英文法を勉強したいと思っても、分厚い参考書を毎日開くのは大変ですよね。
スマホで手軽に学べる英文法アプリなら、通勤時間や休憩時間などを使って文法学習を続けられます。
一方で、「英文法アプリだけで本当に身につく?」「問題には正解できるけれど英語を話せない」と悩んでいる方もいるでしょう。
結論から言うと、英文法アプリは正しく使えば、文法の基礎固めやリーディング、TOEIC対策などの英語力アップに役立ちます。
ただし、英会話まで伸ばしたい場合は、アプリで学んだ文法を音読・英作文・英会話で実際に使うことが重要です。
この記事では、英文法アプリで期待できる効果やアプリだけで学ぶ限界、効果が出ない原因、英語力につなげる7つの使い方まで初心者向けに分かりやすく解説します。
英文法アプリを「問題を解くだけのツール」で終わらせず、実際に使える英語につなげたい方は、ぜひ参考にしてください。
英文法アプリは効果ある?正しく使えば英語力アップにつながる
結論から言うと、英文法アプリは正しく活用すれば、英文法の理解や英語力の底上げに役立ちます。
スマホで問題演習と復習を繰り返せるため、参考書を開く時間を確保しにくい人にも向いている学習方法です。
ただし、アプリを毎日開くだけで英語が話せるようになるわけではありません。
「理解する・問題を解く・復習する」という流れを意識して使うことが大切です。
英語学習用のモバイルアプリに関するメタ分析では、従来型の学習方法と比較して学習成果へのプラスの効果が確認されています。
一方で、研究全体にはバイアスのリスクやエビデンスの質に課題があることも指摘されています。
そのため、「アプリを使えば必ず英語力が伸びる」と考えるのではなく、自分の目的に合わせて学習ツールの一つとして活用するのがおすすめです。
参考資料:NIH PubMed Central「A Meta-Analysis on Mobile-Assisted Language Learning Applications: Benefits and Risks」
メモ
英文法アプリの強みは、スマホだけで文法のインプットから問題演習、復習まで繰り返しやすいことです。
一方で、英会話まで伸ばしたい場合は、音読や英作文、スピーキング練習と組み合わせましょう。
英文法の基礎知識を身につけやすい
英文法アプリは、中学〜高校レベルの英文法を基礎から整理したい人と相性が良い学習方法です。
時制、助動詞、不定詞、動名詞、比較、関係詞などを項目別に学べるため、自分が理解できていない部分を一つずつ確認できます。
例えば、「現在完了が苦手」と感じている場合、参考書では該当ページを探して解説を読み、別の問題集で演習する必要があります。
アプリなら、文法解説を読んだ直後に問題を解き、その場で答え合わせまでできるものがあります。
- 文法ルールを確認する
- 例文で使い方を理解する
- 問題を解いて理解度を確認する
- 間違えた部分をもう一度復習する
特に「学生時代に英文法を勉強したけれど、かなり忘れてしまった」という社会人なら、最初から難しい文法書に取り組む必要はありません。
まずアプリで中学英文法を一通り確認し、分からない部分だけ詳しい教材で補う方法もあります。
私自身も英語学習を続ける中で、難しい内容へ進む前に基礎を確認する重要性を感じています。
TOEIC対策でも英会話でも、英文を作る土台になるのは基本的な単語と文法です。
留学やワーホリを考えている場合も、渡航前に基礎文法を固めておくと現地で英語を使う練習へ進みやすくなります。
留学準備として何を勉強すればよいか迷っている方は、留学前におすすめの英語学習と勉強法も参考にしてください。
反復学習で苦手な文法を復習しやすい
英文法を一度勉強しただけで、すべて覚えられる人はほとんどいません。
英文法アプリの大きなメリットは、同じ文法問題を繰り返し復習しやすいことです。
紙の問題集でも復習はできますが、アプリなら間違えた問題を記録したり、苦手分野だけを解き直したりできる場合があります。
例えば、仮定法の問題を間違えたとします。
答えを見て「そうだった」と納得して終わるだけでは、数日後に似た問題が出たときに再び間違える可能性があります。
大切なのは、正解を見ることではなく「なぜこの形になるのか」を説明できる状態まで理解することです。
おすすめなのは、「新しい問題をたくさん解く」よりも間違えた問題を優先して解き直すことです。
例えば、今日20問解いて5問間違えたなら、翌日はその5問から始めます。
正解できても理由を説明できなければ、さらに後日もう一度取り組みましょう。
アプリを「問題を消化する道具」ではなく、「苦手を見つけて減らしていく道具」と考えると、英文法学習の質を高めやすくなります。
スキマ時間を使って継続しやすい
英文法アプリは、まとまった勉強時間を取りにくい人でも英語学習を続けやすいのがメリットです。
スマホがあれば学習できるため、通勤電車、昼休み、待ち時間、寝る前などの5〜10分を英文法の復習に変えられます。
例えば、「毎日30分英文法を勉強する」と決めても、仕事で帰宅が遅くなれば続かない日が出てきます。
一方で、「通勤中に5問だけ解く」「昼休みに前日の間違いを復習する」と決めれば、忙しい日でも取り組みやすくなります。
| タイミング | おすすめの学習 |
|---|---|
| 朝の通勤 | 前日に間違えた問題を復習 |
| 昼休み | 新しい文法を1項目学習 |
| 帰宅中 | 文法問題を5〜10問解く |
| 寝る前 | 例文を確認する |
ただし、スキマ時間だからといって、問題を急いでタップするだけでは学習効果を実感しにくくなります。
間違えた問題では一度止まり、「どこを理解できていなかったのか」まで確認してください。
5分でも毎回きちんと理解することを優先するほうが、問題数だけを増やすより有意義です。
英文法を含めて留学前の英語力を整えたい方は、語学学校の英語レベルと英語力の目安も参考にしてください。
英文法アプリで伸ばせる5つの英語力
英文法アプリで伸ばせるのは、文法問題を解く力だけではありません。
英文の仕組みが分かるようになると、リーディングやTOEIC対策、自分で英文を作る力の土台にもつながります。
ただし、アプリで文法を覚えただけで5つの力が自動的に伸びるわけではありません。
「文法を理解して、実際の英文で使う」という意識を持つことが重要です。
| 伸ばせる力 | 英文法アプリの活用方法 |
|---|---|
| 英文法の基礎知識 | 文法解説と問題演習を繰り返す |
| 英文構造の理解 | 主語・動詞・修飾関係を確認する |
| リーディング力 | 文法を意識して英文を読む |
| TOEICへの対応力 | 文法問題を時間内に解く練習をする |
| 英文を作る基礎力 | 例文を自分の内容に置き換える |
英文法の基礎知識
最も直接的に伸ばしやすいのが、英文法そのものの知識です。
英語の文がどのようなルールで作られているのかを理解することで、英文を読む・聞く・書く・話すための土台を作れます。
例えば、「I went to Australia.」と「I have been to Australia.」では、同じ過去の出来事に関連する表現でも意味や使われ方が異なります。
時制のルールを知らなければ、単語の意味が分かっていても話し手が伝えたいニュアンスを正確に理解できません。
英文法アプリを使うときは、正解の選択肢だけを覚えないことが大切です。
「なぜ過去形なのか」「なぜ現在完了なのか」まで確認しましょう。
英文法アプリで確認したいポイント
- その文法がどんな場面で使われるのか
- 英文のどの部分が変化するのか
- 似ている文法と何が違うのか
- 肯定文・否定文・疑問文ではどう変わるのか
- 自分でも同じ形の英文を作れるか
単なる暗記ではなく、文法ルールと実際の英文をセットで覚えると応用しやすくなります。
初心者はすべての例外を最初から覚えようとせず、まず会話や試験で頻繁に使う基本ルールから固めましょう。
英文の構造を理解する力
英文法を学ぶメリットの一つは、長い英文でも「誰が・何をして・何について説明しているのか」を整理しやすくなることです。
英単語の意味をすべて知っていても、主語や動詞、修飾関係が分からなければ、英文全体の意味を正確につかめないことがあります。
例えば、関係代名詞や分詞を含む英文では、途中に説明が追加されるため文が長く見えます。
そこで単語を前から順番に日本語へ置き換えるだけだと、「結局どれが主語で、どれが動詞なのか分からない」という状態になりやすいです。
英文法アプリで関係詞や分詞を学んだら、問題に正解して終わらず、例文の主語と動詞を探してみましょう。
さらに、「この部分はどの名詞を説明しているのか」まで確認すると、文の構造を意識して読む練習になります。
メモ
英文が長くなるほど、単語力だけで意味を推測するのは難しくなります。
分からない英文に出会ったときは、最初に主語と動詞を探し、その後に修飾部分を確認する習慣をつけてみましょう。
この読み方が身につくと、TOEICの長文だけでなく、留学先の教材や海外サイトなどを読むときにも役立ちます。
リーディング力
英文法を理解すると、英文を単語の集まりではなく「意味のまとまり」として読みやすくなります。
そのため、英文法アプリで身につけた知識は、リーディング力を伸ばすための基礎にもなります。
例えば、「Although」「because」「if」などの接続表現や、関係代名詞、分詞構文などの役割が分かれば、英文の前後関係を判断しやすくなります。
知らない単語が多少含まれていても、文法構造から「ここには理由が書かれている」「この部分は前の名詞を説明している」と推測できる場面も増えます。
ただし、文法問題を解くだけでは長文を読む速度までは十分に鍛えられません。
アプリで文法を学んだ後は、短い英文やTOEICの長文問題などで実際に使われている文法を探してみましょう。
おすすめは「文法学習→例文→短い長文」の順番です。
最初から難しい英文へ挑戦するより、理解した文法を実際の文章の中で見つける経験を増やすほうが、知識と読解を結びつけやすくなります。
TOEICなどの文法問題への対応力
英文法アプリは、TOEICなどの資格試験に向けて文法問題を繰り返したい人にも活用できます。
TOEIC L&Rのリーディングセクションでは、Part5に短文穴埋め問題が30問、Part6に長文穴埋め問題が16問あります。
そのため、品詞や時制、語法、接続詞などを判断する力を身につけることは試験対策の一つになります。
参考資料:IIBC TOEIC Program「テストの形式と構成」
例えば、Part5で動詞の形を問われたときに、選択肢を一つずつ日本語訳して考えていると時間がかかります。
一方で、「主語の後だから動詞が必要」「助動詞の後だから原形が必要」と文法構造から判断できれば、短時間で答えを絞り込みやすくなります。
IIBCが公開している公式スコア認定証の説明でも、Readingの評価項目には英文中の文法を理解する力が含まれています。
参考資料:IIBC TOEIC Program「Official Score Certificate Format」
ただし、英文法アプリだけでTOEIC対策を完結させるのはおすすめしません。
TOEICではリスニングや長文読解も出題されるため、文法アプリは苦手な文法を補強する教材として使い、公式問題集などの実戦問題と組み合わせましょう。
英文を作るための基礎力
英文法を学ぶ最終的な目的は、問題に正解することだけではありません。
覚えた文法を使って、自分が伝えたい内容を英文にできるようになることが、英会話を目指す人にとって重要です。
例えば、アプリで「want to+動詞の原形」を勉強したなら、例文を読んで終わるのではなく、自分の内容に置き換えてみましょう。
「I want to travel abroad.」
「I want to study English in Australia.」
「I want to work overseas.」
このように一つの文法を使って複数の英文を作ると、「問題を見れば分かる文法」から「自分で使える文法」へ変えていけます。
英文法アプリだけで英語を話せるようになることを目標にするのではなく、「文法を理解する場所」として活用してください。
その後に音読、瞬間英作文、AI英会話、オンライン英会話などで実際に英文を作る回数を増やすと、知識をアウトプットへつなげられます。
留学を考えている方も、現地で完璧な英文を作ろうとする必要はありません。
まずは基本文法を使った短い英文をすぐに口から出せる状態を目指しましょう。
実際の留学生活を想定した英語学習については、留学前にやっておきたい英語の勉強法でも詳しく解説しています。
英文法をアプリで勉強する5つのメリット
英文法アプリには、参考書や問題集とは異なるメリットがあります。
特にスマホですぐに学習でき、短い時間でも問題演習や復習を繰り返しやすいことは大きな強みです。
仕事や学校でまとまった勉強時間を確保できない人でも、生活の中に英文法学習を組み込みやすくなります。
ここでは、英文法をアプリで勉強する5つのメリットを紹介します。
スマホ1台ですぐに勉強できる
英文法アプリのメリットは、スマホ1台あれば場所を選ばず勉強を始められることです。
参考書やノートを持ち歩かなくても、スマホを開くだけで文法解説を読んだり、問題を解いたりできます。
例えば、電車を待っている5分間や、カフェで注文した料理を待っている時間でも英文法を復習できます。
「机に座って参考書を開く」と考えると勉強のハードルが高くなりますが、スマホなら普段の生活からそのまま学習へ移りやすいでしょう。
ただし、手軽だからこそSNSや動画など別のアプリに気を取られやすい点には注意が必要です。
英文法アプリをホーム画面の見やすい位置に置き、「通勤したら5問解く」のように使うタイミングまで決めておくと習慣化しやすくなります。
通勤・休憩などのスキマ時間を活用できる
まとまった勉強時間を確保するのが難しい人でも、スキマ時間を英文法学習に変えられるのがアプリの強みです。
通勤、昼休み、待ち時間など、1回あたり5〜10分でも積み重ねれば学習量を増やせます。
例えば、朝の通勤時間に前日間違えた問題を5問復習し、昼休みに新しい文法を1項目勉強する方法があります。
帰宅後にもう一度同じ問題を確認すれば、長時間机に向かわなくても1日の中で複数回英文法に触れられます。
| 時間 | おすすめの使い方 |
|---|---|
| 朝の通勤 | 前日の間違いを復習する |
| 昼休み | 新しい文法を1項目学ぶ |
| 待ち時間 | 文法問題を5問解く |
| 寝る前 | 例文を確認する |
「今日は30分できなかったから勉強できなかった」と考えるより、5分でも英語に触れる習慣を作るほうが継続しやすくなります。
特に仕事や学校で忙しい人は、まとまった時間だけに頼らず、日常のスキマ時間を学習時間として活用してみてください。
問題演習を繰り返しやすい
英文法を身につけるには、ルールを一度読んで終わるのではなく、問題演習を繰り返して理解度を確認することが大切です。
英文法アプリなら、同じ単元や間違えた問題を何度も解き直しやすいため、復習を学習に取り入れやすくなります。
例えば、助動詞を勉強して10問中7問正解した場合、残り3問の答えを見るだけで終わらないようにしましょう。
翌日や数日後にもう一度解き、「自力で正解できるか」「なぜその答えになるのか説明できるか」を確認します。
- 文法ルールを確認する
- 問題を解く
- 間違えた理由を確認する
- 翌日や数日後にもう一度解く
- 正解できたら例文でも確認する
新しい問題を次々に進めるだけでは、以前学んだ内容を忘れてしまうことがあります。
英文法アプリを使うときは学習量だけを増やすのではなく、間違えた問題を減らしていくことを意識すると効果的です。
苦手な文法を把握しやすい
英文法アプリを使うことで、自分がどの文法を理解できていないのかを把握しやすくなります。
問題を解いていると、時制では正解できるのに関係詞では間違いが多いなど、自分では気づいていなかった苦手分野が見えてくることがあります。
苦手分野が分からないまま参考書を最初から読み直すと、すでに理解している内容にも時間を使ってしまいます。
一方で、間違いが多い単元を優先して復習すれば、限られた学習時間を効率的に使えます。
例えば、20問解いて「仮定法4問中3問不正解」「比較4問中4問正解」だったなら、次は仮定法を優先するという考え方です。
メモ
正解率が低い単元だけでなく、「正解したけれど勘で選んだ問題」も苦手問題として扱うのがおすすめです。
正解できたかより、理由を説明できるかを基準にしましょう。
自分の苦手を把握できれば、「英文法が全体的に苦手」という漠然とした状態から、「現在完了と関係詞を復習すればよい」という具体的な学習計画に変えられます。
ゲーム感覚で継続しやすい
英文法の参考書を読むだけでは飽きてしまう人でも、アプリなら問題形式でテンポよく進められるため、学習を続けやすい場合があります。
アプリによっては学習記録、連続学習日数、正答率などを確認できるため、自分の進歩を目で確認しながら続けられることもメリットです。
例えば、「今日は10問正解する」「今週は5日間アプリを開く」といった小さな目標を設定すると、英文法学習への心理的なハードルを下げられます。
参考書を1章終えるより、目標を細かく設定しやすいのもアプリならではの特徴です。
ただし、ゲーム感覚で楽しむことと、ゲームのスコアを伸ばすことが目的になるのは別です。
連続学習日数やポイントを増やすために答えを暗記しているだけでは、実際の英語力につながりにくくなります。
「毎日続ける仕組み」としてゲーム性を利用しながら、文法の理解を最優先することが大切です。
楽しさをうまく利用して、無理なく学習を継続していきましょう。
英文法はアプリだけで身につく?できること・できないこと
英文法アプリだけでも、基礎文法の理解や問題演習、復習には十分取り組めます。
一方で、英文法アプリだけですべての英語力を伸ばすのは難しいのも事実です。
特に英語を話せるようになりたい場合は、覚えた文法を使って英文を作り、声に出す練習まで必要になります。
ここでは、英文法アプリだけでできることと、別の学習を組み合わせたい部分を整理します。
中学~高校レベルの英文法学習はアプリだけでも取り組める
中学〜高校で学ぶ基本的な英文法であれば、アプリを中心に学習することも可能です。
時制、助動詞、不定詞、動名詞、比較、受動態、関係詞など、英語の基礎となる文法を項目別に学習できるアプリを使えば、順番に理解を深められます。
特に「学生時代に習ったけれど忘れてしまった」という人は、最初から分厚い参考書を読み直さなくても、アプリで問題を解きながら苦手な部分を探す方法があります。
例えば、中学英文法の問題を一通り解き、間違いが多かった単元だけを重点的に復習します。
それでも解説を読んで理解できない部分があれば、参考書や解説動画などで補えばよいでしょう。
大切なのは、「アプリだけか参考書だけか」と学習方法を限定することではありません。
まず続けやすい方法で基礎を固め、不足している部分が見つかった段階で別の教材を追加するほうが効率的です。
英文法アプリだけではスピーキング力を伸ばしにくい
英文法アプリで文法知識を増やしても、それだけで英語をスムーズに話せるようになるとは限りません。
なぜなら、文法問題に答える力と、自分が伝えたいことを瞬時に英文へ変える力は別だからです。
例えば、選択問題で「I want to go abroad.」の正しい形を選べても、海外旅行先で「明日はシドニーへ行きたい」と突然伝える必要があると、言葉が出てこないことがあります。
これは文法を知らないというより、知識を使う練習が不足している状態です。
英文法を英会話につなげたいなら、アプリで勉強した後に次のようなアウトプットを追加しましょう。
- 例文を声に出して読む
- 例文の単語を自分の内容に置き換える
- 日本語を見て英文を作る
- AI英会話で学んだ表現を使う
- オンライン英会話で実際に話す
例えば、現在完了を勉強した日は「I have been to Australia.」のように自分の経験を英文にしてみます。
英文法アプリをインプット、英会話をアウトプットとして組み合わせることで、「知っている文法」を「使える文法」へ近づけられます。
理解できる英文法と実際に使える英文法は違う
英文法学習でつまずきやすいポイントが、「分かる」と「使える」を同じだと考えてしまうことです。
問題の答えを見れば理解できる状態でも、自分で一から英文を作れるとは限りません。
例えば、「昨日映画を見ました」と言いたいときに、過去形のルールを説明できても「I watched a movie yesterday.」がすぐに出てこなければ、文法知識がまだアウトプットに結びついていない状態です。
英文法習得の3段階
- 文法ルールを見れば理解できる
- 文法問題を自力で解ける
- 自分の伝えたい内容に文法を使える
英文法アプリでは、最初の2段階まで進みやすいでしょう。
そこから英会話につなげるには、例文を自分の生活に置き換える練習がおすすめです。
例えば、「I went to the library yesterday.」という例文なら、「I went to the gym yesterday.」「I went to Osaka yesterday.」のように変えて声に出します。
この練習を繰り返すと、文法を暗記するだけでなく、自分が実際に伝えたい内容に応用する感覚を身につけやすくなります。
英文法アプリを使っても効果が出ない7つの原因
英文法アプリを毎日使っているのに、「文法が身につかない」「英語力が伸びている気がしない」と感じることがあります。
その場合、アプリそのものではなく使い方に原因が隠れている可能性があります。
問題数や学習日数だけを増やしても、理解や復習につながっていなければ効果を実感しにくくなります。
ここでは、英文法アプリでよくある7つの失敗と改善方法を解説します。
問題に正解することが目的になっている
英文法アプリを使っていると、正答率や連続正解数が表示されるため、「とにかく正解すること」が目的になりやすいです。
しかし、英文法学習の目的はアプリ内で高得点を取ることではなく、文法を理解して実際の英文で使えるようになることです。
例えば、選択肢の形を見ただけで「これが正解だった気がする」と答えを選び、正解しても文法を理解したとは言えません。
似た問題や選択肢がない状態では答えられない可能性があります。
問題に正解したときも、「なぜこの答えなのか」を簡単に説明してみてください。
時制なら時間の関係、品詞問題なら空欄の前後、関係詞なら先行詞と後ろの文の関係を見るようにします。
メモ
「正解した問題=理解した問題」とは限りません。
勘で正解した問題や理由を説明できない問題も、復習対象に含めましょう。
正解率を上げることより、「初めて見る英文でも同じ文法ルールを使えるか」を基準にすると、学習の質を高められます。
解説を読まずに次の問題へ進んでいる
問題を間違えた後に、正解だけを確認して次へ進んでしまうと、同じミスを繰り返しやすくなります。
英文法アプリを効果的に使うには、正解よりも「なぜ間違えたのか」を確認する時間が重要です。
例えば、「will」と「be going to」を間違えた場合、正解だけを覚えても別の英文では判断できない可能性があります。
それぞれがどのような状況で使われるのかを解説で確認して初めて、別の問題にも応用しやすくなります。
間違えたときは、次の3点を確認しましょう。
- 正しい答えは何だったのか
- なぜその答えになるのか
- 自分はなぜ別の答えを選んだのか
特に3つ目が重要です。
単なる知識不足なのか、似た文法と混同したのか、問題文を読み飛ばしたのかによって改善方法が変わります。
問題数を急いで増やすより、1問から学べる内容を増やす意識を持ちましょう。
間違えた問題を復習していない
英文法アプリで効果を感じられない人に多いのが、新しい問題ばかり解いて間違えた問題を放置するパターンです。
苦手な問題ほど繰り返し取り組むことが、英文法を定着させるためには重要です。
例えば、今日「関係代名詞」の問題を5問間違えたのに、翌日は別の「仮定法」へ進んでしまうと、関係代名詞の理解が曖昧なまま残ります。
一度答えを確認しただけでは、時間が経つと再び同じところで迷うこともあります。
おすすめは、学習の最初に前回間違えた問題を解き直す方法です。
正解できた場合も、「なぜこの答えになるのか」を確認します。
まだ迷った場合は、その日の復習リストに残しておきましょう。
「今日は何問進んだか」ではなく、「昨日できなかった問題が今日はできたか」を成長の基準にしてみてください。
一度勉強しただけで終わっている
英文法は、一度解説を読んだだけですべて定着するとは限りません。
その場では理解できたつもりでも、数日後に同じ問題へ取り組むと答えられないことがあります。
そのため、一度学習した内容を時間を空けてもう一度確認することが大切です。
例えば、月曜日に現在完了を勉強したなら、その日の学習だけで終わらせず、火曜日や数日後にも短時間で復習します。
さらに翌週にもう一度問題を解けば、本当に定着しているか確認できます。
毎回すべての問題を最初からやり直す必要はありません。
間違えた問題や迷った問題を中心に復習すれば、学習時間を抑えながら苦手を補えます。
復習の例
学習当日:文法ルールを理解して問題を解く
翌日:間違えた問題を解き直す
数日後:もう一度同じ単元を確認する
1週間後:自力で正解できるか確認する
英文法アプリは繰り返し学習しやすいからこそ、その特徴を生かすことが大切です。
新しい内容を増やすだけでなく、以前学んだ内容を忘れていないか確認する時間も作りましょう。
自分の英語レベルに合っていない
英文法アプリは、簡単すぎても難しすぎても効果を感じにくくなります。
特に初心者が難しい大学受験レベルや高度なTOEIC問題から始めると、解説を読んでも理解できず、英文法そのものが嫌になる原因になりかねません。
例えば、中学英文法の「時制」や「助動詞」が曖昧な状態で複雑な仮定法や倒置を学んでも、基礎知識が不足しているため理解するのに時間がかかります。
逆に、すでに高校英文法まで理解している人が「be動詞」から延々と復習しても、新しく学べることは少なくなります。
最初に簡単なレベルチェックや問題演習を行い、自分が間違える単元を確認しましょう。
| 現在の状態 | 学習の目安 |
|---|---|
| 中学英文法が曖昧 | 中学レベルから復習する |
| 基本文法は分かる | 高校英文法や実践問題へ進む |
| TOEIC対策が目的 | 基礎確認後に試験形式で練習する |
背伸びをして難しい教材を選ぶ必要はありません。
「少し考えれば理解できる」程度のレベルから始めると、学習を継続しながら段階的に難易度を上げられます。
複数の英文法アプリに手を出している
「このアプリも良さそう」「あのアプリの評判もいい」と複数の英文法アプリを同時に使うと、かえって学習が進まないことがあります。
初心者のうちは、まず1つのアプリを中心に使うほうが学習状況を把握しやすくなります。
例えば、3つのアプリで現在完了を少しずつ学ぶより、1つのアプリで解説から問題演習、復習まで完了させたほうが「どこまで学んだのか」が明確です。
アプリを切り替えるたびに操作方法やカリキュラムも変わるため、それだけで集中力を使ってしまいます。
例えば、「英文法はAアプリ」「発音練習はBアプリ」のように目的が違えば併用しても問題ありません。
避けたいのは、同じ英文法学習のために似たアプリを次々と乗り換えることです。
まず1つを一定期間使ってから、不足している機能がある場合だけ追加しましょう。
学んだ英文法を実際に使っていない
英文法アプリで問題を解くだけでは、「見れば分かる文法」で止まってしまうことがあります。
英語を話せるようになりたい人は、学んだ英文法を使って自分で英文を作る練習まで取り入れましょう。
例えば、比較級の「better than」を勉強したなら、その日のうちに自分の身近な内容へ置き換えてみます。
「This hotel is cheaper than that one.」
「English is easier than I thought.」
「Today is hotter than yesterday.」
海外旅行を想定するなら、ホテルやレストラン、空港で使いそうな英文を作るのもおすすめです。
自分に関係する英文にすると、単なる例文より記憶にも残りやすくなります。
英文を作ったら、声に出して読んでみましょう。
さらにAI英会話やオンライン英会話で同じ文法を使えば、実践的なアウトプットになります。
「アプリで理解する→英文を作る→声に出す→会話で使う」までつなげることで、英文法を実際のコミュニケーションへ活用しやすくなります。
英文法アプリの効果を高める7つの使い方
英文法アプリは、ただ毎日問題を解くだけでは十分に活用できません。
自分のレベルを確認し、「理解→問題演習→復習→アウトプット」の順番で使うことが大切です。
特に英語を話せるようになりたい人は、アプリ内で正解することをゴールにせず、覚えた文法を自分の英文として使える状態を目指しましょう。
ここでは、英文法アプリの効果を高める7つの使い方を具体的に解説します。
①自分の英文法レベルを確認する
英文法アプリを使い始める前に、まず自分がどのレベルの文法まで理解できているのか確認することが大切です。
現在地が分からないまま学習を始めると、簡単すぎる内容を繰り返したり、反対に難しすぎる問題で挫折したりする可能性があります。
例えば、「TOEIC600点だから高校英文法から始めよう」と決めるのではなく、中学レベルの問題も一度解いてみましょう。
TOEICのスコアがある程度あっても、時制、助動詞、不定詞、関係詞など特定の項目だけ曖昧になっていることがあります。
- 中学英文法の基本問題を解いてみる
- 間違えた単元を記録する
- 正解しても理由が説明できない問題を確認する
- 苦手な単元から優先して復習する
英語初心者であれば、be動詞や一般動詞などの基礎から始めても問題ありません。
英文法は前に習った内容が次の単元につながることも多いため、分からない部分を飛ばして難しい問題へ進むより、理解できるところまで戻るほうが結果的に近道になります。
②1つのアプリを中心に使う
英文法アプリを効果的に使いたいなら、最初から何種類も併用するのではなく、メインで使うアプリを1つ決めるのがおすすめです。
複数のアプリを行き来すると、それぞれ少しずつ進んでしまい、どの文法を学習済みなのか分かりにくくなります。
例えば、月曜日はAアプリ、火曜日はBアプリ、水曜日はCアプリと変えるより、まずAアプリで中学英文法を一通り学習したほうが進捗を管理しやすくなります。
同じ文法を別々のアプリで何度も最初から学ぶ必要もありません。
ただし、アプリを1つしか使ってはいけないわけではありません。
「英文法はAアプリ」「発音はBアプリ」「英会話はCアプリ」のように、役割が違う場合は併用できます。
同じ目的の教材を増やしすぎないことを意識しましょう。
③まず文法ルールを理解する
英文法アプリでは、問題演習へ進む前に「なぜこの形になるのか」という文法ルールを理解することが重要です。
正解だけを暗記しても、単語や文章が変わったときに同じルールを応用できないからです。
例えば、「助動詞canの後は動詞の原形」というルールを理解していれば、「can play」「can speak」「can travel」のように動詞が変わっても対応できます。
一方で、「I can speak English.」という例文そのものしか覚えていないと、別の英文を作るときに迷いやすくなります。
文法を学ぶときは、「形」「意味」「使う場面」の3つをセットで確認してみてください。
現在完了なら、どのような形を作るのかだけではなく、経験や継続など、どのような場面で使われるのかまで理解します。
メモ
文法用語をすべて暗記する必要はありません。
大切なのは、ルールを見たときに「どんな英文を作れるのか」がイメージできる状態にすることです。
初心者ほど問題数を増やすことを急がず、まず基本ルールを理解しましょう。
理解してから問題演習へ進むことで、正解・不正解の理由も判断しやすくなります。
④問題を解いて理解度を確認する
文法ルールを読んで理解したら、次は問題を解いて本当に理解できているか確認します。
解説を読んで「分かった」と感じることと、何も見ずに自力で正解できることは別だからです。
例えば、比較級の作り方を読んだ直後なら「分かった」と感じやすいですが、選択問題や並べ替え問題にすると迷う場合があります。
そこで初めて、自分が理解できている部分と曖昧な部分が分かります。
問題を解くときは、正解数だけを見るのではなく、答えを選んだ理由も確認してください。
「なんとなく③だと思った」で正解した問題は、完全に理解できているとは言えません。
問題演習で確認したいこと
- 自力で答えを選べたか
- 正解した理由を説明できるか
- 他の選択肢が間違いである理由が分かるか
- 同じ文法を使って別の英文を作れそうか
「正解したか」ではなく「理解して正解したか」を見るのがポイントです。
迷った問題には印をつけ、後からもう一度復習できる状態にしておきましょう。
⑤間違えた問題を繰り返し復習する
英文法アプリの効果を高めるには、新しい問題を増やすだけでなく、間違えた問題を繰り返し解き直すことが重要です。
一度解説を読んで理解できても、時間が経つと忘れてしまうことがあるからです。
例えば、今日20問解いて5問間違えた場合、翌日は新しい20問へ進む前に、その5問をもう一度解きます。
翌日に正解できても、数日後や1週間後に再び確認すると、本当に定着しているか判断しやすくなります。
毎回すべての問題を復習すると時間がかかるため、間違えた問題や迷った問題を優先してください。
アプリに復習機能や間違い問題の保存機能がある場合は積極的に活用しましょう。
| タイミング | 学習内容 |
|---|---|
| 学習当日 | 解説を確認して問題を解く |
| 翌日 | 間違えた問題を解き直す |
| 数日後 | 迷った問題を再確認する |
| 1週間後 | 自力で解けるか確認する |
新しい単元を進める達成感も大切ですが、「できなかった問題をできる問題へ変える」ことを意識すると、復習の目的が明確になります。
⑥例文を音読して英文ごと覚える
文法ルールを理解して問題を解いた後は、例文を声に出して読んでみましょう。
文法を単独のルールとして覚えるより、実際の英文とセットで覚えることで、英会話やリーディングにもつなげやすくなります。
例えば、現在完了の「have+過去分詞」という形だけを暗記するより、「I have visited Australia twice.」のような英文を音読します。
すると、現在完了が実際の文の中でどのように使われるのかイメージしやすくなります。
音読するときは、一度読んで終わらず、意味を理解しながら数回繰り返してみてください。
音声付きのアプリなら、先にネイティブ音声を聞いてから真似する方法もおすすめです。
文法学習を「目で見るだけ」にしないことがポイントです。
目で確認する、声に出す、耳で聞くまで組み合わせると、英文に触れる回数を増やせます。
⑦学んだ文法を英作文・英会話で使う
英文法アプリの学習を実際の英語力につなげるために、最後は覚えた文法を使って自分で英文を作るところまで進みましょう。
特に「文法問題は解けるのに英語を話せない」と悩んでいる人に重要なステップです。
例えば、「want to」を学んだら、アプリの例文を眺めるだけではなく、自分のことを英文にします。
- I want to visit Australia.
- I want to improve my English.
- I want to work abroad someday.
このように、自分が実際に使いそうな内容へ置き換えると、文法知識を会話へ結びつけやすくなります。
海外旅行を予定しているなら、「ホテルで言いたいこと」「レストランで伝えたいこと」を英文にするのもおすすめです。
さらに、作った英文をAI英会話やオンライン英会話で使ってみましょう。
「アプリで学ぶ→英文を作る→声に出す→実際の会話で使う」という流れを繰り返すことで、英文法を知識だけで終わらせず、使える英語へ近づけられます。
初心者向け|英文法アプリを使った1日の勉強法
英文法アプリを始めても、「毎日何をすればいいのか分からない」と迷う人は少なくありません。
初心者であれば、最初から長時間勉強する必要はなく、1日20分程度を「復習・新規学習・アウトプット」に分ける方法がおすすめです。
毎日の流れを固定すれば、その日の気分で勉強内容を考える必要もありません。
ここでは、無理なく続けやすい1日の学習例を紹介します。
| 時間 | 学習内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 5分 | 前日の復習 | 苦手を残さない |
| 10分 | 新しい文法 | 知識を増やす |
| 5分 | 音読・英作文 | 使える知識にする |
合計20分を一度に確保できない場合は、朝・昼・夜に分けても問題ありません。
自分の生活に合わせて続けられる形を作りましょう。
5分|前日に間違えた文法を復習する
英文法アプリを開いたら、最初の5分は新しい単元へ進まず、前日に間違えた問題の復習から始めるのがおすすめです。
学習直後には理解したつもりでも、翌日にもう一度解いてみると答えられないことがあるからです。
例えば、前日に関係代名詞を10問解いて3問間違えたなら、その3問を最初に解き直します。
正解できた場合も、「なぜwhoなのか」「なぜwhichではないのか」など、答えの理由を簡単に確認してください。
5分で全部復習できなくても問題ありません。
大切なのは、毎日の学習に「以前学んだ内容を確認する時間」を入れることです。
メモ
前日の問題をすべて解き直す必要はありません。
間違えた問題と、正解したものの自信がなかった問題を優先しましょう。
新しい知識を増やすことばかり意識すると、以前学んだ内容が抜けやすくなります。
最初の5分を復習専用にするだけでも、毎日の学習に復習を組み込みやすくなります。
10分|新しい英文法を学習する
復習が終わったら、次の10分で新しい英文法を学習します。
この時間は問題数を競うのではなく、1つの文法を「理解して問題を解ける状態」にすることを目標にしましょう。
例えば、今日は不定詞を学習すると決めたら、最初に基本的なルールと例文を確認します。
その後、5〜10問程度の問題を解き、理解できているかチェックします。
間違えた問題はその場で解説を読み、翌日の復習対象にします。
- 文法ルールを確認する
- 例文を読む
- 問題を解く
- 間違いの理由を確認する
- 復習する問題を残す
10分で単元を終えられなくても、無理に次へ進む必要はありません。
翌日に続きを学習しても大丈夫です。
特に初心者は「今日は3単元進める」と量を目標にするより、「今日は現在完了を理解する」のように範囲を絞るほうが学習内容を整理しやすくなります。
5分|例文を音読・英作文する
最後の5分は、その日に学習した文法を使って音読や英作文を行いましょう。
この時間を入れることで、「問題に答えるための文法」から「自分で使うための文法」へつなげられます。
例えば、その日に「have to」を勉強したなら、まずアプリの例文を数回声に出します。
次に、自分の日常に置き換えた英文を作ります。
「I have to work tomorrow.」
「I have to study English tonight.」
「I have to get up early tomorrow.」
最初は3文程度でも十分です。
文法的に難しい英文を作ろうとするより、実際の生活で使えそうな短い英文を作ることを優先してください。
海外旅行が目的なら、空港・ホテル・レストランで使いそうな英文へ置き換えるのもおすすめです。
毎日5分でも自分で英文を作る習慣を加えると、英文法を実際の英会話へつなげやすくなります。
英文法アプリと参考書はどちらが効果的?
英文法を勉強するとき、「アプリと参考書のどちらを使えばいいの?」と迷う人もいるでしょう。
結論として、どちらか一方が必ず優れているわけではなく、学習目的によって使い分けるのがおすすめです。
アプリはスキマ時間や反復学習に強く、参考書は一つの文法を詳しく理解したいときに役立ちます。
それぞれの特徴を理解して、自分が続けやすい方法を選びましょう。
| 比較項目 | 英文法アプリ | 参考書 |
|---|---|---|
| 手軽さ | スマホですぐ学習できる | 教材を開く必要がある |
| スキマ時間 | 活用しやすい | 場所によって使いにくい |
| 問題演習 | 繰り返しやすい | 書き込みながら学べる |
| 解説 | 簡潔なものが多い | 詳しく確認しやすい |
| おすすめ用途 | 演習・復習 | 理解・調べ直し |
スキマ時間・反復学習なら英文法アプリがおすすめ
通勤時間や休憩時間などを使って英文法を勉強したい人には、アプリが向いています。
スマホを取り出すだけですぐに問題演習へ移れるため、短時間の学習を積み重ねやすいからです。
例えば、電車で10分しか時間がない場合、参考書とノートを広げるのは難しいことがあります。
アプリなら片手でも操作できるため、前日に間違えた問題を5問だけ復習するといった使い方ができます。
また、英文法は一度理解して終わりではなく、何度も問題を解いて確認することが重要です。
復習機能や学習履歴があるアプリなら、苦手な問題を探す手間を減らせる場合もあります。
英文法アプリが向いている人
- 通勤や休憩時間に勉強したい人
- 机に向かう学習が続きにくい人
- 問題演習を繰り返したい人
- 苦手な問題を効率よく復習したい人
ただし、スマホで勉強できる手軽さだけでアプリを選ぶのではなく、解説の内容も確認してください。
「なぜ間違えたのか」を理解できるアプリを選ぶことが、英文法学習では重要です。
文法を詳しく理解したいなら参考書がおすすめ
一つの文法をじっくり理解したい場合は、参考書が役立ちます。
英文法アプリはスマホで読みやすくするために解説が簡潔な場合がありますが、参考書なら文法ルールの背景や例外、似た表現との違いまで詳しく確認しやすいからです。
例えば、「現在完了と過去形の違いがどうしても分からない」という場合、アプリの短い解説だけでは疑問が残ることがあります。
そのようなときに参考書で複数の例文を読み、使われる場面の違いまで確認すると理解しやすくなります。
また、参考書は関連する文法をまとめて見返しやすいのもメリットです。
ページに付箋を貼ったり、苦手な箇所へ書き込みをしたり、自分なりの学習記録を残すこともできます。
メモ
参考書は最初から最後まで暗記する必要はありません。
英文法アプリで理解できなかった項目を調べる「辞書」のような使い方もおすすめです。
アプリで何度問題を解いても同じところを間違える場合は、問題数を増やすより一度立ち止まりましょう。
参考書で仕組みを理解してから再びアプリで問題を解くと、自分がどこで勘違いしていたのか見つけやすくなります。
初心者は「参考書+アプリ」の併用もおすすめ
英文法に自信がない初心者には、アプリと参考書のどちらか一方に限定せず、「参考書で理解する+アプリで反復する」使い方もおすすめです。
それぞれの長所を組み合わせることで、理解と問題演習の両方を進めやすくなります。
例えば、自宅では参考書を使って時制の基本ルールを確認します。
翌日の通勤時間にはアプリで時制の問題を解き、理解できているか確認します。
間違えた問題があればアプリの解説を読み、それでも分からなければ帰宅後に参考書へ戻ります。
- 参考書で文法ルールを理解する
- アプリで問題を解く
- 間違えた問題をアプリで復習する
- 理解できない部分だけ参考書へ戻る
- 覚えた文法を音読・英作文で使う
ただし、教材を増やしすぎる必要はありません。
参考書を何冊も購入し、アプリも複数使うと学習内容が分散してしまいます。
初心者なら「メインの英文法アプリ1つ+分からないときに確認する参考書1冊」程度から始めるとシンプルです。
まずはこの組み合わせで基礎文法を固め、英会話が目的なら、その後に音読や英作文、AI英会話などのアウトプットを追加していきましょう。
目的別|英文法アプリを使うおすすめの勉強法
英文法アプリは、目的によって使い方を変えると学習効果を高めやすくなります。
中学英文法のやり直しとTOEIC対策では、優先して学ぶ内容や問題の解き方が異なります。
「何のために英文法を学ぶのか」を最初に決め、その目的に必要な練習へつなげることが大切です。
ここでは、中学英文法・TOEIC・英会話・留学やワーホリの4つに分けて、おすすめの勉強法を紹介します。
中学英文法をやり直したい人
中学英文法をやり直したい人は、難しい問題をたくさん解くより、基本的な文法を最初から順番に確認する方法がおすすめです。
be動詞や一般動詞、疑問文、時制、助動詞、不定詞、比較などを一つずつ確認し、理解できていない単元を見つけましょう。
学生時代に英文法を勉強した経験がある人でも、「見れば分かるけれど、自分では英文を作れない」という状態になっていることがあります。
そのため、アプリの解説を読むだけではなく、問題を解いて理解度を確認してください。
- 中学1年レベルから順番に確認する
- 理解できている単元は早めに進む
- 間違いが多い単元は繰り返し復習する
- 例文を音読して基本的な語順を覚える
- 最後に自分でも短い英文を作る
すべてを完璧にしてから次へ進む必要はありません。
まず中学英文法を一周し、二周目から苦手な単元に学習時間を多く使うと効率的です。
「最初から学び直す+苦手だけ重点的に復習する」という流れを作ると、基礎を整理しやすくなります。
TOEICスコアを伸ばしたい人
TOEIC対策として英文法アプリを使う場合は、英文法そのものを勉強するだけでなく、問題を見て必要な文法知識を素早く判断する練習まで行うことが大切です。
特に短文穴埋め問題では、品詞、動詞の形、時制、前置詞、接続詞などの知識を使って選択肢を絞る場面があります。
最初は時間を気にせず、正解の理由を説明できるまで解説を確認しましょう。
基本ルールを理解できるようになったら、徐々に時間を意識して問題を解きます。
例えば、品詞問題なら英文を最初からすべて日本語訳するのではなく、空欄の前後を見て「ここには名詞が必要」「この位置なら副詞が入る」と判断する練習をします。
TOEIC対策のポイント
英文法アプリだけでTOEIC対策を完結させるのではなく、公式問題集などの実戦問題も組み合わせましょう。
アプリは苦手な文法を補強する教材として使うと役割が明確になります。
私自身もTOEICを勉強する中で、問題数だけを増やすより、間違えた理由を確認することが重要だと感じています。
「文法を学ぶ→問題を解く→間違いを分析する→実戦問題で確認する」という流れを意識しましょう。
英会話ができるようになりたい人
英会話が目的なら、英文法アプリで問題に正解できることだけをゴールにしないようにしましょう。
学んだ文法を使って自分の英文を作り、実際に声に出すところまでセットにすることが重要です。
例えば、アプリで過去形を学習したなら、「I studied English yesterday.」のような例文を確認した後、自分が昨日したことを3つ英語にします。
「I went to the gym.」「I watched a movie.」のような短い英文で十分です。
英文を作ったら、音読だけで終わらず、AI英会話やオンライン英会話などで実際に使ってみましょう。
英文法アプリは「話すための材料を増やす場所」と考えると、インプットだけに偏りにくくなります。
留学・ワーホリを予定している人
留学やワーホリを予定している人は、試験問題だけを意識するのではなく、現地生活で使う基本文法を優先して身につけるのがおすすめです。
難しい英文法を完璧に覚えるより、現在形、過去形、未来表現、疑問文、助動詞などを使って簡単な英文をすぐ作れるほうが実生活では役立ちます。
例えば、語学学校では「分かりません」「もう一度説明してください」と伝える場面があります。
シェアハウスやアルバイトでは、自分の予定や経験、希望を説明することもあるでしょう。
渡航前に練習したい英文法
- 現在形で自分の習慣を説明する
- 過去形で経験を話す
- 未来表現で予定を伝える
- 疑問文で質問する
- canやcouldを使って依頼する
アプリで文法を学んだ後は、「学校」「仕事」「買い物」「シェアハウス」など場面を決め、自分が使いそうな英文を作ってみてください。
留学前は「知っている文法の数」より「基本文法を使って伝えられること」を増やす意識が重要です。
効果のある英文法アプリを選ぶ5つのポイント
英文法アプリは種類が多いため、「人気だから」という理由だけで選ぶと、自分には使いにくいことがあります。
大切なのは、自分の英語レベルと学習目的に合い、毎日無理なく復習を続けられるアプリを選ぶことです。
特に解説の分かりやすさや復習機能は、英文法を理解して定着させるうえで確認したいポイントです。
ここでは、英文法アプリを選ぶときにチェックしたい5つの基準を解説します。
自分の英語レベルに合っている
英文法アプリを選ぶときは、最初に収録されている問題や解説が自分の英語レベルに合っているか確認しましょう。
人気のあるアプリでも、初心者に難しすぎたり、中級者には簡単すぎたりすれば効率的に学習できません。
例えば、中学英文法が曖昧な人がTOEICの難しい文法問題ばかり解いても、前提となる知識が不足しているため解説を理解するだけで時間がかかります。
逆に、高校英文法まで理解している人がbe動詞や一般動詞だけを繰り返しても、新しく得られる知識は少なくなります。
| 現在の英語力 | 選びたい内容 |
|---|---|
| 英文法に自信がない | 中学英文法から学べる |
| 基礎は理解している | 高校英文法まで対応している |
| TOEICが目的 | 試験形式の演習ができる |
| 英会話が目的 | 例文・音声・アウトプットがある |
無料体験や無料問題がある場合は、いきなり課金せず実際に数問解いてみるのがおすすめです。
「少し考えれば理解できるレベル」から始められるかを確認して選びましょう。
文法の解説がわかりやすい
英文法アプリでは問題数だけでなく、間違えたときに理由を理解できる解説が用意されているかが重要です。
答えだけが表示されるアプリでは、なぜ間違えたのか分からず、似た問題で同じミスを繰り返す可能性があります。
例えば、「正解は③です」としか表示されない問題より、「助動詞の後には動詞の原形が続くため③が正解」と説明されているほうがルールを理解できます。
さらに例文があると、実際の英文の中でどのように使うのかも確認できます。
- 正解の理由が説明されている
- 間違いの選択肢についても確認できる
- 専門用語ばかりではなく初心者にも分かりやすい
- 実際の例文が掲載されている
自分にとって分かりやすい説明かどうかは、実際に使ってみないと判断しにくい部分です。
「問題を解けるアプリ」ではなく「間違いから学べるアプリ」を選ぶと、英文法学習に活用しやすくなります。
復習機能が充実している
英文法を定着させたいなら、間違えた問題や苦手な単元を簡単に復習できる機能があるか確認しましょう。
毎回すべての問題を最初から解き直す必要があるアプリより、自分の苦手だけを選んで学習できるほうが時間を有効に使えます。
例えば、昨日20問中5問間違えた場合、その5問だけを翌日に解き直せれば短時間で復習できます。
お気に入り登録や間違い問題一覧、苦手分野の分析などが用意されていると、復習する問題を自分で探す手間も減らせます。
アプリを選ぶときは新規問題の数だけではなく、「学習した後にどう復習できるか」まで確認してください。
英文法は学習と復習をセットにすることで、知識を残しやすくなります。
例文・音声まで学習できる
英会話やリスニングにも英文法を生かしたい人は、問題演習だけでなく例文と音声を一緒に確認できるアプリがおすすめです。
文法ルールだけを覚えるより、実際の英文として見たり聞いたりするほうが使われ方をイメージしやすくなります。
例えば、現在完了を学ぶ場合、「have+過去分詞」という形だけでなく、「I have lived here for three years.」のような例文を確認します。
音声があれば、その英文を聞いてから同じように音読することもできます。
英会話を目指す場合は、さらに例文の一部を自分の内容へ置き換えてみましょう。
「I have studied English for two years.」など、自分に関係する英文を作ることでアウトプットにもつながります。
メモ
英文法を英会話につなげたい人は、「解説+問題」だけでなく「例文+音声」まで学べるか確認してみてください。
音読やシャドーイングにも活用しやすくなります。
文法を目で理解するだけでなく、英文として聞いて声に出せることは、使える英語を目指す人にとって大きなメリットです。
毎日無理なく続けられる料金・操作性である
英文法アプリは、機能が多ければ多いほど良いわけではありません。
最終的には、自分が毎日無理なく使い続けられる料金と操作性であることが重要です。
高機能でも操作が複雑だったり、料金が負担になったりすれば、長期間続けるのが難しくなります。
例えば、通勤中に使う予定なら、アプリを開いてすぐ問題演習へ進めるか確認しましょう。
毎回複雑な設定が必要なアプリより、短時間で学習を始められるほうがスキマ時間を活用しやすくなります。
料金についても、最初から年間プランを契約する必要はありません。
無料版や体験期間がある場合は、まず実際に使ってから判断すると失敗を減らせます。
契約前に確認したいポイント
- 無料で試せる範囲はあるか
- 毎月無理なく支払える料金か
- 通勤中でも操作しやすいか
- 学習履歴を簡単に確認できるか
- 自分が必要な機能を使えるか
アプリ選びで迷ったら、機能数だけを比較するのではなく、「明日も自然に開けそうか」という視点で考えてみてください。
英文法学習では、短期間だけ頑張れるアプリより、日常生活に取り入れやすいアプリのほうが継続に向いています。
英文法学習に使えるおすすめアプリ・教材
英文法を効率よく身につけるには、自分の目的に合ったアプリや教材を選ぶことが大切です。
中学英文法のやり直し、TOEIC対策、英会話では、選ぶべき教材がそれぞれ異なります。
すべての教材を同時に使う必要はありません。
まずはメイン教材を1つ決め、不足している力を別のアプリや教材で補う方法がおすすめです。
| 目的 | おすすめ教材 | 使い方 |
|---|---|---|
| 中学英文法の復習 | 基礎英文法アプリ・参考書 | 理解→問題演習→復習 |
| TOEIC対策 | TOEIC対策アプリ・公式問題集 | 文法演習+実戦問題 |
| 英会話 | 英文法教材・AI英会話 | 理解→英作文→発話 |
中学英文法を復習したい人向け
中学英文法を基礎からやり直したい人は、解説を読んでから問題演習まで進められる初心者向けアプリを選びましょう。
いきなりTOEICや大学受験向けの難しい問題を解くより、be動詞、一般動詞、時制、助動詞、不定詞、比較、関係詞などを順番に学び直すほうが理解しやすくなります。
選択肢の一つが、スタディサプリENGLISHのように基礎英文法を学習できるアプリです。
動画や解説を使って理解したい人なら、問題演習だけのアプリより使いやすいでしょう。
紙の教材を併用するなら、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」など、中学英文法を最初から整理できる参考書も候補になります。
中学英文法を復習するときの使い方
- 最初に中学英文法を一通り学習する
- 理解できた単元はテンポよく進める
- 間違えた単元だけ重点的に復習する
- 例文を声に出して読む
- 自分でも同じ文法を使って英文を作る
重要なのは、最初からすべてを完璧にしようとしないことです。
まず一周して苦手分野を見つけ、二周目以降で重点的に復習すると効率よく進められます。
TOEIC対策をしたい人向け
TOEICのスコアアップを目指すなら、英文法だけを学ぶアプリより、TOEIC形式の文法問題まで練習できる教材がおすすめです。
基本文法を理解した後は、Part5などの問題を通して、文法知識を短時間で使う練習へ進みましょう。
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースなど、基礎学習とTOEIC対策を組み合わせられるアプリも選択肢になります。
一方で、アプリだけで試験対策を完結させるのではなく、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」などの実戦教材も併用することをおすすめします。
例えば、アプリで品詞や時制を復習した後に公式問題集を解き、間違えた文法だけ再びアプリへ戻ります。
「アプリで弱点補強→実戦問題→間違いを再復習」という流れを作ると、それぞれの教材の役割が明確になります。
英会話につなげたい人向け
英語を話せるようになりたい人は、英文法アプリだけで学習を終わらせず、覚えた文法を実際に話すためのアプリや教材を組み合わせましょう。
英文法問題で正解できても、会話の中で瞬時に英文を作れるとは限らないからです。
例えば、英文法アプリで現在完了を学んだら、「I have been to Australia.」のように自分の経験を英文にします。
その英文を音読した後、AI英会話やオンライン英会話で実際に使ってみます。
ELSA SpeakのようなAI英会話・発音練習アプリや、トーキングマラソンのように発話練習を行うサービスを組み合わせる方法もあります。
- 英文法アプリでルールを理解する
- 例文を音読する
- 自分の内容に置き換えて英作文する
- AI英会話で声に出して練習する
- オンライン英会話で実際の会話に使う
英会話が目的なら、「新しい文法をたくさん覚える」ことより、知っている基本文法をすぐ使える状態にすることも重要です。
発話練習について詳しく知りたい方は、トーキングマラソンの効果と英語を話す練習方法も参考にしてください。
英文法アプリに関するよくある質問
英文法アプリを始める前には、「無料でも大丈夫?」「1日何分必要?」「何周すれば身につく?」など、さまざまな疑問が出てきます。
ここでは、英文法アプリを使った学習で初心者が疑問を感じやすいポイントをまとめました。
勉強時間や周回数だけにこだわらず、自分が理解できているかを基準に学習を進めることが大切です。
英文法アプリは無料でも効果がありますか?
無料の英文法アプリでも、基礎文法の確認や問題演習、復習に活用できます。
そのため、最初から有料アプリを契約しなければ英文法が身につかないわけではありません。
まず無料版を使い、自分が毎日続けられるか試してみるのもおすすめです。
特に中学英文法の復習が目的なら、基本問題を繰り返すだけでも自分の苦手分野を見つけられます。
一方で、有料版では解説動画、学習履歴、苦手問題の分析、復習機能などが充実している場合があります。
無料版で「解説が足りない」「復習する問題を管理しにくい」と感じるようになったら、有料サービスを検討すれば十分です。
メモ
無料か有料かよりも、「解説を理解できるか」「間違えた問題を復習できるか」「毎日使えるか」を優先して選びましょう。
最初から料金だけで判断せず、無料で試せる範囲があれば実際の操作性や難易度を確認してから決めると失敗を減らせます。
英文法アプリは1日何分やればいいですか?
英文法アプリの学習時間に絶対的な正解はありませんが、初心者ならまず1日15〜20分程度から始めると続けやすいでしょう。
毎日1時間やろうとして挫折するより、短時間でも復習まで行うことを優先してください。
例えば、1日20分なら「前日の復習5分、新しい文法10分、音読・英作文5分」に分けられます。
まとまった20分を確保できない場合は、朝の通勤で10分、夜に10分と分けても問題ありません。
1日20分の学習例
- 5分:前日に間違えた問題を復習する
- 10分:新しい英文法を学ぶ
- 5分:例文を音読・英作文する
勉強時間よりも重要なのは、その20分で何をしたかです。
問題を大量に解くだけでなく、間違いの確認とアウトプットまで行うことで、短時間でも目的のある学習になります。
英文法アプリは何周すればいいですか?
英文法アプリは「必ず3周すれば身につく」というように、周回数だけで判断する必要はありません。
周回数よりも、間違えた問題を自力で解ける状態になったかを基準にしましょう。
例えば、1周目では全範囲を進めながら苦手単元を見つけます。
2周目では間違えた問題を中心に解き直し、3周目ではまだ迷う問題だけを確認する方法があります。
| 周回 | 目的 |
|---|---|
| 1周目 | 全体を学び苦手分野を見つける |
| 2周目 | 間違えた問題を重点的に復習する |
| 3周目以降 | まだ迷う文法だけ確認する |
すでに理解している問題を何度も解く必要はありません。
反対に、3周しても理由を説明できない問題があるなら、その単元は解説や参考書へ戻って理解し直しましょう。
「何周したか」ではなく「苦手がどれだけ減ったか」を学習の成果として考えるのがおすすめです。
英文法はアプリだけでも大丈夫ですか?
英文法の基礎を理解し、問題演習を繰り返す目的であれば、アプリを中心に学習することはできます。
ただし、アプリだけですべての英語力を身につけようとする必要はありません。
例えば、中学英文法を学び直したい人なら、まずアプリで一通り学習します。
分からない部分だけ参考書で詳しく調べれば、最初から複数の教材を使わずに済みます。
一方、TOEICが目的なら公式問題集などの実戦教材が必要です。
英会話が目的なら、音読、英作文、AI英会話、オンライン英会話などを追加したほうが実践につなげやすくなります。
アプリは「英文法を学ぶための便利な道具」と考えましょう。
自分の目標に必要な力がアプリだけでは不足してきた段階で、別の教材を加えれば十分です。
英文法を覚えると英語を話せるようになりますか?
英文法を覚えることは英語を話すための土台になりますが、文法知識を増やすだけで自動的に英語を話せるようになるわけではありません。
会話では、知っている単語と文法を使って、その場で英文を組み立てる必要があるからです。
例えば、過去形のルールを完璧に説明できても、「週末に何をしましたか?」と突然聞かれたときに英文が出てこないことがあります。
この場合、英文法の知識ではなく、アウトプット経験が不足している可能性があります。
英文法アプリで学習した後は、自分のことを英文にしてみましょう。
「I went shopping yesterday.」
「I studied English last night.」
「I watched a movie with my wife.」
このような簡単な英文で問題ありません。
知っている文法を使って何度も英文を作り、声に出すことで会話につなげていきます。
英語を話す練習に使えるサービスを探している方は、英語学習アプリ・オンライン英会話のおすすめサービス比較も参考にしてください。
TOEIC対策にも英文法アプリは効果がありますか?
英文法アプリは、TOEIC対策でも文法の基礎固めや苦手分野の復習に活用できます。
特に品詞、時制、動詞の形、前置詞、接続詞などが苦手な場合は、文法項目ごとに学び直すと知識を整理しやすくなります。
ただし、TOEIC L&Rは英文法だけを測る試験ではありません。
リスニングや長文読解なども含まれるため、英文法アプリだけで全体のスコアアップを目指すのは効率的ではありません。
アプリで文法を復習したら、TOEIC形式の問題や公式問題集を使い、実際の問題で知識を使えるか確認しましょう。
例えば、Part5で間違いが続く場合は、問題を解いた後に「品詞で間違えたのか」「語彙を知らなかったのか」「時制を判断できなかったのか」を分類します。
文法知識が原因ならアプリへ戻って復習する流れがおすすめです。
参考資料:IIBC TOEIC Program「テストの形式と構成」
英文法アプリはTOEIC対策の一部として使い、実戦問題と組み合わせることで役割を明確にできます。
まとめ|英文法アプリは正しく使えば英語力アップに効果が期待できる
英文法アプリは、スマホで手軽に文法を学び、問題演習や復習を繰り返せる便利な学習ツールです。
特に仕事や学校でまとまった時間を確保しにくい人にとって、スキマ時間を英語学習へ変えられることは大きなメリットでしょう。
ただし、英文法アプリを開いて問題を解くだけでは、十分な効果を実感できないことがあります。
文法ルールを理解し、間違えた問題を復習し、例文を音読して、自分でも英文を作るところまで取り組むことが大切です。
- 自分の英語レベルに合ったアプリを選ぶ
- まず文法ルールを理解する
- 問題を解いて理解度を確認する
- 間違えた問題を繰り返し復習する
- 例文を音読して英文の形を覚える
- 自分でも英文を作る
- 英会話が目的なら実際に声に出して使う
中学英文法のやり直しが目的なら、まず1つのアプリを使って基礎から進めてみましょう。
TOEICが目的なら実戦問題を組み合わせ、英会話が目的ならAI英会話やオンライン英会話を追加します。
英文法は、英語を読む・聞く・書く・話すための土台になります。
完璧になってから英語を使おうとせず、学んだ文法をその日のうちに1文でも使ってみるところから始めてください。
留学や海外生活を目標に英語を勉強している方は、留学前におすすめの英語学習と勉強法もあわせて参考にしてみてください。