「留学してみたいけれど、学費や生活費を考えると費用が心配」と感じている方も多いのではないでしょうか。
留学の奨学金には、返済不要の給付型と返済が必要な貸与型があり、JASSOをはじめ、外国政府、自治体、民間財団、海外大学などさまざまな団体が制度を設けています。
ただし、対象となる年齢や留学先、期間、学歴、英語力などは制度によって異なるため、「有名な奨学金」ではなく「自分が応募できる奨学金」を探すことが大切です。
この記事では、留学で利用できる奨学金の種類から、大学生・高校生・社会人向けの制度、返済不要の奨学金の探し方、応募条件、申請の流れまでわかりやすく解説します。
奨学金だけでは留学費用が足りない場合の対処法も紹介するので、留学に必要な資金を準備するための参考にしてください。
留学で利用できる奨学金とは?給付型と貸与型の違い
留学費用の負担を減らしたい場合は、まず「給付型」と「貸与型」の違いを理解することが大切です。
どちらも留学を支援する奨学金ですが、大きな違いは返済が必要かどうかです。
奨学金という言葉だけで判断すると、留学後に想定していなかった返済が発生する可能性があります。
最初に基本的な違いを整理して、自分に合う制度を探しましょう。
給付型奨学金は原則として返済不要
給付型奨学金は、原則として受け取った奨学金を返済する必要がない制度です。
留学後に返済負担を残したくない方は、まず給付型の奨学金から探してみるとよいでしょう。
海外留学向けには、JASSOの制度をはじめ、外国政府、自治体、民間財団、大学などが給付型の奨学金を用意している場合があります。
ただし、返済不要だからといって誰でも利用できるわけではありません。
留学先、在籍状況、学業成績、家計基準、留学期間などの条件は制度ごとに異なります。
まずは「給付型かどうか」を確認したうえで、自分の留学計画が応募条件を満たしているかを確認しましょう。
貸与型奨学金は留学後に返済が必要
貸与型奨学金は、留学に必要なお金を借りる仕組みのため、原則として貸与終了後に返済が必要です。
給付型だけでは費用が不足するときの選択肢になりますが、受け取れる金額だけを見て申し込まないようにしましょう。
貸与型には無利子の制度と有利子の制度があり、利用できる条件や返還方法も異なります。
たとえば月々の貸与額が負担に感じなくても、数年間利用すると借入総額が大きくなる可能性があります。
利用するときは「毎月いくら借りられるか」だけではなく、留学期間全体の借入額と卒業後の返済まで含めて検討することが大切です。
奨学金だけで留学費用をすべて賄えるとは限らない
奨学金を受給できても、留学に必要な費用をすべて奨学金だけで賄えるとは限りません。
留学では授業料のほかに、滞在費、食費、航空券、ビザ関連費用、海外保険、交通費、通信費などさまざまなお金が必要です。
たとえば留学総額が200万円で奨学金が80万円なら、残りの120万円は貯金などから準備する必要があります。
また、奨学金は応募してすぐに支給されるとは限りません。
そのため「奨学金はいくらもらえるか」だけではなく、自己資金がいくら必要なのか、いつまでに準備する必要があるのかまで計算しておきましょう。
- 給付型か貸与型かを確認する
- 奨学金の支給額を確認する
- 留学費用の総額を計算する
- 奨学金を差し引いた自己負担額を計算する
- 支給される時期も確認する
JASSOの海外留学奨学金検索では、給付型・貸与型を含め、留学先や課程などの条件から奨学金を検索できます。
最終的な応募条件については、それぞれの実施団体が公開する最新の募集要項を確認してください。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「給付型(もらう)・貸与型(借りる)で調べる」
留学で使える返済不要の奨学金は主に6種類
返済不要の留学奨学金を探すときは、1つの募集元だけに絞らず、複数の制度を確認することが大切です。
JASSOのほかにも、外国政府、民間財団、地方自治体、海外大学などが留学を支援しています。
それぞれ対象となる留学や応募条件が異なるため、まずはどのような選択肢があるのか全体像を確認しましょう。
| 種類 | 主な対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| JASSO | 学生・海外進学者など | 留学形態に合わせた制度がある |
| トビタテ!留学JAPAN | 高校生・大学生等 | 返済不要の留学支援制度 |
| 外国政府 | 対象国への留学者 | 国によって条件が異なる |
| 民間企業・財団 | 学生・研究者など | 専攻や留学先など条件が多様 |
| 地方自治体 | 地域の学生・住民など | 居住地などが条件になる場合がある |
| 海外大学 | 入学・在学する学生 | 奨学金や授業料減免を利用できる場合がある |
ただし、同じ種類でもすべてが給付型とは限りません。
返済不要の奨学金を探す場合は、必ず募集要項で「給付型」なのか「貸与型」なのかを確認しましょう。
JASSOの海外留学支援制度
留学の奨学金を探すときに、まず確認しておきたいのが日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度です。
JASSOでは、海外大学で学士号取得を目指す人向けの「学部学位取得型」、海外大学院で修士・博士の学位取得を目指す人向けの「大学院学位取得型」、大学間の協定などに基づく留学を支援する「協定派遣」などがあります。
利用する制度は、自分がどのような形で留学するかによって変わります。
交換留学なのか、海外大学へ正規進学するのかを整理してから探すと分かりやすいでしょう。
なお、募集条件や日程は年度によって変わる可能性があるため、応募する年度の最新情報を確認することが重要です。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「日本学生支援機構の奨学金」
トビタテ!留学JAPAN
高校生や大学生等が留学を考えている場合は、「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」も確認しておきましょう。
トビタテ!留学JAPANは、民間からの寄附を活用した返済不要の留学支援制度です。
留学プランを自分で設計できることが特徴で、学校で授業を受けるだけではなく、インターンシップ、ボランティア、研究などを含む留学計画も対象となります。
そのため「普通の交換留学とは少し違うことに挑戦したい」という人にも選択肢になります。
一方で、応募資格や留学期間などの条件があるため、自分の希望する留学が対象になるかを最新の募集要項で確認しましょう。
参考資料:トビタテ!留学JAPAN「新・日本代表プログラム」
外国政府が募集する奨学金
留学する国がある程度決まっている場合は、外国政府や政府関係機関が実施する奨学金も候補に入れましょう。
国によっては、日本人留学生を対象とした給付型奨学金を募集しています。
たとえば海外大学への進学や大学院留学などを対象とする制度があり、学費や生活費などの支援を受けられる場合があります。
ただし、対象となる課程、専攻、年齢、語学力、募集時期などは国ごとに異なります。
「留学 奨学金」だけで探すのではなく、「アメリカ 留学 奨学金」「ドイツ 留学 奨学金」のように、希望する国名を含めて探すこともおすすめです。
JASSOの海外留学情報サイトでも、外国政府等が募集する奨学金を国・地域別に確認できます。
民間企業・財団による奨学金
民間企業や公益財団法人などが実施する留学奨学金も確認しておきたい選択肢です。
民間の奨学金は種類が多く、出身地域、専攻分野、留学国、学年など独自の条件が設定されている場合があります。
条件が細かいと「自分には難しそう」と感じるかもしれませんが、逆に条件が合えば応募できる候補を絞り込みやすくなります。
注意したいのは、民間団体の奨学金がすべて返済不要とは限らないことです。
給付型が多くても貸与型が含まれる場合があるため、応募前に返済の有無を確認しましょう。
また、大学からの推薦が必要な制度もあるため、在籍している大学の奨学金窓口も確認してみてください。
地方自治体による留学支援制度
都道府県や市区町村など、地方自治体が独自に留学費用を支援している場合もあります。
全国的に知られている奨学金だけを探していると、自分の住んでいる地域で利用できる制度を見落としてしまう可能性があります。
自治体によっては、高校生や大学生などを対象に奨学金や助成金を用意しています。
ただし、対象地域への居住期間、在籍する学校、年齢、留学期間などの条件が設けられている場合があります。
「都道府県名+留学+奨学金」「市区町村名+海外留学+助成金」などでも検索してみましょう。
JASSOでも政府機関や地方自治体による留学支援制度を確認できます。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「政府機関・地方自治体による奨学金(留学支援)」
海外大学独自の奨学金・授業料減免制度
海外大学への正規留学を考えているなら、進学予定の大学が独自に設けている奨学金や授業料減免制度も確認しましょう。
日本国内の奨学金だけを調べていると、海外大学側から受けられる支援を見落としてしまう可能性があります。
大学によっては、学業成績、専攻、経済状況などを基準に奨学金や学費の減免制度を設けています。
志望大学の公式サイトでは「Scholarships」「Financial Aid」「Tuition」などのページを確認すると探しやすいです。
入学出願と奨学金申請で締め切りが異なる場合もあるため、合格してから探すのではなく、志望校を決める段階から確認しておくことをおすすめします。
返済不要の奨学金を探す場所
- JASSOの海外留学情報サイト
- 在籍している学校の留学・奨学金窓口
- 留学先となる国の政府機関
- 民間企業・財団
- 住んでいる自治体
- 志望する海外大学の公式サイト
JASSOでは、民間団体、日本の大学、海外で募集される奨学金などもまとめて案内しています。
最初から1つの制度に絞らず、自分が応募できそうな制度を複数探して比較するとよいでしょう。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「その他の奨学金(地方自治体、民間団体、その他)」
大学生が留学で利用できる奨学金
大学生が留学の奨学金を探す場合は、留学方法によって確認する制度を変えることがポイントです。
日本の大学に在籍したまま交換留学するケースと、海外大学へ進学して学位取得を目指すケースでは、利用できる制度が異なります。
JASSOだけでなく、在籍大学や民間財団、海外大学独自の制度も含めて探しましょう。
交換留学・協定留学なら大学とJASSOを確認する
日本の大学に在籍したまま交換留学や協定留学をする場合は、まず在籍大学の国際交流センターや留学担当窓口へ相談しましょう。
JASSOには、日本の大学等と海外の高等教育機関などとの協定に基づく留学を支援する「海外留学支援制度(協定派遣)」があります。
ただし、学生がJASSOへ直接申し込む仕組みではなく、JASSOに採択された大学等のプログラムを通して支援を受ける制度です。
そのため、自分の参加予定の交換留学が対象になるかを大学側へ確認する必要があります。
留学先を決めるときに、大学独自の奨学金や応募締め切りについても一緒に聞いておくと準備しやすくなります。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度(協定派遣)」
海外大学へ進学するなら学位取得型の奨学金を探す
海外大学で学士号の取得を目指す場合は、交換留学向けではなく正規進学を対象とした奨学金を探しましょう。
JASSOには「海外留学支援制度(学部学位取得型)」があり、海外大学で学士の学位取得を目指す人を対象に奨学金を給付しています。
正規留学は数年間にわたるため、短期留学より必要な資金が大きくなりやすい点にも注意が必要です。
JASSOだけでなく、外国政府、民間財団、進学先の海外大学による奨学金や授業料減免も並行して探しましょう。
また、募集要項は留学開始年度より前に公開されるため、海外大学への進学を考え始めた段階から準備を進めることが重要です。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度(学部学位取得型)」
民間財団の給付型奨学金も併せて探す
大学生が留学費用を抑えたい場合は、JASSOや大学内の制度だけではなく、民間財団の給付型奨学金も並行して探すことをおすすめします。
よくある失敗は、知名度の高い奨学金1つだけに応募して、不採用になってから次の制度を探し始めることです。
奨学金は応募時期が限られているため、結果を待っているうちに別の制度の締め切りが過ぎる可能性があります。
まず「大学独自」「JASSO」「民間財団」「海外大学」の4方向から候補を集め、応募期限や給付額、併給条件などを一覧にしておきましょう。
自分が応募できる制度を複数見つけておくと、留学資金を準備する選択肢を増やせます。
大学生が確認したい4つの奨学金ルート
- 在籍大学が用意している奨学金
- JASSOの海外留学支援制度
- 民間企業・財団の奨学金
- 留学先となる海外大学の奨学金・授業料減免
奨学金を探す一方で、留学後に困らないための英語準備も進めておきましょう。
特に英語を話すことに不安がある方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選を参考に、渡航前から英語を話す練習を始める方法があります。
自分のペースで学習したい方は、留学前におすすめの英語学習アプリ10選も参考にしてください。
高校生が留学で利用できる奨学金
高校生でも、条件を満たせば返済不要の給付型奨学金や留学支援制度を利用できる可能性があります。
高校在学中の短期留学なのか、高校卒業後に海外大学へ進学するのかによって、探すべき制度は異なります。
まず留学する時期と目的を決めたうえで、トビタテ!留学JAPAN、JASSO、自治体、民間財団などを確認しましょう。
トビタテ!留学JAPANなど高校生向け制度を確認する
高校在学中に海外留学へ挑戦したい場合は、まず「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」の高校生等対象を確認してみましょう。
トビタテ!留学JAPANでは、高校生等を対象とした返済不要の留学支援を行っています。
学校で授業を受ける留学だけではなく、探究活動、ボランティア、スポーツ、芸術など、自分の目的に合わせて留学計画を立てられることが特徴です。
ただし、募集時期や応募資格、対象となる留学期間などは年度によって変わる可能性があります。
2026年度の第11期募集はすでに終了しているため、これから応募を考える場合は次回募集の情報を確認しましょう。
高校生の場合は在籍校を通して手続きする制度もあるため、留学を考え始めた段階で学校の先生や留学担当者へ相談しておくと安心です。
参考資料:トビタテ!留学JAPAN「高校生等対象 2026年度(第11期)応募への準備お役立ち情報」
海外大学への進学なら進学向け奨学金も探す
高校卒業後に海外大学へ進学して学士号の取得を目指す場合は、高校在学中の短期留学とは別に、海外大学への正規進学向け奨学金を探しましょう。
JASSOには「海外留学支援制度(学部学位取得型)」があり、海外の大学で学士の学位取得を目指す人を対象に給付型の支援を行っています。
2027年度募集では、通常の個人応募に加えて、高校卒業見込みの生徒を対象とした都道府県推薦枠も設けられています。
海外大学への正規留学は数年間にわたるため、短期留学より必要な費用が大きくなりやすいです。
JASSOだけでなく、進学先の大学、外国政府、民間財団などの奨学金も並行して探し、授業料と生活費の両方を含めて資金計画を立てましょう。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「2027年度海外留学支援制度(学部学位取得型)」
自治体・財団の高校生向け留学支援も確認する
高校生向けの留学奨学金は、国の制度だけではありません。
都道府県や市区町村、民間財団などが独自に留学費用を支援している場合もあります。
特に自治体の制度では、その地域に住んでいることや、地域内の高校に在籍していることなどが応募条件になる場合があります。
一方、民間財団では留学先、期間、活動内容、家庭の収入状況など独自の条件が設けられることがあります。
全国的に有名な制度だけを調べていると、こうした奨学金を見落としてしまうかもしれません。
「都道府県名+高校生+留学+奨学金」などでも検索し、学校の進路指導室や国際交流担当者にも確認してみましょう。
- トビタテ!留学JAPANを確認する
- 高校や学校法人独自の制度を確認する
- 都道府県・市区町村の留学支援を探す
- 民間財団の給付型奨学金を探す
- 海外大学進学ならJASSOや大学独自の奨学金も確認する
高校生のうちから複数の制度を比較しておけば、留学費用の問題だけで留学を諦めずに済む可能性があります。
社会人でも留学の奨学金を利用できる?
社会人だからといって、留学奨学金を利用できないわけではありません。
社会人でも応募できる奨学金や留学支援制度はありますが、学生向けより選択肢が限られる場合があります。
特に、語学留学と海外大学院への進学では利用できる制度が大きく異なるため、自分の留学目的を明確にして探すことが重要です。
社会人でも応募できる留学奨学金はある
社会人でも、応募条件を満たしていれば留学奨学金を利用できる可能性があります。
特に、海外大学や大学院で学位取得を目指す留学では、社会人も対象になり得る制度があります。
一方で「社会人なら誰でも利用できる奨学金」があるわけではありません。
現在会社員であるかどうかより、最終学歴、年齢、進学する課程、専攻、留学先などで対象者が決められているケースが多いためです。
たとえば海外大学院で修士号や博士号の取得を目指す場合は、JASSOの学位取得型をはじめ、外国政府や財団、進学する大学の奨学金を確認できます。
トビタテ!留学JAPANが運営する奨学金検索でも「社会人の留学」というカテゴリーから制度を探せるため、まず候補を広く集めてみましょう。
社会人は年齢制限・学歴・進学先の条件を確認する
社会人が奨学金を探すときは、年齢だけでなく学歴や進学先などの応募条件を一つずつ確認することが大切です。
制度によっては年齢上限が設定されていたり、大学卒業以上を条件としていたり、特定の大学院や研究分野への進学者のみを対象としていたりします。
反対に、社会人経験があること自体を理由に対象外になるとは限りません。
「30代だから利用できないだろう」「すでに大学を卒業しているから対象外だろう」と自己判断せず、募集要項を確認しましょう。
候補を見つけたら、年齢、最終学歴、対象課程、留学国、必要な英語スコア、応募期限、併給条件を一覧化すると比較しやすくなります。
社会人が奨学金で確認したい条件
- 年齢制限
- 最終学歴
- 対象となる留学先・課程
- 必要な英語資格・語学力
- 対象となる留学期間
- ほかの奨学金との併給可否
- 応募時点で学生である必要があるか
社会人向けの制度は条件の幅が広いため、「社会人向け」という名前だけで探すのではなく、自分が進学する課程や専攻から探すことも重要です。
語学留学と大学院留学では使える奨学金が異なる
社会人が特に注意したいのが、語学留学と大学院留学では利用できる奨学金の選択肢が大きく異なることです。
JASSOの海外留学奨学金検索でも、「進学」「在学」「語学」が別の留学種類として分類されています。
海外大学院で修士号や博士号を取得する留学では、学位取得を目的としたJASSOの制度や外国政府、大学独自の奨学金などを検討できます。
一方、英語力向上を目的として語学学校へ通うだけの場合は、学位取得型の奨学金を利用できません。
そのため、語学留学を考えている社会人は、民間財団や自治体なども含めて検索し、利用できる制度がなければ貯金や留学期間の調整も含めて資金計画を立てる必要があります。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学奨学金検索」
留学目的によって利用できる奨学金は変わる
奨学金を効率よく探すには、最初に「何のために留学するのか」を明確にすることが重要です。
交換留学、海外大学への正規進学、大学院留学、語学留学、ワーキングホリデーでは、利用できる制度や応募条件が異なります。
まず自分の留学タイプを確認し、対象になる制度に絞って探しましょう。
| 留学目的 | 主な探し方 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 交換・認定留学 | 在籍大学・JASSO | 大学経由の応募 |
| 海外大学進学 | JASSO・大学・政府・財団 | 学位取得が目的か |
| 大学院・MBA | JASSO・政府・大学・財団 | 修士・博士など対象課程 |
| 語学留学 | 奨学金検索・財団など | 語学研修が対象か |
| ワーホリ | 個別制度を確認 | 就労を含む滞在が対象か |
同じ「海外へ行く」という目的でも、留学形態が違えば応募できる制度は変わります。
奨学金を先に決めるのではなく、留学目的を決めてから対象制度を探す方がスムーズです。
交換留学・認定留学で使える奨学金
日本の大学に在籍したまま交換留学や認定留学をする場合は、まず在籍大学が案内している奨学金を確認するのがおすすめです。
交換留学では大学間の協定に基づくプログラムを利用することが多く、大学を通して応募するJASSOの海外留学支援制度(協定派遣)が利用できる場合があります。
また、大学独自の留学奨学金や授業料補助、民間財団と大学が連携している制度が用意されているケースもあります。
注意したいのは、同じ大学に在籍していても、すべての交換留学プログラムが同じ奨学金の対象になるとは限らない点です。
留学先を決める段階で、国際交流センターなどへ「このプログラムで利用できる奨学金はありますか」と確認しておきましょう。
海外大学への正規留学で使える奨学金
海外大学へ入学し、学士号の取得を目指す正規留学では、学位取得を対象とした奨学金を中心に探します。
代表的な選択肢には、JASSOの海外留学支援制度(学部学位取得型)、外国政府の奨学金、民間財団の奨学金、海外大学独自のScholarshipや授業料減免制度などがあります。
正規留学では3〜4年以上の学修になるケースもあるため、初年度だけではなく卒業までの資金計画を考える必要があります。
奨学金が学費の全額を負担するとは限らず、滞在費や生活費などが別途必要になることもあります。
「奨学金が取れれば留学できる」と考えるのではなく、奨学金受給後に残る自己負担額まで計算して進学先を選びましょう。
海外大学院・MBA留学で使える奨学金
海外大学院やMBAへの留学では、修士・博士などの学位取得を対象とした奨学金を探しましょう。
JASSOには、海外の大学で修士または博士の学位取得を目指す人向けの「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」があります。
これに加えて、外国政府、民間財団、留学先大学によるScholarshipやFinancial Aidなども確認する価値があります。
MBAの場合も「大学院だからすべての奨学金が使える」とは限らず、専攻や学位の種類によって対象外になる場合があります。
社会人から大学院留学を目指す方は、出願準備と奨学金探しを別々に進めるのではなく、志望校選びの段階から学費・奨学金・生活費を一緒に比較するのがおすすめです。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」
語学留学で使える奨学金
英語などの語学力向上を目的として海外の語学学校へ留学する場合も、条件に合う奨学金がないか検索することはできます。
JASSOの海外留学奨学金検索では、「語学」を留学の種類として選択でき、課程も「語学学校」で絞り込めます。
ただし、海外大学で学士・修士・博士などの学位取得を目的とする奨学金は、原則として語学学校だけに通う留学には利用できません。
語学留学の場合は、留学国、期間、年齢などの条件を変えながら検索し、民間財団や自治体なども確認してみましょう。
利用できる奨学金が少ない場合は、留学期間を短くする、滞在先を見直すなど、費用そのものを抑える方法も併せて検討することが大切です。
また、語学留学の限られた時間を有効に使うために、渡航前から英会話に慣れておくこともおすすめです。
英語を話す練習を始めたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選も参考にしてください。
ワーキングホリデーで使える奨学金
ワーキングホリデーを予定している場合は、一般的な学位取得型の留学奨学金をそのまま利用できるとは限りません。
ワーキングホリデーは、海外大学で学位を取得する正規留学とは目的や滞在資格が異なるためです。
語学学校への通学を組み合わせる場合でも、「ワーキングホリデーで渡航するだけで対象になる」とは考えず、各奨学金の対象となる留学形態を確認してください。
JASSOの海外留学奨学金検索では「進学」「在学」「語学」に加えて「その他」でも検索できるため、自分の計画に近い制度がないか調べる方法があります。
ただし、ワーホリで利用できる奨学金が見つからない場合に備えて、渡航前の貯金、現地生活費、語学学校費用などを含めた資金計画も立てておきましょう。
- 交換留学なら在籍大学とJASSOを確認する
- 海外大学進学なら学位取得型を確認する
- 大学院・MBAなら大学院向け制度を確認する
- 語学留学なら「語学」を対象とする制度を探す
- ワーホリは対象となる留学形態を個別に確認する
奨学金の対象になるかどうかにかかわらず、留学前から英語を準備しておくことは大切です。
スマートフォンで少しずつ学習したい方は、留学前におすすめの英語学習アプリ10選も参考にしながら、渡航前から英語に触れる時間を増やしてみてください。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学奨学金検索」
自分に合う留学奨学金を探す6つの手順
留学の奨学金は、知名度の高い制度から順番に探せばよいわけではありません。
自分の留学先・期間・目的・立場に合う制度へ絞り込むことが、効率よく探すポイントです。
ここでは、初めて奨学金を探す方でも迷わないように、留学計画の整理から応募準備まで6つの手順で解説します。
STEP1 留学する国・期間・目的を決める
最初に、留学する国・期間・目的をできる範囲で具体的に決めましょう。
奨学金によって対象となる国や地域、留学期間、学校の種類などが異なるためです。
たとえば「オーストラリアへ半年間の交換留学をする大学生」と「アメリカの大学院で修士号を取得する社会人」では、探すべき制度が変わります。
まだ学校まで決まっていなくても、「国」「半年・1年などの期間」「交換留学・正規留学・語学留学などの目的」まで整理できれば十分です。
奨学金を先に選ぶのではなく、自分の留学計画を先に決めると候補を絞り込みやすくなります。
最初に決めておきたい項目
- 留学したい国・地域
- 留学する時期
- 3か月・半年・1年などの期間
- 交換留学・正規留学・語学留学などの種類
- 大学・大学院・語学学校などの留学先
STEP2 給付型・貸与型のどちらを探すか決める
留学計画を整理したら、次は給付型と貸与型のどちらを中心に探すか決めます。
返済負担をできるだけ残したくない場合は、まず返済不要の給付型奨学金から探すのがおすすめです。
ただし、給付型だけでは必要な費用をすべて賄えない場合があります。
その場合は、自己資金を増やす、留学期間を見直す、条件に合えば貸与型も検討するなど、複数の方法を組み合わせましょう。
貸与型を利用するときは、月々の金額だけではなく、留学期間全体でいくら借りるのかも計算することが大切です。
「借りられるから使う」のではなく、卒業後の返済まで含めて判断しましょう。
STEP3 JASSOの海外留学奨学金検索で絞り込む
留学条件を整理したら、JASSOの「海外留学奨学金検索」を利用して候補を探してみましょう。
検索画面では、給付・貸与、留学の種類、留学先の課程、国・地域、専攻分野などから奨学金を絞り込めます。
たとえば大学生の交換留学なら「給付」「在学」「大学学部」などを選択し、希望する国を指定して検索できます。
条件を絞りすぎると候補が減るため、「限定なし」や「その他」も含めながら何度か検索してみるのがおすすめです。
なお、JASSOの検索結果は最新条件と異なる可能性もあるため、候補を見つけたら必ず実施団体の最新募集要項を確認してください。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学奨学金検索」
STEP4 学校・自治体・民間財団の奨学金も探す
JASSOで候補を探したら、在籍している学校、地方自治体、民間財団などの制度も確認しましょう。
留学奨学金はJASSOだけが実施しているわけではありません。
大学独自の奨学金、都道府県や市区町村による助成制度、民間財団による給付型奨学金などが見つかる可能性があります。
大学生なら国際交流センター、高校生なら進路指導や留学担当の先生へ相談するのも方法の一つです。
さらに、海外大学へ正規進学する場合は、進学予定大学の「Scholarships」や「Financial Aid」も確認しましょう。
探す場所を1つに限定しないことが、選択肢を広げるポイントです。
STEP5 支給額・応募条件・併給可否を比較する
候補となる奨学金を見つけたら、支給額だけで決めずに応募条件まで比較しましょう。
特に確認したいのが、給付額・返済の有無・対象者・応募期限・併給可否です。
たとえば支給額が大きくても、自分の留学期間が対象外なら応募できません。
また、2つ以上の奨学金に採用されても、制度によってはほかの奨学金との併給が認められない場合があります。
候補が増えてくると条件を覚えておくのが難しいため、スプレッドシートなどにまとめるのがおすすめです。
「応募できるか」「いくら受け取れるか」「ほかの制度と併用できるか」の3点を比較すると判断しやすくなります。
| 比較項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 給付・貸与 | 返済が必要か |
| 支給額 | 月額・総額はいくらか |
| 対象者 | 年齢・学歴・在籍条件など |
| 応募期限 | いつまでに申し込むか |
| 併給条件 | ほかの奨学金と併用できるか |
STEP6 応募期限から逆算して準備する
利用したい奨学金が見つかったら、応募期限から逆算して準備を始めます。
奨学金は、留学直前に探してすぐ受給できるとは限りません。
JASSOでは、申し込みから合否決定まで少なくとも数か月、長い場合は1年以上かかると案内しています。
留学開始後に申し込める制度も少ないため、できるだけ早く探し始めることが重要です。
特に、英語スコアの取得、推薦状の依頼、留学計画書の作成などは短期間では準備しにくい場合があります。
留学予定日から逆算し、「奨学金検索→必要書類確認→英語試験→応募」の順番でスケジュールを作っておきましょう。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学奨学金検索」
留学奨学金へ応募する前に確認したい7つの条件
応募したい奨学金を見つけても、すぐに申請するのではなく募集要項を確認しましょう。
年齢・学歴・留学先・期間・成績・家計など、奨学金ごとに条件が異なります。
「せっかく書類を準備したのに対象外だった」という失敗を防ぐためにも、以下の7項目を一つずつ確認してください。
年齢制限を確認する
奨学金によっては、応募時や留学開始時の年齢に上限が設けられている場合があります。
特に大学院留学や社会人向けの制度を探している方は、「現在の年齢」だけでなく「基準日で何歳か」まで確認しましょう。
たとえば「応募時に30歳以下」と「留学開始時に30歳以下」では対象者が変わる可能性があります。
一方で、年齢制限がない制度もあるため、「30代だから奨学金は使えない」と自己判断する必要はありません。
候補を見つけたら、募集要項の応募資格や年齢条件を確認してください。
年齢が条件に合わなければ、早い段階で別の制度へ切り替える方が効率的です。
学歴・在籍条件を確認する
奨学金によって、応募時に必要な学歴や在籍状況も異なります。
大学生を対象とする制度、大学卒業者を対象とする制度、高校卒業見込みでも応募できる制度などさまざまです。
また、日本の大学に在籍していることが条件になる制度と、卒業後でも応募できる制度があります。
たとえば交換留学向けの支援では、日本の学校に在籍したまま海外へ派遣されることが前提になる場合があります。
一方、海外大学院への進学では、大学卒業者が対象となる制度もあります。
「学生か社会人か」だけで判断せず、募集要項に記載された学歴・在籍条件と自分の状況を照らし合わせましょう。
対象となる留学先の国・学校を確認する
奨学金を利用するときは、希望する国や学校が支援対象になっているかも確認する必要があります。
制度によっては対象国を限定していたり、大学や大学院など特定の教育機関への留学だけを対象としていたりします。
たとえば学位取得を目的とした制度では、一般的な語学学校への留学が対象外になることがあります。
反対に、国や地域を限定せず幅広い留学先を対象とする制度もあります。
奨学金に採用されてから学校を選べばよいとは限らないため、候補となる学校が制度の対象条件を満たしているか先に確認しましょう。
志望校が複数ある場合は、学校ごとに利用できる奨学金を整理しておくと比較しやすくなります。
対象となる留学期間を確認する
奨学金には、支援対象となる留学期間が設定されている場合があります。
数週間の短期留学を対象とする制度もあれば、半年以上の留学や学位取得までの長期留学を前提とする制度もあります。
希望する留学期間が1日でも条件から外れると対象外になる可能性があるため、期間の確認は重要です。
確認するときは「何か月留学するか」だけでなく、実際の留学開始日と終了日まで見ておきましょう。
また、奨学金の支援期間と実際の留学期間が完全に一致するとは限りません。
支援終了後に必要になる学費や生活費が自己負担になるケースも想定して、資金計画を立てておくと安心です。
成績・英語力の条件を確認する
留学奨学金によっては、学校の成績や語学力が選考条件に含まれます。
必要な条件は制度によって異なり、学校の成績、TOEFL、IELTSなどのスコアが求められる場合があります。
そのため、奨学金を見つけてから英語試験を受け始めると応募期限に間に合わない可能性があります。
留学を考え始めた段階で、志望する学校と奨学金の両方から必要な英語資格を確認しておきましょう。
スコアが足りない場合は、受験日から逆算して学習計画を作ることが重要です。
英語試験だけでなく、面接選考に備えて自分の留学目的を英語や日本語で説明できるよう整理しておくと役立ちます。
英語を話すことに不安がある方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選も参考にしてください。
所得・家計基準を確認する
奨学金によっては、本人や家族の所得などに関する家計基準が設けられています。
経済的な支援を目的とする制度では、生計維持者の収入や所得が選考条件の一つになる場合があります。
一方で、すべての奨学金に同じ家計基準があるわけではありません。
学業成績や留学計画を重視する制度もあるため、「収入が高いから給付型には応募できない」と自己判断しないようにしましょう。
必要な場合は所得証明などの書類を準備することになるため、募集要項で提出書類も確認してください。
家計基準は年度や制度によって異なるので、過去の基準ではなく応募年度の最新情報で判断することが大切です。
ほかの奨学金との併給可否を確認する
複数の奨学金に応募するときは、ほかの制度と同時に受給できるか確認しましょう。
制度によってはほかの奨学金との併給が認められている場合と、一定額を超える併給が制限される場合があります。
「応募すること」と「実際に同時受給すること」は別なので、複数へ応募できても採用後にどちらかを選ぶ必要が生じる可能性があります。
特にJASSO、大学独自制度、民間財団などを並行して探す場合は、候補ごとに併給条件をメモしておきましょう。
条件が分かりにくい場合は自己判断せず、実施団体へ問い合わせるのが確実です。
- 年齢制限
- 学歴・在籍条件
- 対象となる国・学校
- 対象となる留学期間
- 成績・英語力
- 所得・家計基準
- ほかの奨学金との併給可否
応募資格は奨学金ごとに異なります。
JASSOでも学力や家計などの基準が設けられている制度があるため、必ず自分が利用する制度の最新募集要項を確認しましょう。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外大学進学前(予約採用)の申込資格・学力基準・家計基準」
留学奨学金へ応募して受給するまでの流れ
利用したい奨学金が決まったら、募集期限までに必要な準備を進めます。
奨学金は検索して申し込むだけではなく、留学計画の整理、書類準備、選考など複数のステップがあります。
制度によって手順は異なりますが、基本的な流れを理解しておけば、締め切り直前に慌てるリスクを減らせます。
留学1年前~半年前から奨学金を探す
奨学金探しは、できれば留学開始の1年前から半年前を目安に始めると準備しやすくなります。
これは「すべての奨学金が1年前に締め切られる」という意味ではありません。
JASSOでは、申し込みから合否が決まるまで数か月から1年以上かかる制度があり、留学開始後に申し込める制度は少ないと案内しています。
制度によって募集時期は大きく異なるため、留学先が完全に決まるまで待つ必要はありません。
「来年の秋から留学したい」と考え始めた段階で、前年から候補を調べておくと安心です。
早く探し始めるほど、英語試験や推薦状などの準備にも余裕を持たせられます。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学奨学金検索」
留学計画と必要な費用を整理する
候補となる奨学金を見つけたら、留学計画と必要な費用を具体的に整理します。
「海外で勉強したい」だけではなく、どこで・何を・どれくらいの期間学び、その経験を将来どう生かしたいかまで言葉にしておきましょう。
同時に、授業料、滞在費、生活費、航空券、ビザ、海外保険などを含めた留学総額も計算します。
たとえば総額250万円、奨学金100万円、自己資金100万円なら、50万円が不足すると分かります。
この段階で不足額まで把握できれば、別の奨学金を探す、留学期間や滞在方法を見直すなど、具体的な対策を立てられます。
奨学金の支給額だけではなく、留学全体の資金計画を考えましょう。
応募書類・英語スコア・推薦状を準備する
次に、募集要項を確認して必要な応募書類をそろえます。
制度によって異なりますが、申請書、成績証明書、留学計画書、語学能力を証明する書類、推薦状などが必要になる場合があります。
特に英語スコアと推薦状は、思い立った日に用意できるものではありません。
TOEFLやIELTSなどを受験する場合は、目標スコアに届かなかったときの再受験も考えて早めに準備しましょう。
推薦状が必要なら、大学の教員などへ締め切り直前に依頼するのではなく、余裕を持って相談することが大切です。
書類を集めるだけではなく、留学したい理由や帰国後に経験をどう生かすかも自分の言葉で整理しておきましょう。
書類選考・面接を受ける
応募後は、書類審査や面接などによって選考が行われる場合があります。
面接がある制度では、「なぜその国・学校で学ぶ必要があるのか」「留学経験を将来どう生かすのか」を具体的に説明できるよう準備しましょう。
よくある失敗は、「英語力を伸ばしたい」「海外経験をしたい」など、誰にでも当てはまる回答だけで終わってしまうことです。
自分の過去の経験、現在抱えている課題、留学中に取り組むこと、帰国後の目標までつなげると、留学計画に一貫性を持たせやすくなります。
面接対策では想定質問への回答を暗記するだけでなく、家族や友人に聞いてもらいながら自分の言葉で説明する練習もしておきましょう。
採否決定後に留学資金計画を確定する
奨学金の採否が決まったら、実際に受け取れる金額を反映して留学資金計画を確定します。
採用されたからといって、留学費用の準備がすべて終わるわけではありません。
奨学金の給付額と支給時期を確認し、授業料、滞在費、航空券、海外保険、生活費などの自己負担額を改めて計算しましょう。
不採用だった場合も、すぐに留学そのものを諦める必要はありません。
別の奨学金を探す、留学期間を短くする、国や学校を見直す、渡航時期をずらして自己資金を増やすなどの方法があります。
最終的に「渡航までにいくら必要か」を明確にしてから、留学手続きを進めていきましょう。
奨学金応募から受給までの基本的な流れ
- 留学の1年前~半年前を目安に候補を探す
- 留学目的と必要資金を整理する
- 募集要項と応募条件を確認する
- 必要書類・英語スコア・推薦状を準備する
- 書類選考・面接を受ける
- 採否決定後に自己負担額を再計算する
- 資金の目途を立てて留学準備を進める
留学費用を抑えることも大切ですが、現地で英語を使えるように渡航前から準備しておくと、限られた留学期間を活用しやすくなります。
すきま時間から始めたい方は、留学前におすすめの英語学習アプリ10選も参考にしてください。
留学奨学金に応募するときの失敗例と注意点
留学奨学金は、条件を確認せずに申し込むと「応募できなかった」「想定より自己負担が多かった」と後悔する可能性があります。
特に注意したいのが、応募時期・返済の有無・対象条件・支給時期を確認しないまま準備を進めることです。
ここでは、留学奨学金を利用するときに起こりやすい失敗と、その対策を具体的に解説します。
留学直前になってから奨学金を探す
留学奨学金で避けたい失敗の一つが、渡航直前になってから制度を探し始めることです。
奨学金にはそれぞれ募集期間があり、留学開始よりかなり前に応募を締め切る制度もあります。
たとえばJASSOの海外留学支援制度(学部学位取得型)は、募集要項が留学開始年度の前年に公開され、応募手続きも早い段階から進みます。
留学先が完全に決まるまで待っていると、利用できたはずの奨学金に申し込めない可能性があります。
「来年留学したい」と考え始めたら、学校選びと並行して奨学金の募集時期も確認しましょう。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度(学部学位取得型)」
返済不要かどうかを確認せずに申し込む
奨学金という名前だけを見て、「受け取ったお金は返さなくていい」と判断しないようにしましょう。
留学に利用できる奨学金には、返済不要の給付型だけでなく、留学後に返済する貸与型もあります。
貸与型そのものが悪いわけではなく、給付型と自己資金だけでは費用が足りない場合には選択肢になります。
ただし、返済が必要だと知らずに利用すると、卒業後の負担につながります。
応募前に「給付」「貸与」「無利子」「有利子」などの条件を確認し、貸与型なら総額でいくら借りることになるのかまで計算しておきましょう。
支給額だけを見て応募条件を確認しない
「100万円支給」「毎月○万円支給」といった金額だけを見て、応募する奨学金を決めるのも避けたい失敗です。
支給額が魅力的でも、年齢・学歴・留学先・専攻・成績・語学力などの条件を満たさなければ利用できません。
また、海外大学への学位留学を対象とする制度なら、一般的な語学学校への短期留学では対象外になる場合があります。
候補を見つけたら、最初に応募資格を確認し、自分が対象になっていることを確かめてから必要書類を準備しましょう。
応募できない制度の書類作成に時間を使わないためにも、「支給額より応募条件を先に見る」と覚えておくと安心です。
奨学金ですべての留学費用を賄えると考える
返済不要の奨学金に採用されても、留学費用をすべて負担してもらえるとは限りません。
留学では、授業料だけでなく、滞在費、食費、航空券、ビザ関連費用、海外保険、現地交通費、通信費なども必要になります。
たとえば留学総額が250万円で奨学金が100万円なら、残り150万円は自己資金などで準備しなければなりません。
奨学金を探すときは、支給額だけでなく「どの費用が支援対象なのか」まで確認しましょう。
採用後にお金が足りないと気づかないよう、奨学金へ応募する段階から留学総額も同時に計算しておくことが大切です。
ほかの奨学金との併給条件を確認しない
複数の奨学金へ応募するときは、それぞれの併給条件を確認しましょう。
制度によってはほかの奨学金と同時に受給できますが、併給できる金額や対象となる制度に制限が設けられている場合もあります。
そのため、「Aの奨学金で50万円、Bの奨学金で100万円を受け取れば150万円になる」と単純に計算できるとは限りません。
応募自体は複数できても、採用後にどちらかを辞退しなければならないケースも考えられます。
候補を一覧にするときは、支給額や締め切りと一緒に「併給可・条件付き・不可」も記録しておくと比較しやすくなります。
奨学金が支給される時期を確認しない
奨学金を受け取れることが決まっても、実際にお金が入る時期を確認しておかなければ資金不足になる可能性があります。
留学では、渡航前に航空券、ビザ、海外保険、学校への支払いなどが必要になる場合があります。
奨学金の支給より先に支払い期限が来る費用がないか確認することが重要です。
「最終的にはお金が足りる」だけではなく、「いつ・いくら支払う必要があるか」まで整理しましょう。
奨学金が入るまでの費用を一時的に自己資金で用意する必要があるなら、その金額も渡航前の貯金目標に含めてください。
- 留学を考え始めた段階から奨学金を探す
- 給付型と貸与型を確認する
- 支給額より先に応募条件を確認する
- 奨学金受給後の自己負担額も計算する
- ほかの奨学金との併給条件を確認する
- 支給時期と留学費用の支払時期を確認する
奨学金だけで留学費用が足りないときの対処法
奨学金を利用しても留学費用が不足する場合は、すぐに留学を諦める必要はありません。
不足額を明確にして、留学条件や資金の準備方法を見直すことが大切です。
留学する国や期間を変えるだけで費用が大きく変わる場合もあります。
ここでは、奨学金だけでは費用が足りないときに検討したい5つの方法を紹介します。
留学費用の総額と不足額を計算する
まずは「なんとなくお金が足りない」という状態から抜け出し、具体的な不足額を計算しましょう。
授業料、滞在費、航空券、生活費、ビザ、海外保険などを合計し、そこから奨学金と自己資金を差し引けば不足額が分かります。
たとえば留学総額が220万円、奨学金が70万円、貯金が100万円なら、不足額は50万円です。
50万円足りないと分かれば、「留学期間を短くする」「半年間で50万円貯める」など具体的な対策を考えられます。
最初から費用を大幅に削るのではなく、まず不足している金額を把握してから対策を決めましょう。
| 項目 | 計算例 |
|---|---|
| 留学費用総額 | 220万円 |
| 奨学金 | 70万円 |
| 自己資金 | 100万円 |
| 不足額 | 50万円 |
留学する国・期間・滞在方法を見直す
不足額が大きい場合は、留学そのものを諦める前に、国・期間・滞在方法を見直してみましょう。
同じ英語留学でも、国や都市によって授業料や家賃、生活費は異なります。
また、1年間の留学を半年へ変更したり、滞在先を学生寮からシェアハウスへ変更したりすることで、総額を抑えられる場合があります。
ただし、安さだけを優先して留学の目的を達成できなくなっては意味がありません。
「海外大学で学位を取得したい」「半年間は現地で英語を使いたい」など、譲れない条件を先に決め、その範囲内で費用を見直しましょう。
複数の留学エージェントから見積もりを取る
語学留学やワーホリなどで留学エージェントを利用する場合は、複数社から同じ条件で見積もりを取る方法があります。
同じ国・期間でも、紹介される学校や滞在先、サポート内容、手数料などによって総額が変わる可能性があるためです。
比較するときは、合計金額だけではなく、学費・滞在費・手数料・現地サポートなどの内訳まで確認しましょう。
安く見える見積もりでも、必要な費用が含まれていなければ最終的な支払額が高くなる場合があります。
留学エージェントにかかる費用を詳しく確認したい方は、留学エージェントの手数料・追加費用・注意点を解説した記事も参考にしてください。
留学前に貯金して自己資金を増やす
奨学金と現在の貯金だけでは不足する場合は、渡航時期までに自己資金を増やす方法もあります。
たとえば不足額が60万円で留学まで1年あるなら、単純計算では毎月5万円を貯めれば60万円になります。
実際には航空券などを先に支払う場合もあるため余裕は必要ですが、不足額を月単位に分けると必要な貯金額をイメージしやすくなります。
固定費を見直す、アルバイトや仕事の収入から毎月一定額を留学用口座へ移すなど、継続しやすい仕組みを作りましょう。
奨学金の採用だけを前提にせず、自己資金も並行して準備しておくと資金計画に余裕を持たせられます。
留学前に英語力を伸ばして現地での学習効率を高める
留学費用そのものを直接減らす方法ではありませんが、渡航前に英語力を伸ばしておくことも重要です。
英語をほとんど話せない状態から現地で学び始めると、最初の数週間を基礎的な英語に慣れることだけで使ってしまう可能性があります。
限られた留学期間を有効に使うなら、日本にいる間に単語・文法・リスニング・簡単な英会話を準備しておくのがおすすめです。
私自身もオーストラリアへ短期留学した経験がありますが、現地では授業以外にも買い物や交通機関など英語を使う場面が多くありました。
留学してからゼロから始めるのではなく、渡航前から「簡単なことなら英語で伝えられる状態」を目指しておくと現地生活にも入りやすくなります。
留学前に英語力を準備して奨学金と留学のチャンスを広げよう
留学奨学金や海外大学への出願では、制度によって英語力を証明するスコアが必要になる場合があります。
また、英語資格が応募条件でなくても、渡航後の授業や生活を考えると事前の英語学習は無駄になりません。
まず必要な試験を確認し、そのうえでスピーキングや日常英語も並行して練習するのがおすすめです。
TOEFL・IELTS・TOEICなど必要な英語試験を確認する
奨学金や留学先によって求められる英語試験は異なるため、勉強を始める前に必要な資格を確認しましょう。
海外大学への出願ではTOEFL iBTやIELTSなどが利用されることがあり、TOEFL iBTは世界各地の大学などで入学審査やプログラムの資格審査に使われています。
一方、TOEICも進学や英語力の確認など幅広く活用されていますが、自分が応募する奨学金や大学がどの試験を認めているかを個別に確認することが重要です。
すでにTOEICを勉強していても、応募条件がTOEFLやIELTSなら試験形式に合わせた対策が必要になります。
参考資料:IELTS「Academic Institutions」
オンライン英会話で面接とスピーキングを練習する
留学前に「英語を読む勉強はしているけれど、話す自信がない」という方は、オンライン英会話を活用する方法があります。
奨学金の面接が日本語で実施される制度でも、実際の留学生活では授業、自己紹介、買い物、友人との会話などで英語を話す機会があります。
単語や文法を覚えるだけではなく、知っている英語を実際に口から出す練習をしておくことが大切です。
最初から難しいディスカッションをする必要はありません。
自己紹介、留学したい理由、将来やりたいことなど、自分に関係するテーマから練習すると続けやすいです。
留学前に英会話を始めたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選も参考にしてください。
英語学習アプリですきま時間に語彙・リスニングを強化する
まとまった勉強時間を取りにくい方は、英語学習アプリを使って毎日の学習量を増やす方法もあります。
通学・通勤時間や寝る前の10分などを利用すれば、単語、文法、リスニング、発音などを少しずつ練習できます。
特に留学前は、学校選びやビザ、航空券、奨学金の手続きなどで忙しくなり、英語学習の時間が減りやすいです。
そのような時期ほど、短時間でも毎日英語に触れられる環境を作ることが役立ちます。
アプリだけですべてを完結させる必要はなく、試験対策教材やオンライン英会話と組み合わせてもよいでしょう。
留学準備と両立しやすいアプリを探している方は、留学前におすすめの英語学習アプリ10選も参考にしてください。
留学の奨学金についてよくある質問
留学奨学金を初めて探すと、「返済不要なのか」「社会人でも使えるのか」「語学留学は対象になるのか」など多くの疑問が出てきます。
結論として、利用できる制度は年齢だけではなく、留学目的・在籍状況・進学先などによって変わります。
ここでは、留学奨学金についてよくある疑問をまとめて解説します。
留学で返済不要の奨学金はありますか?
はい、海外留学には返済不要の給付型奨学金があります。
JASSOでは、海外留学支援制度の学部学位取得型、大学院学位取得型、協定派遣など、条件を満たした学生等を対象とした給付型制度を実施しています。
そのほかにも、外国政府、地方自治体、民間財団、海外大学などが給付型の支援制度を用意している場合があります。
ただし、「奨学金」という名称だけでは給付型か貸与型か判断できません。
候補を見つけたら、返済の有無と応募条件を最新の募集要項で確認してください。
大学生でも返済不要の留学奨学金を利用できますか?
大学生も、条件を満たせば返済不要の留学奨学金を利用できる可能性があります。
交換留学や協定留学なら、在籍大学を通じて利用できるJASSOの海外留学支援制度(協定派遣)や大学独自の奨学金などを確認しましょう。
海外大学へ正規進学して学士号取得を目指す場合は、学部学位取得型や海外大学独自のScholarshipなども候補になります。
同じ大学生でも留学方法によって利用できる制度は異なります。
最初に在籍大学の留学担当窓口へ相談し、そのうえでJASSOや民間財団などへ候補を広げると探しやすいです。
高校生でも留学奨学金を利用できますか?
高校生も利用できる留学支援制度があります。
代表的な選択肢の一つが「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」の高校生等対象です。
また、都道府県や市区町村、民間財団、学校独自の制度が見つかる場合もあります。
高校卒業後に海外大学へ正規進学する場合は、高校在学中の留学向け制度だけでなく、海外大学進学向けの奨学金も確認しましょう。
募集時期が早い制度もあるため、高校3年生になってから初めて探すのではなく、留学に興味を持った段階から学校の先生や保護者と情報を集めておくと安心です。
社会人でも留学奨学金を利用できますか?
社会人でも、条件を満たせば利用できる留学奨学金があります。
特に海外大学院で修士号や博士号を取得する場合は、JASSO、外国政府、民間財団、留学先大学など複数の制度を探せます。
一方、現在社会人であることだけで利用できるかどうかは判断できません。
年齢、最終学歴、進学する学校や課程、専攻などの応募条件を確認する必要があります。
会社を辞めて語学留学する場合と、海外大学院へ進学する場合では利用できる制度が異なるため、まず自分の留学目的を明確にしてから検索しましょう。
語学留学でも奨学金を利用できますか?
語学留学を対象とした奨学金が見つかる可能性はありますが、海外大学への学位留学と比べると利用できる制度は異なります。
学士・修士・博士の取得を目的としたJASSOの学位取得型制度は、一般的な語学学校だけに通う留学を対象としたものではありません。
語学留学の場合は、JASSOの海外留学奨学金検索や自治体、民間財団などから「語学」を対象とする制度を探す方法があります。
利用できる奨学金がない場合も想定し、留学期間を調整する、滞在費を抑える、渡航までに自己資金を増やすなどの対策も併せて考えましょう。
ワーホリでも奨学金を利用できますか?
ワーキングホリデーの場合、一般的な海外大学への学位取得型奨学金をそのまま利用できるとは限りません。
ワーホリは、海外で休暇を過ごしながら就労なども経験できる制度であり、大学で学位を取得する正規留学とは目的が異なるためです。
語学学校への通学を組み合わせる場合でも、ワーホリで渡航するだけで奨学金の対象になるとは考えず、制度ごとの条件を確認しましょう。
該当する制度が見つからない場合は、渡航前の貯金と現地で必要になる生活費を計算し、無理のない資金計画を立てることが重要です。
英語力が低くても奨学金へ応募できますか?
英語力が高くなければすべての奨学金に応募できない、というわけではありません。
必要な英語力や語学資格は制度によって異なり、TOEFLやIELTSなどのスコア提出を求められる場合もあれば、別の基準で選考される場合もあります。
そのため、現在のTOEICスコアだけを見て「自分には無理」と判断する必要はありません。
まず応募したい制度と留学先の語学要件を確認し、必要な試験と目標スコアを決めましょう。
不足している場合は、応募期限と試験日から逆算して勉強を始めることで、応募できる可能性を広げられます。
複数の奨学金を同時に利用できますか?
複数の奨学金を同時に利用できるかどうかは、制度によって異なります。
併給を認めている奨学金もありますが、金額や支援内容によって制限が設けられている場合があります。
そのため、「複数に採用されたからすべて受給できる」とは限りません。
複数の奨学金へ応募すること自体が可能でも、採用後にどちらかを選択する必要が生じるケースがあります。
応募するときは、それぞれの募集要項にある「他の奨学金との併給」「重複受給」などの項目を確認しましょう。
判断できない場合は、実施団体へ直接確認するのが確実です。
留学してから奨学金へ申し込めますか?
留学開始後でも応募できる制度がまったくないわけではありませんが、留学前に募集・選考を行う奨学金も多くあります。
特にJASSOの学位取得型などは、対象年度の支援開始より前から募集や選考が進められます。
そのため、「現地へ行ってから奨学金を探せばいい」と考えるのはおすすめできません。
応募資格があっても、締め切りが終わっていれば申し込めないためです。
留学を検討し始めたら、学校選びや費用計算と同時に奨学金も探しましょう。
候補だけでも早く把握しておけば、必要な英語スコアや推薦状などを余裕を持って準備できます。
参考資料:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度(学部学位取得型)」
留学の奨学金は早めに探して資金計画を立てよう
留学にはまとまった費用が必要ですが、条件を満たせば返済不要の給付型奨学金を利用できる可能性があります。
JASSOだけでなく、トビタテ!留学JAPAN、外国政府、地方自治体、民間財団、海外大学など、奨学金を探せる場所は複数あります。
大切なのは、有名な奨学金を探すことではなく、自分の年齢、留学目的、国、期間、進学先などに合う制度を見つけることです。
- 留学する国・期間・目的を整理する
- 返済不要の給付型から候補を探す
- JASSO・学校・自治体・財団など複数の場所で探す
- 応募条件と締め切りを確認する
- 留学総額から奨学金を差し引いて自己負担額を計算する
- 必要な英語力も渡航前から準備する
留学費用に不安がある場合は、奨学金だけでなく学校や滞在方法、留学期間も含めて比較してみましょう。
留学エージェントを利用する場合は、留学エージェントの手数料や追加費用を確認して、見積もりに何が含まれているのかをチェックすることも大切です。
そして、留学が決まってから英語学習を始めるのではなく、準備期間から少しずつ英語を使う練習も始めてみてください。
渡航前に「簡単な英語なら自分で伝えられる」という状態を作っておけば、現地で学べることや挑戦できることを増やしやすくなります。