英語が話せなくても留学できるか不安を感じる男性

留学英語

英語が話せなくても留学できる?不安を減らす準備と現地での対処法

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タカリン

大学外国語学部卒|オーストラリアの語学学校Greenwich College卒|オーストラリア短期留学経験|海外ドラマ好き|TOEIC 2025年3月620点→6月715点→9月740点→12月830点|ワーホリ・留学・海外旅行英語について発信中

「英語が話せないまま留学しても大丈夫かな」「現地で話しかけられず、孤立したらどうしよう」と不安を感じていませんか?

単語や文法を勉強していても、実際の会話になると言葉が出なかったり、間違えるのが恥ずかしくて黙ってしまったりする人は少なくありません。

結論からいうと、英語が流暢に話せなくても参加できる留学はあります。ただし、留学すれば自然に英語を話せるようになるわけではないため、出発前の準備と現地で英語を使う行動が大切です。

この記事では、留学で英語が話せないと感じる原因、留学前30日間の学習プラン、話しかけるときの会話テンプレート、英語を話す怖さを減らす方法を初心者向けに解説します。

英語に自信がない人でも、短い挨拶や質問から会話を始められるようになるので、留学前の準備に役立ててください。

英語が話せなくても留学はできる

結論からいうと、英語を流暢に話せない状態でも参加できる留学はあります。

ただし、語学留学と海外の大学・専門学校への進学では、求められる英語力が異なります。

「英語が話せないから留学できない」と決めつけるのではなく、留学の目的と入学条件を分けて考えることが大切です。

英語で会話が続かない状態でも、留学して大丈夫なのでしょうか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
語学留学なら、初心者向けのクラスから学べる場合があります。ただし、現地で困る場面を減らすためにも、自己紹介や聞き返しなどの基本表現は準備しておきましょう。
留学の種類 主な目的 英語力の考え方
語学留学 英語そのものを学ぶ 初心者向けコースを選べる場合がある
大学・大学院留学 英語で専門分野を学ぶ 語学試験のスコアを求められることがある
専門学校留学 仕事や資格に関する技術を学ぶ 学校やコースごとに入学条件が異なる

同じ留学でも、目的によって必要な準備は変わります。

まずは自分が目指している留学の種類を整理し、現時点の英語力で参加できるプログラムを探しましょう。

語学留学は英語初心者でも参加できる

語学留学は、英語を学ぶこと自体を目的とした留学です。

そのため、入学時点で英語を流暢に話せない人でも参加できるコースがあります。

語学学校では、入学時のテストや面談をもとにクラス分けが行われ、自分の英語力に近い学習者と一緒に授業を受けるのが一般的です。

初級クラスでは、自己紹介、買い物、道案内、予定の伝え方など、日常生活で必要な英語から学ぶことがあります。

初心者は、初級クラスの有無と日本語サポートの範囲を確認して学校を選ぶことが重要です。

ただし、英語力が低いほど、授業以外の場面で困る可能性があります。

空港から滞在先へ移動するとき、学校の受付で手続きをするとき、ホストファミリーに生活ルールを確認するときなど、到着直後から英語を使う場面があるからです。

留学前には、次のような表現を声に出して練習しておきましょう。

  • 名前・出身地・留学目的を伝える自己紹介
  • 聞き取れなかったときに聞き返す表現
  • 場所・時間・学校のルールを質問する表現
  • 体調不良や紛失などの問題を伝える表現

すべての英語を身につけてから出発する必要はありません。

まずは留学初日から使う表現を準備し、現地で実際に使いながら増やしていく方法が現実的です。

留学前に何から勉強すればよいか迷っている方は、留学前に取り組みたい英語学習と勉強の優先順位も参考にしてください。

大学・専門学校への留学では英語力の基準がある

海外の大学や専門学校で専門分野を学ぶ場合は、語学留学よりも高い英語力を求められることがあります。

授業を聞くだけでなく、教科書や論文を読み、課題を提出し、グループワークで意見を伝える必要があるためです。

入学条件として、TOEFLやIELTSなどの英語能力試験のスコアを求められる場合があります。

日本学生支援機構の海外留学情報サイトでも、TOEFLやIELTSなど、海外留学で利用される主な語学試験が案内されています。

参考資料:日本学生支援機構「主な語学・学力テスト情報」

必要な試験やスコアは、国だけで一律に決まるものではありません。

同じ大学でも、学部や専攻によって入学条件が異なる場合があります。

インターネット上に掲載されている一般的な目安だけで判断せず、志望校の公式サイトで最新の条件を確認しましょう。

また、英語力が入学基準に届いていない場合でも、語学研修や大学進学準備コースを経て本科への進学を目指せることがあります。

文部科学省の「大学生の留学準備ガイド」でも、必要な語学試験を受け、条件に届かない場合は語学研修などで語学力を伸ばす流れが紹介されています。

参考資料:文部科学省「大学生の留学準備ガイド」

メモ

海外大学や専門学校への進学では、語学試験のスコア以外に、成績証明書や志望理由書などを求められることがあります。留学直前に慌てないためにも、志望校が決まった段階で必要書類を確認しましょう。

留学すれば自然に英語が話せるとは限らない

海外で生活すれば英語に触れる機会は増えますが、留学するだけで自然に英語が話せるようになるとは限りません。

授業に参加していても自分から発言せず、授業後も日本語だけで過ごしていると、スピーキングの練習量は増えにくいからです。

留学で英語を伸ばすには、自分から英語を使う行動が必要です。

難しい内容を長く話す必要はありません。

授業で一度質問する、休憩時間にクラスメートへ週末の予定を聞く、カフェで自分の言葉を使って注文するなど、小さな行動から始められます。

筆者は外国語大学で英語を学んだあと、シドニーの語学学校へ留学しました。

しかし、英単語や文法を知っていることと、会話中にすぐ使えることは別だと感じました。

頭の中では伝えたい内容が分かっていても、話す経験が足りないと、簡単な英文でもすぐには出てきません。

一方で、一度使った表現を復習して別の日にもう一度使うと、少しずつ考えずに話せる表現が増えていきました。

留学中に英語を使うための行動

  • 授業中に最低1回は質問や発言をする
  • 授業前後にクラスメートへ話しかける
  • 学校のイベントや交流会に参加する
  • その日に言えなかった内容を英語に直す
  • 覚えた表現を翌日にもう一度使う

留学は、英語を使う機会を増やせる環境です。

その環境を生かすためには、英語に自信がつくまで待つのではなく、短い一言から使い始めることが大切です。

留学前から英語を話す練習を増やしたい方は、留学前の英語コーチングとオンライン英会話の違いも確認してみてください。

留学で英語が話せない・自信がないと感じる原因

留学で英語が話せない原因は、単純な英語力不足だけではありません。

単語や文法の知識、リスニング力、会話経験、完璧主義、間違えることへの恐怖などが複雑に重なっている場合があります。

自分が会話のどの段階で止まっているのかを整理すると、必要な対策が見つかりやすくなります。

単語や文法はある程度分かるのに、会話になると頭が真っ白になります。英語力が足りないのでしょうか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
知識だけが原因とは限りません。話す経験が少ない、間違いを気にしすぎる、相手の英語を聞き取れないなど、原因を分けて考えてみましょう。
話せない状態 主な原因 最初に取り組むこと
英文が作れない 語彙・文法の不足 中学英語を復習する
考えれば分かるが声が出ない 話す練習の不足 短い英文を繰り返し音読する
間違いが怖くて黙ってしまう 完璧主義や不安 一文だけ話す経験を増やす
相手の質問が分からない リスニングへの慣れ不足 聞き返す表現を覚える
話題が見つからない 質問や話題の準備不足 会話用の質問を用意する

原因が異なれば、必要な勉強方法も変わります。

会話が苦手だからといって単語帳だけを繰り返すのではなく、自分のつまずきに合った練習を選びましょう。

英単語や文法は分かっても話す練習が足りない

英文を読めたりTOEICの問題を解けたりしても、会話になると英語が出てこない人は少なくありません。

その理由は、英文を理解する練習と、自分で英文を作って声に出す練習が異なるためです。

リーディングでは、すでに書かれている文章を読み取ります。

一方の会話では、相手の言葉を聞き、伝えたい内容を考え、単語と文法を組み合わせてすぐに声に出さなければなりません。

この流れに慣れていないと、知っている単語でも会話中には使えなくなります。

「知っている英語」を「口から出せる英語」に変える練習が必要です。

たとえば、「昨日はクラスメートとカフェに行きました」という文章を見れば理解できても、何も見ずに英語で説明しようとすると言葉に詰まることがあります。

この場合は、新しい単語を覚えるだけでなく、自分の日常について短い英文を作り、声に出す練習を取り入れましょう。

  • I went to a cafe yesterday.
  • I met my classmates after school.
  • I’m going to study at the library.
  • I want to visit the beach this weekend.

最初は簡単な英文で構いません。

主語、場所、時間などを入れ替えながら練習すると、留学先の会話でも応用しやすくなります。

留学前の勉強を基礎から組み立てたい方は、留学前の英語勉強法ロードマップも参考にしてください。

正しい英語を話そうとしすぎている

正確な英語を話そうとする姿勢は大切ですが、正しさを意識しすぎると、かえって話せなくなることがあります。

会話中に「過去形で合っているかな」「この前置詞でよいのかな」「もっと自然な表現があるかもしれない」と考え続けると、発言するタイミングを逃してしまうためです。

特に、学校の英語学習で文法問題を多く解いてきた人は、間違った英文を口にすることへ強い抵抗を感じる場合があります。

しかし、実際の会話では、細かな文法ミスがあっても、重要な単語や状況から意味が伝わることがあります。

たとえば、レストランで丁寧な注文表現を考え続けて黙ってしまうより、「Can I have this?」とメニューを指しながら伝える方が会話は進みます。

会話中は伝えることを優先し、より正確な表現は会話が終わってから確認しましょう。

会話と復習を分けて考える

会話中は「相手に伝えること」を優先します。会話が終わったあとに、言えなかった内容や不自然だった表現を調べて音読すると、次の会話で使える英語が増えていきます。

完璧な英文が完成するまで待つのではなく、まずは短い文や知っている単語を使って伝える習慣を作りましょう。

間違えるのが怖い・恥ずかしい

英語を話せない原因が、知識ではなく心理的な不安にある場合もあります。

「発音を笑われたらどうしよう」「文法を間違えたら恥ずかしい」「相手に迷惑をかけるかもしれない」と考えると、自分から話しかけることが難しくなります。

しかし、英語を使わないままでは、会話に対する怖さも減りにくくなります。

大切なのは、いきなり長い会話を目指さないことです。

店員に「Thank you.」と伝える、クラスメートに出身地を聞く、先生に一度だけ質問するなど、失敗しても困りにくい場面から始めましょう。

短い英語でも相手に通じる経験が増えると、「間違っても何とかなる」という感覚を持ちやすくなります。

また、最初に英語を勉強中であることを伝える方法もあります。

「I’m still learning English.」と伝えれば、相手が話すスピードを調整したり、簡単な表現に言い換えたりしてくれることがあります。

英語を間違えると、自分だけレベルが低いと思われそうで怖いです。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
僕も会話中に間違いを気にして、言葉が出なくなることがありました。ただ、一文でも相手に伝わると、次の一言を話すハードルが少しずつ下がります。

英語への自信は、話せるようになってから生まれるのではなく、短い英語を使った経験から育っていきます。

まずは一日に一度、自分から英語を使うことを目標にしましょう。

相手の英語を聞き取れず固まってしまう

自分が話す内容を準備していても、相手の質問を聞き取れなければ会話を続けられません。

リスニングが苦手な人は、英単語の知識だけでなく、英語特有の音のつながりや脱落に慣れていない可能性があります。

英文を文字で見ると理解できるのに、実際の音声では別の言葉のように聞こえることもあります。

留学先にはさまざまな国から学生が集まるため、教材で聞いていた英語とは違う発音やリズムに戸惑うこともあるでしょう。

すべてを一度で聞き取ろうとすると、一部分が分からなかっただけで頭が真っ白になりやすくなります。

聞き取れないときは、分かったふりをせずに聞き返すことが大切です。

聞き取れないときに使える英語フレーズ

  • Could you say that again?:もう一度言ってもらえますか?
  • Could you speak more slowly?:もう少しゆっくり話してもらえますか?
  • What does that mean?:それはどういう意味ですか?
  • Do you mean this?:こういう意味ですか?

聞き返すことは、相手の話を理解しようとしている意思表示です。

無理に笑顔でうなずくよりも、分からない部分を確認した方が、会話のすれ違いを防げます。

英語を聞き取れない原因や音声変化の対策を知りたい方は、留学前のリスニング勉強法も確認してください。

会話の始め方や質問が思いつかない

英語力があっても、何を話せばよいか分からなければ、自分から話しかけることは難しくなります。

この場合は、英語力そのものよりも、会話の話題や始め方を準備していないことが原因です。

特に留学初日は相手の趣味や性格が分からないため、「急に話しかけたら迷惑かもしれない」と考えてしまいます。

しかし、相手も新しい環境で緊張している可能性があります。

難しい話題を用意しなくても、授業、学校、昼食、留学期間など、目の前の状況について質問すれば自然に会話を始められます。

会話は「挨拶」「状況についての一言」「質問」の順番で始めると簡単です。

会話を始める3ステップ

  • 挨拶する:Hi, how’s it going?
  • 状況を伝える:This is my first day here.
  • 質問する:How long have you been studying here?

質問は毎回その場で考える必要はありません。

出身地、留学期間、趣味、週末の予定、好きな食べ物など、初対面で使いやすい質問を5つほどスマートフォンに保存しておきましょう。

準備した質問を一つ使うだけでも、自分から話しかけるハードルを下げられます。

英語が得意な留学生と比べてしまう

語学学校には、同じクラスでも積極的に話せる人や、発音が自然に聞こえる人がいます。

英語が得意な留学生を見ると、「自分だけ話せない」「この英語力で留学したのは間違いだった」と落ち込んでしまうかもしれません。

しかし、留学生はそれぞれ母語、学習期間、教育環境、海外経験が異なります。

英語に近い言語を母語とする人と、日本語を母語とする人では、英語の語順や発音への慣れ方も同じではありません。

他人と比較し続けると、自分の小さな成長に気づきにくくなります。

比較する相手は、クラスで最も話せる人ではなく、留学を始めた日の自分にしましょう。

「自己紹介を止まらずに言えた」「聞き返せた」「昨日覚えた表現を使えた」など、具体的な行動を記録するのがおすすめです。

  • 自分から話しかけた回数
  • 初めて使えた英語表現
  • 相手に伝わった内容
  • 聞き取れるようになった言葉
  • 翌日にもう一度使いたい表現

英語が得意な人を避ける必要もありません。

相手が使っている質問、リアクション、会話の始め方を観察すれば、自分の会話にも取り入れられます。

他人の英語力ではなく、昨日より英語を一つ多く使えたかを成長の基準にしましょう。

英語を話せないまま留学すると困りやすい場面

英語が十分に話せないまま留学すると、授業だけでなく、住まい、買い物、移動、人間関係などでも困ることがあります。

ただし、すべての場面で難しい英語が必要になるわけではありません。

困りやすい場面を出発前に知り、最低限のフレーズを準備しておけば、多くの不安は減らせます。

ここでは、留学初心者が特につまずきやすい場面と、その理由を具体的に解説します。

授業以外でも英語を使う場面が多そうで不安です。買い物や移動も一人でできるか心配です。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
最初からすべてを英語で説明する必要はありません。よく使う表現を場面ごとに準備しておけば、短い英語でも対応しやすくなります。
困りやすい場面 よくある悩み 準備したいこと
語学学校 質問や発言ができない 聞き返しと意見を伝える表現
滞在先 会話や生活ルールの確認ができない 自己紹介と生活に関する質問
友達作り 自分から話しかけられない 初対面で使う質問
買い物・移動 場所や料金を確認できない 質問と確認のフレーズ
トラブル 状況を説明できない 助けを求める表現

語学学校の授業で発言できない

語学学校では、先生の説明を聞くだけでなく、ペアワーク、グループディスカッション、発表などが行われることがあります。

相手の質問は理解できても、自分の考えを英語にできず、黙ってしまう人も少なくありません。

特に「正しい英文を作ってから発言しよう」と考えると、文章を組み立てている間に話題が変わってしまいます。

授業では、長く話すことよりも、まず短い一文を口にすることが大切です。

たとえば、「I agree.」「I’m not sure.」「In my opinion, it’s useful.」など、意見を始める表現をいくつか覚えておくと発言しやすくなります。

質問を理解できない場合は、分かったふりをせずに「Could you explain the question again?」と聞き返しましょう。

授業で一度も発言しない日が続くと、英語を話すことへの抵抗が強くなりやすいです。

毎回完璧に話すのではなく、授業中に最低一度は声を出すことを目標にしましょう。

授業中に使いやすい英語フレーズ

  • I agree with you.:あなたの意見に賛成です
  • I have a question.:質問があります
  • Could you explain that again?:もう一度説明してもらえますか?
  • I’m not sure, but I think ...:自信はありませんが、私は〜だと思います

ホストファミリーや寮の住人と会話が続かない

ホームステイや学生寮では、授業が終わったあとも英語を使う機会があります。

しかし、自己紹介のあとに何を話せばよいか分からず、食事中や共有スペースで沈黙してしまうことがあります。

会話が続かない主な原因は、英語力だけではありません。

相手への質問を用意していないことや、自分の一日を説明する練習が足りないことも原因になります。

たとえば、夕食時には「How was your day?」と聞かれることがあります。

この質問に「Good.」だけで答えると、会話はすぐに終わってしまいます。

「It was good. I had a speaking class today. It was difficult, but interesting.」のように、出来事と感想を一つずつ加えると会話が続きやすくなります。

また、生活ルールを確認できないと、シャワーの時間、洗濯機の使い方、食事の時間などで行き違いが起こる可能性があります。

分からないことは遠慮せず、「When can I use the washing machine?」など、短い英語で確認しましょう。

メモ

毎晩、自分の一日を英語で3文にまとめる練習をすると、ホストファミリーや寮の住人との会話で話題を作りやすくなります。

クラスメートに自分から話しかけられない

留学先で友達を作りたいと思っていても、最初の一言が出ず、相手から話しかけてもらうのを待ってしまうことがあります。

「英語を間違えたら恥ずかしい」「会話が続かなかったら気まずい」と考えるほど、話しかけるタイミングを逃しやすくなります。

しかし、クラスメートも新しい環境で緊張している可能性があります。

特別に面白い話題を用意する必要はありません。

授業、出身地、留学期間、昼食、週末の予定など、その場に関係する内容を質問すれば自然に会話を始められます。

たとえば、授業前なら「Is this your first class here?」、休憩時間なら「Where are you going for lunch?」と聞けます。

相手が答えてくれたら、「How about you?」と聞き返されることも多いため、自分の答えも短く準備しておきましょう。

最初から親しい友達を作ろうとせず、まずは名前を覚えて挨拶できる人を一人増やすことが大切です。

話しかけても、そのあと会話が続かなかったら気まずくなりそうです。
コアラさん
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タカリン
タカリン
一度の会話を長く続ける必要はありません。挨拶と質問を一つ交わせれば十分です。翌日にまた挨拶することで、少しずつ関係を作れます。

買い物や交通機関で質問できない

留学中は、スーパー、飲食店、駅、バス停などで英語を使う場面があります。

料金、商品の場所、乗り場、降りる場所などが分からなくても、質問できずに困ってしまうことがあります。

特に海外の交通機関は、日本と乗車方法や支払い方法が異なる場合があります。

行き先だけを見て乗ると、反対方向へ進んだり、目的地とは異なる場所で降りたりする可能性があります。

すべてを長い英文で尋ねる必要はありません。

買い物では「Where can I find this?」、交通機関では「Does this bus go to the city center?」など、質問の型を覚えておけば対応できます。

相手の説明をすべて聞き取れない場合は、地図やスマートフォンの画面を見せながら確認する方法もあります。

英語だけで解決しようとせず、指差しや地図もコミュニケーションの一部として使いましょう。

海外でスマートフォンを利用できるようにしておくと、地図、翻訳、乗換案内をすぐに確認できます。

渡航前の通信手段を準備したい方は、留学におすすめの海外SIM・eSIMの選び方も参考にしてください。

  • Where can I find this?:これはどこにありますか?
  • How much is this?:これはいくらですか?
  • Which platform should I use?:どの乗り場を使えばよいですか?
  • Does this train stop at ...?:この電車は〜に停まりますか?

トラブルが起きても助けを求められない

留学中には、体調不良、盗難、忘れ物、交通機関の遅延、住まいのトラブルなどが起こる可能性があります。

問題が発生したときに最も困るのは、状況を完璧に説明できないことではなく、助けが必要だと伝えられないことです。

たとえば、財布をなくした場合、最初から詳しい経緯を説明する必要はありません。

「I lost my wallet.」「I need help.」と伝えれば、相手から場所や時間について質問してもらえます。

体調が悪いときも、「I don’t feel well.」「I have a fever.」など、症状を短く伝えることから始めましょう。

問題を一人で解決しようとすると、対応が遅れたり、状況が悪化したりする可能性があります。

学校のスタッフ、ホストファミリー、寮の管理人、留学エージェントなど、相談できる相手を事前に確認しておくことも大切です。

緊急連絡先はスマートフォンだけでなく、紙にも保存しておくと、紛失や充電切れのときに役立ちます。

注意点

緊急時は、難しい英文を作ることよりも「何が起きたのか」「どこにいるのか」「どのような助けが必要なのか」を短く伝えることを優先しましょう。

留学前に身につけたい最低限の英語力

留学前に、日常英会話を完璧に身につける必要はありません。

まず目指したいのは、自分の基本情報を伝え、簡単な質問をし、分からないときに確認できる英語力です。

この最低限の英語が使えるだけでも、留学初日の不安や生活上の行き違いを減らせます。

ここでは、出発前にできるようにしておきたい5つのことを紹介します。

留学前に目指したい状態

  • 自分のことを短く説明できる
  • 相手に簡単な質問ができる
  • 聞き取れないときに確認できる
  • 日常生活の基本的な用事を済ませられる
  • 問題が起きたときに助けを求められる

30秒程度の自己紹介ができる

留学先では、学校初日、ホームステイ先、学生寮、交流イベントなどで自己紹介をする機会があります。

最初から長い自己紹介を作る必要はありません。

名前、出身地、仕事や学校、留学の目的、趣味を含めて、30秒程度で話せれば十分です。

自己紹介を準備していないと、相手から質問されるたびに英文を一から考えることになり、緊張しやすくなります。

反対に、最初の自己紹介をスムーズに言えると、その後の会話にも入りやすくなります。

文章を丸暗記するだけでなく、相手の反応に合わせて一部を言い換えられるようにしましょう。

たとえば、趣味について聞かれたときの補足や、留学先を選んだ理由も一文ずつ用意しておくと安心です。

自己紹介に入れたい内容

  • 名前
  • 出身地
  • 仕事・学校・専攻
  • 留学の目的
  • 趣味や好きなこと

自己紹介の例は、次のようになります。

「Hi, I’m Tatsuya. I’m from Japan. I came here to improve my English. I like traveling and working out. Nice to meet you.」

自分の情報に置き換えて、何も見ずに話せるまで繰り返し練習しましょう。

簡単な質問を5つできる

会話を続けるためには、自分のことを話す力だけでなく、相手に質問する力も必要です。

英語が話せない人は、答えることばかりに意識が向き、質問を準備していないことがあります。

しかし、質問を一つ覚えておくだけでも、相手が話す時間が増え、会話を続けやすくなります。

留学前には、初対面の相手に使える質問を最低5つ用意しましょう。

出身地、留学期間、趣味、週末の予定、好きな食べ物などは、比較的答えやすく、会話を広げやすい話題です。

質問文だけでなく、相手の答えに対するリアクションも一緒に覚えておくことが大切です。

たとえば、「I’m from Brazil.」と言われたら、「That’s interesting. Which city are you from?」と続けられます。

覚えておきたい5つの質問

  • Where are you from?:出身はどこですか?
  • How long are you staying here?:どのくらい滞在しますか?
  • Why did you choose this school?:なぜこの学校を選びましたか?
  • What do you usually do on weekends?:週末は普段何をしますか?
  • What kind of food do you like?:どんな食べ物が好きですか?

質問を覚えるだけでなく、自分ならどのように答えるかも準備しておくと、会話の往復を練習できます。

分からないときに聞き返せる

留学前に必ず身につけたいのが、聞き返す力です。

英語が聞き取れないこと自体は珍しくありません。

問題は、分からないまま笑ってうなずき、重要な説明や生活ルールを誤解してしまうことです。

学校の課題、集合時間、ホームステイのルールなどを聞き間違えると、あとからトラブルにつながる可能性があります。

そのため、分からないときに会話を止め、確認する表現を覚えておきましょう。

「もう一度言ってください」だけでなく、「ゆっくり話してください」「この単語はどういう意味ですか」「私の理解は合っていますか」など、状況に合わせて使い分けると便利です。

聞き返すことは失礼ではなく、正しく理解するために必要なコミュニケーションです。

  • Could you say that again?:もう一度言ってもらえますか?
  • Could you speak more slowly?:もう少しゆっくり話してもらえますか?
  • What does this word mean?:この単語はどういう意味ですか?
  • Do you mean ...?:〜という意味ですか?
  • Is my understanding correct?:私の理解は合っていますか?

英語の聞き取りに不安がある方は、留学前の学習に役立つ英語アプリも活用して、音声を聞く時間を増やしましょう。

生活で必要な場面に対応できる

留学生活では、授業以外にも多くの場面で英語を使います。

特に、空港、学校、買い物、飲食店、交通機関、滞在先は、到着直後から利用する可能性があります。

これらの場面では、難しい英文法よりも、目的を短く伝える表現が役立ちます。

たとえば、飲食店では注文と会計、交通機関では行き先と乗り場、学校では教室や時間の確認ができれば、基本的な用事を進められます。

場面別フレーズを大量に暗記しようとすると、途中で挫折しやすくなります。

まずは自分が留学初日に経験する流れを想像し、必要な表現から優先して覚えましょう。

「空港に到着する」「滞在先へ移動する」「ホストファミリーに挨拶する」「学校へ行く」という順番で練習すると、実際の場面をイメージしやすくなります。

場面 できるようにしたいこと 英語の例
空港 場所を尋ねる Where is the exit?
学校 教室を確認する Where is my classroom?
飲食店 注文する Can I have this?
交通機関 行き先を確認する Does this bus go to ...?
滞在先 生活ルールを尋ねる When can I use the shower?

場面別の英語は、声に出してロールプレイすると記憶に残りやすくなります。

困ったときに助けを求められる

留学前には、日常会話だけでなく、問題が起きたときに使う英語も準備しておきましょう。

体調不良、盗難、道に迷う、鍵をなくす、滞在先で設備が壊れるなど、困る場面は予想せずに起こります。

そのときに必要なのは、詳しい事情を完璧に説明する英語力ではありません。

まず「助けが必要です」と伝え、何が起きたのかを短く説明できることが重要です。

「I need help.」のあとに、「I lost my passport.」「I’m feeling sick.」「I can’t open the door.」など、問題を一文で付け加えましょう。

場所や状況をうまく説明できない場合は、写真、地図、翻訳アプリを見せながら伝えても構いません。

また、学校、留学エージェント、保険会社、滞在先の緊急連絡先を事前に整理しておくと、問題発生時に慌てにくくなります。

緊急時に英語が出てこなかったらと思うと不安です。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
緊急時ほど短い英語で大丈夫です。「助けが必要」「何をなくした」「どこが痛い」の3点を伝える表現を準備しておきましょう。

留学前に準備しておくこと

緊急連絡先、保険情報、滞在先の住所、学校の住所は、スマートフォンと紙の両方に保存しておきましょう。スマートフォンの紛失や充電切れにも備えられます。

留学中の病気や盗難に備えるためには、補償内容を確認したうえで海外保険を準備することも大切です。

英語を実際に話す練習を増やしたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。

英語が話せない人の留学前30日学習プラン

留学まで残り30日しかなくても、学習内容を絞れば現地で使える英語を準備できます。

大切なのは、難しい単語を大量に覚えることではありません。中学英語を復習し、留学生活で使う短い表現を実際に口から出せる状態を目指しましょう。

ここでは、英語が話せないと感じている人向けに、知識の復習から実践練習までを4週間に分けて紹介します。

留学まであと1か月しかありません。今から勉強しても間に合わない気がします。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
1か月で英語を完璧にするのは難しいですが、留学初日に使う英語を準備することはできます。勉強する範囲を広げすぎず、毎週の目的を決めて進めましょう。
期間 学習の目的 主な内容
1週目 英語の土台を整える 中学英語・基本単語
2週目 使える表現を増やす 生活フレーズ・音読
3週目 人と話す経験を作る オンライン英会話
4週目 留学初日に備える 場面別ロールプレイ

1日に長時間勉強できない場合は、単語10分、音読15分、リスニング10分など、短い学習を組み合わせても構いません。

毎日すべての教材に手を出すのではなく、その週の目標を優先しましょう。

1週目|中学英語の単語と文法を復習する

1週目は、英会話の土台になる中学英語を復習します。

留学直前に難しい文法や専門的な単語を覚えようとすると、学習範囲が広がりすぎてしまいます。

まずは現在形、過去形、未来表現、疑問文、助動詞など、日常会話で使う基本文法を優先しましょう。

たとえば、「昨日カフェへ行った」「明日は学校へ行く」「このバスは駅へ行きますか」といった内容は、中学英語で表現できます。

文法書を最初から最後まで読むだけではなく、例文を自分の生活に置き換えて声に出すことが大切です。

「I went to a cafe yesterday.」を覚えたら、場所を入れ替えて「I went to the library yesterday.」と言ってみましょう。

文法を説明できることよりも、基本の形を使って自分のことを話せる状態を目指してください。

1週目に復習したい中学英語

  • be動詞と一般動詞
  • 現在形・過去形・未来表現
  • 疑問文と否定文
  • can・should・wouldなどの助動詞
  • 場所や時間を表す前置詞
  • 学校・買い物・交通機関で使う基本単語

単語は、単語帳の順番どおりに覚える必要はありません。

学校、ホームステイ、買い物、食事、交通機関など、留学先で使う場面に関係する単語から覚えると、2週目以降の練習につなげやすくなります。

留学前の学習内容を基礎から詳しく整理したい方は、留学前の英語勉強法ロードマップも参考にしてください。

2週目|留学生活で使うフレーズを音読する

2週目は、留学生活で使う短い英語フレーズを音読します。

フレーズは、目で見て意味を理解するだけでは、必要な場面ですぐに出てこないことがあります。

英語を見ずに言えるようになるまで、声に出して繰り返しましょう。

最初に覚えたいのは、自己紹介、聞き返し、質問、お願い、注文、助けを求める表現です。

一つの場面につき5〜10個程度に絞り、毎日同じ表現を繰り返す方が実践で使いやすくなります。

音読するときは、英文と日本語訳を交互に読むだけで終わらせないことがポイントです。

「Could you say that again?」を覚えたら、英語を隠した状態でも言えるか確認しましょう。

さらに、ゆっくり話してほしい場面を想像しながら、表情や声の大きさも意識すると実践的な練習になります。

  • I’m here to study English.:英語を勉強するために来ました
  • Could you say that again?:もう一度言ってもらえますか?
  • Could you help me?:手伝ってもらえますか?
  • Where can I find this?:これはどこにありますか?
  • Can I join you?:一緒に参加してもいいですか?

フレーズを一字一句暗記するだけでなく、単語を入れ替える練習も行いましょう。

「Where can I find the station?」のstationを、classroom、restroom、receptionなどに変えれば、さまざまな場所を質問できます。

留学中の場面別表現をまとめて確認したい方は、留学で使える英語フレーズ100選も活用してください。

3週目|オンライン英会話でロールプレイする

3週目は、覚えた英語を実際の相手に使う練習を始めます。

一人で音読できても、相手から予想していない質問をされると、言葉が出なくなることがあります。

オンライン英会話を活用し、自己紹介、ホームステイ、学校初日、買い物などのロールプレイを講師に依頼しましょう。

初心者は、いきなり自由なテーマで25分間話そうとしなくても構いません。

事前に練習したい場面と使いたいフレーズをメモし、レッスンの最初に講師へ伝えると進めやすくなります。

たとえば、「I want to practice introducing myself at school.」と伝えれば、学校初日の自己紹介を想定した練習ができます。

レッスン中に言えなかった表現は、日本語でメモしておき、終了後に英語を確認しましょう。

次のレッスンでも同じ場面を練習すると、前回言えなかった英文を使えるようになります。

筆者の体験

筆者はオーストラリアへの留学後も複数のオンライン英会話を利用してきました。単語や文法を知っていても、相手の返答を聞いてすぐに答えるには練習が必要だと感じています。留学前は、難しい議論よりも自己紹介や日常生活のロールプレイを優先するのがおすすめです。

オンライン英会話で練習したい場面

  • 語学学校の初日に自己紹介する
  • ホストファミリーに生活ルールを聞く
  • クラスメートを昼食に誘う
  • カフェやレストランで注文する
  • 聞き取れないときに聞き返す
  • 体調不良や紛失を伝える

週に1回だけ長く受講するよりも、短い間隔で複数回話す方が英語への抵抗を減らしやすくなります。

自分に合うサービスを探したい方は、留学前におすすめのオンライン英会話も参考にしてください。

4週目|留学初日を想定して会話を練習する

4週目は、留学初日の流れを想定して会話を練習します。

留学直前に新しい教材を増やすよりも、これまで覚えた単語やフレーズを実際の順番で使えるか確認することが大切です。

空港へ到着してから滞在先へ移動し、ホストファミリーや寮の住人に挨拶し、学校初日を迎えるまでを一つの物語として練習しましょう。

たとえば、入国審査では滞在目的や期間を答え、滞在先では自己紹介と生活ルールの確認を行います。

学校では受付で教室を尋ね、クラスメートには出身地や留学期間を質問します。

一人で練習するときは、自分と相手の両方の役を声に出してください。

相手の質問も練習することで、どのような英語を聞き取る必要があるのか分かります。

4週目の目標は、英文を完全に暗記することではなく、分からないときも聞き返しながら行動できる状態を作ることです。

場面 練習する内容 英語の例
入国審査 滞在目的を答える I’m here to study English.
滞在先 自己紹介をする Thank you for having me.
語学学校 教室を尋ねる Where is my classroom?
クラス 友達に話しかける Where are you from?
困った場面 聞き返す Could you say that again?

最後の数日は、勉強時間を急に増やしすぎないようにしましょう。

渡航準備や睡眠も大切です。覚えた表現を短時間で復習し、留学初日に必ず使いたい英語を10〜20個に絞っておくと安心できます。

出発まで3か月以上ある場合の勉強法

出発まで3か月以上ある場合は、30日プランを急いで終わらせるのではなく、基礎学習と会話練習を繰り返しましょう。

最初の1か月で中学英語を復習し、2か月目からフレーズ学習とリスニング、3か月目からオンライン英会話やロールプレイを増やす流れがおすすめです。

時間に余裕がある場合でも、単語や文法だけを長期間続けるのは避けましょう。

知識を増やす学習と、声に出す学習を同時に進めることが大切です。

たとえば、平日は単語、文法、音読を30分程度行い、週に2〜3回はオンライン英会話でアウトプットします。

休日には海外ドラマや英語動画を使い、短い会話を聞き取ってまねする練習を加えてもよいでしょう。

また、1か月ごとに自己紹介を録音すると、自分の変化を確認できます。

最初は途中で止まっていても、同じ内容を繰り返すことで、少しずつ話す速度や文章量が変わっていきます。

3か月以上ある場合の学習例

  • 1か月目:中学英語と基本単語を復習する
  • 2か月目:留学生活のフレーズとリスニングを増やす
  • 3か月目:オンライン英会話と場面別ロールプレイを行う
  • 毎週:言えなかった英文を復習して再び使う
  • 毎月:自己紹介を録音して成長を確認する

学習期間が長くても、完璧な英語を完成させる必要はありません。

留学初日から一言でも多く英語を使えるように、知識と実践を組み合わせて準備しましょう。

英語を話すのが怖い・恥ずかしいときの克服法

英語を話すのが怖いと感じる原因は、英語力不足だけではありません。

間違いを笑われる不安、相手に迷惑をかける心配、会話が止まる恥ずかしさなどが、最初の一言を妨げることがあります。

英語への恐怖を減らすには、いきなり流暢な会話を目指すのではなく、失敗しても困りにくい小さな場面から経験を重ねることが大切です。

ここでは、自信がない人でも始めやすい克服法を紹介します。

英語を話そうとすると緊張します。間違えて相手に変だと思われるのが怖いです。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
その不安は自然です。最初から長く話そうとせず、挨拶や短い質問から始めましょう。一文でも伝わった経験が、次に話すための自信になります。

完璧な英文ではなく伝わる英語を目指す

英語を話すのが怖い人は、発言する前に正しい文法や自然な発音を確認しようとする傾向があります。

しかし、頭の中で英文を直し続けていると、話すタイミングを逃してしまいます。

留学生活の最初の目標は、ネイティブのような英語を話すことではありません。

必要な情報や自分の気持ちを相手に伝えることです。

たとえば、カフェで注文するときは、複雑な表現を使わなくても「Can I have this?」とメニューを指せば目的を伝えられます。

場所が分からないときも、「Where is the station?」のような短い質問で対応できます。

細かな文法ミスに気づいた場合は、会話が終わってから正しい表現を確認しましょう。

会話中は伝えること、学習時間は修正することに分けると、英語を話す負担を減らせます。

大切な考え方

英会話では、文法、発音、単語のすべてを同時に完璧にする必要はありません。まずは相手に伝え、通じなかった部分を言い換えることを優先しましょう。

伝わる英語を目指すことは、文法学習を諦めることではありません。

実際に使ったあとで修正する流れを作ることで、正しい英語も少しずつ身につけられます。

いきなり長い会話を目指さない

英語を話すことに自信がない場合は、最初から長い会話を続けようとしないことが大切です。

「外国人と10分間話す」「友達を作る」といった大きな目標は、行動する前のプレッシャーを強くします。

まずは挨拶する、質問を一つする、お礼を伝えるなど、数秒で終わる会話から始めましょう。

たとえば、お店で商品を受け取ったときに「Thank you.」と伝えるだけでも、英語を実際に使った経験になります。

語学学校では、隣の席の人に「Is this seat taken?」と聞いたり、休憩時間に「How was the class?」と話しかけたりできます。

会話が短く終わっても失敗ではありません。

翌日にもう一度挨拶すれば、少しずつ相手との距離を縮められます。

一度の会話を長くするよりも、短い会話の回数を増やすことを優先しましょう。

  • レベル1:挨拶やお礼を伝える
  • レベル2:場所や時間を質問する
  • レベル3:相手の出身地や趣味を聞く
  • レベル4:自分の経験や予定を一文で話す
  • レベル5:昼食やイベントに誘う

留学先での友達作りに不安がある方は、留学で友達を作る方法と英語が話せなくても交流を広げるコツも参考にしてください。

1日1回話すことを目標にする

英語を話すことへの不安を減らすには、結果ではなく行動を目標にする方法がおすすめです。

「英語を流暢に話す」「会話を盛り上げる」という目標は、自分だけではコントロールできません。

相手の反応や話題によって、会話の長さが変わるからです。

一方、「1日1回、自分から英語を使う」という目標なら、自分の行動で達成できます。

店員に商品の場所を聞く、先生に質問する、クラスメートへ挨拶するなど、内容は簡単で構いません。

目標を達成したら、会話が長く続かなかったとしても成功として記録しましょう。

慣れてきたら、1日1回から2回、3回と増やします。

毎日難しい会話に挑戦する必要はなく、同じフレーズを別の相手に使っても問題ありません。

毎日違う話題を用意しないと、英語は上達しないのでしょうか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
同じ表現を何度使っても大丈夫です。自己紹介や聞き返しなど、よく使う英語を繰り返すことで、考えずに言いやすくなります。

目標を高くしすぎると、できなかった日に自信を失います。

疲れている日は挨拶だけでもよいというルールを作り、英語を使わない日を減らしていきましょう。

最初に英語を勉強中だと伝える

英語を正しく話さなければならないと感じるときは、最初に英語を勉強中だと相手へ伝える方法があります。

「I’m still learning English.」と一言伝えるだけで、自分が完璧に話さなければならないというプレッシャーを下げられます。

相手にも状況が伝わるため、話す速度を落としたり、簡単な表現に言い換えたりしてもらいやすくなります。

ただし、「英語ができないので話しません」という意味で使うのではありません。

「まだ勉強中ですが、あなたと話したい」という姿勢を伝えることが大切です。

たとえば、「I’m still learning English, so could you speak slowly?」と伝えれば、ゆっくり話してほしいことまで説明できます。

会話の途中で言葉が出ない場合は、「I’m not sure how to say it in English.」と言って、考える時間を作りましょう。

英語を勉強中だと伝えるフレーズ

  • I’m still learning English.:まだ英語を勉強中です
  • I don’t speak English very well yet.:まだ英語を上手に話せません
  • Could you speak a little more slowly?:もう少しゆっくり話してもらえますか?
  • I’m not sure how to say it in English.:英語でどう言えばよいか分かりません
  • Please correct me if I make a mistake.:間違えたら直してください

英語を勉強中だと伝えることは、恥ずかしいことではありません。

分からないことを隠すよりも、自分の状況を伝えた方が会話を続けやすくなります。

話せた内容を記録する

英語に自信がない人は、話せなかったことや間違えたことばかりを覚えてしまいがちです。

「質問に答えられなかった」「発音を聞き返された」と考え続けると、実際には伝わった英語があっても成長を感じられません。

そこで、毎日の終わりに話せた内容を記録しましょう。

記録するのは、長い会話や難しい表現だけではありません。

自分から挨拶できた、聞き返せた、カフェで注文できたなど、小さな行動も書き残します。

あわせて言えなかった内容を一つだけ選び、正しい英文を調べて翌日に使いましょう。

失敗を大量に反省するのではなく、次に使う表現へ変えることがポイントです。

自信をつけるには、できなかった記録だけでなく、できた行動を見える形で残すことが重要です。

1週間ごとに記録を読み返すと、最初は挨拶だけだった状態から、質問や短い会話へ進んでいることに気づけます。

不安の強さに合わせて会話の難易度を上げる

英語への不安が強い場合は、自分が耐えられる範囲から少しずつ会話の難易度を上げましょう。

いきなり知らない人へ話しかけることが難しいなら、一人での音読やAIとの練習から始めても構いません。

次にオンライン英会話の教材レッスン、店員への短い質問、クラスメートとの会話という順番で進みます。

重要なのは、緊張が完全になくなるまで次へ進まないことではありません。

少し緊張するものの挑戦できそうな場面を選び、同じレベルを何度か経験してから次へ進みます。

一度うまく話せなかった場合も、会話の難易度を上げすぎただけかもしれません。

失敗した自分を責めず、一つ前の段階へ戻って練習しましょう。

段階 練習内容 目標
1 一人で音読する 声に出すことに慣れる
2 英文を録音する 自分の声に慣れる
3 オンライン英会話を受ける 相手へ英語を伝える
4 店員や学校スタッフに質問する 短い実生活の会話を行う
5 クラスメートと雑談する 会話を数往復続ける
6 食事やイベントに誘う 人間関係を広げる

不安を一度で消そうとする必要はありません。

怖さが残っていても、一段階ずつ行動を増やせば、英語を話すことは特別な挑戦から日常の行動へ変わっていきます。

現地の授業や会話についていけない不安がある方は、留学で英語についていけない原因と対策もあわせて確認してください。

留学先で英語で話しかけられないときの会話テンプレート

留学先で自分から話しかけられないときは、会話の流れをあらかじめ決めておくと安心です。

面白い話題や長い英文をその場で考える必要はありません。挨拶・状況についての一言・簡単な質問を組み合わせれば、初心者でも自然に会話を始められます。

ここでは、学校や滞在先ですぐに使える会話テンプレートを紹介します。

話しかけたい気持ちはありますが、最初の一言が思いつかず、いつも相手から話しかけられるのを待ってしまいます。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
会話の始め方を毎回考える必要はありません。よく使う型を一つ覚えて、相手や場面に合わせて単語だけ入れ替えましょう。
会話の段階 目的 英語の例
始める 相手に声をかける Hi, how’s it going?
共通点を作る その場の状況に触れる This is my first class here.
質問する 相手に話してもらう Is this your first class too?
続ける 答えを深掘りする Why did you choose this school?
終える 自然に会話を区切る It was nice talking to you.

会話は挨拶・状況・質問の3ステップで始める

英語で会話を始めるときは、「挨拶」「状況についての一言」「質問」の3ステップを使うと簡単です。

最初から自分の趣味や意見を長く話す必要はありません。まず挨拶をして、その場でお互いに共有している状況へ触れます。

たとえば、語学学校の初日なら「Hi. This is my first day here.」と伝えたあと、「Is this your first day too?」と質問できます。

同じ授業、同じイベント、同じ滞在先など、目の前の状況を話題にすると、知らない相手にも自然に声をかけられます。

会話の話題を一から考えるのではなく、今いる場所や行っていることを利用しましょう。

会話を始める基本テンプレート

  • 挨拶:Hi, how’s it going?
  • 状況:This is my first day here.
  • 質問:How long have you been studying here?

相手の答えが短くても失敗ではありません。

一度挨拶を交わせば、次の日から「Hi, how are you?」と声をかけやすくなります。最初の会話では、相手の名前と出身地を知る程度を目標にしましょう。

クラスメートに話しかける英語フレーズ

クラスメートに話しかけるときは、授業や学校生活に関する質問を使うと自然です。

初対面で相手の趣味や私生活について深く聞くよりも、教室、宿題、授業の感想、昼食など、共通している話題から始めましょう。

授業前なら「Is this seat taken?」、授業後なら「What did you think of the class?」と声をかけられます。

休憩時間に一人でいる人へ「Are you going to get some coffee?」と尋ね、そのまま一緒に移動する方法もあります。

相手の答えを聞いたら、自分の情報も一文付け加えると、一方的な質問になりません。

たとえば、「Where are you from?」と聞いたあとに「I’m from Japan.」と伝えると、会話の往復を作れます。

クラスメートに使える英語フレーズ

  • Is this seat taken?:この席は空いていますか?
  • Is this your first class here?:ここでの授業は初めてですか?
  • What did you think of the class?:授業はどうでしたか?
  • Have you finished the homework?:宿題は終わりましたか?
  • Where are you going for lunch?:昼食はどこへ行きますか?
  • Do you want to study together?:一緒に勉強しませんか?

会話を長く続けることよりも、毎日同じ相手へ挨拶することを意識しましょう。

顔を合わせるたびに短い会話を重ねることで、昼食や放課後の予定にも誘いやすくなります。

ホームステイ先や寮で話しかける英語フレーズ

ホームステイ先や学生寮では、日常生活そのものが会話のきっかけになります。

食事、学校であったこと、週末の予定、家事、共有スペースなど、身近な話題を使いましょう。

ホストファミリーから「How was your day?」と聞かれたときに「Good.」だけで終えると、会話は続きにくくなります。

「It was good. I had a speaking class today.」のように、出来事を一つ加えてみてください。

自分から話しかける場合は、「How was your day?」と同じ質問を返したり、「What are you cooking?」と目の前の状況を尋ねたりできます。

生活ルールが分からないときも、黙って判断せずに質問することが大切です。

  • How was your day?:今日はどうでしたか?
  • What are you cooking?:何を作っているのですか?
  • Do you need any help?:何か手伝いましょうか?
  • What time do you usually have dinner?:普段は何時に夕食を食べますか?
  • Do you have any plans for the weekend?:週末に何か予定はありますか?
  • When can I use the washing machine?:洗濯機はいつ使えますか?

会話の準備方法

学校から帰る前に、その日にあったことを英語で3文にまとめておきましょう。「何をしたか」「どう感じたか」「明日は何をするか」を準備すると、夕食時にも話しやすくなります。

ホームステイで使う表現をさらに確認したい方は、ホームステイで使える英語フレーズも参考にしてください。

学校のイベントで話しかける英語フレーズ

学校のイベントは、クラス外の学生と知り合う機会です。

参加者にはイベントやアクティビティという共通の目的があるため、普段の教室よりも会話を始めやすい場合があります。

受付や集合場所では「Is this the meeting point for the event?」と確認できます。

隣にいる人には「Have you joined this event before?」と尋ねれば、参加経験について会話を広げられます。

スポーツや観光などの活動中は、「How did you hear about this event?」「What other activities have you joined?」といった質問も使えます。

一人で参加するのが不安な場合は、授業中に知り合った人へ「Are you going to the event this weekend?」と聞いてみましょう。

学校イベントで使える英語フレーズ

  • Is this the meeting point?:ここが集合場所ですか?
  • Have you joined this event before?:このイベントに以前参加したことはありますか?
  • How did you hear about this event?:このイベントを何で知りましたか?
  • Did you come here with your classmates?:クラスメートと来ましたか?
  • Would you like to join us?:私たちと一緒に参加しませんか?
  • Can we exchange contact information?:連絡先を交換できますか?

イベント中に長く話せなかった場合でも、最後に連絡先を交換できれば、後日メッセージを送れます。

その場だけで友達になろうとせず、次の会話につながるきっかけを一つ作ることを目標にしましょう。

会話を続けるリアクションと質問

相手へ質問できても、答えを聞いたあとに何も言えず、会話が止まることがあります。

会話を続けるためには、難しい英文をすぐに作るよりも、リアクションと追加質問を組み合わせる方法が効果的です。

たとえば、相手が「I went to the beach yesterday.」と話したら、「That sounds nice. Which beach did you go to?」と返せます。

最初に「That’s interesting.」「Really?」「Sounds great.」などで反応し、そのあとに「どこ」「なぜ」「誰と」「どのくらい」などを尋ねましょう。

相手の言葉を一部繰り返して質問する方法もあります。

「I’ve been here for three months.」と言われたら、「Three months? How do you like it so far?」と続けられます。

新しい話題を次々に出すのではなく、相手が話した内容を一段階だけ深掘りしましょう。

相手の話 リアクション 追加質問
I’m from Italy. That’s interesting. Which city are you from?
I like soccer. Me too. Which team do you support?
I went to the beach. That sounds nice. Who did you go with?
I’ve been here for a month. Really? How do you like it so far?

質問ばかりになると面接のように聞こえるため、自分の経験も少し加えましょう。

相手が好きな食べ物を答えたら、「I like it too.」や「I’ve never tried it.」と返すことで、自然な会話になります。

会話を自然に終える英語フレーズ

英会話では、始め方だけでなく終え方も準備しておくと安心です。

会話を終える表現が分からないと、話題がなくなってもその場を離れられず、気まずさを感じることがあります。

授業が始まる、友達との約束がある、昼食を買いに行くなど、次の行動を一言伝えると自然に区切れます。

たとえば、「I have to go to class now.」と伝えたあとに、「It was nice talking to you.」と加えましょう。

会話が短かった場合でも、お礼や前向きな一言を入れることで悪い印象にはなりにくくなります。

また話したい相手には、「See you in class.」「Let’s talk again later.」と伝えれば、次の会話にもつなげられます。

会話を終えるときの英語フレーズ

  • It was nice talking to you.:話せてよかったです
  • I have to go to class now.:そろそろ授業へ行かなければなりません
  • I’m going to get some lunch.:昼食を買いに行ってきます
  • See you in class.:また授業で会いましょう
  • Let’s talk again later.:またあとで話しましょう
  • Have a good day.:よい一日を過ごしてください

会話を長く続けられなかったことを謝る必要はありません。

挨拶、質問、自然な終わり方までできれば、一回の会話として十分です。短いやり取りを繰り返し、少しずつ話せる相手を増やしましょう。

英語が聞き取れない・言葉が出ないときに使えるフレーズ

留学中は、相手の英語を聞き取れなかったり、言いたい言葉がすぐに出なかったりすることがあります。

そのようなときに黙り込む必要はありません。聞き返す、言い換えをお願いする、考える時間を作るフレーズを覚えておけば、英語が完璧でなくても会話を続けられます。

ここでは、会話が止まりそうなときに役立つ表現を紹介します。

聞き取れなかったときも、何度も聞き返すのは申し訳ないと思い、分かったふりをしてしまいます。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
分かったふりをすると、集合時間や生活ルールを間違える可能性があります。聞き取れなかった部分を具体的に伝えれば、相手も説明しやすくなります。

もう一度言ってもらう英語フレーズ

相手の英語を聞き取れなかったときは、まずもう一度言ってもらいましょう。

短く「Sorry?」と聞き返すこともできますが、学校や滞在先では「Could you say that again?」を覚えておくと幅広い場面で使えます。

相手の話をすべて聞き取れなかった場合は、「I’m sorry, I didn’t catch that.」と伝えましょう。

一部分だけ分からなかったときは、「What did you say after ‘meeting’?」のように、聞き取れた単語を示すと効率的です。

同じ説明を何度もお願いすることが不安でも、理解しないまま会話を進める方が行き違いにつながります。

聞き返しは英語力の低さを示す行動ではなく、正確に理解するための会話力です。

  • Could you say that again?:もう一度言ってもらえますか?
  • Sorry, I didn’t catch that.:すみません、聞き取れませんでした
  • Could you repeat the last part?:最後の部分をもう一度言ってもらえますか?
  • What did you say after ...?:〜のあとに何と言いましたか?
  • Did you say ...?:〜と言いましたか?

聞き返すときは、申し訳なさそうに何度も謝る必要はありません。

一度「Sorry.」と伝えたあと、どの部分をもう一度聞きたいのかを具体的に示しましょう。

ゆっくり話してもらう英語フレーズ

単語は知っていても、相手の話すスピードが速くて聞き取れない場合があります。

そのときは、同じ速度でもう一度話してもらうのではなく、ゆっくり話してほしいことを伝えましょう。

基本表現は「Could you speak more slowly?」です。

少しだけ速度を落としてほしい場合は、「Could you speak a little more slowly?」と伝えられます。

一度に長い説明を受けて混乱したときは、「Could you explain it step by step?」とお願いする方法もあります。

学校の手続きや交通機関の案内では、情報量が多くなるため、一つずつ確認することが大切です。

ゆっくり話してもらう英語フレーズ

  • Could you speak more slowly?:もう少しゆっくり話してもらえますか?
  • Could you say it slowly, please?:ゆっくり言ってもらえますか?
  • Could you explain it step by step?:一つずつ説明してもらえますか?
  • Could you give me a moment?:少し時間をもらえますか?
  • Could you write it down?:書いてもらえますか?

相手がゆっくり話しても分からない場合は、紙やスマートフォンに書いてもらう方法もあります。

英語だけで理解しようとせず、文字、地図、写真なども使いながら確認しましょう。

別の言い方で説明してもらう英語フレーズ

同じ英文を繰り返してもらっても、使われている単語や表現が分からなければ理解できません。

その場合は、もう一度言ってもらうのではなく、別の言葉で説明してもらいましょう。

「Could you say that in a different way?」と伝えれば、相手に言い換えをお願いできます。

分からない単語が明確な場合は、「What does ‘deposit’ mean?」のように、単語の意味を質問しましょう。

具体例があると理解できそうな場合は、「Could you give me an example?」が使えます。

聞き取れない問題と、意味が分からない問題を分けることが重要です。

音は聞こえているのに内容を理解できない場合は、繰り返しではなく言い換えや具体例をお願いしてください。

言い換えをお願いする英語フレーズ

  • Could you say that in a different way?:別の言い方で説明してもらえますか?
  • Could you use simpler words?:もっと簡単な言葉を使ってもらえますか?
  • What does this word mean?:この単語はどういう意味ですか?
  • Could you give me an example?:例を挙げてもらえますか?
  • Could you show me?:見せてもらえますか?

言葉だけでは分かりにくい場合は、実物を見せてもらったり、場所を地図で示してもらったりしましょう。

伝え方を変えてもらうことも、留学生活で必要なコミュニケーションの一つです。

考える時間を作る英語フレーズ

相手の質問は理解できても、答える英語がすぐに出てこないことがあります。

無言になると相手は質問が聞こえなかったのか、答えたくないのか判断できません。

「Let me think.」や「That’s a good question.」と伝え、考えていることを示しましょう。

英語でどのように表現すればよいか分からない場合は、「I’m not sure how to say it in English.」が使えます。

言いたい単語を忘れたときは、その物の用途や特徴を知っている英語で説明してみてください。

たとえば、umbrellaが出てこなければ、「It’s something you use when it rains.」と伝えられます。

沈黙を怖がらなくても大丈夫

日本語の会話でも、質問に答えるまで考える時間があります。英会話だけ即答しなければならないわけではありません。考えていることを一言伝え、落ち着いて知っている英語を組み合わせましょう。

  • Let me think.:少し考えさせてください
  • That’s a good question.:よい質問ですね
  • How should I say this?:どう言えばよいでしょうか?
  • I’m not sure how to say it in English.:英語でどう言えばよいか分かりません
  • What’s the word for ...?:〜を表す単語は何ですか?

考える時間を作るフレーズを使えば、焦って会話を諦める必要がなくなります。

短い単語やジェスチャーも組み合わせながら、伝えたい内容を少しずつ説明しましょう。

自分の理解が合っているか確認する英語フレーズ

相手の説明を何となく理解できても、自分の解釈が正しいか不安な場面があります。

特に、学校の集合時間、ホームステイのルール、家賃や交通機関の案内などは、理解を間違えると問題につながる可能性があります。

そのようなときは、自分が理解した内容を短く言い直して確認しましょう。

「Do you mean I should be here at nine?」と尋ねれば、「9時にここへ来る」という理解が合っているか確認できます。

手順を確認するときは、「So, first I need to fill out this form. Is that right?」のように伝えられます。

相手の言葉をそのまま繰り返すのではなく、自分の理解を言葉にすることがポイントです。

重要な内容ほど、分かったつもりで終わらせず、最後に確認しましょう。

確認したいこと 英語フレーズ
意味を確認する Do you mean ...?
時間を確認する So, I need to be here at nine. Is that right?
手順を確認する First, I fill out this form, right?
聞いた内容を確認する Let me make sure I understood correctly.
自分の理解を尋ねる Is my understanding correct?
聞き返して内容が分かっても、自分の理解が正しいか不安になることがあります。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
重要な内容は、自分の言葉で短く言い直して確認しましょう。時間や場所、必要な手続きだけでも確認できれば、行き違いを減らせます。

聞き取れない原因や練習方法を詳しく知りたい方は、留学中に英語が聞き取れない原因とリスニング勉強法も参考にしてください。

留学中に英語を話せるようになるための行動習慣

留学中に英語を話せるようになるには、授業を受けるだけでなく、毎日の生活で英語を使う習慣が必要です。

最初から長い会話を続ける必要はありません。短い英語でも自分から使い、言えなかった表現を復習するサイクルを作ることが大切です。

ここでは、英語に自信がない人でも続けやすい行動習慣を紹介します。

せっかく留学しても、授業以外ではほとんど英語を話せない日がありそうで不安です。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
話す機会を待っているだけでは、英語を使わずに一日が終わることもあります。小さな行動目標を決めて、自分から会話のきっかけを作りましょう。
行動習慣 目的 最初の目標
自分から話しかける 会話への抵抗を減らす 1日1人に挨拶する
授業前後に会話する 日常的な会話量を増やす 質問を一つする
言えなかった英語を復習する 使える表現を増やす 毎日一文を覚える
学校行事に参加する 人間関係を広げる 週1回参加する
相談先を利用する 問題を早めに解決する 連絡先を確認する

毎日1人に自分から話しかける

留学中に英語を話す機会を増やすには、毎日1人に自分から話しかける習慣を作りましょう。

「外国人の友達を作る」「長く会話する」といった大きな目標を立てると、最初の一言を出すことが難しくなります。

まずはクラスメート、学校スタッフ、店員などに、挨拶や簡単な質問をするだけで構いません。

たとえば、授業前に「How are you?」と声をかけたり、休憩時間に「Where are you going for lunch?」と聞いたりできます。

会話が一往復で終わっても失敗ではありません。自分から英語を使ったという経験が、翌日に話しかけるハードルを下げてくれます。

会話の長さではなく、自分から話しかけた回数を成長の基準にしましょう。

  • 学校へ着いたらクラスメートに挨拶する
  • 休憩時間に昼食の予定を質問する
  • 授業後に感想を一つ伝える
  • カフェやお店で店員に質問する
  • 寮やホームステイ先で一日の出来事を話す

慣れてきたら、1日1人から2人、3人と少しずつ増やします。

毎日新しい話題を用意する必要はありません。同じ自己紹介や質問を複数の相手に繰り返すことで、考えずに言える英語が増えていきます。

授業前後の5分を会話に使う

授業中に発言するのが怖い人は、授業前後の5分を会話練習に使いましょう。

授業中のディスカッションでは、複数人の前で話す必要があります。一方、授業前後であれば、近くにいるクラスメートと一対一で話しやすくなります。

授業前には、宿題、教室、前日の出来事について質問できます。

授業後には「今日の授業は難しかった」「次の授業は何時からですか」など、その場に関係する内容を話題にしましょう。

毎回長く話そうとせず、質問と自分の感想を一つずつ伝えるだけでも十分です。

たとえば、「The listening exercise was difficult. What did you think?」と聞けば、授業の感想から会話を始められます。

授業前後に使える英語フレーズ

  • Did you finish the homework?:宿題は終わりましたか?
  • What did you think of today’s class?:今日の授業はどうでしたか?
  • The listening exercise was difficult for me.:リスニング問題は私には難しかったです
  • What class do you have next?:次は何の授業がありますか?
  • Do you want to get some coffee?:コーヒーを買いに行きませんか?

授業前後の会話を続けると、クラスメートの名前や趣味も少しずつ分かります。

最初から休日に遊ぶ約束をするのではなく、毎日の5分間で関係を作り、昼食や学校イベントへ誘う流れにつなげましょう。

その日に言えなかった英語を復習する

留学中にスピーキング力を伸ばすには、その日に言えなかった英語を放置しないことが大切です。

会話で言葉が出なかった場面は、自分に足りない表現を知る機会でもあります。

たとえば、クラスメートに「週末は家でゆっくり過ごしました」と言えなかった場合は、その日のうちに英語を調べます。

「I had a relaxing weekend at home.」と確認したら、声に出して練習し、翌日に別の相手との会話で使ってみましょう。

一度調べただけでは、次の会話ですぐに出てこないことがあります。自分の生活に関係する英文として、何度も使うことが重要です。

「言えなかった経験→英文を確認する→音読する→翌日に使う」という流れを習慣にしましょう。

言えなかった英語の復習手順

  • 言えなかった内容を日本語でメモする
  • 自分の英語力で使える短い英文に直す
  • 音声を確認して5回以上音読する
  • 翌日の会話で同じ英文を使う
  • 一週間後にもう一度復習する

難しくて長い英文を作る必要はありません。

自分が繰り返し使えそうな短い表現を優先すると、留学生活に必要な英語を効率よく増やせます。

留学中の勉強を習慣化したい方は、留学前後に実践できる英語勉強法ロードマップも参考にしてください。

日本人との交流を完全に避けない

英語を伸ばすために、日本人との交流をすべて避ける必要はありません。

「日本人と話したら留学が無駄になる」と考えて距離を置きすぎると、困ったときに相談できず、精神的に疲れてしまうことがあります。

日本人の友達は、学校や現地生活の情報を共有したり、英語では説明しにくい悩みを相談したりできる存在です。

問題は、日本人と交流することではなく、一日中日本語だけで過ごす状態が続くことです。

たとえば、日本人同士で昼食を食べた場合でも、午後は別の国のクラスメートに話しかけるなど、英語を使う時間を確保しましょう。

複数人で行動するときは、ほかの国の学生も誘い、共通言語として英語を使う方法もあります。

日本語と英語のバランスを取る

日本人との交流を禁止するのではなく、「毎日1回は別の国の人と話す」「学校内ではできるだけ英語を使う」などのルールを決めましょう。無理なく続けられる環境を作ることが大切です。

日本語を使ったことを後悔するよりも、その日に英語を使う行動ができたかを振り返りましょう。

体調や気持ちが不安定なときには日本語で相談し、余裕があるときに英語での交流を増やす方法でも問題ありません。

学校のアクティビティに参加する

英語を話す相手が見つからない場合は、語学学校が開催するアクティビティに参加しましょう。

学校によって内容は異なりますが、観光、スポーツ、ゲーム、交流会などが行われることがあります。

アクティビティでは参加者に共通の目的があるため、教室で突然雑談するよりも会話のきっかけを作りやすくなります。

たとえば、観光イベントなら「Have you been here before?」、スポーツなら「Do you play this sport often?」と質問できます。

クラスが違う学生と出会えることもあり、英語を使う人間関係を広げる機会になります。

一人で参加するのが不安な場合は、クラスメートへ「Are you going to the event?」と聞き、一緒に参加しても構いません。

一人でイベントへ参加して、誰とも話せなかったら気まずそうです。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
最初の目標は、友達を何人も作ることではありません。参加者に質問を一つして、名前を覚えるだけでも十分な成果です。

週に1回は、授業以外で英語を使える場所に参加することを目標にしましょう。

イベントが終わる前に連絡先を交換したり、次回のイベントについて聞いたりすると、その後の交流にもつなげられます。

困ったときは学校や留学エージェントに相談する

留学中に英語や生活で困ったときは、一人で抱え込まず、語学学校や留学エージェントへ相談しましょう。

授業のレベルが合わない、クラスで発言できない、ホームステイ先で生活ルールを確認できないなど、本人だけでは解決しにくい問題もあります。

学校では、先生、受付スタッフ、学生サポート担当者などに相談できる場合があります。

留学エージェントを利用している場合は、現地サポートや学校との連絡を依頼できることもあります。ただし、対応できる内容や期間はエージェントによって異なるため、渡航前に確認が必要です。

相談するときは、「英語が話せません」とだけ伝えるのではなく、困っている場面と希望する対応を具体的に説明しましょう。

  • 授業のスピードが速くて理解できない
  • 現在のクラスレベルが合っていない
  • ホームステイ先のルールが分からない
  • 寮やシェアハウスで問題が起きている
  • 体調や精神面に不安を感じている

問題が小さいうちに相談すれば、クラス変更や話し合いなどの対応を取りやすくなります。

留学エージェントが対応できる内容を知りたい方は、留学エージェントのサポート内容と利用するメリットも確認してください。

留学前のスピーキング練習におすすめの教材・サービス

留学前の教材やサービスは、現在の悩みに合わせて選ぶことが大切です。

英文法が分からない人と、知識はあるものの口から英語が出ない人では、必要な教材が異なります。

基礎教材、フレーズ集、英語学習アプリ、オンライン英会話を役割ごとに使い分け、最後は必ず声に出す練習につなげましょう。

ここでは、留学前のスピーキング練習に役立つ教材とサービスを目的別に紹介します。

英語教材が多すぎて、どれを選べば話せるようになるのか分かりません。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
人気だけで選ぶのではなく、自分が英語を話せない原因に合わせましょう。基礎不足なら文法教材、英文が出ないなら瞬間英作文、話す経験が少ないならオンライン英会話が向いています。
悩み 向いている教材・サービス 学習の目的
文法が分からない 中学英語の参考書 英文を作る土台を整える
英文がすぐに出ない 瞬間英作文教材 英文を作る速度を上げる
表現を知らない 英会話フレーズ集 会話の型を増やす
発音・聞き取りが苦手 英語学習アプリ 音声を聞いてまねする
人と話すのが怖い オンライン英会話 実際の会話に慣れる

中学英語から復習したい人向けの教材

英文を作るための基礎に不安がある人は、中学英語を一冊で復習できる教材から始めましょう。

日常会話の多くは、中学校で学ぶ語彙や文法を組み合わせて表現できます。

現在形、過去形、疑問文、助動詞などの基本が曖昧なままフレーズだけを暗記すると、単語を入れ替えて応用することが難しくなります。

初心者向けの例としては、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』があります。

中学3年間の文法を順番に復習したい人や、難しい文法用語が苦手な人が取り組みやすい教材です。

ただし、問題を解くだけで終わらせないようにしましょう。

例文を自分の生活に置き換え、声に出すことでスピーキング練習につなげられます。

中学英語教材の使い方

  • 文法の説明を読んで基本の形を理解する
  • 練習問題を解いて理解度を確認する
  • 例文を音読する
  • 主語・場所・時間を自分の情報に変える
  • 何も見ずに英文を言ってみる

文法を詳しく説明できることよりも、基本の形を使って自分のことを話せる状態を目指しましょう。

基礎教材を一冊終えたら、完璧になるまで繰り返すのではなく、フレーズ学習や会話練習へ進んでください。

英文をすぐに作れない人向けの教材

単語や文法は分かるものの、会話になると英文が出てこない人には、瞬間英作文の教材が向いています。

瞬間英作文は、簡単な日本語を見て、短時間で英文を声に出す練習です。

教材の例としては、『[音声DL付改訂版]どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』があります。

難しい表現を覚えるのではなく、中学レベルの文型を使って英文を組み立てる練習ができます。

最初から速く答えようとすると、文法を考えられず、答えを丸暗記してしまうことがあります。

まずは正しい語順を確認し、慣れてから英文を作る速度を上げましょう。

また、教材の英文を言えるようになっただけで終わらず、自分の生活に関係する内容へ置き換えることが大切です。

瞬間英作文の注意点

正解の英文を暗記するだけでは、実際の会話で応用しにくくなります。例文の人物、場所、時間、行動を自分の情報に変え、別の英文も作りましょう。

たとえば、「She went to the library yesterday.」を練習したら、「I went to the supermarket yesterday.」のように変えてみてください。

一日に多くのページを進めるよりも、短い英文を繰り返し、何も見ずに言えるようにする方が効果的です。

会話フレーズを覚えたい人向けの教材

留学先で使う表現を効率よく増やしたい人には、日常英会話のフレーズ集が向いています。

教材の例としては、『新装版 キクタン英会話【基礎編】』があります。

挨拶、返答、お願いなどの短い表現を音声と一緒に学びたい人に使いやすい教材です。

ただし、フレーズを見て意味が分かるだけでは、必要な場面ですぐに使えるとは限りません。

音声を聞き、発音やリズムをまねしながら、何も見ずに言えるまで繰り返しましょう。

また、留学生活では、自己紹介、聞き返し、授業、ホームステイ、買い物、交通機関など、使う場面がある程度決まっています。

フレーズ集を最初から順番に覚えるのではなく、留学初日に使う表現から優先しましょう。

  • 自己紹介で使う表現
  • 分からないときに聞き返す表現
  • 相手へ質問する表現
  • お願いや許可を求める表現
  • 買い物や飲食店で使う表現
  • 助けを求める表現

覚えたフレーズは、一人での音読だけでなく、オンライン英会話や家族とのロールプレイでも使ってみましょう。

留学前に使いやすい教材をさらに比較したい方は、留学前におすすめの英語教材と選び方も参考にしてください。

聞き取りと発音を練習したい人向けの英語学習アプリ

相手の英語を聞き取れない人や、自分の発音に自信がない人には、音声を繰り返し確認できる英語学習アプリが役立ちます。

アプリはスマートフォンで使えるため、通勤時間や就寝前などの短い時間にも練習できます。

スピーキング練習には、AI英会話ができるSpeakやスピークバディ、発音練習に特化したELSA Speakなどが選択肢になります。

ただし、アプリによって得意な学習内容は異なります。

AIとの会話量を増やしたいのか、発音を確認したいのか、日常フレーズを覚えたいのかを決めて選びましょう。

アプリをダウンロードしただけで満足せず、毎日10〜15分など、利用する時間を決めることも大切です。

アプリの種類 主な練習 向いている人
AI英会話 質問への返答・会話練習 人と話す前に練習したい人
発音判定 単語・文章の発音練習 発音に自信がない人
シャドーイング 音声を聞いてまねする 聞き取りとリズムを伸ばしたい人
フレーズ学習 場面別表現の反復 留学生活の表現を覚えたい人

一つのアプリですべてを学ぼうとせず、主な目的を一つ決めて使いましょう。

自分に合うアプリを比較したい方は、留学前におすすめの英語学習アプリも確認してください。

英語を話す怖さを減らしたい人向けのオンライン英会話

教材やアプリでは話せても、実際の相手を前にすると緊張する人には、オンライン英会話がおすすめです。

講師との会話を繰り返すことで、質問を聞いてから答える流れや、聞き取れないときに聞き返す経験を作れます。

初心者は、最初から自由な話題で長く話す必要はありません。

自己紹介、学校初日、ホームステイ、買い物など、留学生活を想定したロールプレイを講師へ依頼しましょう。

不安が強い場合は、日本人講師や日本語サポートを選べるサービスから始める方法もあります。

英語だけのレッスンに慣れてきたら、外国人講師との会話を増やし、さまざまな発音や話す速度を経験しましょう。

オンライン英会話でも、間違えるのが恥ずかしくて予約するのを迷ってしまいます。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
最初は自己紹介だけでも大丈夫です。講師へ「ゆっくり話してほしい」「間違いを直してほしい」と伝え、同じ教材を繰り返すと少しずつ慣れます。

オンライン英会話の選び方

  • 初心者向け教材が用意されている
  • 留学や旅行のロールプレイができる
  • 講師の国籍や特徴を選べる
  • 無理なく続けられる料金と受講回数である
  • レッスン後に復習できる機能がある

オンライン英会話では、難しい内容を話すことよりも、英語を話す回数を増やすことを優先しましょう。

英語コーチングとの違いも確認したい方は、留学前の英語コーチングとオンライン英会話の違いも参考にしてください。

TOEIC教材だけではスピーキング練習が不足しやすい

TOEIC Listening & Reading Testの教材は、語彙、文法、リスニング、読解の基礎を身につけるうえで役立ちます。

一方で、TOEIC Listening & Reading Testは、名前のとおりリスニングとリーディングの技能を測る試験です。

そのため、問題集を解くだけでは、自分で英文を作って相手へ伝える練習が不足しやすくなります。

参考資料:IIBC「About the TOEIC Listening & Reading Test」

TOEIC学習をやめる必要はありません。

TOEIC教材で覚えた単語や文法を、音読、瞬間英作文、オンライン英会話で実際に使うことが大切です。

たとえば、Part 2の応答問題を解いたあとに、質問文へ自分の答えを返す練習を加えられます。

Part 3やPart 4の音声は、聞くだけでなく、スクリプトを確認して音読やシャドーイングに活用しましょう。

TOEIC学習 身につきやすい力 追加したい練習
単語帳 語彙の知識 単語を使って自分の英文を作る
Part 2 質問と応答の聞き取り 質問へ自分の言葉で答える
Part 3・4 会話・説明文の聞き取り 音読とシャドーイングを行う
Part 5 文法と語彙 正解文を声に出して応用する

筆者もTOEIC830点を取得していますが、試験のスコアが上がることと、会話中に英語がすぐ出ることは同じではないと感じています。

TOEICで英語の土台を作りながら、別にスピーキングの時間を確保することが重要です。

留学前は、TOEIC対策だけに学習時間を使わず、毎日10分でも自分の英語を声に出す時間を作りましょう。

英語初心者が留学先やプログラムを選ぶポイント

英語初心者が留学を成功させるには、知名度や料金だけで学校を選ばないことが大切です。

授業のレベル、クラスの人数、日本語サポート、滞在方法などによって、現地で英語を使える量や生活の安心感が変わります。

現在の英語力と性格に合った環境を選べば、英語が話せない不安を減らしながら留学生活を始められます。

学校の数が多くて、英語初心者にはどこが合うのか分かりません。料金が安い学校を選んでも大丈夫でしょうか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
料金も大切ですが、初心者クラスや日本語サポートの有無も確認しましょう。授業についていけず、相談もできない環境では、せっかくの留学を楽しめなくなる可能性があります。
確認する項目 初心者が見るポイント
授業レベル 初級クラスから始められるか
クラス人数 発言や質問の機会があるか
サポート 日本語で相談できる範囲はどこまでか
滞在方法 英語環境と生活の安心感が合っているか
留学プラン 目的・期間・予算に合っているか

初心者クラスが用意されているか確認する

語学学校を選ぶときは、初心者向けのクラスが用意されているか確認しましょう。

語学学校では、入学時のレベルチェックをもとにクラス分けが行われることがあります。

ただし、学校によって設置されているレベルの数や、初級クラスで扱う内容は異なります。

英語をほとんど話せない人が中級者向けの授業に入ると、先生の説明やグループワークについていけず、発言する機会を失う可能性があります。

学校を選ぶ際は、「初心者歓迎」という言葉だけで判断しないことが大切です。

入学時のテスト内容、レベル数、クラス変更の条件、初級クラスの授業内容まで確認しましょう。

初心者クラスについて確認したいこと

  • 入学時にレベルチェックがあるか
  • 初級クラスは何段階に分かれているか
  • 初級クラスでは何を学ぶのか
  • 授業レベルが合わない場合に変更できるか
  • 日本人学生の割合はどのくらいか

初心者は、簡単すぎる学校ではなく、無理なく発言できるレベルから始められる学校を選びましょう。

レベルが上がったときにクラスを変更できる環境なら、自分の成長に合わせて学習を続けられます。

少人数授業やマンツーマン授業を検討する

大人数の前で英語を話すことが怖い人は、少人数授業やマンツーマン授業があるプログラムを検討しましょう。

クラスの人数が多いほど、さまざまな国の学生と交流できる一方、一人あたりの発言時間が短くなる可能性があります。

積極的な学生が多いクラスでは、自分から発言しなければ、ほとんど英語を話さずに授業が終わることもあります。

少人数授業では、先生が一人ひとりの理解度を確認しやすく、質問や発言の機会を確保しやすい点がメリットです。

マンツーマン授業なら、自分の苦手な発音や会話場面に合わせて練習しやすくなります。

一方で、グループ授業には、ほかの留学生の意見や英語表現を学べるメリットがあります。

授業形式 メリット 注意点
大人数授業 多様な英語や意見に触れられる 発言時間が少なくなりやすい
少人数授業 質問や発言の機会を作りやすい 学校やコースによって料金が異なる
マンツーマン授業 自分の弱点に合わせて練習できる 学生同士の交流は別に必要になる

会話への抵抗が強い場合は、マンツーマン授業で基礎を練習し、グループ授業で実際に使う組み合わせもおすすめです。

授業形式は、費用だけでなく、自分が英語を話す時間を確保できるかという視点で比較しましょう。

日本語サポートの有無を確認する

英語初心者は、日本語で相談できるスタッフや窓口があるか確認しておくと安心です。

授業内容についての質問であれば英語で挑戦することも大切ですが、契約、滞在先、体調不良、盗難などの問題では、正確な意思疎通が必要になります。

学校に日本人スタッフがいても、常に勤務しているとは限りません。

また、日本語サポートが利用できる曜日や時間、相談できる内容が限られている場合もあります。

「日本語サポートあり」という表記だけで判断せず、具体的な対応範囲を確認しましょう。

留学エージェントを利用する場合も、出発前の相談だけなのか、渡航後にも連絡できるのかを確認する必要があります。

  • 学校に日本語を話せるスタッフがいるか
  • 日本語サポートを利用できる曜日と時間
  • 滞在先の問題にも対応してもらえるか
  • 病気や盗難などの緊急時に相談できるか
  • 留学エージェントの現地サポートがあるか

日本語サポートの使い方

日本語サポートがあっても、日常的な会話をすべて日本語で済ませるのは避けましょう。英語で挑戦する場面と、安全や契約のために日本語を使う場面を分けることが大切です。

日本語サポートは、英語を使わなくてもよい環境ではありません。

困ったときに留学生活を立て直すための安全網として考えましょう。

ホームステイ・学生寮・シェアハウスを比較する

滞在先は、留学中に英語を使う量と生活のしやすさに大きく関わります。

主な選択肢は、ホームステイ、学生寮、シェアハウスです。

ホームステイでは、ホストファミリーと食事や日常会話をする機会があります。生活ルールが決められていることも多いため、海外生活が初めての人にも向いています。

学生寮では、さまざまな国の学生と交流しやすい一方、共有スペースの使い方や騒音などで問題が起きる場合があります。

シェアハウスは自由度が高いものの、契約や光熱費、掃除、住人同士のルールを自分で確認する力が必要です。

滞在方法 向いている人 注意点
ホームステイ 現地の家庭生活を経験したい人 生活ルールや相性を確認する
学生寮 留学生同士で交流したい人 共有設備や騒音のルールを確認する
シェアハウス 自由度や費用を重視したい人 契約条件や住人構成を確認する

英語を使う機会だけで滞在先を選ぶと、生活リズムや性格が合わず、ストレスを感じる可能性があります。

交流の多さ、生活の自由度、サポート、費用のバランスを比較しましょう。

英語初心者で海外生活にも不安がある場合は、最初の数週間をホームステイや学生寮で過ごし、現地に慣れてからシェアハウスへ移る方法もあります。

英語力に合う留学プランをエージェントに相談する

自分に合う学校やプログラムを判断できない場合は、留学エージェントへ相談する方法があります。

相談するときは、「英語初心者でも大丈夫な学校を教えてください」と伝えるだけでは不十分です。

現在の英語力、苦手なこと、留学の目的、希望する授業形式、滞在方法、予算を具体的に伝えましょう。

たとえば、「TOEICは600点前後ですが、スピーキングに自信がありません」「大人数の前では発言しにくいです」と伝えれば、少人数クラスや会話練習が多い学校を提案してもらいやすくなります。

ただし、一つのエージェントや一校だけで決めず、複数の提案を比較することが大切です。

留学エージェントへ伝えたい内容

  • 現在の英語力と試験スコア
  • スピーキングやリスニングの悩み
  • 留学で達成したい目標
  • 希望する期間・国・都市
  • 授業料と滞在費を含めた予算
  • 希望する授業形式と滞在方法

エージェントから提案を受けたら、授業時間、クラス人数、国籍比率、サポート範囲、キャンセル条件などを確認しましょう。

留学エージェントにすべてを任せるのではなく、比較に必要な情報を集める相手として活用することが大切です。

オーストラリア留学を検討している方は、オーストラリア留学エージェントの選び方と比較ポイントも参考にしてください。

留学で英語が話せない人によくある質問

ここでは、英語を話せない状態で留学を考えている人が感じやすい疑問に回答します。

留学に必要な英語力や、現地でどの程度話せるようになるかは、留学の種類、期間、学校、本人の行動によって異なります。

「留学すれば必ず話せる」「英語力が低いと留学できない」と一律に考えず、自分の目的と状況に合わせて判断しましょう。

英語力ゼロでも語学留学できますか?

初心者向けのクラスがある語学学校なら、英語に自信がない人でも参加できる場合があります。

ただし、「英語力ゼロ」の状態によって必要な準備は変わります。

中学英語を忘れているものの、簡単な単語や挨拶が分かる人であれば、渡航前に基礎を復習することで現地生活へ対応しやすくなります。

一方、アルファベットや基本的な挨拶もほとんど分からない場合は、授業だけでなく、移動、買い物、滞在先での生活にも苦労する可能性があります。

語学留学に参加できるかどうかと、現地で困らずに生活できるかどうかは別の問題です。

出発前には、自己紹介、数字、時間、場所の質問、聞き返し、助けを求める表現を練習しておきましょう。

初心者クラスがあるなら、何も勉強せずに留学しても大丈夫ですか?
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
参加できる場合はありますが、到着直後から英語を使う場面があります。授業についていくためではなく、自分の生活を守るためにも最低限の英語は準備しておきましょう。

英語力が低いから留学を諦める必要はありませんが、準備なしで渡航するのはおすすめできません。

出発までの時間に合わせて、中学英語と留学生活の基本フレーズから学びましょう。

留学前にTOEICは何点必要ですか?

語学留学では、すべての学校に共通するTOEICの必要スコアがあるわけではありません。

初心者向けの語学コースでは、TOEICスコアを入学条件として求めず、学校独自のテストでクラス分けを行う場合があります。

一方、大学、専門学校、交換留学などでは、学校やプログラムごとに語学力の基準が設けられます。

その場合も、TOEICではなく、TOEFLやIELTSなどの結果を求められることがあります。

TOEIC Listening & Reading Testは、合格・不合格ではなく、リスニングとリーディングの力を10〜990点のスコアで示す試験です。

参考資料:IIBC「Test Results|TOEIC Listening & Reading Test」

そのため、「TOEICが何点あれば英語を話せる」と一律には判断できません。

TOEIC500〜650点程度でも、話す練習が少なければ自己紹介で言葉に詰まることがあります。反対に、試験スコアが高くなくても、日常的に英語を使っている人は短い会話に対応できる場合があります。

TOEICは基礎力の目安として活用し、スピーキングは別に練習しましょう。

大学や専門学校への留学を希望する場合は、志望校の公式サイトで、対象となる試験と必要スコアを確認してください。

人見知りでも留学できますか?

人見知りでも留学はできます。

留学を成功させるために、明るく社交的な性格へ変わる必要はありません。

ただし、自分から一度も話しかけず、相手から誘われるのを待ち続けると、英語を使う機会や人間関係が広がりにくくなります。

人見知りの人は、即興で会話しようとせず、質問や自己紹介を事前に準備しておきましょう。

「Where are you from?」「How long are you staying here?」など、初対面で使いやすい質問を5つ覚えておくだけでも安心できます。

また、大人数の交流会が苦手なら、授業前後に隣の席の人へ話しかけるなど、一対一の会話から始められます。

人見知りの人の目標

一度に多くの友達を作る必要はありません。まずは、毎日挨拶できる相手を一人作りましょう。短い会話を何度も重ねる方が、無理に大人数の輪へ入るより続けやすい場合があります。

性格を変えるのではなく、自分が話しやすい状況を作ることが大切です。

少人数クラス、マンツーマン授業、共通の目的がある学校イベントなども活用しましょう。

短期留学でも英語を話せるようになりますか?

数週間から数か月の短期留学だけで、英語を自由に話せる状態になるとは限りません。

英語力の伸び方は、渡航前のレベル、滞在期間、授業内容、現地で英語を使う量によって変わります。

ただし、短期留学でも、英語を話す抵抗が減る、聞き返せるようになる、日常生活の定型表現を使えるようになるなどの変化は期待できます。

成果を得るためには、授業へ参加するだけでなく、授業前後や放課後にも英語を使うことが必要です。

毎日一人に話しかける、学校イベントに参加する、言えなかった表現を復習するなど、具体的な行動目標を決めましょう。

短期留学で目指したい現実的な成果

  • 30秒程度の自己紹介ができる
  • 分からないときに聞き返せる
  • 買い物や飲食店で質問できる
  • クラスメートと短い雑談ができる
  • 英語を間違える怖さが減る

短期留学では、流暢さだけでなく、英語を使って行動できたかを成果として考えましょう。

帰国後もオンライン英会話や音読を続けると、留学中に身につけた感覚を維持しやすくなります。

留学中なのに英語が話せない場合はどうすればよいですか?

留学中なのに英語が話せないと感じたら、勉強時間だけでなく、実際に英語を使った時間を振り返りましょう。

授業を受けて単語や文法を勉強していても、自分から発言する機会が少なければ、スピーキング力は伸びにくくなります。

まずは一週間、誰とどのくらい英語を話したか記録してください。

英語を使う時間が少ない場合は、授業前後にクラスメートへ質問する、放課後のイベントに参加する、店員へ自分から尋ねるなどの行動を増やします。

英語を話しているものの言葉が出ない場合は、その日に言えなかった内容を一文ずつ復習しましょう。

  • 英語を使った時間と相手を記録する
  • 毎日一人に自分から話しかける
  • 言えなかった内容を短い英文に直す
  • 覚えた英文を翌日に使う
  • 授業レベルが合わなければ先生へ相談する

クラスのレベルが高すぎる、滞在先で英語を使う機会がない、精神的に疲れている場合は、一人で解決しようとしないでください。

学校スタッフや留学エージェントへ現在の状況を具体的に相談し、クラスや生活環境を見直しましょう。

英語を間違えると笑われますか?

英語を間違えたからといって、必ず笑われるわけではありません。

相手が聞き取れずに聞き返したり、自然な表現へ言い直したりすることはありますが、それは間違いを責めているとは限りません。

留学先には英語を学んでいる学生が多く、文法や発音を間違える場面は珍しくありません。

大切なのは、間違いを完全になくしてから話そうとするのではなく、伝わらなかったときに言い換えることです。

たとえば、単語が出ないときは、知っている言葉で用途や特徴を説明できます。

発音を聞き返された場合も、ゆっくり言い直したり、文字で見せたりすれば会話を続けられます。

発音や文法を間違えて、相手に変だと思われるのが怖いです。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
僕も英語を話すときに間違えることはあります。大切なのは、間違えないことより、伝わらなければ別の言い方を試すことです。

英語を話す目的は、間違いのない答案を作ることではなく、相手と意思疎通することです。

悪意を持って笑われたり、繰り返し嫌な対応をされたりした場合は、自分の英語力のせいだと抱え込まず、先生や学校スタッフへ相談しましょう。

まとめ|英語が話せなくても小さな一言から留学を始めよう

英語が流暢に話せなくても、初心者向けのクラスがある語学留学なら参加できる場合があります。

ただし、留学すれば自然に英語が話せるようになるとは限りません。

留学前には中学英語を復習し、自己紹介、簡単な質問、聞き返し、助けを求める表現を練習しておきましょう。

留学中は、授業を受けるだけでなく、毎日一人に話しかけ、その日に言えなかった英語を翌日に使う習慣が大切です。

  • 英語初心者でも参加できる留学はある
  • 留学前に最低限の生活英語を準備する
  • 完璧な英文より伝わる英語を優先する
  • 短い会話を毎日繰り返す
  • 困ったときは学校や留学エージェントへ相談する
英語を完璧にしてからでないと、留学してはいけないと思っていました。
コアラさん
コアラさん
タカリン
タカリン
完璧になるまで待つ必要はありません。最低限の準備をしたうえで、現地で一つずつ使える英語を増やしていきましょう。

英語への自信は、話せるようになるまで待っていても生まれにくいものです。

挨拶をする、質問を一つする、分からないときに聞き返すなど、小さな成功を積み重ねることで、自分から英語を使えるようになります。

留学前から実際に話す練習を始めたい方は、留学前におすすめのオンライン英会話を参考にしてください。

留学に向けた勉強を基礎から進めたい方は、留学前に取り組みたい英語学習と勉強法もあわせて確認しましょう。

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