザサポート無料」でも、ビザ申請そのものに必要な費用まで無料とは限りません。
また、申請に必要な証明書の取得などで別の費用が発生する可能性もあります。
見積もりを確認するときは、「ビザ関連費用はいくら含まれていますか?」とまとめて聞くのではなく、申請費用とエージェントのサポート料金を分けて確認しましょう。
国や留学目的によって必要なビザや申請条件は異なるため、エージェントから説明を受けた場合でも、最終的には渡航先政府などの最新情報を確認することが大切です。
ホームステイや学生寮の手配料
ホームステイや学生寮をエージェント経由で申し込む場合、実際の滞在料金とは別に手配料が必要になるケースがあります。
たとえば、ホームステイの滞在費が20万円だったとしても、それだけで入居できるとは限りません。
手配料やデポジットなどが加われば、見積もりの総額は変わります。
「1ヶ月の滞在料金」だけを見るのではなく、入居するときに必要な費用を合計して確認することが重要です。
また、ホームステイでは食事の回数、学生寮では光熱費やインターネット料金などによって実質的な生活費も変わります。
複数の滞在方法を比較するときは、単純な家賃だけではなく、生活に必要な費用まで含めて考えましょう。
長期留学では数ヶ月分の差が積み重なるため、滞在費の違いが総額に与える影響も大きくなります。
空港送迎・現地サポートの費用
渡航日に空港からホームステイ先や学生寮まで送ってもらえる空港送迎サービスも、追加費用が発生しやすい項目のひとつです。
初めて訪れる国で、大きな荷物を持ったまま公共交通機関を利用することに不安がある方には便利なサービスです。
ただし、無料サポートに含まれている場合と、有料オプションとして申し込む場合があります。
現地サポートについても同様です。
現地オフィスの利用や生活相談まで基本料金に含まれるエージェントもあれば、追加プランへの加入が必要な場合があります。
「使うか分からないから、とりあえず申し込む」のではなく、自分の英語力や海外経験を考えて必要性を判断しましょう。
空港から滞在先まで自力で移動できる方なら、送迎を利用しないことで費用を抑えられる可能性もあります。
海外保険・航空券などの費用
海外保険や航空券は、留学エージェントの手数料とは別に必要になることが多い費用です。
エージェントから保険や航空券を案内してもらえる場合がありますが、必ずしもその場で申し込む必要があるとは限りません。
自分でも補償内容や航空券の条件を比較してから決めることが大切です。
たとえば、航空券は同じ渡航先でも出発時期や予約するタイミング、直行便・乗継便などによって料金が変わります。
海外保険も、保険料だけでなく治療費や携行品などの補償内容を確認する必要があります。
安さだけを優先して必要な補償を減らすと、海外でトラブルが起きたときの負担が大きくなる可能性があります。
エージェントの見積もりに保険や航空券が含まれている場合は、任意なのか必須なのかも確認しましょう。
海外送金手数料や為替レートによる差額
海外の学校へ学費を支払う場合は、海外送金手数料や為替レートも見落としやすいポイントです。
たとえば、学校の授業料が同じ金額でも、日本円へ換算するときの為替レートが変われば実際に支払う金額も変わります。
さらに、送金方法によって手数料が必要になる場合があります。
見積もりの金額だけではなく、「どの為替レートで計算されるのか」「送金に別料金がかかるのか」を確認しましょう。
特に、見積もりを取得してから実際に支払うまで期間が空く場合は、為替変動によって日本円での支払額が変わる可能性があります。
2社を比較するときも、一方が日本円、もう一方が現地通貨で記載されていると単純には比較できません。
通貨と換算条件をそろえて総額を確認することが大切です。
キャンセル料・変更料
留学では、申し込み後に予定が変わり、学校や渡航時期を変更したりキャンセルしたりする可能性もあります。
その際、エージェントのサポート料金だけでなく、学校や滞在先などからキャンセル料が発生する場合があります。
申し込む前に「キャンセルした場合にいくら戻るのか」を確認しておくことが重要です。
特に注意したいのは、申し込みから出発までの時期によってキャンセル料が変わるケースです。
学校は返金されてもエージェントの手数料は返金されないなど、費用ごとに条件が異なることもあります。
日本学生支援機構(JASSO)も、留学エージェントを利用する際は、申し込みの取り消しや中途解約、サービス内容の変更、解約期限、解約料などの規約を確認するよう案内しています。
契約書を受け取ったら金額だけを見るのではなく、変更・キャンセルに関する項目まで確認してから申し込みましょう。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「留学あっせん業者(留学エージェント)の利用について」
留学エージェントの見積もりを比較する5つの手順
留学エージェントを選ぶときは、1社の見積もりだけを見て決めるのではなく、複数社を同じ条件で比較するのがおすすめです。
ただし、会社ごとに見積書の項目やサポート内容が異なるため、総額だけを並べても正しく比較できない場合があります。
「条件をそろえる→内訳を見る→追加費用を確認する→最終総額を比べる」の順番で進めましょう。
STEP1 同じ国・期間・学校条件で2〜3社に相談する
最初のステップは、同じ留学条件を2〜3社へ伝えて見積もりを依頼することです。
たとえば、A社には3ヶ月の語学留学、B社には6ヶ月の語学留学で相談すると、料金が違う理由が分からなくなります。
比較するときは、国・都市・留学期間・学校・コース・滞在方法などの条件をできるだけそろえましょう。
まだ学校が決まっていない場合は、「オーストラリアのシドニー」「3ヶ月」「一般英語コース」「ホームステイ」のように希望条件を伝えるだけでも構いません。
見積もりを依頼するときに伝えたい条件
- 希望する国・都市
- 出発予定時期
- 留学期間
- 語学学校やコースの希望
- ホームステイ・学生寮などの滞在方法
- 必要な現地サポート
条件がそろっているほど、どの会社が高い・安いのかだけでなく、サポート内容の違いも判断しやすくなります。
STEP2 エージェント費用と学校費用を分けて確認する
見積もりを受け取ったら、最初にエージェントへ支払う費用と学校へ支払う費用を分けて確認しましょう。
「留学費用100万円」とだけ書かれていても、そのうち学費がいくらで、エージェントのサポート費用がいくらなのか分からなければ比較できません。
費用の内訳を項目ごとに分けて見ることがポイントです。
| 確認項目 | 主な内容 |
|---|---|
| 学校費用 | 授業料・入学金・教材費など |
| 滞在費用 | ホームステイ・学生寮など |
| エージェント費用 | 手数料・サポート料金など |
| その他 | 送迎・ビザサポートなど |
たとえば、A社とB社が同じ語学学校を紹介しているのであれば、学校そのものの費用とエージェント独自の料金を切り分けることで違いが見えやすくなります。
分からない項目があれば、契約前に担当者へ確認しましょう。
STEP3 見積もりに含まれていない費用を確認する
見積もりで特に注意したいのが、「記載されている費用」よりも「記載されていない費用」です。
表示された総額が安くても、あとから航空券、海外保険、ビザ申請、教材費、空港送迎などが加われば、最終的な留学費用は高くなります。
「この見積もり以外に、出発までに必要になる費用はありますか?」と担当者へ確認しましょう。
特に、現地で支払う費用は見積書に含まれていないことがあります。
留学前に必要な費用だけでなく、到着後1ヶ月程度に必要な生活費も別に準備しておくと安心です。
「留学に必要なお金」と「エージェントへ支払うお金」を分けながら整理しましょう。
STEP4 為替レート・キャンセル条件を比較する
金額とサポート内容を確認したら、為替レートとキャンセル条件も比較します。
海外の学校へ支払う費用は外貨建てになっていることがあり、同じ学校でも日本円へ換算する条件によって支払額に差が出る可能性があります。
そのため、見積もりに使用されている通貨と為替レートを確認しておきましょう。
さらに、出発日の変更や留学自体をキャンセルした場合に、どの費用が返金されるのかも重要です。
日本学生支援機構(JASSO)は、料金の明細、追加経費や為替変動による金額変更の可能性、申し込みの取り消し・中途解約などの規約を確認するよう案内しています。
見積もりが少し安くても、変更やキャンセルの条件が自分に合わなければ、結果的に大きな負担になる可能性があります。
契約する前に、料金表だけでなく契約書まで確認しましょう。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「留学あっせん業者(留学エージェント)の利用について」
STEP5 サポート内容と総額を比較して決める
最後は、エージェントへ支払う手数料だけではなく、サポート内容と留学全体の総額を比較して決めます。
たとえば、A社が5万円安くても、必要としている現地サポートが含まれておらず、あとから追加するとB社と同程度の料金になるかもしれません。
一方で、サポートが充実していても、自分が使わないサービスばかりなら余分な費用になります。
「一番安い会社」ではなく、「自分に必要なサポートを含めたうえで納得できる金額の会社」を選びましょう。
| 比較項目 | A社 | B社 |
|---|---|---|
| 学校・滞在費 | 確認 | 確認 |
| 手数料 | 確認 | 確認 |
| 追加費用 | 確認 | 確認 |
| 現地サポート | 確認 | 確認 |
| 留学費用の総額 | 確認 | 確認 |
僕なら、料金が少し違うだけであれば、担当者へ質問したときの分かりやすさや、自分が必要とするサポートが含まれているかも重視します。
無料相談の段階で疑問を整理し、2〜3社を比較してから申し込めば、「もっと確認しておけばよかった」という失敗を減らしやすくなります。
留学エージェントの費用で失敗しやすいパターン
留学エージェントの費用で後悔しないためには、安さだけで決めないことが大切です。
手数料が無料でも追加費用が発生したり、見積もりが安くても必要なサポートが含まれていなかったりする場合があります。
契約前に「総額」「サポート内容」「追加費用」「キャンセル条件」まで確認しておくと失敗を防ぎやすくなります。
「手数料無料」だけでエージェントを決める
「手数料無料」という言葉だけを見てエージェントを決めるのは避けましょう。
無料になる範囲は会社によって異なり、学校紹介や入学手続きは無料でも、滞在先の手配、空港送迎、現地サポートなどに料金がかかる場合があります。
手数料が0円かどうかより、自分が利用するサービスを含めた最終的な費用を確認することが重要です。
たとえば、A社は手数料無料でも必要なサポートを追加すると費用が増え、B社は有料でも最初から必要なサービスが含まれていることがあります。
「無料だから一番安い」と考えず、見積もりの内訳を確認しましょう。
1社だけの見積もりで申し込む
初めて相談した留学エージェントの対応が良くても、その場ですぐに申し込む必要はありません。
1社だけでは、提示された料金や学校、サポート内容が自分に合っているのか判断しにくいからです。
できれば同じ条件で2〜3社から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較しましょう。
たとえば、「オーストラリア・3ヶ月・語学学校・ホームステイ」のように条件をそろえて相談すると、各社の違いが見えやすくなります。
また、担当者によって学校の提案内容や説明の分かりやすさが異なることもあります。
複数社へ相談することで、自分では気づかなかった学校や留学方法を知れる場合もあります。
契約を急かされても、その場で決めず、一度見積もりを持ち帰って比較する余裕を持ちましょう。
見積もりの総額だけを見て決める
留学エージェントを比較するときに、見積書の一番下に書かれた総額だけを見るのも失敗につながりやすいパターンです。
同じ「100万円」という見積もりでも、含まれている内容が同じとは限りません。
重要なのは総額だけではなく、その金額の内訳です。
一方には教材費やホームステイ手配料が含まれていて、もう一方には含まれていないこともあります。
さらに、航空券、海外保険、ビザ関連費用、現地生活費などが見積もり外になっている場合もあります。
金額を比較するときは、学校費用、滞在費、エージェント費用、追加費用を分けて確認しましょう。
- 学費・入学金・教材費
- ホームステイ・学生寮などの滞在費
- エージェントのサポート費用
- ビザや空港送迎などの追加費用
- 見積もりに含まれていない費用
為替レートや海外送金手数料を確認しない
海外の学校へ支払う学費や滞在費は、現地通貨で設定されていることがあります。
そのため、日本円での支払額は為替レートによって変わる可能性があります。
たとえば、見積もりを受け取った時点と実際に支払う時点で為替が動けば、同じ学校・コースでも必要な日本円は変わります。
見積もりを見るときは「何円か」だけでなく、「どの通貨・どのレートで計算しているか」を確認しましょう。
また、海外送金を行う場合は、送金方法によって手数料などが発生する場合もあります。
A社とB社の金額を比較するときも、一方が日本円表示、もう一方が現地通貨表示ならそのまま比較できません。
支払通貨、換算方法、送金時に必要な費用まで確認しておくと、実際の支払額との差を減らしやすくなります。
キャンセル・返金条件を確認せずに契約する
留学では、体調や仕事、学業、家庭の事情などによって、出発時期を変更したり申し込みをキャンセルしたりする可能性があります。
そのため、契約前にキャンセル・変更・返金の条件を確認しておくことが大切です。
特に「いつまでなら、どの費用が、いくら返金されるのか」を確認しましょう。
学校の授業料は一部返金されても、エージェントのサポート料や滞在先の手配料などは返金されない場合があります。
また、キャンセルする時期によって負担する金額が変わることもあります。
見積書だけでは分からない場合は、契約書や規約を確認し、不明点を担当者へ質問しましょう。
日本学生支援機構(JASSO)も、留学エージェントを利用する際には、申し込みの取り消しや中途解約、サービス変更、解約期限、解約料などを確認するよう案内しています。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「留学あっせん業者(留学エージェント)の利用について」
必要のない有料サポートまで申し込む
サポートが多いほど安心に感じますが、すべてのサービスが自分に必要とは限りません。
たとえば、航空券を自分で予約できる方や、海外保険を自分で比較できる方であれば、それらの手配サポートに追加料金を支払う必要があるのか考えてみましょう。
有料サポートは「あると便利か」ではなく、「自分だけでは難しいか」を基準に選ぶのがおすすめです。
一方で、初めての海外生活で現地のトラブル対応に不安があるなら、現地サポートへ費用をかける価値を感じる場合もあります。
安くするために必要なサービスまで削るのではなく、自分でできることとサポートしてほしいことを分けることがポイントです。
契約前にサービス一覧を見ながら、一つずつ必要性を確認しましょう。
留学エージェントの費用を抑える方法
留学エージェントを利用しながら費用を抑えるには、単純に手数料無料の会社を探すだけでは不十分です。
複数社の比較や不要なサポートの見直し、学校・滞在先の選び方まで含めて考える必要があります。
エージェント費用だけではなく、留学全体の総額を下げる視点を持つことがポイントです。
無料相談を利用して2〜3社を比較する
留学エージェントの費用を抑えたいなら、最初に無料相談を利用して2〜3社を比較しましょう。
同じ留学条件でも、エージェントによって提案される学校や滞在方法、サポート内容が異なるためです。
複数社へ相談することで、自分に必要なサービスと一般的な費用感をつかみやすくなります。
たとえば、1社目では有料オプションとして提案されたサポートが、別の会社では基本サービスに含まれている場合があります。
反対に、料金が安くても希望する学校を扱っていないこともあります。
相談時には「予算は○万円程度」「3ヶ月の語学留学を考えている」など、できるだけ同じ条件を伝えましょう。
必要なサポートだけを利用する
留学エージェントの費用を抑えるには、自分に必要なサポートを整理することも重要です。
学校選びから現地生活まで、すべての手続きを任せれば便利ですが、その分だけ有料オプションが増える可能性があります。
自分でできることは自分で行い、難しい部分だけサポートしてもらう方法もあります。
たとえば、学校選びと入学手続きはエージェントへ依頼し、航空券やeSIMは自分で比較するという方法です。
一方、ビザ関連の手続きや現地生活に強い不安があるなら、そこに費用をかける選択もあります。
「できるだけ無料にする」ことだけが正解ではありません。
時間や手続きの難しさも考えながら、自分にとって費用を払う価値があるサポートを選びましょう。
学費・滞在費まで同じ条件で比較する
留学費用の中では、エージェントの手数料だけでなく学費や滞在費も大きな割合を占めます。
そのため、手数料を数万円抑えることだけに集中するより、学校や滞在先まで含めて比較した方が総額を抑えられる場合があります。
エージェントを比較するときは、同じ学校・期間・コース・滞在条件で見積もりを取ることが基本です。
たとえば、一方は週20時間のコース、もう一方は週25時間のコースなら、学費が違って当然です。
ホームステイについても、1日2食付きと食事なしでは料金を単純比較できません。
| 比較項目 | そろえたい条件 |
|---|---|
| 学校 | 同じ学校・キャンパス |
| 期間 | 同じ週数・開始時期 |
| コース | 授業時間・内容をそろえる |
| 滞在先 | 期間・食事条件をそろえる |
条件をそろえることで、本当にどこに費用差があるのか判断しやすくなります。
航空券・海外保険・eSIMなどは自分でも比較する
航空券、海外保険、eSIMなどは、エージェントから紹介されたサービスだけで決めず、自分でも比較してみましょう。
留学エージェントにまとめて手配してもらえると便利ですが、必ずしも自分に最適な料金や条件とは限りません。
自分で手配できるものを比較することで、留学準備費用を調整しやすくなります。
ただし、価格だけで選ぶのは避けましょう。
海外保険なら補償内容、航空券なら変更・キャンセル条件、eSIMなら対応国・データ容量・利用期間なども重要です。
特に長期留学では、少しの料金差だけでなく、実際の使いやすさまで確認する必要があります。
留学中の通信費を比較したい方は、留学におすすめのeSIMを比較|選び方・設定方法・SIMカードとの違いを解説も参考にしてください。
留学する時期や都市を見直して総額を抑える
留学費用を大きく抑えたい場合は、エージェント手数料だけでなく、留学する時期や都市まで見直してみましょう。
留学に必要な金額は、学校、滞在期間、家賃、航空券、為替など複数の要素によって変わります。
同じ国でも都市や滞在方法を変えることで、留学全体の予算を調整できる場合があります。
たとえば、知名度の高い都市だけに絞らず、目的に合う別の都市や学校まで比較すると選択肢が広がります。
航空券についても、渡航時期によって負担が変わるため、出発日をある程度調整できる方は複数の日程を確認するとよいでしょう。
ただし、安さだけで都市や学校を決めると、自分が学びたい内容や生活環境と合わない可能性があります。
「何を優先したい留学なのか」を決めたうえで、削れる費用を探しましょう。
留学エージェントを使わず自分で手配すれば安くなる?
留学エージェントを使わず、学校や滞在先へ自分で申し込む方法もあります。
有料のエージェント手数料や一部の代行費用を抑えられる可能性がありますが、その分、情報収集や手続きを自分で進める必要があります。
費用だけではなく、手間・英語力・手続きへの不安まで含めて自力手配が合うか判断しましょう。
自力手配ならエージェント費用を抑えられる
留学エージェントを利用せず自分で学校へ申し込めば、有料のエージェント手数料や一部のサポート費用を抑えられる可能性があります。
すでに留学する国や学校が決まり、英語で公式サイトを確認したり学校と連絡したりできる方なら、自力手配も選択肢です。
ただし、「エージェントを使わない=必ず留学総額が安くなる」とは限りません。
無料エージェントなら、利用者が学校手配の手数料を負担せずにサポートを受けられる場合もあるからです。
また、自力で学校へ申し込んでも、学費、滞在費、ビザ関連費用、航空券などの基本的な留学費用は必要です。
費用を抑えることだけを目的にエージェントを外すのではなく、自分で手続きを行う負担と比較して判断しましょう。
学校・ビザ・滞在先の手続きを自分で行う必要がある
自力手配を選ぶ場合は、学校への申し込みだけでなく、留学に必要な準備を自分で管理しなければなりません。
留学先によって必要な手続きは異なりますが、学校とのやり取り、必要書類の準備、滞在先の確保、航空券などを自分で確認することになります。
特に「誰が何を教えてくれるのか」が決まっていないため、自分で一次情報を確認できることが重要です。
ビザが必要な場合も、制度や申請条件は変更される可能性があるため、渡航先政府などの公式情報を自分で確認する必要があります。
自力手配で確認したい主な項目
- 学校・コースの申し込み
- 必要書類と支払期限
- ビザなど渡航に必要な手続き
- ホームステイや学生寮の確保
- 航空券・海外保険・通信手段の準備
手続きそのものに不安がある方は、無理にすべてを自分で行う必要はありません。
初めての留学なら無料相談だけ利用する方法もある
「自分で手配したいけれど、最初からすべて一人で決めるのは不安」という方は、留学エージェントの無料相談を情報収集に利用する方法もあります。
希望する国や予算、期間について相談すると、自分では気づかなかった選択肢を知れる場合があります。
相談したうえで、エージェントを利用するか自力手配にするか判断しても遅くありません。
僕も初めて海外へ留学する方なら、いきなり申し込むのではなく、まず情報を集めて「自分でできる部分」と「サポートしてほしい部分」を整理する方法をおすすめします。
初めての留学では、安さだけを追求するより、必要なところにはサポートを利用し、自分でできる部分は自分で準備する方がバランスを取りやすいです。
留学エージェントを選ぶときに費用以外で確認したいこと
留学エージェント選びでは、費用の安さだけでなく、対応している留学先やサポート内容、担当者との相性なども確認することが大切です。
数万円安くても、自分が希望する学校を扱っていなかったり、必要なサポートを受けられなかったりすれば、満足できる留学につながらない可能性があります。
料金とサービスの両方を比較し、自分が安心して留学準備を任せられるエージェントを選びましょう。
希望する国・都市・学校を取り扱っているか
最初に確認したいのは、自分が希望する国・都市・学校をエージェントが取り扱っているかです。
留学エージェントによって、オーストラリアに強い会社、カナダやフィリピンを得意とする会社など、対応エリアが異なります。
また、同じ国を扱っていても、提携している語学学校や大学が同じとは限りません。
エージェントの知名度だけで決めず、自分の留学目的に合う選択肢を提案してもらえるか確認しましょう。
たとえば、シドニーへの留学を希望している場合でも、学費を抑えたいのか、英語環境を重視したいのか、進学を目指しているのかによって適した学校は変わります。
相談時には「この学校がおすすめです」だけで終わらず、なぜ自分に合っているのか理由まで聞いてみるのがおすすめです。
オーストラリアへの留学を考えている方は、オーストラリア留学エージェントおすすめ比較|失敗しない選び方・費用・サポートなどを初心者向けに解説も参考にしてください。
無料サポートと有料サポートの範囲が明確か
留学エージェントを比較するときは、無料サポートと有料サポートの境界が明確になっているか確認しましょう。
「留学サポート無料」と書かれていても、学校選びから現地生活まで、すべてのサービスが無料とは限りません。
契約前にサービス内容を一覧で確認し、どこから追加費用が発生するのか把握しておくことが大切です。
たとえば、学校紹介や入学手続きは無料でも、滞在先の手配や空港送迎、現地サポートなどが有料になっている場合があります。
反対に、自分が必要とするサービスの多くが無料範囲に含まれていれば、有料プランを追加する必要はありません。
「無料サポートはどこまでですか?」「追加料金が必要になる可能性があるサービスは何ですか?」と具体的に質問しておきましょう。
料金体系を分かりやすく説明してもらえるかどうかも、エージェントを選ぶ判断材料になります。
渡航後の現地サポートがあるか
初めて留学する方は、渡航前だけでなく現地で受けられるサポートも確認しておきましょう。
海外生活では、学校の変更や滞在先でのトラブル、体調不良など、出発前には想定していなかった問題が起こることがあります。
困ったときに日本語で相談できる環境があると、初めて海外生活をする方にとって安心材料になります。
ただし、「現地サポートあり」と書かれていても、対応範囲はエージェントによって異なります。
現地オフィスへ直接相談できる会社もあれば、日本にいるスタッフがオンラインで対応する会社もあります。
- 現地オフィスがあるか
- 日本語で相談できるか
- 学校や滞在先の相談に対応してもらえるか
- 緊急時の連絡方法が用意されているか
- 現地サポートが無料か有料か
海外経験があり、自分で問題を解決できる方なら現地サポートを重視しない選択もあります。
自分の海外経験や英語力に合わせて必要性を考えましょう。
キャンセル・返金条件が明確か
契約する前には、キャンセルや変更、返金に関する条件も確認しておきましょう。
留学を申し込んだあとに、仕事や学業、家庭の事情などで出発時期を変更しなければならない可能性もあります。
「キャンセルするといくらかかるのか」だけでなく、「いつまでなら何が返金されるのか」まで確認することが重要です。
エージェントのサポート費用、学校の授業料、滞在先の手配料などは、それぞれ返金条件が異なる場合があります。
また、出発日に近づくほどキャンセル時の負担が大きくなることもあります。
契約書を読むときは、料金だけでなく「変更」「取消」「解約」「返金」などの項目にも目を通しましょう。
日本学生支援機構(JASSO)も、留学エージェントを利用する際には、申し込みの取り消しや中途解約、解約期限、解約料などを確認するよう案内しています。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「留学あっせん業者(留学エージェント)の利用について」
担当者が契約を急かさず相談に乗ってくれるか
留学エージェントでは、会社だけでなく担当者との相性も重要です。
留学準備では学校選びや費用、ビザ、滞在先などについて何度も相談する可能性があるため、質問しやすい担当者の方が準備を進めやすくなります。
特に確認したいのは、契約を急かすのではなく、メリットとデメリットの両方を説明してくれるかです。
「今日申し込まないと損です」と必要以上に急かされた場合は、一度持ち帰ってほかのエージェントと比較してもよいでしょう。
一方、自分の予算を伝えたときに高額なプランだけを提案するのではなく、費用を抑える方法や別の学校まで提案してくれる担当者なら相談しやすくなります。
僕なら、質問したときに答えを曖昧にせず、「分からないことは確認してから回答する」という姿勢があるかも見ます。
留学エージェントへ相談するタイミングや準備の流れを知りたい方は、留学エージェントはいつから相談すべき?準備時期・流れ・注意点を初心者向けに解説も参考にしてください。
留学エージェントの費用に関するよくある質問
最後に、留学エージェントの費用についてよくある疑問をまとめます。
「本当に無料なの?」「エージェントを使うと高くなる?」など、初めて利用する方が迷いやすいポイントを中心に解説します。
無料・有料という言葉だけで判断せず、自分が実際に支払う費用と受けられるサポートを確認することが基本です。
留学エージェントは本当に無料ですか?
留学エージェントの中には、留学生から学校紹介や入学手続きなどのサポート費用を受け取らない会社があります。
そのため、「手数料無料」「サポート無料」というサービス自体はあります。
ただし、留学に必要なすべてのお金が無料になるわけではありません。
学校へ支払う授業料や入学金、ホームステイ・学生寮などの滞在費、航空券、海外保険、ビザ関連費用、現地生活費などは別に必要です。
また、エージェントによっては基本サポートは無料でも、空港送迎や現地サポートなどを有料オプションとしている場合があります。
「無料」という表現を見たら、「何が無料なのか」「別料金になるサービスは何か」を確認しましょう。
無料かどうかよりも、最終的な留学費用の総額を見ることが大切です。
無料の留学エージェントは怪しくないですか?
無料という理由だけで、留学エージェントが怪しいと判断する必要はありません。
留学生を学校へ紹介することで、学校側などから紹介料を受け取る仕組みを採用しているエージェントもあるためです。
重要なのは「無料か有料か」ではなく、料金体系や契約内容が明確になっているかです。
たとえば、無料サポートの範囲や追加料金について質問したときに、具体的に説明してもらえるか確認しましょう。
紹介された学校についても、その学校をすすめる理由を聞き、ほかの候補と比較することが大切です。
また、契約を急かしたり、費用について質問しても回答が曖昧だったりする場合は、その場ですぐ申し込まず慎重に判断しましょう。
無料エージェントだから安心、有料だから安心と考えず、複数社を比較することをおすすめします。
有料の留学エージェントはいくらかかりますか?
有料の留学エージェントにかかる費用は、会社やプラン、留学期間、サポート内容によって異なるため、一律の金額ではありません。
学校紹介や入学手続きだけを依頼する場合と、渡航前準備や現地生活まで幅広くサポートしてもらう場合では料金が変わります。
相場だけを見て判断するより、実際に利用するエージェントから見積もりを取る方が確実です。
有料プランを見るときは、料金と一緒に含まれているサービスを確認しましょう。
たとえば、サポート料金が高くても、自分が必要としている手続きや現地サポートがすべて含まれているなら利用価値を感じる場合があります。
反対に、使わないサービスが多い場合は、無料エージェントや別のプランの方が適している可能性があります。
2〜3社程度へ同じ条件を伝えて比較すると判断しやすくなります。
無料と有料ではサポート内容が違いますか?
無料エージェントと有料エージェントではサポート内容が異なる場合がありますが、「無料だから少ない」「有料だから充実している」とは限りません。
無料でも、カウンセリングから学校手配、渡航前準備、現地相談まで幅広く対応している会社があります。
料金体系ではなく、自分が必要とするサービスが含まれているかで比較しましょう。
たとえば、語学学校への短期留学で学校選びと入学手続きだけ相談したい方なら、無料サポートで十分な可能性があります。
一方、大学進学などで複雑な準備が必要だったり、渡航後も手厚い支援を希望したりする場合は、有料サービスが候補になることもあります。
自分が「何に困りそうなのか」を先に整理しておくと、必要なサービスを判断しやすくなります。
エージェントを通すと留学費用は高くなりますか?
留学エージェントを利用したからといって、必ず留学費用が高くなるとは限りません。
留学生が負担する学校手配などの手数料を無料としているエージェントもあるためです。
一方で、有料サポートや滞在先の手配、空港送迎などを追加すれば、その分だけ費用が増える場合があります。
「エージェントを使うかどうか」だけではなく、自力手配した場合と同じ条件で総額を比較することが大切です。
たとえば、自力手配でも学校の授業料や滞在費、航空券、海外保険などは必要になります。
そのため、エージェント費用だけを見て「自力の方が安い」と決めないようにしましょう。
エージェントを利用することで必要な手続きの負担を減らせる場合もあるため、費用と時間の両方を比較して判断するのがおすすめです。
留学エージェントを使わなくても留学できますか?
留学エージェントを利用せず、自分で学校や滞在先へ申し込んで留学することも可能です。
希望する学校が決まっていて、公式サイトや渡航先政府の情報を自分で確認できる方なら、自力手配も選択肢になります。
ただし、自力手配では情報収集から申し込み、必要書類の準備まで自分で管理する必要があります。
特に初めて留学する方は、学校との英語でのやり取りや必要な手続きに不安を感じることもあるでしょう。
その場合は、最初からすべて自力で進めるのではなく、無料相談を利用して情報を整理してから判断する方法もあります。
僕なら「自力手配かエージェントか」という二択ではなく、自分でできる部分は自分で行い、不安な部分だけサポートしてもらう方法も検討します。
留学エージェントは何社くらい比較すればいいですか?
留学エージェントを比較するなら、最初は2〜3社程度へ相談すると違いをつかみやすいです。
1社だけでは、その見積もりが高いのか安いのか、紹介されている学校が自分に合っているのかを判断しにくいからです。
一方、あまり多くのエージェントへ相談すると、情報が増えすぎて比較が難しくなることがあります。
まず2〜3社に同じ条件を伝え、料金・学校・サポート・担当者の対応を比較する方法がおすすめです。
- 同じ国・都市で相談する
- 同じ留学期間を伝える
- 希望する学校やコース条件をそろえる
- 同じ滞在方法で見積もりを取る
- 必要なサポート内容もそろえる
比較しても決めきれない場合は、さらに1社追加してみても構いません。
会社数を増やすこと自体を目的にせず、納得できる選択肢を見つけるために比較しましょう。
留学エージェントの費用は手数料だけでなく総額で比較しよう
留学エージェントの費用は、無料の会社もあれば有料のサポートを提供している会社もあります。
しかし、「無料だからお得」「有料だから安心」と料金だけで決めるのはおすすめできません。
学校の授業料や滞在費、ビザ関連費用、航空券、海外保険なども含め、留学全体でいくら必要になるのか確認することが大切です。
また、同じ料金でも、学校手配だけのエージェントと現地生活まで支援してくれるエージェントでは利用価値が異なります。
最初から1社に決める必要はありません。
複数社の無料相談を利用し、「留学費用の総額」「追加費用」「サポート内容」を比べてから、自分が納得できるエージェントを選びましょう。
オーストラリアへの留学を検討している方は、オーストラリア留学エージェントおすすめ比較|失敗しない選び方・費用・サポートなどを初心者向けに解説もあわせて確認してみてください。