オーストラリア留学を考えている方の中には、「TOEICは必要?」「何点あれば安心?」「TOEICが高くても英語を話せないのでは?」と不安に感じている方も多いでしょう。
結論からいうと、語学留学やワーホリではTOEICスコアが必須ではないケースが多いです。
しかし、TOEICは留学前の英語力を把握したり、留学後の成長を確認したりするうえで役立ちます。
この記事では、オーストラリア留学にTOEICは必要なのか、目安スコア、スコア別に現地でできること、留学前におすすめの勉強法を初心者向けに解説します。
オーストラリア留学にTOEICは必要?
オーストラリア留学にTOEICが必要かどうかは、留学の目的によって変わります。結論からいうと、語学留学やワーホリではTOEICスコアが必須になるケースは多くありません。ただし、TOEICは留学前の英語力を確認する目安として役立ちます。自分の現在地を知ることで、留学前に何を勉強すべきかが見えやすくなります。
語学留学にTOEICスコアは必須ではない
オーストラリアの語学留学では、基本的にTOEICスコアが必須になるケースは多くありません。語学学校は英語を学ぶための場所なので、入学時点で完璧な英語力を求められるわけではないからです。多くの語学学校では、入学前または入学初日にレベルチェックテストを受け、自分の英語力に合ったクラスに振り分けられます。
そのため、TOEIC500点前後でもオーストラリア語学留学に挑戦することは可能です。むしろ大切なのは、スコアよりも「現地で英語を使う準備ができているか」です。TOEICの点数があっても、自己紹介や質問、聞き返しができないと、授業や日常生活で不安を感じやすくなります。
たとえば、TOEICのPart5やPart7が得意でも、カフェで注文する、先生に質問する、クラスメイトを遊びに誘うといった場面では別の力が必要です。語学留学では、文法知識だけでなく、英語を口に出す練習が重要になります。
メモ
語学留学ではTOEICスコアよりも、英語を使う姿勢や基礎英会話力が大切です。留学前にTOEICで基礎力を固めながら、オンライン英会話で話す練習をしておくと現地での不安を減らせます。
留学前の英語学習については、留学前の英語学習でやるべきことでも詳しく解説しています。TOEICだけでなく、英単語・英文法・英会話をバランスよく進めたい方は参考にしてください。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
ワーホリでもTOEICスコアは必須ではない
オーストラリアのワーホリでも、一般的にTOEICスコアの提出が必須になるわけではありません。ワーキングホリデーは、旅行・就労・生活体験を目的とした制度であり、TOEICの点数で参加可否が決まるものではないからです。ただし、現地で仕事を探す場合は、英語力が高いほど選べる仕事の幅は広がります。
たとえば、英語力に自信がない場合は、日本食レストランや清掃、キッチンハンドなどから仕事を探す人もいます。一方で、接客、カフェ、ホテル、ツアー関連の仕事を狙うなら、英語で受け答えできる力が必要です。TOEIC600点以上あっても、面接で自分の経験や働ける時間を説明できなければ、採用につながりにくいこともあります。
つまり、ワーホリではTOEICスコアそのものよりも、英語で働くための実践力が大切です。履歴書を英語で作る、自己紹介を練習する、面接でよく聞かれる質問に答えられるようにするなど、行動レベルの準備が必要になります。
- ワーホリ参加にTOEICスコアは必須ではない
- 現地で仕事を探すなら英会話力が重要
- TOEIC学習だけでなく面接練習もしておく
- 接客系の仕事を狙うなら聞く力と話す力を鍛える
英語を話す練習を始めたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話を活用するのもおすすめです。日本にいるうちから英語で話す経験を増やしておくと、現地での最初の一歩が軽くなります。
大学・専門学校留学ではIELTSが重視されやすい
オーストラリアの大学や専門学校への進学を目指す場合は、TOEICよりもIELTS、TOEFL、PTE Academicなどの英語試験が重視されやすいです。理由は、大学や専門学校では授業を英語で理解し、レポートを書き、プレゼンを行う必要があるため、読む・聞く・書く・話すの4技能を測る試験が使われやすいからです。
TOEIC Listening & Reading Testは、主にリスニングとリーディングの力を測る試験です。そのため、英語の基礎力を確認するには役立ちますが、大学進学で求められるライティングやスピーキング力を直接証明する試験としては使われにくい傾向があります。
また、オーストラリアの学生ビザや進学では、英語力の証明が必要になる場合があります。オーストラリア政府の情報では、学生ビザに必要な英語スコアの基準が変更されており、IELTSなどの英語試験が代表的な基準として示されています。進学先やコースによって必要スコアは異なるため、必ず公式サイトで確認しましょう。
参考資料:Study Australia「English Language Requirements changes」
参考資料:Australian Government Department of Home Affairs「English language visa requirements」
| 留学タイプ | TOEICの必要性 | 重視されやすい英語力 |
|---|---|---|
| 語学留学 | 必須ではないことが多い | 基礎英語・英会話 |
| ワーホリ | 必須ではないことが多い | 日常会話・仕事で使う英語 |
| 大学留学 | TOEICよりIELTSなどが一般的 | 4技能・アカデミック英語 |
| 専門学校留学 | 学校やコースによる | 授業理解・課題提出に必要な英語 |
このように、オーストラリア留学といっても目的によって必要な英語力は変わります。語学留学やワーホリならTOEICを目安にしつつ、英会話力を伸ばすことが大切です。一方で、大学や専門学校を目指すなら、早めにIELTSなどの試験対策を始めましょう。
進学を含めて留学プランを考えている場合は、オーストラリア留学エージェントのおすすめも参考になります。学校選びやビザ、英語条件は複雑になりやすいため、早めに相談しておくと準備の抜け漏れを防ぎやすくなります。
TOEICは留学前の英語力を測る目安になる
TOEICスコアはオーストラリア留学で必須とは限りませんが、留学前の英語力を測る目安としては非常に役立ちます。理由は、リスニングとリーディングの基礎力を数値で確認できるからです。英語学習をしていると、自分が本当に伸びているのか分からなくなることがあります。そのときにTOEICを受けると、現在地を客観的に把握できます。
たとえば、TOEIC500点台なら中学・高校レベルの文法や単語に抜けがある可能性があります。600点台なら基礎はあるものの、長文読解や速い音声に課題を感じやすい段階です。700点以上になると、英語の土台はかなり固まってきますが、会話では瞬発力が足りないと感じる人も少なくありません。
大切なのは、TOEICスコアをゴールにしないことです。オーストラリア留学で必要なのは、テストで正解を選ぶ力だけではありません。空港で入国審査を受ける、ホームステイ先で希望を伝える、語学学校で質問する、現地の友人と会話するなど、実際に英語を使う力が必要です。
| TOEICスコア | 留学前の目安 | 優先したい学習 |
|---|---|---|
| 500点前後 | 基礎固めが必要 | 単語・中学英文法・短い英会話 |
| 600点前後 | 留学準備を進めやすい | リスニング・音読・オンライン英会話 |
| 700点前後 | 現地で行動しやすい | 瞬間英作文・会話練習・実践表現 |
| 800点以上 | 基礎力は高い | スピーキング・現地表現・専門英語 |
TOEICを活用するなら、留学前に一度受験し、帰国後にも再度受験するのがおすすめです。留学前後でスコアを比較できるため、自分の成長を実感しやすくなります。また、帰国後の就職や転職でも英語力の証明として使いやすい点もメリットです。
ただし、TOEICだけに偏ると、現地で「読めるけど話せない」という状態になりやすいです。留学を成功させるには、TOEIC学習で英語の土台を作り、英会話練習で使える英語に変えていくことが大切です。
留学前におすすめの学習バランス
- TOEIC対策で単語・文法・リスニングの基礎を固める
- オンライン英会話で自己紹介や質問の練習をする
- 英語学習アプリで毎日英語に触れる習慣を作る
- 留学先で使う表現を音読して口を慣らす
オーストラリア留学にTOEICスコアは必須ではありません。しかし、留学前の英語力を知り、学習計画を立てるうえでは強力な指標になります。スコアを上げることだけを目的にせず、現地で英語を使う未来につなげる意識で学習を進めていきましょう。
オーストラリア留学前のTOEICスコアの目安
オーストラリア留学を考えていると、「TOEICは何点あれば大丈夫なの?」と気になる方も多いでしょう。結論からいうと、語学留学やワーホリならTOEIC500〜600点程度でも十分挑戦できます。ただし、スコアが高いほど現地でできることが増え、留学効果も感じやすくなります。
大切なのは、TOEICの点数だけを見るのではなく、「そのスコアで何ができるのか」を理解することです。ここではTOEIC500点・600点・700点・800点以上のレベルごとに、留学前の目安を解説します。
| TOEICスコア | 英語レベルの目安 | 留学前の評価 |
|---|---|---|
| 500点 | 基礎英語を理解できる | 留学可能 |
| 600点 | 日常会話の土台がある | おすすめ |
| 700点 | 現地で積極的に行動できる | 理想的 |
| 800点以上 | 高い英語力を持つ | 非常に有利 |
参考資料:IIBC TOEIC Program「スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」
TOEIC500点|基礎英語を理解できるレベル
TOEIC500点は、中学英語から高校基礎レベルまでの知識が身についている状態です。簡単な英文を読んだり、ゆっくりした英語を聞いたりすることはできますが、実際の会話になると苦戦しやすいレベルといえます。
ただし、語学留学やワーホリに行けないわけではありません。実際にオーストラリアへ留学する人の中には、TOEIC500点前後で渡航する人も少なくありません。語学学校では英語初心者向けのクラスも用意されているため、現地で英語力を伸ばしていくことは十分可能です。
一方で、現地到着直後は苦労する場面もあります。ホームステイ先での会話や買い物、語学学校での授業などでは聞き取れないことが多く、積極的に質問する姿勢が必要になります。
- 語学留学やワーホリは十分可能
- 日常生活では苦戦しやすい
- 英単語と英会話の練習を優先したい
- 渡航前から話す練習を始めるのがおすすめ
TOEIC600点|留学生活の準備を始めやすいレベル
TOEIC600点は、オーストラリア留学前の目安として非常におすすめのスコアです。基本的な文法や単語が身についており、簡単な英会話であれば内容を推測しながら理解できるレベルだからです。
実際に留学前の目標としてTOEIC600点を設定している人は多くいます。このレベルになると、語学学校の授業内容も理解しやすくなり、現地での成長スピードも早くなります。
ただし、TOEIC600点だからといって英語がペラペラ話せるわけではありません。英語を聞いて理解できても、自分の言いたいことをすぐに英語で表現できないケースはよくあります。
そのため、留学前はTOEIC学習と並行してオンライン英会話を活用するのがおすすめです。
留学前に英会話力を伸ばしたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。
メモ
TOEIC600点は留学準備として十分なレベルです。ただし、スコアだけで安心せず、実際に英語を話す練習も進めましょう。
TOEIC700点|現地で積極的に行動しやすいレベル
TOEIC700点になると、オーストラリア留学でできることが大きく増えます。授業内容を理解しやすくなるだけでなく、自分から質問したり、現地の友人と交流したりする余裕も生まれてきます。
また、ワーホリで仕事を探す場合にも有利です。英語での面接や接客に対するハードルが下がり、選べる仕事の幅も広がります。
私自身もTOEIC700点台になった頃から、英語を聞くことへの不安がかなり減りました。ただし、会話になると瞬発的に英語が出てこないことも多く、スピーキング力は別途鍛える必要があると感じました。
TOEIC700点のメリット
- 授業内容を理解しやすい
- 現地の友人を作りやすい
- ワーホリの仕事探しで有利
- 留学効果を実感しやすい
TOEIC800点以上|留学効果を最大化しやすいレベル
TOEIC800点以上は、高い英語力を持つレベルです。リスニングやリーディングの基礎力が十分にあり、現地での生活や授業に大きなストレスを感じにくくなります。
そのため、英語を学ぶだけでなく、現地の文化や人との交流、専門分野の勉強などに時間を使えるようになります。結果として、留学で得られる経験の幅も広がります。
ただし、TOEIC800点以上でも英会話に自信がない人は少なくありません。テストの点数と会話力は完全には一致しないためです。留学前から実践的な会話練習を続けることが重要です。
TOEICスコア別に見るオーストラリア留学でできること
TOEICスコアによって、オーストラリア留学中に感じる難易度やできることは大きく変わります。もちろん個人差はありますが、一般的にはスコアが高いほど選択肢が広がり、現地で積極的に行動しやすくなります。
ここではTOEICスコアごとに、実際の留学生活でどのようなことができるのかを具体的に見ていきましょう。
TOEIC500点の場合
TOEIC500点の場合は、生活に必要な英語を覚えながら成長していく段階です。
- 買い物や注文ができる
- 簡単な自己紹介ができる
- 語学学校で基礎から学べる
- 聞き返しながら会話できる
最初は大変ですが、英語環境に飛び込むことで大きく成長しやすいレベルです。
TOEIC600点の場合
TOEIC600点になると、日常生活の不安がかなり減ります。
- ホームステイ先で会話しやすい
- 語学学校の授業についていきやすい
- 旅行や買い物を楽しめる
- 外国人の友人を作りやすい
英語を使うことへの抵抗感が減り、留学生活を楽しみやすくなります。
TOEIC700点の場合
TOEIC700点は、現地で積極的に行動しやすいレベルです。
- 現地の友人と深い会話ができる
- 仕事探しで有利になる
- 接客系アルバイトに挑戦しやすい
- 旅行や手続きも自力で進めやすい
ワーホリを考えている方なら、目標にしたいスコアの一つです。
TOEIC800点以上の場合
TOEIC800点以上になると、英語学習だけでなく経験そのものを楽しむ余裕が生まれます。
- 英語で専門的な内容を学べる
- 現地コミュニティに参加しやすい
- 高いレベルの仕事にも挑戦できる
- 留学効果を最大化しやすい
ただし、どのスコア帯でも大切なのは「話す練習」を続けることです。TOEICは英語力の目安になりますが、実際に英語を使えるようになるにはアウトプットの量が欠かせません。
オーストラリア留学でTOEICスコアは伸びる?
オーストラリア留学をすれば、TOEICスコアが自然に伸びると思う方も多いかもしれません。結論からいうと、留学で英語に触れる時間が増えればリスニング力は伸びやすいです。ただし、TOEICスコアを伸ばすには、留学中や帰国後にもTOEIC対策を続ける必要があります。
留学では英語を聞く・話す機会が増えますが、TOEICは試験形式に慣れているかどうかも大きく影響します。ここでは、オーストラリア留学で伸びやすい力と、TOEICスコアに直結しにくい理由を解説します。
留学でリスニング力は伸びやすい
オーストラリア留学で特に伸びやすいのはリスニング力です。現地では、授業、買い物、交通機関、ホームステイ、シェアハウスなど、毎日のように英語を聞く環境に身を置くことになります。日本で英語を勉強していると、英語を聞く時間はどうしても限られますが、留学中は生活そのものがリスニング練習になります。
たとえば、語学学校の先生の説明を聞く、クラスメイトの発言を聞く、カフェで店員さんの質問を聞き取るなど、実践的な英語に触れる機会が増えます。最初は聞き取れなくても、毎日英語を聞いているうちに、よく使われる表現や会話の流れに少しずつ慣れていきます。
特にTOEICのリスニングパートは、英語の音に慣れているかどうかが重要です。留学中に英語を聞く量が増えることで、音のつながりやスピードへの抵抗感が減りやすくなります。
- 留学中は英語を聞く時間が自然に増える
- 授業や日常生活がリスニング練習になる
- 英語のスピードや音の変化に慣れやすい
- TOEICリスニング対策も並行すると効果的
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Testとは」
スピーキング力が伸びてもTOEICスコアに直結するとは限らない
オーストラリア留学では、英語を話す機会も増えます。自己紹介をしたり、先生に質問したり、友人と会話したりする中で、スピーキング力は少しずつ伸びていきます。しかし、スピーキング力の向上がそのままTOEICスコアに直結するとは限りません。
理由は、TOEIC Listening & Reading Testが主に聞く力と読む力を測る試験だからです。会話力が伸びても、長文を素早く読む力や、TOEIC特有の設問形式に慣れていなければ、スコアが思ったほど伸びないことがあります。
たとえば、現地で友人と楽しく会話できるようになっても、TOEIC Part7の長文問題を時間内に解き切れないケースはあります。また、日常会話でよく使う英語と、ビジネスメールや広告文、社内文書で使われるTOEICの英語は少し性質が異なります。
そのため、留学中に英会話力が伸びたとしても、帰国後にTOEICスコアを上げたい場合は、リーディング問題や文法問題の対策も必要です。
| 伸びる力 | 留学で伸びやすい理由 | TOEICへの影響 |
|---|---|---|
| リスニング | 英語を聞く時間が増える | 反映されやすい |
| スピーキング | 英語で話す機会が増える | 直接は反映されにくい |
| リーディング | 授業や生活で英文を読む | 対策次第で伸びる |
| 文法・語彙 | 意識して学習しないと不足しやすい | 継続学習が必要 |
表のように、留学で伸びる英語力とTOEICスコアに反映されやすい力は完全には一致しません。留学を英会話力アップの機会にしつつ、TOEIC対策も続けることで、実践力とスコアの両方を伸ばしやすくなります。
TOEIC対策を続けないとスコアは伸びにくい
留学すれば英語環境に身を置けますが、それだけでTOEICスコアが大きく伸びるとは限りません。TOEICには出題形式や時間配分、頻出単語、設問パターンがあるため、スコアを上げるには試験に合わせた対策が必要です。
特にリーディングパートは、留学中でも意識して勉強しないと伸びにくい部分です。日常会話ができるようになっても、TOEIC Part5の文法問題やPart7の長文問題を速く正確に解く力は、別の練習で鍛える必要があります。
たとえば、留学中に英語をたくさん話していたとしても、長文を読む習慣がなければ読解スピードは上がりにくいです。また、TOEICに出やすいビジネス英単語に触れていないと、問題文の意味を正確に理解できないこともあります。
留学中にできるTOEIC対策
- 毎日TOEIC頻出単語を10〜20語確認する
- 移動時間にリスニング音声を聞く
- 週に1〜2回はPart5やPart7を解く
- 帰国前に模試を解いて実力を確認する
TOEICスコアを本気で伸ばしたい方は、留学前から教材やアプリを使って学習習慣を作っておくのがおすすめです。英語学習アプリを活用したい方は、留学前におすすめの英語学習アプリも参考にしてください。
留学後にTOEICを受けると成長を確認しやすい
オーストラリア留学後は、TOEICを受けることで英語力の成長を客観的に確認できます。留学中は「前より聞き取れるようになった」「英語で話す抵抗が減った」と感じても、それを数値で把握するのは難しいです。TOEICを受験すれば、留学前後の変化をスコアとして比較できます。
特におすすめなのは、留学前に一度TOEICを受けておくことです。出発前のスコアがあると、帰国後にどれくらい伸びたのかが分かりやすくなります。スコアの変化を見ることで、留学で伸びた部分と、今後強化すべき部分も見えてきます。
また、帰国後の就職や転職を考えている方にとっても、TOEICスコアは英語力を伝える材料になります。留学経験だけでなく、スコアとして英語力を示せると、履歴書や職務経歴書でもアピールしやすくなります。
メモ
留学前と留学後にTOEICを受けると、英語力の伸びを比較しやすくなります。スコアが伸びていれば自信になりますし、伸び悩んだ場合も次に何を勉強すべきかが明確になります。
オーストラリア留学でTOEICスコアを伸ばしたいなら、「留学すれば自然に伸びる」と考えるのではなく、留学前・留学中・留学後の学習をつなげることが大切です。英語環境を活かしながらTOEIC対策を続けることで、実践力とスコアの両方を伸ばせます。
TOEICが高くてもオーストラリア留学で英語が話せない理由
TOEICで高いスコアを持っていても、オーストラリア留学で英語が思うように話せない人は少なくありません。これは珍しいことではなく、TOEICで測られる力と英会話で必要な力が違うからです。ここでは、TOEICが高くても英語が話せない理由を具体的に解説します。
「TOEICの点数はあるのに話せない」と感じると、自信をなくしてしまうことがあります。しかし、原因を分解すれば対策できます。英語を話せないのは才能がないからではなく、話す練習が不足しているだけの場合が多いです。
TOEICはスピーキング力を測る試験ではない
TOEIC Listening & Reading Testは、その名前の通り、主にリスニング力とリーディング力を測る試験です。そのため、TOEICで高得点を取れても、英語を話す力が同じように高いとは限りません。問題を聞いて答えを選ぶ力と、自分の考えを英語で伝える力は別のスキルです。
たとえば、TOEICでは選択肢の中から正解を選びます。一方で、会話では自分で単語を選び、文を組み立て、相手の反応に合わせて返答する必要があります。これは受け身の英語力だけでは対応しにくい部分です。
つまり、TOEICが高いのに話せないのは、英語力がないからではありません。読む・聞く力はあるものの、話す練習が足りていない状態です。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
英語を聞き取れても瞬時に返せないことがある
TOEICのリスニングが得意な人でも、会話になると返答に詰まることがあります。理由は、会話では「聞く」と「考える」と「話す」をほぼ同時に行う必要があるからです。TOEICでは音声を聞いて選択肢を選びますが、実際の会話では自分で英文を作らなければなりません。
たとえば、相手に「What did you do yesterday?」と聞かれたとします。意味は分かっていても、「昨日何をしたか」を英語で瞬時に組み立てる練習をしていないと、言葉が出てこないことがあります。
この状態は、英語の知識が不足しているというより、英語を使う反射神経が育っていない状態です。改善するには、瞬間英作文や音読、オンライン英会話などで、知っている英語をすぐに口に出す練習が効果的です。
- 聞き取れることと話せることは別の力
- 会話では瞬時に英文を作る必要がある
- 知っている英語を口に出す練習が必要
- 音読や瞬間英作文で反応速度を上げる
留学前に英語を話す練習を始めたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話を活用するのもおすすめです。日本にいるうちから英語で返す練習をしておくと、現地での会話がかなり楽になります。
日常会話では学校英語と違う表現が使われる
オーストラリア留学で英語が話せないと感じる理由の一つに、日常会話で使われる表現に慣れていないことがあります。学校やTOEICで学ぶ英語は正確で整った表現が多いですが、実際の会話では短い表現や省略、カジュアルな言い方がよく使われます。
たとえば、教科書では「How are you?」をよく学びますが、現地では「How’s it going?」や「What are you up to?」のような表現を聞くことがあります。また、オーストラリア英語では独特の発音や言い回しに触れることもあります。
こうした表現に慣れていないと、単語自体は簡単でも意味をすぐに理解できないことがあります。TOEICの音声は比較的聞き取りやすく作られていますが、現地の会話はスピードや発音、雑音なども加わるため、難しく感じやすいです。
| 場面 | よくある表現 | 意味 |
|---|---|---|
| あいさつ | How’s it going? | 調子どう? |
| 予定を聞く | What are you up to? | 何してるの? |
| 聞き返し | Sorry? | もう一度言ってもらえますか? |
| 注文 | Can I get this? | これをください |
日常会話に慣れるには、TOEIC教材だけでなく、海外ドラマ、YouTube、英会話アプリ、オンライン英会話などを活用するのがおすすめです。特に留学前は、空港・ホテル・レストラン・買い物など、実際に使う場面を想定して練習すると効果的です。
留学前から話す練習をしておく必要がある
TOEICが高くても英語が話せない悩みを解決するには、留学前から話す練習を始めることが大切です。オーストラリアに行けば自然に話せるようになると思いがちですが、何も準備しないまま渡航すると、現地で英語を使うことに強いストレスを感じる可能性があります。
留学前にやるべきことは、難しい英語を覚えることではありません。まずは自己紹介、趣味、仕事、留学目的、困ったときの質問など、自分がよく使う表現を英語で言えるようにすることが重要です。
たとえば、「もう一度言ってもらえますか?」「ゆっくり話してもらえますか?」「これはどういう意味ですか?」といった表現は、現地生活で何度も使います。こうしたフレーズを事前に口に出して練習しておくだけでも、現地での安心感は大きく変わります。
留学前に練習したい英会話
- 自己紹介を英語で言う
- 聞き返し表現を覚える
- 自分の意見を短く伝える
- 空港・ホテル・レストランの表現を練習する
- オンライン英会話で会話に慣れる
TOEICの勉強で英語の土台を作り、英会話練習で使える英語に変えていく。この流れを作ることで、オーストラリア留学での不安はかなり減らせます。留学前の学習を体系的に進めたい方は、留学前の英語学習でやるべきこともあわせて確認してみてください。
オーストラリア留学前にTOEICを受験するメリット
オーストラリア留学前にTOEICを受けておくと、自分の英語力を客観的に確認できます。語学留学やワーホリではTOEICスコアが必須ではないことも多いですが、留学前の現在地を知る指標としてはとても役立ちます。
なんとなく英語を勉強するよりも、スコアとして弱点が見える方が学習計画を立てやすくなります。ここでは、オーストラリア留学前にTOEICを受験するメリットを具体的に解説します。
現在の英語力を客観的に把握できる
TOEICを受験する大きなメリットは、現在の英語力を数字で把握できることです。英語を勉強していても、「自分はどれくらいできるのか」が分からないと、何から手をつけるべきか迷いやすくなります。
TOEICを受けると、リスニングとリーディングのスコアが分かります。たとえば、リスニングは取れているけれどリーディングが苦手、文法問題は解けるけれど長文が遅いなど、自分の課題が見えやすくなります。
オーストラリア留学前は、限られた時間で効率よく英語力を伸ばす必要があります。そのため、まずは自分の弱点を知ることが大切です。
メモ
TOEICは合否ではなくスコアで英語力を確認できる試験です。留学前に受けておくと、自分の弱点を把握しやすくなります。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
留学前後の成長を比較できる
TOEICを留学前に受けておくと、帰国後に英語力の成長を比較しやすくなります。留学中は英語を聞く時間や話す機会が増えるため、「前より聞き取れるようになった」と感じる場面が増えます。しかし、感覚だけではどれくらい伸びたのか分かりにくいです。
留学前と留学後にTOEICを受験すれば、英語力の変化をスコアで確認できます。特にリスニングスコアは、英語環境に慣れた成果が出やすい部分です。もちろん、スコアがすべてではありませんが、成長を見える形にできるのは大きなメリットです。
また、スコアが思ったほど伸びなかった場合でも落ち込む必要はありません。TOEIC対策が足りなかったのか、リーディングの時間配分に課題があるのか、次の学習方針を考える材料になります。
- 留学前後の英語力を比較できる
- リスニング力の伸びを確認しやすい
- 帰国後の学習課題が分かる
- 成長を数字で実感できる
英語学習のモチベーションになる
TOEICは、留学前の英語学習のモチベーションにもなります。オーストラリア留学を決めても、出発までの期間が長いと学習が続かないことがあります。そこでTOEICの受験日を決めると、目標が明確になります。
たとえば、「留学前にTOEIC600点を目指す」「出発までにリスニングを50点上げる」と決めると、毎日の勉強に目的が生まれます。英単語を覚える、リスニングを聞く、長文を読むなど、やるべきことも具体的になります。
英語学習は、なんとなく続けるよりも短期目標がある方が継続しやすいです。留学という大きな目標に加えて、TOEICという小さな目標を設定すると、学習のペースを作りやすくなります。
留学前のTOEIC目標例
- TOEIC500点台の人は600点を目指す
- TOEIC600点台の人は700点を目指す
- リスニングが苦手な人は毎日音声を聞く
- リーディングが苦手な人はPart5とPart7を重点的に解く
英語学習の習慣を作りたい方は、留学前におすすめの英語学習アプリも参考になります。スキマ時間で単語やリスニングに触れられるため、留学前の学習を継続しやすくなります。
帰国後の就職・転職にも活かしやすい
TOEICスコアは、帰国後の就職や転職でも活かしやすい指標です。留学経験だけでもアピール材料になりますが、英語力を数字で示せると、採用担当者にも伝わりやすくなります。
たとえば、「オーストラリアに3か月留学しました」だけでは、どれくらい英語力があるのか判断しにくいことがあります。一方で、「留学前はTOEIC600点、帰国後は750点まで伸びました」と伝えられれば、努力の過程や成長が分かりやすくなります。
また、英語を使う仕事に応募する場合、TOEICスコアを応募条件や歓迎条件にしている企業もあります。もちろん、実際の英会話力も大切ですが、書類選考ではスコアが一つの判断材料になることがあります。
| 活用場面 | TOEICスコアのメリット |
|---|---|
| 履歴書 | 英語力を数字で示せる |
| 職務経歴書 | 留学前後の成長を説明できる |
| 面接 | 学習努力や継続力を伝えやすい |
| 英語を使う仕事 | 応募時のアピール材料になる |
TOEICを受ける目的は、スコアを取ることだけではありません。留学前の準備、留学後の成長確認、帰国後のキャリアまでつなげられる点が大きな魅力です。
オーストラリア留学前におすすめの英語学習法
オーストラリア留学前は、TOEIC対策だけでなく、現地で使える英語力をバランスよく伸ばすことが大切です。結論としては、単語・文法・リスニング・スピーキングを組み合わせて学習するのがおすすめです。
TOEICスコアを上げるだけでなく、空港、語学学校、ホームステイ、カフェ、仕事探しなどで英語を使う場面を想定して準備しましょう。ここでは、留学前に取り組みたい英語学習法を具体的に紹介します。
TOEICで基礎英語力を身につける
オーストラリア留学前の英語学習では、TOEICを活用して基礎英語力を身につけるのがおすすめです。TOEICには、日常生活やビジネスシーンで使われる単語、文法、リスニング表現が多く含まれています。
特にTOEIC500〜650点前後の方は、まず英語の土台を固めることが重要です。基本的な文法や語彙が不足していると、現地で聞き取れないだけでなく、自分の言いたいことも組み立てにくくなります。
ただし、TOEICだけを勉強すれば留学準備が完了するわけではありません。TOEICは基礎力を作るために活用し、英会話練習で実際に使える英語へ変えていく意識が大切です。
- TOEICで単語・文法・リスニングの土台を作る
- Part5で文法力を確認する
- Part3・Part4で会話や説明文に慣れる
- Part7で英文を読む体力をつける
英単語を覚える
留学前の英語学習で最優先したいのが英単語です。単語が分からないと、リスニングでもリーディングでも内容を理解しにくくなります。英会話でも、言いたい単語が出てこないと会話が止まりやすくなります。
まずはTOEIC頻出単語や中学・高校基礎レベルの単語から覚えましょう。難しい単語をたくさん覚えるよりも、日常生活でよく使う単語を確実に使えるようにすることが大切です。
たとえば、空港ではboarding pass、departure、luggage、customsなどを使います。カフェではorder、takeaway、receipt、cashlessなどの単語を知っていると安心です。留学前は、自分が現地で使いそうな場面ごとに単語を覚えると実践につながりやすくなります。
| 場面 | 覚えたい単語例 |
|---|---|
| 空港 | boarding pass、luggage、customs |
| 学校 | assignment、classmate、schedule |
| カフェ | order、takeaway、receipt |
| 生活 | rent、inspection、laundry |
単語は一度見ただけでは定着しません。毎日少しずつ復習し、音声を聞きながら覚えると、リスニングやスピーキングにもつながります。
中学英文法を復習する
英語を話せるようになりたい方ほど、中学英文法の復習が大切です。なぜなら、日常会話の多くは中学レベルの文法で成り立っているからです。難しい構文を覚えるよりも、基本文法を使って短く正確に話せる方が現地では役立ちます。
たとえば、「I want to」「Can I」「I have to」「I’m going to」などの表現を使えるだけで、かなり多くのことを伝えられます。文法が曖昧なままだと、単語を知っていても文章にできず、会話で詰まりやすくなります。
TOEICでも文法力は重要です。Part5の短文穴埋め問題では、品詞、時制、接続詞、前置詞などの知識が問われます。中学英文法を復習することで、TOEIC対策と英会話対策を同時に進められます。
留学前に復習したい中学英文法
- be動詞と一般動詞
- 疑問文と否定文
- 現在形・過去形・未来表現
- 助動詞
- 比較
- 不定詞・動名詞
オンライン英会話で話す練習をする
オーストラリア留学前は、オンライン英会話で話す練習をしておくのがおすすめです。TOEICで単語や文法を学んでも、実際に口に出す練習をしていないと、現地で言葉が出てこないことがあります。
オンライン英会話を使えば、日本にいながら英語で話す経験を積めます。最初は自己紹介だけでも十分です。慣れてきたら、留学目的、趣味、仕事、旅行、ホームステイで使う表現などを練習しましょう。
私自身もオンライン英会話を継続することで、英語を話すことへの抵抗感が少しずつ減りました。最初から流暢に話す必要はありません。大切なのは、間違えても英語を口に出す経験を増やすことです。
留学前に英会話を始めたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。自分に合ったサービスを選ぶことで、無理なく英語を話す習慣を作れます。
英語学習アプリを活用する
忙しい方には、英語学習アプリの活用もおすすめです。留学前は、学校選び、ビザ、航空券、保険、持ち物準備などで忙しくなりやすく、まとまった勉強時間を確保できないことがあります。
英語学習アプリなら、通勤時間や休憩時間、寝る前の10分でも学習できます。単語、リスニング、発音、英会話フレーズなど、目的に合わせて使い分けると効果的です。
ただし、アプリを入れるだけでは英語力は伸びません。毎日使う時間を決めて、継続することが大切です。たとえば、「朝に単語10分」「夜にリスニング10分」のように習慣化すると、留学前の英語学習が続きやすくなります。
| 目的 | アプリで学びたい内容 |
|---|---|
| 単語力アップ | TOEIC単語・日常英単語 |
| リスニング強化 | 短い会話・ニュース・音声教材 |
| 発音改善 | 音声判定・発音練習 |
| 英会話準備 | 旅行英語・留学フレーズ |
留学前に使いやすいアプリを探している方は、留学前におすすめの英語学習アプリもチェックしてみてください。
シャドーイングでリスニング力を鍛える
オーストラリア留学前にリスニング力を伸ばしたいなら、シャドーイングもおすすめです。シャドーイングとは、英語音声を聞きながら、少し遅れて同じように声に出す練習法です。英語の音のつながりやリズムに慣れる効果があります。
TOEICのリスニングが苦手な方は、英文を目で見れば理解できるのに、音声になると聞き取れないことがあります。これは、単語の音や音の変化に慣れていないことが原因です。シャドーイングを続けると、英語の音をかたまりで捉えやすくなります。
最初はスクリプトを見ながらで問題ありません。いきなり完璧に真似しようとせず、短い音声を何度も繰り返すことが大切です。TOEICのPart3やPart4の音声、留学で使う日常会話音声などを使うと実践につながります。
- 最初は短い音声を選ぶ
- スクリプトを見て内容を確認する
- 音声を聞きながら声に出す
- 同じ音声を何度も繰り返す
- 慣れたらスクリプトなしで挑戦する
シャドーイングは、TOEICリスニング対策にも留学前の英会話準備にも役立ちます。英語を聞くだけで終わらせず、声に出すことで「聞ける英語」を「使える英語」に近づけていきましょう。
オーストラリア留学前によくある失敗
オーストラリア留学を成功させるには、出発前の準備がとても大切です。特にTOEIC学習をしている方は、スコア対策だけで安心してしまうことがあります。しかし、現地で必要になるのはテストの英語だけでなく、実際に使える英語力です。ここでは、オーストラリア留学前によくある失敗と対策を解説します。
TOEIC対策だけで満足してしまう
オーストラリア留学前によくある失敗が、TOEIC対策だけで満足してしまうことです。TOEICは単語・文法・リスニング・リーディングの基礎を固めるうえで役立ちます。しかし、TOEICのスコアが上がっても、現地で自然に英語が話せるようになるとは限りません。
たとえば、TOEIC600点や700点を取れても、空港で質問されたときに返答できなかったり、ホームステイ先で自分の希望を伝えられなかったりすることがあります。これは、知識として英語を理解する力と、実際に英語を使う力が違うからです。
- TOEICは英語の基礎力を測る目安になる
- スコアが高くても英会話力が不足することはある
- 留学前は話す練習も並行する
- 現地で使う表現を事前に覚えておく
英会話の練習をしない
TOEIC学習をしている方ほど、英会話の練習を後回しにしてしまうことがあります。しかし、オーストラリア留学では、到着したその日から英語を使う場面が出てきます。空港、入国審査、ホテル、ホームステイ、語学学校など、簡単な受け答えが必要になる場面は多いです。
英会話の練習をしていないと、英文を読めても口から出てこない状態になりやすいです。特にTOEIC500〜650点前後の方は、基礎知識がある一方で、話す経験が不足していることがあります。
留学前は、完璧な英語を目指す必要はありません。まずは自己紹介、聞き返し、質問、お願いの表現を練習しましょう。オンライン英会話を使えば、日本にいるうちから英語で話す経験を積めます。
留学前に話す練習を始めたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。
単語学習を軽視する
単語学習を軽視するのも、オーストラリア留学前によくある失敗です。英文法やリスニングを頑張っていても、単語を知らなければ意味を理解できません。現地では、学校英語だけでなく、生活に密着した単語もたくさん出てきます。
たとえば、空港ではboarding passやluggage、学校ではassignmentやattendance、生活ではrentやinspectionなどの単語を見聞きします。TOEICに出る単語だけでなく、留学生活で使う単語も覚えておくと安心です。
単語は一気に覚えるより、毎日少しずつ復習する方が定着しやすいです。音声を聞きながら覚えると、リスニング対策にもつながります。英単語を見て意味が分かるだけでなく、聞いて分かる状態を目指しましょう。
| 場面 | 覚えておきたい単語 |
|---|---|
| 空港 | boarding pass、luggage、customs |
| 学校 | assignment、classmate、attendance |
| 生活 | rent、laundry、inspection |
| 仕事探し | resume、interview、availability |
留学してから勉強すればいいと思ってしまう
「オーストラリアに行けば自然に英語が伸びる」と考えて、留学前の勉強を後回しにするのも注意したい失敗です。もちろん、留学中は英語に触れる時間が増えるため、成長のチャンスはあります。しかし、基礎力がない状態で渡航すると、最初の数週間を慣れるだけで使ってしまうことがあります。
特に語学学校では、授業の説明やクラスメイトとの会話が英語で行われます。単語や文法の基礎が不足していると、授業内容を理解するだけで精一杯になり、積極的に話す余裕がなくなりやすいです。
留学前に少しでも準備しておけば、現地での吸収力が変わります。中学英文法を復習する、TOEIC単語を覚える、オンライン英会話で自己紹介を練習するなど、日本でできることはたくさんあります。
留学目的を決めずに渡航する
留学目的を決めずに渡航すると、現地で何を優先すべきか分からなくなることがあります。語学学校に通う、友達を作る、ワーホリで働く、TOEICスコアを伸ばす、海外生活を経験するなど、オーストラリア留学の目的は人によって違います。
目的が曖昧なままだと、日本人同士で過ごす時間が増えたり、授業を受けるだけで満足したりしてしまうことがあります。もちろん、留学中に目的が変わることもありますが、出発前にある程度の方向性を決めておくことは大切です。
たとえば、「帰国後にTOEIC700点を取りたい」「現地でカフェの仕事に挑戦したい」「英語で友達を作りたい」など、行動につながる目標を設定しましょう。目的が明確になると、留学前の勉強内容も決めやすくなります。
留学前に決めておきたい目的
- TOEICスコアを伸ばしたい
- 英語で日常会話ができるようになりたい
- ワーホリで仕事に挑戦したい
- 海外の友人を作りたい
- 将来の進学や転職につなげたい
オーストラリア留学の準備を一人で進めるのが不安な方は、オーストラリア留学エージェントのおすすめも参考にしてください。学校選びやビザ、滞在先などを相談できるため、留学目的に合ったプランを考えやすくなります。
オーストラリア留学とTOEICに関するよくある質問
ここでは、オーストラリア留学とTOEICに関するよくある質問に回答します。TOEICスコアが必要なのか、何点あれば安心なのか、IELTSとどちらを勉強すべきなのかは、多くの方が悩むポイントです。結論として、留学の目的によって優先すべき英語学習は変わります。
TOEIC500点でもオーストラリア留学できますか?
TOEIC500点でも、オーストラリア留学は十分可能です。特に語学留学の場合は、英語を学ぶことが目的なので、最初から高い英語力がなくても挑戦できます。語学学校ではレベル分けテストを受け、自分に合ったクラスで学ぶことが一般的です。
ただし、TOEIC500点前後の場合は、現地生活で聞き取れない場面や言いたいことが出てこない場面も多くなりやすいです。そのため、出発前に中学英文法、基本単語、自己紹介、聞き返し表現を練習しておくと安心です。
参考資料:IIBC TOEIC Program「スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」
ワーホリにTOEICスコアは必要ですか?
オーストラリアのワーホリでは、一般的にTOEICスコアの提出が必須になるわけではありません。ワーキングホリデーは、旅行や就労、海外生活を経験するための制度であり、TOEICの点数だけで参加可否が決まるものではないからです。
ただし、現地で仕事を探す場合は英語力が重要になります。カフェ、ホテル、接客、ツアー関連の仕事を目指すなら、英語で受け答えできる力が必要です。TOEICスコアは必須ではありませんが、英語の基礎力を確認する目安として活用できます。
参考資料:Australian Government Department of Home Affairs「Work and Holiday visa subclass 462」
オーストラリア留学でTOEICは何点伸びますか?
オーストラリア留学でTOEICが何点伸びるかは、留学期間や学習量、留学前の英語力によって変わります。英語環境に身を置くことでリスニング力は伸びやすいですが、TOEICスコアを伸ばすには試験対策も必要です。
たとえば、留学中に英会話ばかりしていても、TOEIC Part5の文法問題やPart7の長文読解を練習していなければ、スコアが思ったほど伸びないことがあります。留学効果をスコアに反映させたいなら、留学中も単語、リスニング、長文読解を少しずつ続けましょう。
メモ
留学で英語に慣れることと、TOEICで高得点を取ることは少し違います。留学中もTOEIC形式の問題に触れておくと、帰国後にスコアアップを狙いやすくなります。
TOEICとIELTSはどちらを勉強すべきですか?
TOEICとIELTSのどちらを勉強すべきかは、留学目的によって変わります。語学留学やワーホリで英語の基礎力を確認したいなら、TOEICは取り組みやすい試験です。一方で、オーストラリアの大学や専門学校への進学を目指すなら、IELTSが求められるケースが多くなります。
IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を測る試験です。進学先によって必要スコアは異なるため、大学や専門学校を目指す方は、必ず志望校の公式情報を確認しましょう。
参考資料:IELTS「IELTS Academic test」
参考資料:Study Australia「English language support」
留学前はTOEICと英会話どちらを優先すべきですか?
留学前は、TOEICと英会話のどちらか一方ではなく、両方をバランスよく進めるのがおすすめです。TOEICは単語・文法・リスニング・リーディングの基礎作りに役立ちます。一方で、英会話は現地で英語を使うための実践練習になります。
TOEIC500点前後なら、まずは基礎単語と中学英文法を固めつつ、短い英会話練習を始めましょう。TOEIC600点以上ある方は、TOEIC対策を続けながらオンライン英会話やシャドーイングでアウトプットを増やすのがおすすめです。
英語学習を何から始めるべきか迷う方は、留学前の英語学習でやるべきことも参考にしてください。
まとめ|オーストラリア留学前はTOEICと英会話を両立しよう
オーストラリア留学にTOEICスコアが必須とは限りません。語学留学やワーホリでは、TOEICの点数よりも、現地で英語を使う姿勢や基礎的な英会話力が大切です。ただし、TOEICは留学前の英語力を把握し、学習計画を立てるうえで役立ちます。
TOEIC500点でもオーストラリア留学に挑戦できますが、現地での不安を減らすなら600点以上を目指すのがおすすめです。700点以上あれば、語学学校の授業や日常生活、ワーホリでの仕事探しでも行動しやすくなります。
一方で、TOEICスコアが高くても英語が話せないことはあります。TOEICは主に聞く力と読む力を測る試験であり、話す力を伸ばすには別の練習が必要です。留学前からオンライン英会話、音読、シャドーイング、瞬間英作文などを取り入れましょう。
- 語学留学やワーホリにTOEICスコアは必須ではない
- TOEICは留学前の英語力を測る目安になる
- 留学前はTOEICと英会話を両立する
- 英単語・文法・リスニング・スピーキングをバランスよく学ぶ
- 帰国後にTOEICを受けると成長を確認しやすい
オーストラリア留学は、英語力だけでなく、行動力や価値観も大きく広げてくれる経験です。出発前に少しでも準備しておけば、現地での一日一日をより充実させやすくなります。
まずは、今の英語力を確認し、足りない部分を一つずつ補っていきましょう。TOEICで基礎を作り、英会話で使える英語に変えていくことが、オーストラリア留学を成功させる近道です。
留学準備を本格的に進めたい方は、オーストラリア留学エージェントのおすすめ、留学前におすすめのオンライン英会話、留学前におすすめの英語学習アプリもあわせて確認してみてください。