英会話アプリを始めたものの、「毎日使っているのに、なかなか英語が話せるようにならない」と感じていませんか?
英会話アプリを効果的に活用するなら、「覚える→聞く→声に出す→会話する→間違いを直す→復習する→もう一度話す」という流れを作ることがポイントです。
この記事では、英会話アプリの効果的な使い方を7ステップで解説します。
初心者・中級者別の勉強法や目的別の練習方法、1日15分からできる学習ルーティン、やりがちな失敗まで紹介します。
英会話アプリを「レッスンを進めるだけの教材」から「実際に英語を話すための練習ツール」に変えて、少しずつ使える英語を増やしていきましょう。
英会話アプリの効果的な使い方は「話す→直す→もう一度話す」が基本
英会話アプリを効果的に使うなら、レッスンを進めるだけではなく、「話す→間違いを直す→もう一度話す」までを1セットにすることが大切です。
単語やフレーズを見て理解できても、実際の会話ですぐに使えるとは限りません。
覚えた英語を自分の頭から思い出し、声に出す練習まで行うことで、「知っている英語」を「使える英語」へ変えていきましょう。
たとえば、ホテル英会話を練習して「I'd like to check in.」という表現を覚えたとします。
画面を見ながら何度も読むだけではなく、実際のホテルを想像しながら何も見ずに声に出してみましょう。
すぐに言えなければ、もう一度英文を確認します。
その後に再び画面を閉じて発話すれば、自分が覚えている部分と曖昧な部分を確認できます。
MIT Open Learningでも、学んだ内容を単に読み返すだけでなく、記憶から取り出す「retrieval practice」が学習内容の定着に役立つと紹介されています。
英会話でも、答えを見る前に自分で英文を思い出そうとすることが重要です。
参考資料:MIT Open Learning「Retrieval practice (the “testing effect”)」
メモ
英会話アプリは「正解するための教材」ではなく、何度でも間違えながら英語を口から出す練習場所として活用するのがおすすめです。
アプリで英語を学ぶ目的やサービスを整理したい方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較も参考にしてください。
英会話アプリを使う前に決めておきたい3つのこと
英会話アプリを始める前に、学習目的・現在の英語レベル・メインで使うアプリを決めておきましょう。
この3つが曖昧なままだと、毎日勉強していても「何のためにこのレッスンをしているのか」が分からなくなりやすいです。
英会話アプリは目的を決めてから使う方が、練習内容を選びやすくなります。
ここでは、学習を始める前に整理しておきたい3つのポイントを解説します。
英会話を学ぶ目的を1つ決める
最初に「英語を話せるようになりたい理由」を1つ決めてみましょう。
なぜなら、海外旅行と留学では、優先して練習したい英語が異なるからです。
海外旅行が目的なら、空港・入国審査・ホテル・レストラン・買い物など、旅行中によく遭遇する場面から練習する方法がおすすめです。
留学やワーホリを考えているなら、自己紹介・学校生活・友達との会話・アルバイトなども優先したい内容になります。
- 海外旅行で簡単な英語を話したい
- 外国人と日常会話を楽しみたい
- 留学先で友達を作りたい
- ワーホリ先で仕事を探したい
- 海外で生活できる英語力を身につけたい
たとえば「海外旅行で英語を使う」と決めた場合、難しいディスカッションよりも「Could I check in?」「Can I have this one?」などの短い表現を優先できます。
「英会話を上達させる」という大きな目標を、実際に英語を使う場面まで具体化することがポイントです。
留学を目標にしている方は、留学前におすすめの英語学習と勉強の優先順位もあわせて確認してみてください。
自分の英語レベルに合った内容から始める
英会話アプリでは、自分が「少し頑張れば話せる」レベルから始めることをおすすめします。
難しい教材ほど英語力が伸びるわけではありません。
たとえば、短い英文を作ることにも時間がかかる段階で、いきなりニュースや社会問題についてフリートークをすると、分からない単語を調べるだけで終わってしまうことがあります。
まずは自己紹介、趣味、休日、食事、旅行など、身近な話題から始めましょう。
| 現在の状態 | おすすめの練習 |
|---|---|
| 英文を作るのが難しい | 短い例文の音読・リピーティング |
| 単語や文法は分かる | 質問への短い回答・瞬間英作文 |
| 短い会話ができる | ロールプレイ・自由会話 |
特にTOEICを勉強している方は、問題を解けることと、その単語や文法を会話ですぐ使えることを分けて考えるのがおすすめです。
「分かるけれど話せない」場合は、新しい知識を増やすだけでなく、すでに知っている英語を声に出す時間を増やしましょう。
最初はメインで使うアプリを1つに絞る
英会話アプリを始めるときは、最初から複数のサービスを使いすぎないようにしましょう。
アプリごとに教材の進め方や復習機能が異なるため、数を増やしすぎると学習内容が分散しやすくなります。
たとえば「月曜日はAアプリ、火曜日はBアプリ、水曜日はCアプリ」と変えるより、まず1つのアプリを決めて一定期間使う方が、自分の苦手な部分も把握しやすくなります。
メインの英会話アプリではスピーキングを行い、必要に応じて単語帳やリスニング教材を補助的に使う程度で十分です。
大切なのは、アプリの数ではなく「覚える→話す→復習する」という学習サイクルを継続できる環境を作ることです。
複数のアプリをインストールしているものの、どれも数日で使わなくなる場合は、一度メインを1つだけ決めてみましょう。
機能や教材を比べながら自分に合ったサービスを探したい方は、英語学習におすすめのサービス比較も参考にしてください。
英会話アプリの効果的な使い方7ステップ
英会話アプリの使い方に迷ったら、「覚える→聞く→声に出す→会話する→確認する→復習する→翌日に再挑戦する」という順番で進めてみましょう。
重要なのは、レッスンを一度クリアして終わらせないことです。
一度言えなかった英語を確認し、時間を空けて再び自分の力で話せるか試すところまでを学習に含めます。
英会話アプリの基本7ステップ
- 今日使う英単語・フレーズを覚える
- 英語の音声を聞く
- 音声をまねして声に出す
- 覚えた表現を使って会話する
- 言えなかった表現を確認する
- 間違えた表現を復習する
- 翌日にもう一度話す
STEP1|今日使う英単語・フレーズを覚える
最初に、その日の英会話で使いたい単語やフレーズを少数に絞って覚えましょう。
最初から何十個も暗記する必要はありません。
たとえば海外旅行を目的にしているなら、今日は「ホテルのチェックイン」、明日は「レストランで注文する」と場面を1つ決めます。
ホテルなら「reservation」「check in」「I'd like to〜」など、実際の会話で使いそうな表現を確認します。
重要なのは、単語だけを眺めて終わらないことです。
「reservation=予約」と覚えるだけではなく、「I have a reservation under Takahashi.」のように自分が実際に言いそうな英文とセットで覚えましょう。
一度に覚える量を減らせば、その後の発音練習や英会話に時間を使えます。
今日覚えた5個の表現を実際に5回使うなど、「覚えた数」より「使えた数」を意識してみてください。
STEP2|英語の音声を聞いて意味と発音を確認する
フレーズを確認したら、次はアプリの音声を聞き、意味と発音をセットで確認しましょう。
文字だけで英語を覚えると、自分が想像していた音と実際の発音が異なり、会話で聞き取れないことがあります。
最初は英文を見ながら音声を聞いて構いません。
単語の発音だけでなく、文章のどこが強く読まれているか、単語と単語がどのようにつながって聞こえるかにも少しずつ注目してみましょう。
たとえば「I'd like to check in.」という短い英文でも、単語を一語ずつ区切って読む場合と、自然な音声では聞こえ方が異なります。
「英文を理解する→正しい音を聞く→自分でも発音する」という順番にすると、リスニングとスピーキングを一緒に練習できます。
英語フレーズの音声を使った練習方法をさらに知りたい方は、留学の授業で使える英語フレーズと練習方法も参考にしてください。
STEP3|音声をまねして声に出す
音声を聞いたら、次は自分の口を動かして同じ英文を声に出しましょう。
英会話アプリは、画面をタップするだけではなく「実際に声を出す」ことで活用しやすくなります。
初心者の場合は、いきなり速い音声に合わせてシャドーイングをする必要はありません。
まず音声を最後まで聞き、その後に同じ英文を繰り返すリピーティングから始めましょう。
慣れてきたら、英文を見ながら音声とほぼ同時に読む練習も取り入れます。
詰まる部分があれば、そこだけ2〜3回繰り返しても構いません。
発音判定機能があるアプリならスコアも参考にできますが、点数だけを目的にしないことが大切です。
最終目標は発音テストで満点を取ることではなく、海外旅行や留学などの実際の場面で、自分の英語を相手に伝えられるようになることです。
STEP4|覚えた表現を使って英会話する
音読まで終わったら、覚えた表現を実際の会話の中で使ってみましょう。
ここで初めて、インプットした英語が自分の口から出てくるかを確認できます。
AI英会話やロールプレイ機能がある場合は、今日学んだ場面と同じテーマを選ぶ方法がおすすめです。
たとえばホテル英語を学んだ日は、宿泊客になったつもりでチェックインを練習します。
最初は「I have a reservation.」のような短い英文だけでも十分です。
余裕が出てきたら「Could I check in early?」など、覚えた英文の一部を変えて応用する練習に進みましょう。
留学中の実際の会話につなげたい方は、留学で英語が話せないときの会話を続けるコツもあわせて確認してみてください。
STEP5|言えなかった英語や間違えた表現を確認する
英会話が終わったら、スムーズに言えなかった内容をそのままにせず確認しましょう。
言えなかった瞬間は、自分に不足している英語を見つけるチャンスです。
たとえばホテルのロールプレイ中に「朝食は何時からですか?」と言えなかった場合は、「What time does breakfast start?」など、自分が使いやすい表現を1つ確認します。
難しい言い換えを何種類も覚える必要はありません。
おすすめは「言いたかった日本語」「自分が言った英語」「次回使う英文」の3つだけをメモする方法です。
すべての文法ミスを記録すると復習量が増えすぎるため、会話が止まった原因になった表現から優先しましょう。
間違いをゼロにしてから話すのではなく、話したからこそ見つかった弱点を次の学習材料にします。
この考え方に変えると、間違えること自体も英会話アプリを使うメリットになります。
STEP6|間違えた表現を重点的に復習する
復習するときは、その日のレッスンを最初からすべてやり直す必要はありません。
言えなかった単語や、何度も詰まったフレーズを優先して復習しましょう。
たとえば10個のフレーズを練習して8個はすぐ言えたなら、残り2個に時間を使います。
英文を一度確認した後は画面を隠し、日本語や場面だけを見て英語を思い出してみてください。
MIT Open Learningでも、学んだ情報を記憶から取り出す行為と、その後にフィードバックを受けることが学習に役立つと説明されています。
そのため、答えを何度も読むだけではなく、「何も見ずに言えるか」を確認する復習を取り入れるのがおすすめです。
参考資料:MIT Open Learning「Retrieval practice (the “testing effect”)」
メモ
復習では「全部をもう一度勉強する」のではなく、「今日言えなかった英語を、次は言える状態にする」と考えると取り組みやすくなります。
STEP7|翌日に同じ表現でもう一度話して定着させる
最後のステップは、前日に練習した英語を翌日以降にもう一度使うことです。
その日のうちに言えるようになっても、時間が経つと忘れてしまうことがあります。
翌日は最初から答えを見ず、「ホテルで朝食の時間を聞くなら何と言う?」と場面だけを思い出して発話してみましょう。
すぐに「What time does breakfast start?」と言えれば、前日より使える状態に近づいています。
MIT Open Learningでは、同じ内容を一度にまとめて練習するより、時間を空けた複数のセッションに分ける「spaced practice」が学習に有効であると紹介されています。
参考資料:MIT Open Learning「Spaced and interleaved practice」
英会話アプリでも、「昨日間違えた表現を翌日にもう一度使う」だけなら数分で実践できます。
新しいレッスンを次々と進めるだけではなく、過去に練習した表現を再び会話で使う時間を作りましょう。
この7ステップを実践しやすいアプリや英語学習サービスを探したい方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較もチェックしてみてください。
初心者・中級者別|英会話アプリを使ったおすすめ勉強法
英会話アプリは、現在の英語力に合わせて使い方を変えることが大切です。
初心者がいきなり自由会話に挑戦すると言葉が出ず、中級者が簡単な例文練習だけを続けても発話量が不足しやすくなります。
「今の自分が少し頑張ればできる練習」を選び、段階的に会話の自由度を上げていきましょう。
| レベル | おすすめの勉強法 | 意識すること |
|---|---|---|
| 初心者 | 短いフレーズの音読・リピーティング | 正しい型を身につける |
| TOEIC500~600点台 | 瞬間英作文・短い受け答え | 知っている文法を使う |
| TOEIC700~800点台 | ロールプレイ・フリートーク | 自分の言葉で話す量を増やす |
TOEICのスコアは、あくまで学習段階を考える目安の一つとして活用してください。
TOEIC Listening & Reading Testは「聞く」「読む」英語力を測る試験であり、スピーキングそのものを測定する試験ではありません。
同じスコア帯でも、英会話経験によって話せる量には差があります。
参考資料:IIBC「TOEIC Listening & Reading Testとは」
初心者|短いフレーズをまねして話す練習から始める
英会話初心者は、最初から長い英文を自分で作ろうとせず、短いフレーズを聞いて、そのまままねする練習から始めましょう。
英語を話せない段階では、話したい内容を考えながら単語・文法・発音まで同時に処理しようとして、言葉が止まりやすいからです。
たとえば海外旅行なら、「I'd like this one.」「Could you help me?」「Where is the station?」など、実際に使いやすい短い英文から練習します。
音声を1回聞いたら、自分でも2~3回声に出します。
慣れてきたら英文を見ずに、場面だけを想像して言えるか試してみましょう。
「I like coffee.」が言えるようになったら、「I like movies.」「I like traveling.」のように一部分だけ変えます。
ゼロから英文を作るのではなく、覚えた型を使い回すことで、初心者でも英会話の練習を続けやすくなります。
TOEIC500~600点台|基本文法を使って瞬間的に話す練習をする
TOEIC500~600点台で基本的な単語や文法を理解している方は、新しい知識を増やすだけでなく、知っている英語を瞬間的に口から出す練習を増やしましょう。
文章を読めば理解できても、会話では英文を考える時間が限られるためです。
たとえば「昨日は家で映画を見ました」と言いたい場合、「I watched a movie at home yesterday.」を何も見ずに作って声に出します。
次に「先週友達と映画を見ました」「昨日家で勉強しました」のように、主語・動詞・場所・時間を入れ替えて練習します。
- 現在形で普段の習慣を話す
- 過去形で昨日したことを話す
- 未来表現で週末の予定を話す
- 疑問文を使って相手に質問する
英会話アプリでは「今日何をしましたか?」「週末は何をしますか?」などの身近な質問に、まず1~2文で答える練習がおすすめです。
難しい表現より、中学レベルの文法を何度も使い、考える時間を少しずつ短くしていきましょう。
TOEIC700~800点台|フリートークとロールプレイを増やす
TOEIC700~800点台で語彙や文法の基礎がある方は、例文を繰り返すだけでなく、自分で内容を考えて話す時間を増やすことを意識しましょう。
知識があっても、自分の意見や経験を英語で説明する経験が少なければ、実際の会話では言葉に詰まることがあります。
英会話アプリでは、旅行・仕事・趣味・海外生活などのテーマを決め、1つの質問に2~3文以上で答えてみてください。
「Do you like traveling?」と聞かれたら「Yes.」だけで終わらず、好きな国や理由、次に行きたい場所まで付け加えます。
また、ホテルのチェックインやレストランでの注文など、条件を変えながらロールプレイする方法もおすすめです。
毎回同じ答えを暗記するのではなく、「予約が見つからない」「注文を変更したい」など状況を変えることで応用力を鍛えられます。
メモ
TOEICのスコアが上がっても「話す練習」をしていなければ、英語がすぐに出てこないことがあります。
英語知識をさらに増やす勉強と、自分の知識を使う勉強を分けて考えることがポイントです。
目的別|英会話アプリのおすすめ練習方法・活用法
英会話アプリは、目的によって練習する場面を変えると活用しやすくなります。
日常英会話を身につけたい人と、海外旅行や留学を控えている人では、優先したいフレーズが異なるからです。
「いつ・どこで・誰と英語を使いたいのか」を決め、その場面をアプリ内で繰り返し練習しましょう。
| 目的 | 優先したい練習 |
|---|---|
| 日常英会話 | 自己紹介・趣味・仕事・休日 |
| 海外旅行 | 空港・ホテル・レストラン・買い物 |
| 留学・ワーホリ | 授業・友達・アルバイト・海外生活 |
| 発音改善 | 発音確認・音読・会話 |
日常英会話|自己紹介・仕事・趣味など身近な話題を練習する
日常英会話を身につけたい方は、自己紹介・仕事・趣味・休日など、自分について何度も話す可能性が高いテーマから練習しましょう。
難しいニュースについて話すより、自分がよく知っている内容の方が「英語を作ること」に集中できます。
最初に「出身地」「仕事」「趣味」「好きな食べ物」「休日の過ごし方」について、それぞれ2~3文の英文を作ってみてください。
たとえば趣味なら「I like watching movies. I usually watch them on weekends.」のような短い内容で十分です。
次はアプリから質問されたと想定し、英文を見ずに答えます。
慣れてきたら「Why?」「How often?」「Who with?」など追加の質問にも答え、会話を少しずつ広げましょう。
英会話では難しい表現を一度だけ使うより、自分がよく使う簡単な表現を何度も口から出す方が実践につなげやすくなります。
海外旅行|空港・ホテル・レストランなど場面別に練習する
海外旅行のために英会話アプリを使うなら、旅行の流れに沿って場面別に練習する方法がおすすめです。
空港・入国審査・ホテル・レストラン・買い物など、本番で遭遇しやすい場面を想定しておけば、「何を話せばいいか分からない」という状態を減らせます。
たとえば入国審査なら、渡航目的や滞在期間について質問された想定で答えます。
ホテルならチェックイン、Wi-Fi、朝食、チェックアウトについて練習します。
レストランなら注文、飲み物の追加、会計まで1つの会話として練習しましょう。
たとえば入国審査を練習するなら、留学の入国審査で使える英語フレーズと質問例を使い、実際に質問されたつもりで声に出す方法もおすすめです。
留学・ワーホリ|学校・アルバイト・海外生活で使う英語を練習する
留学やワーホリを予定している方は、旅行英語だけでなく、現地で毎日繰り返し使う英語を優先して練習しましょう。
学校の授業、友達との会話、シェアハウス、買い物、仕事探しなど、生活そのものが英会話の場面になるからです。
留学前なら、まず自己紹介を30秒程度で話せるようにしておくと便利です。
名前や出身地だけではなく、「なぜ留学したのか」「何を勉強したいのか」「趣味は何か」まで練習しておくと、クラスメートとの会話にもつなげやすくなります。
さらに「もう一度言ってもらえますか?」「この単語はどういう意味ですか?」など、分からないときに助けを求める英語も練習しておきましょう。
完璧に理解することより、分からないときでも会話を止めない表現を持っておくことが重要です。
留学前に何を勉強すればよいか迷っている方は、留学前にやるべき英語学習とおすすめ勉強法も参考にしてください。
実際の会話を続ける練習については、留学で英語が話せないときに会話を続けるコツでも詳しく解説しています。
発音改善|発音チェックと会話練習を組み合わせる
発音を改善したい方は、発音判定だけを繰り返すのではなく、「音を確認する→まねする→文章で使う→会話で使う」という流れで練習しましょう。
単語をきれいに発音できても、文章になるとリズムや音のつながりが変わるためです。
たとえば「reservation」という単語を練習したら、次は「I have a reservation.」と文章で発音します。
その後にホテルのロールプレイを行い、会話の中でも同じ単語を自然に言えるか確認します。
発音判定機能がある場合は、自分が苦手な音を知る目安として活用すると便利です。
ただし、スコアを上げることだけが目的にならないようにしましょう。
英会話で重要なのは、実際に相手へ伝える場面で発音できる状態を目指すことです。
単語単体の練習と文章・会話の練習を組み合わせることで、発音練習を実践的なスピーキングにつなげられます。
1日15分からできる英会話アプリの学習ルーティン
英会話アプリは、まとまった時間が取れない日でも15分程度から取り組めます。
ここで紹介する15分は「必ずこの時間勉強すれば話せる」という基準ではなく、忙しい人でも実践しやすいルーティン例です。
復習→インプット→音読→実践会話までを短時間で1周することを意識しましょう。
| 時間 | 学習内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 3分 | 前日の復習 | 覚えた英語を思い出す |
| 4分 | 新しいフレーズ | 使える表現を増やす |
| 3分 | 音読・発音 | 口を英語に慣らす |
| 5分 | 英会話・ロールプレイ | 実際に使えるか確認する |
時間に余裕がある日は、最後の英会話を10~20分に増やしても構いません。
逆に忙しい日はすべて完璧にこなそうとせず、前日の復習と5分程度の発話だけ行うなど、続けやすい形に調整してください。
最初の3分|前日に覚えた表現を復習する
学習を始めたら、いきなり新しいレッスンへ進まず、最初の3分を前日の復習に使いましょう。
ポイントは、最初から答えを見るのではなく、昨日覚えた英文を自分の頭から思い出すことです。
たとえば前日にホテル英会話を練習したなら、「チェックインしたい」「朝食の時間を聞きたい」といった日本語や場面だけを見て、英語を声に出します。
すぐに言えた表現は長時間復習する必要はありません。
言えなかった表現だけアプリやメモで確認し、もう一度声に出しましょう。
3分という短い時間にすることで、復習だけで学習時間が終わることも防ぎやすくなります。
毎日すべてを復習するのではなく、忘れていた英語を優先することがポイントです。
昨日言えなかった英文が今日はすぐ出てきたら、それも上達の一つです。
学習時間だけではなく「何も見ずに言えた表現」を記録すると、変化も確認しやすくなります。
次の4分|新しい単語・フレーズを覚える
復習が終わったら、次の4分でその日に使う新しい単語やフレーズを確認しましょう。
ここでは大量に暗記するより、この後の会話練習で実際に使える量に絞ることが大切です。
たとえば「レストラン」をテーマにするなら、「I'd like〜.」「Could I have〜?」「Can I get the bill, please?」など、その日のロールプレイで使いたい表現を数個選びます。
意味を確認したら、それぞれを声に出して読みましょう。
単語だけを暗記する場合も、できるだけ例文とセットにしてください。
「bill=会計」と覚えて終わるのではなく、「Can I get the bill, please?」まで言えるようにしておくと、その後の会話練習へつなげられます。
新しい表現を毎日大量に増やすより、少ない表現をその日のうちに実際に使うという流れを優先しましょう。
次の3分|音読・発音練習をする
新しいフレーズを確認したら、次の3分は英語の音に集中します。
アプリの音声を聞き、その直後に同じ英文をまねして声に出しましょう。
意味を理解した英文を、実際に口が動く状態まで練習する時間です。
最初は英文を見ながら音読して構いません。
1回目はゆっくり正確に読み、2回目は音声のリズムを意識し、3回目はできるだけ英文を見ずに発音するなど、少しずつ負荷を上げます。
途中で詰まる部分があれば、文章全体を何度もやり直す必要はありません。
発音しにくい部分だけ取り出して練習した後、再び全文を読んでみましょう。
3分という短い時間でも、ただ音声を聞き流すだけではなく、自分の声を必ず出すことがポイントです。
この直後に同じフレーズを会話で使用することで、音読練習を実践的なアウトプットへつなげられます。
最後の5分|英会話・ロールプレイで実際に使う
最後の5分は、その日に覚えた英語を実際の会話で使う時間にしましょう。
このステップが、単語・フレーズ学習を「知っている」で終わらせず、「自分で使える」に近づけるための実践練習になります。
たとえばレストランのフレーズを学んだなら、自分がお客さんになったつもりで注文から会計までロールプレイします。
今日覚えた表現を最低1回使うことを目標にすると、自由会話が苦手な初心者でも取り組みやすくなります。
会話が終わったら、言えなかった表現を1~2個だけ残しておきましょう。
それが翌日の「最初の3分」で復習する内容になります。
メモ
15分ルーティンの目的は、毎日新しい教材を消化することではありません。
「昨日の復習→今日のインプット→発音→実際に話す」という小さなサイクルを回すことがポイントです。
無理なく続けられる時間から始め、余裕のある日に会話時間を増やしていきましょう。
英会話アプリでやりがちな間違った使い方5つ
英会話アプリを毎日使っていても、使い方によっては「勉強しているのに話せない」と感じることがあります。
原因はアプリそのものではなく、レッスンを進めることや正解することが目的になっているケースも少なくありません。
英会話アプリでは、学習量より「実際に英語を口から出せているか」を意識することが大切です。
ここでは、初心者が特にやりがちな5つの失敗と改善方法を紹介します。
レッスンを進めることが目的になっている
英会話アプリを使っていると、「今日は5レッスン終わった」「レベルが1つ上がった」など、進捗が見えることに達成感を感じやすくなります。
しかし、レッスンを終わらせることと、習った英語を会話で使えることは別です。
たとえば「Could I have some water?」という表現を学習して正解できても、画面を閉じた後にすぐ言えなければ、実際のレストランでは使えない可能性があります。
レッスン終了後は、新しく覚えた表現を1~3個だけ選び、画面を見ずに声に出してみましょう。
さらに単語の一部を変えて、自分の状況に合った英文を作るのもおすすめです。
「進んだレッスン数」だけでなく、「何も見ずに言えるようになった表現」を増やすことを目標にしてみてください。
英語を聞くだけで声に出していない
英会話アプリの音声を聞くだけで終わっている場合は、自分で英語を声に出す時間を増やしましょう。
リスニング練習として音声を聞くことは役立ちますが、「英語を話せるようになりたい」という目的なら、実際に口を動かす練習も必要です。
たとえば「What are you doing this weekend?」という音声を聞いたら、意味を確認して終わるのではなく、同じ英文をまねして声に出します。
その後に「I'm going to the gym.」など、自分自身の答えも話してみましょう。
- まず見本音声を聞く
- 英文を見ながらまねする
- 英文を見ずにもう一度話す
- 質問に対して自分の答えを話す
通勤中など声を出せない時間はリスニングに使い、自宅では同じ教材を使って音読する方法もあります。
「聞く時間」と「話す時間」を組み合わせることで、英会話アプリをより実践的に活用できます。
言えなかった表現を復習していない
会話中に言えなかった表現をそのままにして、毎日新しいレッスンへ進むのも避けたい使い方です。
英会話で言葉に詰まった部分には、自分が次に伸ばすべきポイントが隠れています。
たとえば「おすすめ料理は何ですか?」と聞きたかったのに英文が出てこなかったとします。
レッスン後に「What do you recommend?」と確認したら、その場で2~3回声に出し、翌日にももう一度使ってみましょう。
すべての間違いをノートへ書く必要はありません。
1回の学習につき「次回は言えるようになりたい表現」を1~3個程度選ぶだけでも、復習しやすくなります。
メモ
「間違えた=失敗」ではなく、「次に練習する内容が見つかった」と考えるのがおすすめです。
英会話アプリなら同じ表現を何度でも練習できるため、間違いを復習材料として活用しましょう。
特に留学先で会話が続かないことに不安がある方は、留学で英語が話せないときに会話を続けるコツも参考にしてください。
複数の英会話アプリを同時に使いすぎている
便利な英会話アプリを見つけるたびにインストールし、複数を同時に使っている方もいるかもしれません。
ただし、アプリを増やしすぎると、それぞれの教材を少しずつ触るだけになり、復習まで手が回らなくなることがあります。
たとえば、AI英会話・発音・単語・リスニング用として4~5個のアプリを毎日使おうとすると、学習内容を管理するだけでも負担になります。
まずは「英会話を練習するメインアプリ1つ+必要な補助教材」程度から始めましょう。
メインアプリでは会話練習を行い、発音が苦手なら発音教材、語彙不足を感じるなら単語教材を補助的に使う方法があります。
同じ目的のアプリを何個も並行して使う必要はありません。
アプリ選びで迷っている場合は、「機能が多いか」より、自分が毎日続けられるか、声を出す練習ができるか、復習しやすいかを比較してみてください。
英語学習サービスを整理したい方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較も参考にしてください。
初心者のうちから難しいフリートークばかりしている
英会話力を伸ばしたいからといって、初心者のうちから難しいテーマのフリートークばかり行う必要はありません。
知らない単語や文法が多すぎるテーマでは、英文を作る前に何を言えばよいか分からなくなり、沈黙する時間が長くなりやすいからです。
まずは自己紹介、趣味、仕事、休日、食事、旅行など、自分が日本語でも話しやすい身近なテーマから始めましょう。
たとえば「What did you do yesterday?」という質問に2文で答えられるようになったら、次は理由や感想を1文加えます。
「I went shopping. I bought some clothes. They were on sale.」程度でも十分な練習になります。
難しい英語を話すことより、知っている単語や文法を使って会話を続けられることを優先しましょう。
英会話アプリだけでは足りない?上達したら実践練習も取り入れよう
英会話アプリは、英語を話すことへの抵抗を減らしたり、何度も同じ表現を練習したりするのに便利です。
一方で、最終的に人と英語で会話したいなら、アプリだけに限定する必要はありません。
「アプリで練習する→人と話す→旅行や留学などで実際に使う」と段階的に環境を変えていくことで、学んだ英語を実践につなげやすくなります。
まずは英会話アプリで英語を話すことに慣れる
英語を話すこと自体に緊張する方は、まず英会話アプリを使って発話する習慣を作りましょう。
相手が人ではないAI英会話などであれば、自分のペースで繰り返し練習しやすく、間違えても同じ内容に何度も挑戦できます。
たとえば自己紹介なら、名前・仕事・趣味・海外へ行きたい理由などを30秒程度で話す練習から始めます。
一度で完璧に言えなくても、言葉に詰まった部分だけ確認して再挑戦すれば問題ありません。
最初の目標はネイティブのように話すことではなく、質問を聞いたときに、簡単な英文でも自分から答えられる状態を作ることです。
メモ
人を相手にすると緊張してしまう場合は、アプリで同じ場面を何度も練習してからオンライン英会話へ進む方法もあります。
「話すこと自体に慣れる場所」として英会話アプリを活用しましょう。
アプリを選ぶときは、自分の目的に合った英語学習サービスを留学・英語学習におすすめのサービス比較で確認してみてください。
慣れてきたらオンライン英会話で人と話す
アプリで短い英語を話せるようになったら、次のステップとしてオンライン英会話を取り入れる方法があります。
人との会話では、練習していない質問をされたり、予想していなかった返答が返ってきたりするため、その場で聞いて考え、英語で返す練習ができます。
最初からフリートークをする必要はありません。
「今日は自己紹介を練習する」「旅行先のレストランを想定する」など、テーマを決めてレッスンを受けると取り組みやすくなります。
レッスン後は、講師から教えてもらった表現をすべて覚えようとせず、「次のレッスンで使いたい英語」を数個だけ復習しましょう。
アプリで練習した表現をオンライン英会話で試し、言えなかった部分を再びアプリで復習するという使い分けもおすすめです。
旅行・留学・ワーホリなど実際の場面で英語を使う
英会話を勉強する最終的な目的が海外旅行や留学、ワーホリなら、学んだ表現を現地で実際に使ってみましょう。
英会話アプリで何度も練習していても、目の前に人がいる状況では緊張したり、相手の返答が想定と違ったりします。
その経験も含めて実践的な英語学習になります。
海外旅行なら、ホテルのチェックインやレストランの注文など、比較的短いやり取りから挑戦できます。
留学では、クラスメートへの自己紹介や授業での質問、買い物など、日常生活そのものが練習の機会になります。
「完璧に話せるようになってから海外で使う」のではなく、今持っている英語を使いながら不足している部分を見つけることが大切です。
留学先で友達との会話に不安がある方は、留学先で友達を作るときに使える英語フレーズも渡航前に練習してみてください。
留学前の英語学習全体については、留学前にやるべき英語学習と勉強法でも詳しく解説しています。
英会話アプリを無理なく続ける3つのコツ
英会話アプリは、数日だけ長時間使うより、自分の生活の中で続けられる仕組みを作ることが大切です。
毎日1時間など高すぎる目標を決めると、忙しい日に達成できず、そのまま使わなくなることもあります。
「いつ使うか」「忙しい日は何をするか」「何を成長の基準にするか」をあらかじめ決めておきましょう。
毎日同じ時間帯に使う
英会話アプリを続けたいなら、「時間が空いたらやる」ではなく、日常生活の特定のタイミングとセットにする方法がおすすめです。
学習するタイミングを毎回考える必要がなくなり、アプリを開くきっかけを作りやすくなります。
たとえば「朝食後に10分」「通勤電車でリスニング」「帰宅後に15分」「お風呂の前に5分」など、自分の生活に合わせて決めてみてください。
- 朝食後に前日のフレーズを復習する
- 通勤中に見本音声を聞く
- 帰宅後に声を出して英会話を練習する
- 寝る前に翌日復習する表現を確認する
声を出せる場所と出せない場所も考えておくことがポイントです。
通勤電車ではリスニング、自宅ではスピーキングというように分けても構いません。
毎日完璧に同じ時間でなくても、「この行動の後に英語をする」という流れを作ることで、学習を始めるハードルを下げられます。
忙しい日は最低5分だけでも英語を話す
仕事や学校、家事などで忙しい日は、通常どおりの勉強時間を確保できないこともあります。
そのような日は無理に30分や1時間を確保しようとせず、「最低5分だけ話す」という小さな学習に切り替えるのも一つの方法です。
たとえば前日に覚えたフレーズを3個復習し、AI英会話で2~3分話すだけでも構いません。
重要なのは「今日は時間がないから完全にゼロ」と考えないことです。
余裕がある日に30分、忙しい日は5分というように学習量を調整して構いません。
5分の日でも「昨日言えなかった英文を1つ言えるようにする」と目標を具体的にすれば、短時間でも目的のある練習になります。
学習時間ではなく「話せるようになったこと」を記録する
英会話アプリを続けるときは、「今日は30分勉強した」という時間だけでなく、「以前は言えなかったけれど、今日は言えたこと」も記録してみましょう。
英会話力の変化は、勉強時間だけでは分かりにくいからです。
たとえば学習後に、「ホテルでチェックインする英文が言えた」「趣味について3文話せた」「聞き返す表現を使えた」など、一言だけメモします。
記録しておきたいこと
- 何も見ずに言えたフレーズ
- 会話で初めて使えた表現
- 以前より長く答えられた質問
- 今回言えなかった表現
- 次回使ってみたい英文
1週間後や1か月後に見返すと、「以前は自己紹介だけで止まっていたのに、今は理由まで説明できる」といった小さな変化に気づきやすくなります。
英会話学習では、毎日劇的に話せるようになるわけではありません。
だからこそ、「勉強した量」だけでなく「できるようになったこと」を見える形で残すことが、継続するうえで役立ちます。
自分に合った英会話アプリを選ぶポイント
英会話アプリは、人気や料金だけで選ぶのではなく「自分が何を伸ばしたいのか」を基準にすることが大切です。
AI英会話、発音練習、外国人講師とのレッスン、総合学習では、それぞれ得意な練習が異なります。
目的とアプリの機能が合っているかを確認して、自分が続けやすいサービスを選びましょう。
| 目的 | 向いているアプリ | 主な使い方 |
|---|---|---|
| 気軽に話したい | AI英会話 | 会話・ロールプレイ |
| 発音を改善したい | 発音学習アプリ | 発音判定・音読 |
| 人と話したい | オンライン英会話 | 講師との会話 |
| 基礎から学びたい | 総合英語アプリ | 単語・文法・リスニング・会話 |
AIと気軽に英会話を練習したい人
人を相手にすると緊張してしまう方や、自分の好きな時間に英語を話したい方は、AI英会話を利用できるアプリが向いています。
相手の予定を気にせず、自宅で繰り返し同じ場面を練習しやすいことが特徴です。
たとえば「ホテルでチェックインする」「レストランで注文する」などテーマを決め、覚えたフレーズを実際の会話で使ってみましょう。
一度うまく言えなくても、表現を確認してすぐに同じ場面へ再挑戦できます。
AI英会話を使う場合も、ただ会話数を増やすのではなく、言えなかった表現を確認して、次の会話でもう一度使うことがポイントです。
発音を重点的に改善したい人
自分の発音に自信がなく、相手に英語が伝わるか不安な方は、発音判定や録音機能がある英会話アプリを選びましょう。
見本音声を聞くだけでは、自分がどのように発音しているのか分かりにくいためです。
おすすめの使い方は「見本音声を聞く→自分で発音する→判定や録音を確認する→文章で使う」という流れです。
たとえば「reservation」を練習したら、単語だけで終わらず「I have a reservation.」まで発音します。
さらにホテルのロールプレイで同じ文章を使えば、発音練習を実際の英会話につなげられます。
発音スコアだけを上げることが目的になると、単語単体の練習に偏りやすいため注意しましょう。
最終的な目標は、発音判定で高得点を取ることではなく、実際の会話で自分の英語を相手に伝えることです。
音声確認と会話練習の両方ができるアプリを選ぶと活用しやすくなります。
外国人講師と実践的に話したい人
実際に人と英語で会話する経験を増やしたい方は、外国人講師と話せるオンライン英会話のアプリやサービスが向いています。
AIとの会話とは違い、相手の返答をその場で聞き取り、自分で考えて返す経験を積めます。
ただし、英会話初心者がいきなり25分間のフリートークを選ぶと、何を話せばよいか分からなくなることがあります。
最初は教材レッスンや旅行英会話など、テーマが決まっている内容から始めましょう。
レッスン前には「今日はこの3つのフレーズを使う」と決めます。
終了後は言えなかった英語だけをメモし、次回のレッスンで再び使ってみてください。
オンライン英会話は「習った英語を実際の人に使ってみる場所」として活用すると、アプリ学習との役割を分けやすくなります。
留学前に人と話す練習を増やしたい方は、留学前にやるべき英語学習とおすすめ勉強法も参考にしてください。
単語・文法・英会話を総合的に学びたい人
英会話だけでなく、単語や文法にも自信がない方は、複数の英語技能を学べる総合型の英語学習アプリが使いやすいでしょう。
特に初心者の場合、話したくても必要な単語や基本文法が不足していると、会話練習だけでは何を言えばよいか分からなくなることがあります。
総合型アプリを使うなら「単語だけ」「文法だけ」と学習を分断せず、その日に覚えた内容を英会話でも使ってみてください。
たとえば過去形を復習した日は「What did you do yesterday?」という質問に答える練習まで行います。
メモ
英会話初心者は、すべての機能が豊富なアプリを選べばよいとは限りません。
「今の自分に必要な学習ができるか」「毎日迷わず使えるか」を基準に選びましょう。
どのタイプを選べばよいか迷っている方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較から、自分の目的に近いサービスを確認してみてください。
英会話アプリの使い方に関するよくある質問
最後に、英会話アプリを使い始める方が感じやすい疑問をまとめます。
毎日使うべきか、1日何分必要なのか、アプリだけで話せるようになるのかなど、学習を始める前に気になるポイントは多いでしょう。
正解を一つに決めるのではなく、自分の目的や生活に合わせて調整することが大切です。
英会話アプリは毎日使った方がいい?
英語を話すことに慣れたいなら、無理のない範囲でこまめに英会話アプリを使う方法がおすすめです。
ただし、「毎日必ず30分やらなければならない」と考える必要はありません。
大切なのは、忙しくて学習できない日があっただけで、その後の英語学習までやめてしまわないことです。
余裕がある日は15~30分、忙しい日は前日に覚えた表現を5分だけ復習するなど、生活に合わせて調整しましょう。
たとえば月曜日にホテル英語を練習したら、火曜日の最初に同じ表現を何も見ずに話します。
その後に新しい内容へ進めば、前日の復習と新しい学習を組み合わせられます。
「毎日何分勉強したか」よりも、覚えた英語を繰り返し思い出して使うことを意識しましょう。
続けることに不安がある方は、最初から高い目標を設定せず、自分が無理なく守れる最低ラインを決めることがポイントです。
英会話アプリは1日何分使えばいい?
英会話アプリを使う時間に、すべての人へ当てはまる決まった正解はありません。
学習目的や現在の英語力、使える時間によって必要な練習量は変わります。
初心者なら、まず1日15分程度を一つの取り組みやすい目安として、復習・フレーズ学習・発音・会話を組み合わせてみましょう。
たとえば「復習3分、新しいフレーズ4分、音読3分、会話5分」という使い方です。
重要なのは、15分という数字そのものではありません。
1時間アプリを開いて選択問題だけを解くより、短時間でも自分で英語を声に出した方が、スピーキングを目的とした学習になります。
時間に余裕がある日は会話時間を20~30分へ増やしても構いません。
反対に忙しい日は5分に短縮して、昨日言えなかった英文だけ復習する方法もあります。
「毎日○分」と固定するより、短時間でも発話まで行うことを優先しましょう。
英会話アプリだけで話せるようになる?
英会話アプリだけでも、単語・フレーズ・発音・リスニング・会話など多くの練習ができます。
特に英語を話すことに慣れていない初心者にとっては、自宅で何度も練習できる便利な学習手段です。
一方で、最終的に外国人と自然に会話したい場合は、アプリである程度練習した後に実際の人と話す経験も取り入れることをおすすめします。
人との会話では、想定していなかった質問をされたり、聞き慣れていない話し方に出会ったりします。
アプリで「正解できる」状態と、実際の会話で「聞いて返せる」状態には違いがあります。
そのため「アプリだけでは意味がない」と考える必要も、「アプリだけですべて完結させなければならない」と考える必要もありません。
まずアプリで基礎練習を行い、慣れてきたらオンライン英会話、海外旅行、留学などへ練習環境を広げていきましょう。
英会話初心者は何から練習すればいい?
英会話初心者は、最初からフリートークへ挑戦するより、自分が実際に使いそうな短いフレーズをまねして話すことから始めましょう。
英文をゼロから作ろうとすると、単語や文法を考えるだけで時間がかかり、声を出す練習まで進めないことがあるからです。
最初は自己紹介、趣味、仕事、休日など身近なテーマがおすすめです。
海外旅行が目的なら、空港・ホテル・レストランなど、自分が訪れる場面を優先してください。
初心者におすすめの練習順
- 短いフレーズの意味を確認する
- 見本音声を聞く
- 音声をまねして声に出す
- 英文を見ずに言ってみる
- 覚えた表現を会話で使う
たとえば「I'd like to check in.」を覚えたら、何度か音読した後、ホテルに到着した場面を想像して何も見ずに言います。
このように「覚える→まねする→自分で使う」の順番で練習すると取り組みやすくなります。
無料の英会話アプリだけでも勉強できる?
無料で利用できる英会話アプリでも、英単語の確認、音声のリスニング、基本フレーズの練習など、英語学習を始めることはできます。
そのため「まず英会話学習を試してみたい」という方は、最初から有料サービスを契約する必要はありません。
一方で、無料版では利用できる会話回数、教材、発音判定、復習機能などに制限が設けられているサービスもあります。
実際の利用条件はアプリによって異なるため、申し込む前に公式の料金・機能を確認してください。
まず無料で試し、「毎日使えそうか」「自分が練習したい内容があるか」「声を出す機能を使いやすいか」を確認する方法がおすすめです。
無料か有料かよりも、自分に必要な練習を継続できるかを基準に選びましょう。
複数の英語学習サービスを比較したい方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較も参考にしてください。
まとめ|英会話アプリは「話して終わり」にしないことが上達のコツ
英会話アプリの効果的な使い方で大切なのは、レッスンを進めることではなく、覚えた英語を実際に話し、言えなかった表現を直して、もう一度使うことです。
英単語やフレーズを覚えたら、見本音声を聞いて声に出します。
その後、AI英会話やロールプレイなどで実際に使い、言えなかった表現を確認しましょう。
翌日にもう一度同じ英文を話せるか試せば、復習まで含めた学習サイクルを作れます。
- 学習目的を決めてからアプリを選ぶ
- 初心者は短いフレーズから声に出す
- 覚えた表現をその日の会話で使う
- 言えなかった英語だけ重点的に復習する
- 翌日に同じ表現をもう一度使う
- 慣れてきたら人との英会話にも挑戦する
英会話は、知識を増やすだけではなく、知っている英語を何度も口から出すことで実践へつなげていきます。
最初から完璧に話そうとせず、まずは今日覚えたフレーズを1つ、アプリを使って声に出してみてください。
英会話アプリやオンライン英会話など、自分に合った学習方法を比較したい方は、留学・英語学習におすすめのサービス比較もチェックしてみてください。