海外旅行でスマートフォンを使うなら、eSIMは便利な通信手段のひとつです。しかし、トリファ・Saily・Glocal eSIM・Ubigi・Airaloなど選択肢が多く、料金やデータ容量、無制限プランの違いが分かりにくいと感じる人もいるでしょう。
海外eSIMは、単純に料金の安さだけで選ぶのではなく、渡航先・旅行日数・必要なデータ容量・サポートを比較して選ぶことが大切です。
特に初めて利用する人は、現地でネットにつながらなかった場合を考えて、設定の分かりやすさや日本語サポートも確認しておくと安心です。
この記事では、海外旅行におすすめのeSIM5社を、料金・データ容量・無制限プラン・対応国・サポートなどから比較します。
初めて使う人、安さを重視する人、データ無制限で使いたい人、複数国を旅行する人など目的別の選び方も紹介するので、自分の旅行条件に合う海外eSIMを選びたい人は参考にしてください。
海外eSIMおすすめ5社を比較|自分に合うサービスを選ぼう
海外eSIMは、料金の安さだけで選ぶのではなく、渡航先・データ容量・サポート・使いやすさを比較して選ぶことが大切です。今回比較するトリファ、Saily、Glocal eSIM、Ubigi、Airaloにもそれぞれ異なる強みがあるため、自分が何を優先したいのかを決めると候補を絞りやすくなります。
| 海外eSIM | 注目したい特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| トリファ | 日本語サポート | 初めてeSIMを使う人 |
| Saily | セキュリティ機能 | 安全面も重視したい人 |
| Glocal eSIM | 日本語サイト・海外向けプラン | Webから比較して申し込みたい人 |
| Ubigi | 継続利用・データ追加 | 海外旅行の機会が多い人 |
| Airalo | 対応国・プランの豊富さ | 複数国への旅行にも使いたい人 |
上表はサービスを選ぶ方向性を整理したものです。実際の料金や利用できるプランは渡航先・日数・データ容量によって変わるため、購入するときは自分の旅行条件を入力して比較してください。
初めて海外eSIMを使うならサポートと設定の簡単さを重視する
海外eSIMを初めて使う人は、数百円の料金差だけでなく、設定の分かりやすさとトラブル時のサポートを重視すると安心です。eSIMでは購入後にスマートフォンへインストールし、現地到着後に回線やデータローミングを切り替える必要があります。
操作自体は難しくありませんが、初めての場合は「どのタイミングで設定するの?」「現地でつながらなかったらどうする?」と迷うことがあります。特に海外到着直後は、Googleマップでホテルまでの経路を確認したり、家族や友人へ連絡したり、配車アプリを使ったりする場面が考えられます。
筆者もオーストラリアへ短期留学した経験がありますが、海外では移動・検索・連絡などでスマートフォンを使う機会が多くあります。通信手段に慣れていない人ほど、価格だけでなく困ったときに確認できるサポート体制まで含めて比較することが大切です。
トリファでは24時間365日の日本人チャットサポートが用意されているため、日本語で相談できることを重視する人の候補になります。一方、ほかのサービスにもチャットサポートなどがあるため、「日本語で相談したいのか」「英語などのサポートでも問題ないのか」まで考えて選ぶとよいでしょう。
料金差が小さい場合は、最安値だけで決めず、設定方法・問い合わせ方法・対応時間まで比較しておくと、現地でトラブルが起きたときにも対応しやすくなります。
料金・無制限・複数国など重視する条件によっておすすめは異なる
海外eSIMには万人共通の正解があるわけではありません。短期旅行で最低限のデータ通信だけ使う人と、SNSや動画を頻繁に利用する人では、必要なプランが異なるからです。
たとえば、GoogleマップやLINE、Web検索を中心に使うなら容量制プランで足りる可能性があります。一方、Instagramへの写真・動画投稿や動画視聴を頻繁にする場合は、大容量またはデータ無制限プランを検討したほうが容量を気にせず利用しやすくなります。
また、1か国だけを旅行する場合と、ヨーロッパや東南アジアなど複数国を周遊する場合でも選び方は変わります。複数国を移動するなら、国ごとにeSIMを買い直すより、対応する周遊・リージョナルプランを選べるサービスのほうが管理しやすい場合があります。
- 初めて使うなら設定方法・サポートを重視する
- 通信費を抑えたいなら同じ日数・容量で料金を比較する
- SNSや動画を多く使うなら大容量・無制限プランを比較する
- 複数国を旅行するなら周遊・リージョナルプランを確認する
- 海外旅行が多いならeSIMの再利用やデータ追加のしやすさも確認する
特に注意したいのが「無制限」という表記です。サービスやプランによっては一定量の高速データ通信後に速度が制限される場合があるため、無制限という言葉だけで判断せず、高速通信量や速度制限の条件まで確認してください。
海外eSIM5社を比較する7つのポイント
海外eSIMを比較するときは、料金だけを見ると自分に合わないサービスを選んでしまう可能性があります。渡航先、容量、設定方法、サポートなどを同じ条件で確認し、旅行中にどのようにスマートフォンを使うかを基準に選ぶことがポイントです。
| 比較ポイント | 確認する内容 |
|---|---|
| 渡航先・対応国 | 旅行する国・地域で利用できるか |
| 料金 | 同じ日数・容量でいくらになるか |
| データ容量 | 容量制・無制限のどちらが合うか |
| 使いやすさ | 購入から設定まで迷わず進められるか |
| サポート | 日本語対応・問い合わせ方法・対応時間 |
| 通信機能 | テザリング・通話・SMSが必要か |
| 利用条件 | 開通・キャンセル・返金条件 |
渡航先・対応国
最初に確認するのは、旅行する国・地域でeSIMを利用できるかです。海外eSIMは世界各国に対応しているサービスが多いものの、すべてのプランがすべての国で利用できるわけではありません。
同じサービスでも、1か国だけで利用する「国別プラン」と、ヨーロッパやアジアなど複数国で利用できる「周遊・リージョナルプラン」が用意されている場合があります。旅行中に国境を越える予定があるなら、対応国数だけではなく、自分が訪れる国が1つのプランに含まれているか確認しておきましょう。
また、対応国に含まれていても、利用する現地通信会社や対応ネットワークが異なる場合があります。都市部だけでなく郊外へ移動する予定がある人は、公式サイトで現地ネットワークの情報まで確認できると判断しやすくなります。
「世界○か国対応」という数字の大きさだけではなく、自分の渡航先で利用できるプランがあるかを先に確認してから料金を比較するのが失敗しにくい順番です。
料金
海外eSIMの料金は、最低価格だけでは正確に比較できません。渡航先・利用日数・データ容量によって価格が変わるため、同じ旅行条件にそろえて比較することが大切です。
たとえば、あるサービスでは1GBプランが安くても、5GBになると別のサービスのほうが安くなる場合があります。3日間の短期旅行と10日間の旅行でも、お得になるプランは変わります。
そのため「○円から」という表示だけを見て決めるのではなく、自分の旅行に近い条件で料金を確認してください。5日間の旅行を予定しているなら、「5日前後・3GB」「5日前後・5GB」「無制限」など、実際に購入する可能性があるプラン同士を比較すると判断しやすくなります。
また、海外サービスでは外貨建てで料金が表示されることもあります。為替によって実際の支払額が変わる可能性があるため、購入画面で最終的な料金を確認してから決済するようにしましょう。
データ容量・無制限プラン
必要なデータ容量は、旅行中のスマートフォンの使い方から決めると選びやすくなります。Googleマップ、LINE、Web検索が中心なら容量制プランでも利用しやすい一方、SNSへの動画投稿や動画視聴を頻繁にするなら、大容量・無制限プランが候補です。
無制限プランを選ぶと残量を気にしにくくなるメリットがありますが、容量制プランより料金が高くなることがあります。短期旅行でスマートフォンの利用が少ない場合は、無制限にこだわるより必要量に合ったプランを選んだほうが通信費を抑えやすくなります。
また、海外eSIMの「無制限」は、すべてのプランで常に同じ速度を維持できることを意味するとは限りません。一定量の高速通信後に速度が低下する条件が設定されている場合があります。
「データ無制限」という表記だけで判断せず、1日あたりの高速通信量、一定量利用後の通信速度、テザリングの条件まで確認してから選びましょう。
設定・使いやすさ
初めてeSIMを利用するなら、料金と同じくらい購入から開通までの分かりやすさを確認しておきたいところです。海外eSIMでは、購入後にQRコードやアプリを使ってeSIMをスマートフォンへ追加し、現地到着後に利用する回線を切り替える流れが一般的です。
ただし、アプリ内で購入から設定まで進められるサービスもあれば、Webサイトから申し込んだあとに届く案内を確認して設定するサービスもあります。スマートフォン操作に慣れていない人は、設定手順が日本語で確認できるかも比較すると安心です。
特に注意したいのは、eSIMを「インストールするタイミング」と「利用開始になるタイミング」が必ずしも同じではないことです。サービスやプランによって条件が異なるため、日本で準備するときに利用開始条件も確認してください。
購入前に公式サイトやアプリで設定方法を一度確認し、自分でも迷わず操作できそうなサービスを選ぶと、出発前の不安を減らせます。
日本語サポート
海外で通信トラブルが起きたときの不安が大きい人は、日本語サポートの有無を確認しておきましょう。特に初めてeSIMを使う場合、ネットにつながらない原因がeSIM設定なのか、データローミングなのか、現地ネットワークなのか判断できないことがあります。
比較するときは「日本語対応」と書かれているかだけではなく、問い合わせ方法・対応時間・どこまでサポートしてもらえるのかまで確認するのがおすすめです。チャットですぐ相談できるサービスと、メールで問い合わせるサービスでは、旅行中のトラブル時の使いやすさが異なります。
たとえばトリファは24時間365日の日本人チャットサポートを用意しています。海外到着後に設定で困ったとき、日本語で相談できる環境を重視する人にとって判断材料になります。
一方、海外旅行やeSIMの設定に慣れていて、英語などでの問い合わせにも抵抗がない人なら、日本語サポートを最優先にせず料金やプラン内容を重視する選び方もできます。
テザリング・通話・SMS
海外eSIMを選ぶ前に、データ通信以外に必要な機能がないか確認してください。旅行向けeSIMにはデータ通信専用のプランも多いため、日本の携帯電話と同じように電話番号を使った通話やSMSができるとは限りません。
LINE通話やWhatsAppなどインターネット回線を使った通話が中心なら、データ通信専用でも困りにくいでしょう。一方、現地のレストランやホテルへ電話をかけたい場合や、電話番号を使ったSMS認証が必要な場合は、プランの対応機能を事前に確認する必要があります。
また、パソコンや同行者の端末へインターネットを共有したい人はテザリングの可否も確認しましょう。利用できる場合でも、無制限プランではテザリングに別の条件が設定されていることがあります。
自分が必要としているのが「スマートフォン1台のデータ通信だけ」なのか、「通話・SMS・テザリングまで必要」なのかを整理しておくと、不要な機能や料金を避けやすくなります。
キャンセル・返金条件
海外eSIMはデジタル商品という性質上、購入後のキャンセルや返金条件がサービスごとに異なります。航空券やホテルのように「使わなければ簡単にキャンセルできる」と考えず、購入前に返金条件まで確認しておくことが大切です。
特に注意したいのは、旅行先や日程を間違えて購入した場合や、自分のスマートフォンがeSIM非対応だった場合です。購入後に気づいても返金対象にならないサービスがあるため、決済前の確認が欠かせません。
Glocal eSIMでは申し込み後のキャンセルができない旨が案内されているため、渡航先・利用日・対応端末を確認してから購入する必要があります。そのほかのサービスについても、返金の対象になる条件や申請方法は購入前に公式情報を確認してください。
価格が安くても、条件を間違えて買い直せば結果的に通信費が高くなります。「渡航先・日程・対応端末・利用開始条件」の4点を確認してから決済すると、購入時の失敗を防ぎやすくなります。
海外eSIMおすすめ5社の料金・無制限・サポートを比較
海外eSIMは、同じサービスでも渡航先・利用日数・データ容量によって料金が変わります。そのため、単純な最安値ではなく、料金・無制限プラン・サポートを自分の旅行条件に合わせて比較することが大切です。今回紹介する5社の主な違いを整理しました。
| サービス | 料金・プラン | 無制限 | サポート |
|---|---|---|---|
| トリファ | 渡航先・容量・日数から選択 | プランごとに確認 | 24時間365日・日本人スタッフのチャット |
| Saily | 容量制・地域・グローバルなど | 対象プランあり | 24時間年中無休のライブチャット・メール |
| Glocal eSIM | 国別・周遊・日数別など | 対象プランあり | 日本語・メールや問い合わせフォーム |
| Ubigi | 買い切り・月額・年間など | 対象プランあり | 日本語ヘルプ・問い合わせフォーム |
| Airalo | 国別・リージョナル・グローバルなど | 130以上の国などで対象プランあり | 24時間年中無休の多言語サポート |
5社とも海外旅行の通信手段として利用できますが、強みは異なります。初めてのeSIMで日本語サポートを重視するならトリファ、セキュリティ機能も求めるならSaily、複数回の旅行で同じeSIMを使いたいならUbigiなど、目的から絞ると選びやすくなります。
料金については、特定のサービスが常に安いとは限りません。同じ国でも容量や利用期間によって最安になるプランが変わるため、渡航先・日数・必要なデータ容量を決めてから公式サイトやアプリで比較してください。
また、「データ無制限」と表示されたプランでも、公正利用ポリシーや一定量利用後の速度制限が設けられている場合があります。動画視聴やSNSへの動画投稿を多く予定している人は、料金だけでなく高速通信を利用できる条件も購入前に確認しましょう。
海外旅行におすすめのeSIM5社を紹介
海外旅行向けeSIMを選ぶときは、5社の中から無理に1位を決める必要はありません。初めて使う・セキュリティを重視する・複数国を旅行するなど、目的によって適したサービスが変わります。それぞれの特徴と向いている人を確認して、自分の旅行スタイルに合うものを選びましょう。
トリファ(trifa)|初めて使う人・日本語サポートを重視する人向け
トリファは、海外eSIMを初めて利用する人や、日本語でサポートを受けたい人に向いています。eSIMの購入から設定までアプリ内で進められ、200以上の国と地域に対応しています。
特に特徴的なのが、24時間365日、日本人スタッフによるチャットサポートを利用できることです。海外到着後に「ネットにつながらない」「設定方法が分からない」と困った場合でも、日本語で相談できるため、英語で問い合わせることに不安がある人には安心材料になります。
- 初めて海外eSIMを利用する
- 日本語で問い合わせたい
- 購入から設定までアプリで進めたい
- 海外で通信トラブルが起きたときのサポートを重視したい
一方で、料金だけを最優先する場合は、SailyやAiraloなどほかのサービスも同じ渡航条件で比較したほうがよいでしょう。トリファの強みは単純な安さより、初めてでも利用しやすい仕組みと日本語サポートを含めた安心感にあります。
また、トリファでは一度設定して複数回の海外渡航で利用できる月額eSIMプランも提供されています。短期旅行だけでなく、海外旅行や海外出張の機会が多い人も候補にできます。
- 海外eSIMを初めて利用する人
- 日本語サポートを重視する人
- 設定で迷ったときすぐ相談したい人
Saily|セキュリティ機能も重視したい人向け
Sailyは、海外でのデータ通信だけでなくセキュリティ面も重視したい人に向いているeSIMです。世界200以上の国・地域に対応し、旅行前にデータプランを購入・インストールしておけば、渡航先で利用できます。
特徴は、広告ブロッカーやWeb保護、仮想位置情報などの機能が用意されていることです。旅行中はホテル・空港・カフェなどでスマートフォンを使う機会が増えるため、通信サービスとあわせてオンライン上の安全性を意識したい人には比較する価値があります。
Sailyアプリから直接eSIMをインストールでき、QRコードや手動のアクティベーションコードを使わず設定できる点も特徴です。一度eSIMをインストールすれば、次の旅行で新しいプランを購入して同じeSIMを利用できます。
また、24時間年中無休のライブチャットとメールによるサポートが用意されています。アプリ中心で購入・管理したい人にも利用しやすいでしょう。
- セキュリティ機能も重視したい人
- アプリからeSIMを簡単に設定したい人
- 1つのeSIMを次回以降の旅行でも使いたい人
ただし、無制限プランを選ぶ場合は公正利用ポリシーも確認してください。「無制限」という名称だけでなく、高速通信の利用条件まで見て選ぶことが大切です。
Glocal eSIM|日本語サイトからプランを選びたい人向け
Glocal eSIMは、日本語のWebサイトを見ながら海外向けプランを選びたい人に向いています。160以上の国と地域に対応しており、国別だけでなくアジア・ヨーロッパ・オセアニアなどの周遊プランも用意されています。
無制限プランもあり、3日間・5日間・7日間など旅行期間に合わせて選べるプランがあります。短期海外旅行で動画やSNSなどを多く使い、データ残量を細かく気にしたくない人は比較候補にできます。
また、eSIMなのでWi-Fiルーターのような端末の受け取りや返却は必要ありません。Webで申し込み、発行されたeSIMの情報を使って設定するため、アプリを中心に利用するサービスよりWebサイトから申し込みたい人にも選びやすいでしょう。
Glocal eSIMを購入するときの注意点
- eSIMは購入後のキャンセルができない
- データ容量を使い切った場合は追加購入ではなく新規購入が必要なプランがある
- 渡航先・利用日・対応端末を決済前に確認する
Glocal eSIMでは、商品や注文に関する通常の問い合わせは平日9時〜17時が受付時間となっています。一方、現地で通信に不具合がある場合のeSIM専用連絡先については、土日祝日も随時対応すると案内されています。
- 日本語サイトから申し込みたい人
- 短期旅行向けの無制限プランを比較したい人
- アジアやヨーロッパなどを周遊する人
Ubigi|海外旅行を繰り返す人・追加チャージを重視する人向け
Ubigiは、海外旅行の機会が多い人や、データ容量を追加しながら使いたい人に向いています。200以上の国と地域に対応するプランが用意されており、国別だけでなく複数国をカバーする地域向けプランも選べます。
大きな特徴は、一度eSIMをインストールすれば、その後の旅行でも同じeSIMを利用できることです。渡航するたびに新しいeSIMをインストールする必要がなく、Ubigi SelfcareアプリやWebから渡航先に合うデータプランを追加できます。
さらに、データを使い切った場合でも追加購入しやすく、公式サイトではWi-Fiやデータ残量がない状態でも対応エリア内から追加購入できる仕組みが案内されています。旅行中に予定以上のデータを消費したときにも対応しやすい点がメリットです。
プランは買い切り型だけでなく、渡航先によって月額・年間など複数の選択肢があります。無制限プランを提供している渡航先もありますが、公正利用ポリシーが適用される場合があるため条件は確認してください。
- 年に何度も海外旅行・海外出張をする人
- 1つのeSIMを継続して使いたい人
- 旅行中にデータを追加購入しやすいサービスを選びたい人
サポートについては日本語のヘルプセンターがあり、トラブルシューティングや問い合わせフォームを利用できます。毎回eSIMを入れ直す手間を減らしたい人にとって、継続利用のしやすさがUbigiの魅力です。
Airalo|対応国・プランの選択肢を重視する人向け
Airaloは、渡航先の多さやプランの選択肢を重視する人に向いています。200以上の国と地域に対応しており、1か国向けのローカルeSIMだけでなく、リージョナルeSIMやグローバルeSIMも選択できます。
そのため、1か国への短期旅行だけでなく、ヨーロッパやアジアなど複数国を移動する旅行でも候補にしやすいサービスです。国ごとにeSIMを買い直すのが面倒な場合は、自分が訪れる国をまとめてカバーするリージョナルプランがあるか確認してみましょう。
また、Airaloでは130以上の国を対象に無制限データプランを提供しており、データ使用量が多い旅行者にも選択肢があります。動画視聴やSNSへの投稿を多く予定している場合は、容量制プランと無制限プランの料金を比較すると選びやすくなります。
サポートは24時間年中無休の多言語対応で、WhatsAppなどから問い合わせられます。一方、料金が米ドルなど外貨で表示されるプランもあるため、購入するときは為替を含めた実際の支払額を確認することが大切です。
- 多くの国からプランを選びたい人
- 複数国を周遊する予定がある人
- 無制限プランも比較したい人
Airaloは対応エリアとプランの選択肢が豊富な反面、候補が多いため、初めて利用する人はプラン選択で迷う可能性があります。渡航先、旅行日数、必要な容量をあらかじめ決めてから検索すると、自分に必要なプランを絞りやすくなります。
海外eSIM5社の料金を同じ旅行条件で比較
海外eSIMの料金を比べるときは、「最安○円〜」ではなく、渡航先・旅行日数・必要なデータ容量をそろえることが大切です。今回は韓国へ3日間旅行し、3GB以上使うケースを例に、5社で条件を満たす代表的なプランを比較します。料金は2026年8月22日時点の公式情報をもとにしており、キャンペーンや為替によって変わる可能性があります。
3GB・5GBなど容量制プランの料金を比較
韓国3日間の旅行で3GB以上使う場合、各社で条件を満たすプランは以下のとおりです。サービスによって有効期間の設定が異なるため、「3日間の旅行中に3GB以上利用できること」を共通条件にしています。
| 海外eSIM | プラン例 | 料金 | 有効期間 |
|---|---|---|---|
| トリファ | 3GB | 587円/日表示 | 3日間 |
| Saily | 3GB | US$8.99 | 30日間 |
| Glocal eSIM | 無制限 | 1,680円 | 3日間 |
| Ubigi | 3GB | 1,200円 | 7日間 |
| Airalo | 3GB | US$8.00 | 3日間 |
※2026年8月22日時点の韓国向け公式料金をもとに比較しています。Glocal eSIMは今回確認した主要料金表に3GB容量制プランがないため、3日間の無制限プランを掲載しています。米ドル建てのサービスは為替や決済時の換算レートによって日本円での支払額が変わります。
今回の条件では、Ubigiは3GB・7日間で1,200円と、円建てで料金を把握しやすい選択肢です。Airaloは3GB・3日間がUS$8.00、Sailyは3GB・30日間がUS$8.99となっているため、購入時の為替を含めて比較するとよいでしょう。
トリファは韓国3GB・3日間について公式ページで1日あたり587円と表示されています。日本円で料金を確認しやすく、日本語サポートも重視したい人なら、価格だけではなく使いやすさを含めて比較できます。
5GB程度必要な場合も考え方は同じです。たとえば韓国向けでは、Sailyが5GB・30日間でUS$10.99、Airaloが5GB・7日間でUS$10.00のプランを提供しています。「5GBだからどこが安い」ではなく、有効期間まで含めて自分の旅行日程に合うか確認してください。
海外eSIMはサービスごとに「3日間」「7日間」「30日間」など有効期間が異なります。旅行期間より長いプランでも利用できますが、使わない期間が多ければ割安とは限りません。必要な容量と旅行日数の両方から選びましょう。
データ無制限プランの料金と速度制限を比較
動画視聴やSNS投稿を多くする人は無制限プランが便利ですが、「無制限=高速通信を制限なく使える」とは限りません。一定量のデータを使うと速度が低下したり、Fair Usage Policy(FUP)が適用されたりするサービスがあります。
韓国向けの代表的な短期無制限プランを比較すると、以下のようになります。
| 海外eSIM | 無制限プラン例 | 料金 | 速度制限・注意点 |
|---|---|---|---|
| トリファ | 3日間 | 990円/日表示 | 購入時に最新条件を確認 |
| Saily | 無制限プランあり | US$48.99〜 | プランごとの高速通信条件を確認 |
| Glocal eSIM | 3日間 | 1,680円 | FUPにより速度制限・通信制限の可能性あり |
| Ubigi | 7日間 | 4,100円 | Fair Use Policyが適用される場合あり |
| Airalo | 3日間 | US$12.00 | 1日3GB利用後は1Mbps |
※2026年8月22日時点の韓国向け公式情報をもとにしています。各社で最短の無制限プランの日数が異なるため、同一期間ではなく短期旅行向けの代表プランを掲載しています。
短期旅行で無制限を安く使いたい場合、今回の韓国の例ではGlocal eSIMの3日間1,680円が比較しやすい選択肢です。ただし、現地通信事業者のFUPにより、短期間に大量通信すると速度制限や一時的な通信制限が行われる場合があります。
Airaloは韓国3日間の無制限プランがUS$12.00で、1日3GBを利用すると1Mbpsへ速度が低下すると条件が明記されています。動画を長時間見る場合には制限が気になりますが、速度制限の基準が分かるため、自分の使い方に合うか判断しやすいのがメリットです。
無制限プランは、GoogleマップやLINEを中心に使うだけなら必要以上になることもあります。ホテルのWi-Fiを併用する予定で動画視聴も少ない人は、3GB・5GBなどの容量制プランと料金を比較してから決めましょう。
目的別|おすすめの海外eSIMはどれ?
5社を比較しても決めきれない場合は、自分が最も重視する条件を1つ決めると選びやすくなります。初めてならサポート、安さなら実際の旅行条件での料金、データ量が多いなら無制限の条件というように、目的から候補を絞りましょう。
| 重視する条件 | 候補 |
|---|---|
| 初めて利用する | トリファ |
| 料金を抑えたい | 渡航先ごとにUbigi・Airalo・Sailyなどを比較 |
| 無制限を使いたい | Glocal eSIM・Airaloなど |
| 日本語サポート | トリファ |
| 複数国を旅行する | Airalo・Saily・Ubigi |
| 海外旅行の回数が多い | Ubigi・トリファの月額プラン |
初めて海外eSIMを使う人におすすめ
海外eSIMを初めて使う人は、トリファを候補にしやすいでしょう。料金だけでなく、アプリの使いやすさと24時間365日の日本人チャットサポートを重視できるためです。
初めてeSIMを使うと、「日本でどこまで設定していいの?」「現地でどの回線をオンにするの?」など、購入後に分からないことが出てくる場合があります。海外に到着してから通信できないと、ホテルまでの地図や配車アプリ、同行者との連絡にも影響します。
トリファなら、設定で困ったときに日本語でチャット相談できるため、英語でサポートへ状況を説明する不安を減らせます。価格差が数百円程度なら、初回はサポートを含めた安心感で選ぶという考え方もあります。
- 海外eSIMを初めて利用する
- スマートフォンの設定に自信がない
- トラブル時に日本語で相談したい
一方、すでにeSIMを何度も利用しており、設定やトラブル対応にも慣れている人なら、サポートより料金を優先してSaily・Ubigi・Airaloなどを比較してもよいでしょう。
安い海外eSIMを選びたい人におすすめ
料金を最優先する場合は、特定の1社を「常に最安」と考えず、渡航先ごとに料金を比較するのがおすすめです。海外eSIMは同じ会社でも国・日数・容量によって価格が大きく変わります。
今回の韓国3日間・3GB以上という条件では、Ubigiの3GB・7日間1,200円や、Airaloの3GB・3日間US$8.00、Sailyの3GB・30日間US$8.99などが候補になります。
AiraloやSailyは米ドル建てで表示されるため、日本円でどちらが安いかは購入時の為替によって変わります。また、キャンペーンが実施されていれば通常価格より安く購入できる場合もあるため、記事内の料金だけで決めないようにしてください。
- 渡航する国を決める
- 旅行日数を決める
- 3GB・5GBなど必要な容量を決める
- 同じ条件を満たすプランの総額を比較する
- 外貨建ての場合は決済時の日本円換算額も確認する
数百円の差より日本語サポートを優先したい場合は、必ずしも最安プランを選ぶ必要はありません。「料金を抑えること」と「現地で困ったときの安心感」のどちらを重視するかまで含めて決めましょう。
データ無制限で使いたい人におすすめ
動画・SNS・テザリングなどでデータを多く使う人は、Glocal eSIMやAiraloなどの無制限プランを比較するとよいでしょう。特に短期旅行では、料金だけでなく1日あたりの高速通信量とFUPを確認することがポイントです。
今回の韓国旅行の例では、Glocal eSIMは3日間1,680円、Airaloは3日間US$12.00の無制限プランがあります。Glocal eSIMは短期の無制限料金を抑えやすい一方、短時間に大容量通信をするとFUPによる速度・通信制限が行われる場合があります。
Airaloは1日3GB利用後に1Mbpsへ制限される条件が明記されています。1日3GB以内で利用することが多いなら高速通信を使いやすいですが、長時間の動画視聴や大容量ファイルのアップロードでは速度制限に達する可能性があります。
「無制限なら何も気にせず使える」と考えず、自分が1日に何GB程度使うのかまで考えて選ぶことが大切です。
日本語サポートを重視する人におすすめ
日本語でトラブルを相談できることを優先するなら、トリファが候補です。トリファでは24時間365日、日本人スタッフによるチャットサポートが用意されています。
海外旅行では、日本との時差によって日本国内の営業時間中に問い合わせられない場合があります。現地到着後の夜間や早朝にeSIMがつながらなかった場合でも相談できる体制は、初めて使う人にとって安心材料です。
Glocal eSIMも日本語で問い合わせできますが、設定については正確な状況確認が必要なためメール対応と案内されています。すぐにチャットで確認したい人とは相性が異なります。
すでにeSIMの設定に慣れている人は、日本語サポートを必須にせず、料金やデータ容量を優先すると選択肢を広げられます。
複数国を旅行する人におすすめ
ヨーロッパ周遊やアジア周遊など、1回の旅行で複数国を訪れる人は、Airalo・Saily・Ubigiなどの地域向けプランを比較すると便利です。国を移動するたびに新しいeSIMを購入・設定する手間を減らせます。
Airaloには1か国向けのローカルeSIMに加えて、アジアやヨーロッパなどをまとめて利用できるリージョナルeSIM、さらに複数地域をカバーするグローバルeSIMがあります。対応する国の選択肢を重視する人に向いています。
Sailyにもアジア・オセアニアやグローバルなどのプランがあり、1つのeSIMへ新しい渡航先のデータプランを追加できます。Ubigiも200以上の目的地に対応し、複数国向けのデータプランを利用できます。
ただし「ヨーロッパ周遊」のような名称だけで購入せず、自分が旅行する国がすべて対象に含まれているか確認してください。対象外の国が1つでもあれば、その国では別の通信手段が必要になります。
海外旅行を頻繁にする人におすすめ
年に何度も海外へ行く人は、渡航するたびに新しいeSIMを設定するより、一度インストールしたeSIMを繰り返し使えるサービスを選ぶと管理が楽になります。
Ubigiは一度eSIMをインストールすれば、次回以降の旅行でも対応するデータプランを購入して利用できます。200以上の目的地に対応しており、アプリからデータを追加購入できるため、旅行や海外出張の回数が多い人と相性がよいサービスです。
トリファにも頻繁な海外渡航者向けの月額eSIMプランがあります。一度のインストールで次回の旅行でも利用でき、余ったデータ容量を最大100GBまで繰り越せる仕組みが用意されています。
- 必要なときだけデータを追加したいならUbigi
- 月額でまとめて管理したいならトリファの月額プランも比較する
- 複数国を移動するなら対象国を確認する
- 年に1回程度なら月額ではなく買い切りプランも比較する
一方、海外旅行が年1回程度なら、継続利用のしやすさを重視する必要はありません。旅行のたびにその時点で安い買い切りプランを選んだほうが、通信費を抑えられる場合があります。
海外eSIMで失敗しない7つの選び方
海外eSIMは、料金だけで選ぶと「渡航先で使えない」「容量が足りない」「設定で困る」といった失敗につながることがあります。購入前に渡航先・容量・サポート・利用条件まで確認すると、自分の旅行に合うプランを選びやすくなります。
渡航先と利用できる現地回線を確認する
海外eSIMを選ぶときは、最初に自分が旅行する国・地域で利用できるかを確認しましょう。対応国数が多いサービスでも、すべてのプランが同じ国で使えるとは限りません。
特に複数国を旅行する場合は、1か国向けプランではなく、ヨーロッパやアジアなどの周遊・リージョナルプランが便利です。ただし、プラン名だけで判断せず、訪問予定の国がすべて含まれているか確認してください。
また、公式サイトで現地の通信事業者や対応ネットワークを確認できる場合は、あわせてチェックしておくと安心です。都市部だけでなく郊外や地方へ移動する場合は、対応国だけでなく利用する現地回線まで比較すると判断しやすくなります。
旅行日数と必要なデータ容量を決める
データ容量は、旅行日数だけではなく、旅行中にスマートフォンをどの程度使うかで決めましょう。Googleマップ・LINE・Web検索が中心なら、動画を長時間見る場合ほど大量のデータは必要ありません。
一方、InstagramやTikTokへの動画投稿、YouTubeやNetflixなどの動画視聴、テザリングを頻繁に使う予定なら、大容量または無制限プランを検討しやすくなります。
- 地図・LINE・検索が中心なら容量制プランから検討する
- SNSを頻繁に使うなら3GB・5GBなど余裕を持たせる
- 動画視聴やテザリングが多いなら大容量・無制限を比較する
- ホテルのWi-Fiを利用できるかも考慮する
容量が足りないと旅行途中で追加購入が必要になる一方、使わない大容量プランを選ぶと料金が無駄になります。旅行中の使い方を想定して必要量を決めてから比較するのがおすすめです。
料金は同じ容量・同じ日数で比較する
海外eSIMの料金を比較するときは、「500円〜」などの最低価格だけで決めないようにしましょう。サービスによって1GB・3GB・5GBなどの容量や、3日・7日・30日などの有効期間が異なるためです。
たとえば1GBの最安プランが安くても、自分が5GB必要なら別のサービスのほうが総額を抑えられる場合があります。また、5日間の旅行なのに30日間有効のプランしかない場合は、使わない期間も含まれます。
比較するときは、「渡航先・旅行日数・必要容量」の3条件をそろえることがポイントです。外貨建てのサービスでは為替によって日本円換算額も変わるため、最終的な決済金額まで確認してから購入しましょう。
初めてなら日本語サポートと設定の簡単さを確認する
海外eSIMを初めて使う人は、数百円の料金差だけでなく、設定方法とサポート体制も比較しましょう。eSIMは購入後に端末へ追加し、現地で利用する回線やデータローミングを設定する必要があります。
操作に慣れていれば大きな負担にはなりませんが、初めてだと「どの回線をオンにするの?」「いつ開通させるの?」と迷うことがあります。海外到着後にネットへ接続できないと、地図・配車アプリ・連絡などにも影響します。
そのため、日本語の設定ガイドやチャットサポートを利用できるかまで確認しておくと安心です。特にスマートフォンの設定に自信がない人は、料金差よりサポートを優先する選び方も検討しましょう。
無制限は高速通信量と速度制限まで確認する
データ無制限プランを選ぶ場合は、「無制限」という表示だけで判断しないことが大切です。海外eSIMによっては、一定量の高速データ通信後に通信速度が低下するFair Usage Policyが設定されています。
たとえば「1日○GBまでは高速、その後は低速」という条件なら、データ通信そのものは続けられても、動画視聴や大容量ファイルの送信では不便に感じる可能性があります。
無制限プランは、高速通信を利用できる容量・制限後の速度・制限が解除されるタイミング・テザリング条件まで確認しましょう。
GoogleマップやLINEが中心なら容量制プランのほうが安くなることもあります。「無制限かどうか」ではなく、実際に必要な高速通信量と料金のバランスから選びましょう。
テザリング・通話・SMSが必要か確認する
海外eSIMは、サービスやプランによって利用できる機能が異なります。特に旅行向けeSIMにはデータ通信専用プランが多く、通常の電話番号を使った音声通話やSMSに対応していない場合があります。
LINE・WhatsApp・Messengerなど、インターネットを使った通話だけで問題なければ、データ専用eSIMでも使いやすいでしょう。一方、現地のホテルやレストランへ電話をかける予定がある場合は、音声通話への対応を確認する必要があります。
また、ノートパソコンや同行者のスマートフォンへ通信を共有するなら、テザリングの利用可否や容量制限も確認してください。必要な機能を先に整理すると、購入後に「使えると思っていた機能が使えない」という失敗を防げます。
開通タイミング・キャンセル・返金条件を確認する
最後に確認したいのが、eSIMの利用開始条件とキャンセル・返金条件です。サービスによって、eSIMを端末へインストールした時点で利用が始まる場合と、現地の対応ネットワークへ接続してから始まる場合があります。
開通条件を確認せず早く設定すると、旅行前から有効期間を消費してしまう可能性があります。反対に、現地へ到着してからすべて設定しようとすると、Wi-Fi環境がなく作業に困ることもあります。
また、eSIMはデジタル商品のため、購入後のキャンセルや返金に条件が設定されているサービスがあります。渡航先・日程・端末・プランを確認し、利用開始条件まで理解してから決済しましょう。
海外eSIMでよくある失敗と選んではいけない条件
海外eSIMは便利ですが、購入前の確認不足による失敗もあります。特に多いのは、端末の対応状況・データ容量・利用開始条件を確認せず購入してしまうケースです。安さだけで決めず、実際に使える状態まで想定して選ぶことで失敗を減らせます。
eSIM非対応・SIMロック端末のまま購入する
最も避けたいのが、eSIMを購入したあとで自分のスマートフォンが対応していないことに気づくケースです。eSIMはすべてのスマートフォンで利用できるわけではなく、同じ機種でも販売地域などによって仕様が異なる場合があります。
購入前に端末の設定画面やメーカー公式情報からeSIM対応状況を確認してください。また、SIMロックが残っている端末では、利用するeSIMや回線に制限が出る可能性があります。
- 自分の機種がeSIMに対応しているか
- SIMロックが解除されているか
- 渡航先のネットワークに対応しているか
- eSIMを追加できる状態になっているか
端末確認は料金比較より先に行うのがおすすめです。利用できないeSIMを購入すると、返金対象外になる可能性もあります。
料金の安さだけで選ぶ
数百円でも安い海外eSIMを選びたい気持ちは自然ですが、料金だけで決めるのはおすすめできません。設定方法が分かりにくかったり、トラブル時に希望する言語で相談できなかったりすると、現地で困る可能性があります。
特に初めてeSIMを利用する人は、「最安かどうか」より、現地で問題が起きたときに自分で対応できるかまで考えて選びましょう。
たとえば同じ条件で料金差が数百円程度なら、日本語サポートや設定の分かりやすさを優先する考え方もあります。一方、eSIMに慣れている人なら、サポートより料金を優先して選ぶこともできます。
安いサービスが悪いという意味ではありません。料金・容量・サポート・利用条件を確認したうえで、必要な機能を満たす中から安いプランを選ぶことがポイントです。
必要なデータ容量を考えずにプランを選ぶ
データ容量を適当に選ぶと、旅行途中で容量が不足したり、反対に大量に余らせたりする可能性があります。特に「とりあえず一番安い1GB」で購入すると、地図・SNS・検索を頻繁に使う旅行では足りなくなることがあります。
一方、「心配だから無制限にしておこう」と毎回無制限を選ぶと、スマートフォンをあまり使わない人には割高になることがあります。
旅行前に、地図、SNS、動画、テザリングなど現地でどの機能をどの程度使うのか整理してから容量を決めることが大切です。容量追加ができるサービスなら、最初は必要量に近いプランを購入し、不足した場合に追加する方法もあります。
ホテルの無料Wi-Fiを利用する予定があるかどうかも含めて考えると、必要なデータ容量を絞りやすくなります。
無制限=常に高速だと思って購入する
「データ無制限」と書かれているからといって、旅行中ずっと高速通信を無制限に使えるとは限りません。一定量以上の通信を行うと速度制限が適用されるプランもあります。
通常のWeb検索やメッセージ送信なら低速化しても利用できる場合がありますが、動画視聴・SNSへの動画アップロード・ビデオ通話ではストレスを感じる可能性があります。
そのため、無制限プランを比較するときは高速通信の上限と制限後の速度を必ず確認しましょう。特に動画を頻繁に見る人や、旅行中に仕事でテザリングを使う人には重要な項目です。
データ使用量がそれほど多くないなら、無制限にこだわらず5GB・10GBなどの容量制プランを選んだほうが料金を抑えられる場合もあります。
開通タイミングを確認せずに設定する
eSIMは「購入」「インストール」「利用開始」が同じタイミングとは限りません。利用開始条件を理解せず設定すると、出発前から有効期間を消費してしまったり、反対に現地で必要な設定が終わっていなかったりする可能性があります。
特に3日間・5日間など有効期間が短いプランでは、旅行前に利用期間が始まると使える日数が減ってしまいます。
購入後すぐインストールしてよいのか、現地ネットワークへの接続で利用開始になるのかなど、公式サイトのアクティベーション条件を確認してください。
出発前にインストール方法を確認し、利用開始だけ適切なタイミングで行うと現地で慌てにくくなります。必要なQRコードや設定情報は、オフラインでも確認できるよう保存しておくと安心です。
サポート・キャンセル・返金条件を確認しない
料金や容量だけ確認して購入すると、トラブルが起きたときに「問い合わせ方法が分からない」「返金できなかった」と困る場合があります。特に海外eSIMはデジタル商品なので、購入後のキャンセル条件が一般的な通販商品とは異なります。
購入前には、日本語サポートの有無、チャット・メールなどの問い合わせ方法、対応時間を確認しておきましょう。海外では時差があるため、日本時間の営業時間だけに対応するサービスでは、現地ですぐ相談できない場合もあります。
また、渡航先やプランを間違えた場合、自分の端末が非対応だった場合などにどの条件なら返金を受けられるのかも重要です。
価格だけではなく、「購入後に困った場合まで含めて納得できるか」を基準に選ぶと、海外eSIMでの失敗を避けやすくなります。
海外旅行ではeSIM・ポケットWi-Fi・海外ローミング・現地SIMのどれがおすすめ?
海外旅行で使える通信手段は、eSIMだけではありません。ポケットWi-Fi、海外ローミング、現地SIMにもそれぞれ向いている人がいます。1人でスマートフォンを使う短期旅行ならeSIMが便利ですが、利用人数や端末、設定への慣れによって最適な方法は変わります。
| 通信方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| eSIM | 1人旅・短期旅行・荷物を減らしたい人 | 対応端末と設定の確認が必要 |
| ポケットWi-Fi | 複数人・複数端末で共有したい人 | 端末の受取・充電・返却が必要 |
| 海外ローミング | 設定の手間を減らしたい人 | 料金プランを事前に確認する |
| 現地SIM | 長期滞在・現地電話番号が必要な人 | 購入や設定に手間がかかる場合がある |
eSIMのメリットは、Wi-Fiルーターを持ち歩かず、普段使っているスマートフォンだけで通信できることです。空港で端末を受け取ったり、帰国後に返却したりする必要もありません。
一方、家族や友人など複数人で1つの通信回線を共有したい場合は、ポケットWi-Fiが便利なこともあります。代表者がWi-Fiルーターを持っていれば、複数のスマートフォンやパソコンを接続できます。
海外ローミングは、普段利用している携帯会社の回線をそのまま海外で使えるため、eSIMを追加する設定を避けたい人に向いています。ただし、利用するキャリアやプランによって料金・対象地域・利用条件が異なるため、出発前の確認が必要です。
現地SIMは、長期滞在する人や現地の電話番号が必要な人に向いています。短期旅行でデータ通信が中心なら、購入・設定・持ち運びの手間が少ないeSIMから検討すると選びやすいでしょう。
海外eSIMを購入して現地で使うまでの流れ
海外eSIMは、出発前に準備しておけば現地到着後の作業を減らせます。ただし、購入直後に利用期間が始まるか、現地ネットワークへ接続してから始まるかはサービスによって異なります。対応端末の確認から現地での回線切り替えまで順番に準備しておきましょう。
購入前にeSIM対応端末・SIMロック・渡航先を確認する
海外eSIMを購入する前に、自分のスマートフォンで利用できるか確認してください。料金やプランを比較する前に、eSIM対応端末・SIMロック・渡航先の3点をチェックすることが大切です。
同じシリーズのスマートフォンでも、販売された国やモデルによってeSIMへの対応状況が異なる場合があります。端末メーカーや利用している携帯会社の公式情報から、自分のモデルがeSIMに対応しているか確認しましょう。
- スマートフォンがeSIMに対応しているか
- SIMロックがかかっていないか
- 渡航先が購入予定プランの対象地域に含まれているか
- 旅行日程がプランの有効期間に収まっているか
複数国を旅行する場合は、すべての訪問国が対象になっているかも確認してください。購入後に端末や渡航先の間違いへ気づいても、返金を受けられない場合があります。
日本にいるうちに購入・インストールまで済ませる
eSIMは、できるだけ安定したWi-Fiへ接続できる日本国内で購入・インストールまで準備しておくと安心です。現地空港へ到着してから初めて購入すると、Wi-Fi環境を探す必要が出る可能性があります。
購入後は、サービスの案内に従ってeSIMをスマートフォンへ追加します。アプリからインストールできるサービスもあれば、QRコードや手動入力で設定するサービスもあります。
ただし、インストールしただけで利用期間が開始するのか、現地の対応ネットワークへ接続してから開始するのかは、サービスやプランによって異なります。出発前に公式サイトのアクティベーション条件を確認してください。
また、QRコードや設定情報をメールだけに残しておくと、通信できない場面で確認できないことがあります。必要な情報はスクリーンショットなどでオフラインでも確認できる状態にしておくと安心です。
現地到着後にeSIMとデータローミングをオンにする
現地に到着したら、購入したeSIMをモバイルデータ通信に使用する回線として選択します。あわせて、サービスの案内に従って海外eSIM側のデータローミングをオンにします。
スマートフォンに日本のSIMと海外eSIMの両方が入っている場合は、どちらをモバイルデータ通信に使うか確認してください。日本の主回線が選ばれたままだと、契約内容によっては海外ローミングが利用される可能性があります。
- 購入した海外eSIMを有効にする
- モバイルデータ通信で海外eSIMを選択する
- 必要に応じてデータローミングをオンにする
- 日本の主回線でデータ通信しない設定になっているか確認する
設定項目の名称はiPhone・Androidや機種によって異なります。購入したeSIMサービスの設定ガイドを見ながら操作すると間違いを防ぎやすくなります。
つながらないときは回線・ローミング・APNを確認する
現地でインターネットにつながらない場合でも、すぐにeSIM自体の不具合と判断する必要はありません。利用する回線・データローミング・APNなどの設定を順番に確認すると解決できる場合があります。
- 購入したeSIMがオンになっているか
- モバイルデータ通信に海外eSIMが選択されているか
- データローミングが必要な設定になっているか
- APNの手動設定が必要ではないか
- 機内モードのオン・オフや端末の再起動を試したか
サービスによっては現地ネットワークを自動で選択できない場合もあります。その場合は、公式ガイドに記載されている通信事業者を手動で選択します。
設定を確認しても改善しない場合は、サポートへ問い合わせましょう。そのため、初めて利用する人は旅行前に問い合わせ方法やサポート時間も確認しておくと、現地で慌てず対応できます。
海外eSIMに関するよくある質問
海外eSIMを初めて利用すると、必要な容量や設定するタイミング、高額請求の可能性などが気になる人も多いでしょう。購入前に疑問を解消しておけば、現地でのトラブルを減らせます。特に容量・利用開始条件・日本回線の設定は事前に確認しておきましょう。
5日間の海外旅行なら何GB必要ですか?
5日間の海外旅行なら、Googleマップ・LINE・Web検索を中心に利用する人は、3GB〜5GB程度から検討すると選びやすいでしょう。ただし、実際に必要な容量はスマートフォンの使い方によって変わります。
地図やメッセージが中心で、ホテルのWi-Fiも利用するなら少ない容量でも足りる可能性があります。一方、Instagramへの動画投稿、YouTubeなどの動画視聴、ビデオ通話、テザリングを頻繁に使う場合は、5GB以上や無制限プランを検討したほうが安心です。
迷う場合は、普段のスマートフォンのデータ使用量を確認してみましょう。国内で1週間にどの程度使っているかを見ると、旅行中に必要な容量をイメージしやすくなります。
容量不足が心配な人は、追加チャージに対応しているサービスを選ぶ方法もあります。
海外eSIMはいつ購入・設定すればいいですか?
海外eSIMは、出発直前ではなく、数日前までに購入して設定方法を確認しておくと安心です。対応端末やプランを間違えていても、出発前なら落ち着いて対処できます。
eSIMのインストールも、安定したWi-Fiを利用できる日本で済ませておくと、現地到着後の作業を減らせます。ただし、インストールした時点で利用期間が始まるサービス・プランもあるため注意が必要です。
購入前に「いつ有効期間が始まるのか」を確認し、サービスの案内に従って設定してください。
出発当日に慌てて購入するより、数日前に購入→設定方法を確認→必要なところまでインストールという流れがおすすめです。
海外eSIMの無制限は本当に無制限ですか?
海外eSIMの無制限プランは、データ通信量そのものに上限がなくても、一定量を超えると通信速度が制限される場合があります。
たとえば、1日に決められた高速データ容量を使い切ると、その後は低速で通信を継続する仕組みです。この場合、Web検索やメッセージは使えても、高画質動画やビデオ通話では使いにくくなる可能性があります。
そのため、無制限プランを比較するときは、「無制限」という表記だけでなく、高速通信量・速度制限後の通信速度・制限解除のタイミングまで確認してください。
動画をあまり見ない人なら、3GBや5GBなどの容量制プランのほうが安く済む場合もあります。
海外eSIMで電話やSMSは使えますか?
海外旅行向けeSIMにはデータ通信専用のプランが多く、通常の電話番号を使った音声通話やSMSに対応していない場合があります。
データ通信が使えれば、LINE・WhatsApp・Messengerなどのインターネット通話は利用できます。そのため、家族や友人との連絡が中心なら、データ専用eSIMでも困りにくいでしょう。
一方、現地のレストランやホテルへ通常の電話をかけたい場合や、現地電話番号へのSMS受信が必要な場合は、通話・SMS対応の有無を確認してください。
日本のSIMを残してSMSを受信する方法もありますが、海外での利用料金やローミング条件は契約している携帯会社によって異なります。
海外eSIMでテザリングはできますか?
海外eSIMでもテザリングできるプランはあります。ただし、すべてのサービス・プランで無条件に利用できるわけではありません。
ノートパソコンで仕事をしたり、同行者のスマートフォンへ通信を共有したりする予定がある人は、購入前にテザリングへの対応を確認してください。
特に無制限プランでは、スマートフォン本体の通信は無制限でも、テザリングには別の容量制限が設定されている場合があります。
テザリングを長時間利用するとデータ消費も増えるため、3GB・5GB程度の容量制プランでは不足する可能性があります。仕事や動画視聴にも利用するなら、大容量・無制限プランの条件まで比較しましょう。
海外eSIMを使うと高額請求されることはありますか?
購入した海外eSIMそのものは、基本的に選択したデータプランの料金を支払って利用します。ただし、日本で契約しているSIMの海外ローミングを意図せず利用すると、別途料金が発生する可能性があります。
スマートフォンに日本のSIMと海外eSIMを両方入れている場合は、現地到着後にモバイルデータ通信がどちらの回線へ設定されているか確認してください。
また、「モバイルデータ通信の切替」などの機能によって、通信状況に応じて別回線へ自動で切り替わる設定がある端末では注意が必要です。
日本のSIMを海外でも残す場合は、契約している携帯会社の海外ローミング料金・SMS受信・通話料金などを出発前に確認しておきましょう。
現地でeSIMがつながらない場合はどうすればいいですか?
現地でつながらない場合は、最初にeSIMが有効になっているか、モバイルデータ通信の回線として選択されているかを確認してください。そのうえでデータローミング・APN・ネットワーク選択を確認します。
機内モードを一度オンにしてからオフにする、端末を再起動するなどの基本的な操作で接続できるようになる場合もあります。
改善しない場合は、購入したサービスの公式設定ガイドを確認しましょう。手動でAPNを入力したり、指定された現地通信事業者へネットワークを切り替えたりする必要があるケースもあります。
それでも接続できない場合はサポートへ問い合わせます。問い合わせ時にWi-Fiが必要になる可能性もあるため、空港やホテルなどのWi-Fi環境を利用してください。
海外eSIMはポケットWi-Fiより安いですか?
1人でスマートフォン1台を使う短期海外旅行なら、eSIMのほうが通信費を抑えやすい場合があります。端末のレンタル料金や受取・返却の手間がなく、必要なデータ容量だけ購入できるためです。
ただし、家族や友人など複数人で旅行し、1台のWi-Fiルーターを共有する場合は、ポケットWi-Fiのほうが1人あたりの料金を抑えられることもあります。
| 条件 | 選びやすい通信方法 |
|---|---|
| 1人・スマホ1台 | eSIM |
| 荷物を増やしたくない | eSIM |
| 複数人で通信を共有する | ポケットWi-Fiも比較 |
| 複数端末を常時接続する | ポケットWi-Fiも比較 |
どちらが安いかは、渡航先・日数・人数・容量によって変わります。料金だけでなく、持ち運びや充電、設定の手間まで含めて比較すると自分に合う方法を選びやすくなります。
まとめ|海外eSIMは料金・容量・サポートを比較して自分に合うサービスを選ぼう
海外eSIMは、単純に安いサービスを選ぶのではなく、渡航先・旅行日数・データ容量・サポートを自分の条件に合わせて比較することが大切です。
- 初めて利用するなら設定の簡単さと日本語サポートを確認する
- 安さを重視するなら同じ渡航先・日数・容量で料金を比較する
- データ使用量が多いなら無制限プランの速度制限まで確認する
- 複数国を旅行するなら周遊・リージョナルプランを比較する
- 購入前にeSIM対応端末・開通・返金条件を確認する
今回比較したトリファ、Saily、Glocal eSIM、Ubigi、Airaloには、それぞれ異なる強みがあります。初めてで日本語サポートを重視する人と、料金を優先する人、複数国を旅行する人では選ぶサービスが同じとは限りません。
まずは渡航先と旅行日数を決め、必要な容量を3GB・5GB・無制限などに絞ってください。そのうえで2〜3社の料金と利用条件を同じ条件で比較すれば、自分に合うeSIMを判断しやすくなります。
海外では地図・移動・連絡など、スマートフォンが必要になる場面が多くあります。数百円の差だけでなく、現地で困ったときにも自分で対応できるサービスかまで確認してから選びましょう。