仕事や学校があると、毎日まとまった英語学習の時間を確保するのは簡単ではありません。
そこで活用したいのが、毎日の通勤時間です。
電車に乗っている10分や20分でも、英語アプリを使えば単語・リスニング・英文法・TOEIC対策などに取り組めます。
ただし、通勤中に難しい勉強を詰め込んだり、毎日違う教材を使ったりすると続きにくくなります。
大切なのは、通勤という毎日の行動と英語学習をセットにして、迷わず取り組める仕組みを作ることです。
この記事では、通勤時間におすすめの英語勉強法から、電車での英語アプリの効果的な使い方まで初心者向けに解説します。
通勤時間は英語学習に向いている
通勤時間は、忙しい社会人でも英語学習を日常に組み込みやすい時間です。
新しく勉強時間を作るのではなく、すでに毎日発生している移動時間を活用できるからです。
特に英単語やリスニング、復習など、スマホだけで完結しやすい学習と相性がよいでしょう。
ここでは、通勤時間を英語学習に使うメリットと注意点を解説します。
毎日の通勤をそのまま学習習慣にできる
通勤時間を英語学習に使う大きなメリットは、毎日の生活の中に勉強を組み込みやすいことです。
「仕事が終わってから30分勉強しよう」と考えていても、残業や予定、疲れなどによって続かない日があります。
一方で通勤は、出勤する日であれば基本的に発生する時間です。
そのため、「電車に乗ったら英単語アプリを開く」「駅から会社までは英語音声を聞く」のように、場所や行動と学習内容をセットにすると迷いにくくなります。
たとえば、次のように決めておくだけでも構いません。
- 電車に乗ったら英単語を10個復習する
- 乗り換え後は前日に使った英語音声を聞く
- 駅から会社までの徒歩時間はリスニングに使う
最初から「通勤中に30分勉強する」と決める必要はありません。
「電車に乗ったら英語アプリを開く」という行動まで固定すると、英語学習を始めるハードルを下げやすくなります。
通勤以外の短い時間も活用したい方は、英語学習アプリでスキマ時間を活用する勉強法も参考にしてください。
短時間でも積み重ねればまとまった学習時間になる
通勤中の英語学習は、1回の長さよりも積み重ねを意識することが大切です。
たとえば片道10分だけ英語を勉強する場合でも、往復なら1日20分になります。
平日5日間続ければ1週間で100分です。
1回10分を見ると短く感じますが、毎日の移動時間を使えば、新しくまとまった時間を確保しなくても英語に触れる時間を増やせます。
ただし、10分間で単語・文法・リスニング・英会話のすべてを勉強しようとする必要はありません。
時間が短い日は英単語だけ、20分以上座れる日は文法問題まで進めるなど、その日の状況に合わせて調整しましょう。
| 使える時間 | おすすめの英語学習 | 具体例 |
|---|---|---|
| 5分 | 英単語 | 前日に間違えた単語を復習 |
| 10分 | リスニング | 短い音声を繰り返して聞く |
| 15分 | 英文法 | 1テーマだけ問題演習 |
| 20分以上 | 複数学習 | 単語+リスニングなど |
上記はあくまで一例です。
大切なのは、短い時間を「勉強には足りない」と捨てないことです。
5分なら5分で終えられる学習を用意しておくと、通勤時間を無理なく活用できます。
英語アプリを使う時間の決め方については、英語学習アプリは1日何分やればいいのか解説した記事も参考にしてください。
通勤時間だけで英語学習を完結させる必要はない
通勤時間は便利ですが、英語学習のすべてを電車の中だけで終わらせる必要はありません。
電車では英単語やリスニング、英文法の復習などに取り組みやすい一方、声を出すスピーキング練習や長時間の問題演習には向かない場合があります。
特に満員電車ではスマホを見ることさえ難しく、英語を発音するのも現実的ではありません。
そこでおすすめなのが、場所によって学習内容を分ける方法です。
たとえば、通勤中に「I have a reservation.」という表現を覚えたら、帰宅後にAI英会話やオンライン英会話を使い、ホテルでチェックインする場面を想定して実際に口に出します。
メモ
僕自身も、移動中はリスニングなど耳を使う勉強に充て、机に向かえる時間には問題演習をするなど、場所によって学習内容を分けています。
通勤中だけですべてを終わらせようとするより、「今いる場所でやりやすい勉強」を選ぶ方が続けやすいと感じています。
通勤ではインプットや復習、自宅では発音やスピーキングというように役割を分ければ、電車の中で無理に英会話まで練習する必要はありません。
通勤学習は、1日の英語学習を支える時間として活用しましょう。
通勤時間におすすめの英語勉強法7選
通勤時間の英語勉強法は、短時間で始められて途中で止めやすいものを選ぶのがおすすめです。
特に電車では、英単語・リスニング・英文法・TOEIC問題など、スマホだけでも進めやすい学習が向いています。
ここでは初心者から中級者まで取り入れやすい通勤時間の英語勉強法を7つ紹介します。
| 勉強法 | 目安時間 | おすすめの場面 |
|---|---|---|
| 英単語 | 5〜10分 | 短い乗車時間 |
| リスニング | 5〜15分 | 立っている電車 |
| 教材音声の復習 | 5〜15分 | 前日の復習 |
| 英文法 | 10〜15分 | 座れる電車 |
| TOEIC Part 2 | 5〜10分 | TOEIC対策 |
| 英文・英語ニュース | 10〜20分 | 座れる電車 |
| 頭の中で英作文 | 5〜10分 | 声を出せない場所 |
自分の目的と通勤環境に合わせて、毎日1〜2種類から始めてみましょう。
英語アプリで単語を5〜10分復習する
通勤時間で最も始めやすい英語学習の一つが、英単語の復習です。
英単語アプリなら参考書を広げる必要がなく、電車を待っている数分や乗車中の5〜10分でもすぐに始められます。
ただし、毎日新しい単語を大量に覚えようとするより、以前間違えた単語を繰り返し確認する使い方がおすすめです。
たとえば前日に20語学習したなら、翌朝の通勤では同じ20語を確認します。
意味が分からなかった単語だけお気に入りや復習リストへ残し、帰りの電車でもう一度見る方法でも構いません。
単語の意味だけで終わらず、余裕があれば例文まで確認しましょう。
たとえば「reservation=予約」と覚えるだけではなく、「I have a reservation.」まで見ておくと、ホテルやレストランで実際に使う場面もイメージしやすくなります。
失敗しやすいのは、単語アプリを何個も入れて教材を頻繁に変えることです。
まずは1つに絞り、「朝5分は昨日の単語を復習する」というシンプルなルールから始めてみてください。
英語音声を聞いてリスニングする
スマホの画面を見続けにくい通勤時間には、リスニング学習も向いています。
特に立っている電車や徒歩移動では、英単語や長文を読むより、イヤホンで英語音声を聞く方が取り組みやすいでしょう。
ただし、英語を長時間流しているだけでは、聞き取れない部分がそのままになりやすいため注意が必要です。
おすすめは、短い音声を繰り返して使う方法です。
最初に何も見ずに聞き、どこまで理解できるか確認します。
次に英文や日本語訳を見て、聞き取れなかった単語や表現を確認します。
その後、同じ音声をもう一度聞いてみましょう。
最初は聞こえなかった部分が少しずつ分かるようになると、復習すべきポイントも見つけやすくなります。
難しい海外ニュースを長時間聞くより、現在の英語力で内容を確認できる短い音声から始める方が取り組みやすいです。
前日に勉強した教材の音声を聞き直す
通勤時間を復習に使うなら、前日に机で勉強した教材の音声を翌日に聞き直す方法がおすすめです。
新しい教材を毎朝探す必要がなく、すでに一度内容を確認しているため、短い通勤時間でもすぐ復習に入れます。
たとえば夜にTOEICのリスニング問題を解いた場合、答え合わせをして英文まで確認しておきます。
翌朝は問題を解き直すのではなく、その音声を移動中に聞きます。
「あ、この表現は昨日聞き取れなかった部分だ」と気づければ、単なる聞き流しではなく復習として活用できます。
僕自身も、机に向かって確認したリスニング教材を、移動中など耳が空いている時間に聞き直すことがあります。
一度内容を確認した音声なら、初見の教材よりも「どこを間違えたか」「どの音が聞き取りにくかったか」を意識しやすくなります。
新しい教材を次々に進めることだけが勉強ではありません。
「夜に理解する→翌日の通勤で聞き直す」という流れを作ると、毎日の学習をつなげやすくなります。
復習するタイミングや方法をさらに詳しく知りたい方は、英語学習アプリの効果的な復習方法も参考にしてください。
英語アプリで文法問題を解く
座ってスマホを操作できる通勤時間なら、英語アプリで英文法の問題を解く方法もあります。
英文法は参考書を最初から読み進めるより、「現在完了を5問」「比較を5問」のようにテーマを絞ると短時間でも取り組みやすくなります。
特にTOEIC500〜650点程度で基礎文法に不安がある方は、難しい文法へ進む前に、中学・高校レベルで曖昧な部分を見つけることが大切です。
通勤中に問題を解くときは、正解数だけを見て次へ進まないようにしましょう。
間違えた問題では、「単語を知らなかったのか」「文法ルールを理解していなかったのか」「英文を読み間違えたのか」まで確認します。
10分しかないなら、20問を急いで解くより、5問を解いて間違いの理由まで確認する方が復習につなげやすいです。
電車が混雑している日は無理に画面を見る必要はありません。
座れた日は文法問題、立っている日はリスニングというように、その日の状況で学習内容を切り替えましょう。
TOEICのPart 2など短い問題を解く
TOEIC対策をしている方は、通勤時間に短い問題を取り入れる方法もあります。
特にListeningのPart 2は、公式の問題形式では質問または発言と、それに対する3つの応答を聞き、最も適切な応答を選ぶ形式です。
1問ごとの音声が比較的短いため、通勤中に数問だけ取り組む学習メニューを作りやすいでしょう。
参考資料:IIBC TOEIC Program「サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test」
たとえば朝の電車でPart 2を5問解き、間違えた問題だけ英文を確認します。
帰りの電車では同じ5問をもう一度聞き、正解を暗記するのではなく、「疑問詞を聞き逃した」「似た音の単語に引っ張られた」など間違えた原因を確認します。
5〜10分しか取れない日に模試を始めると途中で終わってしまいますが、Part 2のように区切りやすい問題なら短い通勤時間にも組み込みやすくなります。
一方で、本番形式のまとまった演習は自宅や休日に時間を確保して取り組むなど、学習目的によって使い分けましょう。
TOEIC対策に使えるアプリを探している方は、TOEIC勉強アプリおすすめ7選も参考にしてください。
短い英文や英語ニュースを読む
英語を読む力も伸ばしたい方は、通勤時間に短い英文や英語ニュースを読む方法があります。
ただし、朝から長い英文記事を読もうとすると、知らない単語を調べているうちに駅へ到着してしまうことがあります。
通勤学習では、5〜15分程度で読み切れる文章を選ぶのがおすすめです。
最初からすべての単語を日本語へ訳す必要もありません。
まず英文を最後まで読み、「誰が」「何をした」「何について書かれているか」という大まかな内容をつかみます。
その後、意味が分からないために文章全体を理解できなかった単語だけ調べましょう。
初心者の場合は、一般向けの難しい海外ニュースより、英語学習者向けに語彙や文章量が調整された教材から始める方が取り組みやすいです。
海外旅行が好きな方なら、旅行・ホテル・食事・海外文化など、自分が興味を持てるテーマを選んでも構いません。
「勉強だから読む」のではなく、「内容を知りたいから英語で読む」という状態を作れると、通勤時間にも続けやすくなります。
英語で今日の予定や出来事を考える
電車の中では声を出しにくいため、頭の中で短い英文を作る練習もおすすめです。
英単語や文法を勉強しているのに英語がすぐ出てこない方は、「知っている英語を自分で使う時間」を少しずつ増やしてみましょう。
難しいテーマについて話す必要はありません。
朝なら「今日は何をするか」、帰りなら「今日は何があったか」を英語で考えるだけでも構いません。
たとえば朝なら、「I have a meeting today.」「I'm going to the gym after work.」のような短い文章から始めます。
帰宅時なら、「I was busy today.」「I had lunch with my coworker.」など、その日の出来事を英語にします。
分からない表現があればスマホのメモへ残し、後から調べましょう。
通勤中に英語で考えてみるテーマ
- 今日の予定
- 昨日したこと
- 今日食べたいもの
- 週末にしたいこと
- 旅行で行ってみたい場所
頭の中で考えるだけなら、満員電車でも周囲を気にせず取り組めます。
帰宅後に同じ英文を声に出したり、AI英会話で使ったりすると、通勤中のインプットをスピーキング練習へつなげられます。
通勤に使いやすいアプリ自体を比較したい方は、通勤におすすめの英語学習アプリ7選もチェックしてみてください。
電車での英語アプリの効果的な使い方
電車で英語アプリを使うなら、アプリを開いてから勉強内容を考えるのではなく、あらかじめ使い方を決めておくことが大切です。
通勤時間には乗り換えや混雑もあるため、机での学習と同じ方法では続きにくい場合があります。
短時間・復習中心・すぐ始められる状態を意識して、通勤専用の学習ルールを作りましょう。
1回5〜15分で終わる学習を選ぶ
電車で英語アプリを使うときは、1回5〜15分程度で区切れる学習を用意しておくと取り組みやすくなります。
通勤では電車の遅延や乗り換え、混雑などによって、毎日同じ時間を確保できるとは限らないからです。
「今日は30分勉強する」と決めるより、「単語10個」「リスニング1本」「文法5問」のように、終わりが分かる目標を設定しましょう。
- 5分なら前日の英単語を復習する
- 10分なら短いリスニング音声を1本復習する
- 15分なら英文法を5問解いて間違いを確認する
失敗しやすいのは、通勤中に長い講義動画や模試を始めることです。
途中で駅へ着くと学習が中断され、そのまま続きをやらなくなる場合があります。
「時間」ではなく「小さな学習単位」で決めると、短い電車移動でも達成感を得やすくなります。
15分使える日でも毎回複数の教材を使う必要はありません。
英語アプリを開いたら迷わず始められるよう、「朝は単語」「帰りはリスニング」のように固定する方法もおすすめです。
新しく覚えるより復習を中心にする
電車での英語アプリ学習は、新しい内容を大量に覚える時間よりも、すでに勉強した内容を復習する時間として使うと取り組みやすくなります。
初めて学ぶ英文法や難しい長文は、解説をじっくり読んだりメモしたりする必要があるため、混雑した電車では集中しにくいからです。
たとえば自宅で英単語を20語覚えたなら、翌朝の通勤中に同じ20語を復習します。
前日にリスニング問題を解いたなら、その音声を翌日に聞き直します。
文法問題で間違えた項目があれば、アプリの復習リストから数問だけ解き直してもよいでしょう。
通勤中に新規学習をしてはいけないわけではありません。
座れて集中できる日は新しい内容へ進み、混雑している日は復習だけにするなど柔軟に変えて構いません。
大切なのは、新しい教材を進めることだけを「勉強した」と考えないことです。
英語アプリを使った復習の流れについては、英語学習アプリの復習方法を解説した記事でも詳しく紹介しています。
事前に教材をダウンロードしておく
通勤中に音声や動画を使う場合は、利用しているアプリが対応していれば、自宅のWi-Fiなどで教材を事前にダウンロードしておくと便利です。
地下鉄や移動区間によっては通信環境が安定しない場合があり、教材の読み込みを待っていると短い学習時間がさらに減ってしまいます。
また、毎朝アプリを開いてから「今日は何を聞こう」と探していると、それだけで数分使ってしまいます。
前日の夜に翌朝使う音声を決めておけば、電車に乗った直後から学習を始められます。
メモ
教材のダウンロードやオフライン再生に対応しているかは、アプリや利用プランによって異なります。
利用しているサービスの公式案内を確認したうえで、自分の通勤環境に合う方法を選びましょう。
僕自身も移動中の学習では、「教材を探す時間」をできるだけ作らないことを意識しています。
英語学習は教材を選んでいる時間ではなく、実際に英語へ触れている時間を増やすことが大切です。
前日のうちに「明日の通勤で使う教材」を1つ決めておくだけでも、電車に乗ってから迷いにくくなります。
通知を切って英語アプリだけを開く
スマホで英語を勉強するときに意外と大きな障害になるのが、SNSやメッセージなどの通知です。
英単語を復習している途中で通知が表示されると、そのまま別のアプリを開き、気づけば目的の駅へ着いていたということもあります。
通勤時間を英語学習へ使いたいなら、学習している5〜15分だけでも通知に反応しにくい環境を作りましょう。
スマートフォンの集中モードなどを利用する方法もありますが、難しく考える必要はありません。
「電車に乗って最初の10分は英語アプリ以外を開かない」と自分でルールを決めるだけでも構いません。
もう一つのコツは、英語学習アプリをホーム画面の開きやすい場所に置くことです。
SNSを開くより先に英語アプリが目に入る状態を作れば、学習開始までの行動を減らせます。
英語学習では、毎回強い意志でSNSを我慢するより、英語アプリを先に開きやすい仕組みを作る方が再現しやすいです。
単語・リスニング・英会話など、英語アプリを使った勉強全体の進め方を知りたい方は、英語アプリの効果的な勉強法もあわせて確認してみてください。
朝と帰りで変える通勤時間の英語学習ルーティン
通勤時間を英語学習に使うなら、朝と帰りで同じ勉強を繰り返す必要はありません。
朝は単語や文法など集中して考える学習、仕事終わりはリスニングや復習など負担の少ない学習にすると続けやすくなります。
自分の集中力に合わせて学習内容を変えることが、通勤時間を無理なく活用するポイントです。
朝の通勤は単語・文法など集中力が必要な学習をする
朝の通勤では、英単語や英文法、TOEICの短い問題など、画面を見ながら集中して取り組む学習がおすすめです。
たとえば電車に乗って最初の10分は英単語を復習し、残り10分で英文法を5問解くなど、あらかじめ順番を決めておきます。
毎朝「今日は何を勉強しよう」と考えるところから始めると、教材を選んでいるうちに時間がなくなることもあります。
そのため、朝の通勤では学習メニューをできるだけ固定するのがポイントです。
朝の通勤で取り組みやすい学習
- 前日に覚えた英単語の復習
- 英文法アプリで5〜10問解く
- TOEICの短い問題を解く
- 短い英文を1本読む
ただし、朝から難しい長文や大量の問題に取り組む必要はありません。
「単語10個」「文法5問」のように小さく区切り、目的の駅へ着く前に終えられる内容を選びましょう。
英語アプリで何を勉強すればよいか迷う方は、英語アプリの効果的な勉強法も参考にしてください。
帰りの通勤はリスニング・復習を中心にする
仕事や学校が終わった後は、朝と同じ集中力で英単語や英文法に取り組めない日もあります。
そのような日は無理に難しい問題を解くのではなく、リスニングやその日に学習した内容の復習へ切り替えるのがおすすめです。
たとえば朝に勉強した英単語をもう一度確認したり、前日に解いたリスニング教材を聞き直したりします。
新しい知識を増やすことだけを目標にせず、帰りは「今日覚えたことを忘れないための時間」と考えると学習メニューを作りやすくなります。
疲れている日に高い目標を設定すると、「今日はできなかった」という感覚が残り、通勤学習そのものが嫌になる可能性があります。
英語音声を10分聞くだけの日があっても構いません。
その日の集中力に合わせて学習量を調整しながら、英語に触れる習慣を途切れさせないことを優先しましょう。
往復でインプットと復習をセットにする
通勤時間をさらに活用したい方は、朝と帰りを別々に考えるのではなく、往復で1つの学習サイクルを作ってみましょう。
たとえば朝の電車で英単語を20語学習し、帰りに同じ20語を確認します。
朝にTOEICのリスニング問題を解いた場合は、帰りにその音声だけを聞き直す方法もあります。
「朝に学ぶ→帰りに確認する」までを1セットにすることで、復習を後回しにしにくくなります。
| 朝の通勤 | 帰りの通勤 |
|---|---|
| 英単語を学習する | 同じ単語を復習する |
| 英文法を5問解く | 間違えた問題を確認する |
| リスニング問題を解く | 同じ音声を聞き直す |
| 短い英文を読む | 知らなかった表現を確認する |
朝と帰りに別々の教材を使うより、同じ内容へ再び触れる方が学習の流れもシンプルになります。
特に複数の英語アプリを使っている方は、「朝はこれ、帰りはこれ」と教材を増やしすぎないようにしましょう。
復習の具体的な進め方は、英語学習アプリの効果的な復習方法でも詳しく解説しています。
片道時間別|通勤中のおすすめ英語学習メニュー
通勤中の英語勉強法は、片道に使える時間によって変えるのがおすすめです。
15分しかない人と60分使える人では、同じ学習メニューにする必要はありません。
ここでは片道15分・30分・60分を例に、電車に乗ってから迷わず始められる具体的な学習メニューを紹介します。
片道15分なら英単語とリスニングに絞る
片道15分程度なら、英単語とリスニングなど短時間で完結する学習に絞るのがおすすめです。
複数の教材を次々に開くと、アプリを切り替えているだけで貴重な通勤時間を使ってしまいます。
たとえば最初の5分で前日に覚えた英単語を確認し、残り10分で短い英語音声を1本聞く方法なら、そのまま毎日のルーティンにしやすいでしょう。
15分では「広く勉強する」より「毎日同じことを確実にこなす」ことを意識してください。
片道15分の学習例
- 5分:前日に学習した英単語を復習する
- 10分:短いリスニング音声を1本聞く
電車が混雑してスマホを操作できない日は、15分すべてをリスニングにしても構いません。
反対に座れた日は、単語10分+文法5分に変える方法もあります。
毎日完全に同じメニューを守ることより、その日の状況に合わせて15分を英語へ変えることを優先しましょう。
片道30分なら単語・リスニング・復習を組み合わせる
片道30分程度ある場合は、1種類だけでなく、英単語・リスニング・復習を組み合わせるとバランスよく学習できます。
たとえば最初の10分で英単語を確認し、次の15分でリスニング、最後の5分で間違えた内容を確認する流れです。
30分あるからといって最初から最後まで集中力が必要な問題演習にする必要はありません。
前半に集中する学習、後半に聞く学習を配置すると、負担を分散しやすくなります。
| 時間 | 学習内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| 10分 | 英単語 | 前日の単語+新しい単語 |
| 15分 | リスニング | 短い音声を繰り返して聞く |
| 5分 | 復習 | 間違えた単語や表現を確認する |
朝は新しい内容を少し進め、帰りは同じ教材を復習する形にすれば、往復60分の学習ルーティンも作れます。
一方で、毎日30分を必ず使い切ろうとすると負担になることもあります。
疲れている日は10分だけに短縮するなど、続けられる範囲で調整しましょう。
短い時間の使い方をさらに増やしたい方は、英語学習アプリでスキマ時間を活用する勉強法も参考にしてください。
片道60分ならTOEICやリーディングも取り入れる
片道60分程度の通勤時間がある方は、英単語やリスニングだけでなく、TOEIC対策やリーディングなども取り入れやすくなります。
ただし、60分間ずっと同じ学習を続けるより、15〜20分程度で内容を切り替える方が取り組みやすいでしょう。
たとえば英単語15分、TOEIC問題20分、リスニング20分、最後の5分で復習という形です。
まとまった通勤時間では「問題を解く→音声を聞く→復習する」という流れまで作れるのがメリットです。
片道60分の学習例
- 15分:英単語を復習する
- 20分:TOEICや英文法の問題を解く
- 20分:リスニング教材を聞く
- 5分:間違えた部分を確認する
TOEIC Listening & Reading TestはListeningとReadingで構成されているため、通勤中も目的に応じて両方の学習を組み合わせられます。
参考資料:IIBC TOEIC Program「テストの形式と構成」
ただし、本番を想定した模試は途中で乗り換えが入る通勤中より、自宅など落ち着いた環境で取り組む方が進めやすいでしょう。
通勤時間はPart別の演習や復習に使い、まとまった模試は休日に分けるのがおすすめです。
TOEIC対策アプリを探している方は、TOEIC勉強アプリおすすめ7選も参考にしてください。
通勤状況に合わせて英語の勉強法を変えよう
通勤時間が同じでも、座れる電車と満員電車では取り組みやすい英語学習が異なります。
毎日同じメニューを無理に続けるのではなく、座席の有無や移動手段によって勉強法を変えましょう。
その場所で無理なくできる学習を選ぶことが、通勤英語を継続するためのポイントです。
座れる電車ならリーディングや問題演習をする
電車で座れる場合は、スマホの画面を見ながら取り組むリーディングや英文法、TOEICの問題演習に向いています。
たとえば英語アプリで文法を10問解いたり、短い英文を1本読んだり、前日に間違えた問題を復習したりできます。
座れているからといって難しい教材を詰め込む必要はなく、目的の駅までに終えられる量を決めることが大切です。
座れた日は「目を使う学習」を進めるチャンスと考えると、勉強内容を選びやすくなります。
- 英文法アプリで問題を解く
- TOEICの短い問題に取り組む
- 英語ニュースや短い英文を読む
- 間違えた問題の解説を確認する
一方で、朝の電車で眠かったり仕事後で疲れていたりする日は、座れていてもリスニングだけに変えて構いません。
「座れたら必ず問題演習」と厳しく決めるのではなく、画面を見られる環境を有効活用する程度に考えましょう。
満員電車ならリスニング中心で勉強する
満員電車では、無理にスマホを操作したり参考書を広げたりせず、リスニング中心の学習に切り替えるのがおすすめです。
混雑した車内で画面を見続けようとすると、周囲に気を使うだけでなく、自分自身も学習へ集中しにくくなります。
そこで、事前に用意しておいた英語音声や前日に学習した教材を聞き直しましょう。
満員電車では「勉強できない」と考えるのではなく、「耳だけでできる学習の日」に変えるのがポイントです。
たとえば前夜にリスニング問題を解き、英文と意味まで確認しておきます。
翌朝の満員電車では、その音声だけを聞き直します。
教材を探したり画面を操作したりする時間を減らすため、出発前に再生する音声を決めておくとスムーズです。
徒歩通勤なら英語音声やPodcastを活用する
駅まで歩く時間や、駅から職場までの徒歩時間もリスニング学習に活用できます。
歩きながらスマホの画面を見るのではなく、英語教材の音声やPodcastなど、耳だけで完結するコンテンツを選びましょう。
内容は難しすぎるものを選ばず、自分の英語力で大まかな意味を理解できるものがおすすめです。
特に学習目的で使うなら、一度内容を確認した音声を徒歩時間に聞き直すと復習として取り入れやすくなります。
たとえば朝に駅まで10分歩くなら、前日に勉強したリスニング教材を1本再生します。
帰りは同じ音声をもう一度聞き、朝より聞き取れる部分が増えたか確認してみましょう。
Podcastを使う場合も、毎日違う番組を探すより、興味のある番組を1〜2個に絞ると迷いにくくなります。
注意点
徒歩中は英語学習より安全を優先してください。
道路を横断するときや周囲の音を確認する必要がある場所では、音量を下げる、再生を止めるなど、その場の状況に合わせましょう。
通勤だけでなく散歩や家事など「耳が空いている時間」を英語へ変えると、机に向かわないリスニング時間も増やせます。
車通勤ならリスニング中心で安全に学習する
車通勤の場合は、運転操作を伴わないリスニング学習を中心にしましょう。
走行中に英語アプリの画面を見たり、問題へ回答したりする方法は避け、出発前に再生する音声を準備しておくことが大切です。
たとえば前日に学習した教材の音声や、理解しやすい英語コンテンツを再生し、運転中は聞くことだけに集中します。
車通勤では英語学習よりも安全運転が最優先です。
メモ
再生する教材の選択や操作は、必ず安全な場所に停車してから行いましょう。
運転中に聞き取りづらい表現があっても、その場でスマートフォンを操作せず、後から確認してください。
車通勤では画面を使う英単語や英文法には取り組みにくい一方、毎日一定時間運転する方ならリスニングの時間を作りやすいメリットがあります。
自宅では英文やスクリプトを確認し、翌日の車内で同じ音声を聞くという流れにすると、聞くだけで終わらない復習型の学習にできます。
通勤中に使いやすいアプリを比較したい方は、通勤におすすめの英語学習アプリ7選も参考にしてください。
通勤時間の英語学習でやってはいけない5つのこと
通勤時間を英語学習に使うことは効率的ですが、やり方を間違えると「毎日勉強しているのに伸びない」と感じやすくなります。
特に注意したいのが、聞き流しだけで満足することや、教材を次々に変えてしまうことです。
ここでは、通勤中の英語学習で避けたい5つの失敗と、それぞれの改善方法を紹介します。
英語をただ聞き流すだけにする
通勤中のリスニングで注意したいのが、内容をほとんど理解できていない英語を、毎日ただ流すだけになってしまうことです。
英語を聞く時間を増やすこと自体は悪くありませんが、学習として取り組むなら「何が聞き取れなかったのか」を確認できる時間も作りましょう。
たとえば朝の通勤中に10分間リスニングをしたら、帰宅後に英文を確認します。
翌日は同じ音声をもう一度聞き、「昨日より聞き取れる部分が増えたか」を確認します。
「聞く→英文を確認する→もう一度聞く」という流れを作れば、通勤時間を復習にも活用できます。
すべての音声を完璧に理解する必要はありません。
まずは5〜10分程度の短い教材を選び、分からなかった部分だけ確認するところから始めましょう。
毎日違う教材に手を出す
通勤時間を有効活用したいからといって、英単語・英文法・リスニング・TOEICなどの教材を毎日変えるのはおすすめできません。
教材を増やしすぎると、「今日はどれを使おう」と選ぶだけで時間を使ってしまい、以前勉強した内容の復習も後回しになりやすいからです。
特に英語アプリは手軽に始められるため、気になるものを次々とインストールしたくなることがあります。
しかし、通勤時間が20分なら、毎日3〜4個のアプリを切り替える必要はありません。
通勤用教材のシンプルな組み合わせ例
- 英単語アプリを1つ
- リスニング教材を1つ
- 必要に応じてTOEICや英文法アプリを1つ
まずは自分の目的に必要な教材を1〜2個に絞ると、通勤中に迷わず勉強を始められます。
新しいアプリを使いたくなった場合も、今使っている教材を一定期間続けてから見直すとよいでしょう。
複数のアプリをどう組み合わせるか迷っている方は、英語学習アプリは併用すべきか解説した記事も参考にしてください。
通勤時間に難しい勉強を詰め込みすぎる
通勤時間を無駄にしたくないからといって、難しい長文読解や大量の英文法問題を詰め込みすぎると、かえって続けにくくなります。
電車では乗り換えや車内アナウンスがあり、自宅の机と同じように集中できるとは限りません。
たとえば片道20分しかないのに、長文読解・単語・文法・リスニングをすべて行おうとすると、どれも中途半端になりやすくなります。
その場合は「今日は単語10分+リスニング10分」のように内容を絞りましょう。
| 通勤中に向いている学習 | 自宅で取り組みやすい学習 |
|---|---|
| 英単語の復習 | 難しい英文法の理解 |
| 短いリスニング | 長文の精読 |
| 短い問題演習 | まとまった模試 |
| 前日の復習 | 発音・スピーキング練習 |
通勤時間は「短時間でも完結できる学習」に使うと考えると、勉強内容を選びやすくなります。
難しい勉強を避けるという意味ではありません。
集中できる学習は自宅、短い復習は通勤というように、場所によって役割を分けることがポイントです。
満員電車で無理にスマホを見る
満員電車では、英語を勉強するために無理にスマホの画面を見る必要はありません。
周囲との距離が近い状態で英単語や長文を読もうとしても集中しづらく、通勤そのものがストレスになってしまう場合があります。
「通勤時間は必ず画面を見て勉強する」と決めず、混雑している日はリスニングへ切り替えましょう。
たとえば前日に勉強した教材の音声や、すでに英文を確認したリスニング教材なら、画面を見なくても復習できます。
- 座れた日は英単語や英文法
- 立っている日は短いリスニング
- 満員電車では復習用の音声
毎日の混雑状況は同じとは限りません。
そのため、「画面を見る学習」と「耳だけでできる学習」の両方を用意しておくと、状況に合わせて切り替えられます。
英語学習のために無理をするのではなく、安全や周囲への配慮を優先しながら続けましょう。
通勤学習だけで英会話まで伸ばそうとする
通勤時間だけですべての英語力を伸ばそうとする必要はありません。
電車では英単語・英文法・リスニングなどを学びやすい一方で、実際に声を出して英語を話す練習には向かない場面が多いからです。
英単語をたくさん覚えてリスニングを続けていても、自分で英文を作って口から出す練習をしなければ、「分かるけれど話せない」という悩みが残ることがあります。
そこで、通勤時間と自宅学習の役割を分けましょう。
おすすめの使い分け
- 通勤:英単語・英文法・リスニング・復習
- 自宅:音読・発音・瞬間英作文
- 話せる環境:AI英会話・オンライン英会話
たとえば通勤中に「Could I check in, please?」という表現を覚えたら、自宅で実際に声へ出してみます。
さらにAI英会話などでホテルのチェックインを想定した会話に使えば、覚えた英語をアウトプットへつなげられます。
通勤時間は英会話の土台を作る時間として活用し、別の時間で話す練習を追加するのがおすすめです。
目的別|通勤時間におすすめの英語アプリ・教材
通勤中に使う英語アプリは、人気だけで選ぶのではなく「何を伸ばしたいか」で決めることが大切です。
英単語を増やしたい人とTOEIC対策をしたい人では、必要な機能や教材が異なります。
ここでは、英単語・リスニング・TOEIC・英会話の4つに分けて、通勤時間に取り入れやすいアプリ・教材の選び方を紹介します。
| 目的 | 通勤中の使い方 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 英単語 | 5〜10分の復習 | 間違えた単語を復習しやすい |
| リスニング | 移動中に音声を聞く | 短い音声を繰り返しやすい |
| TOEIC | Part別の問題演習 | 短時間でも問題を解ける |
| 英会話 | 通勤で予習・自宅で発話 | 会話練習ができる |
英単語を覚えたい人向けの英語アプリ
英単語を増やしたい方には、数分から学習でき、間違えた単語を繰り返し確認しやすい英単語アプリが向いています。
通勤時間では、新しい単語を大量に進めるより、前日に覚えた単語や間違えた単語の復習に使うのがおすすめです。
たとえば朝の電車で新しい単語を10個確認し、帰りの電車で同じ10個をもう一度見ます。
翌朝に再び確認すれば、「一度見ただけ」で終わるのを防ぎやすくなります。
また、TOEICを目指している方ならTOEIC向けの語彙、海外旅行を目的にしている方なら日常会話で使いやすい語彙など、目的に合った教材を選びましょう。
選ぶポイント
通勤向けの英単語アプリは、「短時間で学習できるか」「間違えた単語を復習できるか」「例文や音声も確認できるか」などを比較すると選びやすくなります。
通勤中の単語学習では、覚える量よりも復習しやすさを重視するのがポイントです。
英単語アプリを比較したい方は、英単語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
リスニングを伸ばしたい人向けの英語アプリ
通勤時間をリスニングに使いたい方は、短い英語音声を繰り返し再生でき、英文も確認しやすいアプリを選ぶと便利です。
特に電車で立っているときや駅まで歩いているときは、スマホの画面を見続けなくても勉強できるため、リスニングとの相性がよいでしょう。
ただし、「再生できれば何でもよい」というわけではありません。
聞き取れなかった部分を後から確認できるように、英文や日本語の意味を確認できる教材を選ぶと学習を進めやすくなります。
おすすめの使い方は、前日に自宅で英文を確認し、翌朝の通勤で同じ音声を聞く方法です。
帰りにも同じ教材を再生すれば、1つの音声へ複数回触れられます。
最初から難しいニュースやネイティブ向けの番組だけに絞る必要はありません。
自分が内容を確認できる英語を繰り返し聞くところから始めてみましょう。
TOEICスコアを伸ばしたい人向けの英語アプリ・教材
TOEICのスコアアップを目指している方は、通勤時間をPart別の問題演習や復習に使う方法がおすすめです。
TOEIC Listening & Reading Testは、リスニングセクションとリーディングセクションで構成されています。
そのため、通勤中は英単語だけでなく、リスニング・文法・読解など目的を決めて学習できます。
参考資料:IIBC TOEIC Program「テストの形式と構成」
たとえば短い時間ならPart 2のリスニングやPart 5の問題を数問だけ解き、20〜30分座れる場合はPart 7の短い英文を読む方法があります。
模試を最初から最後まで通勤中に解こうとすると乗り換えなどで中断しやすいため、電車ではPart別学習や復習、自宅ではまとまった演習と使い分けましょう。
公式教材を使っている場合も、自宅で問題を解いた後にリスニング音声を通勤中に聞き直す使い方ができます。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Program」
僕自身もTOEIC学習では、机に向かって問題を解くだけでなく、一度確認したリスニング音声を移動中などに聞いて復習しています。
TOEIC向けアプリを比較したい方は、TOEIC勉強アプリおすすめ7選も参考にしてください。
英会話を身につけたい人向けのAI英会話アプリ
「単語や文法は少し分かるのに、英語を話そうとすると言葉が出てこない」という方は、AI英会話アプリを学習に組み合わせる方法があります。
ただし、満員電車の中で実際に声を出すのは難しいため、通勤中と自宅で役割を分けるのがおすすめです。
通勤中は、アプリ内の会話表現を読んだり、今日話したい内容を英語で考えたりして準備します。
帰宅後に声を出せる環境でAIとの会話練習を行えば、通勤中に覚えた表現をその日のうちに使えます。
たとえば海外旅行を目標にしているなら、通勤中にホテルで使う「I'd like to check in.」などの表現を確認します。
自宅では「ホテルのチェックイン」という場面を設定し、覚えた表現を使いながら会話練習をします。
AI英会話を組み合わせる学習例
- 朝の通勤:英会話で使いたい単語やフレーズを確認する
- 帰りの通勤:その日の出来事を英語で考える
- 自宅:AI英会話で実際に声へ出して練習する
「通勤で覚える→自宅で話す」という流れを作れば、インプットだけで終わりにくくなります。
AI相手なら、自分の都合に合わせて練習を始められるため、人前で英語を話すことに抵抗がある初心者も段階的にアウトプットを増やせます。
どのサービスを選べばよいか迷っている方は、AI英会話アプリおすすめ5選を比較して、自分の学習目的に合うものを探してみてください。
通勤学習と自宅学習を組み合わせると英語力を伸ばしやすい
通勤時間だけですべてを勉強しようとするより、通勤と自宅で学習内容を分ける方が取り組みやすくなります。
通勤中は単語・リスニング・復習などのインプット、自宅では発音やスピーキングなどのアウトプットに使う方法がおすすめです。
「通勤で覚える→自宅で使う」という流れを作り、学んだ英語を実際に使える状態へつなげていきましょう。
通勤時間はインプットと復習に使う
通勤時間は、新しい知識を少し取り入れたり、以前勉強した内容を復習したりする時間として活用するのがおすすめです。
英単語、英文法、リスニングなどはスマホだけでも勉強しやすいため、電車内でも取り組めます。
たとえば朝の通勤で英単語を10個確認し、帰りの電車で同じ単語を復習します。
前日に自宅でリスニング問題を解いた場合は、翌朝の通勤中に同じ音声を聞き直してもよいでしょう。
通勤時間に取り入れやすい学習
- 英単語を覚える・復習する
- 短い英文法問題を解く
- リスニング教材を聞く
- 前日に間違えた問題を復習する
ポイントは、毎回新しいことを勉強しなければならないと考えないことです。
通勤時間を「昨日勉強したことをもう一度確認する時間」にするだけでも、毎日の学習内容をつなげやすくなります。
特に仕事が忙しく、自宅で長時間勉強できない方は、机で理解した内容を移動中に復習する流れを作ってみてください。
自宅では発音・スピーキングを練習する
電車では声を出して英語を話しにくいため、発音やスピーキング練習は自宅など声を出せる場所で行うのがおすすめです。
通勤中に覚えた単語やフレーズをその日のうちに実際に口へ出せば、インプットだけで終わらずアウトプットまでつなげられます。
たとえば通勤中に「Could I have the menu, please?」という旅行英語を覚えたら、帰宅後に何も見ずに言えるか確認します。
さらにAI英会話を使い、レストランを想定した会話の中で使ってみてもよいでしょう。
最初から長時間話す必要はありません。
1日5〜10分でも、その日に覚えた表現を音読したり、自分の予定について英語で話したりするところから始められます。
通勤をインプット、自宅をアウトプットの時間に分けると、学習内容が明確になります。
AIを使って会話練習をしたい方は、AI英会話アプリおすすめ5選も参考にしてください。
週末に1週間分の学習内容をまとめて復習する
平日の通勤時間で学習した内容は、週末に一度振り返る時間を作ると、自分が理解できていない部分を整理しやすくなります。
毎日の通勤では時間が限られているため、分からない単語や文法を十分に確認できないこともあります。
その場ですべて解決しようとせず、気になった内容をアプリのお気に入り機能やスマホのメモなどに残しておきましょう。
週末になったら、1週間で間違えた問題や覚えられなかった単語をまとめて確認します。
週末に確認したいこと
- 何度も間違えた英単語
- 理解が曖昧だった英文法
- 聞き取れなかった英語表現
- TOEICで間違えた問題
- 実際に使ってみたい英会話フレーズ
すべてを最初からやり直す必要はありません。
「できなかったところだけ」を週末にまとめて確認すると、復習する範囲を絞れます。
おすすめの1週間サイクル
平日の通勤では「学習+短い復習」、自宅では「発音・スピーキング」、週末は「間違えた部分の確認」という3段階に分けると、何を勉強するか迷いにくくなります。
通勤時間の英語学習に関するよくある質問
最後に、通勤時間を使った英語学習についてよくある疑問をまとめます。
「通勤だけで上達できるのか」「何分勉強すればいいのか」などが分からないと、最初から無理な計画を立ててしまうことがあります。
大切なのは長時間勉強することではなく、自分の通勤環境に合う方法を継続することです。
通勤時間だけでも英語は上達する?
通勤時間でも英単語・英文法・リスニングなどは勉強できるため、英語学習の時間として十分に活用できます。
ただし、通勤時間だけですべての英語力を伸ばそうとするのではなく、学習目的によって自宅での勉強も組み合わせるのがおすすめです。
特にスピーキングや発音は、電車の中では声を出しにくいため、通勤だけでは練習量を確保しにくくなります。
たとえば通勤中に単語やフレーズを覚え、自宅で音読やAI英会話を行う方法があります。
つまり、通勤時間は英語力を伸ばすための「一部」として活用するのが現実的です。
通勤だけで英語学習を完結させることにこだわらず、毎日の学習時間を増やすための土台として活用してみてください。
通勤中は英単語とリスニングのどちらがおすすめ?
英単語とリスニングのどちらがよいかは、通勤状況と学習目的によって変わります。
座ってスマホを見られるなら英単語、満員電車や徒歩移動ならリスニングというように、環境によって切り替えるのがおすすめです。
また、語彙不足を感じているなら英単語、英文を読めば分かるのに音声になると聞き取れないならリスニングを優先する方法もあります。
| 状況・悩み | おすすめ学習 |
|---|---|
| 語彙が少ない | 英単語 |
| 英語が聞き取れない | リスニング |
| 座れる電車 | 英単語+リスニング |
| 満員電車・徒歩 | リスニング |
どちらか一つだけに絞る必要もありません。
たとえば朝は英単語10分、帰りはリスニング10分という組み合わせなら、両方を毎日の通勤に取り入れられます。
最初は現在の悩みが大きい方を優先し、慣れてからもう一方を追加しましょう。
英語の聞き流しだけでも効果はある?
通勤中に英語を聞くこと自体は、英語に触れる時間を作る方法の一つです。
ただし、学習目的でリスニングをするなら、内容を理解できない音声を毎日流すだけではなく、英文や意味を確認する時間も取り入れるのがおすすめです。
特に初心者の場合、ほとんど聞き取れない難しい英語を選ぶと、どこで何を話しているのか分からないまま終わってしまうことがあります。
そこで、最初に音声を聞き、次に英文を確認し、その後でもう一度同じ音声を聞いてみましょう。
おすすめの使い方
「初めて聞く音声を毎日増やす」よりも、「昨日勉強した音声を今日の通勤でもう一度聞く」という復習型の使い方なら、何が聞き取れるようになったのか確認しやすくなります。
聞き流す時間と、内容を確認する学習を組み合わせることがポイントです。
海外ドラマやPodcastを楽しむ時間と、教材を使って集中して聞く時間を分けてもよいでしょう。
通勤時間は毎日何分勉強すればいい?
通勤中の英語学習に「必ず毎日30分やる」といった時間を設定する必要はありません。
片道10分なら10分、乗り換えまで5分なら5分など、自分の通勤時間で無理なく続けられる範囲から始めるのがおすすめです。
最初から通勤時間のすべてを英語学習に変えると負担になり、疲れた日に続かなくなる可能性があります。
まずは「電車に乗ったら5分だけ単語を復習する」程度でも構いません。
- 5分:前日の英単語を確認する
- 10分:リスニング音声を1本聞く
- 15分:単語+リスニングを組み合わせる
- 30分:単語+問題演習+復習を組み合わせる
勉強時間よりも「何を終えるか」を決めると、短時間でも取り組みやすくなります。
「30分勉強する」ではなく、「単語10個を復習する」のように行動レベルまで具体化してみてください。
満員電車では何を勉強すればいい?
満員電車ではスマホの画面を無理に見ず、リスニングや前日に勉強した音声の復習を中心にするのがおすすめです。
英単語や英文法など画面を見る必要がある学習は、座れた日や自宅へ回しましょう。
たとえば前日の夜にリスニング問題を解き、英文まで確認しておきます。
翌朝は再生する教材をあらかじめ決めておけば、満員電車でも画面を操作する回数を減らせます。
英語を聞く余裕がないほど混雑している日は、無理に勉強しなくても構いません。
通勤学習では「その日の環境に合わせて内容を変える」ことも継続するための工夫です。
座れた日は単語や問題演習、混雑している日はリスニングという2パターンを準備しておくと迷いにくくなります。
まとめ|通勤時間を毎日の英語学習時間に変えよう
通勤時間は、新しく勉強時間を作ることが難しい人でも英語に触れる時間を増やしやすいタイミングです。
大切なのは、通勤時間に単語・文法・リスニング・英会話のすべてを詰め込むことではありません。
まずは自分の通勤時間や混雑状況に合わせて、無理なく続けられる学習を1〜2個決めてみましょう。
- 朝は英単語や英文法など集中しやすい学習をする
- 帰りはリスニングや復習を中心にする
- 満員電車では画面を見ず音声を活用する
- 自宅では発音・スピーキングを練習する
- 週末に間違えた内容をまとめて復習する
毎日の通勤を「ただの移動時間」から「英語に触れる時間」へ少しずつ変えていくことが第一歩です。
通勤中の勉強に慣れてきたら、自宅でのスピーキングや休日の復習も組み合わせ、自分に合った学習ルーティンを作っていきましょう。
通勤中に使うアプリをこれから選びたい方は、目的に合わせてAI英会話アプリおすすめ5選なども参考にしながら、無理なく続けられるサービスを探してみてください。