留学生活が終わりに近づくと、楽しかった思い出が増える一方で、「帰国前に何をすればいいの?」と不安になる人も多いです。
航空券を取っただけで安心していると、学校の書類、住居の退去、銀行口座、スマホ契約、荷物整理などで直前にバタバタすることがあります。
この記事では、留学の帰国準備をいつから始めるべきか、そして帰国前に確認しておきたいチェックリストを初心者向けにわかりやすく解説します。
帰国準備は、留学をきれいに終えるための作業です。
そして同時に、帰国後の英語学習や次の挑戦につなげるための大事なステップでもあります。
留学の帰国準備はいつから始めるべき?
留学の帰国準備は、短期留学なら帰国1ヶ月前、長期留学やワーホリなら2〜3ヶ月前から始めるのがおすすめです。
理由は、帰国前には航空券や荷物だけでなく、学校、住居、銀行、スマホ、保険、現地での人間関係など、整理すべきことが多いからです。
特に長期滞在の場合は、退去通知や銀行口座の扱い、デポジット返金などに時間がかかることがあります。
ここでは、留学期間別に帰国準備を始める目安を解説します。
短期留学なら帰国1ヶ月前から準備する
短期留学の場合は、帰国1ヶ月前から準備を始めれば十分間に合うことが多いです。
1週間〜3ヶ月程度の短期留学では、現地で銀行口座を作ったり、長期の賃貸契約をしたりしていないケースも多いため、長期留学ほど手続きは複雑になりにくいです。
ただし、学校の修了証明書、滞在先への挨拶、荷物整理、お土産購入、空港までの移動手段は早めに確認しておきましょう。
帰国直前になると、最後の授業、友達との予定、観光、荷造りが重なりやすくなります。
そのため、1ヶ月前の時点で「学校」「荷物」「お金」「スマホ」「帰国後」の5つに分けてチェックリストを作ると安心です。
- 帰国日と航空券を確認する
- 学校の修了証明書や成績証明書を確認する
- スーツケースの重量を確認する
- お土産を買うタイミングを決める
- 日本到着後の通信手段を確認する
短期留学でも、帰国後すぐにスマホを使いたい人は、日本で使えるeSIMやSIMの準備も考えておくと便利です。
通信まわりが不安な方は、留学におすすめのeSIMや海外SIMの選び方もあわせて確認しておくと、帰国前後の不安を減らしやすいです。
長期留学・ワーホリは2〜3ヶ月前から準備する
長期留学やワーホリの場合は、帰国2〜3ヶ月前から少しずつ準備するのがおすすめです。
長期滞在では、学校の卒業手続きだけでなく、住居の退去、アルバイトの退職、銀行口座、税金、スマホ契約、荷物の国際配送など、確認すべき項目が増えます。
特にシェアハウスや学生寮では、退去の何週間前までに連絡が必要か決まっていることがあります。
デポジットを返金してもらう場合も、部屋の状態確認や銀行口座への返金に時間がかかることがあります。
また、3ヶ月以上海外に滞在して在留届を出している人は、帰国や転出に関する手続きも確認しておきましょう。
外務省のオンライン在留届では、海外に3ヶ月以上滞在する日本人を対象に在留届の提出が案内されており、変更届や帰国・転出届の手続きもできます。
参考資料:外務省「オンライン在留届」
帰国後に就職や転職を考えている人は、留学中の経験をメモしておくことも大切です。
英語で困った場面、現地で乗り越えたこと、多国籍の友達と話した経験などは、あとで自己PRや面接の材料になります。
留学経験を次のキャリアにつなげたい方は、帰国前から英語力の維持も意識しておきましょう。
帰国直前にまとめて準備すると失敗しやすい
帰国準備を直前にまとめてやると、荷物の重量オーバー、書類の受け取り忘れ、サブスクの解約忘れ、現地通貨の使いすぎなどが起きやすくなります。
特に注意したいのは、帰国前の数日は想像以上に予定が入りやすいことです。
友達との食事、先生への挨拶、最後の観光、部屋の掃除、お土産購入が重なると、落ち着いて手続きする時間がなくなります。
また、スーツケースに荷物が入りきらない場合、国際配送を使うか、現地で処分するかを判断しなければいけません。
直前に気づくと、送料が高くなったり、捨てたくないものを急いで処分することになったりします。
荷物が増えやすい人は、留学に必要なスーツケースのサイズと選び方も参考にしながら、早めに持ち帰るものを分けておくと安心です。
| 準備時期 | やること | 注意点 |
|---|---|---|
| 2〜3ヶ月前 | 退去・仕事・航空券を確認 | 長期留学やワーホリは早めに動く |
| 1ヶ月前 | 学校書類・荷物・契約を整理 | 証明書や解約忘れに注意する |
| 2週間前 | 荷造り・お土産・移動手段を確認 | スーツケースの重量を確認する |
| 前日 | 貴重品・書類・空港移動を確認 | パスポートと航空券を最優先で確認する |
帰国準備は、完璧を目指すよりも「忘れると困るもの」から順番に片づけることが大切です。
まずは帰国日から逆算して、学校、住居、お金、スマホ、荷物の5項目をカレンダーに入れておきましょう。
留学の帰国準備チェックリスト
留学の帰国準備では、学校・住居・お金・通信・保険・荷物・人間関係の7つを確認すると抜け漏れを防ぎやすいです。
帰国準備は、航空券やスーツケースだけで終わりではありません。
現地で契約したものを整理し、日本へ戻ったあとに困らない状態を作ることが大切です。
ここでは、帰国前に確認しておきたい項目をチェックリスト形式で解説します。
| 項目 | 確認すること | 目安時期 |
|---|---|---|
| 学校 | 修了証明書・成績証明書・出席率 | 1ヶ月前 |
| 住居 | 退去日・掃除・デポジット返金 | 1〜2ヶ月前 |
| 銀行 | 残高・自動引き落とし・口座解約 | 2週間〜1ヶ月前 |
| スマホ | SIM・ネット回線・契約終了日 | 2週間〜1ヶ月前 |
| 保険 | 補償期間・請求書類・帰国日 | 1ヶ月前 |
| 荷物 | 持ち帰る・送る・処分する | 1ヶ月前 |
| 人間関係 | 連絡先交換・挨拶・写真整理 | 2週間前 |
この表は、帰国準備の全体像を整理するためのものです。
国や滞在方法によって必要な手続きは変わるため、最終的には学校、滞在先、契約会社、自治体の案内も確認してください。
学校・語学学校で必要な手続きを確認する
帰国前には、まず学校や語学学校で必要な手続きを確認しましょう。
特に大切なのは、修了日、最終授業日、出席率、成績、証明書の発行、学校メールや学習システムの利用期限です。
語学学校によっては、修了証明書や成績証明書の発行に数日かかることがあります。
帰国直前に依頼すると、受け取りが間に合わない可能性もあるため、1ヶ月前を目安に受付や先生に確認しておくと安心です。
また、留学経験を就職や転職で活かしたい場合は、学校名、コース名、受講期間、学んだ内容をメモしておきましょう。
帰国後に履歴書や職務経歴書を書くとき、「何を学んだか」を思い出しやすくなります。
- 最終授業日を確認する
- 修了証明書を受け取る
- 成績証明書の発行可否を確認する
- 出席率や学習記録を確認する
- 先生やクラスメイトの連絡先を残す
英語力を帰国後も伸ばしたい方は、留学中に使った教材やノートも捨てずに残しておくのがおすすめです。
帰国後の英語学習を続けたい場合は、留学前後に使いやすいオンライン英会話の選び方も確認しておくと、話す習慣を切らしにくくなります。
成績証明書や修了証明書を受け取る
成績証明書や修了証明書は、帰国後に留学経験を証明するための大切な書類です。
短期留学では使う場面が少ないと感じるかもしれませんが、就職、転職、大学の手続き、次の留学、ワーホリ後のキャリア整理で役立つことがあります。
特に語学学校の場合、コース名、受講期間、レベル、出席率などが記載されることがあります。
これらは「海外で英語を学んだ」という経験を客観的に説明するときに便利です。
帰国後に学校へ連絡して発行してもらうこともできる場合がありますが、海外とのやり取りは時差や英語メールが必要になるため、現地にいる間に受け取る方がスムーズです。
書類は紙だけでなく、PDFやメールでも受け取れるか確認しましょう。
ただし、重要書類はスマホだけに保存せず、クラウド、パソコン、紙のコピーなど複数の場所に残しておくと安心です。
ホームステイ・寮・シェアハウスの退去手続きをする
ホームステイ、学生寮、シェアハウスに滞在している場合は、退去日と退去ルールを早めに確認しましょう。
特にシェアハウスや賃貸物件では、退去の何週間前までに連絡が必要か決まっていることがあります。
掃除の範囲、鍵の返却、デポジット返金、光熱費の精算、退去立ち会いの有無も確認が必要です。
ホームステイの場合も、最終日の食事、空港までの移動、荷物を置ける時間などを確認しておくと安心です。
退去前に部屋の写真を撮っておくと、破損や汚れに関するトラブルを防ぎやすくなります。
特にデポジットがある場合は、「いつ」「どの方法で」「いくら返金されるのか」をメッセージやメールで残しておきましょう。
退去前に確認したいこと
- 退去日と退去時間
- 鍵の返却方法
- 部屋の掃除範囲
- デポジットの返金方法
- 光熱費や家賃の日割り精算
- 退去立ち会いの有無
退去手続きは英語で確認する場面もあります。
英語で伝えるのが不安な場合は、「I would like to confirm my move-out date.」「Could you tell me how I can get my deposit back?」のような短い表現をメモしておきましょう。
銀行口座・現地カード・支払いを整理する
現地で銀行口座やデビットカードを作った人は、帰国前に残高、自動引き落とし、口座解約の必要性を確認しましょう。
特にワーホリや長期留学では、給料の振込、家賃、スマホ代、サブスク、ジム会費などが現地口座に紐づいていることがあります。
口座をすぐに閉じてしまうと、デポジット返金や最後の給料を受け取れない可能性があります。
一方で、口座を放置すると、維持手数料や不正利用のリスクが残る場合もあります。
そのため、帰国前に「残す理由があるか」「閉じるならいつ閉じるか」を整理することが大切です。
現地カードを使っていた人は、オンライン明細をダウンロードし、未払いがないか確認しておきましょう。
- 現地口座の残高を確認する
- 最後の給料や返金予定を確認する
- 家賃やスマホ代の引き落としを確認する
- サブスクやジム会費を解約する
- 口座を閉じるか残すか判断する
帰国前後は航空券、荷物発送、お土産、交通費などで出費が増えやすいです。
海外利用に強いカードを準備したい方は、留学におすすめのクレジットカードの選び方も確認しておくと、お金まわりの不安を減らしやすくなります。
スマホ・SIM・ネット回線を解約または変更する
スマホやSIMの契約は、帰国前に必ず確認しておきたい項目です。
現地のSIM、プリペイドプラン、月額スマホ契約、ポケットWi-Fi、家のネット回線などを使っている場合は、解約日と最終請求日を確認しましょう。
特に月額契約は、解約したつもりでも翌月分が請求されることがあります。
アプリ上で解約できる場合もあれば、店舗やチャットで手続きが必要な場合もあります。
また、日本に帰国した直後にスマホが使えないと、家族への連絡、地図アプリ、交通機関、キャッシュレス決済で困ることがあります。
そのため、現地SIMをいつまで使うか、日本で使うSIMやeSIMをどうするかをセットで考えておくのがおすすめです。
現地SIMを解約する前に、銀行や学校、住居の認証コードがその電話番号に届かないか確認しておきましょう。
二段階認証で使っている番号を急に解約すると、アカウントにログインできなくなることがあります。
海外保険の期間を確認する
海外保険は、帰国日まで補償が続いているか確認しておきましょう。
留学中は元気に過ごせていても、帰国直前に体調を崩したり、荷物のトラブルにあったりする可能性があります。
特に長期留学やワーホリでは、滞在期間を延長した結果、保険期間が帰国日より前に切れているケースもあります。
保険証券、保険会社の連絡先、補償内容、請求に必要な書類は、スマホと紙の両方で確認できる状態にしておくと安心です。
海外で医療機関を受診した場合は、診療内容や領収書などの書類が必要になることがあります。
国民健康保険の海外療養費については、自治体によって案内が異なるため、帰国後に申請する可能性がある人は住民登録のある自治体の情報を確認してください。
参考資料:姫路市「国民健康保険 海外療養費申請」
海外保険は、留学前に選んで終わりではありません。
帰国前には「いつまで補償されるか」「請求する書類は残っているか」「緊急連絡先はわかるか」を確認しておきましょう。
留学前の保険選びで迷っている方は、留学に必要な海外保険の選び方も参考にしてください。
荷物を整理して日本へ送る準備をする
帰国準備で多くの人が苦労するのが荷物整理です。
留学中は、服、教材、お土産、生活用品、思い出の品が少しずつ増えていきます。
帰国直前にすべてスーツケースへ入れようとすると、重量オーバーになったり、必要なものを急いで処分することになったりします。
おすすめは、帰国1ヶ月前に「持ち帰る」「日本へ送る」「現地で譲る」「捨てる」の4つに分けることです。
日本で買い直せる日用品や古い服は、無理に持ち帰らなくても大丈夫です。
一方で、証明書、ノート、写真、手紙、高価なもの、思い出の品は慎重に扱いましょう。
| 分類 | 入れるもの | 判断のポイント |
|---|---|---|
| スーツケース | 服・靴・日用品 | 重量制限に注意する |
| 機内持ち込み | パスポート・貴重品・薬 | なくすと困るものを入れる |
| 日本へ送る | 本・教材・季節外の服 | 急ぎで使わないものにする |
| 現地で処分 | 古い服・安い日用品 | 日本で買い直せるかで判断する |
日本へ別送品として荷物を送る場合、日本に入国・帰国する際の税関申告も確認が必要です。
税関では、日本に入国または帰国する人に「携帯品・別送品申告書」の提出について案内しています。
参考資料:税関「入国(帰国)時における『携帯品・別送品申告書』の提出について」
また、Visit Japan Webでは、入国手続や税関申告に必要な情報を登録できます。
帰国前に登録方法を確認しておくと、日本到着後の手続きを進めやすくなります。
友達・先生・ホストファミリーへ挨拶する
帰国準備では、手続きや荷物だけでなく、現地で出会った人への挨拶も大切です。
留学生活では、先生、クラスメイト、ホストファミリー、シェアメイト、バイト先の人など、多くの人に助けられる場面があります。
帰国直前は忙しくなりやすいので、最後にきちんと挨拶したい人は早めに予定を入れておきましょう。
連絡先を交換する場合は、SNS、メール、LINE、WhatsApp、Instagramなど、相手が使いやすい方法を確認しておくとつながりを続けやすいです。
英語で長いメッセージを書く必要はありません。
短くても、自分の言葉で感謝を伝えることが大切です。
帰国前に使える英語フレーズ
- Thank you for everything.
- I had a great time with you.
- I’m really glad I met you.
- I’ll miss you.
- Let’s keep in touch.
留学でできたつながりは、帰国後の英語学習のモチベーションにもなります。
帰国してからもメッセージを送ったり、オンラインで話したりすると、英語を使う機会を自然に残せます。
英語を話す習慣を日本でも続けたい方は、留学前後に役立つ英語学習アプリを使って、毎日少しでも英語に触れる環境を作るのがおすすめです。
帰国3ヶ月前〜1ヶ月前にやること
帰国3ヶ月前〜1ヶ月前は、留学の帰国準備を本格的に始める時期です。
この時期に大切なのは、帰国日・住居・仕事・荷物・帰国後の予定をざっくり決めておくことです。
早めに全体像を整理しておくと、帰国直前に手続きや荷造りで焦らずに済みます。
帰国日と航空券を確認する
まずは、帰国日と航空券を確認しましょう。
留学の帰国準備では、帰国日が決まると、ほかの準備も逆算しやすくなります。
航空券をすでに予約している場合は、出発日、出発空港、到着空港、乗り継ぎ時間、預け荷物の個数、重量制限を確認してください。
特に乗り継ぎがある場合は、空港移動や荷物の受け取りが必要になるケースもあります。
航空会社のアプリや予約確認メールだけでなく、パスポートの名前と航空券の名前が一致しているかも見ておくと安心です。
- 帰国日と出発時間を確認する
- 出発空港と到着空港を確認する
- 乗り継ぎ時間に余裕があるか確認する
- 預け荷物の個数と重量制限を確認する
- パスポートの名前と航空券の名前を確認する
また、帰国日が決まったら、学校、滞在先、アルバイト先、友達にも早めに伝えておきましょう。
帰国直前は予定が入りやすいため、最後に会いたい人がいる場合は、早めに日程を押さえておくのがおすすめです。
住居の退去ルールを確認する
ホームステイ、学生寮、シェアハウス、賃貸物件に住んでいる場合は、帰国1〜2ヶ月前を目安に退去ルールを確認しましょう。
住居によっては、退去の数週間前までに連絡が必要なことがあります。
特にシェアハウスや賃貸では、退去通知、鍵の返却、部屋の掃除、デポジット返金、光熱費の精算などを確認する必要があります。
退去連絡が遅れると、余分な家賃が発生したり、デポジットが返金されにくくなったりする可能性があります。
そのため、帰国日が決まったら、まず滞在先に退去日を伝えましょう。
住居の退去前に確認したいこと
- 退去日の何日前までに連絡が必要か
- 鍵の返却方法
- 部屋の掃除範囲
- 退去立ち会いの有無
- デポジットの返金方法
- 最後の家賃や光熱費の精算方法
部屋の状態は、退去前に写真や動画で残しておくと安心です。
壁、床、机、ベッド、キッチン、バスルームなどを撮影しておくと、あとから汚れや破損について確認されたときに説明しやすくなります。
英語で退去日を伝える場合は、「I would like to confirm my move-out date.」や「Could you tell me how to return the key?」のような短い表現で十分です。
アルバイト・仕事の最終日を決める
ワーホリや長期留学でアルバイトをしている人は、帰国2〜3ヶ月前に仕事の最終日を考え始めましょう。
特にワーホリでは、給料の支払い、シフト調整、退職連絡、制服返却、銀行口座への入金など、仕事を辞める前後に確認することがあります。
最終出勤日をギリギリに設定すると、荷造りや住居の退去と重なってかなり忙しくなります。
おすすめは、帰国日の数日前ではなく、帰国の1〜2週間前に仕事を終えるスケジュールにすることです。
そうすると、最後の荷物整理、友達への挨拶、銀行やスマホの手続きに時間を使いやすくなります。
仕事先には、感謝の気持ちと一緒に早めに退職予定を伝えましょう。
英語では、「I’m planning to return to Japan next month, so I would like to discuss my last working day.」のように伝えると自然です。
最後の給料がいつ、どの口座に振り込まれるのかも必ず確認しておきましょう。
日本に持ち帰るもの・捨てるものを分ける
帰国1ヶ月前になったら、日本に持ち帰るもの、現地で捨てるもの、友達に譲るもの、日本へ送るものを分け始めましょう。
留学生活では、服、教材、お土産、生活用品、書類、思い出の品が少しずつ増えます。
直前に荷造りをすると、スーツケースに入らなかったり、重量オーバーで追加料金がかかったりしやすいです。
判断のコツは、「日本で買い直せるか」「思い出として残したいか」「帰国後すぐ使うか」の3つで考えることです。
古い服や安い日用品は、無理に持ち帰らなくても大丈夫です。
一方で、証明書、学習ノート、写真、手紙、高価なものは慎重に扱いましょう。
| 分類 | 内容 | 判断基準 |
|---|---|---|
| 持ち帰るもの | 書類・貴重品・思い出の品 | 失くすと困るもの |
| 送るもの | 本・教材・季節外の服 | すぐ使わないもの |
| 譲るもの | 日用品・家電・食器 | まだ使えるもの |
| 捨てるもの | 古い服・消耗品 | 日本で買い直せるもの |
荷物が多くなりそうな人は、スーツケースの容量も早めに確認しておきましょう。
サイズ選びで迷う方は、留学に必要なスーツケースのサイズと選び方も参考になります。
帰国前の荷物整理は、単なる片付けではありません。
留学生活を振り返りながら、帰国後に本当に残したいものを選ぶ作業でもあります。
帰国後の予定をざっくり決めておく
帰国前には、帰国後の予定もざっくり決めておきましょう。
帰国すると、時差ぼけ、荷物整理、役所関係の手続き、家族や友人への報告、就職・転職準備などで意外と忙しくなります。
何も決めずに帰国すると、数週間があっという間に過ぎてしまい、英語学習の習慣も途切れやすくなります。
特に大切なのは、帰国後に英語をどう続けるかです。
留学中は英語を使う環境が自然にありますが、日本に帰ると自分で英語に触れる時間を作る必要があります。
帰国後1週間以内にオンライン英会話、英語学習アプリ、TOEIC教材などを再開する予定を入れておくと、留学で身につけた感覚を維持しやすくなります。
- 帰国後に休む期間を決める
- 英語学習を再開する日を決める
- TOEICや英検など次の目標を決める
- 就職や転職に使える留学経験をメモする
- 留学中に出会った友達と連絡を続ける方法を考える
帰国後に英語力を落としたくない方は、留学前後の英語学習の進め方もあわせて確認しておくと、次の行動につなげやすいです。
留学は帰国して終わりではありません。
帰国後にどう動くかで、留学経験の価値は大きく変わります。
帰国2週間前〜前日にやること
帰国2週間前〜前日は、最終確認の時期です。
このタイミングでは、新しいことを増やすよりも、荷物、書類、空港移動、お金、入国手続きを一つずつ確認することが大切です。
帰国直前は気持ちも予定も慌ただしくなりやすいため、チェックリストを使って落ち着いて進めましょう。
スーツケースの重量を確認する
帰国2週間前になったら、スーツケースの重量を必ず確認しましょう。
留学中に増えた服、教材、お土産、日用品をすべて入れると、思っている以上に重くなります。
航空会社には預け荷物の個数や重量制限があるため、出発前に超過していることに気づくと、空港で追加料金が発生する可能性があります。
おすすめは、荷造りを一度仮で済ませて、体重計やラゲッジスケールで重さを測ることです。
もし重すぎる場合は、日本へ送る、現地で譲る、捨てる、機内持ち込みへ分けるなど、早めに調整できます。
メモ
スーツケースには「帰国後すぐ使うもの」を中心に入れるのがおすすめです。
すぐ使わない本や季節外の服は、配送や処分を検討すると荷物を軽くしやすくなります。
スーツケースのサイズや選び方で迷う場合は、留学に必要なスーツケースのサイズと選び方を参考にしてください。
お土産・書類・貴重品を整理する
帰国前には、お土産、書類、貴重品を分けて整理しましょう。
特にパスポート、航空券、ビザ関連書類、学校の修了証明書、成績証明書、保険書類、現地銀行の情報、クレジットカード、現金はすぐ取り出せる場所にまとめておくことが大切です。
大事な書類をスーツケースに入れて預けてしまうと、空港や入国手続きで必要になったときに取り出せません。
そのため、重要書類と貴重品は機内持ち込みバッグに入れるのがおすすめです。
お土産は、割れやすいもの、液体、食品、重量があるものを分けて考えましょう。
液体物や食品は、航空会社や入国時のルールに関わることがあるため、事前に確認しておくと安心です。
機内持ち込みに入れたいもの
- パスポート
- 航空券や予約確認メール
- 財布とクレジットカード
- スマホと充電器
- 学校の証明書
- 常備薬
- 保険関連の書類
貴重品は「失くしたらその日の移動に困るもの」と考えると整理しやすいです。
帰国日は移動が長く、疲れやすいので、必要なものを探さなくていい状態にしておきましょう。
空港までの移動手段を確認する
帰国前日は、空港までの移動手段を必ず確認しましょう。
留学先によっては、電車、バス、タクシー、ライドシェア、学校の送迎など、複数の移動手段があります。
ただし、大きなスーツケースを持って移動する場合、普段より時間がかかります。
朝早い便や深夜便の場合は、公共交通機関が動いていないこともあります。
そのため、空港に何時までに到着する必要があるかを決めたうえで、出発時間を逆算しましょう。
国際線ではチェックインや保安検査に時間がかかるため、余裕を持って空港へ向かうことが大切です。
- 空港までの行き方を確認する
- 出発時間と到着予定時間を決める
- タクシーや送迎が必要か確認する
- 交通機関の遅延や運休に備える
- 大きな荷物を持って移動できるか確認する
空港までの移動中にスマホが使えないと、地図や予約確認ができず不安になります。
帰国直前まで通信環境を確保したい方は、留学におすすめのeSIMや海外SIMの選び方も確認しておくと安心です。
現地通貨を使い切りすぎないようにする
帰国前は、現地通貨を使い切ることだけを考えすぎないようにしましょう。
たしかに、帰国後に外貨を残したくない気持ちは自然です。
しかし、空港までの交通費、食事代、荷物の追加料金、タクシー代、急な支払いが発生する可能性があります。
現地通貨を完全に使い切ってしまうと、帰国当日に困ることがあります。
おすすめは、少額の現金と使えるクレジットカードを残しておくことです。
特に空港や交通機関では、カードが使えない場面や、通信環境が悪くて決済しにくい場面もあります。
| 残しておきたいお金 | 理由 |
|---|---|
| 空港までの交通費 | 電車・バス・タクシーに使うため |
| 食事代 | 空港や移動中に使うため |
| 予備の現金 | 急な支払いに備えるため |
| クレジットカード | 荷物超過や大きな支払いに備えるため |
また、現地口座にお金が残っている場合は、引き出す、送金する、口座を残すなど、帰国前に方針を決めておきましょう。
海外利用に強いカードを準備したい方は、留学におすすめのクレジットカードの選び方も参考になります。
お金まわりは小さな確認不足がストレスになりやすいので、帰国前に余裕を持って整理しておきましょう。
Visit Japan Webや税関申告を確認する
帰国前には、Visit Japan Webや税関申告についても確認しておきましょう。
Visit Japan Webは、入国手続きや税関申告に必要な情報を登録できるウェブサービスです。
デジタル庁の案内では、海外から入国する人だけでなく、日本に帰国する人も利用できるとされています。
また、日本に入国または帰国する人は、税関で「携帯品・別送品申告書」の提出が案内されています。
特に留学先から日本へ荷物を送る場合は、別送品の扱いを確認しておくことが大切です。
参考資料:税関「入国(帰国)時における『携帯品・別送品申告書』の提出について」
- Visit Japan Webに登録するか確認する
- 税関申告が必要なものを確認する
- 別送品がある場合は申告方法を確認する
- パスポート情報や帰国便の情報を用意する
- 食品や高額なものを持ち帰る場合はルールを確認する
帰国前の手続きは難しく見えますが、ひとつずつ確認すれば大丈夫です。
特にVisit Japan Web、税関申告、別送品の確認は、帰国当日の安心につながります。
留学から帰国するときの荷物整理のコツ
留学から帰国するときの荷物整理は、「持ち帰るもの」「機内に入れるもの」「日本へ送るもの」「現地で処分するもの」に分けるとスムーズです。
帰国直前にまとめて荷造りをすると、スーツケースに入らない、重量オーバーになる、必要な書類を預け荷物に入れてしまうなどの失敗が起きやすくなります。
ここでは、留学帰国時の荷物整理を迷わず進めるための考え方を解説します。
スーツケースに入れるもの
スーツケースには、帰国後すぐに使うものを中心に入れましょう。
具体的には、服、靴、洗面用品、普段使いの小物、お土産、壊れにくい生活用品などです。
ただし、スーツケースは容量だけでなく重量制限もあります。
「入るから大丈夫」と思って詰め込みすぎると、空港で重量オーバーになり、追加料金が発生することがあります。
特に留学中に教材、服、お土産が増えた人は、帰国1〜2週間前に一度すべて入れて重さを確認しておくと安心です。
- 帰国後すぐに着る服
- 靴やサンダル
- 洗面用品や日用品
- 壊れにくいお土産
- すぐに使う生活用品
スーツケースには、なくすと困る貴重品や重要書類は入れないようにしましょう。
預け荷物は空港で取り出せないため、パスポート、財布、スマホ、証明書、薬などは機内持ち込みに分けるのが基本です。
スーツケースの容量で迷う方は、留学に必要なスーツケースのサイズと選び方も参考にしてください。
機内持ち込みにするもの
機内持ち込みには、移動中や入国手続きで必要になるものを入れましょう。
特にパスポート、航空券、スマホ、財布、クレジットカード、常備薬、学校の証明書、保険関連書類は、必ず手元に置いておきたいものです。
預け荷物に入れてしまうと、空港や機内で必要になったときに取り出せません。
帰国日は移動時間が長く、乗り継ぎや空港内の移動もあるため、必要なものをすぐ出せる状態にしておくことが大切です。
また、スマホの充電器やモバイルバッテリーも忘れないようにしましょう。
機内持ち込みに入れたいもの
- パスポート
- 航空券や予約確認メール
- 財布とクレジットカード
- スマホと充電器
- モバイルバッテリー
- 常備薬
- 学校の修了証明書や成績証明書
- 海外保険の書類
液体物やモバイルバッテリーは、航空会社や空港のルールに関わるため、事前に確認しておくと安心です。
また、日本到着後すぐに家族へ連絡したり、地図アプリを使ったりするためにも、通信手段を確保しておくと帰国当日の不安を減らせます。
帰国前後の通信環境が不安な方は、留学におすすめのeSIMや海外SIMの選び方も確認しておきましょう。
日本へ送るもの
日本へ送るものは、帰国後すぐに使わないものを中心に選びましょう。
たとえば、本、教材、季節外の服、厚手のアウター、思い出の品、壊れにくい雑貨などです。
スーツケースに入りきらないものをすべて送るのではなく、「送料を払ってでも残したいものか」を考えることが大切です。
安い日用品や日本で買い直せるものまで送ると、送料の方が高くなることがあります。
また、日本へ荷物を送る場合は、別送品として扱われる可能性があるため、帰国時の税関申告も確認しておきましょう。
税関では、日本に入国または帰国する人に「携帯品・別送品申告書」の提出について案内しています。
参考資料:税関「入国(帰国)時における『携帯品・別送品申告書』の提出について」
| 日本へ送る候補 | 判断ポイント |
|---|---|
| 教材や本 | 重くてすぐ使わないなら送る |
| 冬服やコート | 季節外なら送る候補にする |
| 思い出の品 | 壊れにくいものだけ送る |
| 日用品 | 日本で買えるなら処分も検討する |
日本へ送る荷物は、到着までに時間がかかることがあります。
帰国後すぐに必要なものは送らず、スーツケースや機内持ち込みに入れておきましょう。
現地で処分するもの
現地で処分するものは、日本に持ち帰る必要がないものです。
たとえば、古い服、使いかけの日用品、安い食器、壊れかけの雑貨、使わなくなった教材、現地で買った消耗品などが挙げられます。
留学中に使ったものは思い出があるため、すべて持ち帰りたくなるかもしれません。
しかし、帰国時の荷物には限りがあります。
「日本で買い直せるもの」「帰国後に使わないもの」「送料や重量に見合わないもの」は、現地で処分する方が身軽に帰国できます。
- 古くなった服
- 使いかけの日用品
- 安い食器やキッチン用品
- 日本で買い直せるもの
- 帰国後に使う予定がないもの
まだ使えるものは、友達、シェアメイト、後輩留学生に譲るのもおすすめです。
現地の掲示板や学校のグループチャットで譲れる場合もあります。
ただし、処分ルールは国や地域、滞在先によって違うため、ゴミの分別や大型ごみの出し方は事前に確認しましょう。
持ち帰るか迷ったときの判断基準
持ち帰るか迷ったときは、感情だけで判断せず、帰国後に本当に使うかを基準にしましょう。
おすすめの判断基準は、「日本で買い直せるか」「帰国後1ヶ月以内に使うか」「思い出として残したいか」「送料や重量に見合うか」の4つです。
この基準で考えると、必要なものと手放していいものを分けやすくなります。
特に教材やノートは、帰国後の英語学習に使う予定があるなら残す価値があります。
一方で、使わないプリントや古いメモをすべて持ち帰ると、帰国後に整理が大変になります。
| 迷ったときの質問 | 判断の目安 |
|---|---|
| 日本で買い直せる? | 買えるなら処分も検討する |
| 帰国後すぐ使う? | 使うなら持ち帰る |
| 思い出として大事? | 写真に残す方法も考える |
| 送料に見合う? | 高いなら現地処分も検討する |
持ち帰るか迷ったものは、写真に残すのも一つの方法です。
留学中の部屋、学校、街並み、使っていたノートなどは、写真で残すだけでも思い出になります。
帰国後も英語学習を続けたい方は、教材やノートを厳選して持ち帰り、留学前後の英語学習の進め方につなげると、留学経験を無駄にしにくくなります。
留学帰国時に忘れやすい手続き
留学帰国時には、荷物整理だけでなく、手続きの確認も必要です。
特に在留届、銀行口座、サブスク、ジム、交通カード、デポジット、学校や職場の連絡先は忘れやすいポイントです。
帰国後に海外のサービスへ英語で問い合わせるのは手間がかかるため、現地にいる間にできることは早めに済ませておきましょう。
在留届を出している場合は帰国・転出届を確認する
海外に3ヶ月以上滞在する予定で在留届を出している場合は、帰国・転出届について確認しましょう。
外務省のオンライン在留届では、海外に3ヶ月以上滞在する日本人は在留届の提出対象とされており、オンライン在留届を提出した人は変更届や帰国・転出届の手続きもできます。
帰国前に忘れてしまった場合でも、オンラインで提出した人は帰国後にオンライン在留届から帰国・転出届を提出できると案内されています。
参考資料:外務省「オンライン在留届」
参考資料:外務省「在留届FAQ」
在留届を紙で提出した場合や、提出方法がわからない場合は、提出先の大使館や総領事館の案内を確認しましょう。
公的手続きは個人の状況によって変わるため、最終的には公式情報を確認することが大切です。
銀行口座を閉じるか残すか判断する
現地で銀行口座を作った人は、帰国前に口座を閉じるか残すか判断しましょう。
ワーホリや長期留学では、給料、家賃、スマホ代、サブスク、デポジット返金などが現地口座に紐づいていることがあります。
すぐに口座を閉じると、最後の給料や保証金の返金を受け取れない可能性があります。
一方で、使わない口座を放置すると、維持手数料や不正利用のリスクが残る場合もあります。
そのため、帰国前に「今後入金予定があるか」「自動引き落としが残っていないか」「オンラインで管理できるか」を確認しておきましょう。
銀行口座を確認するときのポイント
- 最後の給料が振り込まれる日
- デポジット返金の有無
- スマホ代や家賃の引き落とし
- 口座維持手数料の有無
- 日本からログインできるか
帰国後に使う予定がない場合でも、返金や最終請求が終わるまでは残しておいた方がよいケースもあります。
海外利用に強いカードやお金まわりの準備を見直したい方は、留学におすすめのクレジットカードの選び方も参考にしてください。
サブスク・ジム・交通カードを解約する
帰国時に忘れやすいのが、サブスク、ジム、交通カードなどの小さな契約です。
動画配信サービス、音楽アプリ、現地の携帯オプション、ジム会員、交通系ICカード、自転車レンタル、学校関連サービスなどは、帰国後も料金が発生することがあります。
金額が小さいと見落としやすいですが、数ヶ月放置すると無駄な出費になります。
特にジムやスマホ関連サービスは、アプリだけで解約できない場合や、店舗での手続きが必要な場合もあります。
帰国1ヶ月前には、クレジットカードや銀行口座の明細を見ながら、毎月引き落とされているサービスを確認しましょう。
- 動画や音楽のサブスク
- ジムやスポーツ施設の会員費
- 現地SIMやスマホのオプション
- 交通カードの残高
- 自転車やシェアサービスの契約
- 学校関連の有料サービス
交通カードに残高がある場合は、使い切るか払い戻しができるか確認しましょう。
ただし、帰国当日の移動費まで使い切ってしまうと困るため、少し余裕を残しておくのがおすすめです。
通信系の解約で不安がある方は、帰国後すぐに使える回線も含めて、留学におすすめのeSIMや海外SIMの選び方を確認しておくと安心です。
保証金・デポジットの返金を確認する
シェアハウス、学生寮、賃貸、ホームステイ先によっては、入居時に保証金やデポジットを支払っている場合があります。
帰国前には、返金条件、返金時期、返金方法を必ず確認しましょう。
デポジットは、部屋の汚れ、破損、鍵の紛失、光熱費の未払いなどがあると、一部差し引かれることがあります。
そのため、退去前には部屋を掃除し、写真や動画で状態を残しておくと安心です。
また、返金先が現地銀行口座になる場合は、銀行口座をすぐ閉じない方がよいケースもあります。
デポジット返金で確認すること
- 返金される金額
- 返金される時期
- 返金方法
- 差し引かれる費用の有無
- 退去時の部屋チェックの有無
英語で確認する場合は、「When will I get my deposit back?」や「Could you tell me how the deposit will be refunded?」のような表現で十分です。
大切なのは、口頭だけで終わらせず、メッセージやメールで記録を残すことです。
学校や職場の連絡先を残しておく
帰国前には、学校や職場の連絡先を必ず残しておきましょう。
帰国後に、修了証明書、成績証明書、出席率、給料、税金、推薦状、職場での勤務証明などについて確認が必要になることがあります。
そのときに連絡先がわからないと、学校名や担当者を探すところから始めなければいけません。
特に語学学校では、受付、先生、学生サポート、公式メールアドレスをメモしておくと安心です。
ワーホリで働いていた人は、マネージャー、給与担当、職場のメールアドレス、勤務期間も記録しておきましょう。
| 残しておきたい連絡先 | 理由 |
|---|---|
| 語学学校の受付 | 証明書や出席率を確認するため |
| 先生やクラスメイト | 英語学習や交流を続けるため |
| 職場の担当者 | 給料や勤務証明を確認するため |
| 滞在先の管理者 | 退去後の返金や忘れ物確認のため |
学校や職場の連絡先は、スマホだけでなくクラウドやメールにも保存しておくのがおすすめです。
帰国後にスマホを変えたり、現地SIMを解約したりすると、連絡先が消えてしまう可能性があります。
また、留学中にできたつながりは、帰国後の英語学習にも役立ちます。
日本に帰ってからも英語を話す機会を残したい方は、留学前後に使いやすいオンライン英会話の選び方も確認しておくと、英語力を維持しやすくなります。
帰国後にやること
帰国後は、まず日本での生活をスムーズに戻す準備を進めましょう。
留学から帰ってくると、安心感と疲れが一気に出やすいです。
ただし、市役所・区役所での手続き、通信環境、お金の確認、書類整理、生活リズムの回復を後回しにすると、あとから面倒になることがあります。
ここでは、留学から帰国したあとに優先してやることを解説します。
市役所・区役所で必要な手続きを確認する
帰国後は、まず市役所・区役所で必要な手続きを確認しましょう。
特に、留学前に海外転出届を出して住民票を抜いていた人は、帰国後に住民登録や国民健康保険、国民年金などの手続きが必要になる場合があります。
短期留学で住民票を日本に残していた人は、大きな手続きが不要なケースもあります。
ただし、必要な手続きは自治体や滞在期間、帰国後の生活状況によって変わります。
そのため、帰国後に住む市区町村の公式サイトを確認するか、窓口で相談するのが安心です。
国外から帰国し、住民登録がされていない状態になっている場合は、帰国後に住所を置く市区町村の役所で転入届を出すよう案内している自治体もあります。
参考資料:水戸市「国外から帰国した時の住所変更の届出はどうすればよいですか」
帰国後に確認したい役所関係の手続き
- 住民票の転入手続き
- 国民健康保険の加入や再開
- 国民年金の確認
- マイナンバーカードの住所変更
- 帰国日が確認できる書類の準備
帰国時に自動化ゲートや顔認証ゲートを利用すると、パスポートに入国スタンプが押されないことがあります。
自治体によっては、帰国日を確認するために航空券の控えなどが必要になる場合もあるため、帰国便の情報はしばらく残しておきましょう。
スマホ・Wi-Fiなど日本の通信環境を整える
帰国後は、スマホやWi-Fiなど日本で使う通信環境を早めに整えましょう。
留学先で使っていた現地SIMや海外eSIMは、日本に帰国するとそのまま使えない場合があります。
帰国直後にスマホが使えないと、家族への連絡、地図アプリ、交通機関の検索、キャッシュレス決済、役所や銀行の手続きで困りやすいです。
特に帰国後すぐに移動がある人や、実家以外の場所へ向かう人は、日本到着後に通信できる状態を作っておくと安心です。
日本のスマホ回線を一時停止していた場合は、再開手続きも確認しましょう。
- 日本のスマホ回線を再開する
- 現地SIMや海外eSIMの契約終了を確認する
- 自宅や実家のWi-Fi環境を確認する
- 二段階認証の電話番号を日本の番号に戻す
- 銀行や学校アカウントのログイン確認をする
通信環境で特に忘れやすいのが、二段階認証です。
現地の電話番号を解約したあとに、銀行、学校、SNS、メールなどの認証コードが受け取れなくなると、ログインできずに困ることがあります。
帰国前後の通信環境が不安な方は、留学におすすめのeSIMや海外SIMの選び方も確認しておくと、次の留学や海外旅行でも役立ちます。
クレジットカードや銀行の利用状況を確認する
帰国後は、クレジットカードや銀行の利用状況を確認しましょう。
留学中は、航空券、海外保険、家賃、スマホ代、サブスク、教材費、現地での買い物など、さまざまな支払いが発生します。
帰国して安心していると、現地のサブスクやスマホ契約、ジム会費などが継続して引き落とされていることに気づかない場合があります。
また、海外利用分は反映まで時間がかかることもあるため、帰国後すぐだけでなく、1ヶ月後にも明細を確認するのがおすすめです。
現地銀行口座を残している人は、残高、入金予定、手数料、自動引き落としも確認しておきましょう。
| 確認するもの | 見るポイント |
|---|---|
| クレジットカード | 海外利用分・不明な請求・年会費 |
| 現地銀行口座 | 残高・入金予定・維持手数料 |
| サブスク | 動画・音楽・アプリ・学習サービス |
| スマホ契約 | 現地SIM・オプション・最終請求 |
海外で使うカードは、手数料、補償、明細の見やすさも大切です。
次の留学や海外旅行に向けてカードを見直したい方は、留学におすすめのクレジットカードの選び方も参考にしてください。
留学中の写真・書類・学習記録を整理する
帰国後は、留学中の写真、書類、学習記録を早めに整理しましょう。
時間が経つと、どの写真がどの場所なのか、どんな授業を受けたのか、どんな場面で英語を使ったのかを忘れやすくなります。
留学経験を就職、転職、ブログ、SNS、英語学習に活かしたいなら、帰国後の記憶が新しいうちに整理するのがおすすめです。
特に、修了証明書、成績証明書、出席率、学校の資料、英語ノート、現地で使ったフレーズは、あとから役立つことがあります。
写真も「学校」「友達」「街並み」「旅行」「ホームステイ」「食事」などに分けておくと、振り返りやすくなります。
帰国後に整理したいもの
- 語学学校の修了証明書
- 成績証明書や出席率の記録
- 留学中に使った英語ノート
- 現地で覚えた英語フレーズ
- 写真や動画
- 友達や先生の連絡先
留学経験は、帰国後に言語化して初めて自分の財産になります。
「英語が伸びた」だけでなく、「どんな場面で英語を使ったか」「何に困って、どう乗り越えたか」までメモしておくと、キャリアや発信にも活かしやすいです。
帰国後の英語学習につなげたい方は、留学前後の英語学習の進め方もあわせて確認しておきましょう。
帰国後の生活リズムを整える
帰国後は、生活リズムを整えることも大切です。
留学先との時差、長時間フライト、帰国後の安心感、環境の変化によって、思った以上に疲れが出ることがあります。
帰国直後から無理に予定を詰め込みすぎると、体調を崩したり、英語学習を再開する気力がなくなったりしやすいです。
まずは、睡眠時間、食事、軽い運動、荷物整理を少しずつ戻していきましょう。
帰国後の数日は、体を日本の生活に慣らす期間と考えるのがおすすめです。
- 帰国後数日は睡眠を優先する
- 荷物整理を一気に終わらせようとしない
- 食事と水分補給を意識する
- 軽い散歩で体を慣らす
- 英語学習を再開する日を決める
生活リズムが整ってきたら、英語学習も少しずつ再開しましょう。
最初から長時間勉強する必要はありません。
まずは1日10分の英語アプリや、週1回のオンライン英会話から始めるだけでも、留学中の英語感覚を戻しやすくなります。
留学後に英語力を落とさないための勉強法
留学後に英語力を落とさないためには、帰国後も英語を使う環境を自分で作ることが大切です。
留学中は、学校、買い物、友達との会話などで自然に英語に触れられます。
しかし、日本に帰ると英語を使う機会は一気に減りやすいです。
ここでは、留学後も英語力を維持し、さらに伸ばすための勉強法を紹介します。
オンライン英会話で話す習慣を残す
留学後に英語力を落としたくないなら、オンライン英会話で話す習慣を残すのがおすすめです。
帰国後に一番失いやすいのは、英語を口から出す感覚です。
単語や文法を覚えていても、話す機会がなくなると、簡単な英語でもすぐに出てこなくなることがあります。
オンライン英会話なら、日本にいながら英語を話す時間を作れます。
最初は毎日受ける必要はありません。
週1〜3回でも、英語を話す予定があるだけで、留学中の感覚を維持しやすくなります。
帰国後のオンライン英会話の使い方
- 週1〜3回から始める
- 留学中に話したテーマをもう一度話す
- 先生に留学経験を英語で説明する
- 言えなかった表現をメモする
- レッスン後に3フレーズだけ復習する
オンライン英会話は、留学後の英語力維持と相性が良いサービスです。
どのサービスを選べばいいか迷う方は、留学前後に使いやすいオンライン英会話の選び方も参考にしてください。
英語学習アプリで毎日英語に触れる
帰国後に忙しくなる人は、英語学習アプリで毎日英語に触れる習慣を作りましょう。
留学後に英語力が落ちる原因の一つは、英語に触れない日が増えることです。
1日30分や1時間の勉強が難しくても、アプリなら通勤時間、休憩時間、寝る前などに短時間で取り組めます。
単語、リスニング、発音、フレーズ、文法など、自分の弱点に合わせて使えるのもメリットです。
特に帰国直後は、生活リズムが乱れやすいため、ハードルの低い学習方法を用意しておくと継続しやすくなります。
- 朝に英単語を10分だけ復習する
- 移動中にリスニングを聞く
- 寝る前に英語フレーズを確認する
- 留学中に言えなかった表現を登録する
- 毎日同じ時間にアプリを開く
英語学習アプリは、英語を忘れないための「接触回数」を増やす道具です。
アプリだけでペラペラになるというより、オンライン英会話や音読、TOEIC学習と組み合わせることで効果を出しやすくなります。
アプリ選びで迷う方は、留学準備に役立つ英語学習アプリの選び方もチェックしてみてください。
TOEICや英検など目標を決める
留学後に英語学習を続けるには、TOEICや英検などの目標を決めるのも効果的です。
帰国後は、英語を使う目的が曖昧になりやすいです。
「英語を忘れたくない」と思っていても、具体的な目標がないと、勉強を後回しにしやすくなります。
TOEICや英検などの試験を目標にすると、学習計画を立てやすくなり、留学経験をスコアや資格として見える形にできます。
就職や転職で英語力をアピールしたい人にも、試験のスコアは役立ちます。
TOEIC L&Rは、リスニング約45分・リーディング75分、合計約2時間で200問に答えるテストとして案内されています。
参考資料:IIBC TOEIC Program「TOEIC Listening & Reading Test」
英検は、日本英語検定協会が実施する英語検定試験で、級ごとに目標を設定しやすい試験です。
参考資料:日本英語検定協会「英検」
| 目標 | 向いている人 | 使い方 |
|---|---|---|
| TOEIC | 就職・転職で英語力を見せたい人 | スコア目標を決めて学習する |
| 英検 | 4技能をバランスよく伸ばしたい人 | 級ごとに段階的に学習する |
| 英会話 | 話す力を維持したい人 | 週1〜3回の会話習慣を作る |
帰国後の目標は、高すぎなくても大丈夫です。
まずは「3ヶ月後にTOEICを受ける」「英検準1級の単語を始める」「週2回英会話を続ける」など、行動に落とし込める目標にしましょう。
海外ドラマ・YouTube・Podcastで英語環境を作る
日本に帰国したあとも英語に触れる環境を作りたいなら、海外ドラマ、YouTube、Podcastを活用しましょう。
留学中は、外に出るだけで英語が聞こえる環境があります。
しかし、日本では自分から英語を選ばないと、英語を聞く時間がほとんどなくなりやすいです。
海外ドラマやYouTube、Podcastは、日常の中に英語を戻すのに向いています。
特に留学中に現地の会話スピードに慣れた人は、帰国後も英語音声に触れ続けることで、リスニング感覚を維持しやすくなります。
帰国後に作りたい英語環境
- 朝の準備中に英語Podcastを聞く
- 夜に海外ドラマを英語字幕で見る
- 旅行系YouTubeを英語で見る
- 好きな俳優やクリエイターを英語で追う
- 聞き取れた表現をメモする
英語環境を作るコツは、勉強感を強くしすぎないことです。
毎回すべてを理解しようとすると疲れてしまいます。
まずは「英語を聞く時間を生活に戻す」ことを目標にすると、無理なく続けやすくなります。
留学中に使った英語フレーズを復習する
留学後の英語学習では、留学中に実際に使った英語フレーズを復習しましょう。
教科書の例文だけでなく、自分が現地で使った表現は記憶に残りやすく、帰国後も実用的です。
たとえば、カフェで注文した表現、ホームステイ先で使った表現、学校で質問した表現、友達と話した表現などをノートにまとめておくと、自分だけの英会話教材になります。
留学中に言えなかった表現も大切です。
「本当はこう言いたかった」という日本語をメモして、あとから英語に直すと、会話力アップにつながります。
- 現地でよく使った表現をノートにまとめる
- 言えなかった日本語を英語に直す
- オンライン英会話で同じ表現を使ってみる
- 英語日記で留学中の出来事を書く
- 友達へのメッセージで英語を使う
たとえば、「Could I get this to go?」「I’m not sure how to say this in English.」「Could you say that again?」のような表現は、帰国後の英会話でも役立ちます。
大切なのは、留学中の経験をそのまま終わらせないことです。
実際に使った英語を復習し、もう一度使える形にしておくと、留学経験が帰国後の英語力に変わっていきます。
帰国後も英語学習を続けたい方は、留学前後の英語学習の進め方を参考にしながら、自分に合う学習ルーティンを作っていきましょう。
留学経験を帰国後の就職・転職に活かす方法
留学経験は、帰国後の就職や転職でも大きな強みになります。
ただし、「留学しました」「海外に住んでいました」だけでは、採用担当者に魅力が伝わりにくいです。
大切なのは、留学で何を学び、どんな行動をし、帰国後にどう活かせるのかを具体的に言語化することです。
ここでは、留学経験をキャリアに変えるための整理方法を解説します。
留学で学んだことを言語化する
留学経験を就職や転職に活かすには、まず留学で学んだことを言語化しましょう。
「英語を勉強した」「海外生活を経験した」だけでは、具体性が足りません。
大切なのは、留学中にどんな課題があり、それに対してどう行動し、何を得たのかを整理することです。
たとえば、授業で発言できなかった悩み、ホームステイで意思疎通に苦労した経験、現地でトラブルを解決した経験などは、すべて自己PRの材料になります。
留学中の経験は、そのままだとただの思い出になりやすいです。
しかし、言語化すると「主体性」「継続力」「課題解決力」「異文化理解力」として伝えられるようになります。
留学経験を言語化するときの視点
- 留学前に不安だったこと
- 現地で困ったこと
- 自分で行動して解決したこと
- 英語で伝えるために工夫したこと
- 帰国後に活かしたい学び
就職・転職で使うなら、「海外に行った経験」ではなく「海外で自分から行動した経験」として整理するのがおすすめです。
留学後の英語学習やキャリアにつなげたい方は、留学前後の英語学習の進め方もあわせて確認しておくと、帰国後の行動が明確になります。
英語力だけでなく行動力・適応力も整理する
留学経験をキャリアで活かすときは、英語力だけでなく、行動力や適応力も整理しましょう。
留学というと英語力に注目しがちですが、企業が見ているのは英語の点数だけではありません。
慣れない環境で生活したこと、自分から質問したこと、文化の違いに対応したこと、現地で人間関係を作ったことも大切な経験です。
特に英語が完璧ではない状態で海外生活をした人は、むしろ工夫して乗り越えた経験を伝えやすいです。
「話せなかったけれど、どう行動したか」を整理すると、成長意欲や課題解決力が伝わります。
| 留学経験 | キャリアで伝えられる強み |
|---|---|
| 英語で質問した | 主体性・コミュニケーション力 |
| ホームステイで生活した | 異文化適応力・協調性 |
| 現地でトラブル対応した | 課題解決力・冷静な判断力 |
| 多国籍の友達と交流した | 柔軟性・異文化理解力 |
| 英語学習を継続した | 継続力・目標達成力 |
たとえば、「英語が話せるようになりました」だけでは弱いです。
「最初は聞き返すことが多かったものの、授業後に使えなかった表現をメモし、次の日の会話で使うようにしました」の方が、行動が見えます。
留学経験を面接で話すときは、「できたこと」だけでなく「できなかったことをどう改善したか」も入れるとリアルさが出ます。
これは、実体験を重視するWJEの読者にも相性が良い伝え方です。
TOEICスコアや資格で英語力を見える化する
留学経験を就職や転職で活かしたいなら、TOEICや英検などの資格で英語力を見える化するのもおすすめです。
留学経験は魅力的ですが、英語力のレベルは人によって差があります。
そのため、採用担当者に英語力を伝えるには、スコアや資格があるとわかりやすいです。
特にTOEICは、ビジネス英語や就職・転職の場面で英語力の目安として使われることが多い試験です。
TOEIC L&Rは、リスニング約45分・100問、リーディング75分・100問、合計約2時間で200問に答えるテストとして案内されています。
参考資料:IIBC TOEIC Program「テストの形式と構成」
また、英検は級ごとに目標を設定しやすく、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングを含めて英語力を整理しやすい試験です。
参考資料:日本英語検定協会「英検」
- 留学経験を客観的に示しやすくなる
- 就職・転職で英語力を説明しやすくなる
- 帰国後の英語学習の目標になる
- 留学で伸びた力をスコアで確認できる
- 英語学習を継続する理由になる
ただし、スコアだけに頼る必要はありません。
TOEICや英検で英語力を見える化しつつ、留学中に英語を使って行動した経験も一緒に伝えることが大切です。
帰国後に英語力をさらに伸ばしたい方は、TOEIC教材や英語学習アプリを使って、留学経験をスコアアップにつなげていきましょう。
帰国後すぐにキャリア準備を始める
留学経験を就職や転職に活かしたいなら、帰国後すぐにキャリア準備を始めましょう。
帰国直後は疲れもありますが、留学中の記憶が新しいうちに経験を整理することが大切です。
時間が経つと、現地で困ったこと、成長を感じた場面、英語で伝えられるようになったことを忘れやすくなります。
まずは、履歴書や職務経歴書を完璧に作る必要はありません。
メモ帳に「留学で学んだこと」「現地で乗り越えたこと」「帰国後に活かしたいこと」を書き出すだけでも十分です。
帰国後すぐにやりたいキャリア準備
- 留学中の経験をメモする
- 語学学校の書類を整理する
- TOEICや英検など次の目標を決める
- 英語を使う仕事を調べる
- 履歴書や自己PRに使えるエピソードを整理する
たとえば、自己PRでは「多国籍の環境で積極的に会話した経験」や「英語が通じない場面でも、言い換えや確認を使って対応した経験」を使えます。
英語を使う仕事に興味がある人は、帰国後に求人を見るだけでも、自分に足りないスキルが見えてきます。
留学は、帰国して終わりではありません。
帰国後の行動によって、英語学習、就職、転職、次の海外挑戦につながっていきます。
留学の帰国準備でよくある失敗例
留学の帰国準備では、よくある失敗を先に知っておくことが大切です。
失敗例を知っておけば、同じトラブルを避けやすくなります。
特に多いのは、荷物、書類、お金、英語学習、帰国後の目標に関する失敗です。
ここでは、留学から帰国するときに起こりやすい失敗と対策を紹介します。
荷物が多すぎて追加料金がかかる
留学帰国時によくある失敗が、荷物が多すぎて空港で追加料金がかかることです。
留学中は、服、教材、お土産、生活用品、思い出の品がどんどん増えます。
「スーツケースに入れば大丈夫」と思っていても、航空会社の重量制限を超えると超過料金が発生する場合があります。
また、空港で荷物を開けて中身を移動するのは、かなり焦ります。
この失敗を防ぐには、帰国1〜2週間前に一度仮で荷造りをして、重さを測ることが大切です。
- 帰国1〜2週間前に仮で荷造りする
- ラゲッジスケールや体重計で重さを測る
- 重い本や教材は送るか処分する
- 日本で買い直せるものは無理に持ち帰らない
- 航空会社の預け荷物ルールを確認する
荷物が多くなりそうな方は、留学に必要なスーツケースのサイズと選び方も参考にしながら、早めに整理しておきましょう。
証明書を受け取らずに帰国してしまう
語学学校や大学で学んだ人に多い失敗が、修了証明書や成績証明書を受け取らずに帰国してしまうことです。
証明書は、帰国後すぐに使わないかもしれません。
しかし、就職、転職、進学、次の留学、ワーホリ後のキャリア整理で必要になる可能性があります。
帰国後に学校へ英語で問い合わせることもできますが、時差やメール対応の手間がかかります。
できれば現地にいる間に、受付や先生に確認して受け取っておく方が安心です。
帰国前に学校で確認したい書類
- 修了証明書
- 成績証明書
- 出席率の記録
- 受講コース名
- 学校の公式連絡先
書類は紙だけでなく、PDFでも保存しておくのがおすすめです。
スマホ、パソコン、クラウドに分けて保存しておくと、万が一紙の書類をなくしても確認しやすくなります。
留学経験を就職や転職で活かしたい方は、学校書類とあわせて、留学中に学んだこともメモしておきましょう。
銀行口座やサブスクを放置してしまう
帰国準備で意外と多い失敗が、現地銀行口座やサブスクを放置してしまうことです。
動画配信サービス、ジム会費、スマホオプション、学習アプリ、交通サービスなどは、帰国後も自動で料金が引き落とされる場合があります。
また、現地銀行口座をそのままにしていると、維持手数料が発生したり、不正利用に気づきにくくなったりすることもあります。
帰国前には、銀行口座、クレジットカード、サブスク、スマホ契約を一覧で確認しましょう。
特にワーホリで働いていた人は、最後の給料やデポジット返金があるため、口座を閉じるタイミングにも注意が必要です。
| 放置しやすいもの | 対策 |
|---|---|
| 現地銀行口座 | 残高・入金予定・手数料を確認する |
| スマホ契約 | 解約日と最終請求日を確認する |
| ジム会費 | 店舗手続きが必要か確認する |
| サブスク | カード明細から毎月の請求を見る |
帰国後もクレジットカード明細は1ヶ月ほど確認しておくと安心です。
海外利用に強いカードやお金まわりの準備を見直したい方は、留学におすすめのクレジットカードの選び方も参考になります。
英語学習をやめて英語力が落ちる
留学後によくある失敗が、帰国してから英語学習をやめてしまうことです。
留学中は、学校、買い物、友達との会話などで自然に英語を使います。
しかし、日本に帰ると英語を使う機会が一気に減ります。
その結果、リスニングの感覚が落ちたり、簡単な英語が口から出にくくなったりすることがあります。
これは、英語力が完全になくなったというより、使う機会が減って反応が鈍くなっている状態です。
対策は、帰国後すぐに英語に触れる習慣を作ることです。
- 帰国後1週間以内に英語学習を再開する
- オンライン英会話を週1〜3回入れる
- 英語アプリで毎日10分復習する
- 海外ドラマやPodcastで英語を聞く
- 留学中に使った表現をノートにまとめる
英語を話す機会を残したい方は、留学前後に使いやすいオンライン英会話の選び方も確認してみてください。
帰国後の英語学習は、完璧にやるよりも、少しでも続けることが大切です。
帰国後の目標がなく燃え尽きる
留学後は、帰国後の目標がなく燃え尽きてしまう人もいます。
留学中は、「英語を話せるようになりたい」「海外生活を楽しみたい」「現地で友達を作りたい」という目標があります。
しかし、帰国すると大きな目標が一度終わるため、何をすればいいかわからなくなることがあります。
これは珍しいことではありません。
留学生活を頑張った人ほど、帰国後に気が抜けることもあります。
大切なのは、帰国後に小さな目標を作ることです。
帰国後に作りたい小さな目標
- TOEICや英検を受ける
- 週1回オンライン英会話を続ける
- 留学経験をブログやSNSで発信する
- 英語を使う仕事を調べる
- 次の海外旅行や再留学を計画する
目標は大きくなくて大丈夫です。
「英語アプリを毎日10分開く」「月に1回英語で友達に連絡する」「3ヶ月後にTOEICを受ける」くらいでも、帰国後の行動につながります。
留学は帰国して終わりではありません。
帰国後の目標を作ることで、留学経験を次の英語学習やキャリアにつなげやすくなります。
留学の帰国準備に関するよくある質問
最後に、留学の帰国準備に関するよくある質問に答えます。
帰国前は、手続き、荷物、お金、英語学習など、細かい疑問が出てきやすいです。
すべてを完璧に準備しようとすると大変ですが、重要なポイントから順番に確認すれば大丈夫です。
ここでは、初心者が特に迷いやすい疑問を整理します。
留学の帰国準備はいつから始めるべきですか?
留学の帰国準備は、短期留学なら帰国1ヶ月前、長期留学やワーホリなら2〜3ヶ月前から始めるのがおすすめです。
短期留学では、学校の書類、荷物整理、お土産、帰国便の確認が中心になります。
一方で、長期留学やワーホリでは、住居の退去、銀行口座、スマホ契約、仕事の最終日、荷物の配送など、確認することが増えます。
そのため、滞在期間が長いほど早めに準備する方が安心です。
特に、退去通知やデポジット返金は時間がかかることがあります。
帰国日が決まったら、まず「学校」「住居」「お金」「スマホ」「荷物」の5つをチェックしましょう。
帰国前に銀行口座は解約した方がいいですか?
帰国前に銀行口座を解約するかどうかは、入金予定や自動引き落としが残っているかで判断しましょう。
最後の給料、デポジット返金、税金関係の返金などがある場合は、すぐに閉じない方がよいことがあります。
一方で、今後使う予定がなく、維持手数料や不正利用が心配な場合は、帰国前に解約を検討してもよいです。
大切なのは、口座を閉じる前に残高、引き落とし、入金予定、オンラインログインの可否を確認することです。
迷う場合は、銀行の窓口やチャットで「日本へ帰国する予定だが、口座を閉じるべきか」を確認しましょう。
ワーホリで働いていた人は、最後の給料が入るまで口座を残す必要があるケースもあります。
留学帰国時の荷物はどうやって減らせばいいですか?
留学帰国時の荷物は、「持ち帰る」「日本へ送る」「譲る」「捨てる」の4つに分けると減らしやすいです。
まずは、パスポート、証明書、貴重品、思い出の品など、絶対に持ち帰るものを決めましょう。
次に、本、教材、季節外の服など、すぐ使わないけれど残したいものは日本へ送る候補にします。
古い服、使いかけの日用品、安い雑貨、日本で買い直せるものは、現地で処分しても問題ないことが多いです。
まだ使えるものは、友達や後輩留学生に譲るのもおすすめです。
判断に迷ったら、「帰国後1ヶ月以内に使うか」「送料を払ってでも残したいか」を基準にしましょう。
帰国後に英語力を落とさない方法はありますか?
帰国後に英語力を落とさないためには、英語を使う習慣を残すことが大切です。
留学中は自然に英語に触れられますが、日本に帰ると英語を使う機会が減りやすいです。
そのため、オンライン英会話、英語学習アプリ、海外ドラマ、Podcast、TOEIC学習などを使って、自分で英語環境を作りましょう。
特に会話力を維持したい人は、週1〜3回のオンライン英会話がおすすめです。
毎日長時間勉強する必要はありません。
まずは1日10分でも英語に触れる時間を作ることが大切です。
英語学習アプリを使いたい方は、留学準備に役立つ英語学習アプリの選び方も参考にしてください。
短期留学でも帰国準備は必要ですか?
短期留学でも帰国準備は必要です。
長期留学やワーホリほど手続きは多くないかもしれませんが、帰国便、荷物、学校の修了証明書、お土産、スマホ、保険、帰国後の英語学習は確認しておきましょう。
特に短期留学では、滞在期間が短いぶん、帰国直前に予定が詰まりやすいです。
最後の授業、友達との食事、観光、お土産購入が重なると、荷造りや書類確認が後回しになりやすくなります。
帰国1ヶ月前から少しずつ準備しておくと、最後まで留学生活を楽しみやすくなります。
短期留学でも、帰国後に英語学習を続ける予定を決めておくと、留学の効果を残しやすいです。
ワーホリ帰国前にやることは何ですか?
ワーホリ帰国前には、仕事、住居、銀行口座、税金、スマホ、保険、荷物、帰国後のキャリア準備を確認しましょう。
特に大切なのは、仕事の最終日、最後の給料、住居の退去日、デポジット返金、現地口座の扱いです。
帰国直前まで働くと収入は増えますが、荷物整理や手続きの時間が足りなくなることがあります。
そのため、帰国の1〜2週間前には仕事を終えるスケジュールにしておくと安心です。
また、ワーホリ経験は就職や転職でもアピールしやすい経験です。
英語力だけでなく、海外で働いた経験、環境に適応した経験、自分で生活を作った経験をメモしておきましょう。
まとめ:留学の帰国準備は早めに始めて、帰国後の英語学習にもつなげよう
留学の帰国準備は、短期留学なら帰国1ヶ月前、長期留学やワーホリなら2〜3ヶ月前から始めるのがおすすめです。
帰国準備では、航空券や荷物だけでなく、学校の書類、住居の退去、銀行口座、スマホ契約、保険、在留届、サブスク、デポジット返金なども確認する必要があります。
早めに準備しておけば、帰国直前に焦らず、最後の留学生活も楽しみやすくなります。
- 帰国日が決まったら準備を逆算する
- 学校・住居・お金・スマホ・荷物を確認する
- 証明書や連絡先は帰国前に整理する
- 帰国後の英語学習の予定を決める
- 留学経験を就職・転職・次の挑戦につなげる
そして、留学は帰国して終わりではありません。
帰国後に英語を使う習慣を残せるかどうかで、留学経験の価値は大きく変わります。
オンライン英会話、英語学習アプリ、TOEIC教材、海外ドラマなどを使って、日本でも英語に触れる環境を作りましょう。
帰国後も英語を話す習慣を残したい方は、留学前後に使いやすいオンライン英会話の選び方を参考にしてみてください。
留学で得た経験を、英語力、キャリア、次の海外挑戦につなげていきましょう。