英語学習アプリは、知名度や機能の多さだけで選ぶと、自分の目的と合わず使わなくなることがあります。
初心者が基礎から幅広く学ぶのか、スピーキングを伸ばすのか、まず無料で習慣化するのかによって、選ぶべきアプリは変わります。
外国語学部を卒業し、オーストラリア留学や社会人になってからの英語学習を経験してきた筆者が、料金・学習内容・続けやすさを踏まえて7つの英語学習アプリを比較します。
自分の目的に近いアプリを1〜2個まで絞り、無料体験や無料プランから試すことで、契約後に使わなくなる失敗を防ぎやすくなります。
英語学習アプリおすすめ7選の結論|目的に合わせて選ぼう
英語学習アプリ選びで迷ったら、今いちばん伸ばしたい英語力を基準に選ぶのがおすすめです。初心者が基礎から学び直す場合と、英会話の発話量を増やしたい場合では必要な機能が異なります。
目的別の選び分け
- 基礎から総合的に学びたい:スタディサプリENGLISH
- AI相手にスピーキングを練習したい:Speak
- 無料で英語学習を始めたい:Duolingo
- 英単語を重点的に覚えたい:mikan
- 英語を瞬時に口から出す練習をしたい:トーキングマラソン
- AIに自分専用の学習内容を作ってほしい:スマイルゼミ ENGLISH
- AI学習から人との英会話にもつなげたい:LanCul
最初から複数の有料アプリを契約する必要はありません。目的に近いものを1〜2個選び、実際の操作性や難易度を確かめてから継続するアプリを決めると、費用を無駄にしにくくなります。
初心者が総合的に学ぶならスタディサプリENGLISH
英語を久しぶりに学び直す初心者には、スタディサプリENGLISH 新日常英会話コースが候補になります。中学から高校レベルの基礎講座があり、英文法・英単語・リスニング・発話まで幅広く学習できるためです。
1回最短3分から取り組めるため、通勤時間や寝る前などに英語学習を組み込みやすいのもメリットです。ベーシックプランはWeb申込で月額2,178円(税込)、初回7日間の無料体験が用意されています。
僕自身も社会人になって英語学習を再開しましたが、基礎知識が曖昧な状態で会話練習だけを増やすより、単語・文法・リスニングを並行して復習したほうが学習を進めやすくなります。
一方、とにかく英語を話す量を増やしたい人には、スピーキング特化型のSpeakやトーキングマラソンのほうが目的に合いやすいでしょう。
スタディサプリENGLISHは、WebサイトとApp Store・Google Play Storeで申し込む場合に料金が異なることがあります。契約前に申込経路と料金を確認しておきましょう。
スピーキング重視ならSpeak・無料で始めるならDuolingo
英語を読む・聞くだけでなく、実際に口から英語を出す練習を増やしたいならSpeakが向いています。AIとの英会話やスピーキングレッスン、発話に対するフィードバックを中心に学習できるため、人を相手に話すのがまだ緊張する人でも練習しやすいのが特徴です。
Speakは7日間の無料体験があり、現在のWeb申込ではプレミアムが年額12,800円、プレミアムプラスが年額26,800円です。無料体験後は条件を満たすと自動更新されるため、継続しない場合は期限までに解約する必要があります。
一方、「有料アプリを契約しても続くか分からない」という人はDuolingoから始める方法もあります。基本の語学コースを無料で利用でき、短いレッスンを繰り返しながら英語に触れる習慣を作れます。
英語学習アプリおすすめ7選を比較|料金・学習内容・無料体験早見表
7つの英語学習アプリは、料金だけでなく「何を重点的に学べるか」まで比較することが大切です。月額料金が安くても目的と合わなければ続きにくいため、まず学習内容を確認してから無料利用・無料体験の有無を見てみましょう。
| アプリ | 料金目安 | 主な学習内容 | 無料利用・体験 |
|---|---|---|---|
| スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース |
月額2,178円〜 | 英単語・英文法・リスニング・発話・日常英会話 | 初回7日間無料 |
| Speak | プレミアム:年額12,800円 プレミアムプラス:年額26,800円 |
AI英会話・スピーキング・発音・フィードバック | 7日間無料体験 |
| Duolingo | 基本無料 有料プランあり |
単語・文法・リスニング・スピーキング | 無料で利用可能 |
| mikan | 無料:0円 Lite:月600円〜 Premium:月1,000円〜 |
英単語・熟語・文法・リーディング・リスニング | 無料プランあり |
| トーキングマラソン | 年払い:月あたり3,058円〜 | 瞬間英作文・スピーキング・発話トレーニング | 3日間無料体験 |
| スマイルゼミ ENGLISH | 月額10,978円 6ヶ月49,368円 |
AI英会話・リスニング・スピーキング・単語・フレーズ | 7日間無料体験 |
| LanCul | AI英会話パス:月980円 Pro:月2,580円 |
AI英会話・英会話カフェ・オンライン英会話 | フリープランはAI英会話を最初の3回まで利用可能 |
※料金・無料体験は2026年8月22日時点で確認した内容です。プランや申込経路によって料金が変わる場合があります。
料金を抑えるならDuolingoやmikanから始めやすく、総合的な学び直しならスタディサプリENGLISH、スピーキング量を増やすならSpeakやトーキングマラソンが候補になります。
スマイルゼミ ENGLISHは月額料金が高めですが、AIが学習者に合わせてカリキュラムを作成し、1日5〜10分程度から取り組める設計です。LanCulはAI英会話だけでなく、人との英会話へつなげられる点がほかのアプリと異なります。
表の料金だけで1つに決めず、「自分が伸ばしたい英語力」と「毎日の生活で続けられるか」の2点を優先して候補を絞ると選びやすくなります。
おすすめの英語学習アプリ7選
英語学習アプリは、それぞれ得意な学習分野が異なります。基礎から総合的に学びたいのか、スピーキングや英単語など特定の力を伸ばしたいのかを基準に選ぶことが大切です。
ここでは、初心者や忙しい社会人でも取り組みやすい7つの英語学習アプリについて、特徴だけでなく、向いている人や注意点まで紹介します。
スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース|初心者が基礎から総合的に学びたい人向け
スタディサプリENGLISH 新日常英会話コースは、英語を基礎から学び直しながら、日常英会話につなげたい初心者に向いています。
中学〜高校レベルの基礎英語に加えて、英単語・英文法・リスニング・発話などを幅広く学習できます。海外旅行や日常生活を想定したドラマ式レッスンもあり、知識だけでなく実際に使う表現を学べるのが特徴です。
1回最短3分から取り組めるため、通勤時間や昼休み、寝る前などにも続けやすいでしょう。「久しぶりに英語を勉強するので、単語や文法にも自信がない」という社会人にも選びやすいアプリです。
一方で、AIと自由に会話することを最優先したい場合はSpeakなどのほうが向いています。何から英語を勉強すればいいか分からない初心者が、総合的に学習したい場合の候補として考えるとよいでしょう。
- 英語を基礎から学び直したい
- 単語・文法・リスニング・英会話を幅広く学びたい
- スキマ時間を使って毎日少しずつ勉強したい
Speak(スピーク)|AI相手にスピーキング量を増やしたい人向け
Speak(スピーク)は、英語を勉強するだけでなく、実際に話す時間を増やしたい人に向いているAI英会話アプリです。
スピーキングに重点を置いており、AIとの会話練習や発話へのフィードバックを通じて、「知っているけれど口から出てこない英語」を実際に使う練習ができます。
オンライン英会話のように講師を相手にする必要がないため、間違えることへの恥ずかしさや、「すぐ返事をしないといけない」という緊張を感じやすい初心者でも練習しやすいのがメリットです。
また、自分の弱点や学習状況に合わせたレッスンを利用できるプランもあり、スピーキングを集中的に伸ばしたい人との相性がよいでしょう。
ただし、TOEIC対策や英文法を順番に学ぶための専用アプリではありません。単語・文法の知識を増やすことより、英語を声に出すアウトプット量を増やしたい人に適しています。
- 英語を話す練習量を増やしたい
- 人を相手に英語を話すのはまだ緊張する
- AIを使って自分のペースで英会話を練習したい
Duolingo|無料で英語学習を習慣化したい初心者向け
Duolingoは、できるだけお金をかけず、英語学習を毎日の習慣にしたい初心者に向いています。
基本的な語学コースを無料で利用でき、ゲーム感覚で短いレッスンを進められるのが特徴です。単語や英文を使った問題だけでなく、リスニングやスピーキングにも取り組めるため、「まず毎日英語に触れる」という習慣を作りやすいでしょう。
過去に参考書や英語アプリを始めても数日で使わなくなった人は、最初から高額なサービスを契約するより、Duolingoで学習を続けられるか確認する方法もあります。
一方で、TOEICの目標スコア取得やビジネス英語など、明確な目的がある場合は専用教材のほうが効率的です。
英語学習そのものが続くか不安な人が、最初の一歩として利用しやすいアプリと考えるとよいでしょう。
- まず無料で英語学習を始めたい
- ゲーム感覚で楽しく続けたい
- 毎日英語に触れる習慣を作りたい
mikan|英単語をスキマ時間で効率よく覚えたい人向け
mikanは、通勤時間や休憩時間を使って英単語を効率よく覚えたい人に向いている英語学習アプリです。
単語を短時間でテンポよく確認できるため、まとまった勉強時間を取りにくい社会人でも使いやすいのが特徴です。TOEICや英検、大学受験、日常英会話、ビジネス英語など、目的に合わせた教材も用意されています。
英語を話したり文章を読んだりするときも、知っている単語が少なければ理解できる内容は限られます。僕自身もTOEIC620点から830点まで学習する過程で、単語学習はリーディングやリスニングを支える基礎として継続してきました。
ただし、mikanだけで英会話の実践練習を完結させるのは難しいため、話す力を伸ばしたい場合はSpeakやオンライン英会話などと組み合わせる方法があります。
- 英単語を重点的に覚えたい
- 通勤などのスキマ時間を活用したい
- TOEICや英検など目的に合わせて語彙力を伸ばしたい
トーキングマラソン|瞬間的に英語を口から出す練習をしたい人向け
トーキングマラソンは、英単語や英文法はある程度分かるのに、会話になると英語がすぐに出てこない人に向いています。
特徴は、日本語で提示された内容に対して短時間で英文を作り、実際に声に出す「瞬間英作文型」のトレーニングです。日常的な会話場面を想定したスキットを使いながら、英語で素早く返答する練習を繰り返せます。
スマートフォンを相手に練習するため、オンライン英会話で「間違えたら恥ずかしい」と感じる人でも、自分のペースで発話できます。1つのスキットを短時間で進められるため、毎日まとまった時間を確保できない社会人にも取り入れやすいでしょう。
ただし、文法を一から体系的に学ぶことが中心のサービスではありません。すでに覚えた単語や文法を、会話で使える状態へ変えるためのトレーニングとして活用するのがおすすめです。
- 会話になると英語がすぐに出てこない
- 瞬間英作文を使って発話力を鍛えたい
- 人を相手にする前に一人で英会話を練習したい
スマイルゼミ ENGLISH|自分専用のAIカリキュラムで英会話を学びたい人向け
スマイルゼミ ENGLISHは、自分で教材や学習内容を毎回決めるのが面倒な人に向いている社会人向けのAI英会話コーチングです。
AIコーチとのカウンセリングをもとに、自分が話したい話題に合わせた専用カリキュラムを作成します。一般的な例文だけではなく、自分の仕事や趣味など「実際に話したい内容」を使って学べるのが特徴です。
トークレッスンだけでなく、リスニング・スピーキング・単語やフレーズのトレーニングにも対応しています。1日5〜10分程度から取り組める設計なので、仕事が忙しい社会人でも学習時間を確保しやすいでしょう。
注意点は、一般的な英語学習アプリと比べて料金が高めなことです。安さよりも、自分専用の学習内容をAIに組み立ててもらえることを重視する人に向いています。
無料トライアル終了後は、退会手続きをしない場合に課金が始まります。長期利用を決める前に、学習内容や操作性を無料期間中に確認しておきましょう。
- AIに自分専用のカリキュラムを作ってほしい
- 自分の仕事や趣味について英語で話せるようになりたい
- 学習内容を自分で毎回決める負担を減らしたい
LanCul|アプリ学習から実際の英会話へつなげたい人向け
LanCulは、AI英会話で練習するだけでなく、最終的には実際の人とのコミュニケーションにつなげたい人に向いています。
LanCulアプリにはAIと3分間英語で会話できるウォームアップ機能があり、会話後には話し方を振り返るためのフィードバックも確認できます。いきなり人と英語を話すことに抵抗がある場合でも、AIで準備してから実践へ移れるのが特徴です。
さらに、LanCulは英会話カフェやオンラインでの英会話も提供しているため、アプリ内だけで学習を完結させるサービスとは位置づけが異なります。
僕もオーストラリアへ留学した際、覚えた英語を実際のコミュニケーションで使うことで、「知っている表現」と「自分で使える表現」の違いを実感しました。AIで練習した英語を人との会話でも使ってみたい人には選択肢になります。
ただし、AI英会話だけを安く利用したい場合と、英会話カフェまで利用したい場合では料金体系が異なります。申し込む前に、自分が利用したい範囲を確認しておきましょう。
- AI英会話から人との実践会話へ進みたい
- 英語を使ったコミュニケーションの機会を増やしたい
- 一人で勉強するだけでは物足りない
目的別|おすすめの英語学習アプリを選ぶならこれ
英語学習アプリは、目的を決めてから選ぶと候補を絞りやすくなります。基礎学習・スピーキング・英単語など、今の自分が優先したいことを1つ決めるのがポイントです。
「全部できるアプリ」を探すより、今の悩みを解決しやすいアプリを選ぶことで、学習内容がぶれにくく継続しやすくなります。
初心者が英語を基礎から総合的に学ぶならスタディサプリENGLISH
英語を久しぶりに学び直す初心者には、スタディサプリENGLISH 新日常英会話コースが候補になります。英単語や英文法だけでなく、リスニングや発話まで幅広く取り組めるため、特定の技能に偏らず基礎を固められます。
「英会話を始めたいけれど、中学英語にも自信がない」という人は、いきなり会話だけを繰り返すより、基礎知識を復習しながらアウトプットへ進むほうが学習しやすいでしょう。
僕自身も社会人になって英語学習を再開し、TOEIC620点から830点まで伸ばす過程では、単語・文法・リスニングを並行して学習してきました。何から始めればよいか分からない人ほど、総合的に取り組めるサービスを軸にすると学習計画を立てやすくなります。
ただし、英語を話す量だけを最優先したい場合は、Speakなどのスピーキング中心のアプリも比較してみてください。
スピーキングを最優先するならSpeak・トーキングマラソン
「単語や文法は勉強してきたけれど、会話になると英語が出てこない」という人は、Speakやトーキングマラソンが向いています。どちらも、知識を増やすことより実際に英語を口から出す練習量を増やしたい人と相性のよいサービスです。
SpeakはAIとの会話を通してスピーキングを練習できるため、自分の言葉で英語を話す時間を増やしたい人に適しています。講師を相手にしないので、間違えることへの恥ずかしさを感じにくいのもメリットです。
一方、トーキングマラソンは、短時間で英文を作って口に出すトレーニングを繰り返します。「頭では英文を作れるのに、とっさに言葉が出てこない」という人に向いています。
無料で始めるならDuolingo・英単語を覚えるならmikan
英語学習が続くか分からず、最初から有料サービスを契約することに抵抗がある人はDuolingoから始める方法があります。短いレッスンをゲーム感覚で進められるため、まず毎日英語に触れる習慣を作りたい人に向いています。
一方、「英語を読んでも知らない単語が多い」「TOEICや英検に向けて語彙力を増やしたい」という人はmikanが候補です。短時間で多くの単語を確認しやすいため、通勤や休憩時間などのスキマ時間を単語学習に使えます。
ただし、Duolingoやmikanだけですべての英語力を伸ばそうとする必要はありません。学習を続ける中で「もっと話す練習が必要」と感じたら、AI英会話やオンライン英会話を追加するなど、弱点に合わせて学習方法を変えると効率的です。
AIの個別最適化ならスマイルゼミ ENGLISH・人との実践ならLanCul
自分で毎日の学習内容を決めるのが苦手な人はスマイルゼミ ENGLISH、AIだけでなく実際の人との英会話まで経験したい人はLanCulが候補になります。
スマイルゼミ ENGLISHはAIを活用し、学習者の目的に合わせた内容で英会話を練習できるのが特徴です。「今日は何を勉強すればいいのか」と迷う時間を減らし、自分に必要な内容へ集中したい人に向いています。
LanCulはAI英会話による練習に加えて、人と英語でコミュニケーションする機会へつなげられます。僕もオーストラリア留学では、教室で覚えた表現を実際の会話で使うことで、知識として覚えた英語を使える英語へ変えていく重要性を感じました。
一人で効率よく学習したいならスマイルゼミ ENGLISH、最終的に人との英会話まで増やしたいならLanCulと目的を分けて考えると選びやすいでしょう。
英語学習アプリで失敗しないための選び方5つ
英語学習アプリ選びでは、料金や知名度だけで決めると「思っていた学習ができなかった」と後悔することがあります。契約前に、目的・英語レベル・続けやすさ・料金を順番に確認しましょう。
特に有料アプリは、無料体験で実際に使ってから継続するか判断することで、使わなくなるリスクを減らせます。
伸ばしたい英語力に合ったアプリを選ぶ
最初に確認したいのは、自分が今どの英語力を伸ばしたいのかです。同じ英語学習アプリでも、英単語・英文法・リスニング・スピーキングなど得意な分野は異なります。
たとえば、「英語を話せるようになりたい」のに単語問題を解く時間ばかり増やしても、実際に英文を組み立てて口に出す練習は不足します。反対に、基礎文法に不安がある初心者が自由なAI英会話だけを始めると、言いたいことを英文にできず負担を感じる場合があります。
まず「英会話」「単語」「基礎から総合学習」など、最優先する目的を1つ決めてください。その目的に強いアプリをメインにすると、サービス選びで迷いにくくなります。
自分の英語レベルに合っているか確認する
学習内容が自分の英語レベルに合っているかも重要です。難しすぎればレッスンについていけず、簡単すぎれば新しく学べる内容が少なくなります。
英語を久しぶりに勉強する人は、中学英文法や基本的な英単語から復習できるかを確認しましょう。反対に、基礎的な英文をすでに理解できる人は、スピーキングや実践的なリスニングなど、アウトプット量を増やせるアプリを選ぶ方法があります。
レベルが分からない場合は、無料体験で最初のレッスンを受けてみるのが簡単です。少し考えれば理解できる程度の難易度かを目安にし、難しすぎたり簡単すぎたりする場合は別のレベルやアプリも比較しましょう。
毎日続けやすい学習時間・機能で選ぶ
英語学習アプリは、機能の多さよりも毎日の生活に組み込めるかを確認してください。どれだけ内容が充実していても、1回の学習時間が長く負担になれば使わなくなる可能性があります。
仕事が忙しい社会人なら、「通勤電車で10分」「昼休みに5分」「寝る前に10分」など、実際に使える時間を先に考えると選びやすくなります。予約せずにすぐ使える、短時間で1レッスンが終わる、学習記録を確認できるといった機能も継続を助けます。
僕自身も英語学習では、まとまった時間だけを頼りにするより、スキマ時間を使って学習量を確保してきました。毎日30分使えるアプリより、毎日10分でも無理なく開けるアプリのほうが自分に合う場合もあります。
無料体験をしてから有料プランを契約する
有料の英語学習アプリは、可能であれば無料体験を利用してから契約するのがおすすめです。公式サイトの機能説明だけでは、操作性・レッスンの難易度・AIとの会話のしやすさなど、自分との相性までは判断できません。
無料期間中は、単に数回触るだけでなく「実際に有料契約した場合と同じ生活リズムで使えるか」を確認してください。通勤中に使う予定なら通勤中、寝る前ならその時間帯に試すと継続できるか判断しやすくなります。
無料体験で確認したいポイント
- 自分の英語レベルに合っているか
- 1回の学習時間が負担にならないか
- 操作方法が分かりやすいか
- 伸ばしたい英語力を練習できるか
- 毎日また使いたいと思えるか
無料体験後に自動更新されるサービスもあるため、継続しない場合の解約期限や手続きもあわせて確認しておきましょう。
料金だけでなく学習できる内容まで比較する
英語学習アプリは、月額料金だけを比較して最も安いサービスを選ぶのではなく、その料金で自分に必要な学習がどこまでできるかを確認してください。
たとえば、低価格でも単語学習が中心なら、スピーキングを伸ばしたい人には別のアプリが必要になる可能性があります。一方、料金が高めでも、単語・リスニング・発話など複数の学習を1つにまとめられれば、複数サービスを契約するより費用を抑えられる場合があります。
月額だけでなく、年額プランの有無や申込経路による料金差、自動更新なども確認しておくと安心です。最初は月額や無料体験で相性を確認し、数か月続けられると判断してから割安な長期プランを検討すると、契約後の失敗を減らせます。
英語学習アプリを選ぶときの注意点
英語学習アプリは手軽に始められる一方、選び方や契約方法によっては「思っていた学習ができなかった」「使わないまま料金を払い続けていた」と後悔することがあります。
知名度だけで決めず、実際に続けられるかを無料期間中に確認してから契約することが、失敗を防ぐポイントです。
知名度や人気だけで選ばない
有名な英語学習アプリでも、自分の目的に合っているとは限りません。多くの人から評価されていても、スピーキングを伸ばしたい人とTOEIC対策をしたい人では、必要な学習内容が異なるからです。
たとえば、英単語を覚えることが中心のアプリを選んでも、AIと自由に話す練習は十分にできない場合があります。反対に、スピーキング特化型アプリだけでは、英文法やTOEICの問題演習が不足することもあります。
「人気があるか」ではなく「自分が今伸ばしたい力を学べるか」を基準にしてください。
複数の英語学習アプリを最初から契約しすぎない
魅力的な英語学習アプリをいくつも見つけても、最初から複数の有料サービスを契約するのはおすすめしません。使える時間は限られているため、アプリを増やしすぎると、どれも中途半端になる可能性があるからです。
たとえば、1日に30分しか勉強できないのに3つのアプリを契約すると、それぞれ10分程度しか使えません。「今日はどのアプリを使うか」と迷うことも、継続を妨げる原因になります。
最初は現在の目的に最も合うアプリを1つメインにするのがおすすめです。使い続ける中で「単語が足りない」「もっと会話したい」など弱点が明確になってから、必要に応じて2つ目を追加しましょう。
年額プランは継続できると確認してから契約する
月額プランより年額プランのほうが、1か月あたりの料金を抑えられるサービスがあります。ただし、初めて利用するアプリでいきなり長期契約すると、途中で使わなくなった場合に費用を無駄にする可能性があります。
料金の安さだけで年額プランを選ぶのではなく、まず無料体験や月額プランで操作性・難易度・学習内容を確認しましょう。
1〜2週間程度使ってみて、「生活の中で無理なく続けられる」「学習内容が自分の目的に合っている」と判断できてから長期プランを比較すると安心です。
継続できると分かってから年額プランへ切り替えることで、割引のメリットを活かしながら契約後の後悔も減らせます。
自動更新・解約方法・申込経路による料金差を確認する
無料体験や有料プランへ申し込む前に、自動更新の有無と解約方法を確認しておきましょう。無料体験が終了すると自動的に有料プランへ移行するサービスもあるため、「試しただけのつもりだった」という状況を防ぐ必要があります。
また、同じサービスでも公式WebサイトとApp Store・Google Play Storeなど、申し込む場所によって料金や利用できるプランが異なる場合があります。
契約前に確認すること
- 無料体験が終了する日
- 無料体験後に自動更新されるか
- 月額・年額プランの料金
- 解約手続きを行う場所
- Webとアプリストアで料金差がないか
無料期間を利用するときに終了日をスマートフォンのカレンダーへ登録しておくと、解約期限を忘れにくくなります。
英語学習アプリ・オンライン英会話・参考書はどれがおすすめ?
英語を勉強する方法は、アプリだけではありません。英語学習アプリ・オンライン英会話・参考書にはそれぞれ得意な学習があるため、目的に合わせて使い分けることが効率よく学ぶポイントです。
| 学習方法 | 向いている目的 | 特徴 |
|---|---|---|
| 英語学習アプリ | 習慣化・スキマ学習 | 場所を選ばず短時間で学べる |
| オンライン英会話 | 実践的な英会話 | 人を相手に会話を練習できる |
| 参考書 | TOEIC・英文法 | 体系的に知識や問題演習を進めやすい |
どれか1つだけに絞る必要はありません。最初は取り組みやすい方法を軸にして、足りない学習を別の方法で補う使い方もできます。
スキマ時間で毎日続けたいなら英語学習アプリ
仕事や家事でまとまった学習時間を取りにくい人には、英語学習アプリが向いています。スマートフォンがあれば通勤時間・昼休み・待ち時間などに学習でき、机に向かわなくても英語に触れる時間を増やせるからです。
特に1回数分〜15分程度で完結するレッスンなら、「今日は1時間勉強できないからやめておこう」となりにくく、学習を習慣化しやすくなります。
僕自身も社会人になってからの英語学習では、まとまった勉強時間だけではなく、移動時間などのスキマ時間も活用しています。毎日少しでも英語に触れる環境を作りたい人には、アプリの手軽さが大きなメリットです。
ただし、実際の人と英語で会話する経験は不足しやすいため、会話力をさらに伸ばしたくなった段階でオンライン英会話を取り入れる方法もあります。
人間との会話力を伸ばしたいならオンライン英会話
AI英会話である程度話せるようになり、実際の人を相手に英語を使う経験を増やしたい人にはオンライン英会話が向いています。
人との会話では、予想していなかった質問をされたり、自分の発言に対して相手が反応したりします。その場で内容を理解し、自分で英文を組み立てて返す必要があるため、アプリだけでは経験しにくい実践的なコミュニケーションを練習できます。
一方、初心者の場合は「英語が出てこなかったらどうしよう」「沈黙するのが怖い」と感じることもあります。その場合は、最初にSpeakやトーキングマラソンなどで一人で発話する時間を増やしてから、人との会話へ進む方法もあります。
AI英会話とオンライン英会話はどちらか一方を選ぶものではなく、AIで練習してから人との実践へ進むという使い分けも効果的です。
TOEICや英文法を体系的に学びたいなら参考書
TOEICのスコアアップや英文法の理解など、学ぶ範囲が明確な場合は参考書も有力な選択肢です。章やレベルごとに学習内容が整理されているため、必要な知識を順番に学びやすいメリットがあります。
僕自身、TOEIC620点から830点まで伸ばす過程では、アプリだけではなく単語帳や文法教材、TOEIC公式問題集なども組み合わせて学習してきました。
特にTOEICでは、本番と同じ形式の問題を解き、間違えた理由を確認する学習が必要です。英会話アプリだけを使うより、TOEIC向けの教材を使ったほうが試験対策を進めやすくなります。
一方で、参考書は自分で学習時間を作る必要があり、スピーキング練習もしにくい点がデメリットです。TOEICや英文法は参考書、発話練習はアプリやオンライン英会話のように役割を分けると、それぞれの長所を活かせます。
英語学習アプリの効果を高める3つの使い方
英語学習アプリは、ダウンロードするだけでは英語力アップにつながりません。使うアプリを絞り、毎日続け、覚えた英語を実際に使うことで学習効果を高めやすくなります。
特に忙しい社会人は、長時間の勉強を目指すより、生活の中に無理なく英語学習を組み込むことを優先しましょう。
最初はメインで使う英語学習アプリを1つに絞る
英語学習を始めたばかりの段階では、メインで使うアプリを1つに絞るのがおすすめです。複数のアプリを同時に使うと、それぞれの学習が中途半端になり、「今日はどれを使うか」を考えるだけでも負担が増えるからです。
たとえば、英会話を伸ばしたいならSpeak、基礎から総合的に学びたいならスタディサプリENGLISH、英単語を増やしたいならmikanのように、現在の最優先課題に合うアプリを1つ決めます。
1つのアプリをしばらく使うと、「単語が足りない」「もっと人と話したい」など次の課題も見えやすくなります。その段階で必要に応じて2つ目を追加すれば、目的のないアプリ併用を防げます。
1日15分など無理なく続けられる最低ラインを決める
英語学習アプリを継続するには、「毎日1時間」のような高い目標より、忙しい日でも達成できる最低ラインを決める方法が向いています。
たとえば「1日15分」「通勤電車で1レッスン」「寝る前に英単語を10個」のように、具体的な行動まで決めておきましょう。仕事で疲れた日でも続けられる量なら、勉強を完全に休む日を減らせます。
僕自身も英語学習では、まとまった勉強時間だけに頼らず、移動中やスキマ時間を活用しています。毎日完璧に勉強することより、英語に触れる日を積み重ねることを意識すると習慣化しやすくなります。
続けやすい最低ラインの例
- 朝:英単語を5〜10個確認する
- 通勤中:英語アプリを10〜15分使う
- 昼休み:AI英会話を1レッスン行う
- 寝る前:その日に覚えた表現を復習する
最初からすべて行う必要はありません。自分が最も続けやすいタイミングを1つ決め、学習が習慣になってから少しずつ時間を増やしましょう。
アプリで覚えた英語を実際に声に出して使う
英単語や英文を画面で覚えるだけでなく、学習した英語を実際に声に出す時間を作ることも大切です。意味を理解できる英語と、自分で瞬時に使える英語は同じではありません。
たとえば「I'd like to ~」という表現を覚えたら、例文を読むだけで終わらせず、「I'd like to order this.」「I'd like to visit Australia.」など、自分の状況に合わせた英文を作って声に出します。
Speakやトーキングマラソンなどの発話型アプリを使うほか、単語アプリで覚えた表現を独り言で使う方法でも構いません。
僕もオーストラリア留学では、授業で覚えた英語を実際の生活で使うことで、知識として知っていた表現が少しずつ自分の言葉として使えるようになる感覚がありました。アプリ内で覚えて終わらず、実際の発話までを1セットにすると英会話につなげやすくなります。
英語学習アプリに関するよくある質問
英語学習アプリを始める前には、「無料でも効果があるのか」「1日何分必要なのか」「アプリだけで話せるようになるのか」といった疑問が出てきます。
目的に合ったアプリを選ぶことを前提に、初心者が迷いやすいポイントをまとめます。
英語学習アプリは無料でも効果がありますか?
無料の英語学習アプリでも、目的と使い方が合っていれば英語学習に活用できます。特に、英単語の復習や基礎学習、毎日英語に触れる習慣を作る目的なら、無料から始めても問題ありません。
たとえばDuolingoは基本的な語学学習を無料で始められ、mikanにも無料で利用できる範囲があります。「英語学習が続くか分からない」という初心者は、最初に無料アプリを使って習慣化する方法もあります。
ただし、無料だからという理由だけで選ぶのではなく、伸ばしたい英語力を学べるか確認することが重要です。スピーキングや高度な機能などを求める場合は、有料サービスのほうが目的に合うこともあります。
英語初心者はどの学習アプリから始めるのがおすすめですか?
英語初心者は、現在の目的によって選ぶアプリを変えましょう。中学英語から学び直したい場合はスタディサプリENGLISH、まず無料で学習習慣を作りたい場合はDuolingoが候補になります。
一方、「簡単な英文は理解できるけれど、話そうとすると英語が出てこない」という場合は、Speakやトーキングマラソンなど発話練習ができるアプリも選択肢です。
人気よりも、「基礎を学びたいのか」「話す練習をしたいのか」など現在の課題に合っていることを優先してください。目的が分からない場合は、単語・文法・リスニング・発話を幅広く学べるアプリから始めると、自分の弱点を見つけやすくなります。
英語学習アプリは1日何分使えばいいですか?
初心者は、まず1日15分程度から始めても構いません。学習時間を長くすることより、毎日無理なく続けられる時間を設定することを優先しましょう。
たとえば平日にまとまった時間が取れない場合でも、通勤中に10分、寝る前に5分と分ければ1日15分確保できます。短時間のレッスンに対応したアプリなら、スキマ時間にも取り組みやすくなります。
英語力をさらに伸ばしたい場合は、習慣化したあとに30分、45分と少しずつ増やす方法がおすすめです。最初から高すぎる目標を設定して挫折するより、毎日続けられる最低ラインから始めるほうが長期的な学習につなげやすくなります。
英語学習アプリだけで英語を話せるようになりますか?
英語学習アプリは、単語・文法・リスニング・発話などを練習する方法として役立ちます。ただし、実際の人との英会話までアプリだけですべて補えるとは限りません。
SpeakなどのAI英会話を使えば、自分で英文を作って話す練習量を増やせます。人間相手より間違いを気にせず練習できるため、オンライン英会話へ進む前の準備にも使いやすいでしょう。
一方、実際の会話では予想していなかった質問への返答や、相手の話し方に合わせたコミュニケーションも必要になります。アプリで基礎と発話力を身につけたあと、オンライン英会話や英会話カフェなどで人と話す機会を増やすと、実践的な会話力につなげやすくなります。
英語学習アプリは複数併用したほうがいいですか?
英語初心者は、最初から複数のアプリを併用する必要はありません。まずは目的に合ったメインアプリを1つ決め、学習を習慣化することを優先しましょう。
複数のアプリが役立つのは、メインアプリだけでは補えない弱点が明確になったときです。たとえば、スタディサプリENGLISHで総合的に学びながらSpeakで発話量を増やしたり、Speakを中心に使いながらmikanで単語を補強したりできます。
「便利そうだから追加する」のではなく、「足りない学習を補うために追加する」のがポイントです。役割が重複するアプリを複数契約すると、料金だけ増えて使い分けにくくなるため注意してください。
TOEIC対策にも英語学習アプリは使えますか?
英語学習アプリはTOEIC対策にも活用できますが、スコアアップを最優先するならTOEIC向けのアプリや教材を選ぶほうが効率的です。
TOEICでは語彙力や英文法だけでなく、Partごとの問題形式に慣れたり、時間を意識して問題を解いたりする必要があります。日常英会話を中心にしたアプリだけでは、本番形式の演習量が不足する可能性があります。
僕自身もTOEIC620点から830点まで伸ばす過程では、英語学習アプリだけでなく、単語帳や文法教材、TOEIC公式問題集などを組み合わせて学習しました。
英会話も伸ばしたいなら英語学習アプリ、TOEICスコアを優先する期間はTOEIC専用教材というように、目標に合わせて使い分けると学習内容がぶれにくくなります。
まとめ|英語学習アプリは目的に合う1本を選ぼう
英語学習アプリは、「一番人気だから」という理由ではなく、自分が今伸ばしたい英語力に合っているかを基準に選びましょう。
- 基礎から総合的に学ぶならスタディサプリENGLISH
- スピーキングを増やすならSpeakやトーキングマラソン
- 無料から始めるならDuolingo、単語を重点的に学ぶならmikan
- AIによる個別学習ならスマイルゼミ ENGLISH、人との実践まで求めるならLanCul
英語学習が続くか不安な場合は、いきなり複数の有料アプリや年額プランを契約する必要はありません。まず無料プランや無料体験を利用し、1〜2週間ほど普段の生活の中で使ってみると、自分との相性を判断しやすくなります。
アプリを決めたら、1日15分など無理なく続けられる最低ラインを設定し、覚えた英語を声に出すところまで取り組んでみてください。自分の目的に合う1本を毎日使うことが、英語学習を続ける第一歩です。