英語学習アプリは手軽に勉強できる一方で、新しいレッスンを進めることばかり意識すると、以前学んだ内容が曖昧になってしまうことがあります。
だからといって、毎日すべてを復習する必要はありません。間違えた問題や思い出せなかった内容を優先し、時間を空けてもう一度確認することがポイントです。
この記事では、英語アプリの効果的な復習方法やタイミング、単語・文法・リスニング・英会話別の復習法、ノートの使い方まで詳しく解説します。
「アプリで勉強しているのに覚えられない」と感じている方は、毎日の学習に取り入れやすい復習方法から試してみてください。
英語学習アプリでも復習は必要?
英語学習アプリを使う場合でも、学んだ内容を定着させるために復習は必要です。
ただし、毎回すべてのレッスンを最初からやり直す必要はありません。
大切なのは、間違えた問題や思い出せなかった内容を中心に、もう一度自分の頭から答えを取り出すことです。
ここでは、英語アプリで復習する必要性と効率よく取り組む考え方を解説します。
アプリを進めるだけでは学んだ英語を忘れてしまう
英語学習アプリではレッスンが次々と用意されているため、「今日は10レッスン進んだ」「100単語学習した」と進捗を増やすことに意識が向きやすいです。
しかし、アプリ上で一度正解できたことと、英語を覚えたことは同じではありません。
たとえば、今日「reservation=予約」と答えられても、数日後にホテルで「予約しています」と英語で言おうとしたとき、reservationという単語が出てこないことがあります。
答えを見れば分かる状態と、自分から思い出せる状態には違いがあるからです。
特に英単語や英文法は、新しい内容を次々に進めるだけでは、以前学習した内容が曖昧になりやすくなります。
そのため、新規学習だけでなく、過去に間違えた内容へ戻る時間も作りましょう。
メモ
アプリの「学習済み」「正解」という表示だけで判断せず、数日後にもう一度答えられるか確認することが大切です。
英語アプリを使っているのに上達を感じにくい場合は、復習以外の原因も考えられます。
詳しくは英語アプリで本当に上達する?効果が出る人・出ない人の違いも参考にしてください。
復習では「見直す」より「思い出す」ことを意識する
英語アプリを復習するときは、解説や答えを何度も読み返すだけではなく、答えを見る前に自分で思い出す時間を作ることを意識しましょう。
学習した情報を自分の記憶から取り出す練習は「検索練習(retrieval practice)」と呼ばれています。
たとえば、「appointment」という単語を復習するとします。
最初から「appointment=予約・約束」と書かれた画面を見直すのではなく、まず英単語だけを見て意味を考えます。
反対に「予約」という日本語からappointmentを思い出す練習をする方法もあります。
学習内容を繰り返し読むだけの場合と比べて、テストのように記憶から情報を取り出す練習を行うことが、長期的な記憶保持につながることを示した研究があります。
英語アプリでも、「答えを見る→覚える」という流れだけではなく、「考える→答える→確認する」の順番に変えるだけで復習方法を改善できます。
- 単語を見て意味を思い出す
- 日本語を見て英語を思い出す
- 英文法の問題を答えを見ずに解く
- 音声を聞いて意味を考える
- 覚えたフレーズを何も見ずに声に出す
英語アプリ全体の学習方法を見直したい方は、英語学習アプリの効果的な使い方7ステップもあわせて確認してみてください。
すべての内容を復習する必要はない
復習が大切だからといって、毎回すべての問題をやり直す必要はありません。
自分がまだ覚えていない内容ほど優先順位を高くすることが、英語アプリを無理なく続けるポイントです。
たとえば、100単語を学習して80語は迷わず正解できたものの、10語は少し迷い、10語は間違えたとします。
翌日も100語すべてに同じ時間を使うより、迷った20語を優先して確認した方が、苦手な内容へ学習時間を使いやすくなります。
| 学習結果 | 復習の優先度 | 対応 |
|---|---|---|
| 迷わず正解 | 低い | 少し間隔を空ける |
| 迷って正解 | 高い | 再度確認する |
| 不正解 | 高い | 原因を確認して復習する |
特に注意したいのが、「たまたま正解した問題」です。
選択肢を見て何となく選んだ問題や、答えるまでに長く迷った問題は、正解していても復習対象に残しておきましょう。
僕自身もTOEICの問題演習では、正解数だけを見るのではなく、「なぜ正解できたのか」「もう一度出ても答えられるか」を確認するようにしています。
復習は量を増やすことより、自分の弱点を見つけて減らしていく作業と考えると取り組みやすくなります。
英語アプリの効果的な復習方法5ステップ
英語アプリの復習は、ただ同じレッスンを繰り返すだけではなく、「思い出す→間違いを確認する→時間を空けて再挑戦する」という流れを作るのがおすすめです。
ここでは、初心者でも実践しやすいように、英語アプリの復習方法を5つのステップに分けて紹介します。
英語アプリの復習5ステップ
- 何も見ずに答えを思い出す
- 間違えた問題に絞る
- 間違えた理由を確認する
- 時間を空けてもう一度解く
- 覚えた英語を実際に使う
1.まず何も見ずに答えを思い出す
復習を始めるときは、最初から答えや解説を見ないようにしましょう。
まずは自分の記憶だけを使って答えられるか確認することがポイントです。
英単語なら単語を見て意味を考え、英文法なら同じ問題をもう一度解きます。
リスニングならスクリプトを閉じた状態で音声を聞き、意味を理解できるか試してみましょう。
たとえば、前日に「Could I check in early?」という旅行英語を学んだ場合、翌日は英文を最初から見るのではなく、「早めにチェックインできますか?」を英語で言えるか考えてみます。
すぐ出てこなければ、まだ自分から使える状態まで定着していないと判断できます。
記憶から答えを取り出すテストを行うことが、その後の記憶保持を高める「testing effect」につながることも研究で報告されています。
正解・不正解をつけることが目的ではありません。
今の自分が何を思い出せないのかを確認するためのテストとして取り入れましょう。
2.間違えた問題に絞って復習する
最初の確認が終わったら、次は間違えた問題や迷った問題に復習範囲を絞ります。
英語アプリを効率よく使うためには、すでに分かっている内容と、まだ曖昧な内容を分けることが大切です。
たとえば英単語を50語確認して、30語は即答できたものの、10語は迷い、10語は不正解だったとします。
この場合、次の復習では迷った10語と不正解の10語を中心に取り組みます。
毎回50語すべてを最初から確認すると、学習期間が長くなるほど復習量が増えます。
「復習が終わらないから新しい勉強ができない」という状態になると、アプリそのものを開くのが嫌になる可能性もあります。
英語学習は復習だけで完結するものではありません。
新しい内容も学びながら、苦手な問題へ戻れるように調整しましょう。
アプリを使った学習全体の組み立て方は、英語アプリの効果的な勉強法でも詳しく解説しています。
3.正解を確認して間違えた理由を理解する
問題を間違えたら、正解を見るだけで次へ進まないようにしましょう。
大切なのは、「何を間違えたのか」ではなく「なぜ間違えたのか」まで確認することです。
たとえばTOEICの英文法問題で不正解だった場合でも、原因は人によって異なります。
単語の意味を知らなかったのか、品詞を判断できなかったのか、文法ルールを理解していなかったのかによって、次にやるべき復習も変わります。
リスニングでも同じです。
「聞き取れなかった」で終わらせず、知らない単語だったのか、知っている単語なのに音が変化して聞こえなかったのかを確認します。
- 単語の意味を知らなかった
- 文法ルールを理解していなかった
- 似た表現と混同していた
- 英語の音を聞き取れなかった
- 時間をかければ分かるが瞬時に答えられなかった
原因が分かれば、「単語を覚え直す」「文法解説へ戻る」「音声を聞き直す」など、具体的な改善行動へつなげられます。
ただ正解を暗記するのではなく、次に同じ種類の問題が出たときに正解できる状態を目指しましょう。
4.時間を空けてもう一度解く
一度復習して正解できても、そこで完全に終了する必要はありません。
しばらく時間を空けて、もう一度自力で答えられるか確認することが大切です。
同じ内容を一度に何回も繰り返すより、学習する時間を分散させる「分散学習(spaced practice)」が長期的な記憶保持に有効であることは、多くの研究で検討されています。
また、適切な復習間隔は「覚えておきたい期間」などによって変わるため、すべての学習者に共通する一つの固定スケジュールがあるわけではありません。
そのため、英語アプリでは「1日後・3日後・7日後なら絶対に覚えられる」と考えるより、忘れ具合を見ながら調整しましょう。
たとえば月曜日に覚えた単語を火曜日に確認し、迷わず正解できたら次は数日後に確認します。
まだ思い出せなければ、翌日など比較的早い段階でもう一度確認します。
覚えている内容は間隔を広げ、忘れている内容は早めに戻るという考え方にすると、復習量を調整しやすくなります。
5.覚えた英語を例文や会話で使う
復習の最後は、正解できるか確認するだけでなく、覚えた英語を自分で使ってみましょう。
特に「英語を話せるようになりたい」という人は、知識として覚える段階から、自分で英語を作る段階へ進むことが大切です。
たとえば「I'd like to ~」を学んだ場合、「I'd like to check in.」「I'd like to order this.」「I'd like to change my reservation.」のように、自分が旅行先で使いそうな文章へ変えて声に出します。
英文をそのまま暗記するだけより、「自分なら何を言うか」を考えることで、空港・ホテル・レストランなど実際の場面を想定した練習ができます。
タカリンの体験
僕自身も英語学習では、単語や文法を勉強しているだけでは、実際の会話になると言葉がすぐに出てこないことがありました。
オンライン英会話などで実際に英語を話すと、「知っているけれど使えない表現」が分かります。
覚えた英語を声に出すところまでを復習に含めるのがおすすめです。
アプリで学んだ英語を話す練習まで取り入れたい方は、WJEのおすすめ英語学習サービスも参考にしてください。
英語アプリを復習するおすすめのタイミング
英語アプリの復習では、「何回やるか」だけでなく「いつやるか」も考えてみましょう。
ただし、すべての人が同じタイミングで復習する必要はありません。
最初は比較的早めに確認し、覚えている内容は間隔を広げると、復習量を増やしすぎず学習を続けやすくなります。
| 状態 | 次の復習 | 考え方 |
|---|---|---|
| ほとんど思い出せない | 早めに確認 | 間隔を短くする |
| 迷いながら正解 | 数日以内に再確認 | まだ復習対象に残す |
| 迷わず正解 | 少し間隔を空ける | 復習頻度を下げる |
この表は固定された正解ではなく、復習タイミングを決めるための考え方です。
自分の記憶状態を見ながら調整していきましょう。
まずは当日か翌日に一度確認する
英語アプリで新しい内容を学習したら、最初の復習は当日または翌日など、比較的早いタイミングで一度確認すると取り組みやすいです。
ここで重要なのは、もう一度すべて勉強し直すのではなく、何を覚えているか確認することです。
たとえば通勤中に英単語を20語学習した場合、その日の夜または翌朝に20語をテストします。
15語をすぐ答えられたものの、5語を間違えたなら、次からはその5語を中心に復習します。
英文法でも、夜に新しい単元を学習したら翌日に問題だけ数問解いてみましょう。
解説を読まなくても正解できれば理解が進んでいると判断できます。
最初から「毎日過去1週間分を全部復習する」と決めると、学習量が増えるほど負担も大きくなります。
短時間で記憶を確認し、必要なものだけ残すという使い方がおすすめです。
1日の学習時間そのものを決められず悩んでいる方は、英語学習アプリは1日何分やればいいかを解説した記事も参考にしてください。
覚えていた内容は復習間隔を少しずつ広げる
何度確認しても迷わず答えられる内容は、毎日復習する必要性が低くなります。
そこで、覚えている内容ほど次に確認するまでの間隔を少しずつ広げる方法を取り入れてみましょう。
たとえば月曜日に新しい単語を学び、火曜日に迷わず答えられた場合は、次は数日後に確認します。
そこでも正解できれば、さらに期間を空けて確認するという流れです。
ただし、「翌日→3日後→7日後→14日後」というような一つのスケジュールを絶対的なルールとして守る必要はありません。
分散学習についての研究でも、適切な間隔は最終的にどの程度の期間覚えておきたいかなどによって変化することが示されています。
大切なのは日数を完璧に管理することではありません。
「簡単に答えられるなら次は少し先」「怪しいなら早めに再確認」というルールにすると、初心者でも実践しやすくなります。
間違えた問題は復習間隔を短くする
何度も間違える英単語や英文法は、覚えている内容より早めにもう一度確認しましょう。
苦手な内容と得意な内容で復習タイミングを変えることで、限られた学習時間を弱点へ使いやすくなります。
たとえば50単語のうち45語は即答できたものの、「available」「afford」「recommend」「require」「provide」の5語を何度も間違えるなら、その5語だけ翌日にもう一度確認します。
すぐに正解できる45語まで毎日同じ頻度で復習する必要はありません。
ただし、間違えた単語を一度に10回、20回と繰り返せば必ず覚えられるわけではありません。
数回確認して意味が分かったら、いったん時間を空けて、再び自力で思い出せるか試しましょう。
復習量が増えて学習そのものが続かなくなることは避けたいところです。
毎日の学習を無理なく続ける仕組みについては、英語学習アプリを習慣化する7つのコツも参考にしてください。
復習機能があるアプリならタイミングを任せてもよい
「どの単語をいつ復習するか、自分で管理するのが面倒」と感じる人は、復習機能が用意されている英語学習アプリを活用する方法があります。
自分ですべての復習日を記録しなくても、アプリ上で間違えた問題へ戻れる仕組みがあれば、学習をシンプルにできます。
特に英単語やTOEIC対策では、「間違えた問題」「苦手な問題」「お気に入り」などを保存できるアプリがあります。
学習後に苦手問題へ戻れる機能があるなら、ノートへすべて書き写すより、まずアプリ内の機能を使ってみましょう。
一方で、復習機能があるだけで英語が自動的に身につくわけではありません。
表示された問題を何となくタップするのではなく、答えを見る前に考え、間違えた理由を確認し、必要なら声に出すことが大切です。
復習機能を使うときのポイント
「復習機能があるか」だけでアプリを選ぶのではなく、自分が間違えた問題へ戻りやすいか、苦手な内容を確認しやすいかもチェックしましょう。
操作が複雑で復習そのものをしなくなるなら、自分で簡単に管理できる方法の方が続けやすい場合もあります。
英語学習アプリは、新しい問題をたくさん進めるためのものではありません。
「学ぶ→思い出す→間違いを確認する→時間を空けて再確認する」までを一つの学習サイクルとして使うことで、復習を日々の英語学習へ組み込みやすくなります。
単語・文法・リスニング・英会話別の復習方法
英語アプリの復習方法は、学習する内容によって変えるのがおすすめです。
英単語なら「意味を思い出す」、英文法なら「問題を解き直す」、リスニングなら「聞き取れなかった原因を確認する」など、技能ごとに復習の目的が異なります。
ここでは、単語・文法・リスニング・英会話の4つに分けて具体的な復習方法を紹介します。
| 学習内容 | 復習のポイント | おすすめの方法 |
|---|---|---|
| 英単語 | 意味を自力で思い出す | 英語→日本語、日本語→英語で確認 |
| 英文法 | ルールを使えるか確認する | 間違えた問題を解き直す |
| リスニング | 聞き取れない原因を探す | 音声とスクリプトを照合する |
| 英会話 | 自分から英文を作る | 例文を自分用に言い換える |
同じ「復習」でも、ただアプリを繰り返すのではなく、伸ばしたい力に合わせて方法を変えてみましょう。
英単語|意味を見るだけでなく自分で思い出す
英単語を復習するときは、単語と日本語訳を何度も眺めるだけではなく、答えを隠した状態で意味を思い出す練習を取り入れましょう。
たとえば「available」を復習するなら、最初から「利用できる・空いている」という意味を読むのではなく、英単語だけを見て意味を考えます。
慣れてきたら、日本語から英語を思い出す練習もおすすめです。
海外旅行を想定するなら、「空いている部屋はありますか?」から「Do you have any rooms available?」のような英文を作ってみると、単語を実際の場面と結び付けられます。
- 英単語を見て日本語の意味を答える
- 日本語を見て英単語を思い出す
- 音声を聞いて意味を答える
- 覚えた単語を使って短い英文を作る
英単語は「見れば分かる」だけでなく、「必要なときに思い出せる」状態を目指すことが大切です。
単語学習に向いたアプリを探している方は、英単語アプリおすすめ7選も参考にしてください。
英文法|間違えた問題をもう一度自力で解く
英文法の復習では、解説を読み返すだけでなく、一度間違えた問題を答えを見ずにもう一度解くことが大切です。
解説を読んだ直後は理解できたように感じても、時間を空けると同じ問題で迷うことがあります。
たとえば「I have lived here( )three years.」という問題で「since」と「for」を間違えた場合、「答えはfor」と覚えるだけでは不十分です。
「forは期間、sinceは起点を表す」という理由まで確認し、数日後にもう一度問題を解いてみましょう。
また、同じ問題だけを覚えてしまった場合は、「I have studied English for five years.」など別の英文を自分で作る方法もあります。
正解そのものではなく、文法ルールを別の文章でも使える状態を目指すと、TOEICだけでなく英会話にもつながります。
英文法をアプリで学び直したい方は、英文法アプリおすすめ7選もあわせて確認してみてください。
リスニング|聞き取れなかった部分だけ聞き直す
リスニングを復習するときは、最初から最後まで何度も聞き流すより、聞き取れなかった部分を特定して原因を確認することが重要です。
同じ音声を繰り返しているだけでは、「なぜ聞こえなかったのか」が分からないまま終わることがあります。
まずはスクリプトを見ずにもう一度聞き、それでも分からなければ英文を確認します。
知らない単語だったのか、知っている単語なのに音として認識できなかったのか、英文の意味を処理するスピードが追いつかなかったのかを確認しましょう。
たとえば「Could you tell me where the station is?」が聞き取れなかった場合、英文を確認したあとに音声を聞き、続けて自分でも声に出します。
最後にスクリプトを閉じてもう一度聞き、意味を理解できれば復習は一段階進んだと考えられます。
リスニング復習の流れ
- スクリプトを見ずにもう一度聞く
- 聞き取れない部分を特定する
- スクリプトで英文と意味を確認する
- 音声をまねして声に出す
- 最後にスクリプトなしでもう一度聞く
音声をまねしながら練習したい方は、シャドーイングアプリおすすめ7選も参考になります。
英会話|覚えたフレーズを自分の文章に変える
英会話の復習では、アプリに表示された例文をそのまま暗記するだけでなく、自分が実際に使いそうな英文へ置き換えるのがおすすめです。
自分に関係のないフレーズを大量に覚えても、実際の会話では必要な言葉が出てこないことがあります。
たとえば「I'd like to ~」を学んだなら、「I'd like to check in.」「I'd like to order this.」「I'd like to change my reservation.」など、ホテルやレストランで自分が使う場面を想像して文章を作ります。
海外旅行を予定している人なら、空港・ホテル・レストランなど場面別に3〜5文程度作るだけでも実践的な復習になります。
さらに、作った英文を何も見ずに声に出したり、AI英会話で使ったりすると、「知っている英語」から「自分で使える英語」へ移行しやすくなります。
タカリンの体験
僕自身も英単語や文法を勉強していても、実際の英会話では知っている表現がすぐに出てこないことがありました。
オンライン英会話などで自分から話してみると、「理解できる英語」と「使える英語」の違いに気づきやすくなります。
アプリで覚えた表現は、最後に一度でも自分の言葉として声に出すのがおすすめです。
いきなり外国人講師と話すことに抵抗がある方は、まずAI相手に練習する方法もあります。
詳しくはAI英会話アプリおすすめ比較を参考にしてください。
英語学習アプリと一緒にノートを使うべき?
英語学習アプリを使うとき、「ノートにも書いた方が覚えられるのでは?」と迷う人もいるでしょう。
結論として、英語アプリを使うなら必ずノートを作らなければならないわけではありません。
ノートは学習量を増やすためではなく、アプリだけでは管理しにくい苦手な内容を整理する補助ツールとして使うのがおすすめです。
基本的にはアプリ学習だけでも問題ない
英語アプリに問題演習・解説・復習機能などがそろっている場合は、無理に別のノートを作らなくても学習できます。
特に通勤中や休憩時間など、スキマ時間を使って勉強したい人は、アプリだけで完結させた方が続けやすい場合もあります。
たとえば英単語アプリで「間違えた単語だけ再出題できる」「苦手な問題を保存できる」といった機能を利用できるなら、同じ内容を紙のノートへ書き写す必要性は高くありません。
アプリで学習してからノートへ清書することが毎日の負担になると、復習そのものをやめてしまう可能性があります。
ノートを使うかどうかは、「書いた方が勉強した気になるか」ではなく、アプリだけでは覚えにくい内容があるかを基準に判断しましょう。
アプリ学習を効率化したい場合は、復習機能や苦手問題の管理機能も確認しておくと便利です。
何度も間違える内容だけノートに残す
英語学習アプリとノートを併用するなら、何度も間違える内容だけを残す「弱点ノート」として使うのがおすすめです。
一度で正解できた問題まで書き写すと、ノートの量が増えて重要なポイントが分かりにくくなります。
たとえば英単語を100語学習して、90語を問題なく答えられた場合、90語までノートに書く必要はありません。
「affectとeffectを何度も混同する」「availableが会話になると出てこない」といった、自分が繰り返し間違える内容を優先します。
英文法なら、間違えた問題そのものをすべて書くより、「現在完了のsinceとforを混同する」「形容詞と副詞の判断が苦手」など、自分の弱点を短く記録する方法もあります。
- 2回以上間違えた単語
- 理解が曖昧な文法ルール
- 何度聞いても聞き取れない表現
- 英会話で言いたかったのに出てこなかった英文
このように基準を決めておけば、ノートが必要以上に増えません。
復習するときも、自分が苦手な内容だけを短時間で確認できます。
英語ノートには答えより間違えた理由を書く
復習ノートを作るなら、正解だけを書き残すのではなく、「なぜ自分が間違えたのか」を一緒に書くと弱点を把握しやすくなります。
同じ不正解でも、原因によって次の勉強方法が変わるからです。
たとえば「The meeting was( )because of the weather.」という問題を間違えた場合、「答えはcanceled」と記録するだけではなく、「cancelの過去分詞をすぐ判断できなかった」などと短く残します。
英単語なら「意味を知らなかった」、リスニングなら「単語は知っていたが音がつながって聞こえなかった」といった書き方でも十分です。
| 学習内容 | 答えだけの記録 | 改善した記録 |
|---|---|---|
| 英単語 | available=利用できる | 意味は分かるが日本語から英語が出ない |
| 英文法 | 答えはfor | sinceとforの使い分けを混同 |
| リスニング | 聞き取れなかった | 知っている単語だが音を認識できなかった |
間違えた原因まで分かれば、「単語を覚え直す」「文法解説へ戻る」「音声を聞いて発音する」など次の行動も決めやすくなります。
ノートは正解集ではなく、自分の弱点を見つける記録として活用しましょう。
紙とデジタルは自分が復習しやすいほうを選ぶ
英語学習ノートは、紙とデジタルのどちらを選んでも構いません。
重要なのは媒体そのものより、あとから見返しやすく、無理なく続けられる方法を選ぶことです。
紙のノートなら、アプリを閉じて手元に残したい内容を自由に整理できます。
一方、スマートフォンのメモアプリなら移動中でも確認しやすく、単語を検索したり内容を追加したりしやすいのが特徴です。
| 方法 | 向いている人 |
|---|---|
| 紙のノート | 手書きで整理したい人、学習中にスマホ以外も使いたい人 |
| スマホ・デジタル | 通勤中などに確認したい人、持ち物を増やしたくない人 |
| アプリだけ | 復習をできるだけシンプルにしたい人 |
「英語学習なら紙の方がよい」「デジタルの方が効率的」と一律に決める必要はありません。
アプリだけで十分ならノートを作らず、必要なときだけ補助的に使う方法でも問題ありません。
大切なのはノートの形式ではなく、間違えた内容へもう一度戻れる仕組みを作ることです。
英語アプリを使った学習全体を見直したい方は、英語学習アプリの使い方や勉強法の記事もあわせて参考にしてください。
英語アプリの復習でよくある5つの失敗
英語アプリで復習しているのに効果を感じにくい場合は、復習量ではなく「やり方」に原因があるかもしれません。
特に、全部やり直す、答えを眺めるだけ、ノート作りに時間をかけるといった方法は、勉強している感覚がある一方で負担も増えやすくなります。
ここでは、英語アプリの復習で初心者が陥りやすい5つの失敗と改善方法を紹介します。
最初から全部やり直している
英語アプリの復習でよくある失敗は、過去に勉強した内容を毎回最初からすべてやり直すことです。
復習は必要ですが、覚えている問題と覚えていない問題へ同じ時間を使う必要はありません。
たとえば1週間で英単語を200語学習したからといって、毎週200語を最初から勉強し直していると、学習期間が長くなるほど復習量も増えていきます。
やがて「復習だけで30分以上かかるから今日はやめよう」となれば、本末転倒です。
改善するには、まず問題を解いて「即答できた・迷った・間違えた」の3つ程度に分けましょう。
即答できた問題は復習頻度を下げ、迷った問題や不正解だった問題へ時間を使います。
ポイント
復習は「過去の勉強を全部やり直すこと」ではありません。
今の自分が覚えていない内容を見つけ、そこへ学習時間を使うことが目的です。
復習量を増やしすぎず、必要な問題だけに絞ることが継続するコツです。
正解を見るだけで終わっている
間違えた問題の答えを確認して、「なるほど」と思っただけで復習を終えるのも注意したいポイントです。
答えを見れば理解できても、数日後に自分だけで同じ答えを出せるとは限りません。
たとえば「purchase=購入する」を間違えたあと、「purchase=購入する、ね」と確認しただけでは、その場では分かった気になりやすいです。
そこでアプリを閉じる前に一度答えを隠し、「purchaseの意味は?」と自分に問いかけてみましょう。
さらに時間を空けて、もう一度何も見ずに答えられるか確認します。
「答えを見る→理解する」で終わらず、「答えを隠す→自分で思い出す」まで行うことがポイントです。
学習した情報を自分の記憶から取り出す検索練習は、単に内容を繰り返し学習する場合と比べて、長期的な保持に役立つことが研究でも報告されています。
英語アプリでは正解画面を眺める時間より、答えを見る前に考える時間を意識して作りましょう。
一度正解しただけで覚えたと思っている
英語アプリで一度正解すると、「この単語はもう覚えた」と判断したくなります。
しかし、一度の正解だけでは本当に定着しているか判断しにくいため、時間を空けてもう一度確認することが大切です。
特に4択問題では、意味を完全に覚えていなくても、消去法や見覚えだけで正解する場合があります。
「何となくこれだと思った」という問題は、正解表示が出ても復習対象からすぐ外さないようにしましょう。
たとえば「accommodation」の意味を4択では選べても、日本語だけを見て英単語を言えないのであれば、まだ自分から使える段階ではありません。
翌日や数日後に選択肢なしで確認すると、定着度を判断しやすくなります。
迷わず答えられたかどうかまで見ると、本当に覚えている内容と曖昧な内容を分けやすくなります。
復習ノートをきれいに作りすぎている
復習ノートを使う場合にありがちな失敗が、見た目を整えることへ時間をかけすぎることです。
カラーペンで分類したり、英文をすべて書き写したりすると達成感はありますが、ノート作成そのものが目的になると実際に英語を思い出す時間が減ってしまいます。
たとえば20分しか勉強時間がない日に、15分かけてアプリの解説をノートへ書き写し、問題演習が5分しかできなければ効率的とは言いにくいでしょう。
ノートには「何を間違えたか」「なぜ間違えたか」「次に何を確認するか」の3点程度を短く残せば十分です。
- 長い解説を丸ごと書き写さない
- きれいにまとめることを目的にしない
- 間違えた理由だけ短く残す
- ノートを書いたあとに必ず問題を解き直す
「ノートを書く時間」と「英語を使う時間」のどちらが長いか、ときどき確認してみましょう。
復習ノートは作品ではなく、次に正解するための道具としてシンプルに使うのがおすすめです。
復習ばかりになって新しい学習が進まない
復習を重視しすぎて、新しい英単語や文法、リスニング教材へまったく進めなくなるのも避けたい失敗です。
英語学習では、過去の弱点を復習しながら、新しい英語にも触れるバランスを作ることが大切です。
たとえば1日30分アプリを使うなら、「最初の10分で昨日までの苦手問題を復習し、残り20分で新しい内容を学ぶ」といった形に分けてもよいでしょう。
時間配分は学習状況によって変えて構いませんが、復習が終わるまで新しい学習を禁止する必要はありません。
特に復習問題が大量にたまったとき、「全部終わるまで先へ進めない」と考えると学習そのものが重くなります。
何度も間違える問題から優先し、すでに覚えた内容は一度外しましょう。
おすすめの考え方
「復習を全部終わらせる」ではなく、「今日は復習を10分やる」と時間で区切る方法もあります。
残った時間で新しい内容を学べば、復習と新規学習の両方を進められます。
英語学習は短期間で完璧に仕上げるものではありません。
復習を続けられる量に調整しながら、新しい学習も少しずつ進めることを意識しましょう。
英語アプリの復習がたまりすぎたときの対処法
英語アプリを続けていると、復習対象が増えて「今日だけで100問以上ある……」という状態になることがあります。
このとき大切なのは、たまった復習をすべて消化することを目標にしないことです。
優先順位をつけて復習量を減らせば、新しい学習も止めずに続けられます。
ここでは、復習がたまりすぎたときの具体的な整理方法を紹介します。
すべての復習を消化しようとしない
復習問題がたまったときに最も避けたいのが、「今日中に全部終わらせなければ」と考えることです。
英語アプリによっては、学習を続けるほど復習対象も増えるため、未消化の問題が残ること自体を失敗と考える必要はありません。
たとえば復習問題が120問表示されていても、その120問すべてを同じ重要度で扱う必要はありません。
すぐ答えられる問題もあれば、何度も間違える問題も含まれているからです。
まずは「何度も間違えている」「最近覚えたばかり」「次に使いたい」といった内容から取り組みましょう。
残った問題は翌日以降に回して構いません。
ポイント
復習件数をゼロにすることより、「昨日できなかったことを今日は一つできるようにする」ことを優先しましょう。
復習を完璧に終わらせようとすると、毎日の学習そのものが負担になる場合があります。
英語アプリを無理なく継続する方法は、英語学習アプリを習慣化するコツも参考にしてください。
何度も間違えている内容から優先する
復習量を減らすときは、単純に古い問題から順番に取り組むのではなく、何度も間違えている内容を最優先にするのがおすすめです。
繰り返し間違える問題には、自分の弱点が表れていることが多いからです。
たとえば英単語100語の復習が残っていても、「available」「afford」「require」など数語を毎回間違えているなら、まずその単語を確認します。
英文法なら、「品詞問題を繰り返し間違える」「現在完了の使い分けが曖昧」など、共通する原因を探しましょう。
- 2回以上間違えている問題
- 答えを見ても理由を説明できない問題
- 毎回迷ってから正解している問題
- TOEICや英会話で何度も必要になる内容
特に、同じ種類の問題を繰り返し間違える場合は、問題数をこなすより原因へ戻る方がよいことがあります。
単語なら意味、文法ならルール、リスニングなら音声とスクリプトを確認しましょう。
「復習する問題を減らす」のではなく「重要な問題へ時間を集中させる」と考えると、取り組みやすくなります。
1日の復習時間に上限を決める
復習が終わるまで勉強を続ける方法では、復習量が増えるほど1日の学習時間も長くなります。
そこでおすすめなのが、問題数ではなく時間で復習を区切る方法です。
たとえば1日30分アプリを使うなら、「最初の10分は復習、残り20分は新しい学習」と決めます。
復習問題が残っていても、10分経過したらいったん終了します。
翌日も同じように続ければ、少しずつ苦手な内容を減らせます。
| 1日の学習時間 | 復習の目安例 | 新規学習の目安例 |
|---|---|---|
| 15分 | 5分 | 10分 |
| 30分 | 10分 | 20分 |
| 60分 | 15〜20分 | 40〜45分 |
上記はあくまで一例なので、苦手分野が多い時期は復習時間を増やしても構いません。
重要なのは、復習が一日の学習時間をすべて奪わないようにすることです。
「今日は何問やるか」より「10分だけ復習する」と決めた方が、忙しい日でも始めるハードルを下げやすくなります。
覚えた問題は復習対象から外す
復習問題が増え続ける人は、すでに覚えた内容まで繰り返していないか確認しましょう。
何度確認しても迷わず答えられる問題は、一度復習対象から外して構いません。
たとえば同じ英単語を数回、選択肢なしでもすぐ答えられるなら、毎日確認する優先度は低くなります。
アプリに「習得済み」「お気に入り解除」「苦手から外す」といった機能があれば活用しましょう。
ただし、一度正解しただけですぐ外すのではなく、時間を空けても答えられるかを確認してから判断するのがおすすめです。
- 時間を空けても迷わず答えられる
- 選択肢がなくても意味を説明できる
- 例文の中でも意味を理解できる
- 必要な場面で自分から使える
一度外した内容も、数週間後などに再び出題されたときに忘れていれば、また復習対象へ戻せば問題ありません。
復習リストは固定せず、自分の理解度に合わせて入れ替えることが大切です。
英語アプリの復習を効率化する3つのコツ
英語アプリの復習を長く続けるには、頑張って復習量を増やすより、少ない負担で復習できる仕組みを作ることが大切です。
特に「復習機能を使う」「毎日の学習時間に組み込む」「学んだ英語を実際に使う」の3つを意識すると、復習を特別な作業にしなくて済みます。
ここでは、英語アプリの復習を効率化する3つのコツを紹介します。
復習機能のある英語学習アプリを使う
復習する問題やタイミングを自分で管理するのが負担なら、復習機能が用意されている英語学習アプリを選ぶのも一つの方法です。
間違えた問題へ戻れる機能があれば、毎回ノートへ問題番号を書いたり、自分で復習リストを作ったりする手間を減らせます。
アプリを選ぶときは、単に「復習機能あり」と書かれているかだけではなく、自分が使いやすい仕組みか確認しましょう。
- 間違えた問題だけ再挑戦できる
- 苦手な単語や問題を保存できる
- 学習履歴を確認できる
- 以前学習した内容へ簡単に戻れる
- 復習する問題を自動で提示してくれる
高機能なアプリでも、復習画面まで何度も操作が必要で使いにくければ、次第に利用しなくなる可能性があります。
「どれだけ機能が多いか」より「毎日迷わず復習できるか」を基準に選びましょう。
英語学習アプリを比較して選びたい方は、WJEの英語学習アプリに関するおすすめ記事も参考にしてください。
毎日の学習に短い復習時間を組み込む
復習を「時間が余った日にやるもの」にすると、後回しになりやすくなります。
そこで、新しい学習を始める前に5〜10分だけ復習するなど、毎日の流れに組み込んでしまう方法がおすすめです。
たとえば朝に英語アプリを使うなら、「最初の5分で昨日間違えた問題を確認してから、新しいレッスンへ進む」と決めます。
通勤中なら、最初の一駅分だけ復習するという方法でも構いません。
復習を組み込む例
- 朝の学習開始後5分は前日の復習
- 通勤中の最初の10分だけ苦手問題を解く
- 新しいレッスンを始める前に前回の内容を3問確認する
- 寝る前にその日間違えた単語だけ確認する
毎日大量に復習する必要はありません。
短時間でも定期的に以前の内容へ戻る仕組みを作ることで、新しい学習と並行しやすくなります。
英語アプリを生活の中へ定着させたい方は、英語学習アプリを習慣化する7つのコツも参考にしてください。
インプットした英語を実際に使う
英単語や文法を覚えるだけでなく、学んだ英語を自分で使ってみることも復習の一つです。
特に「英語を話せるようになりたい」という人は、アプリ内で正解できるだけで終わらず、声に出すところまで取り入れましょう。
たとえば旅行英語アプリで「Could I leave my luggage here?」を学んだなら、英文を読むだけではなく、ホテルで自分が尋ねる場面を想像して何も見ずに声に出します。
さらに「Could I check in early?」「Could I change my room?」のように一部を変えてみると、同じ文型を応用する練習にもなります。
| インプット | 復習として行うアウトプット |
|---|---|
| 英単語 | 単語を使って例文を作る |
| 英文法 | 同じ文法で別の英文を作る |
| リスニング | 聞いた英文をまねして発音する |
| 英会話フレーズ | 自分の状況に置き換えて話す |
タカリンの体験
僕自身、TOEIC学習などで英語をインプットしていても、実際の英会話になると知っている単語が出てこないことがありました。
オンライン英会話で話してみると、「知っているけれど自分から使えない英語」に気づきやすくなります。
アプリで覚えた表現を一度でも自分の言葉として使うことを意識しています。
一人で声に出すだけでも十分ですが、「本当に会話で使えるか試したい」と感じたら、AI英会話やオンライン英会話を利用する方法もあります。
まずはアプリでインプットし、「覚える→思い出す→使う」までを一つの学習サイクルにしていきましょう。
英語アプリで覚えた英語はアウトプットして定着を確認しよう
英語アプリで単語や文法を覚えたら、最後は実際に英語を使えるか確認してみましょう。
アプリ内で正解できても、自分から英文を作ったり会話したりすると言葉が出てこないことがあります。
音読・瞬間英作文・英会話の順にアウトプットの負荷を上げると、自分が本当に使える英語と、まだ曖昧な英語を見つけやすくなります。
音読してスムーズに言えるか確認する
最初に取り入れやすいアウトプットが音読です。
英語アプリで学んだ例文を見ながら声に出し、途中で何度も止まらずに読めるか確認してみましょう。
単語や文法の意味を理解していても、実際に発音するとスムーズに言えない部分が見つかることがあります。
たとえば旅行英語で「Could I leave my luggage here?」を学んだ場合、意味を確認したあとに数回音読します。
慣れてきたら英文を見ずに、「荷物をここに預けてもいいですか?」という意味から英文を言えるか試してみましょう。
ただし、音読は速く読むことが目的ではありません。
意味を理解しながら、実際に相手へ伝えるつもりで声に出すことが大切です。
- 最初は英文を見ながら声に出す
- 意味をイメージしながら読む
- 言いにくい部分だけ繰り返す
- 最後は英文を見ずに言えるか試す
リスニング教材の英文なら、音声を聞いたあとに同じ文章を音読する方法もあります。
目で理解するだけでなく、口から英語を出せるか確認するところまでを復習に含めましょう。
瞬間英作文で自分から英文を作る
音読に慣れたら、日本語を見て自分で英文を作る瞬間英作文へ進んでみましょう。
英文をそのまま読む音読よりも負荷が上がるため、文法や単語を自分から取り出せるか確認する復習になります。
たとえばアプリで「I'd like to ~」を学んだ場合、「チェックインしたいです」「これを注文したいです」「予約を変更したいです」などの日本語から英文を作ります。
「I'd like to check in.」「I'd like to order this.」のように、自分が実際に使いそうな内容へ変えるのがポイントです。
最初から難しい長文を作る必要はありません。
TOEIC500〜650点程度であれば、中学英文法を使った短い文章から始めても十分です。
瞬間英作文のポイント
答えと完全に同じ英文を作ることだけを目的にせず、「自分の知っている単語と文法を使って意味を伝えられるか」を意識してみましょう。
間違えた部分があれば、そこが次に復習するポイントになります。
アプリを使って瞬間英作文を練習したい方は、瞬間英作文アプリおすすめ7選も参考にしてください。
オンライン英会話で実際に使ってみる
一人での音読や瞬間英作文ができるようになったら、覚えた英語を実際の会話で試してみる方法もあります。
オンライン英会話では相手の返答を事前に予測できないため、覚えた単語や文法をその場で組み合わせて話せるか確認できます。
たとえば、その日に「I've been to ~」を復習したなら、レッスン中に「I've been to Australia.」のように意識して使ってみましょう。
実際に話してみて言葉が出てこなかった表現は、レッスン後にもう一度アプリやノートへ戻して復習します。
| 段階 | 方法 | 確認すること |
|---|---|---|
| STEP1 | 音読 | 英文をスムーズに言えるか |
| STEP2 | 瞬間英作文 | 自分から英文を作れるか |
| STEP3 | 英会話 | 会話の中で使えるか |
いきなり外国人講師と話すのが不安な場合は、AIとの会話から始めても構いません。
AI英会話アプリおすすめ5選では、英語を話す練習ができるアプリを比較しています。
留学を考えていて実際の会話練習を増やしたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話9選も参考にしてください。
英語学習アプリの復習に関するよくある質問
最後に、英語学習アプリの復習について初心者が迷いやすいポイントをまとめます。
「毎日やるべき?」「何回やればいい?」「ノートは必要?」など、復習に正解を求めすぎると学習が複雑になりがちです。
自分が覚えているかを基準に調整することを基本として、無理なく続けられる方法を選びましょう。
英語アプリは毎日復習したほうがいい?
英語アプリの復習は毎日取り入れてもよいですが、すべての学習内容を毎日復習する必要はありません。
前日に間違えた問題を数分だけ確認するなど、短い復習を普段の学習へ組み込む方法がおすすめです。
たとえば毎日30分勉強しているなら、最初の5〜10分程度を復習にして、残りを新しい学習へ使います。
前日の内容をほとんど覚えていなければ復習を増やし、迷わず答えられるなら間隔を広げても構いません。
大切なのは「毎日復習した」という記録を作ることではなく、以前学んだ内容を思い出せるか確認することです。
忙しい日は単語を5個だけ確認するなど、負担を下げても問題ありません。
復習と新しい学習はどちらを優先する?
復習と新しい学習は、どちらか一方だけを優先するのではなく、現在の理解度に合わせて両方を組み合わせるのがおすすめです。
復習ばかりでは新しい単語や表現が増えませんが、新規学習だけでは以前の内容が曖昧なままになりやすいからです。
たとえば新しく学んだ内容の多くを翌日に思い出せないなら、一時的に復習の割合を増やします。
反対に、以前の問題をほとんど迷わず答えられるなら、新しいレッスンへ使う時間を増やしましょう。
| 状態 | 学習の考え方 |
|---|---|
| 前日の内容をかなり忘れている | 復習をやや多めにする |
| 迷う問題が少しある | 復習と新規学習を両方行う |
| ほとんど迷わず答えられる | 新規学習を増やす |
「復習が全部終わるまで新しい学習は禁止」と考える必要はありません。
復習で弱点を減らしながら、新しい英語も少しずつ増やすことを意識しましょう。
何回復習すれば覚えられる?
「3回復習すれば必ず覚えられる」というように、すべての英語を同じ回数で覚えられるわけではありません。
単語の難しさやこれまでの知識、学習内容によって必要な復習回数は変わります。
そのため、回数ではなく「時間を空けても思い出せるか」で判断するのがおすすめです。
たとえば同じ単語を3回復習しても毎回間違えるなら、4回目以降も復習対象に残します。
反対に、時間を空けてもすぐ意味を答えられるなら、復習頻度を下げて構いません。
「最低5回やる」のように回数だけを目標にすると、すでに覚えた問題にも時間を使ってしまいます。
復習するたびに「迷わず答えられたか」「理由まで説明できるか」を確認しましょう。
判断基準
「何回やったか」より「次に出ても自力で答えられるか」を基準にしましょう。
何度も間違える内容だけ復習回数を増やす方が、学習時間を使いやすくなります。
復習は何分くらいやればいい?
英語アプリの復習時間にも、すべての人に共通する正解はありません。
ただし、復習が負担になっている初心者は、まず1日5〜10分程度から普段の学習へ組み込むと始めやすいでしょう。
たとえば1日30分勉強するなら、最初の5〜10分で昨日間違えた内容を確認し、その後に新しいレッスンへ進みます。
苦手な問題が多い日は復習を少し増やし、ほとんど正解できる日は短くするなど柔軟に調整してください。
重要なのは、復習時間を長くすることではありません。
「毎日30分復習する」と決めた結果、学習そのものが続かなくなるなら逆効果です。
英語アプリ全体の学習時間について迷っている方は、英語アプリの記事一覧から「英語学習アプリは1日何分やればいい?」の記事も参考にしてください。
英語アプリだけで復習しても大丈夫?
英語学習アプリに苦手問題の記録や再出題、音声、例文など必要な機能がそろっているなら、復習をアプリ内だけで完結させても問題ありません。
紙の教材やノートを必ず追加しなければならないわけではありません。
むしろ通勤中や休憩時間を中心に勉強する人は、教材を増やしすぎると「今日はどれをやるか」で迷いやすくなります。
まずは一つのアプリを使い、間違えた問題を復習できているか確認しましょう。
一方で、何度も間違える文法だけ参考書で確認したり、言えなかった英語をノートへ残したりする方法は有効です。
アプリだけか教材併用かではなく、自分の弱点を解決できているかを基準にしてください。
留学前に英語アプリを活用したい方は、留学前におすすめの英語学習アプリ10選も参考になります。
英語学習ではノートを取ったほうがいい?
英語学習では、必ずノートを取らなければならないわけではありません。
アプリだけで間違えた問題を管理できるなら、ノートを作らずに復習をシンプルにする方法でも十分です。
ノートが役立つのは、同じ内容を何度も間違える場合や、自分がつまずいた理由を整理したい場合です。
たとえば「sinceとforを混同する」「availableは意味を理解できるが会話では出てこない」など、弱点を短く記録します。
反対に、アプリの解説を一字一句書き写したり、きれいなノートを作ることに時間をかけたりする必要はありません。
ノートを使う場合も、学習の主役ではなく復習を助ける道具として活用しましょう。
- アプリだけで管理できるなら無理にノートを作らない
- 何度も間違える内容だけ記録する
- 答えより間違えた理由を残す
- ノートを書いたら実際に問題を解き直す
まとめ|英語アプリは「進める」だけでなく「思い出す復習」を取り入れよう
英語学習アプリでは、新しいレッスンをたくさん進めることだけが大切なのではありません。
以前に学んだ単語や文法を答えを見る前に自分で思い出し、間違えた内容へもう一度戻ることも学習の一部です。
復習するときは、すべてを最初からやり直す必要はありません。
何度も間違える問題や、正解しても迷った問題を優先しましょう。
覚えている内容は復習間隔を広げれば、復習量が増えすぎるのを防げます。
英語アプリの復習で意識したいこと
- 答えを見る前に自分で思い出す
- 間違えた問題を優先して復習する
- 覚えている内容は復習間隔を広げる
- 復習時間を決めて新しい学習も進める
- 覚えた英語を音読や英会話で使ってみる
英語を話せるようになりたい方は、アプリ内で正解するだけで終わらず、覚えた表現を声に出してみましょう。
一人で練習するなら瞬間英作文アプリ、会話練習まで進みたいならAI英会話アプリなどを組み合わせる方法もあります。
「学ぶ→思い出す→間違いを確認する→もう一度使う」という流れを作り、アプリを「進めるための教材」ではなく「英語を使えるようにするための教材」として活用していきましょう。